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家事の分担 育児の分担

●既婚男性が真面目に仕事をしていれば、家事に手出ししている余裕はない

 女性は結婚を境に大きく人生を変えて行くことになるが、男性も女性とは違う形で人生を変えて行くことになる。男性が結婚によって大きく変わるのは仕事の変化であろう。独身であるならば男性といえども家事をこなさなくてはならないが、結婚してしまえば家事を妻に任すことができるので、仕事に全力を投入することが可能になるのだ。だから男性が結婚をすると、仕事の出来が格段に良くなり始め、出世街道を歩み始めることになるのだ。

 ところが独身時代には才気煥発な男性だったのに、結婚をした途端に能力を低下させてしまう男性たちもかなりの割合で出て来る。理由は簡単でこの手の既婚男性に限って、結婚したのに家事や育児に手を出しているのだ。既婚男性が真面目に仕事に取り組んでいれば、家事や育児に手を出している余裕はないものなのだが、妻に家事や育児を手伝ってと言われると、それに応じてしまうのだろう。しかしそれがために仕事に悪影響が出て来て、仕事の出来が非常に悪くなり、出世競争から脱落して行くことになるのだ。

 通常、子供が1人や2人の時は妻に育児を任してしまった方がいいのである。妻は育児に関しては初心者であるので、まずは母親である本人が育児を自分で体験しながら学んで貰わないとならないのだ。しかし子供が3人になると、最早、妻の手では負えなくなるので、その時になって初めて夫が育児に手を出せばいいのである。

 それなのに第一子の段階で行き成り積極的に育児に参加して来る既婚男性たちがいるのだ。これはまずその男性が男として精神的な自立がなされていないということである。それに加えて妻から育児を手伝うよう強硬に要請されたので、断りきれなくなってしまったということなのである。自分の赤ちゃんなのだから可愛いことは解る。しかしそのために仕事を犠牲にしてまで育児に参加する必要性などどこにもないのである。

 厄介なのは、マスコミではこの手の馬鹿な父親を「イクメン」という言葉で表し、それを称賛する傾向にあるということだ。政府も地方自治体もそれを推奨しているし、妻でさえも夫が育児に参加してくれることを非常に喜ぶのである。しかしその代償が低賃金なのであって、当たり前だが育児にエネルギーを奪われ、仕事に全力を投入して来ない既婚男性に高い給料を支払うお人好しの企業など、どこにも存在しないのである。

●家事や育児は妻に任せれば自然と巧くなる

 「家事の分担」「育児の分担」はどの夫婦にとっても一度は通る深刻な問題だ。夫婦の力関係で様々な答えを出すことは可能だろうが、たった1つの確固たる基準を持っていたら、この問題は簡単に解決することができるのだ。それは「家庭内にはどこをどう弄ってもお金を生み出す物は何もない」という基準である。

 だからこそ夫には外に出て働きに出て行って貰わねばならず、夫の最大の義務は仕事でしっかりとお金を稼いで来ることなのである。家事や育児に手を出している暇があるなら、仕事に精を出すべきであって、妻や赤ちゃんが何不自由しない程度の金額を遥かに上回るお金を稼いで来るべきなのである。

 これが理想的な形で行われるのが、専業主婦のいる家庭である。専業主婦のいる家庭であるならば、夫は家事や育児を妻に任してしまえばいいのだから、自分は仕事に全力を投入して、とにかく生活費と養育費をしっかりと稼ぐことができるようになるのだ。妻の方も自分が専業主婦なので、馬鹿な女でない限り、夫に家事や育児を手伝ってとは言って来ないものなのである。

 妻といえども、家事や育児に関してはド素人だ。しかし夫が外に出ていれば、自然と妻は育って来るものなのである。妻の方に「自分がやらなければ!」という責任感が芽生えて来るので、妻は試行錯誤しながら家事や育児をこなして、時間の経過と共に上達して来ることになるのである。夫は下手に手出しするより、妻に任せれば家事も育児も上達するものなのである。

 妻が専業主婦の場合、夫が家事や育児に対して何もしないというのはそれはそれで問題である。家事や育児に関して問題が目につくようであるなら注意をすることだ。家事や育児は家庭内で行われるので、それを評価してくれる人がいないのである。だから問題があるなら、それを指摘して、改善を促すようにすればいいのである。これは妻にとって非常に有難い指摘であるのだ。

 それと同時に褒めるべき所があるならきちんと褒めておくことだ。家事や育児はどんなに頑張ってやったとしても、誰かから褒められる訳ではないので、その内に家事や育児に対して真面目に取り組まなくなってしまうのだ。例えば料理が美味しければ「今日の料理は美味しいな」とか、赤ちゃんのあやし方が上達したのなら「赤ちゃんをあやすのが巧いな」とか褒めておくべきなのである。この褒め言葉が妻にとっては更なる活力を与える言葉になるのだ。

●80対20の法則を使う

 一方、夫婦共働きの夫婦なら、妻に家事や育児を任せっぱなしという訳には行かないものだ。夫も家事や育児に手を出さざるを得ない。こういう時は手を出し過ぎないことを注意しておくことだ。夫が手を出してすぎてしまうと、妻の方がいつまで経っても家事や育児が上達しないという悲劇的な事態を引き起こしてしまうからだ。

 まず家事や育児の主人公は妻であることを認めることだ。夫は妻を主人公から引き摺り下ろすことを絶対にやってはならないのだ。夫は妻に頼まれたことだけをやればいいのだ。妻が夫に家事や育児の手伝いを頼んだ時は、本当に手伝って欲しいからこそ頼んでいるのであって、それを無碍に断ってはならないのだ。

 夫婦共働きの場合、大体「妻が8割」「夫が2割」という割合で家事と育児を分担することになる。絶対に夫婦が平等に家事と育児を分担することは有り得ないのだ。この点、妻がフェミニズムに汚染されないように気をつけておくことだ。フェミニズムに汚染されれば、家事や育児を夫婦平等で負担しようと言い出し、それを実際にやってみると、妻は家事や育児が上達しないし、夫は家事や育児に精を出す余りに仕事に支障が出始めるようになるからだ。

 妻が働きながらも、家事や育児を上達させていくためには、「8割負担」というのが限界点であって、それを下回ってしまうと、家事も育児も上達しないものなのである。そのツケは結局、夫が支払うことになり、妻は夫にしても結婚をすることでこんな過大な負担を強いられるのなら離婚した方が増しだと思うようになり、実際にそれを実行してしまうようになるのだ。

 妻が8割負担であったとしても、夫が2割を負担してくれるのなら、「80対20の法則」が作動して、夫の働きを非常に有効に使えることになるのだ。夫の負担は2割でも、その効果は8割に匹敵するのである。だから妻は自分で出来る家事や育児は夫に任せず自分でやってしまい、自分でできない家事や育児に関してのみ、夫に任せればいいのである。こうすれば夫婦共々家事や育児に於いてストレスが溜まらなくなるようになるのだ。

●家事や育児は妻がやってしまった方が生産性は高くなる

 「家事の分担」「育児の分担」の問題の根底にあるものは、妻が赤ちゃんを産んでしまうと、赤ちゃんに付きっきりになるために、どうしても四六時中一生懸命にならざるを得なくなるからだ。それなのに夫が仕事から帰って来て、家でゴロゴロしていれば、それが非常にストレスになるのである。自分が家事や育児に追われているのに、目の前で何もしない人間を見ることほど腹立たしいものはないのだ。

 しかし、既に仕事で疲労しきっている夫を、家事や育児に動員してしまうと、夫は疲労を除去できる場所や時間がなくなってしまい、それが確実に仕事の悪影響を及ぼし始めるのである。自宅で疲労を除去できないとなれば、仕事が終わっても自宅に直行せず、飲み屋で一杯となるのだ。なんで妻が育児で大変な思いをしているのに、夫は酔っぱらって帰って来るのかといえば、夫にとって自宅は憩いの場所ではなくなっているからなのである。、

 男性が結婚し、赤ちゃんが出来た頃というのは、給料はそんなに高くはないけれど、職場では様々な仕事を経験し、出世の選別が行われている時期なのである。目に見える形で出世はしていないものの、将来のことを考えて経験を積ませて、実力をつけさせて貰っている時期なのである。そのためこの時期にはやらねばならない仕事が沢山あるし、帰宅しても勉強しなければならないことが山ほどあるのである。

 それなのに妻が家事や育児の手伝いを頼んでくれば、妻を愛している夫としては仕事そっちのけで従わざるを得なくなってしまうのである。だがその代償こそが勉強不足であり、仕事不足なのであり、それはそのまま給料が上がって行かないことに直結してしまうのである。既婚男性が家事や育児に手を出すなと言っているのではない。既婚男性が働いているのなら、家事や育児に手を出すのには自然と限度があるということなのである。

 夫婦共働きで場合でも、夫が家事や育児を手伝う割合は「2割」でしかないのだ。2割負担で充分だし、それが既婚男性としての限界点なのである。それ以上、手を出せば、夫は仕事に支障が出て来るし、妻だって家事や育児が上達しないという、自分が意図せざる結果が出て来てしまうのである。

 夫には仕事を一生懸命に遣って貰った方が所得金額が高くなるものなのである。そして家事や育児は妻がやってしまった方が生産性は高くなるものなのである。この原理原則を絶対に忘れないようにすることだ。妻が自分の幼稚な感情を満足させるために原理原則を踏み躙ったり、平等イデオロギーに洗脳されて原理原則を破壊してしまうと、どうやっても貧しくなり、家事も育児も巧く行かなくなってしまうようになるのだ。

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