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オヤツ対策 ~オヤツは結構お金がかかるもの~

●子供の血糖値が引き起こすオヤツの要求

 子供を育てていると、子供は正規の食事以外にオヤツを要求し始め、このオヤツ代こそが結構な出費になってしまうものなのである。オヤツは単価自体安いものであっても、それを毎日食べていれば、1ト月のオヤツ代を合計してみると非常に大きな出費になってしまうのである。食費は正規の食事で使っている訳だから、オヤツ代を削減して行かないと、「食費」プラス「オヤツ代」となり、家計を圧迫して来るのである。

 オヤツに何かしらの効果があるなら、その出費をしてもいた仕方ないが、事実はそうではなく、オヤツを食べさせたばっかりに食事を食べなくなったり、好き嫌いが激しくなったり、虫歯になったり、骨折したりするのだ。市販されているお菓子は白砂糖を使っているために、それを食べれば血糖値が上がり過ぎてお腹がすかなくなるし、カルシウムを奪ってしまうので、虫歯や骨折をし易くなってしまうのである。

 なんで子供がオヤツを要求するのかといえば、食事をすると人間の内臓はまず炭水化物を消消化吸収し、その後に蛋白質と脂肪を消化吸収して行く。その炭水化物の消化が終わり始めた時、体内の血糖値が下がるために、一時的にお腹がすいた錯覚に囚われるのである。朝食を食べた後の午前10時頃とか、昼食を食べた後の午後3時頃には丁度お腹がすくのである。これが思春期になると夕食の3時間後にはお腹がすき始めるので、そこで夜食を食べるようなことをし出すのである。

 オヤツを大量に食べさせてしまうと、新たに血糖値を上げる炭水化物が入って来るのだから、当然に蛋白質や脂肪の消化吸収が遅れることになる。そのためにブクブクと肥満に成って行ってしまうのである。成人病というのは本来、成人にしかならないものだが、子供だって肥満になれば成人病になってしまい、非常に病的な子供へと成長してしまうことになるのである。

 子供を健康に育てたいと思うなら、3度の食事をしっかりと与えて、それ以外ではオヤツを与えないことだ。子供は午前10時や午後3時にはお腹がすき始めるのだから、この時間帯には子供を外に連れ出して、外で遊ばせるべきなのである。小学生なら何かしらのお稽古事をさせて、オヤツにありつけないようにしてしまえばいいのだ。これが子供にとって一番健康になるものなのである。

●最高のオヤツは「木の実」

 とは言いつつも、いつも子供たちのオヤツの要求をかわし続けることはできない。例えば雨の日などは自宅に子供たちがいるので、オヤツを母親にせがむようになるのだ。こういう場合、子供たちの要求を否定しても、その要求自体は否定できたとしても、他の違う所で反抗して来るので、非常に厄介になってしまうのである。腹をすかしても我慢するということが身についていないために、その怒りはかなり激しいものがあるのだ。

 そこでこの手の理不尽な要求には「木の実」を与えることでその願望を満たしてあげればいいのである。「木の実」はオアyツとしては最高のオヤツになりうる。「木の実」には多少の糖分が含まれているので、血糖値の低下を抑えることができるし、しかも「木の実」には植物性蛋白質と物性脂肪が豊富に含まれているし、ビタミンやミネラルも大量に含んでいるので、子供の健康に害がないどころか、逆に健康を増進してしまうのである。

 木の実をオヤツにすると、市販のお菓子のように正規の食事を食べなくなるということがなくなるのだ。木の実には多少の糖分が含まれていても、食事なる頃にはもう充分に血糖値が下がるようになり、正規の食事になればきちんと食事を食べるようになるのだ。市販のお菓子を与えると、子供が食事を食べなくなったり、好き嫌いを言い出して困っている母親にとってみれば、木の実というのは非常に有難いオヤツなのである。

 しかも木の実は結構固いので、それを噛めば噛むほど歯が丈夫になり、虫歯に罹ることがなくなる。更には木の実に含まれている植物性脂肪が脳細胞を作ることになるので、子供の知能を上げることができるようになるのだ。植物性蛋白質も子供の筋肉をしっかり形作ることになるので、他の子供よりも遥かに丈夫な肉体を持つことができるようになるのである。

 木の実はスーパーで買うと小分けされているので、結構、値段が張ることになる。そこで木の実は問屋や市場で買うようにすることだ。大きな袋に入っている物を購入して、常に自宅に木の実があるようにすることだ。木の実はオヤツにだけ使用するのではなく、料理にも使用してしまうことだ。そうすれば料理の幅が大いに広がって行くことになるのだ。

●果物は丁度いいビタミン補給

 夏などの気温の高い時とか、冬のように寒さのために風邪がはやり出す頃は、果物を食べて水分とビタミン補給をしてしまい、体調を崩さないようにさせることだ。夏だったらスイカというのがオヤツの定番だし、冬ならミカンがオヤツの定番になるのだ。スイカは夏の暑さで汗が流れ落ちるので、丁度いい水分補給になるし、ミカンは冬の寒さでビタミンを消耗して行くので、丁度いいビタミン補給になることができるのである。

 果物の果糖は白砂糖のような純粋な糖分なのではなく、様々なビタミンやミネラルが入っているために、非常に消化吸収し易い糖分なので、その後の正規の食事を妨害するということが起こらないのだ。食事時までにはとっくに消化吸収されているので、子供といえどもお腹をすかして来るのだ。

 木の実は最高のオヤツといえども、いつもそればかり食べさせ続ける訳には行かない。子供だって毎日オヤツに出されれば勤続疲労を引き起こして来るので、美味しいとは解っていながら、反抗してしまうようになるのだ。だから果物を時折出して上げて、子供に勤続疲労が貯まらないようにすることだ。

 但し、冬場は気温が下がるために、果物をそのまま出すということはキツイかもしれない。そこで果物を使ってちょっとした料理を作ってしまうことだ。例えば「アップルパイ」などを作り、冬に果物を食べても体温を下がらせないようにすることだ。決して冬に季節外れの果物を食べないようにすることだ。

 正規の食事で充分に野菜を取っていれば別であるが、どうしてもそれほど野菜を食べてくれない場合、子供は慢性的なビタミン不足になるために、ちょっとしたことですぐに風邪をひいてしまう。風邪をそんなに頻繁にひくようであるなら、ビタミン不足を疑うべきであって、オヤツに果物を与えて、ビタミン補給をさせることだ。ビタミンが充分にあれば、風邪などひかなくなるものなのである。

●たまなには小麦粉でお菓子を作ってみる

 子供は遊びながらも結構頭を使っている。そのため子供は元気そうに見えても、脳が疲労を起こしているということも有り得るのだ。体が健康な筈なのに、どうも元気がないなと思うなら、脳の疲労を疑ってみることだ。脳の疲労を取り除くためには、グルテンが含まれている薄力小麦粉を使い、グルテンによって脳の疲労を取り除いてしまうことだ。

 母親もたまには小麦粉でお菓子を作ってみることだ。母親が小麦粉からお菓子を作って見せると、子供たちは魔法を使ったとしか思えなくなるので、母親の権威が非常に高まることになるのだ。母親が子供たちにこの魔法を見せずに、お店でお菓子を買って来てしまうからこそ、子供たちは母親を馬鹿にするようになるのである。

 精白小麦粉は白米ほど精白されていないために、すぐさま健康の被害が出て来るわけではないが、長期に亘って使い続けると視力の低下などの被害が出て来る、かといって全粒小麦を使うと、それほどオヤツが美味しくならないので、全粒小麦を使った場合、それを美味しくする工夫が必要なのである。

 子供が大きくなってきたらオヤツ作りを手伝わしてしまい子供たちにオヤツ作りを手伝わせることで料理の仕方を覚えさせていくことだ。行き成り料理の手伝いをさせると、母親にとって子供は非常に邪魔なので、役に立たないのだ。それよりもオヤツ作りで料理の基本的なことを覚えさせていけば、その内、正規の食事の調理でも使えるようになるのだ。

 オヤツはできることなら与えない方がいい。しかし子供たちがおやつを要求して来ることもまた事実であり、その要求に対してきちんと答えてあげる必要性もあるのだ。オヤツは毎日食べるために、間違ったオヤツを与えれていれば、子供は病気なるし、家計だって圧迫されるものなのである。オヤツ問題は家庭内の些細な問題かもしれないが、決して見過ごすことはできない問題なのである。

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