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一流のマンション選びの基準

●マンションの大半は粗悪品である

 マンションを購入するのと一戸建てを購入するのとでは全然違う。一戸建ては資金量はどうであれ、自分たち夫婦があれこれと設計し、自分たちが建設業者を選び、その完成の最後まで目を光らせることになるものだ。しかしマンションは居住する人々が注文して作るのではなく、売主が企画して作り、それを建設業者に建設させ、そしてお客様たちに分譲するからなのである。

 だからマンションの大半は粗悪品だと思った方がいい。

 なぜなら売主は幾らでも誤魔化すことが可能だし、建設業者もコストを下げるために幾らでも手抜き工事をして来ることが可能だからだ。しかもお客様は1回こっきりの顧客なのに対して、売主や建設業者のその手のプロなのであって、お客様を騙すことなど手慣れているものだからだ。

 更にマンションというものは個人に合わせて作られているのではなく、或る一定の規格に個人を当て嵌めるというものに成らざるを得ない。それゆえ粗悪品でないマンションだとしても、自分たち夫婦に当うマンションは相当に限られて来ることになるのだ。初めてマンションを購入する夫婦は「マンションが沢山あって困るな~」などと悠長には考えないことだ。実際にマンション探しを遣り始めてみれば、自分たち夫婦の対象となるマンションは数えるほどしか少ないのだ。

 マンションを購入しようとする時、自分たち夫婦が集めたマンションの物件情報の88割以上は全く必要のない情報だと思った方がいい。即ち自分たち夫婦が100の物件を集めたとしても、使い物になるのは20の物件ほどで、残りの80の物件は全く使い物にならないのだ。

 マンションを購入しようとするというのに、たった1つの物件情報しか得ないのは非常に危険である。マンションは玉石混交なので、そんなビギナーズラックが存在する訳がないのだ。マンションに関して勉強していない夫婦は粗悪品を掴む可能性が大なのであって、行き成り最善のマンションを得ることは殆ど不可能だと言っていい。マンションを購入するなら、できるだけ物件情報を多く集めて、一流のマンションはどういうマンションなのか、粗悪品のマンションとはどういうマンションなのか区別をつけられるようになり、その後にマンションを購入した方がいいのである。

●マンション購入時の判断基準

①安くて良い物件は絶対に存在しない

 マンション購入時の判断基準として、「安くて良い物件は絶対に存在しない」ということなのである。いいマンションは絶対に値段も高いのである。マンションの値段が高いからこそ、売主には充分な利益を確保することができ、建設業者は充分に経費をかけてマンションを建設して来るのである。

 マンションは一戸建てとは違い、様々な装置をつけざるを得ない。当然に全体の経費は膨大な金額になり、それを居住者で分割しているにすぎないのだ。確かにマンションは一戸建てを建てるより安いと感じるかもしれない。しかしマンションが備えている装置は一戸建ての装置とは比較にならないほど大掛かりなのである。それゆえ値段が上昇して来るのはなんら不自然なことではなく、逆に安い方が不自然なのである。

②マンションに関する知識で以て調べ抜くこと

 マンションを購入する際はマンションに関する知識で以て調べ抜くことだ。マンションは一戸建ての3倍以上の知識を要する。それなのに殆どの夫婦がマンションは便利だからと思ってマンションに関して全然勉強をしてこないのだ。本屋でマンションに関する本を買ってきたり、図書館でマンションに関する本を読みまくったりすべきなのである。

 秘策を教えておくと、マンションを購入するなら、経験のある建築士を連れて現地に行ってみることだ。建築士はプロなので、そのマンションの欠陥を次から次へと見破って行く筈だ。建築士に支払う謝礼がかかるかもしれないが、そのマンションが自分たち夫婦の資産になる以上、この出費は経費だと思っておいた方がいい。

③業者だけを見るのではなく、住人をも見よ

 マンションは様々な人々が住むことになるので、そのマンションの住民たちはレベルは非常に重要になってくる。自分たち夫婦よりも遥かに身分の低い人たちが大勢いるなら買わない方がいい。身分の低い人たちはトラブルを起こして来る可能性が大だからだ。今回は飽くまでも育児や子育てのためにマンションを購入する以上、子供連れの夫婦が多くいるマンションの方がトラブルが起こりにくくなるのである。

 マンションでは管理組合を結成することになるので、住民の質が低いと、この管理組合が正常に機能しなくなってしまう。マンションというのは10年に1度は修繕工事をすることになるので、そのために資金を積み立てておき、迅速に行わなければならないのである。、もしも修繕工事が必要なのにお金を出し渋るような住民が出て来ると、修繕工事ができなくなり、そのためにマンションの寿命を縮めてしまうことになり、資産価値を大いに減少させてしまうのである。

●一流のマンションは住まいとしての配慮が充分になされている

 一流のマンションか欠陥マンションかを見極めるためには、実際に現地に行ってみることだ。設計図を幾ら見ていても、現地に行けば欠陥を見破ることができるのである。はっきりと言えることは一流のマンションは住まいとしての配慮が充分になされているということだ。それが明確に解る所は「台所」「便所」「居間」の3つである。

①台所

 まず台所であるが、マンションでは横長のキッチンに成らざるを得ない。横長のキッチンとはガスコンロと流しが並んでいるキッチンのことだ。「L型」のキッチンや「コの字型」のキッチンは一戸建てだからこそできるキッチンなのであって、マンションには不向きなキッチンなのである。なぜならデッドスペースができてしまうからだ。

 もしもL型やコの字型のキッチンにしようとすれば、それは居住スペースが大きい高級マンションであって、それならこれらのキッチンを採用しても差し支えない。しかし普通のマンションでは居住スペ^-スが限られているために、どうしても横長のキッチンにして、デッドスペースをなくさざるをえないのである。

②便所

 一流のマンションは便所が広いということだ。妻が育児をしている以上、母子が一緒に入っても充分に動けるスペースがあることがどうしても必要になってくる。便所という物は個人が一人で使う物で、誰かと入ることはないなどと思っているようであるならば、確実に便所は狭くなって来るのだ。

 気をつけるべきは赤ちゃんがいる夫婦であって、今はまだオムツかもしれないが、その後、オマルになり、妻は子供にトイレトレーニングをしなければならなくなるのだ。育児に精を出す余りにそれらのことがスポ~ンと抜けてしまうと、便所こそ育児では非常に重要な場所であるということが解らなくなってしまうのだ。

③居間

 一流のマンションでは居間がきちんとくつろげるようになっているものだ。天井は高いし、居間自体も大きく作ってあるのだ。これは売主が実際に自分の自宅で居間でちゃんとくつろいでいないと、この配慮はなされないのだ。金儲けのことばかり考えている売主は天井を低くするものだし、居間を狭くしてしまうのだ。

 居間には家具を持ち込む以上、その家具の分だけ居間が狭くなることを考慮して調べておくことだ。何も家具が置いてない状態だと居間は広く見えるかもしれないが、家具を置いてしまうと居間は狭く感じるものなのである。因みに言っておくが、マンション暮らしなら家具はなるべく少なくした方がいい。少ない居住スペースを有効に使うためには家具を減らして、その分、広々と使うようにした方がいいのだ。

●欠陥マンションの共通項

①コストダウン

 欠陥マンションには共通項がある。その筆頭は「コストダウン」である。欠陥マンションはコストダウンをしてくるからこそ、マンションに欠陥が生じて来るのである。マンションは基本的にコストダウンができない代物なのである。長期間に亘って存続し続ける以上、充分なコストをかけて作るべきなのである。それなのに安い物件ほど売れると売主が思い込んでいるからこそ、コストダウンという禁じ手を平気で犯してしまうのである。

②見た目が派手

 欠陥マンションは見た目が派手である。そのマンションの内実が欠陥だからけだからこそ、外見を派手にすることで欠陥マンションであることを誤魔化して来るのである。派手なマンションだからといって惹かれてはならない。派手なマンションほど住んでみると飽きが来るのも早いのである。しかも外見を派手にしたことで耐震設計に問題が出て来て、大地震の際に壁が剥がれ落ちたりするものなのである。

 有名な建築デザイナーが設計したというマンションは絶対に買わない方がいい。有名な建築デザイナーは奇抜な物を作って来る傾向にあり、とてもではないが生活できるようなマンションではなくなってしまうからだ。大体、一流のマンションほど外見は地味なのであり、建築デザイナーに巨額な資金を出すことはないのである。

③宣伝上手

 売主がタレントを使ってマンションを宣伝していたのなら、そのマンションは欠陥マンションだと思った方がいい。そのマンションが売れないからこそ、タレントを使って宣伝しているのである。いいマンションを作れば確実に売れるから宣伝する必要性はないのである。基本的に一流のマンションは即日完売なのであり、宣伝して売って来ることはないのである。

 一流のマンションはタレントに支払うギャラを建設費に投入するものなのである。タレントのギャラは結構な金額になるものなのであり、その皺寄せが建設業者に行き、建設業者は充分な代金を支払ってくれないからこそ、手抜き工事をして来るのである。一流のマンションほど宣伝して来ないと解っていれば、後は地道にマンション探しをして行くしかないのである。

●一流マンションは五大条件が全て揃うことになる

 マンション探しを開始すると、マンションを購入するまで非常に時間がかかるものであるが、その内、一流のマンションを買うためには五大条件が揃うことが絶対に必要であるということが解って来る。この五大条件が揃ったからこそ、マンション購入にゴーサインを出すことになるのだ。

では一体、その五大条件はなんなのかと言うと、

①立地環境

②物件内容

③売主と建設会社

④価格

⑤アフターケア

の5つである。筆頭に来るのは矢張り立地環境であり、絶対に価格ではないのだ。基本的には夫の会社から近い所を選ぶことになるであろう。次は物件内容であり、これは現地に行って丹念に調べるしかない。三番目は売主と建設業者であり、できることならこの売主や建設業者について調べてみてしまい、黒い噂がないかどうか調べてみることだ。欠陥マンションを販売するような会社は必ず黒い噂が出ているものなのである。

 その上で価格なのである。マンション探しをしまくり、市場の相場が解って来たら、一流のマンションに対してそんなに高額だとは思わないものだ。寧ろ「適正価格だな」と思うか、「少し高めかな」と思うようになるのだ。マンション探しでは価格を最優先にしてしまうと、確実に欠陥マンションを買ってしまうことになるので、価格を前面に押し出すようなことは絶対にやめることだ。

 マンションを購入した場合、その後にトラブルが出て来ることがある。そういう場合には売主のアフターケアがしっかりと行われていないと、そのトラブルを解決できないのだ。だから売主がきちんとアフターケアを行っているのかという必須の条件になってくる。もしも売主がアフターケアに応じない場合、泣き寝入りしてしまうのではなく、弁護士を雇って裁判に持ち込むことだ。不動産取引でアフターケアに応じないというのは非常に悪質なので、絶対に裁判を行って、損害賠償金を獲得できるようにすることだ。

 一生懸命に調べ続けて行けば必ずこの五大条件が全て揃うことになる。不思議と全て揃うことになるので、その時にそのマンションを購入することを決定すればいいのである。そこに辿りつくまでには相当に時間がかかることになるので、絶対に短期決戦で物事を進めて行かないようにすることだ。そのマンションが自分たち夫婦が得る初めての資産となるのだから、その資産形成には充分すぎるほどの時間をかけるべきなのである。

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