親や教師たちこそがドリームキラーになる
●親や教師だからこそ、子供に教えることができる
人間の脳の成長を考えると、最重要人物は「両親」である。乳幼児は母親べったりだし、父親が生活費を稼いで来てくれるからこそ、乳幼児はすくすくと育つことができる。母親の役割を保育士や保母が取って代わることはできないし、父親の役割も他の男性がこなすことはできない。どの家族にも長い歴史があるから、自分たち夫婦が受け継いで来たことを子供たちに教えて行き、その過程の中で立派な人物として育って来るのである。
確かに家族には問題があるものである。しかし我々にできることは家族の価値を再確認することだけなのであって、家族を孤立化させず、宗教の力を借りて、もしもその家族に問題があるのなら巧く解決して行くしかないのである。プラトン以降、家族を否定し、子供たちを政府の施設で育てれば優秀な人間ができるという異常な思想が存在し続けるが、そういう思想が明らかに間違っているのであって、実際にやってみれば人非人の碌でもない人間しか出て来ないのである。
両親に続いて重要なのが、学校の教師たちである。成人するまでに学校で教育を受け続けるからこそ、高い知能を持つことができるのであって、もしも学校に行かず働きに出るのであるならば、その子供は高い知能を持つことはできないのだ。幾ら両親とはいえ、子育てをしながら、専門的に学問を子供に教えることは難しいものなのである。
確かに学校には色々な問題がある。かといって学校を抜きにして、知能を高めることなどできないのであって、我々は学校の改善に努める努力をすると同時に、学校否定の意見を頑なに拒絶することだ。学校を廃止すれば高い知能を持つ人間たちを育てることができるというのは、妄想以外の何物でもなく、そんなことは無理に決まっているのだ。人間の脳は19歳まで成長し続けるので、その間に学校に行かなければ、もう取り返しのつかない事態になってしまうのである。
自分が親になったら、きちんと子供を育て、我が子に教えるべきことがあるなら、全部伝えておくべきなのである。生活に追われる余りに、生活のことばかり考え、その子に教えるべきものを教えていなかれば、その子供はどうやっても優秀な人物になることはできないのだ。特に古今東西、英雄豪傑たちは母親の深い愛情を受けて育ってきているものなので、母親が子供たちに深い愛情を示さないと、平凡か、平凡以下の人間になってしまうものなのである。
学校の教師にしても、自分は労働者だなんて馬鹿げた考えを持つのではなく、教師として充分な教育能力を持ち、教師として責任を持って教えて行くべきなのである。教育という仕事は、ビジネスとは違うものなのであって、子供たちの能力を伸ばして行くことに、金儲けでは有り得ない喜びを感じることができるものなのである。
●子供のことを知っているからこそ、逆に子供の夢を潰してしまう
その一方で親や教師だからこそ、子供の夢を潰してしまう危険性を持っているのだ。親は我が子のことを知っているから、我が子のことをなんでも知っていると思いきや、親子の会話をきちんと行っていなければ、我が子の本音が解らなくなってしまうのである。親だからこそ子供の本音を知っているのではなく、親だからこそ本音が解らないものなのである。
我が子の夢が一体どんなものなのかを理解するためには、とにかく親子の会話を多くすることだ。会話量が少ないからこそ親子の間で意思疎通ができなくなってしまうのである。自宅の中でテレビが付けっ放しにしていれば、当然に親子の会話量が激減するので、当然に親が子の気持ちを理解できなくなってしまうのだ。
学校の教師にしても、生徒たちの会話量が少なければ、当然に生徒たちの夢を潰してしまう危険性を持っているのだ。教師の場合、多くの生徒たちを受け持つことになるので、書類の遣り取りで連絡を取り合うのではなく、その生徒と二人きりで話す機会を多くしていくべきなのである。授業だとか、休憩時間に、生徒に声をかけるというのは非常に大事なことなのである。
学校の教師たちが生徒たちの夢を潰してしまうのは、生活指導や進路指導をしたりするからなのである。生徒を多く集めていれば、中には欠陥品のような生徒も出て来るものなのである。その生徒に対して生活指導としてとやかく言ってしまうと、教師の視線がネガティブになってしまい、生徒たちの悪い所しか見なくなってしまうのだ。そのため生徒たちの長所を褒めることを一切しなくなってしまい、生活指導をやればやるほど、生徒たちが不良化して行くことになるのだ。
進路指導は生活指導以上に不要である。教師に進路指導の権限を与えてしまうと、教師の成績を良くするために、生徒たちの進路を変更させてしまい、それによって生徒の夢を潰してしまうのだ。偏差値の高い生徒が必ずしも偏差値の高い学校や大学に行くとは限らないのだ。逆に偏差値の低い生徒であっても、偏差値の高い学校や大学に行きたいと思っている場合があるものなのである。
●立身出世する人は必ず師匠を持っている
世の中には自分の親に自分の夢を潰されてしまったり、自分が通った学校の教師に夢を潰されてしまった人たちは想像以上に多いものなのである。親の意見は確かに正しいものもあるが、自分が思春期になれば自分の親だからこそ自分の夢を潰して来るものなのである。学校の教師は学問を教えてくれるものであっても、自分の夢をどうこう言える権限を持っているものではないのだ。
確かに自分の親や自分の通った教師の理解を得て、自分の夢を実現して行った者たちもいる。しかしそれは例外と思った方がいいのであって、大方の子供たちは親や教師に自分の夢を潰されてしまっているものなのである。我が子のことを思う親なら、我が子が夢見がちなことを言っていれば、「何を馬鹿なことを言っているの!」と言って否定してしまうものだ。生徒たちのことを思う教師なら、生徒が自分の夢を言って来ても、「そんな考えでは世の中を生きて行くことはできなぞ!」と脅しをかけるものだ。
思春期は親や教師の理解に期待するのではなく、親や教師以外で自分の夢を実現させて行ってくれる年上の人間を持つことだ。立身出世する人間は必ず師匠を持っているのであって、自分の夢を実現させたいのなら、自分で師匠を見つけて、師匠のアドバイスを得たり、助力を受けたりすべきなのである。
世の中には不思議な人たちがいて、自分の夢があるというのに、師匠を持たずに、自分であれこれと考え込んでしまう人たちがいるものだ。そういう時間は無駄なのであって、とにかく走り出すべきなのである。自分が走り出していれば、自然と自分の師匠を見つけ出すことができ、その師匠によって自分を引き上げて貰うことができるようになるのである。
若い内に何かしらの実績を作り上げておかないと、自分の夢は新鮮さを失ってしまい、自分自身が生活に追われるようになってしまい、日々の生活費を稼ぐために自分の殆どの時間を費やすようになってしまうのだ。若い時は生活費を安く済ますことができるのだから、若い内に実績を作り上げ、自分の夢を実現しながら儲けて行くようにすべきなのである。
●まずは子供の夢を肯定してあげること
夢というのは自分が本当に好きなことをyらせた方がその成功率が非常に高くなるものなのである。自分が不得手の分野で自分の夢を成功させることは至難の技なのだ。例えば男の子だったら、子供の頃や野球やサッカーに興じるものだ。しかし殆どの子供たちは毎日やっているものだから野球やサッカーに飽きて来るものなのである。しかしそれでも野球やサッカーが好きな子供たちがいて、その子供たちがプロを目指して来るものである。
子供は子供なんだから、子供の夢というのは親から見れば幼稚に見えてしまうものだ。しかしまずは子供の夢を肯定してあげるべきなのである。世の中がどうのこうのなのではなく、子供が夢を持つことはそれ自体が素晴らしいことなのだ。それが本当に実現できるかはやってみなければ解らないのだ。
自分の夢が明確になっていれば、自分が本当に好きなことをやらせればいいのである。自分が本当に好きなことをやるということが、最も成功率を高くすることができるものなのである。やればやるほど上達して行くので、あっという間にトップに躍り出て来るものなのである。
もしも親の方が我が子にこういう分野で活躍して欲しいと思うなら、3歳頃からその道に進ませるべきなのである。ピアノでもバイオリンでもお稽古事というのは幼児の段階から始めるものなのである。脳の臨界期の前に遣り始めてしまえば、そのお稽古事がすんなりと頭の中に入ってしまい、そのお稽古事を自由自在にこなすことができるようになるのだ。
もしも我が子が思春期になっても自分に夢がないのなら、その子に相応しい道を与えてあげるというのも親の立派な役割なのである。どこそこの大学に進学しろとか、高校だけは卒業しておけとかいうのは、親としての義務なのである。親が我が子に人生のレールを敷くことも実は必要なことなのである。
親や教師は自分たちこそがドリームキラーになることを知っておいた方がいい。我が子だからこそ自分の思い通りに育つのではなく、我が子だからこそ自分の思い通りには育てって来ないのである。教師にしても生徒たちが教室内で静かに授業を聞いているからといって、自分の意見が全て通ると思ったら大間違いなのである。親としてできることもあるが、教師としてできることもあるが、親だからこそ教師だからこそ子供たちの夢を潰してしまうこともあるのだ。
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