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メイキング秘話

●冬眠と不眠症

 今回の『満開ブレインパラダイス!』の製作で起こった出来事の中に「冬眠」というものがある。去年の冬から今年の春先まで、とにかく睡眠時間が大量に増えてしまった。俺は通常、7時間30分睡眠なのだが、今回の冬に限って睡眠時間が9時間になるのが連発してしまった。

 夕食を食べ終わり、食後に暫く読書をしていると、もう眠たくなってしまい、そのまま9時間睡眠をやってしまう。午後9時に寝て、それから途中に小便で起きることもなく、翌朝の6時になっている訳だ。俺にとっては起床時刻が午前6時というのは朝寝坊の範疇なのだが、それから大急ぎでブログの記事を書くというのが日課になってしまった。

 冬は日照時間が短いために、多少は睡眠時間が増えるみたいだけど、今回のように9時間睡眠を連発してしまうのはいかがなものか? 睡眠時間が9時間になると、遣るべきことは非常に限られて来るし、家族からは「冬眠」だの「お子チャマ」などと言われるし、良かったことといえば、睡眠時間が多くなったことで、お肌が艶々になったことぐらいだ。

 冬に寝過ぎてしまったのか、今度は夏になると、一転して睡眠時間が短くなってしまった。猛暑の頃に、夏の暑さもあったり、仕事上でのストレスもあったりということで、3時間しか睡眠できなくなってしまった。就寝後、最初の3時間寝てしまうと、後は目がパチクリになってしまい、全然眠れなくなってしまった。

 ところが眠れないから起きて読書をしていると、視力が下がってしまうので、仕事に支障が出て来るのだ。最低でも6時間は体を横にしていないと、体のどこかに異常が出て来るのだ。俺は昔から短眠を自慢する人を絶対に評価していない。睡眠時間が短ければ、それは自分の命を削りながら生きているようなものなので、早死にしてしまうからだ。いい仕事をするためには長生きすることが絶対に不可欠だと思うよ。

●珈琲が駄目になった

 真夏に不眠症に悩まされている時、睡眠不足のせいかどうも体が不調になってきてしまった。そのせいで珈琲を体が受付なくなってしまった。そもそも珈琲というのは、健康上、微妙な立場にある飲み物だ。珈琲は脳を覚醒するし、排便をも促すので健康に寄与する反面、珈琲は体内のビタミンやミネラルを奪ってしまうというマイナスの側面をも持つ。

 かといって勇気を出して珈琲を飲むのをやめようとしても、仕事で他の会社を訪問すると、大抵、珈琲が出されるのだ。こちらは訪問者なので、珈琲を出された以上、飲まざるを得ないのだ。中には親切な社長さんとかもいて、丁寧に珈琲のお代わりまでしてくれるのだ。東京にある会社ではほぼ100%が珈琲を出して来るので、自分が珈琲を飲むのをやめようとしても、なかなかできないのだ。

 だが、今回は珈琲や辞めざるを得ない事態に陥ってしまった。自宅で貰い物であったネスカフェを飲んでいたのだが、このインスタント珈琲を飲み続けていたら、歯が痛くなってしまい、そのために夜に眠れなくなってしまったのだ。歯の1つや2つが痛いのではなく、歯全部が痛いという異常事態になってしまい、その痛さのために全然眠れなくなってしまったのだ。

 原因はどう考えてもネスカフェにしか存在しない。そこで勇気を出してネスカフェを飲むのをやめてみたら、翌日にはその歯痛がなくなったので、明らかに犯人はネスカフェであった。しかし珈琲を飲むのをやめると、禁断症状が出て来てしまい、1週間後に再びネスカフェを飲んだから、その日の夜に歯痛に襲われ眠れなくなってしまったので、今度こそ勇気をもって珈琲をやめることにした。それ以来、珈琲を飲むをやめてしまった。

 貰い物だから仕様がなくネスカフェを飲んでしまったけど、ネスカフェは非常に危険だと思う。恐らく珈琲をインスタントにする過程で、何か特殊な薬品を使っているのだと思う。俺みたいに毎日玄米を食い、健康に気を使っている人だと、微量ではあっても有害な薬品を使っている食品を食べると、体がすぐに異常反応してしまい、体がその食品を摂取するのをやめろといってくれるのだ。

 考えてみると、ネスレ社製の商品は、すぐさま問題は出て来ないけど、長期間摂取していると問題が出て来る商品が非常に多いと思う。、俺が中学生の時、ネスレ社製の「ミロ」を飲んでいたのだが、宣伝では健康にいいと唱っているのだが、実際に飲み続けると体が疲れ切ってしまい、健康どころの話ではなくなってしまった。それでミロを飲むのをやめた思い出がある。今回のネスカフェの一件といい、ネスレ社製の商品は今後一切購入しないことにした。

●新米での白米問題

 俺は毎朝、このブログの記事を1時間程度で書き上げるのだが、このような芸当ができるのは、毎日「玄米食」を食べているからなのである。我が家では1日には1回必ず、押麦と玄米の割合が半々の麦飯を食べている。しかも米の飯が出る時は味噌汁をたっぷりと飲む。そのお蔭で脳に充分な栄養が供給されるので、これだけ濃厚な記事が書ける訳だ。

 しかし新米が取れる秋になると、母親の実家の農家から新米が送り届けられてくるので、どうしても白米を食べざるを得なくなる。1食程度なら白米でも問題はないのだが、白米が連チャンで続くと、途端に脳の機能が低下してしまうのが解る。記事を書くのに時間がかかりすぎてしまうのだ。しかも脳が疲れてしまうのが解るのだ。

 だから母親の実家から送り届けられて来た白米は早々に食べて終えて、もうこれ以上白米を食べたくないのだが、それなのに今回、自宅で玄米を切らしてしまい、しかもよりによって近くのお米屋さんが潰れてしまい、玄米が手に入らない事態になってしまった。仕方なくスーパーで山形県産の「ひとめぼれ」を購入することになってしまった。

 ところがこの「ひとめぼれ」が美味いのなんのって! 今年は猛暑のために日照時間が異様に長かったらしく、米の出来栄えが非常にいいのだ。白米なのに米の粒が非常に大きいのだ。家族中がこの「ひとめぼれ」の品質に驚いてしまったくらないのだ。母親の実家が農家のために米にはうるさいものなのだが、それでも家族全員が絶賛するという事態になってしまった。

 俺はてっきり新潟県産の「コシヒカリ」が日本一最も美味しいお米だと思っていたのだが、この「ひとめぼれ」は完全にコシヒカリを追い抜いてしまったらしい。そこで調べてみると、案の定、新潟県産のコシヒカリは1位から転落しており、既に王者でなくなっていたのだ。今やお米は個々人の好みに合わせて、様々なブランド米が出回っているので、コシヒカリみたいに品質はいいのだが、突出した特徴を持たないお米は商品価値が下がってしまうのだ。

『ゲゲゲの女房』に熱中しました!

 毎朝、ブログで濃厚な記事を書いていると、1日中、猛スピードで仕事を進めて行くことになるので、当然に無駄な時間は削減されてしまう。今回、最も削減されまくったのが、テレビの視聴時間である。最近のテレビは非常に下らない番組が多くなってしまったので、テレビを見ていられなくなってしまったのだ。

 特にフジテレビが非常に下らなくなり、フジテレビの番組は一切見ないようになってしまった。TBSの番組で品質が高いのがあれば見るのだが、それ以外の民放は殆ど見なくなってしまった。冷静になて民放のテレビ番組を見てみると、品質の高いテレビ番組は全てスポンサーが1社独占でやっている番組だけだと思う。スポンサーが数社になってしまうと、どうしても視聴率さえ取ればいいということになってしまうので、番組の品質が低下するのだと思う。

 民放のテレビ番組を見なくなった頃に熱中してしまったのが、NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』だよ。俺は武良布枝さんの原作を読んでいたので、このドラマに期待していたのだが、期待を遥かに上回ってくれたね。毎回、一喜一憂しながら夢中になって見まくっていたからね。

 最初は松下奈緒の演技が余りにも下手なのに驚いたが、この連続テレビ小説って、主人公に下手な女優さんを起用し、脇役たちをベテラン勢が固めるという遣り方を取って、それで視聴者の気を惹こうとする作戦を取っているのだ。俺はこの作戦にまんまと嵌ってしまい、その内、松下奈緒を応援するようになってしまった。

 松下奈緒は女優でありながら、ピアニストでもあるので、彼女のCDを購入して、毎日聞きまくっている有様になってしまった。ピアニストとして余り巧くないのだが、とにかくピアノが好きで弾いているというのが伝わって来て、それが気分を高揚させてくれるのだ。普通のピアニストは必ずバッハの曲を弾き込んで育ってきているので、どうも面白みが欠けるのだ。ピアニストとしてバッハの曲は基本的なテクニックを訓練するのに格好の曲なのだろうが、バッハの曲は俺にとっては余りにも古すぎるのだ。そのため松下奈緒のように技術的には高度でなくても、バッハの曲に囚われず、楽しくピアノを弾いてくれる方が、聞いていて、こっちが楽しくなれるのだ。

 『ゲゲゲの女房』を見終わってから、小説版の『ゲゲゲの女房』を購入して読んでみた。すると面白いのなんのって! 大概、面白いドラマを小説化する時、その小説があんまり面白くなくなってしまうのだ。なんでそうなるかといえば、この小説化に携わる小説家が二流の小説家のために、余り文章が巧くなく、物語を巧く表現して行くことができないからだ。

 しかし今回、小説化を担当した「五十嵐佳子」さんは、巧く小説を書いてくれたと思う。これは原作自体の出来がいいし、ドラマの脚本家の「山本むつみ」さんの脚本の出来も良かったので、これで小説化に失敗するようであるなら、余程の馬鹿女だと思う。五十嵐佳子さんが自分の個性や主張を抑えて、機械的に書いてくれたのが良かった。多分、五十嵐佳子さんが自分の個性や主張を出してしまったら、この小説は非常に面白くなくなってしまったと思う。

 『満開ブレインパラダイス!』が育児や子育てのことをも論じているので、このドラマを見ている時、結構突っ込みを入れながら見てしまった。「赤ちゃんの抱き方が間違っている!」とか、「母親は赤ちゃんを2階に放置して外出しない!」とか、それを指摘する度に家族で大笑いしていたので、なんだかんだいいつつ、家族全員でこのドラマに嵌ってしまったい、楽しんでしまったのだ。

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コメント

タマティーさま、ロングインタビューとメイキング秘話、とっても面白く読ませていただきました。
ロングインタビューはこれまでの連載のエッセンスが満載で、それぞれの記事をひとつひとつ思い出しながら、噛みしめるように読ませていただきました。まさにスルメインタビューです( ^ω^ )
メイキング秘話で、謎の多い!?タマティーさんの日常を垣間見ることができ、とっても興味深かったです。
いろんな波を乗り越えながらも、コンスタントにここまで内容の濃い記事を毎日更新し続けるタマティーさんの精神力の強さに、こころから感服しました。本当にお疲れさまでした!!

さて、私の報告ですが、相談させて頂いた住宅購入の件、無事に事なきを得ましたヽ(´▽`)/
私の忠告には案の定まったく耳を貸さなかった主人ですが、冷静になってもらうためにファイナンシャルプランナーさんに家計診断をお願いしたところ、「今は(家計的にも、景気の見通し的にも)時期ではない」とアドバイスされ、素直に聞き入れてくれました。

お舅さんが出てくる前に、聞き入れてもらえたのでよかったです。

主人の天中殺が明けるまでは、周りのことを優先して地道に一歩一歩踏みしめていこうと思います。

本当に有用なアドバイスありがとうございました(/ ^^)/

新たなる展開をとても楽しみにしております!

kiri

投稿: kiri | 2010年10月20日 (水) 21時11分

 kiriさん、ロングインタビューならぬスルメインタビューを味わって下さって有難うございます!

 ファイナンシャルプランナーの登場によって決着がつくとは驚きでした。
 今後、円高が進行するけど、自動車産業は有望ですからね。
 遅かれ早かれ、ガソリン自動車に代わって、電気自動車が出て来ることでしょう。
 今、走っているガソリン自動車を全て電気自動車に交換するだけで、ウハウハの状態ですからね。
 タマティーに言わせれば、自動車会社の労働組合が政治に手を出すから、動きが余りにも遅いってことですよ。
 今回のトヨタのリコール問題も、自民党政権下なら絶対に起こり得ない出来事ですからね。それなのにトヨタの労働組合は熱心に民主党を支持している訳だから、トヨタだっておかしくなってしまいますよ。

 天中殺の時って、膿を出すのなら、出してしまった方がいいんです。
 例えば今年や来年には旦那さんは病気をしたりして、寝込んでしまう可能性があります。
 そういう時は無理をせず、寝ていた方がいいんです。
 寧ろ、この時期に病気をせずに健康でいる方が問題なんです。天中殺が明けた後に、大病を患ってしまうようになるんです。
 それから家の中で大事にしていた食器が壊れたり、何か物を盗まれたりとすることがあっても、それは罪滅ぼしと思って、気楽にしていた方がいいです。
 何かを失えば、天中殺が明けた頃に、新たな物を手に入れることができるようになるんです。

 天中殺の時は普通では食べないような食べ物を食べたりすると毒消しになります。
 例えば「牡丹鍋」や「アンコウ鍋」のような物を食べると、天中殺でも余り悪い事が起こらなくなるんです。
 結婚している場合、自分の旦那が天中殺の時、その妻が充分な配慮をしていないと、とんでもない事態が発生したりしてしまうんです。
 神様がより酷い現象を起こして、その妻に至らざることを教えて来ているのだと思います。
 だから今回のようにkiriさんが未然に防いだというのは、功徳を積んだってことになるんです。
 

   

投稿: タマティー | 2010年10月21日 (木) 07時07分

タマティーさま、コメントへのお返事ありがとうございます!

無事に夫が説得に応じてくれて本当によかったですヽ(´▽`)/

家計簿はつけていても、漫然とつけているだけになってしまって、なかなかうまく貯められない現状を打破したいと、かねてからファイナンシャルプランナーさんに家計を一度みてもらいたいと思っていたのですが、ちょうどタイミング良く、知り合いにFPさんを紹介して頂き、相談に乗ってもらうことができたのでよかったです。

家計診断、生涯設計をやっていただいたことで、土地の購入を断念してくれたことはもちろん、今まで家計に全く無関心だった主人が、家計のことに興味を持ってくれるようになったことが何よりもうれしかったです。

これから二人で力をあわせて、マイホームの夢に向けてがんばりたいと思っています。

タマティーさんは自動車産業を将来有望と考えておられると知って、とてもうれしいです。
私は会社が倒産するのではと、悲観ばかりしていたので…(;ω;)

主人の勤めている会社は電気自動車を商品化したのですが、電気自動車はとっても静かに走るらしく、主人は会社構内であわや自動車と接触しそうになったらしいです。構内を歩いていて、後ろから近づいてきた電気自動車に気付かなかったらしいです…

このときは、主人は無事だったのですが、天中殺の時期は膿を出す時期と心得て、心静かに暮らそうと思います。

仕事をしていたときは、外食三昧のダメダメ主婦でしたが、仕事をやめてからは暇にまかせてインターネットでレシピを検索して、今まで作ったことのないような変った料理をいくつも作ってきたので、その点では知らず知らずに毒消しできてたみたいで、よかったです。
これからの1年も「珍品レシピ」開発に励み、コツコツとレシピをためていきます(*´v゚*)ゞ

あと、今日の記事で面白コメント集に選んで下さり、ありがとうございます!
おむつなし育児のこと、思い切ってタマティーさまに相談してよかったですヽ(´▽`)/

私もスサノオ尊のファン!?で、出雲の須佐神社にも行ったことがあるのですが、本当に神聖な空間で、思い出すだけでも心が澄んでくる感じがします。
そして、祇園祭が行われる八坂神社は、私たち夫婦が初デートをし、そしてめでたく結婚式をあげた場所でもあります(*゚ー゚*)

娘を産んだばかりの時は、娘には「この世ならざる人!?」のようなフニャフニャ感があったので、「ああ、神様からこの子をお預かりしてるんだな」と自然に自覚できましたが、最近は首が据わってだんだんしっかりしてきた娘に、「お預かり物」という意識が薄れてしまっていました。

タマティーさんの記事を読んで、「お預かり物」の再認識ができたのでよかったです!
しばらくは育児に全力を注ぎ、ワンダーランドを堪能しようと思います(o^-^o)

またもや長文失礼しました!
今後の展開を楽しみに待っています!!

投稿: kiri | 2010年10月21日 (木) 15時00分

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