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1万時間の法則

●プロになるためには1万時間以上の時間が必要

 アマチュアとプロフェッショナルの違いは、自分の労働に対してお金を貰えるに値する行為をしたか否かの違いなのである。ではどうしてプロはお金を貰えるに値する行為をすることができたのかといえば、それは自分が徹底的に訓練して、自分の技能をプロレベルにまで向上させたからなのである。

 人間の技能は短時間で身につくものではない。どんな分野でも才能を開花させ、周りの人々よりも一歩飛び抜けたプロレベルになるまでには1万時間以上の鍛錬が必要なのである。プロというのはその労働がどうのこうのなのではなく、その労働をするために1万時間以上の鍛錬をして来たからこそ、高給を貰うに値するのである。

 この1万時間というのは、1日8時間休みなしで働いて約5年である。ところが通常は休んだりするものだから大概は約10年かかってしまうのである。会社で働けば、約10年勤めると、その時点から役付きになり始め、社内に於いて重要な責任を伴う仕事が与えられるようになる。

 俺はよく「桃栗3年、柿8年、技術10年、学問30年」というのだが、技術というのは10年遣り続けてやっと物になるのである。自分が技術をきちんと習得できるまで、何度も行い続けるべきなのであって、技術の習得にはそれだけ時間がかかるものなのである。入社しても遊び呆けているようであるなら、技術なんか身につく訳がないので、自分が30代になった時に他の同期の連中は出世して行くのに、自分だけが出世できないという事態に陥ってしまうのである。

 20代の時は会社では下っ端なのだから、上司を騙そうと思えば幾らでも騙すことができる。しかし上司はきちんと見ているのであって、きちんと努力した者はそれなりに評価するし、努力しなかった者には出世の糸口を決して与えないのだ。基本的な技術を身につけいるかなんで、仕事をやらせれば一発で解るのだから、上司はそれを見て部下を判断して来るのだ。

●既婚女性の落とし穴

 この1万時間の法則に対して女性特有の落とし穴がある。人間の長期的な集中力は5年程度しか続かない。そのため大卒後に入社した場合、28歳前後で集中力が切れてしまい、仕事に集中できなくなり、それで結婚を選択してしまう女性たちが出て来るということなのである。

 大卒の女性が20代で結婚してしまうと、その仕事に於いてプロレベルに達してしないのだ。このため「仕事のプロ」とは一体なんなのかが解らなくなってしまうのだ。妻が夫に対して「仕事と私、どっちが大事なの?」という馬鹿げた質問をしてくる場合、その質問にどう答えたらいいかなのではなく、その妻は仕事に関して何も解っていないことの方がより深刻な問題なのである。

 女性の体は26歳から33歳までは女性ホルモンが大量に分泌される時期を迎えるので、これこそが女性の結婚適齢期になってしまうのである。しかし大卒の女性はとてもではないが20代で結婚できず、どうしても結婚する時期は遅れてしまうのである。大卒の女性で賢い女性なら、仕事でプロレベルに達したなと思ったら、その時、やっと結婚を決意するものだ。その時期は33歳前後なのであって、結婚適齢期としては最後の年に結婚するということをしてしまうのである。

 この点、高卒の女性だと10年間働いても28歳なので、自分が仕事でプロレベルに達し、その上で結婚して行くことができるのである。これなら結婚適齢期のド真ん中で結婚をするので、自分の体に無理を強いていないのだ。高卒の女性は学歴に関しては大卒の女性よりも不利だが、仕事をプロレベルに達せさせることに関しては圧倒的に優位に立っているのである。

 女性は結婚することで出産と育児をしなければならなくなるので、出産前までに自分がプロレベルに達していないと、とてもではないが仕事を巧くこなせなくなってしまうのである。育児中は時短労働になるために、普通の社員よりも少ない勤務時間で仕事をしなければならなくなるのだ。仕事のプロならその時間内でもきちんと仕事をこなすことができるが、仕事のプロでなければその時間内ではまともな仕事をこなすことができなくなってしまうのだ。

●女性の働き方は男性の働き方とは違うもの

 女性は男性と同じように働いてはならないのである。結婚して行く以上、それを考慮して働くようにしなければならないのだ。男女雇用機会均等法が制定され、これで女性の社会進出が進んだと言っているが、その法律のために一体何が起こったのかといえば、女性の未婚率が急増し、女性が赤ちゃんが産まなくなったから、日本の人口は減少に転じてしまったのである。

 女性が入社したら、休みを可能な限り取らないで仕事をしまくるべきなのである。若い時なら体力が充分にあるので、休むことなく働いても、それで体のどこかに異常が出て来るということはないのだ。そうすれば本来なら10年かかって技術を習得できるものを、最短なら5年で習得できるし、多少休みを取っても8年前後で習得することができてしまうのである。

 現在のシステムでは休みを取り過ぎなのだ。土日が休日で、夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなど、とにかく休みが多過ぎるのだ。これに女性なら生理休暇まで加わったら、休みだらけになってしまう。そんなに休日をとってしまえば、技術の習得は遅れに遅れて行くだけなのである。

 江戸時代の職人たちは月に1日か2日程度しか休まなかった。技術を習得して行く場合、休日を最小限に抑えるからこそ、自分が無理をすることなく習得して行くことができるようになるのである。大体、若い者が長期休暇を取りまくっていたら、碌でもないことしか仕出かさないものだ。だったら長期休暇など取らないで、仕事をしまくっていた方がいいのである。

 女性が結婚前にプロレベルに達していたら、家事や育児をしながらもきちんと仕事をこなせるのである。子供がいる以上、もう残業なんてできないのである。残業は独身だからこそできたのであり、独身なら残業を幾らしても構わないのだ。しかし結婚後は残業をなくしてしまい、勤務時間中にきちんと仕事を終えるようにしなければならないのだ。

●育児を言い訳に悪用しない

 既婚女性が結婚前までに仕事のプロレベルに達していないと、自分が入社10年後から厳しい状況に立たされることになる。同期の者たちは出世して行くのに自分だけは取り残され、しかも職場では自分への風当たりが強くなり、最終的には職場を追い出されることになるのである。入社して10年経っても仕事がプロレベルに達していないのなら、会社はその女性を追い出しにかかるのは当然のことなのである。

 こういう場合、既婚女性は育児を言い訳にしてしまうものだ。育児を言い訳にするな! 問題は育児をしながら働いていることではないのだ。「あなたが入社して10年も経つのに、仕事のプロになっていない」ということなのである。10年以上働いたとしても、真面目に働いていないとプロレベルに達しないのだ。大企業なら閑職が多くあるので、仕事のできない女性はそこに左遷して雇い続けることができるが、中小企業だと閑職などないので、リストラの際には真っ先に首切りの対象になってしまうのである。

 かといって既婚女性が結婚前までに仕事のプロレベルに達していたら、それで万々歳なのではない。仕事のプロなら最早ベテランなのであるが、ベテランだからこそ、有り得ないミスを仕出かしてしまうものだ。しかも家事や育児をこなしながら働いているために、自分がテンパってしまい余裕がなくなってしまうと、自分の予期せざる事態が起こり、大失敗をしでかしてしまうのである。

 ベテランだからこそ初心を大事にする。「仕事の基本」を忠実に守るべきだし、謙虚になって学び続けなければならないのだ。仕事をしているのなら、勉強しなければならないことは沢山あるのだ。ベテランなのだから誤魔化そうと思えば幾らでもできる。しかしその後、必ずそのツケを支払わされることになり、自分を窮地に追い込んでしまうことになるのだ。

 会社員というのはベテランと評価され始めた時から実力が問われることになるのだ。平社員であるならみんなで群れているから、長所も欠点も隠すことができる。しかし自分がベテランという一段高い地位に上がってしまうと、給料が上昇して行くが、それと同時にその脚光によって自分の長所も欠点も露出してしまうことになるのだ。そのため実力不足の者たちは自分がベテランになった時に社内で窮地に追い込まれ、会社を辞めざるを得なくなってしまうのである。

 だから日頃から勉強することが必要なのである。日々勉強することで自分がベテランになっても耐えうる力を持たねばならないのである。勉強は今日の自分のためにするだけのものではないのだ。明日の自分のためにするものでもあるのだ。他人は自分のことを裏切ることはあるかもしれないが、勉強は決して自分を裏切ることはないのだ。自分がベテランになる前から勉強し続け、ベテランになっても勉強し続けているのであるならば、幾らでも重要な仕事を行える人材へと成長して行くことができるようになるのである。

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