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東日本大地震に於ける「初期値の誤り」

●非常事態では最初が肝心

 今回の東日本大震災がなぜこれほどまでに被害が拡大してしまったのか?

 「それは初期値が誤っていたかなのである。」

 東日本大震災では地震が日本史上最大級だったし、その地震の直後に襲って来た津波も想定していた10メートルを優に越えてしまったのだ。しかも地震と津波のダブルパンチを食らったのだから、耐震設計がどうのこうの、津波対策がどうのこうのというのは、後出しジャンケンみたないので、フェアではないのであろう。事実、コンクリートでできたマンションは生き残ったが、それでも津波を直撃し、3階以下は水浸しになってしまったのである。

 これが福島第一原発になるともっと恐ろしい事態になる。実を言うと、福島第一原発で使われている原子炉は40年前の原子炉という非常に旧式の原子炉だったのである。本来なら耐用年数はとっくに過ぎているのであって、東京電力の清水正孝社長はこの原子炉を廃炉にし、最新の原子炉に変えなければならなかったのである。

 しかし清水正孝社長はこの決断をせず、旧式の原子炉に対してなんの応急処置も施さなかったのである。そこに東日本大震災を直撃してしまったのである。福島第一原発では津波対策を他の地方自治体と同じく10メートルに設定していたのだが、実際の津波はこの想定を遥かに超えて原子炉に襲いかかり、そのために予備電源が使えなくなり、原発内は大混乱に陥ったのである。

 その翌日、ヘリコプターでのこのこと遣って来たのが、菅直人首相なのである。菅直人首相が福島第一原発に遣って来たために、現場は余計に大混乱になってしまったのである。地震や津波に襲われたというのでは、女川原発も福島第一原発も福島第二原発もみな同じなのである。だが、菅直人首相が遣って来た福島第一原発だけが、その後、悪夢の出来事のような連続になってしまうのである。

 要は福島第一原発は、運やツキがなくなってしまったのである。運やツキを持ち出すと、非科学的だの、論理的ではないのだと反論して来る人たちが必ず出て来る。運とかツキを否定する人は、実際にまともな仕事をしたことがない人であると断言していいのだ。実際に仕事をやっていると、運やツキは物凄く大事で、幾ら自分たちが科学的に且つ論理的に仕事を勧めても、運やツキがなければどうにもならなくなってしまうのである。

●原発事故では48時間以内が大事

 原発事故では48時間以内が大事だと言われる。燃料棒を冷却できないとすぐに高温になってくるし、最悪の場合はメルトダウンを引き起こし、再臨界を発生させてしまうからだ。福島第一原発ではこの48時間以内の対応が完全に失敗してしまったのである。というか、地震発生後20時間以内に菅直人首相が遣って来たために、この貴重な時間を空費してしまったのである。

 福島第一原発では常時1000人以上の人々が働いていたのに、震災直後はなんと50人の従業員で対応に当たっていたのだ。所長が従業員たちを自宅に帰ってもいいという命令を下してしまったために、従業員数が決定的に不足してしまったのである。非常事態に原発を停止させずに、従業員を家に帰してしまうという決断が、人員の決定的な不足を引き起こしてしまったのである。

 実は「原発事故が起こっているのに、50人の従業員では少ないのではないか?」という勧告がアメリカ政府から日本政府へに送られたのである。アメリカ政府は第三者の立場にあったために、客観的な意見を言うことができたのである。ところが菅直人首相はこのアメリカ政府の勧告を却下してしまい、東京電力の対応になんの変更も加えなかったのである。

 しかしその後、1号機で水素爆発が起こり、続いて3号機でも水素爆発が起こったのである。この3号機の水素爆発が起こる直前に菅直人首相は与野党階段をしていたのだが、自民党の谷垣総裁に「原発事故は重大な問題ではない」と告げていたのである。菅直人首相は1号機が水素爆発を引き起こしても、原発事故は重大問題ではないと認識していたのである。だがその会談の直後に3号機が水素爆発を引き起こすのである。

 国民は震災の翌日に菅直人首相が福島第一原発に下り立ったから、菅直人首相は原発事故に関心を持っているのではないかと思っていることだろう。ところがどっこい、菅直人首相は「原発事故はもう終息に向かいつつある」と思ったからこそ、福島第一原発を訪問したのである。このことが解れば、菅直人首相の全ての言動が明確に解って来るのだ。

●混乱に拍車をかけた政治主導

 原発事故では福島第一原発の対応も悪いが、それ以上に対応が悪かったのは、菅直人首相が政治主導でこの問題を処理しようとしたことなのである。政府の機関には原子力安全委員会や原子力安全保安院などの技術官僚を要する組織があるので、本来ならこれらの機関が原発事故に当たるべきなのである。それなのに菅直人首相はこれらの組織を使わずに自分でやろうとしてしまったのである。これが原発事故の混乱に拍車をかけたのである。

 まず首相官邸内に「原子力災害対策本部」を設置し、その後、東京電力から情報が来ないことに腹を立て、東京電力の本社内に「統合連絡本部」を設置したのである。この時点で、原発事故の対策のために2つの頭を作ってしまったのであり、このために菅直人首相は会議会議の連続で、そのために原発事故への対応が更に遅れることになってしまったのである。

 菅直人首相が政治主導を取ってしまったために、では一体、原子力安全委員会とか原子力安全保安院とかはなんのために存在するのかということになってしまったのである。事実、原子力安全委員会の委員長はこの非常時に国会答弁に駆り出され、原子力安全保安院は原発事故の報道官に成り下がってしまい、なんの役にも立っていないのである。

 嘗て、東海村の臨界事故では、原子力安全委員会の委員が現場で直接指揮を行い、東京電力の社員18人を被爆覚悟で使って臨界事故を終結させたのである。原発事故はまずは東京電力が終息させるべきで、それができないのなら原子力安全委員会や原子力安全保安院が行うべきなのである。原発に通じた技術官僚が存在しているので、彼等に任せればいいのである、それなのに菅直人首相は「俺は原子力に詳しいんだ!」とほざいて、自分で処理しようとしてしまったのである。小僧レベルの意見であると言っていい。

 菅直人首相は福島第一原発から20キロメートル内は避難指示、20キロメートルから30キロメートル内は自宅退避を命じたのであるが、自宅退避を命じながら生活物資を補給して来ないのである。住民たちには餓死しろとでも言うのだろうか? 因みに専門家たちの間では20キロメートル以上の地域では自宅退避は必要ではない見解が多かったのであるが、菅直人首相の一存で自宅退避が決まってしまったのである。感情任せの政治が、住民たちの生活すら成り立たせなくなるような事態を引き起こしてしまうのである。

●恋愛に於ける初期値

 原発事故は非常に特殊な事故であるために、既婚女性の中にはなかなか菅直人首相がやってはならないことを連続してやっているということが解っていないのだ。それどころか菅直人首相の一生懸命な姿を見て、それを支持してしまう愚かな女性たちが出て来てしまうのだ。

 そこで東日本大震災に於ける初期値の誤りを理解するために、恋愛に於ける初期値の誤りに置き換えてみればいい。結婚した女性なら解ると思うが、結婚に行くような恋愛は、最初から何かが違うのである。中には出会った瞬間に「私、この人と結婚する!」とか感じてしまったり、そういう霊感はなくても、その男性と付き合って以降、ありとあらゆることがスムーズに行ってしまったりするのだ。

 なんでこんなヘンテコな現象が起こるのか?

 それはその男性が「運命の相手」だからなのである。運命の相手だからこそ、全ての物事が巧く行き出すのである。結婚する前に如何に多くの恋愛をしようとも、それらの恋愛が結婚に至らなかったのである。なんで結婚に至らないのかといえば、相手が自分にとって運命の相手ではなかったからなのである。相手を間違えている以上、どんなに恋愛で盛り上がっても、結婚には至ることはないのである。いずれオジャンになってしまうのである。

 それに加えて男女双方が恋愛に対して多少の経験値を持っているので、実際に付き合い出しても、その恋愛がスムーズに行くことになるのである。恋愛の経験値が少なすぎては幾ら運命の相手であっても巧く行かないことだろう。かといって恋愛の経験値が多過ぎても、女性の方が余計なことを考え過ぎてしまい、逆に恋愛が巧く行かなくなってしまうのだ。

 俺は常々「合コンなどやめろ!}と言っているのだが、合コンで出会ったとしても、男女双方が最初から人為的に無理し過ぎているから、きちんとした相手を見つけることができないし、せいぜい口説き落として、セックスをして終わりになってしまうのである。合コンを繰り返す男女に限って、男性は女性の悪口を言いまくりい、女性は男性の悪口を言いまくるものであるが、ちゃんんとした恋愛をせず、堕落的なセックスばかりしているからこそ、自分の心が病んで行くことになるのである。

●次の衆議院選挙は絶対に落選させるべき

 恋愛をした時、男女2人きりになることを好み、友達など加えなくなるものだ。男女が2人きりになることで、その恋愛を温めて行き、開花させようとするのである。もしもそこに部外者が入ってきたら、その恋愛は台無しになってしまうものだ。部外者が入って来ないからこそ、恋愛を成功させることができるのである。

 仕事とかでも、その仕事が重要であればあるほど、関係者以外お断りになる筈だ。関係者だけが集っているからこそ、仕事が巧く行くのであって、関係者でない者が入ってくれば、どうやっても仕事が巧く行かなくなってしまうのである。部外者を遮断するということは、仕事を成功させるためには非常に大事なことなのである。

 今回の原発事故で菅直人首相が取った行動は、関西弁で言う「ええ格好しぃ~」なのである。菅直人首相の禁断のパフォーマンスが事態を悪化させて行ったのである。菅直人首相が政治主導で幾ら頑張っても、政府にある既存の組織を使って行かなければ、現場に於いて大混乱を発生させるだけなのである。

 菅直人首相が福島第一原発を訪問した後に、1号機が水素爆発を引き起こしたのである。自衛隊や東京都消防局のハイパーレスキュー隊の消防車で放水してやっと事態が収まったのに、菅直人首相が「原発事故に光明が見えた」と発言するや否や、3号機から黒い煙が上がり、従業員は全員退避になったのである。福島第一原発にとっては、菅直人首相は疫病神以外の何者でもないのであって、菅直人首相がこの原発事故に関与しなくなるまで、原発事故は終息できないのである。

 菅直人首相は次の衆議院選挙で絶対に落選させるべきなのである。これだけの失態を演じて、再び国会議員に返り咲いて来るようでは、国民は更に大きな被害を受け続けることになることであろう。国民の中には今回の原発事故で菅直人首相が頑張っているからといって、同情する連中が出て来るので要注意だ。菅直人首相が頑張れば頑張るほど、被害は拡大しているのである。初期値で誤っている奴は最後の最後まで間違え続けるものなのである。

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