「大学で教えられた知識」よりも「会社で教わる技術」の方が大事
●人に物を教わる前提条件
会社で仕事をしていくためには、会社で様々な知識や技術を学んでいかなければならない。その学びをしっかりとやるからこそ仕事ができるようになり、それに応じて給料も上がって行くことになるのである。もしも会社勤めをしているのに、最低限の知識と技術すら学んでいないのなら、給料が上がるなんてことは絶対に起こらないし、そのような社員は解雇されて当然なのである。
会社では「大学で教えられた知識」よりも、「会社で教わる技術」の方が遥かに大事だ。どんなに優秀な成績を収めた学生であっても、大学で教わった知識をそのまま会社で活かすことはできないのだ。寧ろ、大学で教わった知識が邪魔になるものなのである。それよりも会社で物を教わる技術をしっかりと身につけ、その会社の社員でいる限り、常に物を学び続けられるようにすべきなのである。
①無知の知に気付く
まず人に物を教わるためには前提条件というものがある。それは自分の「無知の知」に気付くということである。自分は会社での知識や技術を知らないからこそ、会社から物を教わるのであり、自分は無知であるということに気付かなければ、会社で教わった知識や技術が頭の中に入って来ないのである。
それゆえ、「それ知っている~」というのは絶対に禁句である。これは女子高校生の常套句なのであるが、この禁句を言ってしまうと、会社はもうそれ以上、物を教えてくれなくなる。それに「知ったかぶりをしない」ことだ。学歴の高い女性に限って知りもしないのに、知ったかぶってしまうのであるが、これをやられると会社はもう何も教えてくれなくなるのだ。
②謙虚になる
会社から物を教えて貰う以上、自分が謙虚になることは絶対に必要である。自分が傲慢にならず、教えてくれる人に対して謙るからこそ、知識や技術を教えて貰い、それがそのまま身につくことができるようになるのである。より解り易く言うなら、「空我」になるということなのであって、自分を空っぽにしてしまえば、幾らでも知識や技術を学んでいくことができるようになるのである。
謙虚になることで最大のネックとなるのが「学歴」である。女性の中には高学歴ということで傲慢になってしまい、謙虚であることを失ってしまう女性が非常に多いのだ。その会社に入社したのなら、とにかく学歴を捨てることだ。学歴は仕事の邪魔になっても、仕事に貢献することはまずないからだ。
高学歴とは逆に低学歴も問題なのである。高卒の女性に限って、「私は馬鹿だからさ~」といって、学ぶ姿勢を放棄してしまうのである。高卒であるということは大学に進学しなかったということなのであるが、大学に進学しなかった分、早くから社会に出ることができ、それだけ早くに自立できたということなのである。自分の有利さが解っていないと、本来なら学べる知識や技術を学べなくなってしまうのである。
③清潔、服装、挨拶
会社で物を教えて貰う時、基本的にマンツーマンで教えることになる。それゆえまず清潔であるということが求められるのである。何日も入浴せず、体臭がプ~ンと臭うようでは、問題外なのである。次に服装も動き易く、肌の露出の少ない物を選んで着ることだ。胸の谷間が見えるような服や、ミニスカートを穿いて来るようでは、一体何しに来たんだということになるのだ。そして挨拶である。人に物を教わる以上、「お早うございます」「宜しくお願い致します」と大声で挨拶するべきなのである。
●教えられる者としての基本
既婚女性であるなら人に物を教わる前提条件をクリアできないということはないが、教えられる者としての基本を身につけているとは限らない。結婚して、赤ちゃんを産み育てている者としては、私生活でいっぱいいっぱいになっているので、遂々、教えられる者としての基本を忘れてしまうのである。それが自分の不当評価に繋がってしまうのである。
①目的を明確にする
まず会社で教育を受ける時は、目的を明確にすることだ。目的無しに学んでも教えられたことは身につかないのだ。なんせ会社で教えられる物は自分の生活では関係のないことであるので、目的を持たずして学んでも、全然頭の中に入って来ないのである。これは既婚女性の多くがやってしまうことなので、よく注意することだ。
まず会社での教育は「能力の向上」ではなく、「レベルアップ」であるということなのである。
会社の教育が学校での教育とは全く違う、会社の教育は教えられた者を即戦力として投入して、会社の業績を上げるためにやっているのであって、社員に教育を施せば、少し能力が上がるのではなく、一気にレベルアップしてしまうものなのである。だから社員の方が目的を明確にしてくれれば、必要な情報が向こうから飛び込んで来るようになり、大して努力しなくてもレベルアップを可能にさせてしまうのである。
②まずは聞くことに徹し、そのまま実行してみる
会社で物を教わる時は、まずは聞くことに徹して、そのまま実行してみることだ。私語は厳禁だし、勝手な改造も駄目である。忠実に聞いて、忠実に実行して行かなければならないのだ。だからたとえ自分が教わったことで失敗しても、教えた者が責任を取ってくれるのであり、自分に教えられたことが身につくまで、懇切丁寧に教え続けてくれるものなのである。
③必ずメモを取る
会社で物を教わった時は、必ずメモを取れ。時と場合によっては、その場でメモを取ることが禁止される場合もあるので、その時は仕事が終わってからメモを取るべきなのである。さすがにメモを取ることまで指導してくれないので、メモを取るということは自分で自発的にしなければならないのである。
なぜメモを取る必要性があるのかというと、メモを取らないと記憶できないからなのである。人間は字を書くことで物を記憶していくので、メモを取らないと記憶できないのだ。それにメモを取ることで自分の脳の短期記憶すべき容量が減り、新たなことを記憶していくことが可能になるのだ。だからメモを取らないと、新しいことが頭の中に入って来なくなるのだ。
④解らなければ質問する
もしも教えられている最中に解らないことがあるなら、質問をすることだ。解りかけているからこそ質問してくるのであり、質問をしないということは何も解っていないということなのだ。但し愚問は避けることだ。こっちが教えたのに、似たようなことを質問して来た場合、「コイツは馬鹿だな」と思われてしまい、それ以降、馬鹿扱いされてしまうからだ。
⑤「予習」「授業」「復習」の三位一体
会社で物を教えられた場合、自宅に帰って復習するというのが必要になってくる。復習することで教えられたことを整理し、記憶していくのである。とにかく記憶すべきものは記憶してしまうことだ。そして今日教えられた内容から次に教えられることを予想すべきなのであって、そうやって予習してくるからこそ、現場で物を教えられてもポンポンと頭の中に入って来るようになるのだ。学校で「予習」「授業」「復習」の三位一体が大事だと言われるが、会社でもそれはそのまま大事なのである。
●短期間で上達したいのなら、1人の師匠につけ
既婚女性が出世して行きたいのなら、とにかく自分の師匠を見つけ、その師匠に物を教わるようにすることだ。師匠ができれば、その師匠からありとあらゆることを教えて貰うことができるので、短期間で上達して行くことが可能になるのだ。師匠がいるといないとでは、その後の人生が大いに変わることになるので、自分が師匠とすべき人を見つけたら、その師匠にくっついて物を教えて貰うようにすることだ。
男性の場合、師匠は必ず男性であるが、女性の場合、師匠は男女を問わない。女性の師匠であってもいいし、男性も師匠であってもいいのだ。従って、女性が師匠に出会える確率は単純計算で男性の2倍なのである。だから女性でありながら師匠に巡り会えないというのは、余程、運が悪い女性なのである。
師匠を持つ時は、必ず師匠は1人にしなければならない。師匠を沢山持ってしまっても、意味がないのだ。師匠への浮気は絶対に禁じ手である。如何なる仕事も1つの体系を持っているので、1人の師匠に教わって、その体系が解るまで、その師匠以外の人間から物を教わらない方がいいのだ。
師匠ができると、自分が師匠に教えられるだけでなく、自分に師匠がいることで仲間ができ、その仲間から物を教えられることになるのだ。師匠から教えられる物というのは必要不可欠な物ばかりなのであるが、仲間から教えられる物というのはそれを肉付けして行く物なのである。この両者が絡み合うからこそ、教えられた物を仕事で活かして行くことができるようになるのである。
そうやって物を学んでいくと、仲間が成功し出すようになり、それに釣られて自分も成功して行くことになるのだ。人間は群生動物なので、群れて行動して行くと上達が早くなり、しかも群れの中で誰かが成功し始めれば、続々と成功者たちが現れて来るようになるのだ。だから師匠につき、仲間を作ることが大事なのである。
●報告と感謝
師匠から受けた恩義というのはお金では変えられないものだ。もしもお金を出して教えて貰っても、或る程度の知識や技術を教えてくれたとしても、それ以上の何かを教えてくれることは決してないのだ。師匠は自分を見込んでくれたからこそ真剣になって教えてくれたのであって、その期待を絶対に裏切らないことだ。
そのためにはなんといっても何か変化があったら、すぐさま師匠に報告することだ。師匠はもう自分が教えることは何もないと解ると、その弟子を外に追いやり、実践で成功して行くように仕向けるものだ。その間、色々なことが起こるのは解っているのであって、何か変化があったのなら、とにかく報告して来るべきなのである。
既婚女性の出世が遅れてしまうのは、この報告というのをきっちりとして来ないからなのである。育児をしていると、子供に些細なことがあっても夫に報告しないから、その感覚で師匠にも対応してしまい、些細なことがあったのに報告をしてこないのだ。こうなると師匠の方としては、「アイツにはきちんと教えたのに何も報告して来ない!」と期待が一転して怒りに変わってしまうのである。だから師匠から物を教わり、何か変化が起こったのなら、とにかく報告して、師匠の期待を裏切っていないという姿を見せるべきなのである。
そして仕事が成功したら師匠に感謝することだ。師匠に感謝すれば、自分が成功したとしても自分の手柄ではないと思うようになり、更に新たな知識や技術が入って来るようになるのだ。しかも師匠は自分の弟子から感謝を受けたことで、「あの子は昔から出来のいい子だった」と宣伝してくれるようになるので、自分の見知らぬことで地均しがされて、自分の仕事が更に成功し易い環境が出来上がって来るようになるのである。
大学で教えられた知識というのは、大学を卒業してしまえば、大方忘れてしまうものだ。しかし会社で教わる技術というのは、一旦身についてしまうと、終生役に立ち、自分にとって必要なことを次から次へと教えてくれるようになり、そのために自分は成功して行ってしまうのである。だから既婚女性で仕事を成功させたいと思うのなら、表面的な知識を追求するのはなく、この会社で教わる技術をしっかりと身につけることだ。
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コメント
タマティーさん、こんにちは。
お怪我の回復があまり思わしくないようですが、お大事になさってくださいね。
今日のお話しは本当にそのとおりだと頷きながら読ませていただきました。
私は現在は専業主婦ですが、薬剤師としてドラッグストアでの医薬品の相談や調剤の仕事を9年ほどしていました。
就職して1年目、大学の知識など全く役に立たず、専門学校卒や文系大学卒の先輩方のほうがよほど薬の知識が豊富で尊敬できる存在でした。
資格があっても実地経験がなければ何の役にも立たないことを初日から実感させられたものです。
彼らと一緒に働いていなかったら、学歴や資格を鼻にかけたような勘違い人間になっていたかもしれません。
メモをとるのは本当に重要だと思います。
同じ間違いを犯す人はメモを取らない人です。
教えたはずなのに「聞いていない」と言ってくるのです。
読んでいて会社員時代が懐かしくなりました
投稿: mito | 2011年5月 3日 (火) 09時03分
mitoさん、コメント有難うございます!
mitoさんは上品な方だったんですね。
我が家の近くにもドラッグがあるのですが、店員は全員上品なんですよ。
まあ、薬剤師だから、恐らく育ちがいいんですよね。
それなのにそのドラッグストアは医薬品だけを売るのではなく、パンとか玉子とか牛乳とかまで売っていて、半分は雑貨屋ですよ。
そこで商品とか買うと、非常にサービスがいいし、丁寧に説明してくれるので、コンビニで物を買うより、ドラッグストアで物を買う方が物凄く気分がいいです。
投稿: タマティー | 2011年5月 4日 (水) 06時45分