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主婦の禁じ手:「食費の削減」

●食費を削るのは主婦としての禁じ手

 主婦が家計簿をつけると遂やってしまうのが、「食費の削減」をやってしまうことだ。これをやってしまうと、夫や子供たちから必ず苦情が出て来て、貯金は貯まって行くのに、家族内は不穏な空気に包まれてしまうのだ。夫は仕事の疲れを食事で解消したいし、子供たちは育ち盛りなので幾らでも食事が必要なのである。そんな時に食費の削減をやればどうなるかぐらい解りそうなものだが、お金に心を奪われてしまうと、そんな平気になってしまうのである。

 食費を削減するということは「主婦の禁じ手」であるのだが、これを扇動する勢力が存在する。それが主婦向けの雑誌だ。主婦向けの雑誌では「如何に低額で料理を作ったか?」という特集を連発して来るのだ。多くの主婦たちはこれを真に受けてしまい、家庭でも実践してしまうのだ。これは主婦向け雑誌の致命的な過ちなのであって、絶対に参考にすべきではないのである。

 なぜ食費を削減することが主婦の禁じ手となるかといえば、食費の削減は家計の目的を忘れてしまっているからなのである。家計の目的は飽くまでも家族を幸せにするためなのであって、食費を削減してしまえば、家族を幸せにすることなど絶対にできないのだ。、主婦としてやるべきことは、如何なる収入であっても、夫や子供たちに美味しい食事を与え続けることなのである。

 確かに食費の削減という禁じ手を行えば、貯金は貯まり始める。しかしその代償として、夫は妻を大事にしなくなり、子供たちは病気になったりするのである。しかも主婦も例外ではなく、栄養バランスの悪い食事を取り続けたために、容姿が衰え、思考は硬直化し、体も常に不調になってしまうのだ。

 家計を合理化することこそが必要なのであって、無闇にお金を削って行くべきではないのだ。例えば食事を合理化することによって、食事が今までよりも美味しくなり、調理が短時間で済むようになり、尚且つ食費を抑えることができたというのなら解る。だが、お金欲しさに無闇に食費を削減してしまえば、それは合理化なのではなく、主婦による権力乱用なのである。

●食費は必ずかかるもの

 主婦として家計を預かっているのなら、「食費は必ずかかるもの」と思っておいた方がいい、食費は必ず家計の或る一定の割合を占めてしまうし、その食費も子供たちの成長と共に年々増加して来る。それを想定して予算を組むべきであって、貯金が欲しいのなら他の分野で削減を図るべきなのである。

 気をつけるべきは、女姉妹だけで育って来た家庭の出身の女性は「人間が食事をする際はこの程度の量だろう」と勝手に思い込んでしまうのだ。しかし男性である夫や、育ち盛りの子供たちは恐ろしいほどに食べまくるものなのである。そのため自分が想定した量を遥かに超える量を食べるので、「そんなに食べるな!」と突っ込みを入れてしまい、平和な家庭なのに家族関係がぎくしゃくしてしまうのだ。

 家計簿をつけることで、毎月の食費が想定でき、その金額を予め確保できるからこそ、家計を安定的に運営して行くことができるのである。気候の変動で食材の値段が変動したとしても、その予定した金額でやってしまえばいいのであって、どんな経済変動にも耐えることができるようになるのである。

 確かに食費の中で無駄な物はあるものだ。例えば肉料理が多すぎるとか、ジュースやお菓子が多すぎるとかというものはある。食費を削減したいのなら、その手の物を削減すればいいのであって、そうやって食費を合理的に使えば、食費は必ず充分にあるものなのである。

 主婦が絶対にやってはならないのは、折角、食品を買って来たのに、その食品を腐らせてしまうことだ。野菜を腐らしてしまうとか、賞味期限や消費期限を切らしてしまうとか、そういうことをやっていると食費が嵩んでしまうことになるのだ。廃棄処分にする食材が少なければ少ないほど、食費を安く抑えることができるようになるのである。

●非常時のために余裕を残しておくこと

 しかしながら食費の削減が一切不要なのではない。食費の削減は家計が非常事態に陥った時に行うものなのである。夫の給料が下がったとか、夫が失業した時とか、そういう時は食費を削減することで、急場を凌がなければならないのである。そのために節約料理を知っておくことが必要なのであって、その節約料理を平時に於いて行うべきではないのだ。

 平時に於いては食費に多少の余裕を持たしておき、非常事態になっても家計が耐えられるようにすべきなのである。平時から食費を削減してしまうと、いざ非常事態に陥った時、家計の中からお金を融通することができなくなってしまうのだ。食費というのは繰越金とは別に、家計の安全を図るものなのである。

 主婦が食費を削減して貯金が貯まるのは当たり前のことだ。本来なら非常時に行う手段を平時に於いてやっているのだから、確かに貯金を必ず生み出すことができるものだ。しかしその代償は高くつき、夫は妻を軽んずるようになり、子供たちは母親に母性愛を感じなくなってしまうのだ。

 主婦向けの雑誌とかで節約料理の特集がしているのなら、それを無視するのではなく、一応は頭の中に入れておいた方がいい。その手の節約料理は非常事態には役立つことになるからだ。だからといって平時に於いてその節約料理を出すべきではないのだ。平時には愛情が籠った美味しい料理を出し続けるべきなのである。

 人間は3年間ぐらいなら、極端に粗末な料理を食べ続けても健康に生き続けられるものだ。だからといって育ち盛りの子供に粗食を与えるべきではないのだ。子供は矢張り沢山食べたいのであって、その欲望に見合う料理を出し続けるべきなのである。豊かな時に美味しい料理を食べさせておけば、家計が非常事態になって粗食を与えても数年間は耐えることができるものなのである。

●栄養バランスの取れた食事を出し続ける

 主婦の仕事の目的は、夫と子供たちを健康に育てて行くことなのである。夫と子供たちの健康管理を行うのは主婦の役目なのであって、その役目をこなすためには栄養バランスの取れた食事を作り続けなければならないのだ。この役目を1日でも放棄してしまうと、途端に病気を発症して来るようになるものなのである。

 栄養バランスの取れた食事というのは、多少はお金がかかるものなのである。その出費は決して無駄な出費ではないのだ。必要な出費なのである。それゆえ事前にその金額を確保しておくべきであって、そう簡単に削るべきではないのだ。削減すべきは食費以外の分野でやればいいのだ。

 主婦としては家計を預かっているために、一刻も早く大量の貯金を貯め込んで行きたいと思ってしまうものだ。しかし収入の内、貯金に回していいのは3割までなのであって、残りの7割は必ず消費に回すべきなのである。生活が苦しい状態で大量の貯金を貯め込んでも、夫も子供たちもなんの幸福感も感じなくなってしまうのだ。

 貯金を作ることを急がないことだ。貯金は貯金を無理なく貯め込んで行ける仕組みを作ってしまえば、自然と貯まって行くものなのである。彫金に回す割合を3割以上にしてしまうと、どうやっても家計は苦しくなるのであり、その皺寄せが食費に及んできたにすぎないのだ。食費の削減を行うということは、家計の運営に無理をし過ぎているということなのである。

 きちんとした貯金をしたいのなら、きちんとした消費を行うべきなのである。まさに消費と投資が所得を作るのであって、夫が美味しい料理を食べていれば、自然と勤労意欲が湧いて、所得を上げて行くことができるのである。夫が空腹の状態で仕事を頑張らせても、所得が上がる訳がないのだ。そこに気付けば、主婦として何をやればいいのか、何をやってはならないのかが解って来るものなのだ。

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コメント

たいへん興味深い記事で目からウロコの思いでした。
資産形成に奮起するあまり目を吊り上げて必要な出費まで削るところでした。
闇雲に蓄財せず3割まででよい、となると逆に安心感が湧いてきます。
私自身二人姉妹育ちで、息子が3歳と0歳の二人、話には聞いても男の子の今後の食費の凄さがまだぴんとこないところです。
これからも記事を楽しみにしております。

投稿: かめ | 2010年12月24日 (金) 13時52分

 かめさん、この記事に驚いてくれて有難うございます!happy01
 貯金は収入の3割まででと解っていたら、意外と楽になれるもんです。
 それと食費は或る一定の金額を用意しておけば、美味しい料理を作ることができ、家族が健康に暮らせますからね。
 
 男の子は3歳になると異様に可愛くなるんで、今の内に可愛がっておくことです。
 男の子は或る時期からバクバクと恐ろしい勢いで食べるようになります。
 タマティーなんか母親から「なんでそんなに食べるの!?」って言われていましたから。
 体が女性より大きいんだから仕様がないのに、女性である母親はそこの所が解らんかったみたいですね。
 でも、多く食べた分だけ女性にはできない肉体労働をしますからね、充分に役立っているんです。


heart01 happy01 heart01 happy01 heart01 happy01 heart01

投稿: タマティー | 2010年12月25日 (土) 06時37分

なるほど、いまはまだ普通の食欲の息子ですが、食欲モリモリスイッチがいつ入るか、楽しみにしたいと思います。

投稿: かめ | 2010年12月25日 (土) 14時47分

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