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学校では絶対に教えてくれない世渡り術

●まずは特技を持て

 学校や大学は学問を学んだり、スポーツをしたりする場所であるので、この世の中を生きて行く術を身に付けた訳ではないのだ。いや、学校教員や大学狂信は世間知らずだからこそ、学校や大学の常識は世間の非常識になってしまい、逆に世の中を真っ当に生きて行くことができなくなるのだ。

 世の中を生きて行くためには「世渡り術」というものが絶対に必要となる。自分に世渡り術があれば簡単に世の中を渡って行くことができるが、幾ら高学歴であっても世渡り術がなくては世の中を渡って行くことはできないのだ。しかもこの世渡り術は学校や大学では決して教えて送れないのだ。学校や大学の外で世渡り術を学んでいくしかないのだ。

 まず世渡り術を身に付けたいのなら、自分の劣等感を克服することだ。人間は誰しも劣等感を持っており、その劣等感が心の中にあると様々な不幸を呼び寄せてしまうのである。この劣等感を自分に植え付けたのは、自分の親なのである。自分の親が我が子を服従させるために劣等感を植え付け、支配し続けたにすぎないのだ。

 劣等感は親に従属している時期であるなら、それは役に立ったのだ。劣等感を持つことで自分にとって危険なことを未然に回避したからなのである。しかし自分が親元を離れ、世の中に出て行くに当たって、これほど邪魔なものはないのだ。自分に劣等感があるからこそ、自分が危険を冒してまで何かをしようとしないし、そして何より親から自立して行こうとしなくなってしまうのだ。

 この劣等感を克服するためには、なんといっても「特技」を持つことだ。自分にはこの特技があって、この特技でなら誰にも負けないといったものを作るべきなのである。特技があると自分の劣等感が徐々に消えて行ってしまうものなのだ。しかし特技がないと自分が何をやっても劣等感が消えなくなってしまい、終生、劣等感に苦しめられることになるのだ。

●人との縁を大事にすること

 世渡り術の第二は、人との縁を大事にすることだ。世の中と言うのは人との縁で出来ているのであって、人との縁を大事にしない者はこの世で生きて行くことはできないのだ。自分の人生に如何なることがあっても、余りにもドライになりすぎないことだ。人間は「義理と人情」といったものを好むので、義理と人情を欠くような人物は世の中を渡って行くことはできないのだ。

 義理とは、社交上、礼儀を以てする行動規範ということであり、人情とは、他人への思いやりということである。人間は礼儀というものを使うことで、無用なトラブルを避けるのであって、礼儀を無視するようなことは絶対にしないことだ。特に「無礼講」には絶対に参加しないことだ。大体、無礼講といっても本当に無礼が許される訳がないのだ。それと同時に自分がどんな立場に立たされても、他人への思いやりを忘れないようにすることだ。特に裕福になって傲慢にならないようにし、貧乏だからといって卑屈にならないことだ。

 自分が立身出世をする時には、必ず自分の成功の扉を開いてくれた人物がいるものだ。自分の出世の切っ掛けを作ってくれた人物を終生大事にすることだ。自分の友人の中でもこの人物こそが最も大事なのであって、幾ら出世したからといって、この人物を蔑ろにしてしまうと、いずれ世の中から復讐されてしまうことになるのだ。

 結婚した場合、仲人になってくれた夫婦には定期的に挨拶に伺うことだ。大体、仲人になった夫婦は、自分たち夫婦よりも身分の高い人物がなるものなので、その夫婦と仲良くすることで、自分たち夫婦を上昇させていくのである。赤ちゃんが出来たら挨拶に伺うとかして、友情を温めておくと、困った時には支援してくれるようになるし、その仲人の伝手を頼って思わぬ幸運をもたらしてくれるようになるからだ。

 他人から自分に何かをしてくれたのなら、必ず礼状を書くようにすることだ。礼状を書いて来ない奴は絶対といっていいほど出世しないものだ。自宅には葉書と切手を常に用意しておき、事あるごとに礼状を書きまくることだ。年賀状などは早目に書き、絶対に元日に届くようにして、感謝の気持ちを年に1回きちんと現わしておくことだ。

 お中元やお歳暮などは金がかかる以上、在り来たりな物など絶対に送らないことだ。身分が高くなってくると、他人から贈り物をされるのは当たり前になってくるので、それなのに平凡な物を送っていては、相手に良い印象を与えることはないのだ。様々な情報ルートを持って、面白い物を見つけ出し、それを贈り、相手の印象を良くすべきなのである。

●暴走とバランス

 世渡り術の第三は、暴走とバランスを大事にすることだ。若い時には暴走した方がいい。例えば会社を興したのなら、地味に事業を展開するのではなく、徹底的に暴走して、事業を拡大した方がいいのだ。若い時には失敗してもすぐさま立ち直ることができるので、とにかく暴走をすることを心掛けることだ。

 社会人の中で詰まらない人物は品行方正の余りに、人生の中で暴走した経験がない人物たちだ。この手の人物たちは世の中の顰蹙を買わないように生きているのだが、実はそういう生き方こそ世の人々の顰蹙を買っているのだ。人間というのは他人の失敗を見て喜ぶという悪質な性格を持っており、もしも自分が暴走した結果、大失敗したとしても、人々がそれを笑いの種にしてくれれば、それでいいのである。最初は他人に笑われているかもしれないが、結局、他人の話題になるような人物たちこそが出世して行くのである。

 自分が仕事で暴走した経験を持っていないと、違う方面で暴走して行ってしまうものだ、お酒で泥酔するとか、ギャンブルで大金をすってしまうとか、麻薬に溺れてしまうとか、そういう方面で暴走してしまうのである。自分が仕事で暴走して来ないから、違う方面でエネルギーを浪費してしまい、結局、自分の健康を壊すとか、自分のお金を失ってしまうとか、自分の職業をチャラにしてしまうとかになってしまうのだ。

 暴走して成功を収めて行ったのなら、必ずバランスを取るようにすることだ。暴走を経験すると、バランスを取り易くなるのだ。例えば仕事ばかりしていないで、家庭を大事にするとか、仕事で大儲けばかりしているのではなく、慈善活動にも活発になるとかすべきなのである。このバランスというものを取らないと、家族に不幸が訪れたり、事業が順調に進んでいるのに裏切って来る者たちが出て来るのだ。

 バランスを取る上で大事なことは、原理主義的に狂信的に信仰をしている人物とか、イデオロギッシュな人物たちを避けることだ。バランスを欠いている人物たちは家族に不幸が噴き出しているので、その人物の家族が不幸に襲われているのなら、「この人物はバランスに欠いているのだな」と思うことだ。自分がバランスを取るためには、アンバランスな人物を遠ざけるのが一番効果的なのである。

●自分の実力だけで出世できると思うな

 世の中には学校や大学では優秀な成績を収めたのに出世できない人物というのは非常に多いものだ。その手の人物たちは確かに頭は良かったかもしれないが、世渡り術を習得していないために、自分の能力を発揮することができなかったのだ。この世を巧く世渡りしている人物など称賛されはしないものだ。逆に誹謗中傷の対象になるものだ。しかし世渡りができるからこそ、自分の持てる能力を十二分に発揮できるようになり、当然に出世しなかった人物たちとは比較にならいくらいの莫大な報酬を手にすることができるようになるのである。

 会社員なら部課長までなら自力で出世できるものだ。しかし取締役になったり、社長になるためには自分の力だけでは無理なのである。アーティストにしてもプロスポーツ選手にしても、売れる者、売れない者に分かれてしまうのは、世渡り術を持っているか持っていないかの差でしかないのだ。

 世渡り術を習得していないと、自分が働き盛りの時にまともな仕事ができなくなるものだ。若くして世渡り術を習得しておけば、自分が望む地位を手に入れることが容易くなるので、早くに自分の能力を発揮し易い地位を手にしてしまい、結果的に多くの仕事を成し遂げてしまうのである。

 自分が社会に出て、トラブルが起こりまくり、自分の進退が極まったのなら、自分の能力がどうのこうなのではなく、自分に世渡り術がないということに気付くべきなのである。世渡り術がないからこそ、自分の身動きが取れなくなってしまうほどに行き詰まってしまうのである。

 自分の能力を向上させていくことは確かに大事だ。しかしそれに加えて世渡り術が必要なのである。世渡り術がなければどんなに高い能力を持っていても、無駄になってしまうのである。逆に大した能力がなくても世渡り術があれば出世して行けるものなのである。自分が立身出世して行きたいのなら、必ず世渡り術を習得しておくべきだろう。それさえあれば、簡単に立身出世して行くことができるようになるのである。

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