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高校卒業後の進路で将来の進路が決まってしまうもの

●学歴で人が差別される事実を教えよ

 ここに1冊の悪書がある。多くの人々がこの本の冒頭の文章を引用するくせに、この本の著者が本当に言いたかったことを何にも理解していないのだ。それが福沢諭吉の『学問のすすめ』である。福沢諭吉は「天は天の上に人を作らず、天の下に人を作らず」といったが、彼が言いたいのはこの平等思想なのではなく、平等思想を持ちだすことで身分制度を解体し、学問で人を差別しましょうよといっているにすぎないのだ。では学問で人を差別する場合、どのようにすればいいのかというと、それは慶応義塾を卒業した生徒たちを特権階級に迎えればいいのだということになるのだ。

 忘れてならないのが、福沢諭吉が『学問のすすめ』を書いた当初は、日本には大学らしい大学は1つも存在せず、西洋の学問を教えていた学習塾は慶応義塾しかなかったということなのである。適塾も松下村塾もなくなり、その後、東京帝国大学が出現してきたが、所詮は官吏養成学校みたいなもので、大学としての体裁を整えるまでには至っていなかったのである。そのため明治に於いて帝国大学が機能し始めるまで、慶応義塾の卒業生たちが官界に大量に進出していたのである。『学問のすすめ』はこの時期に書かれた書物であり、福沢諭吉の真意を読み取れない愚かな人物たちは彼の意見に賛同したが、賢い人物たちはこぞって彼を批判しているのだ。勝海舟なども徹底的に福沢諭吉を批判している。

 近代国家というのは身分制度を否定して登場して来るのではない。寧ろ事実は逆で、身分制度を温存して社会に安定を保ちながら、能力ある者を抜擢して行こうとする国家なのである。庶民に幾ら能力があって台頭して来たとしても、社会を指導できるだけの品格など全く持ち合わせていないのであって、それを貴族階級や上流階級に教えて貰わねばならないのである。イギリスが覇権国家として七つの海を制したのは、近代化の過程の中で身分制度を廃止しなかったことにその大きな要因があるのである。

 ところが日本では明治維新後、四民平等や部落解放令などを出してしまい、身分制度を維持するということに余りにも配慮をしなさすぎたのである。歴史を見れば解るが、大日本帝国は藩閥政治を遣っている時は繁栄を続け、平民宰相の原敬が出て来ると迷走を続けてしまい、しかも庶民出身の政治家たちは自爆する形で議会政治に終止符を打ってしまい、軍部に政権を譲り渡してしまったのである。

 戦後は僅かに残った身分制度すらGHQによって解体されてしまったので、戦後の日本では福沢諭吉が望むように学歴で差別される社会になったのである。大学卒業時の学歴が一生付いて回るし、日本の社会で一番苦しい差別は「学歴差別」なのである。年収に於いても大卒の人々が高卒や中卒の人々を圧倒するし、大卒でも一流大学を卒業した人物たちはより高い収入を得ることができるのである。

 社会主義者が言う「所得の格差」とか、フェミニストが言う「男女の性差」は学歴差別ほど苦しくはないのだ。学歴差別が存在するのに、「所得の格差」や「男女の性差」を持ちだすこと自体がまやかしである。学歴さえあれば貧乏人でも高収入を得ることができるようになるし、学歴さえあれば女性であっても男性を上回るほどの収入を得ることができるのである。

●大学進学

 学歴で人を差別するのは馬鹿らしいかもしれない。しかし学歴で差別されるのは昭和憲法体制下の日本では事実なのである。戦後の首相は全て大卒であり、しかも一流大学の卒業生ばかりだ。田中角栄だけが中卒だが、彼が中卒であったために、ロッキード事件が引き起こされ、マスコミから集中砲火を浴びてしまい、政治能力があったにも拘わらず退陣してしまったのだ。マスコミでも一線で活躍するジャーナリストたちは全員が大卒であり、しかも一流大学の卒業生ばかりなのである。

 中高生たちに真面目に勉強させたいのなら、中学入学に時点とか、高校入学の時点で、この学歴差別が如何に厳しい差別であるかを教えて、中高生たちに危機意識を持たせた上で勉強に取り組ませることだ。学歴で人が差別されると解っていれば、遊び呆けることをやめて、真剣に成って勉強をし出すようになるものなのだ。

 中高生たちに危機意識を持たせないと、中高生たちは近視眼的になってしまい、最近テストのことしか頭になくなってしまい、非常に高いストレスを抱えてしまうのだ。そうなのではなく学歴差別を回避するためには、とにかく一流大学に行かねば話にならないと解っていれば、日々のテストに惑わされることなく、勉強を進めて行くことができるのである。

 大学進学のための受験勉強は計画的に進めて行けば、簡単に大学に合格できるものなのである。まずは基本をしっかりと身に付け、重要な箇所は全て暗記して行くようにして行けばいいのだ。それが出来たら過去問をこなして行き、実際の試験で高得点が取れるようにすればいいのだ。

 大学入学試験を受ける際は、志望校を受けるだけでなく、保険をかけておき、志望校が受からなかった時はその滑り止めの大学に入学してしまえばいいのだ。浪人は絶対にするな。浪人をやってしまうと、その1年間は本当に無駄であって、得るものは非常に少ないのだ。大体、大学入試に落ちて浪人をしたような人物で大成した人物というのは非常に少ないのだ。浪人をするよりも、自分の偏差値より低い大学に進学し、そこで大学生活を謳歌してしまった方が、自分に劣等感を持たせなくなり、脳にいい刺激を与え続けることになるのだ。

●職業の中には大学進学が不利な職業も多々ある

 学歴差別が厳しい社会であっても、職業の中には大学進学が不利な職業も多々あるのだ。その職業ではスタートダッシュを要求されるために、大学で勉強しているとスタートダッシュができなくなってしまい、どうやっても成功することができなくなってしまうのだ。例えば「歌手」「ロックバンド」「芸術家」などである。これらの職業は誰かに教えられ過ぎてしまうと、逆に能力が委縮してしまう職業なのである。

 両親が大学進学を当たり前としているのなら、とにかく両親を説得してからこれらの職業に進むことだ。当然に行き成りプロになるわけがないので、アルバイトをしながら活動をし続けなければならない。収入は恐ろしいまでに低いものなのだが、しかしこれらの職業でブレイクしてしまうと、サラリーマンでは絶対に得ることのできない高収入を得ることができてしまうのである。

 意外なことかもしれないが、ベンチャー企業を起業する起業家たちの多くが高卒なのである。高卒のために大学で不要な知識を大量に仕入れていないので、実際のビジネスの世界の情報を素直に受け入れて、的確にビジネスチャンスを得てしまい、それで起業して行くことができるのである。

 ベンチャー企業というと大卒の人々ばかりだと思っているが、これはマスコミのジャーナリストたちが自分たちも大卒であるために、意図的に大卒の起業家ばかりを報道して来るからなのである。高卒の起業家たちは人為的に差別されているので、なかなか報道されていないだけなのである。

 ビジネスの世界では早くからビジネスに世界に入り込んで、競争に打ち勝った方がいいのである。大卒は大企業であるなら優遇されるかもしれないが、それは大企業が安定した企業で倒産しにくいだからであって、ベンチャー企業や中小企業のように小回りが効く企業では大卒だからといって有利ではないなのだ。

●ドロップアウトするなら覚悟してからにしろ

 世の中には学歴差別の恐ろしさを理解せず、平気で高校を中退してしまったり、大学を中退してしまったりする者たちがいるものだ。ドロップアウトするなら、覚悟してからにすべきなのである。ドロップアウトして成功する人々もいるが、ドロップアウトしたばかりに人生を棒に振ってしまった人々も大勢いるのである。

 ドロップアウトは自分の人生をギャンブルにかけるようなものなのだ。当たれば大成功だが、外れれば破滅なのである。だからドロップアウトしたのなら、死に物狂いで働くべきであって、仕事が成功するまで休まず働くべきなのである。ドロップアウトしているというのに、週休2日では絶対に成功する訳がないのだ。

 ドロップアウトして成功した者は絶対に学歴差別に触れないことだ。自分が成功して行くためには、自分のスタッフに大卒の人々を配下に入れなければならないので、ボスである自分が学歴差別を批判していては、部下たちの離反を招いてしまうことになるのだ。しかもマスコミは学閥が縦横無尽に張り巡らされているので、もしも学歴差別の批判をしようものなら、集中砲火を食らってしまうことになるのである。

 その人の収入や資産に関して本来なら学歴は関係ないものだ。収入の多さや、資産の多さは、如何にお金に対してドライに徹し、「富こそ力」と思い続けた者の手に富は集まって来るのである。世の中には「それが嫌じゃ!」という解らず屋がいるものなのだが、よりによって高学歴の人々に限って、学歴によって富の再分配をしようと言い出して来るのである。

 ビジネスで成功して億万長者になってしまえば、学歴差別の愚かさや、福沢諭吉の意見の出鱈目さは、十二分に理解できるものだ。しかしこの世には必ず「馬鹿」がいるものだし、「学問のある馬鹿」は本当に手に負えないのである。自分が億万長者になったのに、学歴無用論を唱えることは本当に馬鹿げたことである。身分制度が復活するまで、この学歴差別は猛威を降り続けるのであり、この昭和憲法体制が崩壊するまで学歴差別という共同幻想に手を出すことはすべきではないのである。

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