料理が得意というのなら料理雑誌を買い続けよ
●料理雑誌はお買い得
料理が余り得意でないのなら料理雑誌など買うことはないが、料理が得意であるというのなら料理雑誌を買った方がいいい。既婚女性の中で料理が得意であるのかないのかは、料理雑誌を定期購読しているか否かを訊けば一発で解ることなのだ。料理好きの女性にとっては料理雑誌は面白くて仕様がないのだ。
男性の中で自動車が好きな男性は自動車専門誌を定期購読するようになることだろう。自動車のことに興味がない男性は自動車専門誌など買わないし、その自動車専門誌を見せられた所でなんとも面白いとは思わない筈だ。これと全く似た現象が女性たちの間では料理雑誌を巡って起こるのだ。
料理の好きな女性がなぜ料理雑誌を購入するのか? それは面白いし、為になるからなのである。それ以上の理由はないのだ。料理が好きなら、料理の情報が満載されてある料理雑誌を読むのは当然のことなのである。そして料理好きの女性が料理雑誌を読むからこそ、更に料理が巧くなって来るという好循環を引き起こして来るのだ。
料理雑誌は料理が得意な女性なら定期購読すべきだけど、料理が得意でない女性は買う必要性はない。主婦向け雑誌に載っている料理欄でも見ていればそれで充分なのであって、それ以上のことをしないことだ。それよりも自分が得意とする分野にエネルギーを注いでしまった方がいいのだ。
料理雑誌というのは、女性ファッション誌や主婦向け雑誌と同様に、非常にお買い得の雑誌なのである。女性ファッション誌みたいに大量の広告主がつかないのだが、主婦向け雑誌と同様にヘビーユーザーがいるので、広告に頼らなくても、読者に販売することで充分に商売が成り立つのだ。しかも読者は料理が得意な女性たちなので、非常に濃度の高い雑誌を作ることができるようになるのだ。
●料理雑誌を買い続け、ストックしておく
①定期購読の必要性
もしも料理雑誌を購入するのなら、絶対に定期購読にした方がいい。この手の雑誌は熱心な読者が存在しているので、本屋に行っても売り切れという事態が起こって来るのだ。しかも自分が買い損ねた時に限って、その月の号では自分にとって必要な情報が掲載されていたりするのだ。これは雑誌を購読し続けた人なら必ず起こってしまう現象なので、この現象に出く合わさないためにも定期購読にしてしまった方がいいのだ。
1年には四季があり、その季節に応じた料理が作られるものだ。そのため料理雑誌を最低でも1年間に亘って定期購読し、季節ごとに変わりゆく料理をしっかりと見続けることだ。料理というのは季節に応じた食材で調理するからこそ、美味しい料理を作ることができるのであって、その季節感をしっかりと学んでおくべきなのである。
②蔵書の必要性
慮理雑誌は読んだら捨ててしまうようなことはしないことだ。読み終えた料理雑誌は蔵書として蓄えておき、後日、調べたい時にすぐさま調べられるようにすることだ。料理雑誌の蔵書を持っておけば、自分の記憶に頼ることがなくなり、その大量の料理雑誌を自分の情報量として使えることになるので、料理の腕が急激に上達して来るのだ。
料理の巧い女性なら必ず経験したことがあるものなのだが、自分が何気なく本棚から料理雑誌を手に取って読んだ時に限って、自分に必要な記事が見つかるものなのである。昔の自分ならその記事の内容がイマイチ解らなかったのに、自分のレベルが上がったためにその記事の内容が解るようになったのだ。だから料理雑誌を蔵書しておくことが必要なのである。
料理雑誌の蔵書があれば、自分のネタがなくなっても、その蔵書を調べればネタを見つけ出すことができるので、如何なる状況下でも対応することができるのである。自分にネタがなくなってしまったからこそ、自分に無理な要求がかかった時に、「なんで女性だけが料理を作らなくてはならないの!?」という頓珍漢な発言をしてしまうことになるのだ。
●料理雑誌の長所と欠点
①情報の質量
料理雑誌は決して万能な雑誌ではない。料理雑誌は主に料理好きの既婚女性たちを対象としているので、新婚ホヤホヤの既婚女性にとってはかなり高度な内容になっているのだ。平凡な主婦でも料理雑誌を定期購読しているような女性は相当に料理の腕が高いので、料理雑誌を読むのが苦痛なら購読しない方がいいのだ。自分が実力を蓄えてから定期購読すればいいのである。
料理雑誌はその編集部が1ヵ月間に亘って情報を圧縮させたものなので、情報の質量は非常に高いものとなる。そのため新聞を熟読しているような女性はこの質量の高い情報についていけなくなるのだ。新聞というのは情報の垂れ流しなのであって、女性であろうがなかろうが、そんなに熟読すべきものではないのだ。美味しい料理を作るためには、新聞というのは天敵だと思っておいた方がいい。
②プロが作っているので、そのまま採用できない
料理雑誌で料理を紹介して来る料理人や料理研究家は料理に関してプロだということなのである。それゆえ料理を美味しくするために手順が混んでいるので、実際の家庭料理ではそのまま採用できないのだ。家庭料理ではスピードが求められるので、そこいらは融通を利かして自分なりに工夫することだ。手の込んだ料理は休日に出すようにし、平日には絶対に作らないようにすることだ。
③料理は見た目よりも美味しさを優先した方がいい
料理雑誌の料理というのは、プロの料理人や料理研究家たちが作り、更にプロのカメラマンが撮影することになる。そのため見た目が非常に美しく出来上がっているものだ。ところが自分がその料理を実践しても、写真通りには行かないのだ。この手の問題は余り気にしないことだ。その写真は非常に美しく撮れているだけのことであって、料理は美味しくできればそれでいいのだ。
④美味しすぎる料理だからこそ危険
料理雑誌で気をつけるべきは美味しすぎる料理なのである。料理人も料理研究家も舌が肥えているために、中にはその人の紹介している料理を作ると、有り得ないほどに美味しい料理が出来てしまう場合があるのだ。この手の料理を出すと夫も子供たちも大喜びするのだが、そのためにその料理が基準になってしまい、他の料理に対してなんの反応もしなくなってしまうのだ。家庭というのは料亭ではないのだから、家庭料理の枠組みを超えてしまうような料理は滅多なことでは作らないようにすることだ。
●料理雑誌を読み続けると料理の腕が格段に良くなる
料理雑誌は料理の情報をメインとして流しているが、料理雑誌はそれだけではないのだ。料理それ自体は確かに大事であるが、料理に対する考え方とか、料理に関するちょっとしたアイデアというのが、既婚女性たちにとって非常に有難い情報になるのである。その考え方やアイデアを自分の力だけ習得して行くためには何十年とかかってしまうものだ。しかし自分よりも料理が上手な人からその話を聞いてしまえば、その何十年という時間を短縮させることができるのである。
恐ろしいのが、その料理に対する考え方とか、料理に対するちょっとしたアイデアというのは、聞いてしまえば「なんだそんな程度のことなの」と思ってしまうことなのだ。料理は学問とは違って、その内容が高度になっても、平易な言葉で理解できるようになっているのだ。だからこそ危険で、平易な言葉で言って来るからこそ、傲慢な女性に限って見逃してしまうし、自分がその言葉を耳にしても聞き流してしまうのだ。
既婚女性なら不味い料理を出しても、夫や子供たちが苦情を言って来るだけで、損害賠償請求を受けたり、解雇されたりすることはない。既婚女性は自分が「妻失格」「母親失格」になることはないと、心のどこかで思っているからこそ、料理に関して問題が発生しても改善しようとしなくなってしまうのだ。
既婚女性は夫や子供たちのために美味しい料理を作ることは当たり前のことなのだ。しかもただ単に美味しい料理を作ればいいのではなく、栄養バランスの取れた料理を出さなければならない。その知識や技術は決して難しいものではないのだ。頭が良かろうが馬鹿だろうが、理解できてしまうものだし、実際にやらしてみれば習得できるものなのだ。
自分は料理が巧いからといって傲慢になっていると、その平易な言葉で理解できるものが理解できなくなってしまうのだ。その内、夫が辛辣な言葉を浴びせてきたり、子供たちが強烈な反抗して来るようになるものなのである。だから謙虚になって自分のよりもレベルの高い人たちの意見をきちんと聞くようにすることだ。そういうことをしていると料理の腕が格段によくなり、夫や子供たちも料理を食べる度に喜んでくれるようになるのだ。
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