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貧乏を脱出したければ、悪のエネルギーを使え

●善良な夫婦ほど貧乏で困っているもの

 人間は間違っていることよりも正しいことの方が大好きである。しかし自分が正しいと思ったことが本当に正しいことだとは限らないのだ。自分が正しいことだと思っても、実はそれは間違っていたということも有り得るのだ。自分が好き勝手に「これは正しいことだ!」と思うより、「それは本当に正しいのか?」と確かめる努力こそが必要なのである。

 貧乏な夫婦ほど「自分たちは正しいことをやっているのに」といいながら、貧乏で困っているものだ。更にこの世には「清く正しく美しく」という標語があるものだから、貧しくとも、清く正しく美しければいいと、自分たち夫婦の貧乏を正当化してしまうものなのである。貧しくとも清いものはあるが、美しいものは豊かな所から生まれて来るものなのである。それゆえ「清く正しく美しく」という言葉自体が矛盾を孕んだ言葉なのである。

 貧乏人が正しいと思い込んでいることをすれば、貧乏から脱出できないものなのである。その正しいことは、貧乏人としては正しいことであっても金持ちとしては正しいことではないからだ。金持ちが正しいと思うことと、貧乏人が正しいと思うことは全然違うものなのである。その大事なことに気付かないと、貧乏から抜け出せないのだ。

 例えばテレビである。貧乏人の夫婦ほど大量にテレビを見ているものだ。しかしお金持ちになってくるとテレビの視聴時間が激減してくるものなのである。テレビというのは情報量が非常に少ないし、基本的に低俗であるために、テレビで情報を集めているようであるなら、金儲けに直結する情報を得ることができないからだ。

 恐ろしいのは自分が間違っていることをやっているのに、それを正しいものだと思い込ませるものが、人間の心の中に存在しているということなのである。それが「良心」というもので、この良心こそ自分を貧乏に固定してしまう力を持つものなのである。しかもこの良心が外に向かって発揮される時、「社会正義」という言葉を使って更に間違った行為を正当化しようとしてしまうのだ。

 良心とか社会正義などに決して騙されないことだ。良心や社会正義に取りつかれてしまうことは、自分が精神的に自立していない証拠なのだ。自分が自立してしまえば、良心を捨てて、正心に辿りつくものだ。自分が正しいと思うからこそ正しいのではなく、その正しさを確かめることで、本当に正しいことだと認識できるのである。社会正義のような正体不明の正義を信じるのではなく、正義というのは「義務としての正しさ」なのであって、自分に与えられた義務をしっかりとこなしていくということに目覚めるものなのである。

●悪の感情は善の感情より強烈である

 では、どうすれば貧乏人が貧乏を脱出できるのかといえば、まずは未来ヴィジョンを明確化することだ。これは正攻法だと言っていい。しかし未来ヴィジョンをなかなか作り出せないという夫婦もいる筈である。自分たちが貧乏な余りに、自分たち夫婦の思考を明確化することがどうしてもできないのだ。

 そういう時は、「悪のエネルギー」を使うことだ。正攻法のように正しい攻め方をするのではなく、悪質極まりない攻め方をするべきなのである。この世に善人は少ないものだが、悪人たちは大量に存在しているものだ。なぜなら本当に正しいことが解らず、それなのに悪いことは幾らでも知っているからだ。だったらその悪い事を自分たち夫婦が裕福になるために使ってしまえばいいのだ。

 例えば貧しい家庭で育ったのなら、子供の頃から貧乏で悲惨な目に遭って来た筈だ。中には自分が貧乏なために、貧乏を理由に自分を見下した連中が沢山いた筈だ。「そういう連中を見返して遣りたい!」と強烈な感情を持つべきなのである。その感情は決して美しいものではない。寧ろ醜いものだ。しかしその激しい感情を使って貧乏から脱出していけばいいのである。

 他にも自分の容姿がイマイチで、いつも他人から愛されることなく生きて来たのなら、その怒りを貧乏脱出に使ってしまうことだ。例えば「自分はブスだった」とか、「自分はチビだった」とか、「自分はデブだった」とか、「自分はノッポだった」とか、そういうことで嫌な思いをして来たのなら、その強烈な感情をエネルギーに変えてしまえばいいのだ。

 日本人が外国で暮らせば、現地人たちから差別や偏見を受けることだろう。そういう時、「人種差別撤廃」を訴えるのではなく、差別や偏見をぶつけられたことで怒りを感じ、そのエネルギーを金銭に変えてしまい、その地の如何なる現地人たちよりも裕福になることで見返してやるべきなのである。

●悪の感情は目標達成次第捨てる

 若い頃の悪のエネルギーは強烈なものだ。その悪のエネルギーを悪事のために使うのではなく、貧乏脱出のために使ってしまえばいいのである。自分たち夫婦が正しいことをやって貧乏から抜け出せないのなら、自分たち夫婦が悪いと思うことを遣って貧乏から抜け出して行くべきなのである。

 しかし悪のエネルギーをいつまでも使い続けると、顔の相が悪くなるし、家庭内で悲劇が起こるし、思わぬトラブルに巻き込まれるものだ。悪の感情は目標達成次第捨てることだ。いつまでも悪のエネルギーを使い続けると、確かに貧乏からは脱出できたが、お金持ちになっても決して幸せにはなれないものなのである。

 世の中には自分が嘗て悪のエネルギーを使ったのに、それを自慢する人たちが必ずいるものだ。だがそのようなことをやっていると、そこで成長が止まってしまい、自分や自分の周囲に不幸が起こり始めるのである。悪のエネルギーは自分が貧乏だったから已むをえず使ったのであり、いい加減にその心境から抜け出すべきなのである。

 ビジネスでも私生活でも成功している人たちほど宗教や慈善を大切さにしているものだ。子供の頃から宗教や慈善を大切にしていた人たちもいるが、中には人生の途中から宗教や慈善の大切さに気付いた人たちもいるのだ。この手の人たちこそ悪のエネルギーを使って伸し上がって来た人たちなのである。

 宗教とか慈善とかいうのは、罪滅ぼしとしての機能も果たしているのであり、宗教とか慈善を馬鹿にしていると、自分が知らず知らずの内に背負い込んだ罪のために自滅して行ってしまうことになるのだ。お金を持っている人たちほど、その恐ろしさを知っているから、必ず宗教や慈善を大切に扱い、それを怠ることはないのだ。

●悪のエネルギーは貧困を破壊する

 我々は子供の頃から正しいことを教えられた来た訳だし、正しいこをするように勧められて来た。そうやって正しいことを遣って来て成功すれば、確かにその正しいことを遣ったことで報われるものだ。しかし正しいことを遣っても成功できず、それどころか貧乏のドン底に陥ってしまったら、その正しいことを遣ることでは報われないのである。

 これは何も犯罪を起こせと言っているのではないのだ。幾ら貧乏であっても犯罪を起こすとなれば、それ以上に貧乏になってしまうものだ。そうなのではなく、自分が正しいと思い込んでいることに疑いの目を向けるということをすべきなのである。大方、自分が正しいと思い込んでいることが間違っているからこそ、自分は貧乏から抜け出すことができないのである。

 誰も悪のエネルギーの使い方を教わって来なかったために、「悪のエネルギーの使い方」は解らないものだ。悪のエネルギーを暴走させてしまったために、友人を失ってしまうこともあるし、思わぬトラブルにも巻き込まれたりするものだ。だが悪のエネルギーを使ってしまうと、貧困を破壊できることだけは確かなのである。

 自分たち夫婦が貧乏で苦しんでいるのに、仏教の「少欲知足」の教えを受け入れてしまい、貧乏の中でも満足しようとはしないことだ。老人が少欲知足の教えを実践するのは構わない。だが、夫婦がいて、子供たちがいて、という家庭なのに、少欲知足の教えを実行しても、家庭内は揉め事で一杯になってしまうものなのである。

 悪のエネルギーを使って貧乏から脱出してしまうと、実は自分たち夫婦はこういうことを遣りたかったという未来ヴィジョンが見つかるものなのである。自分たち夫婦が余りにも貧乏だったために、自分たちが夢を持つことができなかったのだ。そうやって未来ヴィジョンが見えたのなら、今後は悪のエネルギーを捨てて、正しい遣り方で自分たち夫婦の夢を実現して行けばいいのである。

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