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そもそもお金って何?

●通貨は商品である

 独身時代では収入がどうであれ、勝手気儘に暮らすことができたが、結婚すれば家計を整え、結婚生活を充実させ、将来のことを考えて行かなければならない。結婚生活を豊かにするためには絶対にお金が必要なのであって、結婚とお金は切っても切り離せない間柄なのである。そこで最大の疑問が生じて来る。

 「で、そもそもお金って一体何?」

 お金の正体を知らなければ、お金を使いこなすことはできないからだ。結論から言ってしまうと、お金は「商品」である。多くの女性たちは「そんなバカな~」と思うかもしれないが、これは事実なのである。お金の歴史を辿って行けば、お金は商品であるということが明白に解るのだ。

 人類がお金らしいお金を使い始めたのは、「貝殻」を加工してお金として使用してからである。貝殻の中でも「宝貝」は非常に珍しかったらしく、これをお金にしたのである。宝貝は沖縄県で大量に取れたために、古代に於いて沖縄県は非常に繁栄したのである。現在の沖縄県からは想像もつかないが、これは地殻変動によって沖縄列島がかなり水没したためで、今から二千年前は沖縄列島は大きな島であったのだ。繁栄した証拠が海の沖に沈む海底遺跡であって、あれだけの建造物を作ることができたのは、宝貝を中国やインドに輸出して繁栄していたからなのである。

 鉄器が普及して来ると、鉄が通貨として使われるようになった。古代日本では長らく鉄を作る技術を持たなかったために、鉄が取れた朝鮮半島に度々進出して行った。大和朝廷が朝鮮半島の領土に拘り続けたのは、鉄という通貨が取れたからなのであって、任那を勢力下に置き、新羅の首都を包囲するような戦争を何度も行っているのだ。

 その後、「金」「銀」「銅」が取れるようになると、それを加工して通貨として利用するようになったのだ。金貨や銀貨や銅貨は今でも使われているので、お金というのは基本的に商品だというのが身を以て理解することができることだろう。金塊や銀のネックレスに商品価値があると同じように、通貨にも商品価値があるのである。

●交換機能を持った商品

 但し、通貨が普通の商品とは違う点が、「通貨には交換機能がある」ということなのである。本来ならもしも自分に欲しい物があるのなら、自分が持っている物と物々交換することで手に入れればいい。しかし物々交換ではなかなか取引が成立しないので、通貨を使って商品を購入した方が便利となるのだ。通貨は物々交換よりも便利だからこそ爆発的に普及して行くのである。

 通貨が持つ交換機能を重視した場合、わざわざ金貨や銀貨や銅貨といった通貨を使わなくても、それを紙切れで遣り取りすればいいという考えが思いついて来る。それで産まれたのが紙幣という通貨だ。紙幣そのものは紙切れなので、商品価値は殆どない。しかし交換機能を持たせて流通させれば、誰もが不自由なく、より大きな商売ができるようになるのだ。

 勿論、紙幣は無制限に発行されてはならず、金貨や銀貨といった物に担保されていなければならない。金貨に担保されるのが「金本位制」といい、銀貨に担保されるのが「銀本位制」という。しかしこれでは金貨や銀貨の保有量によって紙幣の発行量に限界があるので、経済力が大きくなってくると、紙幣が不足してしまい、恐慌が発生するようになってしまった。産業革命後の西ヨーロッパで定期的に恐慌が発生したのは紙幣不足こそが原因なのである。

 これは不便だということで金本位制や銀本位制から解放してしまったのが、「信用通貨制度」だ。信用通貨医制度は金貨や銀貨に担保されず、ただ単に政府の信用を担保にしている通貨だ。だから紙幣の発行量に限界がなくなり、経済力に応じた紙幣を発行できるようになったのだ。信用通貨制度を採用した国家はどの国家も大繁栄を遂げてしまうのは、紙幣が全国民に行き渡ったからなのである。

 しかし信用通貨医制度は政府の信用がなくなってしまえば、紙幣の価値が急落してしまう。政府は経済発展に努めると同時に、金備蓄や外貨備蓄を行わなければならないのだ。そのためには政府の主要な官職を国民が選挙で選ぶ必要性があり、独裁国家では信用通貨制度は正常に機能しなくなってしまうのだ。日本は国会議員を国民が選挙することができるが、首相を選挙している訳ではないので、そのために紙幣の価値がいつまで経っても安定してくれないのである。

●信用通貨制度では愛国心が絶対に欠かせない

 信用通貨制度は飽くまでも政府の信用が担保になっているだけなのであって、政府が潰れてしまえば、その紙幣は紙切れになってしまい、自分の財産は一瞬にして消滅してしまう。事実、ソ連が崩壊した時には、ソ連の紙幣であるルーブルは紙切れになってしまい、多くのロシア人たちが海外に流出し、国内に残ったロシア人たちは貧乏のドン底に落ちてしまったのである。

 信用通貨制度では「愛国心」が絶対に欠かせない。国民が愛国心を持って、自国の通貨を多く所有し、使用して行って貰わないと、その国の通貨価値は向上していかないのだ。だからこそ政府は国民教育を盛んに行い、国民に国民として自覚を持たせ、愛国心を発揮して行くように仕向けて行かなければならないのだ。

 国民に本当に愛国心がなければ、国民は自国の通貨を使わず、外国の通貨を自国で使うようになってしまうのである。外国の通貨が自国で平然と使われるようになれば、その外貨を発行している外国の地位が圧倒的に強くなり、その外国の企業が国内に盛んに進出して来て、国内の企業をどんどん潰して行き、国民は非常に貧しくなってしまうのである。

 国民が闇雲に愛国心を持つだけでなく、国民の愛国心が政府に正しく反映されるようにしなければならないのだ。国益を損なうような政治家たちを追放し、国益を獲得して来る政治家たちに政府の官職を与えなければならないのだ。日本が経済大国なのに国民がなんとなく貧しいのは、国益を損なう政治家たちが平然と政府の内部にいるからなのである。

 信用通貨制度の場合、自国の通貨は政府の信用を担保に発行しているのだから、政府の無為無策や悪政が自国の通貨の価値が低下して行ってしまうのである。だから国民が政治に無関心だったり、選挙の際に投票率が低かったり、政治家を闇雲に批判するようであるなら、国民が幾ら働いても貧しくなってしまうのだ。

●夫婦を確実に豊かにさせる「夫婦商人論」

 夫婦の中にはお金に対して余りにも囚われ過ぎてしまい、その結果、貧乏になる夫婦がかなりいると思う。お金が持つ交換機能を重視し過ぎてしまい、お金は本来商品であるということを忘れてしまったのだ。紙幣自体は紙切れなのだから、それを幾ら集めても無駄なのである。「お金が欲しい」「お金が欲しい」という人々に限って貧乏なのは、まさにここにこそ、その理由があるのだ。

 「なぜ守銭奴は批判されるのか?」

 それは「お金は使ってこそ価値があるのだ」ということが解っていないからなのである。お金は使わなければ意味がない。お金は使ってこそ生きるものなのである。室町時代の日野富子のような守銭奴でなくても、箪笥預金をしているような平凡な主婦も守銭奴の類に入るものなのである。

 豊かな結婚生活を実現したいのなら、「夫婦商人論」に立脚すべきなのである。「夫婦は夫婦にして商人たるべし」なのである。お金を遣り取りしていると思うから貧乏になるのであって、お金という商品を遣り取りしていると思えば、気が楽になって裕福になって行くものなのである。

 金貨や銀貨には通貨であっても通貨自体に金や銀といった商品価値があるから手元に置いておくことは理解できる。しかし紙幣は通貨ではあるが、所詮は紙切れなのであって、その紙幣をどんどん使って行かなければ、非常に危険なことになってしまうのである。信用通貨制度の下で生きる国民は紙幣は信用が失われば紙切れになってしまうという危険を常に持っているものなのである。

 殆どの夫婦は、夫の収入金額が夫婦の豊かさに直結すると思っている。夫の収入では生活していけないからこそ、妻が働きに出て、家族の生活を維持するという方法を選択してしまうことになるのだ。しかし夫の収入や、妻の収入というのは、家族の豊かさを実現する1つの要因にはなっても、それ自体が豊かさを形作るものではないのだ。

 夫婦が豊かな生活を送るために最も必要なのは「夫婦商人論」なのである。夫婦が自分たちは夫婦でもあるが、商人でもあるということが解っていれば、絶対にお金に不自由しなくなるのだ。解り易く言えば、「金離れのいい夫婦は、より多くのお金を得ることができる」ということなのである。「まさかそんなこと有り得る訳がない!」と思うかもしれないけど、それが解らないからこそ貧乏から抜け出せなくなるのである。

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コメント

タマティーさま

私の手相はいい線もあるのですが、生命線上の障害線も多く、運命線もガタガタです。手のひらに線が多い神経質なタイプです。
以前のブログで教えていただいた小児按摩で息子の手はもみもみしてましたが、自分のはしていませんでした。旦那さんにもしてあげようと思います。ありがとうございました。

投稿: ゆきねこ | 2010年10月29日 (金) 18時15分

タマティーさん

新しいシリーズ、毎日楽しく読ませてもらっています。

この記事には同感しまくり!です。
お金は使ってこそなんぼ、投資してなんぼ、ですね。
買い物をするときも、「この店をサポートしたい」と思えるお店でお金を落とすようにしています。お金がたくさんあるということは、選挙権がたくさんある、ということに似ていて、どこにお金を使うか、選択権が増えるということですよね。それだけ、社会に与える影響が大きくなるのだと思います。

だから、私はお金、大好きですhappy01

投稿: ジンジャー | 2010年11月 1日 (月) 03時46分

 ジンジャーさん、コメント有難うございます!happy01

 お金が選挙権というのはいい考え方です。
 不思議なことにいいお金の使い方をする人に、お金が集まってくるみたいなんです。
 倹約はいいけど、ケチはイカンのですな。

 それから部下が去って行く話には感動しました。
 部下を雇う時の話もいい話だし、その部下の最後のコメントも素晴らしいですな。
 最後にジンジャーさんがトイレで嗚咽するなんて、涙ものです。
 タマティーはトイレでは小便と大便しかしないものですから、トイレにそういう使い方があるとは知りませんでした。(笑)

 この前に食べた美味しい料理をジンジャーさんに教えておきます。
 里芋をペースト状にして、それを使ってグラタンを作るのです、
 これが美味しいのなんのって!
 オーストリアでは里芋が手に入らないので、ジャガイモをマッシュポテトにして、それを使ってグラタンを作ってみるといいです。
 是非お試しあれ!

heart01 happy01 heart01 happy01 heart01 happy01 heart01

投稿: タマティー | 2010年11月 1日 (月) 06時49分

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