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2010年10月

そもそもお金って何?

●通貨は商品である

 独身時代では収入がどうであれ、勝手気儘に暮らすことができたが、結婚すれば家計を整え、結婚生活を充実させ、将来のことを考えて行かなければならない。結婚生活を豊かにするためには絶対にお金が必要なのであって、結婚とお金は切っても切り離せない間柄なのである。そこで最大の疑問が生じて来る。

 「で、そもそもお金って一体何?」

 お金の正体を知らなければ、お金を使いこなすことはできないからだ。結論から言ってしまうと、お金は「商品」である。多くの女性たちは「そんなバカな~」と思うかもしれないが、これは事実なのである。お金の歴史を辿って行けば、お金は商品であるということが明白に解るのだ。

 人類がお金らしいお金を使い始めたのは、「貝殻」を加工してお金として使用してからである。貝殻の中でも「宝貝」は非常に珍しかったらしく、これをお金にしたのである。宝貝は沖縄県で大量に取れたために、古代に於いて沖縄県は非常に繁栄したのである。現在の沖縄県からは想像もつかないが、これは地殻変動によって沖縄列島がかなり水没したためで、今から二千年前は沖縄列島は大きな島であったのだ。繁栄した証拠が海の沖に沈む海底遺跡であって、あれだけの建造物を作ることができたのは、宝貝を中国やインドに輸出して繁栄していたからなのである。

 鉄器が普及して来ると、鉄が通貨として使われるようになった。古代日本では長らく鉄を作る技術を持たなかったために、鉄が取れた朝鮮半島に度々進出して行った。大和朝廷が朝鮮半島の領土に拘り続けたのは、鉄という通貨が取れたからなのであって、任那を勢力下に置き、新羅の首都を包囲するような戦争を何度も行っているのだ。

 その後、「金」「銀」「銅」が取れるようになると、それを加工して通貨として利用するようになったのだ。金貨や銀貨や銅貨は今でも使われているので、お金というのは基本的に商品だというのが身を以て理解することができることだろう。金塊や銀のネックレスに商品価値があると同じように、通貨にも商品価値があるのである。

●交換機能を持った商品

 但し、通貨が普通の商品とは違う点が、「通貨には交換機能がある」ということなのである。本来ならもしも自分に欲しい物があるのなら、自分が持っている物と物々交換することで手に入れればいい。しかし物々交換ではなかなか取引が成立しないので、通貨を使って商品を購入した方が便利となるのだ。通貨は物々交換よりも便利だからこそ爆発的に普及して行くのである。

 通貨が持つ交換機能を重視した場合、わざわざ金貨や銀貨や銅貨といった通貨を使わなくても、それを紙切れで遣り取りすればいいという考えが思いついて来る。それで産まれたのが紙幣という通貨だ。紙幣そのものは紙切れなので、商品価値は殆どない。しかし交換機能を持たせて流通させれば、誰もが不自由なく、より大きな商売ができるようになるのだ。

 勿論、紙幣は無制限に発行されてはならず、金貨や銀貨といった物に担保されていなければならない。金貨に担保されるのが「金本位制」といい、銀貨に担保されるのが「銀本位制」という。しかしこれでは金貨や銀貨の保有量によって紙幣の発行量に限界があるので、経済力が大きくなってくると、紙幣が不足してしまい、恐慌が発生するようになってしまった。産業革命後の西ヨーロッパで定期的に恐慌が発生したのは紙幣不足こそが原因なのである。

 これは不便だということで金本位制や銀本位制から解放してしまったのが、「信用通貨制度」だ。信用通貨医制度は金貨や銀貨に担保されず、ただ単に政府の信用を担保にしている通貨だ。だから紙幣の発行量に限界がなくなり、経済力に応じた紙幣を発行できるようになったのだ。信用通貨制度を採用した国家はどの国家も大繁栄を遂げてしまうのは、紙幣が全国民に行き渡ったからなのである。

 しかし信用通貨医制度は政府の信用がなくなってしまえば、紙幣の価値が急落してしまう。政府は経済発展に努めると同時に、金備蓄や外貨備蓄を行わなければならないのだ。そのためには政府の主要な官職を国民が選挙で選ぶ必要性があり、独裁国家では信用通貨制度は正常に機能しなくなってしまうのだ。日本は国会議員を国民が選挙することができるが、首相を選挙している訳ではないので、そのために紙幣の価値がいつまで経っても安定してくれないのである。

●信用通貨制度では愛国心が絶対に欠かせない

 信用通貨制度は飽くまでも政府の信用が担保になっているだけなのであって、政府が潰れてしまえば、その紙幣は紙切れになってしまい、自分の財産は一瞬にして消滅してしまう。事実、ソ連が崩壊した時には、ソ連の紙幣であるルーブルは紙切れになってしまい、多くのロシア人たちが海外に流出し、国内に残ったロシア人たちは貧乏のドン底に落ちてしまったのである。

 信用通貨制度では「愛国心」が絶対に欠かせない。国民が愛国心を持って、自国の通貨を多く所有し、使用して行って貰わないと、その国の通貨価値は向上していかないのだ。だからこそ政府は国民教育を盛んに行い、国民に国民として自覚を持たせ、愛国心を発揮して行くように仕向けて行かなければならないのだ。

 国民に本当に愛国心がなければ、国民は自国の通貨を使わず、外国の通貨を自国で使うようになってしまうのである。外国の通貨が自国で平然と使われるようになれば、その外貨を発行している外国の地位が圧倒的に強くなり、その外国の企業が国内に盛んに進出して来て、国内の企業をどんどん潰して行き、国民は非常に貧しくなってしまうのである。

 国民が闇雲に愛国心を持つだけでなく、国民の愛国心が政府に正しく反映されるようにしなければならないのだ。国益を損なうような政治家たちを追放し、国益を獲得して来る政治家たちに政府の官職を与えなければならないのだ。日本が経済大国なのに国民がなんとなく貧しいのは、国益を損なう政治家たちが平然と政府の内部にいるからなのである。

 信用通貨制度の場合、自国の通貨は政府の信用を担保に発行しているのだから、政府の無為無策や悪政が自国の通貨の価値が低下して行ってしまうのである。だから国民が政治に無関心だったり、選挙の際に投票率が低かったり、政治家を闇雲に批判するようであるなら、国民が幾ら働いても貧しくなってしまうのだ。

●夫婦を確実に豊かにさせる「夫婦商人論」

 夫婦の中にはお金に対して余りにも囚われ過ぎてしまい、その結果、貧乏になる夫婦がかなりいると思う。お金が持つ交換機能を重視し過ぎてしまい、お金は本来商品であるということを忘れてしまったのだ。紙幣自体は紙切れなのだから、それを幾ら集めても無駄なのである。「お金が欲しい」「お金が欲しい」という人々に限って貧乏なのは、まさにここにこそ、その理由があるのだ。

 「なぜ守銭奴は批判されるのか?」

 それは「お金は使ってこそ価値があるのだ」ということが解っていないからなのである。お金は使わなければ意味がない。お金は使ってこそ生きるものなのである。室町時代の日野富子のような守銭奴でなくても、箪笥預金をしているような平凡な主婦も守銭奴の類に入るものなのである。

 豊かな結婚生活を実現したいのなら、「夫婦商人論」に立脚すべきなのである。「夫婦は夫婦にして商人たるべし」なのである。お金を遣り取りしていると思うから貧乏になるのであって、お金という商品を遣り取りしていると思えば、気が楽になって裕福になって行くものなのである。

 金貨や銀貨には通貨であっても通貨自体に金や銀といった商品価値があるから手元に置いておくことは理解できる。しかし紙幣は通貨ではあるが、所詮は紙切れなのであって、その紙幣をどんどん使って行かなければ、非常に危険なことになってしまうのである。信用通貨制度の下で生きる国民は紙幣は信用が失われば紙切れになってしまうという危険を常に持っているものなのである。

 殆どの夫婦は、夫の収入金額が夫婦の豊かさに直結すると思っている。夫の収入では生活していけないからこそ、妻が働きに出て、家族の生活を維持するという方法を選択してしまうことになるのだ。しかし夫の収入や、妻の収入というのは、家族の豊かさを実現する1つの要因にはなっても、それ自体が豊かさを形作るものではないのだ。

 夫婦が豊かな生活を送るために最も必要なのは「夫婦商人論」なのである。夫婦が自分たちは夫婦でもあるが、商人でもあるということが解っていれば、絶対にお金に不自由しなくなるのだ。解り易く言えば、「金離れのいい夫婦は、より多くのお金を得ることができる」ということなのである。「まさかそんなこと有り得る訳がない!」と思うかもしれないけど、それが解らないからこそ貧乏から抜け出せなくなるのである。

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結婚したら墓参りと初参りをするべし

●結婚のスタートは地味に開始すべし

 何事も最初が一番肝腎である。結婚もスタート時が一番重要なのである。結婚相手という「人の和」、結婚の時期という「天の時」、そして結婚する場所という「地の利」の三つが揃わないと、結婚は巧く機能してくれないのだ。いざ、結婚するという時には、「地の利」を大いに活かした結婚をするべきなのである。

 結婚する場所はその結婚する場所に於いて発生する「空間のエネルギー」をその夫婦が貰い受けることになり、その結婚の良し悪しがダイレクトに出て来るのである。結婚する時期が間違った時期に行っていても、結婚する場所が良かったために、そのマイナスを補ってしまい、逆に素晴らしい結婚にしてしまったという例は幾らでも存在するのだ。しかしその反面、結婚する場所が余りにも悪かったために、良い時期に結婚したのに、結婚する場所が悪かったために、結婚を台無しにしてしまった例も幾らでも存在するのだ。

 神道では結婚式を重視していない。これは日本民族は平安時代まで「妻問い婚」を行っていたために、結婚式を挙げて女性が男性の家に嫁ぐという習慣がなかったからなのである。では鎌倉時代以降どうやって結婚式を挙げていたかというと、「祝言」という形で自宅で結婚式を行ったのである。どちらかというと結婚式よりも披露宴の方が主体だったのだ。

 だから結婚式で重視すべきは、結婚式自体なのではなく、披露宴の方なのである。披露宴に出席された方々が楽しんでくれるような結婚式にしたのなら、それで大成功なのである。披露宴を充実させるためには、とにかく出席者を絞り、新郎新婦にとって余り親しくない人の参加を控えさせることだ。人数を絞り込めば、形式的な披露宴にならなくなるので、それで披露宴が活性化し、出席者全員が楽しめる披露宴になるのだ。

 とするなら結婚式も披露宴も小規模にしてしまった方がいいのだ。人数が多くなればそれだけ多くの不満が出て来るからだ。「地味婚」という言葉があるが、結婚するなら地味な結婚式にしてしまった方がいいのである。結婚式や披露宴が地味であっても、新郎新婦が工夫を凝らせば、幾らでも楽しいものにすることができるからだ。寧ろ危険なのは大金を使って巨大な結婚式や披露宴を挙げることであり、その方が出席者たちに不満が残るものなのである。

 それから結婚届けは出来ることなら午前中に出すということだ。最近では夜間に於いても役所が結婚届けを受け付けてくれる所があるのだが、これから結婚するというのに夜間に結婚届けを出すべきではないのだ。矢張り朝一番に役所に行って結婚届けを出した方がいいのだ。仕事に忙しい男性は仕事を理由に結婚届けを出すのを後回しにしてしまうものだが、そういうことをやっていれば、その後の結婚が巧く行かなくなるのは当然のことなのである。

●必要なのは墓参りと初参り

 神道で重視しているのは、結婚後に墓参りに行き先祖に結婚の報告をすることと、赤ちゃんができたら初参りに行って、赤ちゃんが出来たことを神様に報告することなのである。女性が男性の家に嫁いで来た場合、女性は飽くまでも男性の一族から見れば余所者なので、男性の先祖に挨拶をしておかねば先祖の御守護を得ることができないのだ。新婚早々墓参りに行くのは縁起でもないと避けるのではなく、結婚したからこそ墓参りに行くべきなのである。

 女性が男性の家の墓参りに行ったら、その後は自分の実家の墓には手を出さないようにすることだ。実家の墓に墓参りをしてはいいが、墓を弄るようなことは今後しないようにすることだ。男性のご先祖たちは既に新婦を自分たちの一族に加えたと判断しているので、それなのに妻が実家の墓を弄ると、様々な霊障が起こって来るようになるのだ。

 それと男性の家に妻の先祖の霊を絶対に祀らないことだ。新興宗教の中には男女平等に立脚して、夫婦双方の先祖の霊を祀ることを勧める教団があるのだが、これをやってしまうと双方の先祖が霊界で喧嘩をしてしまい、その夫婦に生き地獄のようね悲劇を連発させるようになるのだ。

 赤ちゃんが生まれたら、1ヵ月後に赤ちゃんを連れて、神社に初参りに行かなければならない。この際、妻は赤ちゃんを抱いてはならず、姑が赤ちゃんを抱いて参拝するのが作法となる。ここでも「妻問い婚」の名残が変形した形で残っているので、姑に赤ちゃんを抱かせることで、姑を主人公にするような形で参拝した方がいいのだ。

 結婚自体は飽くまでも男女の個人間で行われるものだ。しかし実際に結婚してみれば、矢張り家同士の結婚になってしまうのであって、先祖祭祀をきちんと行い、先祖の霊的守護を受けた上で子孫繁栄をしっかりと行って行くことだ。先祖祭祀と子孫繁栄を行うからこそ、夫婦がいつまでも仲良くし続けられるようになるものなのである。

●自宅に結界を張る

 結婚したのなら、新居には結界を張って、悪霊や邪気を払い、聖なる気を自宅に充満させることだ。新婚の場合、夫婦仲が深まっていないために、悪霊や邪気に入り込まれ易いのだ。まずは結界の核となる「神棚」と「御霊舎」を置いてしまうことだ。もしも経済的にそれが出来ないというのなら、護符を貼り付けておくだけでも効果があるのだ。

 夫婦が一緒にいる頻度が高い居間には必ず「水晶」を置くようにsることだ。水晶は邪気を浄化してしまう威力を持つので、水晶を居間に置いておくと自然と夫婦の性格は温和になり、夫婦喧嘩を引き起こすことがなくなるのだ。夫か妻のどちらかが気性の激しい人間なら、水晶を3個ぐらいに増やして、気性の激しさを抑えるようにすることだ。

 それから自宅に家電製品がある場所には必ず「木炭」を置いて電磁波の害を抑えるようにすることだ。木炭を置いておくと電磁波を浄化してくれるので、自然と電磁波の害がなくなるのだ。電磁波を大量に浴びてしまうと、まず疲労が取れなくなり、女性だったら頭痛や眩暈や腰痛や生理痛などの症状が出て来るので、電磁波の害を甘く見てはならないのだ。

 自宅に聖なる気を最も多く入って来る場所は玄関なので、玄関の掃除を毎日行い、靴を片づけるのは勿論のこと、採光には充分に工夫を凝らすことだ。玄関が明るければ明るいほど、その家は繁盛して行くことになるのだ。マンションやアパートだと、玄関が北や西の方面にある場合があるので、採光をきちんと得られることができない。そういう時は太陽の写真や太陽の絵などを飾ったり、電灯を付けっ放しにすることで、陽のパワーを補うようにすることだ。

 逆に自宅から最も邪気の出易い場所は、「台所」「風呂」「便所」の水回りのある所なので、この三箇所の掃除も日々行うようにすることだ。特に台所の排水口と風呂場の排水口にはゴミが溜まるので、毎日掃除するように心掛けることだ。便所は毎日使うものなのだから、便所掃除を毎日するのは勿論のこと、良質の芳香剤を使って、便所に悪臭が立ち込めないようにすることだ。

●運気の悪い土地に住んでいるのなら引っ越しをしろ

 土地には運気が存在するので、もしも新居であっても運気の悪い土地に住んでいるのなら、すぐさま引っ越してしまうことだ。幾ら夫婦が愛し合っていても、運気の悪い土地に住んでいれば、いずれ愛が冷めてしまい、憎しみ合ってしまうものなのである。土地から出る悪いエネルギーは愛をも破壊するものなのである。

 新婚の夫婦というものは、大抵が所得の少ない夫婦であるので、お金に任せていい物件を選ぶことができないものだ。例えば賃貸物件を借りるのに家賃が安い場合、大方はいい賃貸物件である訳がないのだ。いい賃貸物件というのは、全て家賃も高いものなのである。だから家を借りる時は、何度も何度も家を探し歩いて回り、出来る限り条件のいい家を探すべきなのである。家を借りる時に絶対にやってはならないのは、即断即決で決めてしまうことなのである。

 実際問題として、赤ちゃんが生まれると引っ越しをしたくなるものだ。夫婦2人では適度な広さであった家でも、赤ちゃんが出来てしまえば手狭になってしまうからだ。赤ちゃんは聖なる気の塊みたいなものなので、家を探しに行く時は赤ちゃんを連れて行くことだ。悪い物件だと赤ちゃんがグズったり泣いたりするが、いい物件だと赤ちゃんが笑ったりはしゃいだりするようになるので、いい物件を探知することができるようになるのだ。

 第一次産業で働いていない限り、夫婦というものは何度か引っ越しをするものだ。そのため日頃から「家相学」や「風水」を勉強しておいて、いざ引っ越しする時に役立てるようにすることだ。「家相学」や「風水」は科学的な学問ではないが、科学的でないからといって馬鹿にしていると、「空間エネルギー」を全く手に入れることができない家に住んでしまい、それで家族全員に不幸が訪れるようになってしまうのである。

 もしも自分たち夫婦の住んでいる家が、家相学的にも風水的に大吉の家なら、その家に住む家族は繁栄して行くものなのである。常に「空間エネルギー」を得ているので、他人よりも圧倒的優位に立ち続けることができるようになるのだ。人生に成功している夫婦は「やっぱり!」と言いたくなるくらいにいい家に住んでいるものだ。だからといってその夫婦が新婚当初からそこに住んでいたのではないのだ。その夫婦が何度も引っ越しをしながら、土地や住宅について様々なことを学んで行ったために、結果的にいい家に住めるようになったのである。

 新婚の夫婦なら家相学や風水のことなど知らなくて当たり前なのである。だから自分たち夫婦が実際に住んでみて問題があるのなら、その問題を1つ1つクリアして行くしかないのだ。それを繰り返して行けば、最終的に自分たち夫婦にとって素晴らしい家に住めるようになれるものなのである。

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結婚する時期

●結婚適齢期は永遠に不滅です

 結婚を幸せにするためには、結婚相手を間違えないことと、結婚する時期を間違えないことだ。結婚する時期には「良い時期」と「悪い時期」があるのであって、「良い時期」を選び、「悪い時期」を避けるべきなのである。結婚間近になると、吉日大安はどうなのかと気になり出すのは、今から結婚する者として正常の反応なのである。

 では、一体いつの時期がいいのかといえば、それは結婚適齢期が最もいい時期に当たるのである。女性雑誌では「結婚適齢期なんてない!」と主張して来る雑誌もあるが、結婚適齢期は確実に存在する。それは女性ホルモンの分泌量の増大と深く関わっているのだ。女性ホルモンは16歳から19歳の間に増大し、次に26歳から33歳の間も増大して行く。まさにこの2回の時期こそ、結婚適齢期なのである。正常に育って来た女性ならこの時期に強烈な「結婚願望」が湧き起こって来るものだ。

 女子高校生が在学中に妊娠してしまい、高校卒業と同時に結婚するのは、別に悪いことではないのだ。現在では女性に高等教育を施すが絶対に正しいと思い込んでいるために、第一回目の結婚適齢期で結婚する女性たちを差別し蔑視してしまう傾向にある。しかし10代後半で結婚すれば、卵子はピカピカすぎるくらいに健康そのものなので、絶対に不妊症などに罹らないし、健康な赤ちゃんを産む確率は非常に高くなるのだ。

 第二回目の結婚適齢期は26歳以降なので、大抵の女性たちはこの時期に同じ職場で男性と知り合い、仕事を通じて仲良くなり、その後、恋愛に発展して行くパターンを取るものだ。さすがに20代後半だと知識も豊富になっているので、「できちゃった結婚」を避け、きちんと正規の手続きを踏んでから結婚するようになるものだ。

 女性が結婚を意識し出すと、ただでさえ女性ホルモンの分泌量が増大しているのに、更に女性ホルモンの分泌量が増加して、非常に美しくなるものなのである。どんなにブスな女性であっても、一生に一度は美人になれる体験をするものなのである。結婚適齢期はに然るべき男性と巡り会うことができれば、女性ホルモンの影響のために、結婚するに良い時期を誤ることはないものなのである。

●天中殺を避けよ

 結婚する時期でもう一つ注意すべきことは、天中殺を避けるということである。人間の運命は12年周期で回っており、その内の2年間が天中殺となるのだ。天中殺というのは、人間は10年間に亘って神様から利益を受け続けて来たために、天中殺の2年間では逆に自分の利益を放出して行くという時期なのである。

 特に天中殺の2年間の内、1年間は八方塞がりの時期になってしまうので、この時期に結婚してしまうと、どうやっても離婚してしまうことになるのだ。もしも無理矢理に結婚を維持しようとしても、結婚を維持することで夫婦双方に凄まじい悲劇が訪れて来ることになるのだ。

 算命術を使って天中殺を調べておくのは勿論のことであるが、仕事に頑張り過ぎている女性や、仕事を真面目にやっていない女性は、特に天中殺に気をつけるべきなのである。仕事に頑張り過ぎている女性は今までの無理が祟って、天中殺の時期になると、必ずといっていいほど間違った決断をしてしまう可能性があるからだ。逆に仕事を真面目にやっていない女性は、天中殺でない時期に神様から充分な霊的エネルギーを受け取っていないために、天中殺の時に異常として思えない行動を取ってしまうようになるのだ。

 天中殺の話をすると、天中殺さえ避ければいいと思い込んでしまう女性たちが跡を絶たないのだが、天中殺だけが大事なのではなく、天中殺でない時期も大事なのである。日頃から仕事に精進し、自分が貰う報酬以上の働きをすると同時に、体に異常が出るまで働きすぎないということなのである。仕事をしていれば、仕事に頑張り過ぎている女性を見ると輝いて見えてしまうものだし、碌に仕事をせず遊び呆けている女性を見れば羨ましいと思ってしまうものだ。しかしそういう女性たちは天中殺で「悪魔のツケ」を支払うことになるので、そんな連中を気にしないで、真面目になって仕事に取り組むべきなのである。

 世の中には相性がいいカップルだったのに、天中殺の時期に結婚してしまったばかりに不幸になってしまった男女もいれば、結婚前は見すぼらしいカップルだったのに、結婚した時期が夫婦双方にとって幸運の時期であったために、幸福だらけの人生を歩んでしまう夫婦もいるものだ。だから科学的には証明できない運命というものを勉強しておいた方がいいのだ。

●結婚するなら自分の転機を大事にすること

 自分に最も相応しい時期に結婚する場合、自分の人生に必ず転機が訪れて来るものだ。例えば自分が仕事で手掛けていたプロジェクトが成功し、その際に今までとは全く違った男性と出会ってしまい、その男性と交際すると、結婚へと一気に突き進んでしまったとかいう例なども、人生の転機が結婚へと誘ったパターンであろう。

 自分の親が病気になったり、亡くなったりして、その後に自分が結婚してしまうというのも、人生の転機が結婚へと誘ったパターンである。自分の親は自分の人生に大きな影響を与えて来るので、病気になったり死亡したりすると、必ず娘の方に何かしらの転機が訪れて来るようになるものなのである。

 恋愛達者の女性が婚期を逃してしまうのは、恋愛だけが結婚に発展して行くのではなく、自分の人生の転機が結婚へと発展して行くということを知らないからだ。独身女性なら数多くの恋愛をしている女性を羨ましいと思ってしまう。しかし意外とそういう女性に限って婚期を逃してしまい、気付いてみれば自分は結婚して、もう子供たちがいるのに、その女性は未だに独身生活をやっているものなのである。人生の転機を無視してしまうと、意外と結婚できなくなってしまうものなのである。

 女性の年齢が上がってしまうと、自分の親、特に母親から「結婚しなさい!」とせっつかれるものだ。こういう女性は人生の転機を無視して来たために結婚に出遅れてしまったのだが、かといって母親から結婚をせっつかれると、異常に腹が立ってしまうものだ。こういう時はまずは母親の話を聞いてみることだ。その上で「自分は結婚しない気はないが、然るべき男性と巡り会っていない」ということを正直に説明しておくことだ。母親の意見を「嫌だ」「嫌だ」と言っていると、それがマイナスのエネルギーになってしまい、益々結婚できなくなってしまうものなのである。

 自分の人生にどうも転機が訪れないと思っているのなら、「断食」をしてみることだ。飽食を繰り返して来たために、自分の運気が正常に作動しなくなっているのだ。断食をすることで、体内の老廃物と毒素を排出してしまい、体を浄化させてしまうと、感覚が敏感になって自分の人生に転機をもたらす切っ掛けを掴めるようになるのだ。断食を経験した後に、自分の人生に転機が訪れ、結婚してしまったという例はかなりあるものなのである。

●大卒の女性はスタートダッシュで働くべき

 大卒の女性が気をつけるべきことは、「技術というものは10年かけて物になる」ために、自分が普通に働いていては、技術を習得した時点で33歳になっているということなのである。2回目の結婚適齢期の最後の歳なので、この時期を逃すと後は非常に苦しくなるのだ。女性の勘が加齢によって鈍るし、しかも自分の体が老化し始めることで、身体障害者の赤ちゃんを産んでしまう危険性も高まるし、不妊症に罹ってしまう確率も高まってしまうのだ。

 会社という組織は、どこの会社でも最初の3年間は雑用係を経験させられるものだ。最初の3年間に雑用をこなさせることで会社の仕事を理解させ、その者の能力を査定して行くことになるからだ。そのためこの3年間を真面目になって仕事をしていないと、上司は絶対に評価してこないので、いつまで経っても大きな仕事が与えられないし、出世することもできなくなるのだ。

 馬鹿な女子社員は必ず影で上司の悪口を言って来るものなのだが、そういう悪口は上司の耳に届くものなのである。自分の悪口を言われれば、その上司は更にその女子社員への評価を低くし、絶対に出世させないように手配するものなのである。断言してもいいが、上司の能力を上回る部下など絶対に存在しないものなのである。部下を持つ上司というのは、会社が能力ある人物だと認定したために抜擢したのであって、その上司に対して入社して3年も経っていない女子社員がとやかく言うべきではないのである。

 入社して3年の間は上司から命令を受ければ素直になってその命令をこなしていれば、自然と仕事の能力が身について行き、3年後からはその上司に評価され、抜擢されて行くものなのである。それ以降はどんどん大きな仕事が与えられるようになるので、その仕事を猛スピードでこなしていくべきなのである。

 男性社員は10年かけてゆっくりと技術を物にしていくのだが、女子社員はそんな悠長なことをしていることができないのだ。そんなことをやっていたら結婚適齢期が終わってしまうので、男性社員よりも早く仕事を習得して行く必要性があるのだ。技術を物にしてしまえば、数多くの選択肢を持てるようにになり、後はどうにでも人生を進めて行くことができるようになるものなのである。

 20代に夜遊びをしまくってしまったために、30歳をすぎて自分の仕事の技術を物にしていない女性は必ずいるものだ。仕事でやり残したことがあるために、交際している男性がいても結婚に踏み切れないものだし、たとえ結婚しても結婚に全力を投入することができなくなるのだ。

 大卒の女性は大学で高等教育を受けてしまっために、,先知後行の傾向があるものだ。頭では解っているのに、行動に移せないということを延々と繰り返してしまうようになるのだ。仕事をする時は一心不乱になって働くべきなのである。20代なら仕事をしまくり、家に帰ったら寝るだけの日々を送るべきなのである。もしも「いい出会いがいない」と嘆いているのなら、恋愛や結婚を気にせずに働きまくるべきなのである。そういう働きをしていると、自然と仕事が上達してくるので、その後に良縁に巡り会えることができるようになるものなのである。

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幸せな結婚を実現したければ結婚相手を間違えるな

●相性こそが結婚の要

 幸せな結婚を実現したいのなら、絶対に結婚相手を間違えないことである。結婚相手さえ間違えなければ結婚生活は基本的には巧く行くものなのである。結婚相手を間違えるからこそ、結婚が不幸になり、離婚してしまうことになるのだ。冷静になって考えれば解ることなのに、なぜだかいつの世でもこのことが解らない人たちが大勢いるのだ。

 では、女性は何を基準に結婚相手を見つけ出せばいいのかといえば、それは「直感」で結婚相手を見つけ出すべきなのである。不思議なことに幸せな結婚生活を実現した多くの女性たちが出会った瞬間に、「私、この人と結婚する!」と思ったというのだ。科学的には永遠に証明されないものであっても、現実はそのような現象が起こるものなのである。

 なんで相手の男性のことをよく知らないのに、出会った瞬間に結婚する思ってしまったのかというと、運命学的に言うと「それは前世での因縁があるから」と答えるしかないのだ。そいうい夫婦は前世に於いても夫婦であったり、恋人同士であったりと、前世で楽しい結婚をしたから、現世でもより楽しい結婚をしようとか、前世では結ばれなかったが、現世では結婚して結ばれたいと思っているからなのである。我々は出生と同時に、前世の記憶を失ってしまうために、直感という能力を頼りにするしかできないのだ。

 女性が直感を高めるためには、とにかく女らしい行動を取って直感を高め続けるべきなのである。例えばオシャレをして沢山の洋服を購入するとか、料理教室に通って料理の腕でも磨いておくとか、気の合う女同士でお喋りをしまくるとか、女性なら当たり前の行動を、当たり前なものとして行うべきなのである。

 それと掃除をすることだ。勘のいい女性に不潔な女性はいないものだ。自宅を掃除することは勿論のこと、職場でも早目に出社して掃除をしておくことだ。幾ら自分が先天的に勘のいい女性であっても、不潔な状態を放置しておくと、その勘の良さが逆に自分を不幸にしてしまう結果になってしまうものなのだ。掃除と勘の良さが結びついていることを絶対に忘れるべきではないのだ。

●相性が良ければ性格は一致しない

 自分にとって相性がいい男性を見つけるとどのようなことが起こるのかといえば、それは自分の視野が一気に広がるということだ。例えば優柔不断な女性なら大胆な男性と結びついてしまうものだ。行動力のある女性なら論理的思考能力の高い男性と結びついてしまうものだ。自分が今まで知っている人間たちとは明らかに違うために、その男性と付き合っていると、自分の考えがドンドン変わって行き、顔の相が明らかに晴れ晴れとしたものになるのだ。

 通常、相性のいいカップルというのは、外見上は非常にアンバランスだ。例えば身長の低い女性なら、身長の高い男性と付き合うものだし、美人の女性なら、不細工な男性と付き合うものだ。逆に身長の高い女性だと、自分よりも身長の低い男性と付き合ってしまったり、ブスな女性に限って、イケメンと付き合ってしまったりするのだ。

 男女の間では「アンバランスこそバランス」なのである。女性同士だと自分と似たような女性と仲良くなってしまうものだが、その感覚で彼氏を作ってしまうと、悲惨極まりないものになるのだ。自分が美人なのに、イケメンと付き合ってしまうと、そのために不幸になってしまうものだし、自分と同じような身長の男性と付き合ってしまうと、どうやっても不幸な出来事が起こって来るのだ。

 気をつけるべきは、「相性がいいということは、双方の性格は一致しない」ということなのである。相性がいいということは、自分の外見や性格とは違っているからこそ、自分の足りない部分を相手の男性が補っているということであり、当然に性格は一致する訳がないのだ。女性がきちんと自立していないと、相手の男性に性格の一致を求めるという馬鹿げた選択肢を取ってしまうようになるのだ。

 通常、恋愛結婚をした場合、結婚前に恋愛で盛り上がり、その盛り上がった状態のまま結婚に突入するものだ。しかし一緒に生活してみると徐々に性格の不一致が明らかになってきて、それで夫婦喧嘩をしたり、挙句の果てには結婚の危機を迎えるものだ。しかし大半の夫婦は結婚によって自立し独立していったので、この危機を乗り越えることができるものだ。

 だが結婚したのに親から独立せず、精神的な自立すらできていないと、「性格の不一致」を理由に離婚してしまうものだ。よく芸能人が離婚する時、性格の不一致をあげるものだが、そうやって離婚した女性タレントは、その後、結婚できないものだし、再婚しても再び離婚してしまうものだ。折角、自分と相性がいい男性を見つけたのに、相手に性格の一致を求めるという幼稚な行動を取るからこそ、結婚すらまともに行うことができないのだ。

●占いによる補強

 女性が恋愛をしたり、結婚を考え出したりすると、「この男性で本当にいいのかな?」と思ってしまうものだ。自分と相性が良ければ良いほどそう思ってしまうのだ。なぜなら性格が一致していないから、今まで女性の友達のように自分の性格と一致することで仲良くなれたのとは違い、男性だと性格がまるで正反対なのに仲良くなって行ってしまうからだ。不安が出て来ない女性の方がおかしいのである。

 こういう場合、占い師に占って貰うことだ。占いをする場合、これまた自分の直感で占い師を探し出した方がいい。占い師にも自分との相性があるので、相性の悪い占い師に占って貰うと、その占い師は占いの結果を良い方向で解釈するのではなく、悪い方向で解釈してしまい、その占いが外れている訳ではないのだが、的確な答えにはならないのだ。

 信用できる占いは「算命術」「九星占い」「手相」の三つだと思っておいた方がいい。西洋占星術は主に西ヨーロッパで発達して来たので、西ヨーロッパ人には良くても、日本人には会わないのだ。中国では四柱推命が重んぜられるが、九星占いのようなものは重んぜられない。しかし九星占いは日本人に好まれた占いであって、決して馬鹿にしたりしない方がいい。

 手相に関しては、男性は右手、女性は左手の結婚線を見ればいい。殆どの女性たちは結婚性が1本か2本、多くて3本が刻まれている。結婚性は不変のものではなく、女性が理想的な結婚相手が出て来ると、結婚線が変わったりするので、よく注意深く見るべきなのである。

 時代状況が変わってしまうと、折角に立派な結婚線があるのに、それを巧く活かしきれないという現象が出て来る。大方の女性たちには10代後半に激しい恋をした経験があると思うが、実はその時の彼氏は結婚する可能性があった男性なのだ。昔なら10代で恋愛してしまえば、そのまま結婚しただろうが、現代だと大学に進学したり、中には大学院に進学する女性もいるので、結婚線に相当する男性が出て来ても、その男性と幾ら交際しても、結婚に持って行くことができないという事態になってしまうのだ。そのため立派な結婚線の内、1本は無駄にしてしまうのである。

 自分の左手に立派な結婚線が刻まれていて、時期的にも彼氏が出来た時と合っているのなら、結婚を決意してしまった方がいい。それがあなたにとって「運命の相手」だからだ。結婚線があるのに、結婚を躊躇していると、その交際は破綻してしまい、もう二度と自分にとって理想的な男性と巡り会うことができなくなってしまうからだ。

●家族や上司に紹介してみる

 自分と相性が良く、占いでも補強できたのなら、交際を結婚前提の交際に切り替えることだ。相手の男性からプロポーズを受けたのなら、すぐさま承諾してしまうことだ。プロポーズは男性がすべきものであって、女性がプロポーズをすべきではない。女性がプロポーズをしても結婚することはできるが、そういう結婚をしてしまうと、夫の甲斐性なくなってしまい、普通の夫婦でなら当たり前に得られる幸福を得られなくなってしまうのだ。女性雑誌には時折、女性がプロポーズをするのがブームだとか特集を組んで来たりするので、そういう馬鹿げた女性雑誌は今後購読することを止めるようにすることだ。

 プロポーズを受けたのなら、自分の家族に紹介してみることだ。その時、彼氏の対応を良く見ておくことだ。まともな男性なら緊張しつつも、真面目に対応するものだ。自分の父親の前に出して、礼儀作法に反するようなことをやっていたら、その結婚はやめた方がいい。自分の父親にすらきちんとした礼儀作法をできなければ、結婚しても自分に対してきちんとした礼儀作法をして来ることがないからだ。

 また自分の母親の意見は充分に尊重しておいた方がいい。自分の母親は自分の倍以上年齢を重ねて来ているので、男性を見る目は非常にシビアなものなのであって、母親の意見は大方当たっているものが多いのだ。自分は恋愛で盛り上がっているために、彼氏への評価が甘いのであって、母親はそうではないので、冷静に相手の男性を見ることができるのである。

 家族の中でも姉妹の意見は信用できない。姉妹といってもそんなに年齢が離れていないので、自分の能力とそう変わらないのだ。しかし兄弟の意見は信用できる。男性として彼氏を見て来るので、不審な点があればすぐさま伝えて来るから、その意見は充分に考慮しておいた方がいい。男兄弟に信用されなければ、結婚してもその結婚は破綻してしまうものなのである。

 男性は結婚すれば出世して行って貰わねばならないので、出来ることなら自分が働いている職場の上司に自分の彼氏を紹介し、その評価を聞いてみることだ。上司はその結婚に全然関係ないので、逆に的確な評価を下して来るのだ。若い女性は上司のことを馬鹿にしたいするからこそ、平気で駄目な男性と結婚してしまうことになるのだ。上司の眼鏡に適う男性なら、結婚相手としても相応しいし、出世していくだけの能力は持っているものなのである。

 結婚する場合、頭でっかちになって、理性的に結婚を考えてしまうのは、非常に危険なのだ。理屈を捏ねていると、運命の出会いができたとしても、その運命の出会いを結婚を持ち込むことができないのだ。結婚に必要なのは「女の直感」であり、「占い」であり、「家族の評価」なのだ。それが本当に運命の出会いなら、水が流れるようにスムーズに結婚して行ってしまうので、それまでに自分がすべきことはきちんとしておくべきなのである。

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タマティーからのお知らせ

●このブログの歴史

 タマティーは今までブログを書き続けて来たのであるが、ブログのタイトル名はテーマごとに変えて行っている。まず始めは『爆笑タマティー宮殿』で日常の爆笑ネタを、次に『不妊症バトルロワイヤル』で不妊症治療の方法を、三番目に『幸せ色の出産ラブストーリー』で自然的マタニティーライフの紹介を、四番目は『満開ブレインパラダイス!』では子供の頭を良くする方法をテーマにして、その都度、題名を変えて行った。

 なんでこんなことをするのかというと、日常ネタを紹介する日記方式では、圧倒的に女性が書いているブログの方が面白く、男性が書いた日記方式のブログは面白くないからなのである。だから俺は当初、日記方式のブログを書いていたのだけれども、すぐにこの方式を止めて、テーマを作り、そのテーマに関する記事を書くようにしたのだ。これが大当たりした訳なのである。

 このブログの記事の特徴としては、「記事が濃厚だ」ということである。通常、ブログでは文章が短いのが好まれ、更には写真付きの物が好まれる。俺が書くような記事がブロックのような形で出て来るブログは嫌われるのだが、そのためにこの手のブログがなくなってしまったので、逆にこの手のように記事を濃厚にさせて、記事がブロック化しているようなブログを作ると目立つようになるのだ。

 それに記事を濃厚にしたお蔭で、このブログのファンになってくれる人々の質が高くなり、こちら側もレベルの高い物を出して行くことが可能になるのだ。ブログの場合、別に他人のブログなど見なくてもいいのであって、もしも他人のブログを見るのならレベルの高いのを見るべきであって、その違いが解る人々をつけるからこそ、そういうことを展開することが可能になるのだ。

 今までは「結婚」「妊娠」「出産」「育児」「子育て」「教育」と結婚すれば当然に怒る現象を解明して来た。この勢いで次のテーマを探すと、大学教育や就職のことを論じることになるのであるけれども、この手の方面は両親の責任でやるべきことではなく、子供の責任でやるべきことなので、大学教育や就職はこのブログでは解明する必要がないのである。

 では、一体、次は何をテーマにするのか?

●今回のテーマは「お金」について

 今回のテーマは「お金」についてなのである。誰もがお金に関わっているのに、誰もお金のことをきちんと研究しないからこそ、お金で苦しんだり、貧乏してしまうことになるのだ。特に結婚すれば、お金のあるなしでその家族の幸福度が随分と変わって来るものだ。大方の場合、裕福な家庭は幸せな生活を営んでいるし、貧乏な家庭は不幸な生活を営んでいるものだ。

 そこで今回はお金のことをテーマにして、既婚女性たちにお金のメカニズムがきちんと解るようにし、ではどうすれな裕福になって行くのかの情報を紹介して行く。ターゲットは飽くまでも既婚女性にする。独身女性はターゲットにしていない。結婚したからこそ、家族を幸せにするために、お金が必要なのである。

 それで今回のブログの題名は、

 『「リッチなオシャレマダム」と「貧乏なグータラ妻」』

 とする。

 どこかで見たような題名かと思いきや、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん、貧乏父さん』のパクリである。既婚男性ならロバート・キヨサキの本を読めばいいが、既婚女性にはその手の本がないものだ。だからタマティーが既婚女性たちのためにこのテーマで書くのである。

 はっきりと言わして貰うが、女性向けの本でお金に関する本は非常に少ないものだし、いい本がないものである。これは基本的に女性は結婚してしまうと、夫の収入を頼りにしてしまうし、また既婚女性たちは本を買って読み、自己投資することをなかなかしないからだと思う。

 既婚男性は妻子を養わなければならないので、どうしてもお金に関する本を読まねばならないので、既婚男性向けならお金に関する本で良書と呼べるものは沢山ある。しかしその手の本は既婚女性にとって内容が難しいし、しかも既婚女性にとって実践的ではないものが多いことになってしまうのだ。それゆえタマティーが既婚女性向けにお金の話をするのである。

●コメントへの対応

 今回のテーマでは、以前から問題になっていた「コメントへの対応」について改善策を実施することにした。いつも記事を書き終わった後にコメントの回答を書くことになるのだが、記事を書くと脳がヘトヘトになっており、いつも巧い記事を書くことができない。これが俺にとってはかなりのストレスになっていたのだ。

 そこで今回からはファンからコメントが送られて来た場合、全てのコメントを公表しないことにした。明らかにピント外れのコメントや、非常に悪意のあるコメントは、幾ら送られてきても、一切公表せず、廃棄処分にすることにした。悪質なコメントを公表すると、それに釣られて更に悪質なコメントが送られてきてしまうからだ。

 それと公表されたコメントであっても、すぐさまコメントへの返答を書くことはせず、時間を置いてから回答することにする。基本的には仕事が終わった夕方に書くことにする。朝の時点でコメントが公表されていても、それに対する回答がなくても、少しの間、待っていて欲しい。

 それから今回はお金のことがテーマになるので、経済レベルが違ってしまうと、言っている内容が解らなくなってしまうものだ。基本的に「サラリーマン」や「自営業者」や「中小企業の社長」を念頭に置いて書くことにする。そのため医者のように税制上優遇されている職業に就いている人は非常に解りにくくなってしまうので、医者と結婚している既婚女性はコメントをするのを遠慮して頂きたい。

 更に付け加えておくと、タマティーは社会主義のように「貧富の格差」を是正することには反対しているということを前提に読んで頂きたい。経済を自由経済にしてしまえば、「貧富の格差」は当然に生まれるのであって、それを政府の力を使って解消すべきではないのである。我々がすべきことは、自由経済の中で豊かな暮らしを実現して行くことなのである。従って、コメントで「貧富の格差の是正」を言って来るのはやめて頂きたい。その手のコメントは日本共産党や社会民主党に送るべきなのである。

●主婦にも解る家政学

 女性が結婚するのなら、本来なら結婚する前に花嫁学校に行って、そこで料理や掃除や洗濯の遣り方を学ぶと共に、家計の運営の仕方を学ぶべきなのである。家政学というのは、古代ギリシャで生まれたものであって、本来は「家族経済学」というものであったので、これを学ばないで結婚すれば、当然に貧乏になってしまうのだ。

 現在存在する家政学も家族経済学から大いに離れて行ってしまい、家事の中でも重要でないものばかりを論じているように思える。しかも家事を既婚女性が行うとは考えず、夫婦が平等にやればいいという考えに傾いているので、幾ら大学や短大で家政学を教えられても、家事すらもまともにできない既婚女性たちが続出するようになってしまったのだ。

 だからこそ俺は家政学を本来の姿に戻す。極論を言ってしまえば、料理や掃除や洗濯は既婚女性がやらずとも、家政婦に任してしまっても構わないのだ。しかし家計を他人に握られてしまえば、最早、妻の地位を維持することはできないのだ。それほど家計というのは結婚に於いて非常に重要な役割を占めるものなのである。

 家政学のようなものは、経済学のように理論的な学説を展開しても無意味である。家政学は既婚女性のためにある以上、実践的にならねばならず、その家政学の話を聞けば、確実に豊かになって行けるようにしなければならないからだ。但し、既婚女性たちが豊かになって行ける方法を論理的に説明して行かなければならないのだ。

 既婚女性の中には「私は馬鹿だから~」とか言って、家政学を真面目に学ぼうとしない女性たちが非常に多い。家政学の話は学校のようにテストで点数を競ったりするものではないし、馬鹿だからといって落第するものでもないのだ。家政学のことが解らなければ、夫が幾ら稼いで来ても、家族は豊かにならないし、子供たちの将来さえ潰しかねないのだ。既婚女性が家政学を知らないばっかりに、家族を不幸にさせてしまうのである。

 自分が夫や子供たちを幸せにしたいと思うなら、ただ単にその願望だけを持つのではなく、具体的に家政学を学んで、家計の面から夫や子供たちを幸せにして行くべきなのである。家計を正常に機能させれば、その家族に如何なることが起こっても、安泰で居続けることができるようになるものなのである。

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タマティーの一人で反省会

●コメントはブログの命運を分ける

 俺が今回の『満開ブレインパラダイス!』で反省すべき点があるとするなら、コメントへの対応であろう。これだけ長らくブログをやっていると、ブログの命運を分けるのは、コメントの良し悪しでるということが解るようになった。俺が他のブログを見て、面白いと思うブログはかなりいいコメントが寄せられているし、コメントのレベルが低いブログは程度も低いからだ。

 毎回、濃厚な記事を書いていると、それに対してコメントを寄せて来る人も、かなり長いコメントを書いて来る。はっきりいって俺のブログのコメントは他のブログと比較すると相当に文章が長いと思う。俺はブログで記事を書く時、そういうコメントをまずは読み、その後に記事を書き始め、記事を書き終わってからコメントへの返答を書くことにしている。

 しかし記事を書き終わった時点で脳がヘトヘトになっているので、毎回、このコメントへの返答は余り巧くない。「これでは誤解してしまうだろうな」と思っていると、矢張り誤解されてしまっているし、舌足らずの返答を書いてしまうと1日中モヤモヤした気分になってしまうからだ。かといって朝の段階でコメントへの返答を書かず、夕方になってから返答を書くと、今度はこちらの時間がなくなってしまうので、なかなかいい返答を書くことができなかった。

 俺は嘗て「日本ブログ村」で言論弾圧を受けたので、それ以降、コメントにはメールアドレスを書くよう義務付けることにした。これを義務付けるだけでも、結構、迷惑なコメントを排除できるものなのだ。ところがこの制限を設けても、明らかに危険なコメントが寄せられたりして来て、今回でも数件のコメントは危険を理由に公表させなかった。こういう危険なコメントを公表し、それに対して返答をすると、無用な論争を招いてしまい、こちら側が大損してしまうからだ。

 でも俺としては、折角、コメントを寄せてくれたのだから、合格点に及ばないコメントでも危険性がないのなら、全て公表した。ところがそういうコメントを公表すると、それに反応して碌でもないコメントを寄せて来る人がいて本当に困った。こっちは慈悲の心を以て出してあげたのに、矢張り駄目なコメントは更に駄目なコメントを引き寄せてしまうものなんだと思う。駄目なコメントを書いて来る人は読解力に問題があるのだと思う。きちんと読んで、ちゃんと理解してからコメントを書けば、それなりのコメントになるものなのに、既に自分に何かしらの意見があって、それに基づいて記事を読むから、記事の内容をきちんと理解できないのだと思う。

●「オムツなし育児」の衝撃

 とはいいつつも、俺のブログでは記事が高かったために、コメントのレベルが高かったことも、俺にとっては自慢なのだ。8割方は非常に素晴らしいコメントが寄せられたので、それはそれで満足しているのだ。大方のコメントの出来がいいために、碌でもないコメントを寄せられると、非常に目立ってしまうのだ。矢張りここでも「80対20の法則」は働いていると思う。

 今回、コメントの出来が良すぎて困ってしまったコメントが存在する。それは助産師の「kir」さんから寄せられた「iオムツなし育児」のコメントですよ。このコメントに驚いたのなんのって! 「オムツなし育児」ってのは、赤ちゃんをノーパンで育てるのではなく、一応、オムツを穿かせるのだけれども、赤ちゃんのオシッコやウンチのベビーサインを察知して、それで便器で用を足してしまうという育児の仕方なんだけど、赤ちゃんはオムツオシッコやウンチをするものだと思っていると、この光景は非常に驚きなんだよ。

 俺はその人が文明人か野蛮人かを分ける目安として、オムツを穿いて育ったか否かを上げている。オムツは文明人の証なのである。文明誕生以前にはオムツは存在しなかった。今でもアフリカで原始的な生活を送っている部族たちは、赤ちゃんにオムツなどさせない。それでは母親たちはどうやって赤ちゃんにオシッコやウンチをさせているのかといえば、ベビーサインを察知して、赤ちゃんが排泄をしたい時に、きちんとさせてあげるのだ。だから赤ちゃんを裸にさせていても、母親の服は汚れないのだ。といっても母親の方も上半身は裸なんだけどね。

 ところがキリスト教式に医者が母親の出産後に赤ちゃんを別室に持って行って行かれてしまうと、母親は赤ちゃんのベビーサインを巧く汲み取ることができなくなってしまうのである。これは日本でも病院で出産した母親たちが赤ちゃんの気持ちが解らなくなってしまい、育児で散々苦しんでしまう現象が起こるが、これは出産直後に母子が分離されてしまうからなのである。

 日本では出雲神族がオムツや腹帯というものを使い始めている。だから大体この時期から日本は文明化していったのである。縄文時代を称賛する知識人は非常に多いのだけれども、1万年もの間、牧歌的な生活を営み、国家らしい国家を樹立できなければ、それは野蛮状態であったということなのである。古代の日本人たちは出雲神族の功績が素晴らしかったからこそ、その始祖であるソサノオの尊のを「神祖」と呼んだり、「天王さん」と呼んだりしたのだ。京都の祇園祭りは盛大なものだが、ではなんの神様を祭っているのかというと、矢張りスサノオの尊なのだ。

 オムツを赤ちゃんに穿かせると、赤ちゃんの股間やお腹が温められて、より多くの血液を生産して行くことが可能になる。そのためオムツを穿いて育った赤ちゃんは脳を発達させることができるので、非常に知能を高くすることができるようになるのだ。

 「オムツなし育児」の凄さは、母親のオムツ洗いの負担を劇的に軽減させることだろうと思う。「オムツなし育児」が巧く行けば、オムツが汚れることがないのだから、大人が着る下着のように、毎朝、洗濯に出して洗えばいいからだ。この育児の仕方をすれば、育児は非常に面白い物になる筈だよ。

●脳の成長は無限ではなく、非常に重要な時期があるってこと!

 俺が沢山寄せられたコメントを読んで思うに、母親というのは自分が育てている子供の年齢によってかなり成長の度合いが違うということである。まず赤ちゃんを育てている新米ママは、とにかく育児に熱中した方がいい。赤ちゃんの一人歩きができるまで、つっきりで育てて行かないと、育児の仕方なんて解らないからね。

 幼稚園児を持った母親は子供が丁度「脳の臨界期」を迎えているので、子供の異常な成長に戸惑ってしまうものだと思う。幼稚園児はとにかく元気だし、脳の中でシナプスが増えまくっているのだから、通常の行動を取ってこないからね。この時期は母親の成長の方が追いつかないんだと思う。

 それと我が子が高校生になったら、今度は「脳の再編成期」に当たるから、これ以降は自立という問題が出て来る訳だ。高校生の子供を持った母親からのコメントはなかったのだけれども、いずれ子供が大きくなれば、高校生になる訳だから、この時期はその子にとって非常に重要な時期であるということを前提に進めて行った方がいいと思う。反抗のエネルギーをいい方面にぶつけて行くべきだと思う。

 馬鹿な人に限って子供たちに「君たちには無限の可能性がある」と言って来るから要注意だよ。人間の成長には非常に重要な時期があるのであって、それは赤ちゃんの時期から脳の臨界期までと、10代後半の脳の再編成期、そして自立と独立であろう。人間は自分一人で産まれて来るのではなく、母親の手助けなくして生まれることも育つこともできないからね。自分に与えられた可能性の多くは自分の母親が与えてくれたことに気付くべきだし、それに感謝すべきなんだよ。

 自分の意思が通るのは、自立と独立の時であって、脳の再編成期でも学校の手助けが必要なものなんだと思う。高卒の人なら自立や独立に苦しむことはないけれど、大学に進学したり、大学院に進学したりする人は、自立や独立で苦しむものだと思っておいた方がいい。社会に出るのが出遅れたし、余りにも多くの知識を持ちすぎているために、古くなった自分を捨て去るということがなかなかできないのだ思う。、

●頭の良さを結果に繋げよ

 両親自体が学校の成績が良くて勉強に苦しんだことがなければ、育児や子育てに過剰な期待をすることはないのだけれども、学校の成績が余りパッとせず、自分の成績に思い残したある人が親になってしまうと、我が子の頭を良くすることだけを必死になってやろうとしてしまい、それで自分の意図することとは正反対の結果が起きてしまうものだ。

 親は人間としての基本を作っているだけなのであって、我が子が自分の思い通りに育つことは決してないのである。幾ら自分が産んだ我が子だって、必ず反抗して来るし、もしも母親が間違ったことをやっていれば、それなりの悪い結果は必ず現れて来るからね。余りにも頭の良さだけを重視し過ぎたりすると、必ずひっくり返ってしまうものだ。

 大事なことは「頭の良さを結果に繋げよ」ということだ。頭が良くでも結果を出さなければ全く意味がないということだ。この世には幾ら知能指数が高くても、酔生夢死の人生を送っている人たちは掃いて捨てるほどいるものなのだ。自分は頭がいいばっかりに、行動に移すということをしなかったのだ。

 結果を出すためには、とにかく夢を持つことだと思う。母親は我が子に自分の夢を聞いて、それに向かって走り出させるようにしてあげればいいのだと思う。もしも我が子に夢がないのなら、母親の方が夢を与えてしまうという手段も取るべきなのである。夢に向かって走り出せば、幾らでも道が開けて来るもんだよ。

 小さな結果でもいいから、結果を出したのなら、徹底的に褒めまくることだ。一度結果を出すと、次から次へと結果を出して行くものなので、まずは最初の小さな結果を褒めて行かないと、更に次の結果に繋がらないのだ。母親に褒められれば嬉しいものなのであって、それをした母親は我が子を大いに飛躍させて行くことができるようになるのだ。

●母親の役割は非常に大事!

 俺が『満開ブレインパラダイス!』を書き続けて来てつくづく思ったのは、母親の役割は非常に大事だってことだ。特に赤ちゃんが生まれてから脳の臨界期を迎えるまで、母親抜きでは正常な成長ができないから、この時期に母親は育児を最優先にするものだし、自分のことは後回しになるからね。こういう時期は地味な生活をせざるをえないけど、お楽しみは育児の中で見つけるしかないと思うね。

 10代後半や20代前半で出産してしまうと、友達はまだ妊娠どころか結婚すらもしていないので、母親は社会から取り残されてしまったと思い、焦燥感に駆られるものだし、20代後半や30代で出産してしまうと、社会で充分に働いたけど、今度は体力が落ちて来るので、その方面でしんどくなる。若い母親なら子供と駆けっこをしても息切れなんてしないだろうが、年齢が上がってしまうと母親といえども子供と駆けっこをすれば息切れをしてしまうものなのだ。社会に出て働いた分、どこかでそのマイナスを負担しなければならないのだ。

 結婚するにも、妊娠するにもタイミングがあるってことだね。他人の理屈を信じるのではなく、自分の直感を信じた方がいいね。結婚したことのある人なら解ると思うけど、結婚する相手に出会った瞬間に、「私、この人と結婚する!」と思ってしまった不思議ね現象に出くわしたことがあると思う。そういう不思議な現象こそ自分の人生を大いに変えて行き、実り豊かな人生にするのだと思う。婚期を逃して独身を続けている女性たちに共通することは、頭でっかちになりすぎて、自分の直感が作動しなくなってしまい、それで理屈では証明できない不思議な現象に出会えなかったのだと思う。

 俺が育児や子育てや教育を研究して行くに当たって、つくづく思ったのは、「育児や子育ての中で子供に身に不思議な現象が起きる。それこそが子供にとって非常に重要なことであって、それさえ起きればその子供の人生は成功して行ってしまう。」ということなのだ。簡単にいえばヤル気にスイッチが入ったということなのである。それさえ起これば後は自動的に進んで行くことになるのだ。

 生きていれば解ると思うけど、世の中には努力をしているのに報われない人や、恵まれた家庭に生まれ育って来たのに破滅の人生を歩んでしまう人もいる。死闘の末に勝利を掴んだ者もいれば、楽勝で成功して行った者もいる。その一方で全力を尽くしたのに負けてしまったり、順調に行っていた筈なのに隙を突かれて滅ぼされて行った者もいる。どうしてそんなことが起こるのかといえば、子供の頃に不思議な現象に出会ったか、そうでなかったかの違いなのであろう。

 学校で教育を受けてしまえば、知識を大量に持つことになるから、そういう不思議な現象を軽視するようになる。中には「この世は必然的に動いているのであって、この世に偶然などない!」と言いきったりする者もいる。しかしそのために自分の身に不思議な現象が起こらなくなり、理性的には正しい生き方をしているのに、自分の人生が行き詰まったり、破滅して行ったりしてしまうのだ。

 だからこそ子供が大きくなる前に不思議な現象に出くわさせておく必要性があるのだ。子供の身に不思議な現象を引き起こすためには、母親は母性愛をたっぷりと与えておけばいいのだ。不思議な現象は母親の母性愛なくしては絶対に起こらないのだ。育児や子育てをしていると日常の些細なことに囚われてしまうけど、育児や子育ての中で最も大事なのはそれなのだと思う。

 母親は家族の中の主人公である。母親が家族の中で主人公になろうとしないからこそ、我が子に不思議な現象を引き起こすことができないのだと思う。結婚しているのに、家族の中の主人公になろうとしない既婚女性たちは沢山いるものだ。「男女平等」を唱えたり、「夫婦別姓」を唱えたりして、自分を敢えて脇役にしようと躍起になっているのだ。しかしそのような既婚女性たちの意見には絶対に耳を貸さないことだ。どうせそのような結婚は絶対に巧く行かないからだ。しかもそのような愚かな生き方をすれば、我が子の人生をも犠牲にしてしまうことになるのだ。

 昔なら「赤ちゃんは神様からの授かり物だ」といって、母親を謙虚にさせるようにしたものなのである。自分が産んだ赤ちゃんを責任を以て育てることは確かに大事だけど、母親が我が子に執着し過ぎてはならないということもまた事実なのである。肝腎なことは世の中がどう変わろうとも、赤ちゃんを産む母親たちは必ずいるのだから、世の中の動きに惑わされず、しっかりと母性愛を注いで行くしかないのだと思う。そうやって母性愛を注いで行くと、我が子に不思議な現象が起こって、夢が生み出され、その夢に向かって突進して行き、その夢を実現させてしまうことになるのだと思う。

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メイキング秘話

●冬眠と不眠症

 今回の『満開ブレインパラダイス!』の製作で起こった出来事の中に「冬眠」というものがある。去年の冬から今年の春先まで、とにかく睡眠時間が大量に増えてしまった。俺は通常、7時間30分睡眠なのだが、今回の冬に限って睡眠時間が9時間になるのが連発してしまった。

 夕食を食べ終わり、食後に暫く読書をしていると、もう眠たくなってしまい、そのまま9時間睡眠をやってしまう。午後9時に寝て、それから途中に小便で起きることもなく、翌朝の6時になっている訳だ。俺にとっては起床時刻が午前6時というのは朝寝坊の範疇なのだが、それから大急ぎでブログの記事を書くというのが日課になってしまった。

 冬は日照時間が短いために、多少は睡眠時間が増えるみたいだけど、今回のように9時間睡眠を連発してしまうのはいかがなものか? 睡眠時間が9時間になると、遣るべきことは非常に限られて来るし、家族からは「冬眠」だの「お子チャマ」などと言われるし、良かったことといえば、睡眠時間が多くなったことで、お肌が艶々になったことぐらいだ。

 冬に寝過ぎてしまったのか、今度は夏になると、一転して睡眠時間が短くなってしまった。猛暑の頃に、夏の暑さもあったり、仕事上でのストレスもあったりということで、3時間しか睡眠できなくなってしまった。就寝後、最初の3時間寝てしまうと、後は目がパチクリになってしまい、全然眠れなくなってしまった。

 ところが眠れないから起きて読書をしていると、視力が下がってしまうので、仕事に支障が出て来るのだ。最低でも6時間は体を横にしていないと、体のどこかに異常が出て来るのだ。俺は昔から短眠を自慢する人を絶対に評価していない。睡眠時間が短ければ、それは自分の命を削りながら生きているようなものなので、早死にしてしまうからだ。いい仕事をするためには長生きすることが絶対に不可欠だと思うよ。

●珈琲が駄目になった

 真夏に不眠症に悩まされている時、睡眠不足のせいかどうも体が不調になってきてしまった。そのせいで珈琲を体が受付なくなってしまった。そもそも珈琲というのは、健康上、微妙な立場にある飲み物だ。珈琲は脳を覚醒するし、排便をも促すので健康に寄与する反面、珈琲は体内のビタミンやミネラルを奪ってしまうというマイナスの側面をも持つ。

 かといって勇気を出して珈琲を飲むのをやめようとしても、仕事で他の会社を訪問すると、大抵、珈琲が出されるのだ。こちらは訪問者なので、珈琲を出された以上、飲まざるを得ないのだ。中には親切な社長さんとかもいて、丁寧に珈琲のお代わりまでしてくれるのだ。東京にある会社ではほぼ100%が珈琲を出して来るので、自分が珈琲を飲むのをやめようとしても、なかなかできないのだ。

 だが、今回は珈琲や辞めざるを得ない事態に陥ってしまった。自宅で貰い物であったネスカフェを飲んでいたのだが、このインスタント珈琲を飲み続けていたら、歯が痛くなってしまい、そのために夜に眠れなくなってしまったのだ。歯の1つや2つが痛いのではなく、歯全部が痛いという異常事態になってしまい、その痛さのために全然眠れなくなってしまったのだ。

 原因はどう考えてもネスカフェにしか存在しない。そこで勇気を出してネスカフェを飲むのをやめてみたら、翌日にはその歯痛がなくなったので、明らかに犯人はネスカフェであった。しかし珈琲を飲むのをやめると、禁断症状が出て来てしまい、1週間後に再びネスカフェを飲んだから、その日の夜に歯痛に襲われ眠れなくなってしまったので、今度こそ勇気をもって珈琲をやめることにした。それ以来、珈琲を飲むをやめてしまった。

 貰い物だから仕様がなくネスカフェを飲んでしまったけど、ネスカフェは非常に危険だと思う。恐らく珈琲をインスタントにする過程で、何か特殊な薬品を使っているのだと思う。俺みたいに毎日玄米を食い、健康に気を使っている人だと、微量ではあっても有害な薬品を使っている食品を食べると、体がすぐに異常反応してしまい、体がその食品を摂取するのをやめろといってくれるのだ。

 考えてみると、ネスレ社製の商品は、すぐさま問題は出て来ないけど、長期間摂取していると問題が出て来る商品が非常に多いと思う。、俺が中学生の時、ネスレ社製の「ミロ」を飲んでいたのだが、宣伝では健康にいいと唱っているのだが、実際に飲み続けると体が疲れ切ってしまい、健康どころの話ではなくなってしまった。それでミロを飲むのをやめた思い出がある。今回のネスカフェの一件といい、ネスレ社製の商品は今後一切購入しないことにした。

●新米での白米問題

 俺は毎朝、このブログの記事を1時間程度で書き上げるのだが、このような芸当ができるのは、毎日「玄米食」を食べているからなのである。我が家では1日には1回必ず、押麦と玄米の割合が半々の麦飯を食べている。しかも米の飯が出る時は味噌汁をたっぷりと飲む。そのお蔭で脳に充分な栄養が供給されるので、これだけ濃厚な記事が書ける訳だ。

 しかし新米が取れる秋になると、母親の実家の農家から新米が送り届けられてくるので、どうしても白米を食べざるを得なくなる。1食程度なら白米でも問題はないのだが、白米が連チャンで続くと、途端に脳の機能が低下してしまうのが解る。記事を書くのに時間がかかりすぎてしまうのだ。しかも脳が疲れてしまうのが解るのだ。

 だから母親の実家から送り届けられて来た白米は早々に食べて終えて、もうこれ以上白米を食べたくないのだが、それなのに今回、自宅で玄米を切らしてしまい、しかもよりによって近くのお米屋さんが潰れてしまい、玄米が手に入らない事態になってしまった。仕方なくスーパーで山形県産の「ひとめぼれ」を購入することになってしまった。

 ところがこの「ひとめぼれ」が美味いのなんのって! 今年は猛暑のために日照時間が異様に長かったらしく、米の出来栄えが非常にいいのだ。白米なのに米の粒が非常に大きいのだ。家族中がこの「ひとめぼれ」の品質に驚いてしまったくらないのだ。母親の実家が農家のために米にはうるさいものなのだが、それでも家族全員が絶賛するという事態になってしまった。

 俺はてっきり新潟県産の「コシヒカリ」が日本一最も美味しいお米だと思っていたのだが、この「ひとめぼれ」は完全にコシヒカリを追い抜いてしまったらしい。そこで調べてみると、案の定、新潟県産のコシヒカリは1位から転落しており、既に王者でなくなっていたのだ。今やお米は個々人の好みに合わせて、様々なブランド米が出回っているので、コシヒカリみたいに品質はいいのだが、突出した特徴を持たないお米は商品価値が下がってしまうのだ。

『ゲゲゲの女房』に熱中しました!

 毎朝、ブログで濃厚な記事を書いていると、1日中、猛スピードで仕事を進めて行くことになるので、当然に無駄な時間は削減されてしまう。今回、最も削減されまくったのが、テレビの視聴時間である。最近のテレビは非常に下らない番組が多くなってしまったので、テレビを見ていられなくなってしまったのだ。

 特にフジテレビが非常に下らなくなり、フジテレビの番組は一切見ないようになってしまった。TBSの番組で品質が高いのがあれば見るのだが、それ以外の民放は殆ど見なくなってしまった。冷静になて民放のテレビ番組を見てみると、品質の高いテレビ番組は全てスポンサーが1社独占でやっている番組だけだと思う。スポンサーが数社になってしまうと、どうしても視聴率さえ取ればいいということになってしまうので、番組の品質が低下するのだと思う。

 民放のテレビ番組を見なくなった頃に熱中してしまったのが、NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』だよ。俺は武良布枝さんの原作を読んでいたので、このドラマに期待していたのだが、期待を遥かに上回ってくれたね。毎回、一喜一憂しながら夢中になって見まくっていたからね。

 最初は松下奈緒の演技が余りにも下手なのに驚いたが、この連続テレビ小説って、主人公に下手な女優さんを起用し、脇役たちをベテラン勢が固めるという遣り方を取って、それで視聴者の気を惹こうとする作戦を取っているのだ。俺はこの作戦にまんまと嵌ってしまい、その内、松下奈緒を応援するようになってしまった。

 松下奈緒は女優でありながら、ピアニストでもあるので、彼女のCDを購入して、毎日聞きまくっている有様になってしまった。ピアニストとして余り巧くないのだが、とにかくピアノが好きで弾いているというのが伝わって来て、それが気分を高揚させてくれるのだ。普通のピアニストは必ずバッハの曲を弾き込んで育ってきているので、どうも面白みが欠けるのだ。ピアニストとしてバッハの曲は基本的なテクニックを訓練するのに格好の曲なのだろうが、バッハの曲は俺にとっては余りにも古すぎるのだ。そのため松下奈緒のように技術的には高度でなくても、バッハの曲に囚われず、楽しくピアノを弾いてくれる方が、聞いていて、こっちが楽しくなれるのだ。

 『ゲゲゲの女房』を見終わってから、小説版の『ゲゲゲの女房』を購入して読んでみた。すると面白いのなんのって! 大概、面白いドラマを小説化する時、その小説があんまり面白くなくなってしまうのだ。なんでそうなるかといえば、この小説化に携わる小説家が二流の小説家のために、余り文章が巧くなく、物語を巧く表現して行くことができないからだ。

 しかし今回、小説化を担当した「五十嵐佳子」さんは、巧く小説を書いてくれたと思う。これは原作自体の出来がいいし、ドラマの脚本家の「山本むつみ」さんの脚本の出来も良かったので、これで小説化に失敗するようであるなら、余程の馬鹿女だと思う。五十嵐佳子さんが自分の個性や主張を抑えて、機械的に書いてくれたのが良かった。多分、五十嵐佳子さんが自分の個性や主張を出してしまったら、この小説は非常に面白くなくなってしまったと思う。

 『満開ブレインパラダイス!』が育児や子育てのことをも論じているので、このドラマを見ている時、結構突っ込みを入れながら見てしまった。「赤ちゃんの抱き方が間違っている!」とか、「母親は赤ちゃんを2階に放置して外出しない!」とか、それを指摘する度に家族で大笑いしていたので、なんだかんだいいつつ、家族全員でこのドラマに嵌ってしまったい、楽しんでしまったのだ。

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タマティーへのロングインタビュー 2 ~体の成長期と脳の再編成期~

●お稽古事をするなら3歳から

ーー「脳の臨界期を考えるのなら、家族を中心に育てて行き、その上で他人の手助けを借りればいいということですね。」

タマティー「赤ちゃんの脳は誕生後から3歳まで急激に成長してくるし、5歳からは脳の臨界期を迎える。この間ずっと母親とべったりだからこそ、乳幼児に精神的負担をかけずに成長できるのであって、乳幼児が母親と切り離されてしまえば、もう駄目なんだよ。大事なことは家族の絶対的価値を再確認することなのであって、それ以外の方法を探すべきではないんだ。家族あってこそ、他人の手助けも効果を発揮して来ることになるんだ。」

ーー「タマティーさんは早期教育には反対を表明していましたね。」

タマティー「早期教育は意味がないからね。確かに赤ちゃんに早期教育を施せば、少しは知能が高くなるよ。でもそれは赤ちゃんらしい遊び犠牲にしてのことなんだ。だから早期教育を受けて育った人に天才など出て来ていなし、優秀な頭脳を持った人物すら育ってこない。赤ちゃんなら積み木とかで遊んでいた方が余程知能を高めることになるんだ。早期教育をやるより胎児教育をやった方が余程効果があるってもんだよ。」

ーー「でも早期教育が駄目なのに、お稽古事は良いなんて、なんか矛盾していませか?」

タマティー「昔からお稽古事を始めるのは3歳からにしろという。これは能の世阿弥の『風姿花伝』からの考え方なのだが、世阿弥の意見は脳の成長を充分に考慮して言ったからこそ、今に至るまで支持されているんだ。というのは、3歳でお稽古事を始めても、4歳で起こる≪記憶の消去≫によって脳の記憶が消されてしまうんだ。しかし3歳からお稽古事を始めていたために、体が覚えているという現象が起こって来る。その後5歳から脳の臨界期を迎えるから、脳の臨界期で脳のシナプスの量を最大化することができるんだ。だから3歳からお稽古事を始める必要性があるんだ。」

ーー「そうか! 早期教育は記憶の消去を無視しているんですね!」

タマティー「その通り! 4歳児で起こる記憶の消去を無視しているから、赤ちゃんの頃から様々なことを覚えさせても、その子が4歳になれば忘れてしまうんだ。それよりも遊びで体を充分に動かさせて、3歳からお稽古事を行い、その後に記憶の消去を迎えれば、脳の記憶は失っても、体が覚えているんだよ。これが脳の臨界期を有利に進めて行かせることになるんだ。」

ーー「4歳で起こる記憶の消去と、5歳から起こる脳の臨界期、この2つを踏まえないと、脳のシナプスを増やすことはできないんですね。」

タマティー「だから知能の高い人物ほどきちんと遊んでいるんだ。乳幼児にとって遊びと言うのは無駄な作業なのではなくて、自分で地道に脳のシナプスを増やさしている作業なんだ。乳幼児に時に充分に遊んでいれば、脳の臨界期を迎えた時に、そのお稽古事に集中できるんだよ。乳幼児に遊ばせないで、キツキツに育てて行くとそういうことが起こらなくなってしまうんだよ。」

●保育園と幼稚園

ーー「脳の臨界期を考えた時、保育園や幼稚園ってのは、いかがなものなんでしょうか?」

タマティー「まず保育園は乳幼児にとって必要なのではなく、母親にとって必要な機関だってことだ。子供が自宅に居ては、母親は働きに出て行くことができないからね。そこで保育園で預かって貰うしかない訳だ。しかし保育園は飽くまでの家庭の代わりということだから、保育園は小さくしなければならない。保育園を大きくしてしまうと、保育園児の脳の成長に悪影響が出て来るよ。大事なことは保育士たちにただ保育をすればいいのではなく、この時期の脳の成長は2度と取り返しがつかないってことを教えてあげることだよ。保育士は単なる子守りをやっている訳ではないんだ。」

ーー「保育園と違って、幼稚園は脳の臨界期に直撃しますよね?」

タマティー「だから幼稚園は保育園と違って大きくしなければならない。どこの幼稚園にも大きな広場があって、そこで幼稚園児たちを遊ばせているものだが、あれは脳の臨界期に脳のシナプスをより多く増やすことに直結するんだ。できることなら幼稚園児たちを裸足にさせて、駆け摺り回らせた方がいいんだ。足の裏には脳の反射区が存在するから、足の裏を刺激すれば刺激するほど、脳のシナプスは増えて行くことになるんだ。」

ーー「政府は保育園と幼稚園を一緒にして<こども園>なるものを作ろうとしていますが、これはどうなんでしょうか?」」

タマティー「こども園は全くの無意味! 子供の脳の成長のことについてなんにも解っていない! ただ単に行政側の都合のいいように考えているだけだよ。もしも保育士に幼稚園児の面倒を見ろといったら断って来るものだし、もしも保母さんに保育園児の面倒を見ろと言ったら断って来るよ。幼児の1歳や2歳の年齢差は非常に大きいんだ。それに対応する技術だった全く別物になってしまうんだ。しかもこども園ができてしまえば、脳の成長に悪影響が出て来て、高い知能を持たせることができなくなるよ。」

ーー「タマティーさんは保育園にも幼稚園にも行かせない選択肢もそれなりに有効だと主張していましたよね。」

タマティー「脳の臨界期を考えるのなら、家庭だけで育って来るのも悪くはないんだ。自宅なら自分の都合のいいように動かせるから、その家庭環境さえ良ければ、脳のシナプスを大いに増やして行くことができるようになるんだ。今では殆どの幼児が幼稚園に行ってしまうけど、少し昔なら貧乏のために幼稚園に行けなかった幼児はかなりいたんだ。でも、その幼児たちに悪影響が出ていた話は全くなかったからね。寧ろ、幼稚園みたいな幼稚な場所で過ごすより、自宅で過ごした方が脳の成長には健全に作用すると思うよ。」

ーー「とすなら画一的に育ててしまうのがいけないと?」

タマティー「乳幼児の脳の成長は皆一緒ではない。早くに成長してくる子もいれば、成長の遅い子もいる。それだけ千差万別なのだから、みんなが一緒に保育園に行ったり、幼稚園に行ったりするのがおかしいんだ。選択肢を数多く残しておくべきだね。学校を義務化することはできても、保育園や幼稚園を義務化できないのは、そこら辺りに理由が存在しているよ。」

●学校の役割

ーー「小学校1年生では脳の臨界期の丁度最後な訳です。現在の小学校ではそこの所を全く考慮していませんよね。」

タマティー「小学校が脳科学を踏まえていないから、小学1年生には最も幼稚なことを教えればいいと間違ったことをやっているんだ。小学校1年生は脳のシナプスが最大化されるから、この1年間は非常に大事で、生徒たちに授業で暗記させまくるべきだし、体育で運動させまくるべきだし、道徳教育をしっかりとやっておくべきなんだ。これをやらないからこそ、生徒たちは高い知能を持つことができなくなってしまうんだ。小学1年生さえ巧く乗り切ってしまえば、後は教育が非常に簡単になるんだよ。」

ーー「学校教育に関しては、戦争の敗北の影響をモロに受けてしまっていますよね。」

タマティー「だから脳科学の成果を学校に落として行くことができないんだ。アメリカ合衆国は日本を占領中に、日本を弱体化させるために師範学校を潰してしまったんだ。そのために日本の学校では教師として本格的な訓練を受けた教師が全くいなくなってしまったんだ。インチキ教師たちが学校で滅茶苦茶なことやっていることこそ、今の教育問題が深刻的な問題であるというの最大の原因なんだよ。」

ーー「学校教育というのは、何も無料で教育を施す場所なのではなく、国民教育をするために学校を存在させている訳ですよね。」

タマティー「国民国家は国民教育によって国民を作り出さなければならない。そうしないと国家の独立を維持できなくなってしまうんだ。その国民教育を行うために師範学校を設けて、教師たちを育成し、それを全国に配置して行くことになるんだ。国民教育である以上、師範学校は政府が運営すべきであって、授業料は無料にしなければならない。そして師範学校を卒業していない者を絶対に教師にしてはならない。この厳格な態度を貫かない限り、国民教育を実現することはできないよ。」

ーー「今の日本が抱える教育問題は、師範学校が存在しないってことに起因している訳ですね。」

タマティー「師範学校を出ていないからこそ、日の丸や君が代に反対したり、社会主義やフェミニズムに走ったりするんだ。この手のインチキ教師たちはまともな教育を施す能力がないから、教育を洗脳に変えてしまうんだ。生徒たちに教育を施すことで、その生徒たちに高い能力を持たせようとするのではなく、生徒たちに洗脳させて、この世の真実が見えないようにさせているだけなんだ。」

ーー「問題を抱える学校を補完しているのが、学習塾であり予備校な訳ですね。」

タマティー「学習塾や予備校が素晴らしいのは、洗脳を拒否して、教育を施しているということだ。教育機関としては当たり前すぎることをやっているだけなんだけど、学校が洗脳をやっている状況だと、学習塾や予備校が余りにも素晴らしいものと見えてしまうだけだよ。学校だと幾ら授業を受けても解らないものでも、学習塾や予備校に行くと簡単に解ってしまうのは、それが教育をやっている機関だからだよ。」

●遊びの大切さ

ーー「小学1年生の時に低レベルの授業を受けてしまうのか、子供たちは遊びまくっているものです。」

タマティー「教育と遊びは別個だよ。遊びは子供にとって必要だからやっているんだ。脳のシナプスは脳の臨界期に最大量になって、それ以降は落ちて行くんだ。その落ち方をなるべく少なくさせて行くことこそ、高い知能を持つことに直結することになるんだ。脳のシナプスの減少は15歳まで続くので、中学生まで遊び続けるものだよ。」

ーー「そうか! 子供の遊びにも必要性があったんですね。」

タマティー「もしも小学生や中学生の時に充分に遊べなかったら、その子供は大人になった時に思い残しをしてしまうんだ。そうなれば自立することが不可能になってしまう。本来なら学校は午前中で終わりにすべきなんだよ。それ以降は遊ばせてしまえばいいんだ。そうやって自由に遊ばせれば、子供が不良化することなんてなくなるよ。」

ーー「不良化してしまうような人は遊び足りない訳なんですね。」

タマティー「子供にとって遊びは一人遊びと集団で遊ぶものがある。その2つをきちんとやっておかないと、自分の心の中で不満を持ち続けてしまうんだ。町内会が発達している地域だと、子供会を備えているから、そこで充分に遊ぶことができるんだ。みんなで同じ遊びを組織だって行うと、子供は非常に満足することができるようになるんだ。それと一人遊びは自宅で一人きりになって遊べばいい。母親は自宅で我が子が遊んでいると遂々文句を言ってしまうが、それをやっていると思春期に強烈な反抗してくるようになるんだ。

ーー「遊びは簡単にできるようで、簡単だからこそ満足できる遊びができにくい訳ですね。」

タマティー「子供たちにきちんと遊ばせるためには、学級変更を行わないことだよ。学級を固定してしまえば、生徒たちはその学級内で友達を作らざるを得ない。そうすれば生徒たちは濃密な友情を育んで行くことができるんだ。それなのに毎年学級変更をやってしまうからこそ、生徒たちはきちんとした友情を育むことができなくなってしまうんだ。」

ーー「小学校がやっている些細なことが実は生徒たちに非常な悪影響をもたらしているんですね。」

タマティー「学級内で生徒たちがきちんと友情を育んでいくれれば、これほど授業が遣り易い環境はないんだ。もしも成績の悪い生徒がいれば、成績のいい生徒にフォローさせればいい。そうすると学級全体の成績が上がって行くことになるんだ。競争は確かに必要だけど、協力はそれ以上に必要なんだよ。競争ばかりさせるからこそ、生徒たちが疲れ切ってしまい、イジメが発生して来るんだ。」

●宗教がもたらす「人間の霊的成長」

ーー「学校万能主義的な考え方は非常に危険なんですね。」

タマティー「学校は飽くまでも国民教育を行うために存在するんだ。それを万能視してしまえば、学校が暴走してしまい、誰も止めることができなくなる。学校の成績が良い者だけが素晴らしいとされるのなら、勉強のできない子供たちにとって学校は地獄ですよ。親たちの方が学校に権限を与えつつも、それに対抗するものを用意しておかないとね。」

ーー「それが宗教ということになるんですね。」

タマティー「宗教こそ学校に対する最大のカウンターバランスなんだ。宗教が強く健全に機能している地域ほど、学校に於ける腐敗が少ないんだ。学校の教師は飽くまでも世俗内での教師だけど、宗教家は世俗外の教師だからね、教えている内容が全然違う訳だ。しかも宗教には首尾一貫した教義があるから、これを出されては学校の教師は太刀打ちできないよ。」

ーー「考えてみれば、子供は宗教の話を素直に聞き入れますからね。」

タマティー「子供だからこそ宗教のことを考えるんだ。元気いっぱいの子供だからこそ死を考える。死ってなんだろうと、死んだからどうなるんだろうと、小さい頭の持ち主のくせに考えるんだ。そこで子供が疑問を抱いたら、宗教的に説明してあげないとね、人間には輪廻転生するのであって、この世は修行の場なのだと。この輪廻転生から解脱してしまうと、霊的指導者にとなって人類を導く役割を神様から与えられるのだと。」

ーー「子供の頃に死後の世界の話を聞いておけば、誰かをイジメたり、誰かを殺したりすることはなくなりますねよ。」

タマティー「宗教がもたらすものは、≪神の絶対性≫と≪人間の相対性≫という現象なんだ。絶対なる神を頂けば自分は相対化されるから、後は自由に成長して行くことができる。自分をきちんと成長させたければ、自分を絶対視しないことだね。無宗教の人がなんにも成長できなくなるのは自分を絶対化してしまうからなんだ。かといって宗教にイカレ過ぎて、宗教によって自分を硬直させてしまうと、これまた成長することができなくなる。だから幼い内からきちんと宗教教育をしておく必要性があるんだ。

ーー「戦後の日本では宗教否定の風潮が一般的になってしまったために、知識人なのに全然成長していないって人たちが大勢いますからね。」

タマティー「子供の頃から宗教に接しておくと、当然に≪経典の暗記≫をさせられることになる。この経典を音読するのが子供の脳には非常に素晴らしい影響を与えて、知能を劇的に高めることになるんだ。それに経典は内容が濃いから、他の本を読むのとは比較にならないんだ。それが本格的な知能を与えることになり、そうやって育つと非常に優れた能力を発揮するようになるんだ。宗教教育を受けずに育った知識人は宗教を否定することを躍起になるけど、何か新しい発見をするということは全くないからね、自分の能力がインチキなものであって、自分の能力が本物ではないってことだよ。」

●体の成長期と脳の再編成期

ーー「子供は12歳までは素直なものですが、それ以降になると反抗期を迎えます。それまでに親がすべきことはたくさんあって、それをこなさないと巧く反抗していくことができなくなるんですね。」

タマティー「反抗期は子供が親から自立して行くためには必要なことなんだ。しかし従属期に子供に教えるべきことを教えないと、きちんと反抗して行くことができなくなる。反抗期になって荒れに荒れてしまうのは、従属期での育て方に問題がありすぎたってことだよ。従属期にきちんと教えておけば、反抗期の反抗も正常なものとなるもんだよ。」

ーー「思春期では性ホルモンが大量に分泌されてきて、これ以降、男女の性差が明確になってきます。」

タマティー「思春期は女の子の方が早くに訪れる。初潮を迎えれば、女の子の体は大量の女性ホルモンを分泌するようになるから、女らしい体つきになっていく訳だ。男の子の精通は初潮よりも遥かに遅いから、男の子の思春期は遅いんだ。しかし男性ホルモンは強烈だから、成長し始めると急激に男の子の体を変えて行くことになるんだ。この大事な時期に男女平等を唱えていると、女性は女性としてきちんと成長できなくなるし、男性も男性としてきちんと成長できなくなる。できれば女は女同士、男は男同士で徒党を組んだ方がいいんだ。」

ーー「性ホルモンをきちんと出したければ、この時期のスポーツは非常に重要な価値を持ってきますね。」

タマティー「思春期になったら問答無用で体を鍛えよってことだね。とにかく運動部に入って、体を鍛えまくることだ。これには男も女も変わらない。できることなら中学生の時は様々なスポーツをやっておいて、高校生になったら1本のスポーツに絞った方がいい訳だ。そうすると非常に高い運動能力を持つことができるようになるんだ。」

ーー「それは一体どうしてですか?」

タマティー「16歳で脳のシナプスの現象が終わるからなんだ。だから中学生までは様々なスポーツをしておき、高校生になってから1つのスポーツに絞ると、その後の伸び代が全然違うことになるんだ。日本だと野球部の部員は中学では野球しかやらせない。だからプロの野球選手になった時、伸びて来なくなってしまうんだ。それどころか今までの無理が祟って、怪我をしまくるようになる。これはスポーツ科学では早くから唱えられていたことなんだが、日本ではスポーツ科学の成果が学校で応用されていないんだ。そのためオリンピックのメダル獲得数はアメリカやドイツよりも常に低い数値になっているんだ。」

ーー「じゃあ、中学と高校では全然違うと?」

タマティー「だから中学と高校は分かれているといってもいい。中高一貫は大学進学のために優れてはいるけど、果たして脳の成長にとっていいかは疑問符がつくね。中学生なら遊びながら勉強していてもいいけど、高校生になれば問答無用で記憶した方がいい。この時期は記憶しまくることが可能になるからね。それと読書をしまくり、その過程で愛読書を見つ出すことだ。愛読書の出会いこそが自分の人生を変えるといっても過言ではないからね、愛読書を繰り返し繰り返し読んでいれば、必ず将来、偉大なる人物になることができるよ。」

●自立するためには突き離せ

ーー「ということは、思春期になっているのに、スポーツをしなかったり、暗記中心の勉強をしなかったり、愛読書を持たなかったりすれば、反抗のエネルギーを巧く活用できないって訳ですね。」

タマティー「思春期は反抗期でもあるから、その反抗のエネルギーを巧く活用しないと、自立することができなくなってしまう。親に反抗するなら、それこそ不良にでもなって反抗してくれた方がまだ増しですよ。恐ろしいのは親に反抗せず、学校に真面目に通う生徒たちだよ。こういう生徒は反抗のエネルギーを胸に秘めちゃっているので、それが後に異常な形で暴走していくことになるんだ。学校の教師たちにとっては、真面目な生徒たちほど危険というのは常識的なことなんだけどね。」

ーー「とするなら、人間は自立したくても、自分の力だけではできないってことですね。」

タマティー「人間が自立するためには、なんといっても宗教の力が必要なんだ。昔なら若衆組や娘組があって、そこに思春期を迎えた男女が集まり、大人になるための教育を受けたんだ。これは宗教的な秘密結社だから、若衆組は男性しか入れないし、娘組は女性しか入れない。そこで厳しい教育を受けたからこそ、自立して行くことができたんだ。新興宗教団体がなぜ出て来るかといえば、この若衆組や娘組が近代化や経済成長で失われてしまったからなんだ。新興宗教団体は教団内に男子部や女子部を設けて、そこで失われて秘密結社を復活させているんだ。だからマスコミで新興宗教を否定しようが、必ず新興宗教団体は勢力を伸ばして来るんだ。」

ーー「男子と女子とでは自立の仕方が違う訳ですね。」

タマティー「男性は自立するに当たって、必ず≪冒険旅行≫に出かけることになる。冒険旅行を通じて、自分の実力を試すと同時に、自分の心の中にある上位自我を破壊して行くことになるんだ。男の子にとってはこれは死闘になるから、壮絶な苦しみを味わうことになるんだ。一方、女の子は≪恋愛≫をすることで、男性の力を借りて上位自我を破壊して行くことになる。女性が恋愛をするのを全力をでするのは、そうでもしないと自分の上位自我を破壊することができないからなんだ。だからこそ女性は恋愛の情報を収集するのに熱心になるし、恋愛をすれば相手の男性に夢中になる訳だ。」

ーー「要は自立する時に最大の敵となるのが、実は自分の親な訳ですね。」

タマティー「従属期には親が絶対に必要であっても、自立期には親こそが敵になってしまうんだ。でも子供は親のことが大好きだから、思春期になれば矛盾だらけの感情に囚われることになってしまんだ。子供が思春期になったら、親は子供を突き放すべきなんだ。いつまでも我が子を可愛がっていると、子供は親から自立して行くことができなくなってしまうんだ。」

ーー「未熟な親ほど我が子を手放しませんからね。」

タマティー「だから子供は数多く産んでおくべきなんだ。最低でも子供は3人以上必要なんだよ。特に子供を3人も産めば、母親は育児が物凄く楽になるんだ。なんせ3回も育児をすれば、どんなに馬鹿な女性であっても育児の仕方を覚えてしまうよ。それをせずに子供が1人や2人しかいないから、母親としてきちんと成長して行くことができず、そうなってしまうと、我が子が思春期を迎えた時、絶対にやってはならない対応を我が子にしてしまい、それによって我が子が自立できなくなってしまうんだ。思春期になれば親こそが敵になるってことが解っていれば、そんなことを絶対にしないからね。」

●大きな感情が夢を作り出す

ーー「育児や子育てでは、ただ単に健康的な体や高い知能を与えればいいのではなく、ちゃんと親から自立させてあげるということも必要なんですね。」

タマティー「育児や子育てで失敗しないためには、子供に≪夢≫を持たせるってことだね。我が子に夢はなんなのか聞いて、その夢に向かって走り出させれば、意外と簡単に自立して行くことが可能になるんだ。そのためには子供に≪大きな感情≫を出させることが必要となってくるよ。」

ーー「大きな感情?」

タマティー「夢を持つ子供ってのは、大きな感情を出すからこそ、その夢を持てることができる訳なんだ。ただ単に夢を持っても、それは妄想に変わるもんだよ。例えばプロ野球選手になるような人は、子供の頃に自分は野球選手になるという夢を持った筈だ。それがどうしてそういう夢を持ったかたというと、父親とキャッチボールをしたら面白かったとか、プロ野球の試合を見て感動したとか、プロ野球の選手からサインを貰ったとか、そういう何かしらの切っ掛けが自分の感情を大きく揺さぶり、自分に夢を持たせた訳だ。」

ーー「夢はただ単に夢だけを持っても意味がない訳ですね。大きな感情から生まれて来る夢でないと実現できないってことなんだ。」

タマティー「もっと解り易い説明をすると、起業家は会社を設立する前に既に会社経営者の気分になっているんだ。なんで自分が会社経営者になっているのか解らないけど、自分の感情は既に社長モードになっているんだ。理屈を捏ねて会社を設立したのではないんだ。もしも理屈優先なら司法書士たちが会社経営者になっている筈だよ。でも現実は全く違うからね。普通の人たちは金儲けとかそういうレベルでしか物事を見ようとしない。しかし夢を実現させて行く人は、そういう現実レベルのことを凌駕して、明らかに大きな感情を持ってしまっている訳だ。だからその大きな感情が夢を作り出し、その夢の実現のために走り出すと成功しちゃうんだ。」

ーー「とするなら、多くの親たちは我が子の大きな感情を吹き消していんでってことですか?」

タマティー「鋭い指摘だね。大方の親たちは子供が持つその大きな感情を破壊し続けているんだ。例えば生活に追われてしまうと、いつも子供に<早くしなさい!>と言い続け、学校に行けば<勉強しなさい!>って言ってしまう訳だ。そうすると子供たちは生活に追われるだけ、勉強に追われるだけになってしまい、自分が大きな感情を発揮する場所がなくなってしまうんだ。だから夢が持てないんだ。持てたとしても妄想になってしまうんだ。」

ーー「育児や子育てをしている母親なら、その禁句を当たり前のように使っていますからね。」

タマティー「多くの人々が間違っているのは、学校や大学に頼り過ぎているってことだよ。学校や大学は自分に夢を与えてくれる場所ではないんだ。子供が持つ殆どの夢は家庭の中から生まれて来る。子供が大きな感情を出すことを許してくれる環境を作ることこそ両親が育児や子育ての中でできる最大のものだと思うね。それは難しいことではないんだ。息子には<お父さんみたいにおなり!>、娘には<お母さんみたいにおなり!>といえばいいんだよ。子供は親のことが大好きだから、その感情を巧く利用することだよ。そうやってお父さんみたいになりたい、お母さんみたいになりたいと思っていると、それ以外の夢も生まれて来るんだよ。」

ーー「そうか! 母親たちは子供に嫌われるようなことを平気でやってしまっているんですね。」

タマティー「子供に大きな感情を持たせるためには、親のことが大好きっていう子供の感情をまずは肯定してあげることなんだ。その上で≪拘りを持たせる≫≪外からの刺激を与える≫≪能動的にさせる≫の三つを行わせることだ。子供に何かしらの拘りがあるなら、その拘りを肯定した方がいい訳だ。何かに熱中するなら、それをどんどんやらせるべきなんだ。外からの刺激っていうのは、本屋や図書館や博物館や美術館に連れていったり、登山をしたり海水浴をしたりして、外から刺激しまくるってことだよ。能動的にさせるためには家事を手伝わせることだ。こういうことをやっていると、子供は大きな感情を持ち始めて、そこから夢が生まれ出て来るようになるんだ。」

●不思議な現象が起こるか否か

ーー「育児や子育てでは確かにそれら自体が大切なんだけど、その過程の中で大きな感情を育む努力をしないと、子供は夢を持てなくなってしまうんですね。」

タマティー「母親が生活に埋没してしまうばっかりに夢を持っていない子供たちがどれだけいることか!? 生活だって確かに大事だし、学校だって確かに大事だ。しかし夢を持たなければ、前に突き進んでいくことができなくなってしまうんだ。その子が≪本物の夢≫を持っているなら、全力で走り出して行くからね。≪本物の夢≫は≪夢即行動≫になるもんだよ。」

ーー「でも、夢を持った所で必ずしも夢は叶いませんよね。」

タマティー「その夢が≪本物の夢≫なら基本的には叶うもんだよ。もしも途中でその夢に挫折しても、その挫折した時点で他の道が切り開かれるものなんだよ。大事なことは成功の確率論を問うことではなく、大きな感情が生み出す夢を持つことなんだ。誰しも夢を持てる訳ではない。誰しも夢を実現できる訳ではない。しかし夢を実現した人々に共通するのは、大きな感情から夢が生み出されたという≪不思議な現象≫が起こったということなんだ。」

ーー「≪不思議な現象≫?」

タマティー「大きな感情を持たせ、更にその大きな感情が生み出す夢を持たせるのは、不思議な現象としか言いようがないんだ。例えば我が子をピアニストにしたくて、幼い内からピアノを習わしても、大人になるまでピアノの練習をし続ける子供はほんの一握りだ。大半は遊びを理由に辞めてしまう、しかしその中でもピアノの練習をし続ける子供がいて、そういう子供こそが将来ピアニストになるんだ。どうしてそうなるかは、はっきり言って解らないんだ。ただその子にはピアノを続けさせるだけの大きな感情があって、そのために夢を諦めるということが起こらなかったんだ。」

ーー「確かに夢を実現できる環境というのも大事だけど、それよりも大事なのがその子の心の中にある大きな感情であり、夢である訳ですね。」

タマティー「大きな感情に裏付けされている≪本物の夢≫を持つと、≪負けん気≫を持ち勝つことに拘ると同時に、≪他人への思い遣り≫を持つような子供に育って来る。意外と冷酷な性格の持ち主は何かしらの衝撃で挫折してしまうもんだよ。かといって優しすぎる子供は情に流されて挫折してしまうものだ。自分がどのような環境にあっても流されない≪自己統御≫を持たなければならないし、そして何よりも≪自助努力≫を地道に続けるしつこさを持つたなければならない。ただ単に練習すればいいってもんじゃない。自分が成長するために執拗に努力しまくるべきなんだよ。」

ーー「大方の子供たちは本当に些細な理由をもってやめてしまいますからね。」

タマティー「人生に失敗するような人たちに共通するのは、劣等感を持っているということなんだ。自助努力を繰り返すことで劣等感を克服して来ないから、その劣等感に終生悩まされることになるんだ。例えば男性ならお金や女だし、女性なら美貌やブランド品やイケメンとかに悩まされ続けるんだ。仕事に成功すれば解ると思うけど、そういう物は成功すれば結果的に手に入るものなんであって、絶対にそれを追いかけてはならないんだよ。」

ーー「とするなら、自立して行くにあたって、劣等感の克服は非常に重要だと?」

タマティー「仕事で成功するのは、いつだって「若者」「余所者」「奇人変人」たちだ。若者は年配の人たちから常に実力不足だと言われるし、余所者は出身地で差別されるものだし、奇人変人は性格やら行動で排斥されてしまうからね。だからこそ凡人たちには見えないものが視えて来て、成功するヒントを掴むことができるようになるんだ。劣等感を克服すれば絶大なエネルギーになるもんなんだよ。」

ーー「劣等感がある限り、目に見えるべきものが見えて来ないんだ。」

タマティー「真実が見えていないから、社会主義者が<貧富の格差>を主張すればその通りだと思ってしまうし、フェミニストたちが<男女の性差>を主張すればその通りだと思ってしまうんだ。貧富の格差や男女の性差なんて自分の夢の実現には全然関係ないんだよ。100人いれば、100人分の職業は必ずあるものだよ、その職業の給料に対して他の職業と比較してはならないし、男女の比率を云々言ってはならないよ。」

ーー「自分に夢がないから、嘘偽りに騙されてしまうんですね。」

タマティー「だから夢を持つことが大事なんだ! 自立していくことが大事なんだ! 夢が実現するか失敗するかは重要ではないんだ。とにかく夢を持って走り出すことだよ!! 夢に向かって走り出して行けば、その夢が実現できるし、たとえ失敗しても他の道が見えて来るんだよ。若いのに自宅でテレビを見まくっていたらアッという間に時間が過ぎ去ってしまうよ。学校で勉強やスポーツに精進することは必要だけど、学校に適用し過ぎても駄目なんだ。自分が夢を持って、自分が本当にしたいことをやればいいんだよ。誰かの意見を信じるより、自分の鳥肌を信じることだね。」

ーー「脳科学者たちが脳を科学的に分析しているだけでは、人間が持つ本当の姿は見えてこないんですね。科学の力は強力だけど、人間が持つ力はその力を遥かに凌駕し続けますからね。でもその力を持つためには、正しく育っていかないとならないんですね。『満開ブレインパラダイス!』を読むと、子供が正しく育てば絶大な力を持つことができるし、もしも間違って育てららればその力があるために苦しみの人生を送ってしまうのが良く解ります。それでは最後に読者の方々にメッセージをどうぞ!」

タマティー「自分の心を征する者こそが奇跡を創り出す!」

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タマティーへのロングイタビュー Ⅰ ~脳の生成と臨界期~

●結婚こそが全ての秘密を握っている

ーー「一年間に渡って『満開ブレインパラダイス!』を書き続けられて、本当に御苦労様です。それにしても冒頭の部分が人間の脳に述べているのではなく、夫婦の相性について述べていたのは本当に驚きでした。普通なら知能を上げるテクニックを教えて貰えると思っていたのですが、全然そうじゃなかったですね。」

タマティー「普通の脳科学者ならその切り込み方で入って来るだろうね。しかし人間の脳の成長を考えた時、最も大事なのは両親の有り方なんだと思う。結局、両親の仲が良ければ、その夫婦が産んだ子供はすくすくと健康に育って来る訳だよ。その両親がいつも喧嘩しまくっていたら、これほど子供の脳の成長に悪影響を及ぼすものはないと思うね。」

ーー「人間には感情型と冷静型の2種類があって、その組み合わせで夫婦はどのようにも変化する訳ですね。」

タマティー「感情型と冷静型のどちらかがいいって訳じゃないんだ。この違いを産むのは、生まれた順番であって、第一子は感情型、第二子は冷静型、第三子は感情型と繰り返して行くんだ。感情型は感情表現が巧みで、行動力があるけど、複雑な思考を展開することが苦手なんだ。冷静型は複雑な思考を展開することは得意だけど、感情表現が下手で、自分に必要な行動しか取って来ないんだ。」

ーー「夫婦の相性というのはその組み合わせでどうにでもなると?」

タマティー「感情型の男女が結婚してしまえば、それこそいつも明るく、あっけらかんとした夫婦になるね。それに対して冷静型の男女が結婚すれば、非常にねちっこい夫婦になるよ。感情型と冷静型の男女が組み合わさると、冷静型の人間がその夫婦の主導権を握ってしまうんだ。」

ーー「そうなると夫婦で性格の不一致はありえないと?」

タマティー「離婚する人は必ず性格の不一致をあげるけど、人間の性格なんて一致する訳がない。自分中心に考えるのではなく、相手との相性で考えないとね。夫婦は大きく分けて4パターンあるのだから、そのどれかに自分たち夫婦は該当するのであって、それに見合った行動を取らないと結婚なんて維持できないよ。」

ーー「生まれて来る赤ちゃんは雲の上で両親の行動を逐一視ている訳で、夫婦が状況が整い次第、雲の上から下りて来る訳ですね。」

タマティー「赤ちゃんにも霊的なレベルが様々あって、霊的レベルの低い赤ちゃんは、それなりに問題を抱えた夫婦の所に下りて来る訳だ。そこで修行をすることになるんだ。霊的レベルの高い赤ちゃんは裕福で幸せに暮らしている夫婦の元に下りて来て、そこでその赤ちゃんなりの修行をする訳だ。赤ちゃんの時に問題が発生したのなら、それは赤ちゃんにとって修行だし、その夫婦にとっても修行な訳だ。そうやって成長して行くんだ。」

●「夫婦の性生活」と「妊婦生活」

ーー「赤ちゃんを健康に産むためにはセックスも非常に大事な要素になりますね。」

タマティー「うん、その夫婦の性愛術のレベルがどのようなものかで大きく分かれて行くからね。要は≪愛のあるセックス≫をしろってことだよ。下手に技術的に走ったりすると、快感ではあるんだけれども、深い満足感を与えることができないからね。それと過去に於いて自分の性体験が悲惨なものだと、その記憶が邪魔をしてしまい、夫婦の性生活を充実させることができないんだ。」

ーー「だから、まずはやりまくれと。」

タマティー「新婚の夫婦の場合、とにかく狂ったようにセックスをやらんとね。新婚生活で邪魔が入らないんだから、毎晩やりまくるぐらいの意気込みが必要だよ。とにかく回数を多くしていかないと、性愛術は上達しないからね。新婚ならテレビを消して、セックスの時間を多めに取る必要性があるよ。」

ーー「人間は他の如何なる動物よりも妊娠率は低いですからね。」

タマティー「赤ちゃんを健康に産むためには、健康な精子と卵子を組み合わせることが大事な訳。そこで女性が月経を終えたら禁欲をして、排卵期に入った頃に遣りまくるようにすべきなんだ。そのためにはとにかく夫婦で遣りまくらないとね。セックスの回数を多くして行くと、女性の性感帯が開発されて来るから、女性の体にはセックスをしたい時期と、セックスをしたくない時期があるということが解るようなるんだ。その時期は月経前と排卵期な訳だ。これは男性の場合、とにかく一人の女性に絞り込んで遣りまくらないと、絶対に解らないんだ。プレイボーイな男性ほどセックスが下手だし、繁殖力がないのは、これが解らないからなんだ。」

ーー「健康な赤ちゃんを産むためには、母親が性的に満足することも大事なんですね。」 

タマティー「当たり前じゃ。母親は妊娠すると、その後、10週間は胎児の重要な成長が続くので、セックスなんてできないからね。その10週間が非常に大事で、その時期を如何に明朗快活に過ごすかで、赤ちゃんの脳の成長がまるで違ったものになってしまうんだ。妊娠10週目で人間の形になるから、そこで躓いていたら、どうにもならないよ。」

ーー「胎教というのは、夫婦の満足行く性生活があってこそな訳ですね・。

タマティー「胎児教育だけを持ち出してしまうと、天才教育に繋がった行くからね。そうではなく、胎児の脳をより成長させようというのなら、とにかく母親が自分の結婚に満足していることが大事なんだ。そういう母親だからこそ、胎児教育だって楽しいし、効果が出て来るんだ。大体、胎児教育はお腹の赤ちゃんに向けて本を読んだり、毎日クラシック音楽を聞かせたりするんだから、結婚生活が幸せでないとできないよ。」、

●授乳期間

ーー「赤ちゃんにとって出産後最も大事な作業が胎便の排出でしたよね。」

タマティー「赤ちゃんは妊娠中に大量のウンチを溜め込んでいるから、まずはこれを出さないとね。胎便を出さすに、砂糖水を飲ませたり、ミルクを飲ましてしまうからこそ、赤ちゃんは病気になってしまうんだ。新米ママならこの胎便の多さにびっくりするからね。それだけ赤ちゃんは体内に大量の老廃物や毒素を溜め込んでいる訳だ。」

ーー「胎便を出せば、後は母乳を飲みまくる生活が始まると?」

タマティー「赤ちゃんにとって母乳を飲むことは非常に大事なことなんだ。まず母乳の中に抗体があるので、それを自分の全身に張り巡らせる訳だ。赤ちゃんは免疫力が低いので、これをやらないと死んでしまんだ。母乳はただ単に栄養素だけじゃないんだな。それと母乳を吸うことは赤ちゃんにとって非常に運動になるので、顎がしっかりと鍛えられ、頭が大きくなるんだ。」

ーー「母乳育児で育った赤ちゃんと、ミルク育児で育った赤ちゃんとでは、頭の大きさが全然違いますからね。」

タマティー「頭が大きいというのは、それだけ脳細胞の量が多いってことだよ。授乳期間は最低でも生後10ヵ月、できれば生後2年までにした方がいい訳だ。2歳になるまで母乳を与え続けると、赤ちゃんは相当強力な顎ができるからから、それに応じて頭蓋骨も広がるんだ。政府が推奨しているように、生後6ヵ月からの離乳食では早すぎるんだよ。」

ーー「授乳期間を長くすることは母親にもメリットがあるっていうことですねよね。」

タマティー「授乳期間が長いと、それだけ母親は母性ホルモンを多く出すことができる訳だ。そのため母親らしい母親に成長することができるんだよ。赤ちゃんにとって自分の母親が母親らしい母親に育ってくれると、これほど育ち易い環境はないんだ。自分の母親のレベルが低いと、赤ちゃんは大泣きすることで、その異常を知らせて来るようになるから、育児が大変なものになってしまうんだ。」

ーー「授乳期間が母子べったりになってしまうけど、それは母子ともに必要なことだから、そうやっているんですね。」

タマティー「若いお母さんだと、自分が育児をしていれば、社会から取り残されてしまったと思うから、どうしても焦ってしまうんだ。だからママ友との付き合いが大事なんだ。もしもママ友とかがいないと、育児をしていても、心ここに在らずだから、赤ちゃんの感情がどんどん下がっていって、笑いも泣きもしないサイレントベビーになってしまうんだよ。」

●離乳食

ーー「離乳食の時期は遅くても構わない訳ですね。」

タマティー「離乳食の時期を早くしないということは、優秀な人間を育てて行くためには、絶対に必要なことだよ。赤ちゃんは千差万別だから、短期間で卒乳してしまう赤ちゃんもいれば、長期間かけて卒乳してくる赤ちゃんもいる。中には幼稚園児であっても、母乳を飲んでいる子がいるんだ。それはその子の体に応じた対応を取っているだけであって、異常なことではないんだ。」

ーー「赤ちゃんは二足歩行を開始しない限り、内臓が整って来ないし、二足歩行を開始しても、内臓が整う時間というのは、人それぞれですからね。」

タマティー「胎児教育をやっていて有難いのは、赤ちゃんは自分の言葉で意思表示ができるようになることなんだ。胎児教育をきちんとやると生後半年辺りから言葉を喋り始め、1歳児になると片言ではあっても、喋れるようになるからね。そうなると離乳食の時期なんてのも本人にちゃんと聞けるんだ。胎児教育をやったのに、早すぎる離乳食を遣ってしまうと、それでは一体なんのために胎児教育をやったか解らないよ。」

ーー「殆どのお母さんたちは赤ちゃんの意見を聞かずに、無理矢理に離乳食を食べさせますからね。だから赤ちゃんが離乳食を食べるのを拒否し、しかもそれで親子関係も悪化してしまいますからね。」

タマティー「そもそも離乳食をお粥からというのが間違っているんだ。人類が穀物を食べ始めたのは、そう遠くない時期からだから、赤ちゃんにお粥を食べさせると、すぐにアトピーになったり、病気を引き起こしたりすんだ。人間は本来≪果実食動物≫なのだから、まずは果物からだよ。リンゴを摩り下ろして、それをまずは母親が食べてみせて、その後に赤ちゃんに食べさせて行く。もしも赤ちゃんが吐き出すようであるなら、まだ離乳食の時期は早いってことだ。食べてくれたら、離乳食はOKということだ。」

ーー「離乳食を開始すると、最も大きな変化がウンチの大移動ですね。」

タマティー「赤ちゃんが離乳食を食べると、途端にウンチが臭くなる。内臓が離乳食を消化吸収できるように変化しているんだ。しかも今まで母乳の後にウンチだったのが、朝にウンチをすることになる。この時期は微妙な時期で、赤ちゃんは朝起きたら、午前11時までの間にウンチをするようになるんだ。しかしそれなのにウンチをしないで朝食を食べさせてしまうと、排便が悪くなり、体内の老廃物や毒素を溜め込んでしまうんだ。それで病気をし出すようになるんだ。とにかく朝の排便が終わるまで、食事を与えないという習慣は非常に大事なことなんだ。」

ーー「離乳食は離乳食のことだけ考えるのではなく、排便のこともきちんと考えないといけない訳ですね。」

タマティー「その通り! 離乳食で躓いていると、正規の食事に移れないんだ。人間は排泄をするからこそ、食事を食べることができるという当たり前のことを習慣化させない限り、幾ら栄養価の高い物を食べても、逆効果になるんだ。離乳食の時期は焦らずに、離乳食をメインにするのではなく、母乳をメインにしながら、離乳食を与えて行けばいいんだ。」

●正しい食事

ーー「離乳食以上に重要なのが、正規の食事ですね。食事は正しい食事ないと子供の脳は発達しませんからね。」

タマティー「離乳食から正規の食事に移行する場合、要は自分たち夫婦が食べている物を食べさすことになるのだけれども、ではその際に子供に特別な食事を食べさせるという訳には行かない訳だ。だから新婚当初から料理には気を配って、栄養バランスの整った料理を作り、それをレシピ集に書き残して行くということをやっておかねばならないんだ。育児をしている最中に、料理の大幅な変更は難しいもんだよ。」

ーー「栄養バランスで最も気をつけるべきことは肉食中心にならないってことすねよね。」

タマティー「人間は本来≪果実食動物≫だから、肉食中心の食生活をやっていたら、途端におかしくなってしまうんだ。子供に肉ばかり与えたら、凶暴になるし、頭は悪いし、いつも疲れ切った状態になってしまうんだ。食事は果物と野菜と穀物を中心に食べて行くべきであって、この三つを絶対に欠かさないことだね。」

ーー「育児をしている母親は子供の好き嫌いに悩まされますが、これは食事と関係があるんでしょうか?」

タマティー「大いに関係があるね。子供の場合、炭水化物中心の食事を欲しがるんだ。とにかく子供は動きまわっているし、体を成長させるためにも炭水化物は欠かせない。だから、炭水化物を6割 脂肪を2割、蛋白質を2割の割合で行くべきなんだ。子供の好き嫌いで困っているのなら、まずは朝食にリンゴ人参ジュースを出して、それを飲まさせることだよ。それに食事は穀物を中心にした食事にすることだね。オカズを少な目にして、穀物をしっかりと食べさせると、子供はきちんと食べてくれるもんだよ。子供がカレーライスを好物とするのも、カレーライスは穀物の割合が6割に達しているからだよ。」

ーー「穀物は出来る限り無精白穀物の方がいい訳ですよね。」

タマティー「穀物は主食だから、毎日食べることになる。もしも白米を食べ続けていたら、ビタミンやミネラルが決定的に不足してしまって、近視になるわ、脚気になるわ、病気をし易くなるわ、大きくなれば精神病を発するようになるよ。お米なら玄米にし、そこに同量の押麦を入れて、麦飯にした方がいい訳だ。出来ることなら玄米を発芽玄米にすると、完璧になる。パンにしても白パンを食べるのではなく、黒パンを食べるようにすべきなんだ。」

ーー「脳の成長には穀物が欠かせない訳ですね。」

タマティー「文明を起こした民族は全て穀物を主食として来た民族だけだよ。特に麦に含まれるグルテンが脳の疲労を除去してくれるので、麦を食べると高度な思考を展開することが可能になるんだ。それと脳自体は脂肪が主成分だから、木の実やゴマを食べさせ、オリーブオイルを料理で使って摂取させるべきだね。植物性脂肪を摂取しない人は本当に何も摂取して来ないので、そのために脳が大きくならないんだ。無精白穀物は全て堅い物ばかりだから、その堅い物を食べさせると、子供の顎が発達して、頭蓋骨が広がり、脳が大きくなって行くんだ。母親は≪子供には堅い物を食べさせよ≫をモットーとして料理を作って行くべきだね。」

ーー「食事以外で気をつけるべきことは、水分補給ですね。」

タマティー「子供はとにかくすぐに喉が渇くんだ。運動量が半端じゃないし、体を成長させているからね。かといって水をガブガブ飲んでいたら、水分過剰になってそれが病気を引き起こすんだ。子供にはとにかく果物を食べさせることだね。夏だったらスイカを食べさせ、冬だったらミカンを食べさせることだ。水分補給では絶対に冷蔵庫で冷やした飲み物を与えないことだ。例えば牛乳はただでさえ体を冷やすのに、それを冷蔵庫で冷やしたら、体が冷え切ってしまい、それで病気を発症してしまうようになるんだ。牛乳ではなく、ヨーグルトにし、それを常温で食べさせるようにすべきだよ。」

●運動と睡眠と排泄

ーー「お母さんたちがビックリするのは、子供の運動量の多さですよ。子供ってどうしてあんなに動き回っているんでしょうね?」

タマティー「それは体重が軽いからだよ。大人は体が大きくなって体重が重たくなっているから、子供みたいには身軽に動くことができないんだ。子供は身長が小さく、体重が軽いから、あんな芸当ができるんだ。あの子供の運動量の多さは子供の心身の成長には必要不可欠で、あれだけ動き回ってくれるからこそ、心身ともに健康に育って行くことができるんだよ。」

ーー「子供は遊びが仕事なんですね?」

タマティー「大人にとって遊ぶことは罪悪であっても、子供にとっては究極の善行だからね。子供の時にきちんと遊んだ子供は健康に育って来るし、もう遊びまくったから、大人になってからは仕事に集中して行く訳だ。子供の頃に母親から遊ぶことを禁止されて育つと、大人になってその反動が出て来てしまい、遊び呆ける大人になってしまう訳だ。子供を遊ばせるか、遊ばさせないかは、母親が権限を握っているから、自分の権限を乱用してはならんのだよ。」

ーー「子供は遊び疲れると、エネルギーが切れたように、すぐに眠ってしまいすね。」

タマティー「そのくらい遊びまくるのが正常なんだよ。食事中にご飯を食べながら寝てしまうのが理想的だよ。そこまで体を動かしたからこそ、本来なら楽しみにしている食事ですなら、食べられなくなってしまうんだ。こんなこと、大人は絶対にしないから、子供はこういうもんだと母親が受け入れないとね。」

ーー「日中、よく動きまわれば、夜になれば熟睡ですよ。」

タマティー「寝る子はよく育つって言うからね。子供の睡眠時間は9時間以上が理想的なんだ。育児をしているのなら、午後9時までには就寝させるべきだよ。骨休めのために7時間30分必要とし、体を成長させるために1時間30分は最低でも必要とするからね。それ以外にも昼寝をして体を休まさせないと、子供の心身は健全に育って行かないよ。特に脳は睡眠中に情報の整理を行うので、睡眠時間が不足すると、それができなくなってしまい、頭の悪い子供になってしまうんだ。」

ーー「9時間も寝ていれば、朝起きたら、体内に老廃物と毒素が溜まっている状態になってしまいますよね。」

タマティー「だから、子供は朝起きたら便所に直行する訳だ。朝のウンチが出なかったら、水を飲まして、排便を促させるべきなんだ。とにかく睡眠時間が余りにも多いから、睡眠中に大腸に老廃物と毒素が溜まりまくっているから、まずはそれを排出しないとね。≪朝のウンチをせざる者は朝食を食べることができない≫というルールを定めて、朝のウンチをしっかりとさせることだ。これが健康に直結することになるんだ。」

●脳のシナプスの臨界期

ーー「子供の脳を考えて行く上で絶対に重要視しなければならないのが、≪脳の臨界期≫ですよね。」

タマティー「脳の臨界期は5歳から6歳の間に起こって来る。この時期に脳のシナプスが最大量に増える訳だ。その後は脳のシナプスは減少して行き、16歳辺りでその減少が停止することになる。だから脳の臨界期に脳のシナプスを増やしまくると、その子の知能が非常に高くなるんだ。」

ーー「胎教もそのためのものなんですね。」

タマティー「胎児教育がなんで素晴らしいのかというと、母親が妊娠中に子供の脳を巧く成長させたために、赤ちゃんが言葉を発する時期が早くなるんだ。巧く行けば6ヵ月辺りから喋り出すよ。胎児教育をしなかった母親が見れば驚きの光景だけどね。言葉を覚えて行く時期が早ければ、それだけ語彙が大量に増えて行くから、当然に脳のシナプスも増大化して行く訳だ。」

ーー「乳幼児自体はまだまだ幼いから、本格的な教育を施すのは無理ですからね。だから胎児の段階で教育を施してしまえば、スタートラインが全然違うから、高い知能を持てることになるんですね。」

タマティー「乳幼児には下手に教育を施すよりも遊ばせることだよ。積み木を与えたり、お人形さんを与えたり、ミニカーを与えたりとね。乳幼児はそれらを使って遊びながら、脳を成長させていくんだ。それから絵本を与えるのも必要不可欠だね。乳幼児にとって絵本のように情報量が凝縮した物を見るだけでも、知能を高めることができるようになるんだ。」

ーー「乳幼児が順調に脳を成長させていると、とにかく笑っていますよね。」

タマティー「乳幼児にとって笑いは必要なんだ。乳幼児は笑うことで、脳を快感モードにさせて、脳のシナプスを増やして行くんだ。母親が赤ちゃんを笑わそうと必死になるのも、それが脳を発達させることに直結すると本能レベルで解っているからなんだ。育児をしている時は、顰めっ面でやっちゃいけないよ。とにかく笑顔で育児をするべきだよ。乳幼児の脳が常に快感モードになっていると、夜泣きをしなくなり、その代わり夜笑いをし出すようになるんだ。」

ーー「脳の臨界期以前に巧く助走して行き、脳の臨界期になったら思いっきり刺激を与えると、脳のシナプスを最大化することができるようになるんですね。」

タマティー「普通、5歳から6歳の子供がいる家族では、この時期になるととにかく旅行しまくるようになるよ。旅行というのは脳に最大量の刺激を与えまくることになるので、自然と子供を連れて旅行に行きたいと思いたくなるんだ。旅行に行くだけでなく、博物館や美術館に連れて行くのも脳のいい影響を与えることになるよ。」

●両親の役割

ーー「そう考えると、子供が高い知能を持つためには、家族というものが非常に重要になってきますね。」

タマティー「当たり前じゃ。子供は家族という小さな空間で育つからこそ、最も高い知能を持つことができるようになるんだ。特に母親の役割は非常に重要で、要は母親が子供につきっきりで成長させている訳だからね。母親の代役を務まる者なんて誰もいやしないよ。だから健全に育った人は母親に感謝するようになるんだ。自分が成長するに当たって一体誰が最大の功労者であるかは、母親以外にいないからね。」

ーー「育児の段階では父親の存在感は薄いですね。」

タマティー「父親の役割が重要になってくるのは、育児が終わって子育てに入ってからだよ。育児の最中はとにかく仕事をしまくって、稼ぎを多くすることだよ。父親は下手に育児に手を出していれば、母親は育児が上達して来ないからね。母親が育児をきちんとこなしてくれないと、父親が必要な時期に子供たちが巧く父親の言うことを聞けなくなってしまうようになるんだ。」

ーー「となれば、家族制度を解体しようと勢力は常に人類の敵ってことでづよね。」

タマティー「古代ギリシャのプラトン以降、家族を解体すれば理想的な社会ができるのではないかと妄想する思想家たちが数多く存在するからね。ジャン・ジャック・ルソー然り、カール・マルクス然り。赤ちゃんが生まれて来て、順調に成長して行き、そして脳の臨界期で脳のシナプスを最大化するためには、家族以外の場所では絶対にできないんだよ。家族の中には問題のある家族も存在するだろうけど、それはその家族を修正させればいいことだけであって、家族制度を解体するべきじゃないよ。我々は永遠に家族制度を守り続けるべきであって、家族制度を廃止する勢力を殲滅していく努力だけをすればいいんだよ。」

ーー「子供にとって両親は自分の脳を成長させてくれるだけでなく、上位自我というものを形成させる非常に重要な人物ですからね。」

タマティー「上位自我というのは、自分の思考や行動を統制する存在だから、それがないと子供は善悪の判断ができなくなる。所謂、≪良心≫ってのがそれだ。男の子は父親を上位自我とし、女の子は母親を上位自我とするんだ。女の子が幼いくせにませているのは、母親といつも一緒にいるために上位自我がしっかりと形成されるからなんだ。男の子がいつまでも幼稚なのは、父親がいつも側にいないために、上位自我の形成が貧弱なんだ。だから幼稚なことを平気で繰り返して来るんだ。」

ーー「でもそれは自立のために非常に重要な役割を演じる訳ですね。」

タマティー「簡単に言えば、これこそが男女の自立の仕方の違いだといっていい。男性は上位自我貧弱だからこそ、自分の力で自立して行くことができるけど、女性は上位自我が強固にできあがっているから、自分の力では自立して行くことができないんだ。でも、上位自我がしっかりと出来上がっているからこそ、自立が開始するまでの時期は女の子の方が順調に成長して行くことになるんだ。男の子はその間、のらりくらりで成長していくようになるんだ。それが自立の時期を迎えると、大ドンデン返しが引き起こされることになるんだ。」

                                            (続く)

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育児や子育てを経験した母親だらこそできる最高の慈善

●育児の喜びを次世代に継承させていくこと

 人間というのは自分が何かを体験して幸せになったのなら、その幸せを他人に伝えて行きたいというお節介な気持ちを持っている。幸せというものは自己完結しないで、必ず外に溢れ出て行くものなのである。それゆえもしも自分が育児や子育てで幸せを感じまくったのなら、その幸せを他の女性たちに伝えて行けばいいのである。

 育児というのは、新米ママが「育児の仕方」を最初から知っている訳ではない。人間というのは他の動物とは違い、「育児の仕方」を赤ちゃんを産む前から知っている訳ではないのだ。「育児の仕方」を先輩の母親たちから教えて貰うことで、一人前の育児ができるようになるのだ。

 この「育児の仕方」というのは「技術の塊」なのである。例えば新米ママのみならず、普通の母親でも間違っているのが、赤ちゃんの抱き方なのである。赤ちゃんを抱く時、抱き方が間違っているために、赤ちゃんは筋肉を硬直させてしまい、そのために夜になって夜泣きをしまくり、母親にその異常を知らせるのである。しかしこの赤ちゃんの抱き方はその抱き方を知っている母親に教えて貰わないと絶対にできないものなのである。

 このようなものだから、もしも新米ママが自分勝手に育児をしてしまえば、滅茶苦茶くな育児をしてしまうものなのである。そのくせ新米ママは自分が赤ちゃんを産めば、他人には自分の赤ちゃんを触ってほしくないという動物の本能があるために、無闇に手を出せば新米ママの怒りを買ってしまうのだ。

 そこで新米ママの怒りを買わないように、実際に育児や子育てを経験した母親が柔和な態度で教えて行くべきなのである。下手に教え過ぎてしまうと、新米ママは自信を喪失してしまうし、かといって少ししか教えないと、新米ママは育児でトラブルを起こしてしまうようになるのだ。

●育児のサポートをしてあげること

 育児や子育てを終えた母親が、自分の子供たちが大きくなって、結婚し、赤ちゃんを産んだ時、姑になった母親は息子の嫁や自分の娘に遂々ケチをつけてしまうものだ。我が子が自分の元から独立していったために、どうしても感情的になってしまい、冷静になることができないのだ。

 育児や子育てを遣り終えた母親から見れば、20年以上も年下の女性が育児をやれば、余りにも未熟だなと思ってしまうものだ。しかし未熟だからこそケチをつけるのではなく、未熟だからこそ育児のサポートしてあげるべきなのである。姑である自分が少し手伝ってあげることで、新米ママは育児の負担を大いに軽減させることができるのである。

 赤ちゃんが大きくなって、母親なしで他人の家に泊まれるようになったら、孫だけを我が家に泊めてあげるべきなのである。そうやって夫婦を夫婦水入らずの状態にさせ、リラックスさせてあげるべきなのである。このような配慮をするだけで、息子夫婦や娘夫婦は母親に感謝をするようになり、きちんと親孝行をするようになるのだ。

 姑の中には息子夫婦や娘夫婦のことが心配の余りに、その心配事を口にしてしまい、余計に心配を悪化させるようなことをしてしまうのだ。息子夫婦や娘夫婦をきちんと独立させていくためには、そのような心配事を言うのではなく、その心配事を解決できる方法を取るべきなのである。

 姑が感情的にならずに育児の手本を示すと、新米ママにとってはその手本があるために、大いに成長して行くことができるようになるのだ。大事なことは、小さなテクニックを教えていけばいいということではなく、新米ママを成長させてあげることなのである。母親として成長させてしまえば、後は自分できちんとできるようになるものなのである。

●難民を救済することが最高の慈善なのではない

 母親たちの中には、育児や子育ての支援を行わず、難民を救済することに躍起になったり、平和運動に従事し躍起になったりする母親たちがいるものである。こういう慈善が最高の慈善ではないのだ。目の前に困っている人がいるのに、海外の難民を助けても意味がないのだ。新米ママが育児で戦争状態にあるのに、世界レベルの平和運動を展開しても全く意味がないのだ。

 母親というのは、育児や子育てをし終えたのなら、その方面のことに関しては如何なる者よりもプロフェッショナルになっているものなのである。だったら、その方面で自分の能力を活かすことで、慈善活動を行っていけばいいのである。自分の目の前で溺れている人がいるのに、地球の反対側で溺れている人を救っているようであるなら、それは大馬鹿な行動なのである。

 この世が乱れて行くのは、個々人の人々が自分が自分でできることをやらないからなのである。自分が真面目に働くこともしないで、他人の富を奪い取って、怠惰に暮らそうという連中がいるからこそ、戦争が発生するし、難民だって出て来るのである。そうやって他人を犠牲にして自分だけが幸せになろうとせず、自分ができることをやって地道に幸せになる方法を教えて行けば、世の中は自然と幸せになって行くものなのである。

 もしも難民救済をやっている慈善活動家と、育児のサポートをしている母親たちを比べるなら、世間から称賛されるのは難民救済をやっている慈善活動家たちであろう。もしもノーベル平和賞を貰うことがあるのなら、育児のサポートをしている母親たちではなく、難民救済をやっている慈善活動家たちであろう。育児のサポートをしている母親たちは称賛されるわけではないし、ノーベル平和賞なんか絶対に貰うことができないのだ。

 では、育児や子育てを遣り終えた母親たちがなんにも育児のサポートをしなければ、それでいいのかというと、それでは新米ママたちに育児の負担が最大化してしまい、それで社会を崩壊させかねない少子化という問題が出現し、しかもその問題が深刻化してしまうのである。育児や子育てはそれを終えればお仕舞いではないのだ。それを後継者たちに伝えて行く努力をもしなければならないのである。

●「育児の喜び」は永遠に母系相続され続ける

 赤ちゃんを妊娠し、出産するという体験は女性にしかできないものだ。性転換して男性から女性になった者でも、体は女性のようになれたけど、赤ちゃんを妊娠したとか出産したとかいうことは全くできないものなのである。女性にしか体験できない行為だからこそ、大切に扱って行くべきなのである。

 「育児の喜び」や「子育ての楽しさ」を自分自身は自分の母親から継承し、自分がそれを体験したのなら、今度は自分が息子の嫁や自分の娘に伝えて行けばいいのである。家系は父系家族で相続され続けても、「育児の喜び」や「子育ての楽しさ」は永遠に母系相続され続けるのである。そうやって太古の営みが家族の中に流れ続けていくのである。

 もしも育児や子育てを遣り終えた母親が、「育児の苦しみ」や「子育ての哀しみ」を息子の嫁や自分の娘たちに伝えていったのなら、その女性たちは子供を産もうとしなくなるし、たとえ産んだとしての苦しみながら育てて行くことになることであろう。だからこそ、その苦しみの流れを誰かがどこかで終わりにしなければならないのだ。

 人間の脳と言うのは、ちょっとした物の考え方で大いに、その能力の発揮の仕方が異なってしまうのである。もしも育児や子育てをすることが楽しいと思ったのなら、幾らでも能力を発揮して行くことになるし、自分が想像すらしなかった楽しさに出会えるものだ。しかしもしも育児や子育てをすることが苦しいと思ったのなら、どうやっても能力が追い付かないし、自分が想像すらしなかった悲劇に見舞われてしまうのだ。

 要は「人生を楽しい」と思っているのか、「人生を苦しみ」だと思っているかの違いでしかないのだ。母親の脳に「人生は楽しい」とスイッチが入っていれば、育児や子育てを楽しめるから、子供たちも楽しみながら育って来て、結果的に非常に高い能力を持てるようになるのだ。しかし母親が「人生は苦しみ」だと思っていると、育児や子育てを苦しみだらけにしてしまうから、子供たちも苦しみながら育って来て、非常に捻くれた人物に育ってしまうのである。

 人間を根本的に考えた場合、必ずそこに辿りつくものなのである。幾ら高い知能があっても、幾ら強靭な肉体があっても、「人生は楽しい」と思っているからこそ、それらを有効的に使うことができるようになるのである。その根幹を絶対に間違えないことだ。この世には知能を高め過ぎてしまったがために、ひっくり返ってしまった人々が大勢いるものだし、強靭な肉体を持ちすぎてしまったために、人生を破滅させてしまった人々も大勢いるのだ。人間として根本的な所を間違えてしまったために、高い知能を持ちながら、強靭な肉体を持ちながら、人生を失敗させて行ったのである。

 人生の根本を教えてくれるのは、母親であることを決して忘れてはならない。人間は自立して行くまで二十年以上は母親と暮らすのだから、母親の考え方が自分の考え方の基本をなしてしまうのである。母親にしても育児や子育てを楽しむことこそ、我が子の能力を最も高めることができるものであるということを常に忘れないようにすることだ。母親が人生を楽しんでいれば、我が子も人生を楽しみ、その子が大人になれば大いに高い能力を発揮して来るようになるものなのである。

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親が我が子に伝えるべき最も大切なこと

●育児や子育てが楽しかった、幸せだった

 親が我が子に伝えて行くべきことで、最も大切なことは「育児や子育てが楽しかった、幸せだった」ということであろう。如何なる母親も赤ちゃんを産んでみれば、「育児の喜び」「子育ての楽しさ」というのは誰もが経験することだろう。そういう幸せは他では絶対に得ることができないのだから、それをストレートにそのまま伝えて行けばいいのである。

 ところが世の中には捻くれた母親たちが大勢いて、育児や子育ての最中に経験した苦労を延々と子供たちに話して来るのだ。曰く「育児って大変よ~」「子育ては大変よ~」と言いまくるのだ。この手の母親たちに共通することは、子供を1人か2人しか産んでしないということだ。子供の数が少ないために、母親として成長しておらず、そのために育児や子育てに愚痴を、よりによって我が子にぶつけてしまうのである。

 こういう母親をも持ってしまうと、子供は大人になっても結婚しなくなる。結婚をしても面白いとは思っていないので、平気で独身を貫いてしまうのである。そのためこの母親は孫の顔を見ることができず、他の母親たちなら孫の顔を見て、今度は母親ではない立場から育児や子育ての喜びを味わうことができるのに、それができなくなってしまうのだ。

 母親として充分に成長して行くためには、矢張り子供を3人以上は産むということが必要なのである。子供が1人や2人では、母親として充分に成長して行くことができないからだ。1人目や2人目ではどうしても肩に力が入り過ぎているものなのである。しかし3人目を産んだ途端に、肩の力が抜け、母親として充分な領域まで成長して行くことができるのである。

 育児が楽しかったのか、苦しかったのかというのは、その現象がどうのこうのよりも、その人の人生に対する根本的な考えが左右するものなのである。育児などやってみれば大変な作業の連続であるのには決まっている。だが、そ大変な作業をするからこそ、他では絶対に味わうことができない楽しみに巡り会うことができるのでる。要は、「人生は楽しいものである」と考えているのか、「人生は苦しみの連続である」と考えているかで、同じ育児を体験させたとしても、その後の感想はまるで違ったものになってしまうのだ。

●家族という幸せがあるからこそ、様々な幸福を生み出して行くことができる

 自分の母親が育児や子育てに幸せを見出せなかった場合、その子供は結婚や出産や育児というものに幸せを見出すことができにくくなる。そのため結婚以外に幸せになれるものがあるのではないかと考え始めるのである。こういう女性は幾ら恋愛をしても、恋愛を盛り上げることができず、早い段階で恋愛を自らの手で破壊するということを平気で遣り遂げて来る。結婚する気は更々ないので、恋愛を盛り上げれしまえば、結婚してしまうかもしれないという恐怖が常に付き纏っているからだ。

 確かに結婚以外にも幸せになれるものは沢山ある。しかしそれらの幸せは結婚がもたらす幸せには遥かに及ばないということなのである。自分が本当に愛すべき人と結婚し、そして子供を産み育てて行くという幸せを、他の幸せが凌駕することは絶対に有り得ないのだ。我々にできることは、他の幸せを求めつつも、「家族は幸福の基盤である」と悟ることだけなのである。

 家族という幸せがあるからこそ、他の様々な幸福を生み出して行くことができるのである。自分の親というのは、この世で生きている限り、自分の親で有り続けるものだ。自分の子供は、この世で生きている限り、自分の子供で有り続けるものだ。自分が幾ら成長したらといって、親の年齢を抜くことはないし、幾ら子供が成長したからといって、子供が自分の年齢を追い越して行くことはないのだ。

 親は親だし、子は子なのだから、その固定された人間関係の中で自分が成長して行くしかないのである。男性だったら、仕事に一生懸命に打ち込んで、自分の父親以上の仕事をするようにして行くべきだし、女性だったら、まずは育児や子育てに一生懸命に打ち込んで、自分の母親以上の手柄を立てるべきなのである。自分の父親よりも少ない年収、自分の母親よりも少ない子供しかいないからこそ、不幸になってしまうのである。幸福になりたければ、まずは自分の親を超えて行くしかないのである。

 結婚以外に本当の幸福があるのではないかと探すのは無駄なことなのである。どんなに少ない年収であったとしても、家族が和気藹藹としていれば、その家の父親はいつまでも貧乏暮らしをしている訳がないのだ。必ず頭角を現わして来るものなのである。家族が纏まらず、後顧に憂いがあるからこそ、自分の全力を出して行くことができないのである。自分が一生懸命になって働いて、年収を増やして行けば、大抵の家族は家庭内での不幸が激減して行くものなのである。

●自分の夢に向かって産まず弛まず努力して行くこと

 子供たちにしても、自分の両親が幸せに暮らしていれば、自分がすべきことに集中して行くことができるようになるのである。人の子の親なら、「自分の夢を持ち、それに向かって努力すること」の絶対的重要性を常に説き続けるべきなのである。時間などというものは、あっという間に過ぎ去って行ってしまうので、自分の夢を明確にしなければ、何もできずに還暦を迎えてしまうようになるのだ。

 子供の場合、自由な時間はたっぷりとあるのだから、早い段階で自分の夢を明確にしてしまえば、その夢の実現のために充分すぎるほどの時間を費やして行くことができるようになるのである。後は産まず弛まず努力し続けることであって、延々と努力し続ければ、夢が着実に実現されて行くことになるのだ。

 もしもその際に母親が育児や子育てを楽しんでいなかったりすると、その母親は我が子が楽しんでやっているものを見つけると、それを破壊して来るものなのである。まずは言葉の暴力を使って我が子の夢を潰し、次には経済的な締め付けを行って我が子の夢を潰して行くのである。最後には我が子に肉体的な暴力を振るって我が子の夢を潰して行くのである。

 父親にしても年収が低ければ、我が子の夢を潰してしまうことになるのだ。どんな夢を叶えて行くにしても、多少のお金はかかるものなのである。その資金は子供がまだ就労していない以上、父親が出すものなのだが、父親の稼ぎが悪いと何かしらのイチャモンをつけて、我が子の夢のためにお金を出さず、我が子の夢を潰してしまうのである。そのくせこういう父親に限って、お酒は飲むは、タバコは吸うは、そういう所で無駄遣いをして来るのである。

 自分の夢を実現させた成功者たちの多くが、自分の両親にしっかりと支えられて育って来たという事実を決して忘れるべきではない。自分の両親たちが結婚を楽しんでいたからこそ、自分も夢を実現することを楽しめたのである。もしも両親が結婚を楽しんでいないのなら、離婚してしまった方がいいのである。両親が離婚したことを契機に、自分の夢を妨害する人物が少なくとも1人は消えるのだから、そのために夢の実現がし易くなるものなのである。両親が揃っている成功者もいるが、片親だけの成功者たちが存在するのは、そういう理由からなのである。

●我が子が結婚し、赤ちゃんたちを産み育てることができれば、親として合格なのである

 子供というのは人生の経験値が低いために、子供がやってくることは意外と素直なものなのである。もしも我が子が大きくなって結婚をし、赤ちゃんを産み、子供たちを数多く育てて行くことをし始めたら、それは親として合格だということなのである。我が子は「自分は両親に育てらて幸せだったと思うからこそ、自分も結婚して幸せになる」と思って結婚し、子供たちを産み育てて行くのである。

 もしも我が子が両親の姿を見て、結婚に於いて幸せを感じることができなかったのなら、その子は結婚などしないし、赤ちゃんを産もうとしないものだ。自分の両親が結婚で不幸になったのなら、自分は結婚を回避することで、新たな幸せを模索して行くしかないのである。だがそういう幸せ探しは徒労に終わるものなのだが、自分の両親の精神レベルが低いとそのことが解らず、延々と模索し続けることになるのである。

 母親としては「子供は愚かなものだ」とどこかで思っていることだろう。なんせオムツの交換をしまくり、言葉などは自分が教えて行ったようなものだからだ。しかし子供は母親が思っている馬鹿なのではなく、しっかりと母親の考えていること、言っていること、遣っていることを見ているのである。そして母親の精神レベルに応じた行動を取って来るものなのである。若者のスタートラインは全て平等なのではなく、自分の親の精神レベルで大いに異なるものなのである。

 だからこそ成功者ほど自分の両親に感謝の意を捧げるようになるものだ。自分の両親の精神レベルが高ければ、自分はより高い地点からスタートできたので、他人よりも成功する確率が高くなったということを知っているからだ。その反面、人生の失敗者たちほど自分の両親に感謝しないし、それどころか憎しみをぶつけてくるものだ。それは自分の両親の精神レベルが低いばっかりに、自分は他人よりも低い地点からスタートせざるを得ず、それで失敗する確率が高くなってしまったということを、薄々解っているからなのである。

 母親にしろ、父親にしろ、育児や子育てを幾ら頑張ったとしても、誰からも褒めてくれる訳ではないのだ。育児や子育てでお金が稼げるわけではなく、寧ろお金が湯水のように消えて行くものだ。しかし自分の母親や父親から充分な愛情を以て育てられた子供は、必ず親に感謝し、その期待を遥かに上回ることをやってくるものなのである。だから育児を子育てをしている時は、母親自身が父親自身が育児や子育てを徹底的に楽しむべきなのである。そうやって楽しんでいればその楽しさが我が子に伝わり、我が子は自分の夢を実現して行くことができるようになるのである。

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両親の存在は百万人の教師に勝る

●子供にとって親は手本となり、反抗すべき存在となる

 子供にとって両親の存在は絶大なまでに大きいのである。なんせ自分を産んでくれ、育ててくれたから、それが自分が親元から離れて行くまで20年前後は続くのだから、その存在たるや想像を絶するまでに大きいのである。如何なる人間であっても、両親の存在こそが、自分の人格を形成させる最重要の要素となるのである。

 人間というのは自分勝手で育って行くことができない。必ず親の物真似をしながら育って来る。子供にとっての親の役割は、まずは自分の手本となってくれることなのである。親が自分の手本だったという事実は、自分が成長して行く過程で完璧に忘れてしまうことだから、多くの人々がこの点を見落としてしまうのだ。

 育児や子育てをするに際に、絶対にやってはならないのは、「夫が妻の悪口を子供に言うこと」「妻が夫の悪口を子供に言うこと」なのである。子供にとって両親のどちらかから自分の親の悪口を聞かされることは、これほどその子の人格の成長に問題を生じされることはないのである。

 夫婦であるなら、自分の配偶者に何かしらの不満を持っているものだ。しかしそれは違う所で発散するべきであって、子供の前で発散するべきではないのである。子供の前では夫は「岡さんは凄いんだよ」といい、妻は「お父さんは立派な人なんだよ」と教え続けるべきなのである。

 そうやって子供が自分の親になんの疑問も持たせないで育てると、子供の人格は正常に成長して行き、思春期になればきちんと親に反抗し始めて、自立して行くことができるようになるのだ。子供の頃に親の存在に疑問を抱かしてしまうからこそ、反抗が凶暴化しかたり、逆に反抗しなくなって、自立しなくなってしまうのである。

●親として継承させていくべきことは問答無用で継承させていく

 育児や子育てをして行く時は、親として子供に継承すべきものがあるのなら、問答無用で継承させていくことだ。子供は小学生までなら親に従順なので、小学校を卒業するまでに親として教えるべきことを教えてしまうことだ。その時期を逃せば、もう取り返しのつかない事態になってしまうのである。

 例えば、母親は子供たちに家事を教えて行くべきだし、父親はお金の稼ぎ方を教えていくべきなのである。人間というのはあれこれ考えると行動できなくなるものだが、問答無用で教えられ、体を動かさざるを得なくなると、なんの疑問も抱かずに、その教えられたことを学んでいくことができるのである。

 本当に優れた教育は質問を禁止するものなのである。質問を言って来る時点で、その子は親から教えられたことを受け入れていないからだ。家庭内での教育は、親が問答無用で子供に教え、それで子供にやらしてみる。当然、子供は慣れていないから失敗する。そこで失敗した理由を親は教えて行くのである。その繰り返しをすべきなのである。

 農業でも、魚業でも、林業でも、商業でも、親が子供に教える場合は、全て問答無用だ。親が絶対的な権力を握って、子供に対して徹底的に教えて行く。そうやって基本的な事柄を学んでいくものなのである。その独裁的な遣り方こそが、もっとも生産性の高い教育の仕方なのである。

 学校での勉強であるなら、幾ら質問をしても構わない。学校での教育は基本的には頭を使うだけの勉強だからだ。しかし親が子供に教えて行くことというのは、頭で解らでるのではなく、体で解らせるものなのである。体で覚えさせて、自分で動けるようにしなければ、その子供は一人前の大人にはなることができないのだ。、

●教師の存在は両親があってこそなのである

 親が子供に対して問答無用で教えるべきことを教えて行くからこそ、学校での勉強が役に立って来るのである。親がいなければ教師は非常に危険なのである。教師というのは、所詮は赤の他人であって、幾らでも生徒たちに出鱈目を教えて来る可能性があるからなのだ。もしも教師が生徒に嘘を教えた場合、親から薫陶を受けていない生徒は、その嘘にまんまと騙されてしまうものなのである。

 もしも子供が親からしっかりと教育を受けていれば、教師が男女平等を唱え、男女は平等であらねばならないと教えても、それは巧く行かないだろうということが解るものなのである。父系家族なら父親が家長として君臨し、母親が家庭内の実権を全て握ってしまうからだ。父親は家長だけど、家庭内では母親の方の意見が通るものだし、母親は権力を握っているけど、母親が父親を蔑ろにしたら、途端に家族は崩壊して行ってしまうからだ。母系家族なら、両親のどちらも権力を握っておらず、姑が最高権力者として君臨しているものなのである。

 この世の中には、その意見は聞いてみれば素晴らしいと思っても、実際にやってみれば駄目なものは幾らでもある。特に学校の教師という人々は、社会に出て働いたことがないために、簡単にそういう机上の空論に騙されてしまい易い人々なのである。教師の意見だから正しいのではなく、教師の意見だからこそ疑ってみることも必要なのである。

 親の存在は百万人の教師に勝るものなのである。子供はまだ人生の経験値が非常に少ないから、教師が熱心に異常な意見を言って来た場合、それを受け入れるべきかどうか悩んでしまうものだ。そういう時に親が子供の話を聞いて、親が自分の人生経験を元にその判断をしてあげればいいのである。

 学校で教師から碌でもない意見を教え込まれてしまったために、自分の人生を間違った方向に持って行ってしまった人たちは非常に多いものなのである。親の意見を軽んじ、教師の意見を重んじてしまったからこそ、自分の人生が台無しになってしまったことに気付いていないのだ。

●自由奔放に育てることは親としての責任を放棄しているだけ

 その夫婦が余りにも自由化し過ぎてしまうと、子供に厳しいことを押し付けるのではなく、自由奔放に育てればいいと思ってしまうものだ。しかし子供を自由奔放に育てれば、自分勝手な我儘な子供が育って来るだけであって、その子供は終生我儘し放題の人生を送ることになるのだ。

 自由奔放に育てるというのは、その親が親としての責任を放棄し、育児や子育てを放棄しているだけなのである。「鉄は熱い内に打て」という。人間も幼い時に教えまくるべきなのである。親に反抗して来ない時期に子供に教えるべきことを教えておけば、子供は素直に受け入れるものなのである。

 親が子供に何かを教えて行く場合、子供はとろいし、ミスを犯すものだ。しかも親が叱れば、子供は泣き出し、親の方だって心は苦しくなるものなのだ。しかしそうやって教えて行くからこそ、子供は親に教えられたことを習得することができ、更に上のレベルのものを教えられて行くことができるようになるのである。

 経済が繁栄してしまうと、暖衣飽食になってしまう余りに、親として子供に何かを教えて行くことは苦しいから、その苦しみを味わないために、子供に何かを教えることをやらない親たちが続出するのだ。母親が子供に家事を教えなければ、それはそれで合理的かもしれない。父親が子供に金儲けの仕方を教えなければ、仕事に充分な時間を注ぐことができるかもしれない。

 しかしその代償は非常に高いのである。子供が大きくなっても結婚しなかったり、たとえ結婚してもすぐに離婚してしまったり、子供がいい大学を出たのに、父親の年収よりも遥かに低かったりするのだ。我儘に育った人間はまさか自分が異常な育てられ方をしたなのだとに気付きはしなから、社会を改造すれば豊かな生活を実現できると思い込み、自分の生活を改めることなく、政治に熱心になってしまうのである。

 後世に名を残すような偉大な人物たちは、必ずといっていいほど、親の薫陶を受けて育って来ている。親の影響がでかかったために、学校で教育を受けても教師の意見を鵜呑みにすることがなかったのだ。そのために教師の意見の中で優れた意見を受け入れはするけど、それ以外の意見を拒否したのである。そうやって育って来たから、大人になって優秀な頭脳を思う存分発揮することができ、結果的に凡人ではなしえない成果を生み出すことができたのである。

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教師不要になることこそ、本物の教育

●優秀な生徒は教師を乗り越えて行く

 学校から卒業するということは、その生徒たちがその学校の教師たちを不要とするということなのである。教師不要になることこそ、本物の教育がなされた証なのである。通常、人間が他人に話せば、その話の内容の3%しか伝わらないという。しかし教育の場合、その教師にきちんとした教育能力があるのなら、最大で50%まで上げることができるようになるのだ。だからこそ生徒たちは学校に来て勉強するのである。

 但し、教師が生徒たちに伝えていいのはその50%までで、それ以上は教えてはならないのだ。それ以上教えてしまえば、教育ではなくなってしまい、洗脳になってしまうのである。生徒といえども人の子であるから、何かを教えられれば、自分の頭の中で新たな考えが湧き出て来るものなのである。もしもそれを封じて、教師の意見だけを押し付けてしまえば、生徒たちは自分で考え行動するということをしなくなってしまうのである。

 平和教育でも、民主主義教育でも、人権教育でも、これらの教育に手を出す教師たちは、必ず教育熱心な人たちばかりだから、平気で教育の限界点を超えてしまい、洗脳の領域に入り込んでしまうのである。最近流行の環境問題もやっていることは洗脳に近く、地球の気温というのは二酸化炭素の量で決まるのではなく、太陽の活動量によって決まるという宇宙物理学の基本ですら否定して、自分たちが作り出した勝手な意見をいって、生徒たちを洗脳してしまっているのである。

 偏差値が高い私立学校では、教育を洗脳に擦り替えてしまることを禁止しているものだ。偏差値の高い私立学校ほど、教師たちは生徒たちに乗り越えられていく存在だと言うことが解っており、教師たちが生徒たちの卒業までに教えるべきことは全て教えて、それによって生徒たちが自分たちを乗り越えて行けるように仕向けてあげているのである。

 中学や高校の時期に行われる洗脳の恐ろしさは、その洗脳を解かない限り、その後の人生に終生その洗脳が持続され続けてしまうということなのである。例えば民主主義の洗脳を受けてしまった人々は、日本が民主主義を採用したからこそ、碌でもない政治家たちが国政を握り、国民に大損害を与えているということに気づけなくなるのだ。人権の洗脳を受けた人々は、人権が強化されればされるほど、凶悪犯罪が増えて来て、しかもその凶悪犯罪者が死刑にされず、のうのうと生きているということに気づけなくなるのだ。

●学問の礼は学問ですべし

 その者が教育を受けたのか、洗脳をうけたのかが、一発で解るのは、洗脳を受けてしまった人々は、卒業しても教師から離れることができなくなるということなのである。定期的に同窓会を開いて、教師との関係を維持し続けたり、その教師の自宅にお邪魔して、長々と話すようなことをして来るのだ。

 通常、生徒の頃に教育をしっかりと受けたのなら、その教師の顔を二度と見たくないと思うようになるものだ。何もその教師を嫌っているから会いたくないという訳ではなく、その教師から充分に教育を受けたからこそ、もう二度と会いたくないのである。同窓会などには絶対に行くべきではないのだ。どうせ行った所で、「お前、全然変わってないな」と言い会うだけなのである。卒業したから月日が流れたんだから、変わっているのは当たり前なのに、洗脳されているばっかりに、その事実に気づけなくなってしまうのだ。

 学問の礼は学問ですべきであって、学問の礼を食事や金銭で行うべきではないのだ。もしも学者になったのなら、画期的な新発見をすることで学問を進歩させるべきであり、もしもスポーツの道に進んだのなら日本一になるなり世界一になるなりすべきなのである。もしもビジネスマンになったのなら、そのビジネスで精進して、億万長者になるべきなのである。

 確かに中学や高校の時に、その教師から真剣になって教育を受ければ、その生徒は何かしらの恩義を感じるものだ。だからといってその恩義をその教師に返すべきではないのだ。その恩義は国家や国民のために発揮すべきであって、個人レベルで償還してしまうべきではないのだ。

 自分が優れた教育を受けたのなら、その学問の力を利用して、国家を発展させ、国民を豊かにしていくべきなのである。学校で行われる教育というのは飽くまでも国民教育なのであって、個人教育ではないのである。国民国家の国民なのに、教師と生徒の関係だけで完結しているのなら、その者は幾ら高度な教育を受けても、なんの役にも立たない人間になってしまうのである。

●なぜ『エミール』は教育者にとって最大の悪書なのか?

 学校の教師たちが教育を洗脳に摩り替えてしまうのは、何も偶然にやっているのではない。意図的にやっているのである。教育を洗脳に摩り替えてしまう教師は、必ずといっていいいほど、ジャン・ジャック・ルソーの『エミール』をバイブルとしている。この『エミール』は教育者に最大の悪書なのであって、この本に魅了されてしまうからこそ、教師の道を踏み外してしまうのである。

 なんでこの『エミール』が悪書なのかといえば、この小説の最後の最後で生徒は教師によって終生教育され続けることを望んでしまうからである。教育では洗脳を受けてしまったからこそ、その生徒は自立することができなくなってしまったのである。誰かに教育され続けるということは、全然自立していないということなのであるが、洗脳を受けてしまうと、その状態の方が快感になってしまうのである。

 忘れてならないのは、ルソーは『エミール』を何も単独の小説として書いたのではなく、『人間不平等起源論』や『社会契約論』を実践するに当たり、そのイデオロギーを実現させるための人間を育成するものとして書いたといことなのである。しかも『エミール』の方が大著になっており、ルソーとしてはこちらの小説の方を重要視していたことが一発で解る。人間はそもそも不平等にできているものだし、国家は契約で成立する訳がないので、もしも人間を平等にし、社会契約によって国家を成立させるためには、人々を洗脳しなければ絶対に不可能だからなのである。

 ルソーというのは「狂える天才」である。名文を書くのは殆どが高尚な人格を持った優れた人物たちであるのが、中には名文を書ける悪魔もいるものなのである。ルソーは自分の5人の子供を全て育児放棄し、孤児にしてしまった父親なのである。恐ろしいのは、生活が苦しくてそういうことをやったのではなく、そうやって自然状態で育った方がその子たちのためになると思ってやったのである。自分の子供を孤児にした父親の中で、このように確信犯的にやって人物は「ルソー」一人しかいないのである。

 ルソー自身も孤児であったために、ルソーは正規の学校に行っていない。そのためルソーは教育論の小説を書きながら、「学校の否定」を明確に打ち出しているのである。普通、この小説を現役の教師が読めば怒り心頭に達するものであるが、ルソーが綴る「悪魔の論理学」のような論法に騙されてしまうと、すっかり魅了されてしまい、呆気なく洗脳されてしまうことになるのだ。

●教育者なら「教育者の宿命」を受け入れよ

 なぜ大学教育を受けた筈の教師たちが『エミール』に魅了されてしまうのか解らない。ルソーの文章の巧さは認めるにしても、大学教育を受けた者ならルソーが意見を全面的に否定できる筈なのである。では、なんで教師たちが『エミール』に魅了されてしまうのか? それは「教師の宿命」に逆らっているからであろう。

 教師というのは幾ら生徒たちに熱心に教えても、その生徒たちが卒業すればそれで教育が終わってしまう。教師は新たに新入生たちを受け入れることで、最初から教育をし直さなくてはならない。この繰り返しを教師は定年退職するまで延々と遣り続けるのである。これは「教育者の宿命」なのであって、教師になる以上、この「教育者の宿命」を受け入れて、教育を楽しむしかないのだ。

 しかし教師として未熟な者はこの「教育者の宿命」を受け入れることができず、教育を施した生徒たちが、学校を卒業しても自分の教育を受け続けて欲しいと願ってしまうものだ。その生徒たちが卒業後も自分の教育を受け続ければ、素晴らしい人生を送れるのではないかと異常な妄想を抱いてしまうのである。この教師の異常な願望こそ、ルソーに付け入られる隙を与えているのであって、『エミール』を読めば教師自身がルソーに洗脳されてしまうのである。

 では、そうやって卒業後も教師の教育を受け続けたのなら、その生徒は立派な人物になるのであろうか? 答えは「確実に無能な人間になってしまう」ということだ。人間は自分が独立して自分が真剣になって取り組むからこそ、最高の能力を発揮できるようになるのであって、自分が独立はおろか、自立すらしておらず、常に誰かの教えを乞い続ければ、自分が持っている能力の僅かしか発揮できなくなり、しかもその使い方を間違ってしまい、最悪の結果をもたらしてしまうことになるのである。

 教育はエンドレスで行うべきではないのだ。期限を定めて行うべきなのである。教師と生徒が教育を通じてねっちょりした関係を築くべきではないのだ。もっとドライになるべきなのである。そうやって教育をした方が教育が遣り易いし、もしもその生徒に自分が教えるべきことを全て教えたら、卒業させて行けばいいのである。

 不思議なことに優れた教育を受けた者ほど、学校にはなんの未練もないから、教師の名前や顔を忘れて行ってしまい、教師に対してなんの感謝もすることがないのである。優秀な人物なら、その高い能力を発揮して行くことになるから、新たな情報が頭の中にどんどん入って来るから、自分が学校の頃に発生した記憶など消えて行ってしまうものなのである。

 そうやって自分が育てた生徒が、自分に感謝をすることなく、自分の名前や顔を忘れしまうのは、教師として立派な仕事をした証なのである。これが「教育者の宿命」だし、これが「教育者の本当の喜び」でもあるのだ。学校の教師になる者は、この「教育者の宿命」を受け入れるべきだし、この「教育者の本当の喜び」を一生懸命に仕事をして出会うべきなのである。

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教育は結果論で判定すべき

●教育の良し悪しは結果を直視せよ

 この世には様々な教育論があるけれども、その教育論は結果で判定すべきなのである。その教育論を実施してみて、良い結果が出たのなら、それは素晴らしい教育論であって、悪い結果が出たのなら、それは悪い教育論であって、二度と使用すべきではないのである。

 人間というのは理想を持ちたがる動物であるために、その教育論が余りにも現実離れして、余りにも空想的なことを言っているのに、その教育論にまんまと騙されてしまうのである。教育論は現実主義に徹するべきであり、現実を直視した上で理想を掲げるのであるならば巧く行くものなのであり、そうでない教育論はどうやっても絶対に巧く行かないのだ。

 戦前の日本の教育は小学校教育に関しては圧倒的に出来のいい結果を残した。政府は欧米列強の威力を目の前にして、教育の充実こそ国家存亡の鍵を握ると悟ったために、小学校教育に関しては重点的に資金を回して、小学校教育を充実させて、文盲率が欧米列強よりも低くなるという現象が起こったくらいなのである。

 そうやって国民の知的レベルが高かったこそ、富国強兵政策が物の見事に成功し、経済成長を続けて国民が豊かになり、日清戦争に於いて清国に勝利し、日露戦争でロシア帝国に勝利したのである。大日本帝国の凄さは江戸時代では当たり前だった飢饉が二度と発生しなくなったということなのである。当時の日本では外国から食料を輸入し、それに頼ったという記録はないから、学力の向上によって、食料生産量が着実に増大して行ったのである。それが飢饉を回避し、人口増大に繋がったのである。

 しかしその反面、高校教育や大学教育に問題があり、西ヨーロッパの学問を鵜呑みにする態度は日本精神を衰弱化させてしまい、欧米に対して劣等感を持ち続けてしまい、そのために学問を効果的に使うことができず、それが大東亜戦争に於ける敗戦の大きな要因になったのである。アメリカの大学生たちが愛国心を剥き出しにして意気揚々と戦争を戦ったのに、日本の学生たちは愛国心が貧弱で、徴兵だから仕方なく戦場に出て来たのである。これでは戦争になっても日本が負けてしまう訳である。

●戦後の日本の教育の欠陥

 戦前は大学教育に問題があっただけであるのだが、戦後はGHQの占領政策によって日本人を骨抜きにさせる教育が整えられたために、小中高全ての教育で問題が発生し続けることになった。戦後の教育で最大の問題点が師範学校を廃止してしまったことなのである。師範学校を廃止したために本物の教員たちを育成することができず、そのために教員を労働者だと思い込む日教組が出現してしまったのである。

 戦後の教育問題は、要は日教組問題なのである。日教組が滅茶苦茶なことをやっているからこそ、日本の教育は荒れ放題なのである。しかし幾ら日教組に問題があるからといって、日教組を廃止しただけでは問題の解決にならないのだ。師範学校が存在しないからこそ、正常な教育能力を持たない教師たちが溢れ返っているのであり、それが日教組の温床となっているのである。師範学校を復活させない限り、この問題を解決することはできないのである。

 戦前は小学校までが義務教育だったが、戦後は中学までが義務教育になった。しかし義務教育を充実させたことで、学校の教員たちが社会主義やフェミニズムに走ってしまったという奇妙な現象が起こったのである。義務教育といっても、それを全て公立学校で行ってしまうと、教員たちは公務員になってしまうので、公務員に対して思想統制をきちんと行っておかないと、社会主義やフェミニズムが公務員たちの間で蔓延して来てしまうのである。

 戦後の教育問題で具体的に現れて来るのが、「愛国心の欠如」である。愛国心を否定するどころか、日本を悪い国だと教え込んでいるために、政治家たちは常に外交で失敗し、経済では外国企業から乗っ取りを食らってしまい、映画界ではアメリカの映画が常に主流を占めてしまうという悲惨な事態になってしまったのである。

 学校教育というのは国民教育なのであって、学校教育を受けさせることで国民としての自覚を持たせ、愛国心を付与するのである。それなのに愛国心を持たず、日本国民であることを恥と思い、地球市民だの人類愛だの唱えていれば、当然に国益は常に破壊され、日本は独立を維持することすら危うくなってしまうのである。

●教育の抜本的改革は政体の変革なくして不可能である

 現在の日本の教育界は様々な問題を抱えているものだ。しかしその教育問題を小手先だけで改革して行っても無駄なのである。政府が教育改革をやればやるほど教育の現場が酷くなって行くという現象が起こり続けるのである。教育の抜本的改革は政体の変革なくして不可能であって、昭和憲法を無効にし、日本国民が新たな憲法を制定すれば、現在の教育問題は全て吹き飛んでいくのである。

 「師範学校の復活」にしても、「法の下の平等」がその復活を拒むのである。大体、人間は「法の下に自由」ではあっても、法の下に平等である訳がないのだが、もしも学校教員になる人々に無料で師範学校に通わせるのなら、それは法の下の平等に違反してしまうことになるのだ。だから現在の憲法では師範学校の復活という発想が全く出て来ないのである。

 国民が自由に自分の意見を持つのは構わないが、公務員が自由に自分の意見を持っては困るのである。国民国家はそれ自体がイデオロギー国家であり、公務員は国民全員に奉仕する存在ではあるけれども、社会主義のように労働者階級の利益を代弁する訳でもなく、フェミニズムのように女性の利益だけを代弁する訳でもないのだ。もしも国民国家の公務員なのに、労働者だけの味方をしたり、女性だけの味方をすれば、途端に国家が狂って行ってしまうのである。

 国民に愛国心を付与させようとしても、昭和憲法がある限り、これは不可能なのである。愛国心を持ては、外国の侵略を受けたのなら、自分たちの国家を守るために武器を持って立ちあがり、戦争で撃退しなければならなくなるのだが、そういう考えを教えるだけで憲法の戦争放棄の条項に違反してしまうことになるのだ。、

 今まで様々な知識人たちが教育改革を論じて来た。しかしそれらの教育改革案が全て巧く行かないのは、憲法を改正しなければ教育問題を解決することはできないという考えを持たなかったからなのである。我々日本国民が抱えている教育問題は昭和憲法こそが引き起こしているのであって、それを見抜けないのなら、全てはまやかしにすぎないのだ。

●「基礎を与えてあげることの大切さ」と「エリート育成の絶対的重要性」

 世の中には学校にあれこれ注文をつける人々がいるものだが、学校は全ての注文に答えることはできないのだ。家庭科教育をやってくれと頼んだり、性教育をやってくれと頼んだり、金銭教育をやってくれと頼んだりしても、それらは本来、学校が教育すべきことではないのだ。

 学校は全てのことを教育したりするのではなく、国民教育を行っているのだ。子供たちに日本国民としての自覚を持たせ、愛国心を付与させるために教育を行っているのである。子供たちが学校教育を受けることで、日本国民としての自覚を持ち、愛国心を発揮してくるならば、日本国は発展に次ぐ発展を重ね、国民は非常に豊かになって行くものなのである。

 学校教育は高度な理想を実現するために教育を施しているのではないのだ。学校がやっているのは基礎を与えていることなのであって、生徒たちに基礎的な能力をしっかりと与えておけば、後は自分の力で伸し上がって行くことができるのである。基礎的な能力がきちんと与えられないからこそ、生徒たちは暴れ出してしまうのである。

 その一方でエリート育成も非常に重要なのである。生徒たちの中で優秀な生徒は非常に限られているからこそ、その優秀な者たちを選抜して、エリートコースに乗せ、そこでエリートとして特別な教育を受けさせ、国家の中で重要な地位に付けさせるということをも学校は遣らねばならないのである。

 基礎教育とエリート教育は矛盾するものだ。しかし学校教育はその矛盾したものを持ち続けなければならないのである。平等教育をやったら学校教育は絶対に失敗するが、かといって大学を目指して受験戦争ばかりやらせれば学校教育は失敗してしまうのである。学校教育に携わる者たちは学校教育にはこの矛盾があることおを了解していなければ、学校教育の目的を果たすことができないのである。

 但し、どんなに優れた学校教育を施そうとしても、生徒たちは教師たちの思い通りには育って来ないのだ。必ず教師たちの考えを凌駕することをやってくるものなのである。教師の思い通りに育ったら、その生徒たちは救いようのない凡人なのである。優秀な生徒であればあるほど、教師たちの頭を踏み台にして乗り越えて行くものなのである。そういう生徒を生み出すことができれば、その教師のやった教育は成功したとえるものなのである。

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学校システムはどうあるべきか?

●学校システムの良し悪し

 国民国家にとって学校システムをどのようにすべきかというのは永遠の課題である。如何なる国家がやったとしても、「これが最高だ!」という学校システムは作れないし、せいぜい自分たちが最善だと思う学校システムを作ることしかできないのだ。しかしその最善と思う学校システムでも確実に学校で問題が生じて来る。

 学校システムは大きく分けて世界には3種類がある。まずはヨーロッパ式の「ギムナジウム制」で、小学校は4年生までで、それ以降はギムナジウムに進み、そこでしっかりと教養をつけることになる。その後に大学に進学し、一般教養の学習は既に終わっているのに、行き成り専門的な学問を学ぶことになる。

 次にアメリカ式は「6334制」で、小学校が6年と長く、その後中学で3年で、高校で3年と学び、そして大学に進学する。アメリカ式は大学入学までに一般教養を学び終えていないので、大学で一般教養を学ぶことになり、そのため専門的な学問は大学院に行ってからになる。

 最後にロシア式は「小中高一貫」で、大学に入学するまで学校は首尾一貫して教えることになる。そのために学校の方としては充分過ぎるほどの教育を施すことができるようになり、ロシア人は意外と知的水準が高い。このシステムはロシアの伝統ではなく、ソ連時代に国民を共産主義者にするために作られたもので、ソ連が冷戦争中、常に攻勢に出続けることができたのは、この学校システムがあったからこそなのである。

 日本では戦前はヨーロッパ式を真似て作ったが、なぜか小学校は6年制で中学校がギムナジウムよりも短く、高等学校を大学予科として使い、そのために大学で専門的な学問をやったのである。旧制高校は今でいう高校なのではなく、今でいう大学1年から2年のことを指しているので、その卒業生たちが大学に進学して来るとなれば、当然に大学のレベルが高かったのである。

 戦後は占領中にアメリカ合衆国にアメリカ式の「6334制」に変えられたのだが、このシステムでは弊害があり過ぎることに多くの国民が気付いている。このシステムだと中学と高校が無駄になってしまい、教育レベルの低下を避けることはできないのだ。中高一貫の学校ができるようになったが、そうなると今度は大学で一般教養を教えている現状をどうにかしなければならなくなってしまうのだ。

●肝腎なポイントは指導者をどうやって育成するかということ

 学校システムを考える時、外国と成績を比較したり、勉強態度を比較したりすることは全くの無意味なのである。生徒たちはその国が取った学校システム通りに動くのであって、学校システムに問題がある場合、その問題はそのまま露呈されてしまい、学校システムを見直さない限り、それは絶対に修復されないからだ。

 例えば日本の学校システムだと中学や高校と分かれてしまうので、学校では大学進学ための授業を首尾一貫してやってくれることがないので、大学に進学したい生徒たちは学習塾や予備校に行って勉強することになる。そのため勉強時間が自然と長くなるのだから、生徒たちの成績は非常に高くなるのである。6334制の本家であるアメリカの生徒たちが国際比較で成績が高かったことなど一度もないが、日本は学習塾や予備校が存在するお蔭で高い成績を維持することができているのである。

 その反面、6334制の学校システムだと、大学は一般教養を学ぶ場所になってしまうので、大学生たちは途端に勉強しなくなるのである。日本の学生もアメリカの学生も遊び呆けていることは一緒だ。しかしアメリカの学生たちは大学院進学を目指し、そこで専門的な学問をするために、大学の講義を真面目に受けることになるのだが、日本は大学院が充実しておらず、しかも殆どの学生たちは大学を卒業することになるので、本当に大学の4年間を遊び呆けてしまう学生たちが出て来るのである。

 大学というのはその卒業生たちが社会の様々な分野に送り出されて行くことで、国家を発展させる原動力となる。そのため学校システムの良し悪しは結局、指導者をどうやって育成するかに尽きるのである。優秀な指導者を育成できたのなら、その学校システムは素晴らしいし、碌でもない指導者しか作れないのなら、その学校システムは駄目だということなのである。

 まず国家の中で最も重要な指導者は「政治家」であり「武官」であり「文官」である。国家というのは軍事力を握った者が権力を握る以上、軍事のことが解っていなければ、本物の政治家にも、本物の武官にも、本物の文官にもなれないのだ。優秀な政治家や武官や文官を育成するためには、大学に於いて学生に士官としての軍事教育を施しておくことなのである。

 近代国家は自由経済を採用するために企業の存在がとても重要になる。そのためには起業家を育成し、経営者を育て上げて行かなければならないのだ。起業家になるためには大学を卒業すると不利になるので、大学に在学中に起業させ、その会社が巧く行ったら、中退させてしまうべきなのである。経営者が経理を知っていることは確かに大事だが、会社の組織の作り方や動かし方を教えて行かないと、優秀な経営者を育て上げることはできないのだ。

 大学でこそ自然科学の研究が本格的に行われるのだが、大学で基礎研究と応用研究のバランスが取れていないと、自然科学上の発見を経済で活かすことができなくなってしまうのだ。そのためには自然科学者と技術者のバランスが必要なのであって、現在のように技術者を低く見るような風潮は絶対にやめなければならないのだ。

●教育は宗教を伴わないと巧く行かない

 教育システムを考える場合、教育というものは宗教を伴わないと絶対に巧く行かないということを知っておくべきなのである。教育は「一般教育」と「宗教教育」に分けるべきであって、一般教育は通常の学校がやっていいのだが、宗教教育は宗教団体が行い、そうやって全く違う教育を受けさせる機会を与えてあげるべきなのである。

 はっきりと言っておくが、宗教の勉強というのは全く役に立たない。神と人間の関係を延々と考え続けることになるので、実際の生活では何にも役に立たないのだ。しかしそうやって宗教の勉強をしていると、現実世界が相対化されてしまい、この世に執着することがなくなり、一般教育のことがすらすらと頭の中に入って来ることになるのだ。

 アメリカ合衆国の学校は哲学者のデューイが民主主義教育を広めてから滅茶苦茶になってしまったが、それでもキリスト教系宗教団体が持っている日曜学校は充実しており、そのため学校の成績は悪くても、大学に進学すると非常に高い成績を持つ学生たちが続出して来るのである。

 これは戦後日本では無宗教の風潮が広まってしまったが、大学生たちは勉強することがなくなり、学者たちの科学上の発見をする確率がアメリカ合衆国の成果と比較すると惨憺たる結果になってしまった。これは学生も学者たちも宗教教育を受けていないために、現実世界を相対化させることができず、そのため自分を絶対化してしまうことになるので、現実世界を客観的に見るということができなくなってしまったのである。

 大学というのは多くの学部を持てば総合大学になれるのではないのだ。総合大学というのは神学部があってこそ、初めて総合大学として名乗ることができるのである。西ヨーロッパで学問が発達して来たのは、優秀な科学者たちが出て来たからなのではなく、大学が神学部を持っていたからなのである。当然に科学が発達してくれば、神学と対立する場面で出て来るが、かといって科学者たちが神学によって相対化されたことで、現実世界を客観視することができたことで、科学の発展が進んで行ったのである。

 大学生と言う多感な時期に、宗教家と接していることは、非常に有意義なことなのである。学生は人生について悩んだりするので、その質問を教授たちにしても無駄なのである。しかし宗教家ならその問題に答えを出すことは可能なのだ。だからこそ、宗教団体が経営している大学は全て高い倫理性を持ち、偏差値がどうのこうの関係なくなり、優秀な人材を輩出して行くことができるようになるのである。

●教育改革はなぜ失敗するのか?

 学校システムは必ず問題を発生させるから、その問題を必要以上に取り上げ、その問題の解決を躍起になって解決しても、それは小手先の解決にしかならなくなり、結局、その学校システムが持つ長所を破壊してしまうことになるのだ。例えば受験戦争が激しいからといって、「ゆとり教育」を実施したら、生徒たちの成績が急激に低下してしまったのはその典型的な例である。大学進学を目指して勉強している以上、ゆとり教育などできる訳がないのである。

 学校システムというのは、「国民教育」という観点から考え、国民に教育を施し、国民の最低の知的水準を確保するということを考えねばらないのである。その一方で国家を指導して行くために優秀な指導者を育成し、それらの者たちを抜擢し、全国各地に配置して行くことができるようにしなければならないのだ。この2つの要請を学校システムが応えない限り、優れた学校システムを作り出すことはできないのだ。

 学校に問題があるからといって、小中高の学校を弄っても、それに見合うだけの大学が存在しなければ、学校システムは機能して来ないのである。政治家が無能を曝け出し、官僚たちが汚職をしまくり、経済が低迷しているのなら、大学自体に問題があると視るべきなのである。

 政府は何度なく教育改革を実施してきたが、全ての教育改革が失敗している。なぜそんなにも教育改革が失敗してしまうのかというと、学歴社会の頂点にいる人々が教育改革を唱えるからなのである。自分たちが学歴社会の頂点にいるのに、教育問題の深刻さなど解りはしないものなのだ。

 教育改革に熱心な者たちは自分が学校で受けた悲惨な経験があるために、現実には存在することのない理想的な学校を頭の中で思い描いてしまうものだ。しかし人間は完璧な学校を誰も作ることができないのだ。どんな学校を作った所で、必ず問題点が発生して来るのだ。

 幾ら学校に問題があるからといって、外国の学校システムをお手本にするのは、逆に危険なのである。どの国も試行錯誤を経ながら、自分の国では最善と思えるものを作り上げて来たのであり、日本がその試行錯誤を行わず、良い結果だけを真似てみても、最終的には破滅してしまうものなのである。戦前はドイツの学校システムを真似たが崩壊してしまったし、戦後はアメリカの学校システムを真似て崩壊しつつあるのである。

 どの国民にも国民性があるから、自国の国民性に反するようなことをやっても、一時的には巧く行っても、結果的は駄目になってしまうものなのである。教育者たちに問われているのは、既存の学校システムの中で最善の努力をすると同時に、学校に問題があるのなら、外部の人たちの意見を取り入れ、試行錯誤しながら解決を図って行くしかないのである。その試行錯誤の積み重ねこそが、実は最も素晴らしい学校システムを築き上げて行くことになるのだ。

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ダルダルパンツの誘惑

●ダルダルパンツで夏太り!?

 俺は帰宅したら、すぐさまシャワーを浴びることにしている。シャワーを浴びることで、体の汚れを落とすことは勿論のこと、それが気分転換になって、後は自宅でリラックスできるからだ。バスタオルで体を拭いた後、自家製のダルダルパンツで自律神経を思いっきり副交感神経に変えてリラックスさせるのである。

 このダルダルパンツは自家製だから自分の体に物凄くフィットしていて非常に重宝していたのだが、使用している内にゴムが伸び切ってしまったのだ。ところが俺はそれに気付かずに穿き続けてしまい、逆に俺はダルダルパンツが緩くなったのは、自分が痩せたのだと勘違いしていたのだ。しかも去年の夏の間はスーツを着なかったために、秋になって仕事でスーツを来た時、スーツがキツキツになっていることが発覚したのだ。

 ダルダルパンツで明らかに夏太りをしてしまい、腰回りにしっかりと贅肉がつてしまったのだ。考えてみれば夏はビールを飲むし、更に冷麦や素麺のように麺類の比重が多くなるので、余り噛まずに食べることが多くなるので、それでしっかりとした脂肪がついてしまったのだ。

 そこで泣く泣くダルダルパンツを処分して雑巾に変え、断食をしたり運動をしたりして体を元も体型に戻した。自宅で余りにもダルダルとしたパンツを穿くのは非常に危険だということが解ったので、その後はしっかりとした服装をすることにした。たかが服装だと思ってしまうのだが、その服装が自分が考える以上に自分の体に影響を与えて来るのだ。

 そんで今年の夏はダルダルパンツではなく、しっかりとしたパンツを穿いた所、この猛暑にも拘わらず、体重は増えることなく、快適な日々を過ごせるようになった。しかもビールを飲むのを出来る限り控え、麺類を食べるにしてもちゃんと噛むようにした。そうしたら逆に夏でも食欲は低下しないし、夏バテというものが起こらなくなったのだ。考えてみれば、暑いからといって安易にビールを飲んでしまうのが、夏バテの引き金になっているように思う。

●お父さんのジャージは非常に危険

 考えてみるに、中年男性が中年太りを引き起こすのは、自宅でだらしない格好をするからだと思う。お父さんのジャージ姿は非常に危険だと思っておいた方がいい。父親がジャージを着ると、その着心地の良さに、そう簡単には交換しなくなるからだ。しかも家計に於いては子供への衣服代が最優先され、次に母親の衣服代が優先されるので、父親の衣服代は後回しにされてしまうのだ。その結果、一家の主が自宅で一番みすぼらしい格好をしていることになるのだ。

 ジャージの寿命はせいぜい3年だろうと思う。3年も着ていれば、どこかが傷むものだし、流行もかなり変わっているものだ。どんなに長くても10年以上着るのはやめた方がいいのだ。10年以上着続けると、ジャージはよれよれになっているし、流行から掛け離れてしまい、非常にダサイ格好になってしまうのだ。

 大体、父親の服装がだらしなくなると、運動しなくなる。運動もせずに、自宅でテレビを見まくり、お酒を飲むは、お菓子を食べるはで、ブクブクと太り出し始めるのである。中年太りはお腹がポッコリと出て来るのだが、これは内臓脂肪が余りにも多くついてしまい、そのためにお腹が前に出てしまうということになるのだ。

 父親が自発的によれよれのジャージを捨てればいいのだが、そういうことは滅多にしないものだ。そこで奥さんに連れられて買い物に行き、奥さんの指示で新しいジャージを買い替えた方がいいのである。これをやられると父親は逃げ場を失うものだし、自分の妻から言われていることだから、諦めがつくのだ。

 それとお酒の飲み過ぎや甘い物の食べ過ぎは絶対に気をつけることだ。若い時はお酒を飲もうが、お菓子を食べようが、きちんとそのエネルギーを消化できたのだが、歳を取って来るとそれができなくなるのだ。お勧めは定期的に断食をして、内臓に溜まった老廃物や毒素を出し切ってしまうことなのである。断食をすると、お酒を余り飲みたくなくなるし、お菓子を食べるにしても僅かでいいと思ってしまうようになるのだ。

●産後のマタニティードレスはデブ一直線

 夫が中年太りを引き起こしてくるのは、結婚してからかなり長い年月が経ってからなのであるが、妻がデブになるのは、結婚してからそう遠くない日からなのである。女性は出産すると、次の妊娠に備えて子宮を守るために、腰回りに多少は脂肪がつくのだ。しかも育児中は運動量が減少するために、意図的に家事をしたり外気浴をしたりしないと、太ってしまうのである。

 通常、母親たちの肥満を加速度的に早めてくれるアイテムが、「マタニティードレス」である。妊娠中にマタニティードレスを着たために、その着心地の良さから、出産後も着続けてしまう母親たちは非常に多いものだ。しかしこの非常に着心地のいいマタニティードレスこそ、タマティーのダルダルパンツや、父親たちのヨレヨレジャージと同じであって、体が緊張感を失って肥満になってしまうのである。

 産後のマタニティードレスはデブ一直線になるので、次の妊娠が発覚するまで、マタニティードレスを着るのはやめておいた方がいい。育児中だからこそ動き易い服装を着て、家事や育児に於いて体を動かせるようにした方がいいのだ。動き易い服装を着ているからこそ、家事や育児を口実に体を動かすようになるのであって、マタニティードレスを着ていれば、動かなくなってしまうのだ。

 育児中は様々な育児情報を収集して行けなければならないので、結構、頭を使うのである。そのため脳が糖分を欲してしまい、そこでお菓子を食べてしまうようになるのだ。しかしお菓子を食べていると、育児中のためにそのエネルギーを全部消化できるほどの運動はしないので、徐々に腰回りに脂肪がついてしまうのだ。脳がお菓子を欲しがらないためにも、朝食にたっぷりと果物を食べて、脳に充分な糖分を補給するようにすることだ。

 育児をしていると、子供のために沢山の料理を作ったのに、子供が食べてくれない時がある。そういう時は母親が残飯処理をして、自分で食べてしまうのではなく、ご飯の残り物はタッパに入れて、次回の食事に回すようにすることだ。これをやると自分が食べる量が減るので、当然に太らなくなるのだ。

●服装は常にちゃんとしておこう

 結婚してしまうと、結婚しているのだから、夫婦双方だらしない格好をしてしまいがちだ。しかし服装の乱れこそが、肥満の始まりなのである。服装が乱れると、食事が多くなるし、そのくせ運動をしなくなるので、徐々に体に脂肪がついていき、気付いた時には明確にデブに分類されてしまう人間になってしまうのだ。

 忘れてはならないのは、自宅の中では子供たちこそが最もだらしない格好をして来るものだ。そのため子供中心のj家庭を築き上げてしまうと、まずは母親がそれに釣らてだらしない格好をするようになり、その次に父親は母親に釣られてだらしない格好をしてしまうようになるのだ。だからこそ家族は父親を一家の主にして秩序を作っていかなければならないのだ。

 自宅での服装をだらしくなくさせないためには、自宅にお客様を招きいれたり、自分たち家族が他の家に行っているみることなのである。そうやって適度な緊張を作り出しておくと、家族全員が服装を正そうとするので、自宅での服装が乱れなくなるのだ。要は自宅の中に閉じ籠ってしまうからこそ、服装が乱れて行くのである。

 確かに乱れた服装と言うのは、見た目には悪いのだが、自分にとって着心地がいいものなのである。そのために一度でもその誘惑に負けてしまうと、延々と服装がだらしくなってしまうのだ。そして服装がだらしくなると、食事まで乱れ始めて、それによって肥満になり始めるのである。

 自宅にいるからこそ服装を正しくしておこう。服装を正しくしておけば、食事も正しいものになるので、その食事を食べているのなら、肥満になることはないのだ。自分が肥満になったら様々なダイエット法を試すのも結構だが、その前に自分の服装を改めることだ。きちんとした服装を着ていれば、自分の体型も元に戻って行くことになるのだ。

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通貨儀礼による自立

●本来なら人間は19歳で自立するもの

 人間の心身の成長は19歳がピークなので、本来なら人間は19歳で自立するものなのである。しかし現代の人間たちは学校に行ってしまうので、自立というものが大いに遅れることになる。まず学校というものが実践的ではなく、実際の生活とは関係ないものを多く教えて来てしまうために、高校を卒業したとしても自分が自立できるだけの知識を持っていないのだ。これは大学や大学院に行っても同じことだ。

 自立というのは、精神的自立と経済的自立の2つに分けられる。経済的自立というのは、自分が働いて収入を得て、家計簿をしっかりとつけて、目的合理的な消費と、地道な貯蓄を行って行けば必ずできるものだ。自分が働いているのに、真面目に働かなかったり、親から支援を受けてしまったり、収入があるのに家計簿をつけないと、いつまで経っても経済的に自立できなくなってしまうのだ。

 精神的自立というのは。自分の親元から離れ、精神的に自立することだ。精神的自立は男女によって遣り方が異なり、男性は冒険旅行をすることによって自分の偽りの上位自我を破壊し、女性は恋愛をすることによって自分の上位自我を破壊することになる。男性なのに冒険旅行をしなかったり、女性なのに恋愛をしなかったり、または恋多き人生を歩んでいると、偽りの上位自我を破壊できなくなってしまうのだ。

 20歳になれば法律的に成人と看做されるから、それで自分は大人になったと思うのは完全に間違いなのである。それは法律が人為的に成人と扱っているだけのことであって、自分が本当に自立していなければ、いつまで経っても自立できないのだ。だからこそ大学生なのに麻薬に手を出したり、強姦事件をやったりする連中が跡を絶たないのだ。

 学校や大学は決して若者たちを自立させる機関ではないのである。寧ろ学校生活や大学生活に多くの時間を消費してしまうために、自立の邪魔になりかねない機関ですらあるのだ。だから大学を卒業したのに、自立できない人々が出て来てしまうのである。その点、社会主義者やフェミニストたちのように、彼等彼女達は大学を卒業したというのに、経済的自立ができなかったり、精神的自立が出来ず、自立を求めて騒ぎ出す連中が出て来るのは、学校や大学を存在させてしまったことの弊害でもあるのだ。

●通過儀礼なくして自立はできない

 では、現在の教育システムが整備される前には、我々の先祖たちはどうやって自立を果たしていたのだろうか? 昔の男性たちは10代前半で若衆組に行き、女性たちも10代前半で娘組に行き、そこで共同生活を営みながら、大人になるための知識や技術を教えて貰い、そこで自立して行ったのだ。

 この若衆組や娘組は基本的に「秘密結社」なのである。秘密結社というと何か陰謀めいて聞こえてしまうのだが、実はそうではなく通常の社会から切り離されて、構成員たちだけで秘密の社会を形成し、そこで精神的な成長を図る組織なのである。秘密結社には必ず「死と再生」の儀式が組み込まれ、今までの自分が死ぬことによって、新たな自分を生み出すということを遣り遂げるのである。

 若者たちのための秘密結社というのは、通常、異性の立ち入りを禁止するものだ。若衆組なら女人禁制だし、娘組なら男子禁制である。そうやって異性を排除することで、自分の性別を正しく受け止めて、男子は男らしく男として成長し、女子は女らしく女として成長して行くのである。そうやって自分の性をしっかりと発揮してしまえば、自分の性別に余り拘らなくなるのである。男性が男性であることは当たり前だし、女性が女性であることは当たり前だからだ。

 人間というのは秘密結社なくして自立のための要件を満たすことがないし、通過儀礼なくして自立して行くことはできないのだ。自立というのは、今までの親に従属していた自分を殺すことになるので、自分一人の力では自立して行くことはできないのだ。この点、フェミニストたちが「女性の自立」を散々騒ぎたてのに、結局、本人たちが自立できなかったことは、当然といえば当然なのである。自立というのは自分が勝手に出来るものではないし、増してや社会を改造してできるものではないからだ。

 自立というのは平等を否定するものだ。自分は平等な存在ではなく、自立は「自分は自分なんだ!」と自覚することになるので、平等を唱えられると途端に自立できなくなるのだ。そのため平等思想が蔓延してくると、自分が幾らどうやっても自立することはできなくなる。だから平等思想による組織というのは、その組織の構成員たちは誰も自立しておらず、そのトップの意見に盲目的に従ってしまうようになるのだ。

●成人式では通過儀礼にならない

 成人式では毎年、馬鹿な若者たちが乱闘騒ぎを起こすのだが、成人式では若者たちは自立できないのだ。成人式では通過儀礼にならないのだ。成人式をどのように改善したとしても、単なる儀式では自立のための通過儀礼にはならない。成人式は非常に有害なので、この儀式は即刻廃止した方がいいのである。

 成人式は「法律ではあなたを成人と看做しますよ」ということだけなのだから、わざわざお金をかけて成人式をするべきではないのだ。そんなものは本人に通知すれば済むことなのである。自分が大人になるというのはもっと深刻な問題なのであって、今までの自分が死なない限り、絶対に自立できないのである。成人式をやっている大人たちが自立していないからこそ、こういう馬鹿げた儀式を行い続けてしまい、当然にそこで暴れる若者たちが出て来るのだ。自立しているなら、儀式の最中にそんなことはしない筈だ。

 法律と言うのは、飽くまでも建前なのである。実際の結婚と法律上の婚姻が違うように、実際の自立と法律上の成人は違うのである。法律を正常に作動させるためには、現実と法律による建前を一致させるようにすべきなのである。幾ら20歳になったらからといって、自立を果たしていない若者には成人の認定を与えるべきではないのだ。

 社会主義者やフェミニストたちは当然に成人扱いされてはならないのであって、20歳を過ぎても自立できないのなら、強制収容所に収容し、そこで強制的に自立して貰うしかないのである。もしもそこで自立できないなら、社会から隔離し、社会に出さないようにすべきなのである。社会というのは自立した人間たちで構成されている以上、自立できないなら社会に出すべきではないのである。

 法律が自立していない人間を成人として認めてしまうからこそ、自立していない人間たちは出鱈目な意見を言ってきたり、出鱈目な行動をしてきて、社会を混乱させてしまうのである。そいつらが民間で騒ぎ立ているのならまだいい。しかしそいつらが政府の中に入り込み、異常な法律を制定して来るようになれば、社会の機能が停止してしまうという事態になってしまうのである。そういうことを考えれば、刑務所とは別に強制収容所を持つことは許されて然るべきなのである。

●新興宗教こそが失われた通過儀礼を補っている

 若者のための秘密結社というのは、本来は地域に根付いた宗教の産物である。宗教があってこそ人間は自立して行くことができるのであって、宗教を否定してしまえば、誰がどうやっても自立することはできなくなるのだ。宗教は神の絶対性を説くから、当然に人間を相対化させ、成長して行くことが可能になるのだ。そういう成長している若者たちに通過儀礼を施し、自立させていけば、若者たちは簡単に自立して行ってしまうのである。

 しかし経済が繁栄して来ると、必ず宗教が軽視される。経済的に豊かになった人々は傲慢になってくるから、きちんとした宗教心を持ち続けないと、金の誘惑に負けて、宗教を否定して行くようになるのだ。そのために繁栄した社会で自立できない大人たちが出現して来てしまい、その連中は自分が間違っているのではなく、社会が間違っていると言い出して来るのだ。

 経済が発展して来ると、必ず新興宗教団体が起こって来るものだ。なぜ新興宗教団体がそれほど勢力を広げて来るかというと、経済的繁栄の中で失われてしまったものを、新興宗教団体は取り戻しているからなのである。新興宗教団体では必ず若者たちのための秘密結社を装備しているので、若者たちがその秘密j結社に入れば、自然と自立できて行ってしまうのだ。

 勿論、新興宗教団体の中には淫祀邪教の宗教団体も存在するので、そのような新興宗教に入信してしまえば、取り返しのつかないことになる。しかしそうはいっても経済的繁栄のために歪んでしまった社会を正すために新興宗教団体が出て来て、その社会の歪みを治して行っているのである。

 本来なら既存の宗教団体が社会の歪みを正して行くべきなのが、既存の宗教団体は保守化して来るので、信者の子供たちには自立するための通過儀礼を施すことはできても、歪んだ社会で弾き出された若者たちを救うことはできないのである。そこを新興宗教が補っているのである。

 もしも新興宗教を否定してしまえば、社会には自立できない大人たちが溢れ返り、政府がどんな政策を打ったとしても、決して社会は良くならないだろう。選挙民が自立していないのなら、政治家だって自立していない人物たちが選ばれてしまうことになるのだ。政治というのは飽くまでも国民の鏡なのであって、無能な政治家が選ばれて来るのなら、それを選んだ国民だって無能なのである。国民が自立していないかどうかは、政治の世界を見れば一発で解るのである。

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学校では絶対に教えてくれない世渡り術

●まずは特技を持て

 学校や大学は学問を学んだり、スポーツをしたりする場所であるので、この世の中を生きて行く術を身に付けた訳ではないのだ。いや、学校教員や大学狂信は世間知らずだからこそ、学校や大学の常識は世間の非常識になってしまい、逆に世の中を真っ当に生きて行くことができなくなるのだ。

 世の中を生きて行くためには「世渡り術」というものが絶対に必要となる。自分に世渡り術があれば簡単に世の中を渡って行くことができるが、幾ら高学歴であっても世渡り術がなくては世の中を渡って行くことはできないのだ。しかもこの世渡り術は学校や大学では決して教えて送れないのだ。学校や大学の外で世渡り術を学んでいくしかないのだ。

 まず世渡り術を身に付けたいのなら、自分の劣等感を克服することだ。人間は誰しも劣等感を持っており、その劣等感が心の中にあると様々な不幸を呼び寄せてしまうのである。この劣等感を自分に植え付けたのは、自分の親なのである。自分の親が我が子を服従させるために劣等感を植え付け、支配し続けたにすぎないのだ。

 劣等感は親に従属している時期であるなら、それは役に立ったのだ。劣等感を持つことで自分にとって危険なことを未然に回避したからなのである。しかし自分が親元を離れ、世の中に出て行くに当たって、これほど邪魔なものはないのだ。自分に劣等感があるからこそ、自分が危険を冒してまで何かをしようとしないし、そして何より親から自立して行こうとしなくなってしまうのだ。

 この劣等感を克服するためには、なんといっても「特技」を持つことだ。自分にはこの特技があって、この特技でなら誰にも負けないといったものを作るべきなのである。特技があると自分の劣等感が徐々に消えて行ってしまうものなのだ。しかし特技がないと自分が何をやっても劣等感が消えなくなってしまい、終生、劣等感に苦しめられることになるのだ。

●人との縁を大事にすること

 世渡り術の第二は、人との縁を大事にすることだ。世の中と言うのは人との縁で出来ているのであって、人との縁を大事にしない者はこの世で生きて行くことはできないのだ。自分の人生に如何なることがあっても、余りにもドライになりすぎないことだ。人間は「義理と人情」といったものを好むので、義理と人情を欠くような人物は世の中を渡って行くことはできないのだ。

 義理とは、社交上、礼儀を以てする行動規範ということであり、人情とは、他人への思いやりということである。人間は礼儀というものを使うことで、無用なトラブルを避けるのであって、礼儀を無視するようなことは絶対にしないことだ。特に「無礼講」には絶対に参加しないことだ。大体、無礼講といっても本当に無礼が許される訳がないのだ。それと同時に自分がどんな立場に立たされても、他人への思いやりを忘れないようにすることだ。特に裕福になって傲慢にならないようにし、貧乏だからといって卑屈にならないことだ。

 自分が立身出世をする時には、必ず自分の成功の扉を開いてくれた人物がいるものだ。自分の出世の切っ掛けを作ってくれた人物を終生大事にすることだ。自分の友人の中でもこの人物こそが最も大事なのであって、幾ら出世したからといって、この人物を蔑ろにしてしまうと、いずれ世の中から復讐されてしまうことになるのだ。

 結婚した場合、仲人になってくれた夫婦には定期的に挨拶に伺うことだ。大体、仲人になった夫婦は、自分たち夫婦よりも身分の高い人物がなるものなので、その夫婦と仲良くすることで、自分たち夫婦を上昇させていくのである。赤ちゃんが出来たら挨拶に伺うとかして、友情を温めておくと、困った時には支援してくれるようになるし、その仲人の伝手を頼って思わぬ幸運をもたらしてくれるようになるからだ。

 他人から自分に何かをしてくれたのなら、必ず礼状を書くようにすることだ。礼状を書いて来ない奴は絶対といっていいほど出世しないものだ。自宅には葉書と切手を常に用意しておき、事あるごとに礼状を書きまくることだ。年賀状などは早目に書き、絶対に元日に届くようにして、感謝の気持ちを年に1回きちんと現わしておくことだ。

 お中元やお歳暮などは金がかかる以上、在り来たりな物など絶対に送らないことだ。身分が高くなってくると、他人から贈り物をされるのは当たり前になってくるので、それなのに平凡な物を送っていては、相手に良い印象を与えることはないのだ。様々な情報ルートを持って、面白い物を見つけ出し、それを贈り、相手の印象を良くすべきなのである。

●暴走とバランス

 世渡り術の第三は、暴走とバランスを大事にすることだ。若い時には暴走した方がいい。例えば会社を興したのなら、地味に事業を展開するのではなく、徹底的に暴走して、事業を拡大した方がいいのだ。若い時には失敗してもすぐさま立ち直ることができるので、とにかく暴走をすることを心掛けることだ。

 社会人の中で詰まらない人物は品行方正の余りに、人生の中で暴走した経験がない人物たちだ。この手の人物たちは世の中の顰蹙を買わないように生きているのだが、実はそういう生き方こそ世の人々の顰蹙を買っているのだ。人間というのは他人の失敗を見て喜ぶという悪質な性格を持っており、もしも自分が暴走した結果、大失敗したとしても、人々がそれを笑いの種にしてくれれば、それでいいのである。最初は他人に笑われているかもしれないが、結局、他人の話題になるような人物たちこそが出世して行くのである。

 自分が仕事で暴走した経験を持っていないと、違う方面で暴走して行ってしまうものだ、お酒で泥酔するとか、ギャンブルで大金をすってしまうとか、麻薬に溺れてしまうとか、そういう方面で暴走してしまうのである。自分が仕事で暴走して来ないから、違う方面でエネルギーを浪費してしまい、結局、自分の健康を壊すとか、自分のお金を失ってしまうとか、自分の職業をチャラにしてしまうとかになってしまうのだ。

 暴走して成功を収めて行ったのなら、必ずバランスを取るようにすることだ。暴走を経験すると、バランスを取り易くなるのだ。例えば仕事ばかりしていないで、家庭を大事にするとか、仕事で大儲けばかりしているのではなく、慈善活動にも活発になるとかすべきなのである。このバランスというものを取らないと、家族に不幸が訪れたり、事業が順調に進んでいるのに裏切って来る者たちが出て来るのだ。

 バランスを取る上で大事なことは、原理主義的に狂信的に信仰をしている人物とか、イデオロギッシュな人物たちを避けることだ。バランスを欠いている人物たちは家族に不幸が噴き出しているので、その人物の家族が不幸に襲われているのなら、「この人物はバランスに欠いているのだな」と思うことだ。自分がバランスを取るためには、アンバランスな人物を遠ざけるのが一番効果的なのである。

●自分の実力だけで出世できると思うな

 世の中には学校や大学では優秀な成績を収めたのに出世できない人物というのは非常に多いものだ。その手の人物たちは確かに頭は良かったかもしれないが、世渡り術を習得していないために、自分の能力を発揮することができなかったのだ。この世を巧く世渡りしている人物など称賛されはしないものだ。逆に誹謗中傷の対象になるものだ。しかし世渡りができるからこそ、自分の持てる能力を十二分に発揮できるようになり、当然に出世しなかった人物たちとは比較にならいくらいの莫大な報酬を手にすることができるようになるのである。

 会社員なら部課長までなら自力で出世できるものだ。しかし取締役になったり、社長になるためには自分の力だけでは無理なのである。アーティストにしてもプロスポーツ選手にしても、売れる者、売れない者に分かれてしまうのは、世渡り術を持っているか持っていないかの差でしかないのだ。

 世渡り術を習得していないと、自分が働き盛りの時にまともな仕事ができなくなるものだ。若くして世渡り術を習得しておけば、自分が望む地位を手に入れることが容易くなるので、早くに自分の能力を発揮し易い地位を手にしてしまい、結果的に多くの仕事を成し遂げてしまうのである。

 自分が社会に出て、トラブルが起こりまくり、自分の進退が極まったのなら、自分の能力がどうのこうなのではなく、自分に世渡り術がないということに気付くべきなのである。世渡り術がないからこそ、自分の身動きが取れなくなってしまうほどに行き詰まってしまうのである。

 自分の能力を向上させていくことは確かに大事だ。しかしそれに加えて世渡り術が必要なのである。世渡り術がなければどんなに高い能力を持っていても、無駄になってしまうのである。逆に大した能力がなくても世渡り術があれば出世して行けるものなのである。自分が立身出世して行きたいのなら、必ず世渡り術を習得しておくべきだろう。それさえあれば、簡単に立身出世して行くことができるようになるのである。

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メンタルブロックの外し方

●劣等感は異常妄想を生みだす

 学校を卒業すればそれで万々歳なのではない。大学を卒業すれば万々歳なのではない。学校に行ってしまったからこそ、大学に行ってしまったからこそ、必ずできてしまうものがある。それが「劣等感」だ。もしも学校や大学が存在しなければ、思春期からすぐさま働きに出ることができるから、劣等感は労働の中で解消されて行くことだろう。しかし思春期に学校や大学に行ってしまうからこそ、自分に実践的な能力が身に付かず、自分の心の中にある邪悪な物を破壊できずにいるのである。

 人間が持つ劣等感はまずは親が作り出すのである。どの親も完璧とは言えないから、育児や子育てに於いてなんらかの失敗があるものなのである。大半は親が親として成長していないために、子供たちを叱り付け、劣等感を植え付けてしまうのである。親元で暮らしているのであるなら、その劣等感は生活のために必要である。だが、親元から離れ、社会に飛び出して行こうとする時には、これほど邪魔なものもないのだ。

 人間の劣等感は学校の教師から作り出されることもある。どの教師も完璧ではないために、生徒たちに教育を施して行く過程でミスを犯してしまい、生徒たちに劣等感を植え付けてしまうのだ。「勉強ができない」「スポーツが苦手」から始まり、「友達にイジメられた」「教師から暴力を振るわれた」、これら全てのことが未熟な教師たちによって作られた劣等感なのだ。

 「親によって作られた劣等感」「教師によって作られた劣等感」、これらをそのまま自分の劣等感として受け止め、それを克服して行けばいいのだが、殆どの若者たちはこれを回避してしまう。そのためこれらの劣等感が「異常妄想」を生み出して来るのである。「資本主義は資本家が労働者を搾取している」とか、「女性には「ガラスの天井」があって出世には限界がある」とか言ったりして来るのだ。

 異常妄想が俗悪化すると、「喫煙中毒」になったり、「アルコール中毒」になったり、「麻薬中毒」になったりするものだ。仕事をしているのに、喫煙のたびにタバコを一服していたら、いつまで経ってもいい仕事はできないものだ。たまにお酒を飲むのは構わないが、それが毎晩となれば仕事に支障が出て来るものだ。麻薬に至っては、それに手を出せば警察に逮捕されるし、今、自分が持っている職を失ってしまうことになるので、理性が働けば絶対に手を出さないものだ。

●メンタルブロック

 異常妄想というのは、自分の「メンタルブロック」なのである。自分が変わりたいのに、その変化を止めてしまい、現状維持のまま凍結させてしまうのである。若い時は貧乏に決まっている。だったら一刻も早く貧乏退治をして伸し上がって行かなければならないのに、労働者は資本家に搾取されていると言い出して来るのだ。そんな考えを持っているということは、自分の貧乏を克服したくないと言っているようなものなのだ。

 女性には「ガラスの天井」があるといっても、立身出世している女性たちは幾らでもいるし、社長になったり、取締役になったり、部長になったりする女性たちは幾らでもいるのだ。「ガラスの天井」があるというのは全くの嘘であって、自分がメンタルブロックを破壊しないからこそ、そういう異常妄想に取りつかれてしまうのである。「女性が差別されている!」とか「女性は社会的弱者!」であるという考え方も、異常妄想の産物なのである。

 若い男性が行き成り億万長者になってしまうということは有り得ないのである。若い時は実力をつける時だから、下手に裕福になってしまうと努力をしなくなってしまうのだ。若い時は貧乏である方が丁度いいのであって、貧乏だからこそシガラミがなく、自由に動き回ることができるのである。女性が会社に入社して来て、行き成り抜擢されるというのは、まずない。どの企業も最初の3年間は雑用係になるので、その3年間を真面目に過ごしていれば、上司は好評価を与えて、それから抜擢されて行くのである。雑用係の時に真面目にやらなかったからこそ、いざ自分が出世して行こうとする時に、妨害する者たちが大量に出て来てしまうのだ。

 今の自分の回りに起きていることは全て正しいのだ。今、自分が持っている物は全て自分が作り出したのである。そして自分の限界も自分で作り出したのである。今の自分の境遇がどんなに悲惨なものであっても、この考えに辿りつかないと、一歩も前に進めなくなってしまうのである。誰かが自分を不幸にしたのではない。もしも自分を不幸にする者がいるなら、それは自分自身でしかないないのだ。

 そうやって自分の不幸を環境のせいにしなくなると、異常妄想が徐々に消え始め、メンタルブロックにヒビが入り、或る「魔法」を使えばメンタルブロックを破壊して行くことができるのである。メンタルブロックは自分の心の中に存在するものだから、通常の遣り方では破壊することができないのだ。だからこそ魔法を使う。魔法なくてもメンタルブロックは破壊できないのである。

●呪文を使う

 魔法その1は、「呪文を使う」ということなのである。要は劣等感というのは、「自分は駄目な人間だ」ということを親や教師にしっかりと刻み込まれてしまったので、それを取り除かない限り、異常妄想が出て来るし、メンタルブロックが出て来てしまうのだ。だから呪文を使って、自分が駄目な人間であるということを否定してしまうのである。

 例えば学校や大学で勉強が苦手と思っていた人は、会社勤めをしても勉強しないものだ。ビジネスマンになれば仕事以外に、自宅で1時間か2時間程度は勉強しないと、仕事に付いていけないものなのだが、勉強が苦手な人間は絶対に勉強をしない。そこで呪文を使うのだ。「自分は勉強ができる!」「勉強は楽しい!」「勉強すると儲かる!」とか日々呪文を言いまくり、自分の劣等感を壊してしまうべきなのである。

 若い時には恋愛に苦労してしまうものだが、自分に劣等感がある限り、恋愛は絶対に巧く行かない。そこで呪文を使うのだ。「自分は異性にモテる!」「恋愛は楽しい!」「恋愛すると自分も相手も幸せになれる!」と日々呪文を唱えるのだ。そすると自分の劣等感が破壊され、恋愛が巧く行ってしまうのである。

 魔法とか呪文とかは、キリスト教が世界に広まるにつれて、徹底的に破壊されて行ってしまったから、何か悪いことをやっているのではないかと思ってしまう。しかしキリスト教が広まれば広まるほど、異常妄想を持つ人たちが激増し、メンタルブロックを破壊できない若者たちが溢れ返ってしまったということも事実なのだ。

 呪文のように同じ言葉を繰り返して、自分の劣等感を克服して行くというのは、非常に大事なことなのである。呪文を否定してしまうと、この手の現象が起きないために、自分が劣等感を持ち続けたままで複雑なことを考えてしまい、結果的にそこから抜け出せなくなってしまうのである。

●とにかく行動を起こす

 魔法その2は、「とにかく行動を起こす」ことだ。行動を起こさないと、劣等感はどんどん広がって行ってしまい、挙句の果てには自分がこの世に生きていることになんの喜びも見出せなくなってしまうのだ。自殺するような人物は自分の劣等感を克服できず、自分の劣等感に押し潰されてしまったからこそ、自殺という手段を選んだにすぎないのだ。

 会社で働いていれば、上司から様々な命令が飛んでくるものだ。それを忠実にこなしていくべきなのである。その際、「報告」「連絡」「相談」の「報連相」は非常に大事で、これをきちんとしないと、上司はカンカンに怒るものなのである。ねぜなら仕事の基本が出来ていないからだ。

 自分が行動を起こすためには、とにかく仕事を最優先にし、そこに最大のエネルギーを注ぐようにすることだ。その反面、生活の中で無駄な時間はどんどん削減して行くべきなのである。テレビを見る時間とか、夜遊びする時間とか、読書であっても学者が書いた本は避けることだ。そういう時間は仕事を習得して行くためには無駄な時間なのである。

 友人にしても仕事関係の友人を増やして行くべきであって、昔の友人の殆どとは疎遠になった方がいいのである。勿論、親友との友情は大事にすべきだが、自分が仕事をしているのに、ビジネスマンになる前の友人の方が多いというのなら、その者は仕事をしていないと同じことなのだ。同窓会などというのも、出席しない方がいいのだ。ビジネスをしていれば、日々仕事関連の友人が増えて行くのだから、そちらの方を増やして行くべきなのである。

 人間の体は走り続けているのなら、それほど疲労は発生しないものだ。しかし一度立ち止まってしまうと、そこから動き出すためには膨大なエネルギーを必要としてしまうのだ。だから立ち止まらない。動き続けるようにすることだ。休日は滅多に取らないように、若い時なら月に1回か2回取れば充分なものなのだ。体に無理が利く若い時だからこそ、休まずに働くべきなのである。

●師匠のアドバイスを素直に受ける

 魔法その3は、「師匠のアドバイスを素直に受ける」ということだ。自分が真面目に働いていれば、必ず自分の師匠になってくれる人に出会えるものだ。人間には相性があるから、如何に優秀な人物であっても、その人との相性が悪いのなら避けることだ。自分と相性のいい師匠なら、その師匠のアドバイスによって大いに成長して行くことができるようになるのだ。

 師匠がいることの最大のメリットは、師匠からアドバイスを貰うことによって、自分が試行錯誤して無駄なエネルギーを使うことを節約できるということなのだ。師匠は既に成功者なので、その人物から直接にアドバイスを貰ってしまえば、簡単に成功して行くことができるのである。

 それと師匠がいることで、天上天下唯我独尊にならず、自分が傲慢になることを抑えてくれるのだ。ビジネスというのは謙虚にビジネスを進めて行った者が必ず勝つのだ。しかしビジネス界では自分が好き勝手にやって一時的な成功を得ることもできる。これは邪道な遣り方なのだが、こういう遣り方で成功しても、その成功を維持し続けることができないのだ。自分がどんなに成功を収めていても、自分の回りから優秀な人材が去って行ってしまい、そこを商売仇から突かれてしまい、破滅して行ってしまうのだ。

 師匠からアドバイスを受ける時は、素直に受けることだ。その師匠が既に自分が経験者なので、こうやれば成功できるということを知っているので、弟子がいいとこ取りをしてきても、その遣り方では成功しないというのが解っているのだ。何事も適正な手続きというのがあるのであって、それを1つ1つ踏まえて行くからこそ、成功できるのである。

 師匠の存在が有難いのは、自分の生き方の手本が見つかることなのだ。自分が成功した暁にはこのような生活ができると解っていれば、勤労意欲が湧いて来るものだ。多くの若者たちは夢を持っていても、具体的に成功すればどのような生活を送ることができるのかが解らないために、夢が現実化して来ないのである。

●自立と言うのは自分の考えを根本的に変えること

 通常、メンタルブロックは自分一人では破壊することはできない。自分一人でどんなに頑張ってみても、メンタルブロックを破壊することはできないのだ。だから「人との出会い」が必要なのであって、自分よりもレベルの高い人に出会うことでメンタルブロックを破壊して行くことができるのである。

 青春時代というのは若さに溢れると同時に破壊的なのだが、それはこのメンタルブロックの破壊をやりまくっているからなのである。メンタルブロックは皆一様ではなく、個々人によってメンタルブロックが異なるから、それを1つ1つ破壊して行くしかないのだ。他人から見れば小さなメンタルブロックであっても、本人にとっては大きなメンタルブロックであることも有り得るのだ。

 このメンタルブロックを破壊して行くと、或る日突然に自立できてしまい、自分の劣等感が克服され、異常妄想が消滅してしまう。自分の劣等感は基本的に自分の親と自分が通った学校の教師たちが作り出すので、自分が劣等感を克服してしまうと、自分の親を冷静に見れるようになるし、教師たちの能力を全て見切ってしまう。異常妄想にして或る日突然にその出鱈目さが解ってしまい、その嘘を明確に見破って行くことができるのだ。

 若者だったら、「恋愛論」に痺れたりするし、「自己啓発」「成功哲学」「成功法則」の本を読んだりするものだ。この手のジャンルの本はなぜか売れるものだし、それなのにその本を読んだ読者たちの殆どは恋愛が巧く行くことはできないし、自分の精神レベルを上げることができないし、成功したりすることができない。まぜなら、これらの分野の話は、表面的には恋愛や自己啓発や成功について論じているけど、裏のメインテーマが「自立」だからだ。自立しない限り、絶対に恋愛は巧く行かないし、自分の精神レベルは上がらないし、ビジネスに成功することだってないのだ。

 自立と言うのは自分の考えを根本的に変えることなのである。そのため自分の考えを根本的に変えていないのに、自分の表面的なことを幾ら変えても巧く行かないものだ。親からきちんと自立できていない奴に限ってテクニックに走るものだが、そうやってテクニックだけを集めても、自立という現象は絶対に起こらないのだ。

●日常生活に埋没するな

 自分に劣等感にある奴に限って現実から逃避して来るものだ。就職したのなら真面目に働けばいいものを、上司への文句を言ったり、給料が安いとか、労働環境が悪いとか言ったりするものだ。帰宅すれば勉強しなければならないのに、テレビを見まくってしまい、勉強する機会を失ってしまうのである。テレビを見ていると、あっという間に時間が過ぎ去って行ってしまうものなのである。

 劣等感とか、異常妄想とか、メンタルブロックとかいうのは、時間の経過と共に解決されるものではないのだ。自分が真正面から向き合わないと解決できないものなのである。それがどんなに強固な物でも真正面から向き合えば解決できるが、逃げ出してしまうと終生解決することができないのである。

 自分の劣等感を克服できない人間は絶対におかしいことをやっている。カール・マルクスのように自分が一度たりとも労働者として働いたことがないのに、「労働者が資本家に搾取されている!」とか言い出し、そのくせ我が子を餓死に追いやったりするのだ。上野千鶴子のように「日本は男社会で女性たちは差別されている」と言いながら、自分は自分の父親の前では娘ごっこをして、自分が未だに自立できていないことを隠蔽するのである。

 自立できてしまった人から見れば、そういう自立できていない人たちの生き方は異常に見えるのだが、自立できていない人たちから見るとなぜか共感を持って迎えられるのである。そういう人たちが書いた本は論旨が明解ではなく、非常に読みにくく、解りにくいものなのだが、なぜかそういう悪書がバイブル視されてしまうのである。

 青春時代にいるからといってドラマのように劇的なことはそう多く起こるものではないのだ。自分を変えて行きたいと思うなら、とにかく日常生活に埋没しないことだ。様々な経験をしてみて、自分を変えて行くしかないのである。多くの失敗を繰り返し、多くの試行錯誤をすることで、自分が成長して行き、その結果、自立できるし、成功して行くことができるのである。

●今よりも上の精神ステージに上がると全てが解って来る

 人間というのは全ての問題を解決することなど不可能である。生きていれば何かしらの問題が発生して来るものだ。その問題を1つ1つ解決して行かなければならないのだ。かといって問題の中には今の自分では解決しきれない問題もあるので、その問題は放置しておくしかないのである。

 例えば若い時は低所得である。そのために貧困という問題に直面してしまうのだが、この問題を解決するには2つの方法しかない。自分が報酬を気にすることなく、報酬以上の働きを行い、地道に収入を上げて行くという方法と、家計簿をつけて天引き貯金を行い、無駄な支出を削減して行くことだ。そういうことをしていれば自然と貧困から抜け出して行くことができるだろう。

 若い時は異性にモテたいし、恋愛をすることに異常な関心を示すものである。この手の問題に関しても解決するには2つの方法しかない。1つはファッションセンスを磨いて、オシャレをし、行き成り恋人を作るのではなく、異性の友達を作ることだ。もう1つは異性に構うことなく仕事に全力を投球してしまうことだ。この2つは正反対のことをやっているのだが、この方法でやるとなぜか異性にモテてしまい、恋人ができてしまうのである。下手に異性にモテようとすると逆にモテなくなってしまうものだし、無理矢理に誰かと付き合っても、恋愛は絶対に巧く行かないものなのだ。

 かといって、今現在いる自分の精神ステージで全ての問題が解決される訳ではない。自分がどうやっても解決できない問題は必ず存在するものなのだ。自分が生きて行くためには自分に解決できない問題は放置するしかないのだ。そういう問題は「従属から自立へ」「自立から独立へ」と、今よりも上の精神ステージに上がった時に解決できてしまうものなのである。

 自分が親に従属している時には解らなくても、自分が親から自立してしまえば、全てが解って来るものなのである。自分が親から自立している時には解らなくても、自分が結婚して独立して行けば、全てが解って来るものなのである。何事も今よりも上の精神ステージに行かないと解らないから、今の精神ステージにいる時は、今の自分でできることを全力をやっていくしかないのである。若い時は我武者羅になって生きるべきなのである。そういう生き方をしている内に、自然とメンタルブロックが破壊されて行き、異常妄想は消滅して行き、劣等感を克服して行くことができるようになるのである。

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親や教師たちこそがドリームキラーになる

●親や教師だからこそ、子供に教えることができる

 人間の脳の成長を考えると、最重要人物は「両親」である。乳幼児は母親べったりだし、父親が生活費を稼いで来てくれるからこそ、乳幼児はすくすくと育つことができる。母親の役割を保育士や保母が取って代わることはできないし、父親の役割も他の男性がこなすことはできない。どの家族にも長い歴史があるから、自分たち夫婦が受け継いで来たことを子供たちに教えて行き、その過程の中で立派な人物として育って来るのである。

 確かに家族には問題があるものである。しかし我々にできることは家族の価値を再確認することだけなのであって、家族を孤立化させず、宗教の力を借りて、もしもその家族に問題があるのなら巧く解決して行くしかないのである。プラトン以降、家族を否定し、子供たちを政府の施設で育てれば優秀な人間ができるという異常な思想が存在し続けるが、そういう思想が明らかに間違っているのであって、実際にやってみれば人非人の碌でもない人間しか出て来ないのである。

 両親に続いて重要なのが、学校の教師たちである。成人するまでに学校で教育を受け続けるからこそ、高い知能を持つことができるのであって、もしも学校に行かず働きに出るのであるならば、その子供は高い知能を持つことはできないのだ。幾ら両親とはいえ、子育てをしながら、専門的に学問を子供に教えることは難しいものなのである。

 確かに学校には色々な問題がある。かといって学校を抜きにして、知能を高めることなどできないのであって、我々は学校の改善に努める努力をすると同時に、学校否定の意見を頑なに拒絶することだ。学校を廃止すれば高い知能を持つ人間たちを育てることができるというのは、妄想以外の何物でもなく、そんなことは無理に決まっているのだ。人間の脳は19歳まで成長し続けるので、その間に学校に行かなければ、もう取り返しのつかない事態になってしまうのである。

 自分が親になったら、きちんと子供を育て、我が子に教えるべきことがあるなら、全部伝えておくべきなのである。生活に追われる余りに、生活のことばかり考え、その子に教えるべきものを教えていなかれば、その子供はどうやっても優秀な人物になることはできないのだ。特に古今東西、英雄豪傑たちは母親の深い愛情を受けて育ってきているものなので、母親が子供たちに深い愛情を示さないと、平凡か、平凡以下の人間になってしまうものなのである。

 学校の教師にしても、自分は労働者だなんて馬鹿げた考えを持つのではなく、教師として充分な教育能力を持ち、教師として責任を持って教えて行くべきなのである。教育という仕事は、ビジネスとは違うものなのであって、子供たちの能力を伸ばして行くことに、金儲けでは有り得ない喜びを感じることができるものなのである。

●子供のことを知っているからこそ、逆に子供の夢を潰してしまう

 その一方で親や教師だからこそ、子供の夢を潰してしまう危険性を持っているのだ。親は我が子のことを知っているから、我が子のことをなんでも知っていると思いきや、親子の会話をきちんと行っていなければ、我が子の本音が解らなくなってしまうのである。親だからこそ子供の本音を知っているのではなく、親だからこそ本音が解らないものなのである。

 我が子の夢が一体どんなものなのかを理解するためには、とにかく親子の会話を多くすることだ。会話量が少ないからこそ親子の間で意思疎通ができなくなってしまうのである。自宅の中でテレビが付けっ放しにしていれば、当然に親子の会話量が激減するので、当然に親が子の気持ちを理解できなくなってしまうのだ。

 学校の教師にしても、生徒たちの会話量が少なければ、当然に生徒たちの夢を潰してしまう危険性を持っているのだ。教師の場合、多くの生徒たちを受け持つことになるので、書類の遣り取りで連絡を取り合うのではなく、その生徒と二人きりで話す機会を多くしていくべきなのである。授業だとか、休憩時間に、生徒に声をかけるというのは非常に大事なことなのである。

 学校の教師たちが生徒たちの夢を潰してしまうのは、生活指導や進路指導をしたりするからなのである。生徒を多く集めていれば、中には欠陥品のような生徒も出て来るものなのである。その生徒に対して生活指導としてとやかく言ってしまうと、教師の視線がネガティブになってしまい、生徒たちの悪い所しか見なくなってしまうのだ。そのため生徒たちの長所を褒めることを一切しなくなってしまい、生活指導をやればやるほど、生徒たちが不良化して行くことになるのだ。

 進路指導は生活指導以上に不要である。教師に進路指導の権限を与えてしまうと、教師の成績を良くするために、生徒たちの進路を変更させてしまい、それによって生徒の夢を潰してしまうのだ。偏差値の高い生徒が必ずしも偏差値の高い学校や大学に行くとは限らないのだ。逆に偏差値の低い生徒であっても、偏差値の高い学校や大学に行きたいと思っている場合があるものなのである。

●立身出世する人は必ず師匠を持っている

 世の中には自分の親に自分の夢を潰されてしまったり、自分が通った学校の教師に夢を潰されてしまった人たちは想像以上に多いものなのである。親の意見は確かに正しいものもあるが、自分が思春期になれば自分の親だからこそ自分の夢を潰して来るものなのである。学校の教師は学問を教えてくれるものであっても、自分の夢をどうこう言える権限を持っているものではないのだ。

 確かに自分の親や自分の通った教師の理解を得て、自分の夢を実現して行った者たちもいる。しかしそれは例外と思った方がいいのであって、大方の子供たちは親や教師に自分の夢を潰されてしまっているものなのである。我が子のことを思う親なら、我が子が夢見がちなことを言っていれば、「何を馬鹿なことを言っているの!」と言って否定してしまうものだ。生徒たちのことを思う教師なら、生徒が自分の夢を言って来ても、「そんな考えでは世の中を生きて行くことはできなぞ!」と脅しをかけるものだ。

 思春期は親や教師の理解に期待するのではなく、親や教師以外で自分の夢を実現させて行ってくれる年上の人間を持つことだ。立身出世する人間は必ず師匠を持っているのであって、自分の夢を実現させたいのなら、自分で師匠を見つけて、師匠のアドバイスを得たり、助力を受けたりすべきなのである。

 世の中には不思議な人たちがいて、自分の夢があるというのに、師匠を持たずに、自分であれこれと考え込んでしまう人たちがいるものだ。そういう時間は無駄なのであって、とにかく走り出すべきなのである。自分が走り出していれば、自然と自分の師匠を見つけ出すことができ、その師匠によって自分を引き上げて貰うことができるようになるのである。

 若い内に何かしらの実績を作り上げておかないと、自分の夢は新鮮さを失ってしまい、自分自身が生活に追われるようになってしまい、日々の生活費を稼ぐために自分の殆どの時間を費やすようになってしまうのだ。若い時は生活費を安く済ますことができるのだから、若い内に実績を作り上げ、自分の夢を実現しながら儲けて行くようにすべきなのである。

●まずは子供の夢を肯定してあげること

 夢というのは自分が本当に好きなことをyらせた方がその成功率が非常に高くなるものなのである。自分が不得手の分野で自分の夢を成功させることは至難の技なのだ。例えば男の子だったら、子供の頃や野球やサッカーに興じるものだ。しかし殆どの子供たちは毎日やっているものだから野球やサッカーに飽きて来るものなのである。しかしそれでも野球やサッカーが好きな子供たちがいて、その子供たちがプロを目指して来るものである。

 子供は子供なんだから、子供の夢というのは親から見れば幼稚に見えてしまうものだ。しかしまずは子供の夢を肯定してあげるべきなのである。世の中がどうのこうのなのではなく、子供が夢を持つことはそれ自体が素晴らしいことなのだ。それが本当に実現できるかはやってみなければ解らないのだ。

 自分の夢が明確になっていれば、自分が本当に好きなことをやらせればいいのである。自分が本当に好きなことをやるということが、最も成功率を高くすることができるものなのである。やればやるほど上達して行くので、あっという間にトップに躍り出て来るものなのである。

 もしも親の方が我が子にこういう分野で活躍して欲しいと思うなら、3歳頃からその道に進ませるべきなのである。ピアノでもバイオリンでもお稽古事というのは幼児の段階から始めるものなのである。脳の臨界期の前に遣り始めてしまえば、そのお稽古事がすんなりと頭の中に入ってしまい、そのお稽古事を自由自在にこなすことができるようになるのだ。

 もしも我が子が思春期になっても自分に夢がないのなら、その子に相応しい道を与えてあげるというのも親の立派な役割なのである。どこそこの大学に進学しろとか、高校だけは卒業しておけとかいうのは、親としての義務なのである。親が我が子に人生のレールを敷くことも実は必要なことなのである。

 親や教師は自分たちこそがドリームキラーになることを知っておいた方がいい。我が子だからこそ自分の思い通りに育つのではなく、我が子だからこそ自分の思い通りには育てって来ないのである。教師にしても生徒たちが教室内で静かに授業を聞いているからといって、自分の意見が全て通ると思ったら大間違いなのである。親としてできることもあるが、教師としてできることもあるが、親だからこそ教師だからこそ子供たちの夢を潰してしまうこともあるのだ。

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高校卒業後の進路で将来の進路が決まってしまうもの

●学歴で人が差別される事実を教えよ

 ここに1冊の悪書がある。多くの人々がこの本の冒頭の文章を引用するくせに、この本の著者が本当に言いたかったことを何にも理解していないのだ。それが福沢諭吉の『学問のすすめ』である。福沢諭吉は「天は天の上に人を作らず、天の下に人を作らず」といったが、彼が言いたいのはこの平等思想なのではなく、平等思想を持ちだすことで身分制度を解体し、学問で人を差別しましょうよといっているにすぎないのだ。では学問で人を差別する場合、どのようにすればいいのかというと、それは慶応義塾を卒業した生徒たちを特権階級に迎えればいいのだということになるのだ。

 忘れてならないのが、福沢諭吉が『学問のすすめ』を書いた当初は、日本には大学らしい大学は1つも存在せず、西洋の学問を教えていた学習塾は慶応義塾しかなかったということなのである。適塾も松下村塾もなくなり、その後、東京帝国大学が出現してきたが、所詮は官吏養成学校みたいなもので、大学としての体裁を整えるまでには至っていなかったのである。そのため明治に於いて帝国大学が機能し始めるまで、慶応義塾の卒業生たちが官界に大量に進出していたのである。『学問のすすめ』はこの時期に書かれた書物であり、福沢諭吉の真意を読み取れない愚かな人物たちは彼の意見に賛同したが、賢い人物たちはこぞって彼を批判しているのだ。勝海舟なども徹底的に福沢諭吉を批判している。

 近代国家というのは身分制度を否定して登場して来るのではない。寧ろ事実は逆で、身分制度を温存して社会に安定を保ちながら、能力ある者を抜擢して行こうとする国家なのである。庶民に幾ら能力があって台頭して来たとしても、社会を指導できるだけの品格など全く持ち合わせていないのであって、それを貴族階級や上流階級に教えて貰わねばならないのである。イギリスが覇権国家として七つの海を制したのは、近代化の過程の中で身分制度を廃止しなかったことにその大きな要因があるのである。

 ところが日本では明治維新後、四民平等や部落解放令などを出してしまい、身分制度を維持するということに余りにも配慮をしなさすぎたのである。歴史を見れば解るが、大日本帝国は藩閥政治を遣っている時は繁栄を続け、平民宰相の原敬が出て来ると迷走を続けてしまい、しかも庶民出身の政治家たちは自爆する形で議会政治に終止符を打ってしまい、軍部に政権を譲り渡してしまったのである。

 戦後は僅かに残った身分制度すらGHQによって解体されてしまったので、戦後の日本では福沢諭吉が望むように学歴で差別される社会になったのである。大学卒業時の学歴が一生付いて回るし、日本の社会で一番苦しい差別は「学歴差別」なのである。年収に於いても大卒の人々が高卒や中卒の人々を圧倒するし、大卒でも一流大学を卒業した人物たちはより高い収入を得ることができるのである。

 社会主義者が言う「所得の格差」とか、フェミニストが言う「男女の性差」は学歴差別ほど苦しくはないのだ。学歴差別が存在するのに、「所得の格差」や「男女の性差」を持ちだすこと自体がまやかしである。学歴さえあれば貧乏人でも高収入を得ることができるようになるし、学歴さえあれば女性であっても男性を上回るほどの収入を得ることができるのである。

●大学進学

 学歴で人を差別するのは馬鹿らしいかもしれない。しかし学歴で差別されるのは昭和憲法体制下の日本では事実なのである。戦後の首相は全て大卒であり、しかも一流大学の卒業生ばかりだ。田中角栄だけが中卒だが、彼が中卒であったために、ロッキード事件が引き起こされ、マスコミから集中砲火を浴びてしまい、政治能力があったにも拘わらず退陣してしまったのだ。マスコミでも一線で活躍するジャーナリストたちは全員が大卒であり、しかも一流大学の卒業生ばかりなのである。

 中高生たちに真面目に勉強させたいのなら、中学入学に時点とか、高校入学の時点で、この学歴差別が如何に厳しい差別であるかを教えて、中高生たちに危機意識を持たせた上で勉強に取り組ませることだ。学歴で人が差別されると解っていれば、遊び呆けることをやめて、真剣に成って勉強をし出すようになるものなのだ。

 中高生たちに危機意識を持たせないと、中高生たちは近視眼的になってしまい、最近テストのことしか頭になくなってしまい、非常に高いストレスを抱えてしまうのだ。そうなのではなく学歴差別を回避するためには、とにかく一流大学に行かねば話にならないと解っていれば、日々のテストに惑わされることなく、勉強を進めて行くことができるのである。

 大学進学のための受験勉強は計画的に進めて行けば、簡単に大学に合格できるものなのである。まずは基本をしっかりと身に付け、重要な箇所は全て暗記して行くようにして行けばいいのだ。それが出来たら過去問をこなして行き、実際の試験で高得点が取れるようにすればいいのだ。

 大学入学試験を受ける際は、志望校を受けるだけでなく、保険をかけておき、志望校が受からなかった時はその滑り止めの大学に入学してしまえばいいのだ。浪人は絶対にするな。浪人をやってしまうと、その1年間は本当に無駄であって、得るものは非常に少ないのだ。大体、大学入試に落ちて浪人をしたような人物で大成した人物というのは非常に少ないのだ。浪人をするよりも、自分の偏差値より低い大学に進学し、そこで大学生活を謳歌してしまった方が、自分に劣等感を持たせなくなり、脳にいい刺激を与え続けることになるのだ。

●職業の中には大学進学が不利な職業も多々ある

 学歴差別が厳しい社会であっても、職業の中には大学進学が不利な職業も多々あるのだ。その職業ではスタートダッシュを要求されるために、大学で勉強しているとスタートダッシュができなくなってしまい、どうやっても成功することができなくなってしまうのだ。例えば「歌手」「ロックバンド」「芸術家」などである。これらの職業は誰かに教えられ過ぎてしまうと、逆に能力が委縮してしまう職業なのである。

 両親が大学進学を当たり前としているのなら、とにかく両親を説得してからこれらの職業に進むことだ。当然に行き成りプロになるわけがないので、アルバイトをしながら活動をし続けなければならない。収入は恐ろしいまでに低いものなのだが、しかしこれらの職業でブレイクしてしまうと、サラリーマンでは絶対に得ることのできない高収入を得ることができてしまうのである。

 意外なことかもしれないが、ベンチャー企業を起業する起業家たちの多くが高卒なのである。高卒のために大学で不要な知識を大量に仕入れていないので、実際のビジネスの世界の情報を素直に受け入れて、的確にビジネスチャンスを得てしまい、それで起業して行くことができるのである。

 ベンチャー企業というと大卒の人々ばかりだと思っているが、これはマスコミのジャーナリストたちが自分たちも大卒であるために、意図的に大卒の起業家ばかりを報道して来るからなのである。高卒の起業家たちは人為的に差別されているので、なかなか報道されていないだけなのである。

 ビジネスの世界では早くからビジネスに世界に入り込んで、競争に打ち勝った方がいいのである。大卒は大企業であるなら優遇されるかもしれないが、それは大企業が安定した企業で倒産しにくいだからであって、ベンチャー企業や中小企業のように小回りが効く企業では大卒だからといって有利ではないなのだ。

●ドロップアウトするなら覚悟してからにしろ

 世の中には学歴差別の恐ろしさを理解せず、平気で高校を中退してしまったり、大学を中退してしまったりする者たちがいるものだ。ドロップアウトするなら、覚悟してからにすべきなのである。ドロップアウトして成功する人々もいるが、ドロップアウトしたばかりに人生を棒に振ってしまった人々も大勢いるのである。

 ドロップアウトは自分の人生をギャンブルにかけるようなものなのだ。当たれば大成功だが、外れれば破滅なのである。だからドロップアウトしたのなら、死に物狂いで働くべきであって、仕事が成功するまで休まず働くべきなのである。ドロップアウトしているというのに、週休2日では絶対に成功する訳がないのだ。

 ドロップアウトして成功した者は絶対に学歴差別に触れないことだ。自分が成功して行くためには、自分のスタッフに大卒の人々を配下に入れなければならないので、ボスである自分が学歴差別を批判していては、部下たちの離反を招いてしまうことになるのだ。しかもマスコミは学閥が縦横無尽に張り巡らされているので、もしも学歴差別の批判をしようものなら、集中砲火を食らってしまうことになるのである。

 その人の収入や資産に関して本来なら学歴は関係ないものだ。収入の多さや、資産の多さは、如何にお金に対してドライに徹し、「富こそ力」と思い続けた者の手に富は集まって来るのである。世の中には「それが嫌じゃ!」という解らず屋がいるものなのだが、よりによって高学歴の人々に限って、学歴によって富の再分配をしようと言い出して来るのである。

 ビジネスで成功して億万長者になってしまえば、学歴差別の愚かさや、福沢諭吉の意見の出鱈目さは、十二分に理解できるものだ。しかしこの世には必ず「馬鹿」がいるものだし、「学問のある馬鹿」は本当に手に負えないのである。自分が億万長者になったのに、学歴無用論を唱えることは本当に馬鹿げたことである。身分制度が復活するまで、この学歴差別は猛威を降り続けるのであり、この昭和憲法体制が崩壊するまで学歴差別という共同幻想に手を出すことはすべきではないのである。

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不妊症克服に効果のあるシルク製品

●体の電気をマイナスにするシルク

 不妊症を克服して行く場合、「精子」や「卵子」とかに注目し過ぎてはならない。どの不妊症患者も妊娠できるだけの精子や卵子を出しているのであって、医者の意見を鵜呑みにしてしまうと、そこに囚われてしまい、妊娠することが不可能になってしまうのである。不妊症を克服するためには、精子や卵子以外の所に着目すべきなのである。

 不妊症を克服するために一番気を付けるべきは「食事」だろうが、その次には「睡眠」である。というのは受精卵は睡眠時に子宮に着床し、それで妊娠して行くことができるからだ。不妊症の女性はこの受精卵の着床があるのに、なぜか受精卵が流れてしまうという現象が起こるために、妊娠できなくなっているのである。

 妊娠を可能にさせる睡眠に変えて行くためには、「寝具」に拘るべきであろう。寝具の良し悪しで睡眠の深さが全然違うのである。俺が今まで試した中で一番良かったのは「西川の羽毛布団」だ。さすがに日本を代表するメーカーだけあって、この羽毛布団を使うと、熟睡できるのである。

 しかし不妊症を克服していくためによりいいのは、「シルク製の布団」ではないかと思うようになった。なぜシルク製の布団がいいのかというと、シルクは微量な電気を発しており、これを睡眠時に使うと熟睡できるし、しかも受精卵の子宮への着床が巧く行くようになるのだ。なぜ古代の人々がシルクを珍重したかというと、シルクが持つこの機能があったからなのだろう。

 シルク製の布団は不妊症の克服に効果があるのではなく、妊婦が使えば流産の危険性を回避し、安産に持ち込むことができるし、出産後は体力回復が順調にすすむようになるのだ。シルク製の布団を赤ちゃんに使うのは贅沢かもしれないが、赤ちゃんに使うと赤ちゃんが病気に罹る率が激減し、健康に育ってくれるのである。

●あまのはしだてサロン

 羽毛布団では「西川の羽毛布団」が最も品質がいいように、シルク製の布団で最も品質がいい企業はないかと探していたら、出て来ました! 「あまのはしだてサロン」という企業だ。企業名が涜神罪に相当するような不埒な名前なのだが、その取り扱っている商品はどれも一流の商品ばかりである。

 シルク製の布団は勿論のこと、枕も売っているし、パジャマも売っているので、ここで買えば全てが揃うという超優れ物だ。シルク製の布団ともなると、少しは値段が張るなと思っても、シルクが持つ効能を考えると、この程度は安いくらいの出費だと思う。なんせシルク製の寝具で寝ると、生命力がアップすることになるので、不妊症が克服できてしまうのである。

 後、面白いのが「シルクセラミックのアクセサリー」というものがあるのだ。そのアクセサリーのファッション性は改善の余地があるのだが、このアクセサリーを持っていれば、日中に於いてもシルクの効果を受け続けるので、これは想像以上に効果があると思う。ネックレスやブレスレットを嵌めておけば、妊娠するのも早いと思う。

 シルク製のパジャマを使う際は、使ったら必ず洗うようにすることだ。当たり前のことかもしれないが、人間は睡眠中に結構な汗をかいているので、使うたびに洗濯をしないと、汗で汚れてしまい、効果が落ちて行ってしまうのである。そういった意味でシルク製のパジャマは消耗品だと思っておいた方がいい。長期間使えば、シルクの効能も落ちて来るので、3年置きに買い替えるぐらいのことをしておいた方がいい。

 シルク製の布団も定期的に天日に干すことを心掛けることだ。なんせ汗の吸収率は綿製品とは比較にならないので、結構、水分を含んでしまうのである。シルク製の布団を丁寧に使って行けば、シルクの効能を高いレベルで維持したまま使用し続けることができるので、日々の管理を決して怠らないようにすることだ。

●寝室は奇麗にすべし

 シルク製の布団やパジャマを使えばそれでいいのではなく、睡眠時に受精卵が着床し、巧く妊娠に持って行けるようにするためには、とにかく寝室を奇麗にすることだ。寝室は夫婦の呼吸で相当汚れるので、こまめに掃除しておくことがとっても大事なのだ。埃を被っているような寝室で夫婦が寝ていても、妊娠することなど起こる訳がないのだ。

 寝室はとにかく換気を心掛けることだ。朝起きたら、とにかく窓を開け、汚い空気を出して、新鮮を取り入れるべきだし、布団はすぐさま畳み、枕カバーやパジャマは洗濯籠に入れてしまうことだ。日中には寝室に掃除機をかけ、埃を吸い取ってしまうことだ。雑巾がけが必要な箇所には雑巾がけをして奇麗にしてしまうことだ。

 寝室にはゴチャゴチャと物を置かないことだ。寝室に物があると深い睡眠を取れなくなってしまうので、とにかく寝室はシンプルにしておくことだ。特に寝室に電気製品を絶対に置かないことだ。電気製品はかなりの電磁波を発して来るので、寝室に電気製品があると、睡眠が浅くなり、子宮に着床した筈の受精卵が流れてしまうのである。

 仕事に追われている人は、寝室に携帯電話を持ち込むのだが、これは絶対にやめておいた方がいい。不妊症の夫婦に最も多いのがこれであって、寝室に携帯電話を持ちこんでいるからこそ、携帯電話から発する電磁波で妊娠が阻止されているのだと思う。人間には電磁波に対して強い抵抗力のある人と、抵抗力が余りない人がいるので、多分、不妊症の女性は抵抗力が余りない人に属するので、寝室に携帯電話を持ち込まないようにすることだ。

 いつも同じパジャマを着るのではなく、必ず数着分のパジャマを持っておき、それをローテーションで着るようにすべきだ。夫婦二人きりの場合、妻がパジャマに気を使わないと、夫は絶対にパジャマに気を使わないので、マンネリになってしまうのだ。時にはシックに決めて、時には派手に決めたりして、メリハリをつけていれば、夫婦の夜の生活も充実して来るものなのである。

 できれば布団を1つだけ使うのではなく、布団を2つ用意しておき、それを1ヵ月交代で交互に使うことをお勧めする。女性には生理があるために、いつも同じ布団で寝ていると、生理を活発にすることができないのだ。月経の際、月経血を巧く出すというのも、女性にとっては重要な仕事なので、月経のたびに布団を変えて行けば、子宮にいい刺激が行って、月経血を出す時は大量に出し、妊娠した時は順調に行くようになるのだ。、

●就寝時と起床時に気をつける

 幾らシルクの寝具を使い、寝室を奇麗にしたとしても、日々の生活で睡眠に充分な配慮をしていなければ、妊娠に効果的な睡眠を得ることができない。就寝30前には絶対にテレビを見ないことだ。人間は就寝30分前から就寝モードに入るので、この時間帯にテレビを見ていると、脳が覚醒してしまい、深い睡眠を取ることができなくなってしまうのだ。

 不妊症を克服するためには午後10時までには就寝すべきだし、遅くても10時30分には寝てしまうことだ。現代の普通の生活では、午後11時以降に就寝するのが当たり前になってしまったために、不妊症が発生したり、精神病になったり、難病奇病を発症する人たちが続出しているのである。

 午後10時から午前の2時の間に成長ホルモンが大量に分泌されているので、この時間帯に就寝していないと、成長ホルモンを大量に獲得することができないのである。この成長ホルモンこそ胎児にとって必要なものなので、これが不妊症の女性たちには少ないからこそ、妊娠が不可能になってしまっているのである。それゆえ早寝を実践して、成長ホルモンを大量に獲得して行くべきなのである。

 早寝をしたら早起きになるのは当然のことだ。朝に目覚めたらすぐさま起きることだ。眠いからといって布団の中でウダウダとしていないことだ。目が覚めたらすぐさま起きると、自律神経が副交感神経から交感神経にシフトしてくれるので、その日一日中、活動的に過ごせるのである。寝起きが悪い人は昼寝を取るようにし、夜間の睡眠不足を巧く補っておくことだ。

 朝起きても、頭がボ^ーッとしている女性は、朝起きたらすぐさま冷水シャワーを浴びてしまい、問答無用で体を目覚めさしてしまうことだ。朝に妻がボサ~ッとしていると、お腹の中の赤ちゃんが「この母親では駄目だ」と思ってしまい、流産になってしまうのである。朝は仕事の時間帯なので、朝からテキパキと動いてしまうことだ。そういう女性だからこそ、お腹の赤ちゃんはこの母親なら信頼できると思って、ちゃんとお腹の中に留まってくれるようになり、そして目出度く妊娠できるようになるのである。

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不妊症と生命エネルギーの関係

●生命エネルギーが低下するからこそ不妊症を発症する

 不妊症になった場合、多くの不妊症女性たちは妊娠できないという現象だけに囚われてしまう。そして医者が「精子や卵子に問題がある」ような意見をいってくると、その意見に飛びついて来てしまうものだ。不妊症を発症するということは、自分の生命エネルギーが落ちているからこそ肉体上に不妊症という症状が出て来るのであって、現象ばかりに囚われていては、なんの解決にもならないのだ。

 不妊症は10代や20代前半で起こるものではない。通常は20代後半から起こって来るものだ。なぜその時期から不妊症が起こって来るのかというと、この時期辺りから女性の生命エネルギーが落ち始めるからなのである。女性は26歳から女性ホルモンが急激に分泌され、33歳でピークに達する。それゆえこの時期の女性は誰であっても美しくなるのだが、それに見合うだけの栄養を取っていないし、運動もしていなし、睡眠も取っていないのだ。30歳をすぎればシワやシミに悩まされるのが大方の女性たちの姿なのだ。

 不妊症の女性に限っては、その生命エネルギーの低下が、不妊症という形で現れたにすぎないのである。要は赤ちゃんを妊娠し出産するだけのエネルギーが自分にはないということなのである。だから自分の生命エネルギーの低下を止めて、逆に増加させれば、不妊症を克服できるということなのである。

 西洋医学というのは生命エネルギーというものを問題にしていない。そのため不妊症になると精子や卵子を問題視してしまい、そのことを患者たちに告げて来るのだ。余程の例外を除けば、不妊症の患者の中で精子や卵子に問題がある患者はいないのである。勿論、中には本当に無精子症になったり、卵子が不健康で妊娠に耐えられないというケースもある。しかし殆どの不妊症の患者たちの精子や卵子は健康なのであって、精子や卵子を問題視することは間違っているのだ。

 不妊症の女性たちは折角、子宮内で受精卵が着床したのに、その受精卵が順調に成長してくれず、流れてしまうという奇妙な現象に見舞われているのだ。それは受精卵がどうのこうの、子宮がどうのこうのなのではなく、自分に妊娠できるだけの生命エネルギーがないということなのである。一刻も早くそこに気付くべきなのである。それに気付いてしまえば、生命エネルギーを増加させることこそ、不妊症解決の近道だということに気付けるものなのである。

●生命エネルギーを低下させるもの

 20代後半だから、30代だから、全ての女性たちが不妊症を発症して来るのではない。女性たちの中で生命エネルギーを低下させすぎた者たちだけが不妊症を発症して来るのである。ということは世の中には生命エネルギーを低下させる物があり、不妊症の女性たちはその低下させる物に接し過ぎたために、妊娠できないと言う現象が出て来てしまったのである。

①食品添加物

 生命エネルギーを最も低下させる物に食品添加物がある。食品添加物自体が純粋物質であるために、肝臓や腎臓を大いに傷めてしまい、それで生命エネルギーを低下させてしまうのである。日本では石油ショックの辺りから食品添加物が大量に使われ始めたという経緯があるので、子供の時期から食品添加物を大量に摂取して来たという人々が非常に多いのだ。

②電磁波

 生命エネルギーを外部から大いに低下させる物には電磁波がある。電磁波を最も発する家電製品は「電子レンジ」と「ドライヤー」であり、料理で頻繁に電子レンジを使っていたり、濡れた髪を乾かすのに頻繁にドライヤーを使っていると、確実に電磁波を大量に浴びてしまい、それが生命エネルギーの低下に繋がるのだ。

 「携帯電話」や「パソコン」や「テレビ」も電磁波を多く発するので、出来る限り仕様時間を制限した方がいい。携帯電話は頭に近づけて使用するために、脳に電磁波を浴びさせてしまうということになるのだ。パソコンやテレビをダラダラ見ると、これまた脳に電磁波によるダメージを負わせてしまうのだ。

 電磁波で恐ろしいのは、「電磁スモッグ」を発して来て、長時間に亘って電磁波の被害を与えて来るということなのである。電子レンジでチンして、扉を開けた時に、嫌な臭いが漂うものだが、あれが電磁スモッグだ。この電磁スモッグを吸ってしまうと、肺の機能が低下してしまい、電磁波が肺から全身に送られてしまうのである。

③ネガテイブな感情

 生命エネルギーを内部から低下させる物に「ネガティブな感情」がある。「憎しみ」や「怒り」や「焦り」というのは自分の生命エネルギーを大いに低下させてしまうのである。不妊症の女性の場合、妊娠できないことでネガティブな感情を抱いてしまうので、それが余計に生命エネルギーを低下させてしまい、不妊症を克服できなくさせてしまうのである。

④ニコチン

 ニコチンというのも生命エネルギーを大いに低下させる。大体、タバコを吸っている人に元気溌剌という人はいないものだ。タバコを吸う人に限って、いつもどんよりとしているものだ。不妊症の夫婦で、夫が禁煙したら、妻が妊娠したという事例は非常に多いものなのである。喫煙は喫煙者の煙がタバコを吸わない人の肺を汚染することになるので、それでよりによってタバコを吸わない人の生命エネルギーを低下させてしまうのである。

⑤アルコールやカフェイン

 アルコールやカフェインは少量なら良くても、大量に飲むと確実に害が出て来る。特にお酒に関しては1杯か2杯で充分なのに、酔っぱらうまでに飲んでしまうということになるものだ。そのため生命エネルギーを大いに低下させてしまうのである。禁酒しろとは言わないが、お酒に関しては節酒を心掛けた方がいいのだ。できることなら、滅多なことでは飲まないようにすることだ。

 珈琲は脳を覚醒したり、便通を良くしたりする効果がある一方で、飲み過ぎてしまうと肝臓を痛めてしまうという現象を引き起こしてくるものだ。珈琲を全く飲むなということではなく、1日1杯に限定した方がいいのだ。珈琲をガブ飲みしている女性は要注意なのだ。そんなことをしていると確実に生命エネルギーを低下させてしまうことになるのだ。

⑥水道水

 水道水も生命エネルギーを低下させてくる。塩素が腸内細菌を殺してしまうことになるので、水道水を飲んでいる人ほどウンコやオナラが非常に臭いものだ。自宅に浄水器をつけることは当たり前になったが、外食では水が浄化されていないということを知っておくことだ。不妊症を克服したいのなら、外食を控えて、自宅で食事をするようにすることだ。

⑦薬剤

 薬剤というのも生命エネルギーを低下させて来る。西洋医学で処方される薬剤はビタミンやミネラルを大量に奪い取ってしまうので、妊娠に必要なビタミンやミネラルがなくなってしまうのだ。不妊治療を受ける時は病院で受けると同時に、漢方薬局に行き、不妊症に効く漢方薬を飲むことをお勧めする。なんせ不妊症を克服した女性たちの90%以上が病院に行きながら、漢方薬局にも行っていたので、病院ばかり行っていては不妊症を克服できないのだ。

⑧酸化

 人間の体は弱アルカリ性で出て来ているので、人間の体が酸化してしまったら、途端に生命エネルギーを低下させてしまう。肉食中心の食生活を送っていると、体内が酸化してしまい、妊娠どころではなくなってしまうのだ。弱アルカリ性の体だからこそ、妊娠することができるのである。肉食を控えて、野菜や果物を多く取るような食生活に切り替えると、不妊症を克服できるようになるのだ。

●恐怖の増幅現象

 生命エネルギーを低下させる物の内、「食品添加物」「電磁波」「ネガティブな感情」が最も生命エネルギーを低下させるものなのである。しかもこれらの物は恐怖の増幅現象を引き起こして来るので、より多くの生命エネルギーを奪ってしまうのである。この恐怖の増幅現象を止めることが、非常に大事なことになってくるのだ。

 まず加工食品それ自体は法律で安全が保障されているものなのだが、自分が一回の食事で食べる加工食品を総合すると膨大な量の食品添加物を食べることになってしまうのだ。特に化学調味料はどの加工食品にも入っているので、総合してみると半端じゃない量になってしまうのだ。しかもそいう食事は毎回繰り返されることになるから、確実に生命エネルギーが奪われて行ってしまうのである。

 電磁波の増幅現象はもっと恐ろしく、「携帯電話とピアス」の組み合わせは、電磁波を増幅させ、しかも電磁波の影響を持続させてしまうのだ。「テレビとブラジャー」の組み合わせも、電磁波を増幅させ、電磁波の影響を長らく持続させてしまうのだ。ブラジャーの金属のホックが電磁波を留める効果を持ってしまい、しかもそこはよりによって性的中枢に該当する背骨の部位があるために、自分の生殖機能が狂ってしまうのである。不妊症だけでなく、乳癌が起こるのも、同じメカニズムである。

 男性の場合、「自動車とGパン」の組み合わせは非常に危険である。Gパンはファスナーだけが金属製でなく、様々な箇所で金属を使っているから、電磁波の増幅現象をモロに引き起こし易いのだ。日本人がGパンを穿くようになってインポが起こり始め、その次に不妊症が出て来たのである。男性は仕事で紳士服を着ながら、パソコンを使っていると、電磁波の増幅現象を引き起こしてしまうので、パソコンの使用時間を短くするとか対策を立てた方がいいのだ。

 人間のネガティブな感情は自分の内の中に留まることはない。必ず他人にネガティブな感情が伝わってしまい、自分の憎しみが相手の憎しみを呼び、自分の怒りが他人の怒りを呼び、自分の焦りが他人の焦りを読んでしまうのだ。不妊症の女性は人間関係が良好になっていないということは一致しているものだ。自分の両親に自分が不妊症であることを話していなかったり、職場の人間関係で揉めていたり、夫婦仲に問題があったりということがあるものだ。

 そういう状況になってしまうと、ネガティブな感情が増幅してしまい、自分の生命エネルギーを大いに低下させてしまうことになり、妊娠どころではなくなってしまうのである。妊娠できないことを焦る気持ちは解るし、流産とかで悲しみを抱いてしまう気持ちも解るが、そういうネガティブな感情が増幅現象を引き起こすということを知っておいた方がいいのだ。

●対策

①食品添加物への対策

 食品添加物への対策としては、とにかく加工食品をできるだけ食べないようにすることだ。加工食品には大量の食品添加物が入っているから、まずはそれを食べなければ、食品添加物によるダメージを防ぐことができるようになるのだ。料理は自分で素材を選び、自分で調理した物を食べるようにすることだ。

 それと調味料にはくれぐれも気をつけることだ。調味料の中にも食品添加物が入っているのであって、それを除去しない限り、自分の生命エネルギーの低下は止まらないのだ。塩は天日塩を使い、砂糖は黒砂糖を使い、味噌や酢や醤油は原材料を確かめ、安全な物だけを使用するようにすることだ。

②電磁波への対策

 電磁波への対策としては、可能な限り自分の身の回りから金属製の物をなくすことだ。携帯電話を使うならピアスを避け、パソコンやテレビを使うのなら金属製のホックのあるブラジャーを使用しないことだ。夫に関してはGパンの使用をやめさせ、紳士服はパラスチック製のファスナーの物を選んであげることだ。

 居間には「木炭」を置いて、テレビやパソコンが発した電磁波を浄化させるようにすることだ。木炭は月に1度くらいは洗って、天日干しすると、再度使えることになる。仕事で長時間パソコンを使うのなら、「デュープレックス」という電磁波を中和させる装置があるので、それを職場に置いて電磁波の被害を最小限に食い止めることだ。「デュープレックス」はベレンクラフト社が日本で販売している。

③ネガティブな感情への対策

 ネガティブな感情への対策に関しては、自分が妊娠できないことで自分を追い詰めないことだ。要は生命エネルギーが多いに低下したからこそ妊娠できなくなっているだけであって、それなのにそれを受け止めず、自分がネガティブな感情を持ってしまえば、余計に生命エネルギーが低下してしまい、妊娠できなくなってしまうのだ。

 自分の心を勇気づける本を読んだり、日記をつけるなどして自分の感情を整理して、自分の感情がネガティブな方向に行かないように気をつけることだ。それと会話の仕方には充分気をつけ、その会話が暗い方向に行かないようにすることだ。夫婦の会話が不妊症の話ばかりなら、夫も滅入ってしまうので、不妊症の話をするべき時はその話をするべきだが、それ以外は他に明るい話題を探して夫婦で盛り上がることだ。

●生命エネルギーを増加させる「食事」「運動」「睡眠」

 生命エネルギーの低下を食い止める一方で、生命エネルギーを増加させていく方法も打たねばならない。そのためには「食事」「運動」」「睡眠」を正しいものに切り替えることだ。食事や運動や睡眠を正しいものに切り替えるからこそ、生命エネルギーが増加して行き、妊娠することができる体にすることができるようになるのだ。

 まず食事は基本的に和食に切り替えることだ。日本人の体は和食にこそ最も相応しい体なので、「お米」「味噌汁」「野菜」「魚」という物を食べると、最高レベルで消化吸収することができてしまうのである。お米は玄米と押麦の割合を半々にした麦飯にし、それに味噌汁を飲むと、脳に充分な栄養が行き渡るので、脳が疲労しなくなるのだ。

 野菜は糠漬けや煮物を出して、腸内環境をしっかりと整えることだ。糠漬けを食べると腸内に善玉菌が増えることになるので、消化力が吸収力が非常によくなるのだ。里芋やゴボウといった根菜類を煮物にして、それを食べると腸内の老廃物や毒巣を食物繊維がしっかりと捕えてくれるので、排便が非常にスムーズになるのだ。

 肉食を一切するなと言っているのでなく、肉食の回数を減らすことだ。それに変えて魚料理を出す回数を多くし、妊娠に必要な動物性脂肪や動物性蛋白質をしっかりと蓄えることだ。和食で気をつけるべきことは、脂肪がすくないために、魚という良質な脂を摂取し、それ以外にオリーブオイルを使って脂肪を補完しておくことだ。

 運動に関しては1日1時間ウォーキングするように心掛けることだ。仕事で忙しい時は、通勤時とか勤務中に徒歩で動く回数を多くし、仕事をしながら運動することを心掛けるようにすることだ。それ以外にも週に2回か3回は「軽ジョギング」「筋肉トレーニング」「ストレッチ」を行い、汗を流すようにすることだ。

 睡眠に関してはとにかく夜更かしをしないことだ。受精卵は夜間時に成長して行くので、夜になったのに母親が寝ていなければ、成長して行くことができず、流産してしまうことになるのだ。午後10時には就寝するようにするし、熟睡できるようにすることだ。もしも仕事があるのなら、夜にやらないで、早朝に仕事をするようにし、朝の内に片づけてしまうようにすることだ。

●脳

 人間の体の中で自分の意思とは関係なく、自動的に動く部位がある。それは「脳」「自律神経」「腸」なのであり、これらの部位を活性化しないと、生命エネルギーは確実に低下していくことになる。不妊症を発症する場合、明らかにこれらの部位に異常が出て来ているからこそ、不妊症で苦しんでしまうことになるのだ。

 まず脳は使わなければ、機能が低下して行くものなのだ。脳は自分が使えば使うほど機能がアップして行き、しかもそうやって勢いがあると自分が意識的に使っていなくても、自動的に脳が動き、脳を活性化し続けることになるのである。不妊症になったら、不妊症のことを調べたりするようになるが、そういう時は本を読んでばかりいないで、ノートに書いて要点を纏めてみるとか、自分の考えを整理したりすることだ。これをやらないと、同じ悩みが延々と頭の中でリフレインしてしまい、前に進めなくなってしまうのである。

 それと女性である以上、女性同士の会話を積極的に行うことだ。女性は男性よりも言語能力が達者なので、妻が女性相手に話すような会話を夫にされてしまうと、夫は疲労困憊になってしまい、生命エネルギーを低下させて行ってしまうのだ。夫は仕事で全力を使いきって来るものなのであり、仕事で疲れているのに、妻の要領のない話に付き合わされたら堪ったものではないのだ。出来れば、独身の女性ではなく、既婚の女性と話して、自分の女性脳を充分満足させることだ。

 家事というのも結構、頭を使うものだ。しかも家事は女性脳を最大限活性化させることになるので、「料理」「掃除」「洗濯」を手抜きすることなくやってのけてしまうことだ。家事に関しては夫婦で分担するより、妻が自分でやってしまった方が早いし、しかも脳を使うことになるので、妻にとって好都合なのである。家事はダラダラと行うのではなく、テキパキとこなしてしまい、時間を無駄にしないことだ。

 人間は文明生活を送っていれば、余計な電気を体内に溜め込んでしまうために、そのために脳に異常が発生してしまうのだ。脳に異常が出てくれば、当然に子宮にも異常が出て来るのである。そこで「土いじり」をすることで、体内の余計な電気を放電させてしまうことだ。自宅に庭があるならガーデニングをやってみるべきだし、マンションならプランターを買ってきて、花々を育ててみることだ。いい気分転換になるし、電気も放電してくれるので、妊娠し易い体を作ることができるのである。

●自律神経

 自律神経と言うのは、本人の意思とは拘わりなく、自律的に動くからこそ、自律神経として機能する。自律神経は日中に交感神経にシフトし行動的にさせ、夜間には副交感神経にシフトし、休息モードに切り替え、体の修復を行う。女性の場合、夜間に副交感神経にシフトしてくれるからこそ、胎内で胎児を育てて行くことができるのであって、もしも自律神経に異常があれば、妊娠どころではなくなってしまうのだ。

 まず自律神経を正常にしたいのなら、とにかく早起きして、冷水浴をすることだ。朝の寝惚け切った体に冷水シャワーを浴びてしまうと、自律神経は一気に交感神経にシフトしてくれるので、日中は非常に活動的になることができるのだ。そのお蔭で夜間は副交感神経にシフトされ易くなり、早目に寝ることができ、お腹の中の赤ちゃんを育てて行くことができるようになるのだ。

 夫婦で自律神経を正常化させたいのなら、「オリーブオイルマッサージ」を夫婦で行うkとを勧める。愛し合っている二人でオリーブオイルマッサージをし合うと、緊張が取れて、自律神経を活性化させ易くなるのだ。オリーブオイルマッサージは全裸にって、相手方がオリーブオイルを使ってマッサージをするものだ。夫婦が交互になってやれば、夫は仕事の疲労を除去できるようになるし、妻は妊娠をもたらすことができるようになるものだ。

 普段の生活はどうしても仕事中心に展開して来るので、休暇の際にはゆっくりと過ごすようにすることだ。出来ることなら温泉に行って、体を休めるようにすることだ。温泉の効果を充分に得たいのなら、1週間は滞在して、温泉に入りまくることだ。古来より温泉は不妊症に効くと言われているので、温泉に入りまくって、不妊症を克服してしまうことだ。

 休暇なのに観光地を駆け足で巡るような旅行の仕方は絶対にすべきではない。とてもではないが心身が休まらなくなってしまうので、休暇が終わる頃には休暇疲れがどっと出て来てしまい、妊娠どころではなくなってしまうのだ。一か所に長期間滞在して、仕事でガチガチになった心身を解きほぐすことも大事なことなのである。

●腸

 不妊症の女性にはやや太った女性か、痩せ気味の女性の2種類の女性がいるものだ。不妊症の女性の中で引き締まった女性や、ナイスバディーの女性はいないし、それとなぜかデブはいない。なぜこういう現象が起こるのかというと、腸が疲労を起こしているために、自分の適正体重に辿りつけなくなってしまっているのだ。

 腸は生まれてから今に至るまで使われっ放しなので、女性なら20代後半以降、明らかに腸が疲労を起こし始めるのである。正しい食事を食べていれば腸といえども疲労を起こさないが、偏食をしたり間食をしたりしていると、腸は疲れ切ってしまうのだ。しかも女性は女性ホルモンの副作用で便秘をし易いので、ウンコを溜め込み易く、そのために腸の機能が低下してしまうのでる。

 腸の疲労を起こさないためには、なんといっても便秘をしないことだ。朝起きたらコップ1杯の水を飲んで、排便を行うようにすることだ。朝の排便が終わるまでは絶対に朝食を取らないようにすることだ。朝の排便が起こらない時は、天日塩湯を飲んで、内臓に刺激を与えて、強制的に排便を引き起こしてしまうことだ。

 出来ることなら、定期的に断食を行い、体内の老廃物や毒素を排出してしまうことだ。断食を行うと、やや太り気味の女性は確実に痩せることになるし、やや痩せ気味の女性は断食で一旦体重を落とした後に、体重が回復して、きちんとした肉がつくことになる。それだけ腸に老廃物や毒素を溜め込んでいる証拠なのだ。

 腸内環境を整えるためには「万田酵素」を使用することを勧める。万田酵素を飲むと、腸内に善玉菌が溢れ返ることになり、腸が活性化して来るのである。万田酵素を摂取すると、一時的に排便の量が増えるが、それは腸内が活性化したことで体内の老廃物や毒素を排出したということで、それが終わると妊娠可能な体に変わるのである。

●生命エネルギーが増加するからこそ妊娠できる

 不妊治療を受けていると、不妊治療のことばかり気になってしまうものだ。しかしそのために生命エネルギーは使われてしまい、妊娠に必要な生命エネルギーがなくなってしまうのである。不妊治療にエネルギーを使い過ぎると、幾ら治療を受けても不妊症を克服することができなくなってしまうのだ。

 不妊治療を何度も受けても妊娠できないのなら、一旦、不妊治療から離れてみることも必要なことなのだ。不妊治療に拘らなければ、別に生命エネルギーを浪費することがなくなるので、逆に妊娠する確率が上昇してくるのである。生命エネルギーが増加するからこそ妊娠できるのであって、だからこそ生命エネルギーを増加させる方法を自分で取って行くべきなのである。

 文明生活は確かに便利だけど、その便利さゆえに生命エネルギーを奪い取ってしまう物も多数存在するのである。その一方で便利な生活に慣れてしまったために、自分たちの伝統的な生き方を忘れてしまい、そのために自分の体を異常化させてしまい、妊娠できない体に変えてしまっているということもあるのである。

 不妊症の悩みで自分の心の中を一杯にしてしまうのではなく、もしかしたら自分は間違ったことをしているのではないかと思うべきなのである。自分が正しいことをしていれば、不妊症で悩むことなど絶対にないのだ。自分が間違った生き方をしているからこそ、不妊症が発症しているに過ぎないのだ。

 未来に生まれて来るであろう赤ちゃんは、今は雲の上に居て、両親の姿を見ているのである。両親が生活を改めて、妊娠する準備が整い次第、雲の上から下りて来て、母親の胎内に宿るものなのである。赤ちゃんは母親が意固地になることを望んでいるのではなく、母親の心が柔軟になって、自分の生き方を変えて行くことを望んでいるのである。

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この世に不妊症をばらまく悪い人たち

●億万長者になれるための「繁栄の法則」

 俺は億万長者たちの自伝や伝記を読んだりするのが大好きで、結構な量を読んでいる。人間には金銭欲が根強くあるから、経済問題に関しては非常に面白い展開を見せてくれるのだ。かなりの量を読んで行ったから、億万長者になるためにはどのようにすればいいのかというのが大体解って来た。億万長者になるためには、自分勝手に行動するのではなく、「繁栄の法則」に基づいて生きて行けば、自然と億万長者になって行くのだ。

①時代の流れに乗ったビジネスで成功すること

②生活を質素にして、所得を上げる努力をするだけではなく、資産を増やす努力をすること

③結婚して健全な家庭を築き、子供をたくさん作り、子孫を繁栄させること

 「繁栄の法則」というのはこの三つの法則からなっている。まず億万長者たちは闇雲にビジネスに成功したのではなく、時代の流れに沿ったビジネスで成功し、巨万の富を築いたということだ。現在では「IT産業」が時代の寵児だが、IT産業で何かしらのことをやっていると、結果的に成功して行ってしまうのである。それが巨万の富を産む結果になるのである。

 それに加えて、億万長者になる人ほど生活は質素だということだ。通常、お金持ちは贅沢な生活をしているのではないかと思ってしまうのだが、こういう人たちはお金を持っていても、意外と資産は少ないものだ。本当の大金持ちは生活を質素にし、消費を最低限にすることで、残ったお金を資産に回し、その資産を大きくしていく努力をしているのだ。

 独身の億万長者など滅多にいないし、様々な誘惑から自分の財産を守りきることはできない。億万長者になるためにはとにかく結婚して健全な家庭を築くしかないのだ。そして子供を沢山作って、跡取りを育てて行くと共に、残った子供たちを分家させて、事業を拡大して行かなければならないのだ。事業は3代続けて行わないと、本物の事業にはならないのだ。

 ところがこれで目出度しという訳ではない。どこの国でも初代の億万長者は健全極まりない普通の生き方をしてくるのだが、それが子供たちに相続されていくと段々と劣化して来る。相続によって億万長者になった人に限って、自分たちがやった繁栄の法則を貧しい人々に広めて行けばいいものを、それとは正反対に貧乏に固定される思想を広めて行くのだ。

 「貧富の格差の是正」「社会保障の充実」など、初代の億万長者から聞いたこともないが、ボンボンとして育った億万長者たちの口からなら幾らでも聞かされる言葉だ。貧乏人たちが政府による社会保障を受けてしまえば、勤勉勤労の精神が徹底的に破壊され、貧乏に固定されてしまうことになり、貧乏から抜け出せなくなってしまうのだ。

 日本で長期の不況を招いた「ゼロ成長理論」も同じことだ。大体「ゼロ成長」という言葉が矛盾している。成長というのはプラスに転じるものであって、ゼロでは成長にならないのだ。このゼロ成長理論は当初、『朝日新聞』が主張していたのだが、いつの間にかに政府や日銀の基本政策になってしまい、だからこそ幾ら政権交代が起ころうが、幾ら日銀が市場に介入しても、経済が上向かないのである。

 ボンボンたちの妄想の中でより恐ろしいのが、ボンボンたちによる「人口削減計画」である。ボンボンたちは世界から貧困をなくすという名目で人口削減を行おうとしているのであって、そのために世界中で滅茶苦茶なことをやっているのである。不妊症も自然発生的に発生するものもあるが、このボンボンたちが進める人口削減計画によって人為的に発生した物も多々あるのだ。

●性教育を推し進める愚かな女性たち

 まず人口削減計画のために使われたのは、学校での性教育である。性教育と聞けば、性に関して様々な知識を教えてくれるのかと思いきや、やっていることは生徒たちが将来、妊娠できないように「思想の爆弾」をばらまくことなのである。冷静に考えれば、性教育が異常な教育だというのは一発で解る筈だ。

 性教育で盛んに行われているのは、「避妊技術の紹介」である。「コンドーム」や「ピル」といった物を紹介し、それを使うように勧めるのだ。通常、性教育を推し進める教師たちは性病への感染を避けるために避妊の仕方を教えるというのだが、コンドームが性病の感染予防というのは解るが、ピルでは性病予防にはなんの効果もないのだ。それなのになんでピルが登場してくるからといえば、ピルを生産しているのは製薬会社であって、その株式を保有しているのが、ボンボンたちだからだ。

 次に性教育で異常だと思うのは、女性に堕胎の権利を保障し、それを実行させるということなのである。この堕胎というのは恐ろしい以上にその国の人口に深い関わり合いを持っている。日本では江戸時代に間引きの習慣があったために人口は3千万人で停止したのだが、明治になって堕胎罪を設けて堕胎を取り締まったら、人口は一気に3倍以上に増えて1億人に達したのである。戦後はGHQによって堕胎を罪とすることをしなくなったが、そのためこれだけ経済的に繁栄したというのは人口は2千万人程度しか増加しなかったのである。

 通常、堕胎を行うと、子宮に傷がつくものだ。そのためにそこが癌化してしまい、子宮癌を発症してしまうのだ。子宮癌になれば妊娠どころではないのだ。またマスコミは子宮癌は男性からの性交渉によって感染すると言っているのだが、子宮癌を予防するワクチンを売っているのは、またしても製薬会社なのである。

 性教育というのは実質的には「不妊教育」なのである。進歩的な人々は性教育と聞けば、安易にそれをやった方がいいと言い出すのだが、この性教育を若い時に受けたために、或る意味、性に関して恐怖心を植え付けてしまい、それによって女性たちが妊娠に対して積極的にはならなくなってしまうのだ。事実、性教育の普及度と、不妊症の増加はピタリと一致しているのだ。

●フェミニズムの裏には億万長者のボンボンたちがいる

 思想の爆弾として、より強力なのが「フェミニズム」である。フェミズムは決して女性の権利を高めるためのものではないし、女性の地位向上を目指すものでもない。フェミズムはボンボンたちが人口削減を行うために使用しているイデオロギーに他ならないのであって、このイデオロギーに洗脳されれば、結婚はおろか、妊娠することも不可能になってしまうのだ。

 これはフェミニズムの歴史を見れば一目瞭然なのである。欧米ではどこの国の大学でも女性たちは締め出されていた。それが近代化の普及と共に女性たちにも門戸が開かれたのだが、女子学生は大学に於いて非常に数が少なかったために、女子大生たちは学内に秘密クラブを結成して、女子学生たちが如何に大学で活躍することができるか話し合ったのである。日本では近代化と同時に女子大学が築かれたために、この辺りの事情がイマイチ解っていないのである。フェミニズムの原型は女子大生たちの秘密クラブにあったのである。

 フェミズムが異常化していくのは、大学を卒業した女性たちが男性の経営する企業の支援を受けてしまったということなのである。日本では大学のレベル自体が低かったために、この事情がよく解らないのだが、アメリカだと大学のレベルが高いために、企業は優秀な人材を確保することができ、積極的に女子学生たちを採用して行ったのである。

 女子社員がフェミニズムに洗脳されていれば、結婚によって退職することがなくなるので、企業にとってはこれほど有難いものはないのだ。企業にとって一番つらいには、優秀な女子社員が結婚を機に辞めてしまうことなのである。解り易く言えば、企業は現代に於いて「女性奴隷」を手に入れたも同然であって、その女子社員を定年退職するまでコキ使うことができるようになったのである。言わば奴隷制度が廃止された現代に於いて、企業は最良の女性奴隷を手に入れたようなものだからだ。

 大学を卒業したほどの才媛が、結婚せずに子供を産んでくれなければ、ボンボンたちにとって自分の子供たちの競争相手になるような子供たちが生まれて来なくなるということなのである。優秀な女性は優秀な子供たちを産む確率が高いので、その女性たちが子供を産んでくれなければ、ボンボンたちの子供たちこそが出世して行くことができるようになるのだ。女性たちに自発的に人口削減計画に加わらすためには、女性たちがフェミニズムに洗脳されてくれた方が有難いのである。

 女性たちがフェミニズムの本を幾ら読んでも、その本の内容を完全に理解することができないのは、フェミニズムのイデオロギーは実は人口削減という大きな目的から生み出されて来たイデオロギーなのであって、「女性の自立」とか「男女同権」とか「男女共同参画社会」などというのはどうでもいいことなのである。フェミニズムに洗脳された女性たちが結婚せず、赤ちゃんを産んでくれなければそれで充分に目的を果たしたことになるのである。

●人口削減のために意図的に作られた不妊症

 戦前に日本と戦後の日本で大きく違ったのは水道水に塩素が混入されたことだ。勿論、これをやったのはGHQなのだが、このために日本人に病気は爆発的に増えて行った。塩素はその殺菌作用を利用して水を浄化できるのだが、その反面、人間が腸内に持っている細菌を殺してしまうという副作用を引き起こしてしまい、それが様々な病気を引き起こすことになるのだ。

 このため自宅に浄水器をつけていないと、20代後半からボチボチと不妊症が出て来るのだ。塩素入りの水道水のために腸内細菌が破壊されてしまい、妊娠に必要な羊水を供給することができなくなってしまうからだ。水道に浄水器をつけるのは最早常識だ。俺が糠漬けを積極的に食べるよう勧めるのは、糠漬けを食べることで腸内環境を整えて行くことができ、それによって妊娠に必要な羊水を確保できるからなのだ。

 アメリカ合衆国に行くと水道の事情はもっと恐ろしいものになる。塩素を使って浄化するだけでなく、虫歯予防のためにフッ素を入れ、その水道水を家庭に供給しているのだ。フッ素は歯磨き粉に入っているくらいだから、虫歯予防にはなるのだが、それを水道水に入れて飲んでしまえば、虫歯予防どころか、不妊症を発症してしまうようになるのだ。アメリカ国内で不妊症の女性が矢鱈と多いのは、このフッ素入りの水道水を飲んでいるからなのである。

 これ以外にもコカコーラなどの清涼飲料水を飲んでいたり、マクドナルドのようなファストフードを食べていれば、当然に栄養不足になってしまい妊娠することができなくなってしまうのだ。特にコカコーラには骨を溶かしてしまう成分が入っているので、胎児は骨を形成できなくなってしまうし、マクドナルドのハンバーガーは完全に栄養バランスを崩しているから、当然に赤ちゃんを産める状態ではなくなってしまうのである。

 日本でも塩素入りの水道水が危険であるという情報はあるのに、なぜかマスコミはこれを取り上げようとしない。更にはコカコーラやマクドナルドの危険性に関して、マスコミは一度たりとも報道したりはしないのだ。そのくせグルメを煽ったり、専業主夫を煽ったりして、女性が家事から遠ざけて、料理に関して無知でいるように仕向けてしまうのだ。女性が料理に関して無知になれば、確実に不妊症は発生して来るものなのである。

 この世には不妊症をばらまく悪い人たちがいるということを知っておいた方がいい。不妊症というのは人口削減計画の一環として出て来るものなのだ。その点、エイズと同じく、誰かが人為的に発症させ、治療で大儲けして、速やかに病死と見せかけて殺してしまう遣り方と全く同じなのだ。エイズで死ぬのはボンボン以外の一般庶民たちであって、エイズで死んでくれることで、製薬会社は大儲けすることができるのである。

 マスコミは決して庶民の味方ではないのだ。マスコミはボンボンたちの道具であり、庶民たちはボンボンたちによって弄ばされて搾取されているだけなのだ。だからマスコミに影響されることなく、とっとと結婚してしまい、赤ちゃんを多く生んでしまった方がいいのだ。結局、人口が多くなればなるほど、新手の億万長者たちが出て来て、人口削減に躍起になっているボンボンたちを没落させていくことができるようになるのである。

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