常に成長するためには70%の成功と30%の失敗が必要
●失敗しないと人は成長して行かない
仕事には失敗が付き物である。仕事をやっているのになんの失敗も起こらないということは絶対に有り得ない。どんなに巧く遣ろうとしても、20%から30%の失敗は必ず出て来るものだ。それは仕事を成功するために必要な失敗なのであって、その数値を低く抑える努力はしたとしても、失敗その物をなくす努力をしてはならないのだ。
育児中の既婚女性たちが会社で働くと、ただでさえ家事や育児でいっぱいいっぱいになっているので、その皺寄せが仕事に及び、仕事でミスを連発してしまうことが良くある。特に育児では下手な失敗ができない分、育児では大した失敗はしないのだけれども、その影響が思わぬ場所で出てしまい、よりによって仕事でミスをしまくってしまうのだ。
既婚女性を部下に持ち、「育児中の既婚女性は仕事でミスをすることがある」と解っている上司なら、別に怒りもせず、巧くバックアップ体制を敷いてくれたりする。しかしこの手の経験値がない上司だと、すぐに怒りを爆発させてしまい、その既婚女性を窮地に追い込んでしまうのだ。
それともう1つ危険なのが、自己啓発書を熱心に読んでいる既婚女性たちである。こういう女性たちは頭が良く、向上心もあるのだが、「成功哲学の落とし穴」に気付かないということを平気で仕出かして来るのだ。成功哲学を鵜呑みにしてしまうと、成功に焦る余りに失敗することを極端に恐れてしまい、「失敗するから成功することができる」という当たり前の事実が見えなくなってしまうのだ。
失敗しないと人は成長して行けない。失敗するからこそ、この遣り方では駄目だということに気付き、仕事を改善して行くことができるのである。それなのに何も失敗をしなければ、間違った遣り方を延々と取り続けてしまい、間違っているのは相手であっても、自分は常に正しいと思うようになってしまうのだ。これでは成長していける訳がないのである。
●何も失敗しないことが一番恐ろしい
既婚女性が最も恐れるべきは、何も失敗しないことなのである。実は何も失敗しないことが一番恐ろしい。問題ない状態こそ、実は大量の問題を抱えているからなのである。その問題に本人が全然気付いていないということだけなのである。特に学生時代要領よく生きて来て、大した勉強もせずに好成績を収めて来た女性は要注意なのである。要領よく生きて来たからこそ、問題を先送りし続けて来たと言っても過言ではないのだ。
育児をしてみれば解ることだが、赤ちゃんは幾らでも滅茶苦茶なことを遣って来る。それに対して母親の方もミスをしまくるものである。育児をやっているのなら、それでいいのである。勿論、育児で失敗したことは本人が一番悔やんでいるのだから、それを夫に笑い話として話して、ストレスを解放させてしまえばいいのだ。
ところが要領のいい女性ほど、育児で余りミスをしてこないから、夫に自分の失敗談を話すということをしなくなってしまうのだ。
こういう女性はいずれ仕事を完璧にやろうとしてくるようになるのだ。日常生活でミスをしていないから、仕事でミスをするのは以ての外、ということになってしまうのだ。しかし完璧に行った仕事ほど非常に危険なのである。仕事が完璧に行ったのに、人間関係がおかしくなってしまったり、商品やサービスは万全だった筈なのにお客様がカンカンに怒っているとか、有り得ない事態が起こって来るようになるのだ。
俺は仕事が成功しても、何かしらの失敗があるものであり、それはそれで良しとすることにしている。仕事が巧く行ったのに、誰かが落とし物をしたとか、誰かが買うべき物を買い忘れたとか、お客様からまともなクレームではなく、ただ単に相手が誤解しているイチャモンがついたり、そういうことが起こるのは当たり前のことなのである。
「仕事をしていれば、どんなに巧くやっても20%から30%のミスが出る」なと解っていれば、そんなに自分を追い詰めなくなるものだ。成功して当たり前だと思うのではなく、失敗して当たり前だと思うようにすることだ。こうすればたとえ失敗したとしても、その失敗を平然として受け止めることができるので、その失敗をちゃんと解決して行くことが可能になるのだ。
●反省会は非常に危険である
既婚女性が気をつけるべきことは、自分の職場で「反省会」が行われている場合だ。仕事が終わった後に反省会をして、今回の仕事を反省するということなのであるが、この反省会、巧く行った試しは一度もないのだ。反省会を行うと、その組織の中で最も弱い人物に批判が集中し、責任を取らされるようになってしまう。
既婚女性が育児のために時短労働をしているのなら、自分こそが組織の中で最も弱い人物なので、反省会をしていると、最初はみんなが各自の仕事に対して反省しようとしているのに、途中から反省会の雰囲気がおかしくなり、最終的には自分に非難が集中してしまい、自分だけが責任を取らされるようになってしまうのだ。
この反省会、今の日本では当たり前のように行われているが、実はそんなに歴史の深いものではないのだ。そもそも反省というのは儒教用語なのであるが、孔子は「反省というのもは自分自身が行うべき」ということを言っていたのであり、みんなで反省会を開けなどと一度たりとも主張したことはないのだ。
では一体誰が反省会を生み出したのかといえば、明治期の浄土真宗の信者たちなのである。明治維新では廃仏毀釈で既成仏教が大打撃を受けたのであるが、浄土真宗だけは廃仏毀釈をする側に加担し、巧く免れることができたのだ。そして浄土真宗には信仰復活運動のようなものが起こり、そこで信者たちの間から反省会が生まれて来たのだ。
反省会というのは会社組織から見れば実にバカバカしい会議なのである。絶対にやってはならない会議だといっても過言ではないのだ。組織の中では最も多くの権限を持っているものが責任者なのであって、みんな平等に責任を持っている訳ではないのである。もしも反省するなら、その職場の上司こそが反省しなければならないのであって、会社なら社長が反省しなければならないのだ。
反省は自分で行うものであって、みんなで反省会をすべきではないのだ。
俺は反省会なるものを禁止してしまっている。それよりも業績評価会議を開き、今回の仕事の評価できる点と、改善すべき点を探し出し、それを次回に繋げるようにしているのだ。こうすると誰かが些細なミスで責任を追及されることがなくなり、しかも今回の仕事の教訓が次回の仕事に活かされるようになるのだ。
●常に成長するから大成功を得ることができる
成功することを幾ら求めても成功することはできないが、自分が成長してしまえば簡単に成功して行くことができるのである。成功というのは成長の証なのであって、自分が成長して行かないと成功することはないのである。既婚女性なら結婚することで大いに成長し、出産や育児をすることで更に成長して行っているのだから、本来なら成功して当たり前なのである。
それなのに結婚生活をしているのに自分が成長していなかったり、育児をしているのに赤ちゃんは成長しているのに自分だけが成長していなければ、仕事で成功することはできなくなってしまうのである。仕事をしているのにミスを連発し真面目に仕事をしているのに自分が窮地に立たされてしまうのである。、
仕事をしていれば自分の心は穢れて行くものだ。その穢れた心では仕事をしても失敗するし、育児をやっても失敗するし、家事を幾らやっても失敗してしまうものなのである。だから心を磨く努力をすべきなのである。自分の心を奇麗にするような良書を読む、断食をして体を清める、神社に参拝したり墓参りに行ったりして、日常生活から離脱したりすべきなのである。
自分の心が奇麗になってしまえば、自分が成長して行くことができるから、自分が仕事をすれば小さな成功を積み重ねていくことができるようになるのである。その一方で幾ら仕事をしても小さな失敗は起こって来るから、その失敗に対してきちんと改善策を施しておくことだ。そうやって仕事を進めて行くと、結果的に小さな成功は大きな成功を産み、更なる飛躍を遂げて行くことができるようになるのである。
人間が常に成長して行くためには、70%の成功と30%の失敗が必要なのである。成功ばかり見て失敗を恐れていたら成長できないし、失敗ばかり見て成功を想像することができなけれな成長することはできない。自分がどのように成長して行ってるのかを知るためにも、手帳でスケジュールを管理したり、日記をつけて日々の生活を記録して行くようにすることだ。手帳や日記を使っていないと、その日暮らしの生活になってしまうので、自分が成長したのかしていないのか解らなくなってしまうのだ。手帳や日記を使っていけば、自分がどのように成長して行ったかが解るので、確実に自分を前進させることができるようになるのである。
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