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超高層マンションは育児には絶対的に不向き

●13階建てマンションのミステリー

 マンション探しをしているのなら、是非とも街中にあるマンションを見ながら歩いて欲しい。マンションの知識を多く持つようになると、マンションの意外な事実が解って来るものだ。今までは知識がなかったからこそ知らなかっただけのことであって知識が増えてくれば素人では解らない物も解って来るようになるのだ。

 例えば、「なんで街中には13階建てのマンションが多いのか?」というのも、マンションのミステリーの1つだ。5階建ての低いマンションがあるのに、その次は一気に飛んで13階建てになってしまうのだ。5階建てがあるなら、順に6階建て、7階建て、8階建てと順序良く高くして行けばいいのに、なぜかそのようなマンションは存在せず、突如、マンションは13階建てになり、そのタイプのマンションが異様に多いのだ。

 その理由は「地磁気」である。地磁気は13階建てのマンションになら最上階の所にまできちんと届くようになっているのだ。だから13階建てのマンションを建てて来るのである。中には14階建てのマンションもあるが、これは建蔽率や天井の高さの問題で、マンションの高さ自体は13階建てのマンションと同じなのだ。そういう理由でマンションは13階建てか14階建てのマンションが多く建てられることになるのだ。

 地磁気というのは人間の健康を維持して行く上で絶対に欠かせない。人間の健康は地磁気を受け続けるからこそ健康を維持して行くことができるようにできているのである。地磁気の利用で一番有名なのは「方位磁石」である。地磁気が出ているからこそ、方位磁石を使って北の方角を指すことができるようになるのだ。

 「北枕が健康にいい」というのも、人間の体自体を方位磁石に見立てて、地磁気の流れを良くするからなのである。日本では死者を北枕にして寝かす習慣があるために、北枕は縁起が悪いという迷信が存在するのだが、体の不調が長く続くようだったら、北枕にして寝てみることだ。北枕で寝ていると、その不調が取れてしまうのである。

●地磁気が育児にもたらす影響

 育児をしているのなら地磁気のことは充分に考慮しておいた方がいい、なんせ人類は文明以前、大地の上で生活していた以上、文明生活を営んでいるからといって地磁気をなくしてしまえば、途端に狂って行くのは目に見えているからだ。特に乳幼児だからこそ地磁気を必要とするのであって、地磁気を確保できるマンションに住むようにすべきなのである。

①五階建てまで

 地磁気というものは5階建てのマンションまでならきちんと届くようになっている。5階建てのマンションは一戸建てとなんら変わらないのだ。だから5階建てのマンションが作られることになるのだ。ドイツでは5階建てのマンションが整然と並ぶ都市を作っている。地磁気が充分に届くために、育児にはなんの悪影響もないので、この階までなら安心ということで、それ以上の高いマンションを建てないのである。

②13階までは10%以下の影響が出て来る

 地磁気は5階建てのマンションには100%届くようになっているが、それ以上の階では減少していく。その減少の許容範囲が13階建てのマンションなのである。地磁気は13階のマンションまでなら減少したとしても充分に届くので、この階までなら育児をしても構わないのだ。但し地磁気が減少していることは確かなので、日中は外で遊ばせるようにし、できるだけ家の中にいないようにさせるべきなのである。

③14階を超えると悪影響が一気に出て来る

 地磁気は14階を超えると一気に減少して行き、途端に悪影響が出て来る。例えば赤ちゃんが病気をし易くなったり、幼児の他人への対応が物凄く悪くなったり、小中学生なら心を病んでしまうことになるのだ。これらは全て地磁気が少ないために起こって来る現象なのである。

 大人であっても14階を超えるマンションは危険で、精神病を発症し易くなる。特に夫婦のどちらかが頭脳労働をしているのなら、14階以上のマンションには絶対に住まない方がいい。頭脳疲労と地磁気の減少が組み合わさると飛び降り自殺する可能性が出て来るのだ。例えば『おじゃる丸』の原作者の「犬丸りん」は超高層マンションに住んでいたのだが、飛び降り自殺をしてしまったのだ。

 今は1人の子供しかいなくても、引っ越せば妊娠することになる可能性も出て来る。その際、14階を超えるマンションに住んでいると、流産する危険性が一気に上昇して来ることになるのだ。また2人目不妊という病気に罹り、2人目の赤ちゃんを得ることができなくなってしまうのだ。胎児は特に地磁気の影響を受けるのであり、如何なることがあっても14階を超えるマンションには住むべきではないのだ。

●子供の縄張り意識

 育児や子育てを母親が充分に配慮しなければならないのは、子供は縄張り意識を持っているということだ。赤ちゃんが動き始めると、辺りにある物をなんでも舐めるようなことを仕出かして来るのだが、これも縄張りを作る貴重な行為なのである。子供の散歩に時間がかかる訳も実は縄張り作りをやっているからなのである。子供は母親と一緒に散歩すると、自分の気になる所は立ち止まって何かの作業をして、自分の縄張りを作っているのである。

 これが小学生になったりすると、家の周りを捜索し始め、昆虫を捕まえたり、自分のオモチャを置いたりして、厳重な縄張りを作っているのだ。これが終わると子供は家の遠くまで出かけるようになり、子供たち同士で秘密基地を作ったりするのだ。中学生以上になってくれば地域から切り離されて、仲間同士で秘密のクラブを作ったりするようになるのだ。

 子供に縄張りを作らせるためには一戸建てこそが最高となる。赤ちゃんを産むと一戸建てが欲しくなるのは、母親自体が育児を最もし易い環境であるからなのであるが、それと共に一戸建てだからこそ子供は縄張りを作れるのだということを無意識の内に知っているからなのである。

 5階建てのマンションまでは次善ということになる。住んでいる場所がマンションなのでは、母親は子供と散歩する際、子供のペースに合わして道草を食って行かないと、子供は縄張りを形成して行くことができなくなってしまうのだ。マンション暮らしをしているのに、子供に「早く!」「早く!」とせかしながら散歩するのは非常に危険なのだ。

 13階建てのマンションには多少の影響が出て来る。自宅の周囲を探検するのが遅くなったり、子供同士で秘密基地を作らない子供も出て来ることになる。13階建てのマンションに住んでいるなら、子供が小学生になったらとにかく外に出させて、周囲を探検したり、秘密基地を作らせたりするように仕向けるべきなのである。これが小学生の時期だからこそすることなので、母親が子供を家の外に追い出さないと、子供は家の中に籠ってしまい、縄張りを作らなくなってしまうのだ。

 マンションが14階を超えると、縄張りが形成できないという問題が出て来る。地磁気が決定的に不足しているために、子供の成長に明らかな異常が出て来てしまったのである。子供の頃に縄張りを形成できないとどうなるかというと、まともな人間関係を構築することができなくなるのである。

 思春期に親友ができなかったり、逆にあれもこれも親友と言ってきたり、恋愛をする時期になると3ヵ月とその彼氏との交際が持たなくなってしまうのだ。就職すればまともな仕事もせずにセクハラを唱え、結婚してもすぐに離婚してしまうのだ。これらは全て子供の頃に縄張りを作らなかったために、大人になってからまともな人間関係を構築できないという代償を支払っているのである。

●超高層のマンションはビジネス用であって居住用ではない

 14階を超えるマンションは居住用ではないのだ。とてもではないが育児などできるものではないのだ。特に20階建て以上のマンションを超高層マンションと称されるのだが、このマンションはビジネス用であって、そこに居住してはならないのである。幾らお金があるからといって、超高層マンションに住んでいるようであるなら、馬鹿だと言っていいのだ。地磁気が及ばない所に住んでいれば、精神に異常を来たすのは当然のことなのである。

 ではなんで居住用のマンションに使われる超高層マンションが売りに出されているのかといえば、それは売主が超高層マンションだとより多くの居住者を得ることができるので大儲けすることができるから売っているにすぎないのだ。居住者の健康のことなど一切考えず、金儲けに走るからこそ、こういうやってはならないことを平気でやってくるのである。

 本来なら14階を超えるマンションには人間が居住してはならないと法律で禁じるべきなのであるが、建築学会の遅れや、建設業界の利権などが国民の利益になる法律の制定を阻んでしまい、法律で禁止されることなく、遣りたい放題の形で超高層マンションが売りに出されているのだ。

 超高層マンションは莫大な資金を投入して建設して来るので、それを売り出す時は派手に宣伝して来て、如何にもお洒落な印象を決定づけて来るものだ。若い夫婦だとこの宣伝に乗ってしまい、お金があるならその超高層マンションに住んでしまうことになるから要注意だ。幸せなのは引っ越しした当初だけであって、実際に住んでみれば地磁気が届いて来ないために、確実に不幸が立て続けに起こるようになるのである。

 育児をしているのなら、5階建てのマンションに住むべきであり、それを得られないのなら13階建てマンションにすべきであって、決してそれ以上の高さを望まないことだ。マンション探しの際に、最初から超高層マンションを除外しておけば、逆に育児にとって安全なマンションを見つけ易くなるというものなのである。

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コメント

タマティーさんこんばんは。住宅の記事興味深く拝読しております。
実は我が家も引っ越しを考えているのですが、義父も一緒に暮らそうと思っているので、なかなか意見がまとまりません。
義父は腰が悪いのでマンションは無理ですが、一戸建ての新築か中古かと悩んでいます。以前の記事で新築のお話はありましたが、今後中古物件の記事を書かれる予定はございますか?
あと記事には関係ないのですが、現在の放射能の対策は何かされていますか?最近暑くなって来てますが、窓は開けてますか?
毎日放射線量はチェックしてるのですが、娘のことが心配で、窓を開けっ放しでいいのか悩んでいます。
タマティーさんも地震が予知出来るんですね!岩手の方で体感で予知出来る方がいらっしゃるようですが、皆さん凄い…。
何だかまとまりのない文章で申し訳ありません。

投稿: フラワー | 2011年4月13日 (水) 19時34分

 フラワーさん、コメント有難うございます!

 地震が予知できるお蔭で、ここの所、頭が痛いんです。
 地震エネルギーが溜まっているらしく、それが脳に悪影響を与えているみたいです。
 仕事の生産性は落ちているし、読書スピードは遅くなっているし、体は疲れてしまうし、地震予知の代償は結構高いです。

 中古物件に関して記事を書く予定はないです。
 でも、フラワーさんが中古物件を買うかもしれないなら、もしかしたら記事を書くかもしれません。
 義父の腰が悪いのなら、家をバリアフリーにしてしまえばいいんですよ。
 バリアフリーの家って、身体障害者に便利なだけではなく、実は子供たちにとっても非常に便利なんですよ。
 子供は家の中のちょっことした物に、有り得ないような転び方をしてくるので、それで大泣きをするし、怪我をするしね。
 値段は多少かかるかもしれないけど、その出費は絶対に損ではないですよ。

 放射能の危険はまだまだだから、窓を開けて、換気を良くしておいた方がいいです。
 今の所は納豆でも食って、放射能を除去していればいいんです。
 本当の問題はこの原発事故がなかなか終息してくれないことなんです。
 東京電力の清水正孝社長は天中殺のド真ん中で社長に就任したので、この人が辞任しない限り、原発事故を安全な形で終息することができないんですよ。
 それに菅直人首相が首相官邸で会議を乱発し、なんでも自分で処理しようとしているから、全く前に進まないんです。
 石原慎太郎都知事が言ったように「いい加減に政治主導をやめて、事務次官会議を復活させればそれで済むことだ」、まさにその通りですよ。
 官僚たちの力を使わず、自分の力だけでやろうとしているからこそ、この原発事故を解決できないんですよ。
 大地震や大津波や放射能は別に怖くないですよ。それよりも無能な人間がトップに就くことこそ本当に怖いことです。


       

投稿: タマティー | 2011年4月14日 (木) 06時01分

お返事ありがとうございます!
我が家は旦那が大人しいと言うか何でも面倒くさいというタイプで、私と義父が話を進めています。やはりお互い気を遣いながら話すので、なかなか話が進みません。唯一旦那が言ったことは、「歳も歳だし中古で…」とのことでした。なんかしょぼくれた風船みたいです。
バリアフリーは確かに大事ですね!娘は人一倍転びやすいので、義父にも娘にも必要だと思いました。
今は地震でタマティーさんの体調も大変でしょうから、体調が回復されて余裕が出来ましたら、是非中古物件の記事もお願い致します!もし記事がなくてもコメント欄で質問させていただきますので、くれぐれもご無理なさらないで下さいね。
地震も早く落ち着いて欲しいですが、日本の政治も落ち着いて欲しいものですね…。

投稿: フラワー | 2011年4月14日 (木) 19時37分

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