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高校生だけで研究することも大切さ

●自分の研究成果を論文として残しておく

 高校生にもなれば、学校の授業を受けていれば、教師の言動や教科書の内容に不満を持つものだ。高校生の脳は急成長を引き起こしているので、どんなに優れた教師がいても、どんなに素晴らしい教科書があっても、何かしらの疑問を持ってしまうのだ。もしも疑問を持てなかったら、その者は勉強はできるけど、成長はしていないということなのである。

 こういう場合、常にノートにアイデアを書き留めておくことだ。アイデアは記憶できないという欠点を持っているので、そのアイデアに対して何もしないと、そのアイデアは吹き飛んで行くものなのだ。そしてアイデアがかなり溜まったのなら、その中でも最も素晴らしいアイデアを研究してみることだ。

 いいアイデアというのは、それが全てなのではなく、研究をし論文を書いている内に思わぬ結論に至るものなのである。研究して行くと、自分が当初思っていたこととはまるで違う結論に辿りついてしまい、自分ですら驚いてしまうものなのである。常識を肯定するようなことをしているのでは学問とは言わない。常識では考えもつかないことを解明するからこそ学問たりえるのである。

 現在の学校教育では、小学生には自由研究をさせるのに、高校生には自由研究をさせないというひっくり返ってしまった教育になっている。小学生では必要最低限の知識がないために自分で自由に研究しても優れた研究などできないものだ。しかし高校生になれば既に充分な知識を持っているために優れた研究が可能になるのだ。

 時期的に考えて、高校3年生は大学受験に忙しくなるので、高校2年生の時に自由研究を行って、研究論文でも書き上げておくべきなのである。高校1年生では早すぎるので、結局、高校2年生という時期しかないのだ。この時期を逃すと思春期に自分が自由に研究論文を書けるという機会を失ってしまうのだ。

●脳を空っぽにしてしまうからこそ新たなアイデアが湧き出して来る

 断言しておくが、高校生が書いた論文など、幼稚極まりないものなのである。文章の書き方は間違っているし、論理構成も間違っているものだ。その結論もそれが本当に正しいか怪しいものだ。しかし高校生の時に下手でもいいから論文を書いた実績が大事なのだ。論文を書き上げる苦労を知ったのなら、他人の論文を軽視するということがなくなり、真摯になって読むことができるようになるものだ。

 通常、高校生が論文を書き上げてしまうと、脳が空っぽになってしまうものだ。高校生の脳では1つの論文を書き上げることは能力の限界を超えているのだ。だが、そうやって脳が空っぽになると、逆に新たなアイデアが湯水の如くに湧き出して来るようになるのだ。それが新たな発見に繋がる可能性になるのだ。

 若い時に自分で論文を書き上げたこともない人物は、常に本の書いていることを鵜呑みにして、自分の意見と称して、他人の意見を言って来るものだ。ひどい者になると、新聞やテレビの意見を鵜呑みにして、自分が無名の人間なのに、有名人気取りで口達者になるものだ。こういう人物は常に他人と議論をするのが大好きで、そのくせこの手の人物を議論の輪に入れてしまうと、碌でもない結論にしか辿りつけないものなのだ。

 自分が下手糞でもいいから、自分の力で論文を書き上げてみると、奥深い思考を展開することができ、本に書いてあることを鵜呑みにしなくなるし、新聞やテレビなどはバカらしくなってくるものだ。奥深い思考をするためには、自分の頭で考えるだけでは駄目なのである、自分で論文を書いて、その論文の中で思考を深めて行くしかないのである。

 優れた学者というのは、高校生の時に何かしらの研究論文を既に書いているものだ。高校生の時に研究論文を書いているからこそ、思考能力が一気に高まり、高校生の生活を有意義に過ごせるようになるし、その勢いで大学に進学すれば、大学生活も有意義に過ごすことができるようになるのである、大学に進学すれば、卒業論文を書くことになるが、大学4年生で初めて論文を書くというのでは、もう遅すぎるのである。若くてトンガっていた時期に無理をしてでも書いておけば、その後の人生は全く別の物になるものなのである。

●教師は手を出すべきではない

 高校生が研究論文を書こうとすると、親切な教師は高校生に手出しをして来るものだ。その教師は親切心を持って手を出したのだろうが、それをやられると高校生特有の無謀さが失われてしまうのである。高校生の研究論文が下手に整い過ぎては、なんの価値もない研究論文になってしまうものなのだ。高校生が書く研究論文は下手なのは解っているのだ。しかし高校生だからこそできる無謀さが、実はその研究論文を光らせるのだ。

 大概、教師が高校生に手を出して来ると、その研究論文のテーマがその教師の嗜好に限定されてしまうものだ。「反戦運動」や「平和運動」、「環境保護問題」や「老人介護問題」などになってしまい、高校生なのに高校生らしくないテーマを選んでしまい、そのためにその研究論文も陳腐なものになってしまうのだ。

 大方、このようなテーマで研究論文を書く生徒というのは、その学校の中でも優秀な成績を収めている生徒たちだ。それだからこそその生徒たちは高校生特有の無謀さを発揮することができず、成績は優秀であっても、平凡以下の人材に成り下がってしまうのである。高校生が研究論文を書く時は、絶対に教師の介入を阻止すべきなのである。

 大人になれば解るだろうが、平和というのは、反戦運動や平和運動で作り出されるものではなく、軍事力によって作り出されるものなのである。平和というのは戦争と戦争の間の束の間の休息であって、我々は次の戦争に備えつつ、今の平和を享受するしかないのである。戦争のない世の中など出現することは有り得ない。だからこそ人間は生きている以上、戦争について考え、他国に侵略されないように考え、行動して行くべきなのである。

 環境問題にしても、地球の気候が一定しているからと思うからこそ、少しの異常気象で大問題に見えるだけであって、地球も生き物だから変化することがあると解っていれば、多少の異常気象は許容できるのである。もしも人間の行いが環境を破壊することがあっても、その環境問題は科学技術とビジネスで解決して行くものなのである。いずれ自動車は電気自動車に取って変わるし、飛行機も航空ガソリンを積んで飛ぶようなことをしなくなるであろう。そのために科学技術の発展が必要だし、それをビジネス化する才覚も必要なのである。

 老人介護は富を消費するものであって、富を生産する産業ではないのだ。そのため経済が発展していないのに、老人介護を手厚くしてしまえば、大量に富が消費されてしまい、国民全員が貧乏することになってしまうのである。老人介護の解決策は、老人が寝たきりにならないようにさせることなのである。老人を年金暮らしさせるのではなく、幾ら歳を取っても働かせることこそが、老人を健康にさせるのである。そうすれば介護を受ける老人の数は激減するものなのである。

●研究論文を書き上げると、能力は一気に上昇する

 研究論文を書き上げると、能力は一気に高まるものだ。自分がヘトヘトになっても研究論文を書き上げたという実績が自分に大いに自信を持たせることになるし、研究論文を書くことで奥深い思考が出来たことで、他人の話を着ても、他人が書いた本を読んでも、その理解力が高まるようになるのだ。

 脳自体は19歳まで成長するので、その年齢以前に脳をフル稼働させる経験をしておけば、自分の脳は他人の脳よりも大きく成長することになるのである。この時期に遊び呆けたり、受験勉強ばかりしてしまうと、それでは脳を大きく成長させることができないのだ。この時期だからこそ、脳に強烈な負担を与えることが、結果的に脳を大きく成長させることになるのである。

 研究論文を書いたことのない人は、幾ら本を読んでもちゃんと読んで来ないものだ。論文の書き方が解らないし、論文を書く苦労が解らないし、論文を書いた後どうなるかが解らないから、本を字面だけ読んでしまい、しかもその本の中で重要な箇所が解らないのだ。一度でも研究論文を書いた者なら、その本の著者の息遣いを感じ取ることができるし、重要な箇所を的確に掴んで行くことができるようになるのだ。

 もしも資金的に余裕があるのなら、その研究論文を製本して、売り出すのもいい。恐らく全く売れない本になるだろうが、研究論文を書き、それを製本化し、売り出したことは、青春時代のいい思い出になることであろう。自分が歳を取って見た時に、如何なる宝石よりも優れた宝物と思える物になることであろう。

 日本では偏差値の高い大学に限って、学問上の新たな発見をする確率が非常に低いものだ。それは高校生の時に受験勉強ばかりしてしまい、遊びで研究論文を書くという経験をしていなかったからなのである。受験勉強で出て来る問題は全て答えが出て来るものばかりである。しかし自分で研究をしてみれば、答えの出て来ない問題もあるし、その問題が思わぬ答えを導き出してしまうこともあるのである。そういう体験をしておくことが、その後の人生に大いに役立って来るのである。高校生の時に研究論文を書いていれば、効率よく受験勉強をしている生徒に差をつけらてしまうものだ。しかし研究論文を書き終われば、一気に追い抜いて行くことが可能になるのである。

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