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子宝の意味

●なんで子宝なのか?

 日本では昔から子供ができると、「子宝」として尊び、これを喜んで来た。子宝というのは本当に意味深な言葉なのである。「子供ができること」がただ単に新たに人間が誕生するだけとは考えず、「財産が増えることに直結する」ということに気付いていたのである。昔の人々は現代の人々のように赤ちゃんが生まれればお金がかかるとは考えなかったのである。

 なぜ子供ができると財産が増えるのかというと、

 それは、「子供が生まれると新たな消費と投資を発生させるから」なのである。

 あなたは独身時代に「ベビー服」や「ベビーカー」を買ったことがあるだろうか? 漫画本は買ったことがあるだろうけど、子供に読み聞かすための「絵本」を買ったことがあるだろうか? 絶対にない筈だ。夫婦というのは子供ができることで、新たな消費や投資が生まれて、それを満たすべく働き、その結果、所得が増えて行くのである。

 ところが多くの人々は所得中心主義に囚われていて、所得があるからこそ消費や投資ができるのではないかと思ってしまう。実はそうではないのである。家庭内に大きな消費や投資が存在するからこそ、所得も大きくなって行くのである。お金持ちたちほどより多く消費し投資してくるからこそ所得が増えるのであって、貧乏人は消費や投資が少ないからこそ所得も少なくなってしまうのである。

 子供に関してもアメリカ合衆国のサンガー夫人の産児制限の思想の影響を受けて、子供の数が少なければ、人々は豊かになれるという間違った幻想を抱き続けているのである。アメリカ合衆国の方ではもうとっくの昔にサンガー夫人の活躍など忘れ去られているのに、日本では未だに産児制限の思想が生き続け、「家族計画」という形で執拗に少子化が推進されているのである。

 日本が少子化になってどうなったかというと、「ワーキングプア」は大量に発生したし、企業の倒産は続出したし、長期不況に見舞われ、遂にはGDPに於いて中国に追い抜かれてしまったのである。産児制限をして国民が豊かになるどころか逆に貧乏になったのであり、これを見ても子供を産むことこそが実は経済的豊かさに直結するということが解るものだ。

●独身者の消費は時間の経過と共にワンパターン化する

 人間の消費行動には或る一定の法則の下で動いている。それは「社会人になってからの最初の3年間でその後の消費のパターンが殆ど決まってしまう」ということだ。例えば普通の人々なら就職してからの最初の3年間で外食に行ったり、服を買ったり、旅行に行ったりする筈だ。その後は最初の3年で出尽くした消費の仕方を延々と繰り返すだけの人生を送ることになるのである。

 独身者の消費は時間の経過と共にワンパターン化するものなのであって、そのために消費がなかなか増えて行かないのだ。多少、外食にグルメ化がかかり、服飾に関してはブランド品化し、自動車が高級車化する程度でしかないのだ。如何なる独身者といえども、就職して10年経てば、殆ど同じ消費しかしなくなるのであって、それが所得の増加に対して最大のプレーキになってしまうのである。

 通常、頭の良い女性なら独身者のマンネリ化した消費に対して気付いてしまい、結婚をすることでこの消費の制限を取っ払おうとする。大卒の女性であっても20代後半になると結婚し始める女性たちが続出して来るのでは、もうこれ以上独身を続けても、同じ消費パターンを繰り返すだけであって、それほど豊かになることはできないと直感で気付いてしまうのである。

 たとえ結婚したとしても子供がいなければ同じことだ。さすがに新婚生活では消費に変化が起こるが、それも3年すぎればワンパターン化し、消費に制限がかかり、所得が増えて行かないのだ。DINKSでは消費に変化が起こらないために、子供がいないからさぞかしお金があるだろうと思っても、それほどお金を持っていないのだ。

 DINKSの夫婦も結婚当初は「子供なんていらない」と言っていたのに、所得が増えて行かないという事実に直面してしまうと、途端に発言を翻して子供を作ることに躍起に成り始めるのだ。まさか金食い虫である筈の子供が、実は両親の所得を増大させることに貢献していたということなんて、子供がいない結婚生活をしてみて初めて理解することができたのである。

●子供がいると消費や投資が多彩なものになって行く

 子供を産み育てればお金がかかるものである。ところがお金がかかればかかるほど、その両親は所得を増大させるという結果を引き起こしてしまうのである。解り易い例を挙げるなら、先進国と発展途上国の違いである。先進国はどの国も教育に関しては物凄いお金をかけている。それに対して発展途上国は教育にお金をかけていない。だから幾ら先進国が発展途上国に資金援助をしても、発展途上国はいつまで経っても豊かにならないのである。自国を先進国にしたければ、親たちが教育にたっぷりとお金をかけて子供を育てるべきなのである。

 実際の結婚生活では、既婚女性は赤ちゃんがいるなら働けなくなる。しかも赤ちゃんのために育児グッズが必要となる。要は収入のダウンと、支出の増加のダブルパンチを食らう訳だ。しかしこの時期に夫の給料は上昇し始めるという不思議な現象を引き起こして来るのである。夫は赤ちゃんが生まれたことで、妻子を養わねばならないという強烈な責任感を持ち始め、それが仕事を一生懸命にやるようになり、その働きが給料の増加に直結して来ることになるのである。

 幼稚園や学校に通わせれば、当然に学費がかかるものだ。しかもこの時期に限ってお稽古事をし始め、更に月謝がかかってくるものだ。その上、育ち盛りなので、飯を大量に食うは、洋服や靴は次から次へと買い変えねばならなず、その度に出費が嵩むことになるのだ。それで夫婦の所得はどうなったかというと、この時期こそ所得は常に上昇をし続けることになるのだ。

 我が子が大学に進学しようものなら、目ん玉が飛び出るほどの学費を請求されるものなのである。しかも大学に通わせたことで、肉体的には既に一人前になっているのに社会に出て働かないので、その生活費を親が負担することになるのである。では親の所得がどうなったかというと、まさにこの時期こそ親の所得がピークに達するのである。

 毎年、子供を大学に進学させると、これだけの金額がかかると脅しのような情報が流れるものだ。確かにその費用を聞かされれば、その高額な費用に驚いてしまう。しかし自分の子供を大学に通わせている夫婦は、子供を高卒で終わらせる夫婦よりも遥かに高所得を得ているものなのである。親が高所得だから大学に進学できたのではなく、親が子供を大学に進学させると決意したからこそ、その消費を満たすべく必死になって働いて、その学費と生活費を調達したのである。それが結果的に高所得になってしまっただけのことなのである。

●子供の数こそが夫婦の所得に決定的な影響をもたらす

 結婚したのであるならば、子供の数こそが夫婦の所得に決定的な影響をもたらすということに一刻も早く気付くべきなのである。子供を産み育ててみれば、誰がどうやってもお金はかかるものだ。しかしそうやって育児にお金がかかるからこそ、夫婦は一生懸命に成り始め、所得が増えて行くことになるのだ。

 お金持ちというのは子供を多く産むものだ。お金持ちだからこそ子供を多く産んだのではなく、子供を多く産んだからこそお金持ちになったのである。「子宝」ということの意味をしっかりと解っていれば、子供を多く産んで、子供のために消費や投資が必要になれば、自然と新たな所得を発生させるという現象が起こるものなのである。

 もしも2つの夫婦が同じ所得であるならば、子供の数が少ない方が貧しい生活をし、子供の数が多い方が豊かな生活をしているものである。子供が多くいれば家庭内で協業と分業が働くようになるので、家族内で様々なことを行うことが可能になるのだ。家事や育児の負担も子供が増えれば増えるほど軽減し始め、楽チンになるものなのである。

 よく戦前生まれのお爺ちゃんやお婆ちゃんたちが「昔は貧しかったけど豊かだった」というのは、子供の数が多かったから言える言葉なのである。子供の数が多ければ、両親はその消費と投資を埋めるべく必死になって働くようになるから、自然と所得は増えて行くものなのである。人間は所得が上り調子に成っている時こそ幸せを感じるものなのであって、所得が現状維持だったり、下り調子になってしまえば、途端に不幸を感じるようになってしまうのである。

 幾ら生活が貧しいからといって、既婚女性が堕胎をするのは本当に馬鹿らしいことなのである。子供を多く産まないからこそ自分たち家族が貧乏になっていることに気付くべきなのである。今の生活ですら貧乏なのに、更に赤ちゃんが生まれれば余計に出費が嵩むものである。しかしそれだからこそ貧乏が悪化するのではなく、それだからこそ貧乏が底を打ち、所得が上昇し始めるのである。

 どんな人間でも結婚を境に所得が上昇し始めているものだし、赤ちゃんが生まれる度に所得がアップし続けているのである。まさに赤ちゃんは子宝なのであって、この子宝が多い方が豊かに成って行くものなのである。赤ちゃんの誕生によって生まれた新たな消費と投資こそが、夫婦の所得を増大させて行くものなのである。

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コメント

タマティーさま、おはようございます!
今日「まさに!」という出来事がありました!
主人が、四年目にしてやっと資格試験に合格しました!子どものいなかった年&子どもが一人だった年は、受験勉強をする時間がたくさんあったはずなのに、携帯ゲームばかりしていた夫でした…。私が泣いて怒っても、ゲームが止められなかった夫に嫌気がさし、今年はほとんど協力をしなかったんです(お恥ずかしながら…)。だから勉強の時間なんて、今年はほとんどとれなかったのに、まさかの『合格』!夫は短い時間を必死に勉強してくれたようです。
まさに子宝パワーですよね!
それからタマティーさまにお伺いを立てたいのですが、試験が合格したお祝いに、夫のお小遣いを増やしたいと思うのです。それとも、浮かれた気分に流されず、地道に銀行貯蓄に回すべきでしょうか?
つまらない質問かと思いますが、よろしければ、アドバイスをお願いいたします。

投稿: ゆう | 2010年12月 8日 (水) 09時34分

 ゆうさん、試験合格おめでとうございます!heart04happy01heart04
 
 それにしてもゆうさんの怒りまくっている光景が目に浮かびます。
 携帯電話のゲームにハマったら、そう簡単には抜け出せないことでしょう。
 でも合格できたんだから、どこかで勉強をやっていたのでしょう。

 お小遣いを増やすか貯金した方がいいかなら、お小遣いを増やした方がいいんじゃないかな。
 でも、こういう場合はご褒美としてドカ~ンと賞金を与えた方がヤル気が出て来ると思いますよ。
 それに祝賀会と称して御馳走を出すのも必要だな。
 そうやって脳を快感状態にしてしまうと、勉強することが楽しくなってくるんですよ。
 人間は幾ら叱っても勉強しないけど、褒めて貰えると勉強し出すもんです。これは子供も大人も同じなんですよ。

heart01 happy01 heart01 happy01 heart01 happy01 heart01

投稿: タマティー | 2010年12月 9日 (木) 06時46分

タマティーさま、こんばんは!
そうか!「賞金」の方が夢がありますね。
素敵なアドバイスをありがとうございます!早速これから、ご祝儀袋を調達します。
祝賀会は昨晩、焼肉店で行いました。とても楽しいひとときでした。
素敵なアドバイスのおかげで、今日も引き続き主人の帰りが待ち遠しいです。

投稿: ゆう | 2010年12月 9日 (木) 18時39分

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