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自発的に結成される勉強会

●会社でヤル気のある社員たちは必ず勉強会に出席して来る

 既婚女性にとって研修以上に落とし穴になるのが、「勉強会」なのである。既婚女性なら産休を取ってから時短労働が終わるまで、勉強会には出席できない筈だ。家事や育児に重点を置かざるを得ないために、勉強会どころではないのだ。もう仕事をすればそれで自宅に帰らなければならないのだ。

 研修は強制的に行われるものであるが、勉強会は自発的に行われるものだ。どんなに優れている企業であっても、勉強会に出席して来る社員は50%程度だ。殆どの企業ならこの数値よりも遥かに低い数値となることであろう。しかも通常、社員の中で平社員が参加することがメインなのではなく、、総合職の社員が主に参加してくることになるのだ。

 総合職と一般職では一体何が違うのかといえば、一般職は命令を実行する側なのであって、総合職は命令を下す側なのである。そのため総合職の社員たちは定期的似勉強会を開いて勉強し合っておかないと、的確な命令を下すことができなくなってしまうのだ。総合職の社員にとってはどうしても勉強会が必要になってくるのである。

 勉強会というと、大学でやったような難解な学術書を片手にみんなで勉強し合うというのではなく、現在、自分たちの会社が抱えている問題を話し合う場なのだ。勉強会で社員たちが話し合うことで、問題が明確になり、その解決策を生み出されることになるのだ。どうして総合職の社員たちが勉強会の重要性を痛感するのかといえば、通常の業務ばかりこなしていては、会社が抱える問題点に気づけないからなのである。勉強会に出席したからこそ、会社の問題点が解って来るようになるのだ。

 意外なことかもしれないが、勉強会が盛んに行われる会社というのは、大企業かベンチャー企業であるのだ。大企業は規模が大きいために、勉強会を開いて話し合わないと、とてもではないが会社を運営して行くことができないのだ。ベンチャー企業は組織が流動的であるために、会社を組織化させて行くためにはどうしても必要になってくるのだ。これに対して中小企業は勉強会が行われない確率が高く、そのために業績が停滞してしまうという事態に陥ってしまうのである。そこそこ経常利益があるというのが、会社にとっては逆に危険なのだ。

●勉強会は月に1度で充分

 もしも勉強会を開くなら、月に1度で充分である。週に1回だと多過ぎるのだ。但し月に1度集まる以上、その勉強会は濃密な内容にすべきであって、事前にその内容を決めておき、時間も制限してしまうことだ。時間は1時間半から2時間にし、どんなに議論が白熱しても、それ以上時間を延長しないことだ。

 勉強会には「会長」と「幹事」と「会計」を決めて、必ず権力の分散を図っておくことだ。会長が中心的になりすぎると、勉強会の機能が急激に低下してしまうものなのである。矢張りメンバーが対等にならないと、勉強会でまともに話し合うことができなくなるのだ。それと会計報告はきっちりと行い、メンバーから徴収した会費で使途不明金が出て来ないようにすることだ。

 勉強会ではメインのスピーカーをちゃんと決めておくことだ。前半は講演、後半は討論となるのが、勉強会の通常の流れだ。勉強会の良し悪しは前半の講演の良し悪しで決まるものなので、しっかりと準備してから講演をするようにすることだ。注意すべきはスピーカーの話し方なのであって、「え~」とか「あの~」とかいう無意味枕詞を削ぎ落して行くと、内容が引き締まることになり、メンバーたちが理解し易くなるのだ。

 討論では絶対に個人攻撃を行うことはやめることだ。討論は会社の問題を浮き彫りにし、その解決策を講じて行くものなのであって、誰か特定の個人を苛めるために行っているのではないのだ。討論を個人攻撃に切り替えるメンバーがいるのなら、そのメンバーを除名するという措置も取った方がいい。

 勉強会ではただ単に勉強し合うのではなく、勉強会では手堅い人脈も得られることになるのだ。なんせ毎月勉強会を開いていれば、メンバー同士で仲良くなってしまい、それが社内に太い人脈を張り巡らせることになるのだ。通常、会社は縦割りの組織になっているものであるが、勉強会を開催し続けることで、横の繋がりができ社員のネットワークが作り出されて行くことになるのだ。

●総合職の女性の出世が遅れたり、出来なくなるのは、勉強会に出席して来ないからなのである。

 勉強会に出席すると社内での待遇が優遇される訳ではないが、勉強会に出席する総合職の社員は必ず出世して行くことになる。なんせ毎月勉強会で勉強し合っているのだから、社長の目から見れば「コイツは仕事ができるな」という評価を得てしまうことになるのだ。下の者は上の者の目を誤魔化そうとして来るものであるが、上の者が下の者を見ると、勉強しているかしていないかが良く解るものなのである。

 断言しておくが、女性の出世が遅れたり、出世が出来なくなるのは、勉強会に出席して来ないからなのである。女性なら勉強会をしない理由を幾らでも作り出せることができる。独身時代なら夜遊びやデートだし、結婚以降は家事や育児である。最近は女子会が盛んなのであるが、俺は「女子会をやる閑があるなら、勉強会をしろ」と言いたくなる。

 女性の総合職が誕生した当初は、総合職になるような女性は非常に優秀で、勉強熱心であり、勉強会にも出席して来たことだろう。しかし政府が女性の総合職を増やそうという政策を取るようになってからは、確かに女性の総合職は増えたが、勉強など殆どです、勉強会にも出席して来ない女性たちを大量に生み出してしまったのだ。

 そのためのどの企業も業績が停滞し、収益も悪化し、社員たちに給料をアップさせることができなくなってしまったのだ。総合職というのは勤務時間以外に勉強会を開くのが義務なのであって、それなのに勉強会に参加して来ないというのは、犯罪に近い悪行なのである。

 会社というものは、社内に勉強会があるからこそ、ボトムアップを行うことができるようになる。今まで社長の命令だけをこなす組織が、社員たちが下から意見を言って来るようになり、それが会社経営に反映され、事業を多彩に展開して行くことになるのだ。社長のトップダウンと社員のボトムアップが組み合わさって、会社の組織力が急激に上昇し、経常利益も鰻上りになるものなのである。

●『残業全廃論』の大嘘

 総合職の社員は勉強会に参加するのが義務なのであるということが解っていれば、小室淑恵が唱えている『残業全廃論』は大嘘だということが解る筈だ。確かに残業をするような社員は無能だと言っていい。しかし残業を全て廃止することなど絶対にできないのだ。総合職の社員であるなら、普段の残業を全廃したとしても、勉強会という事実上の残業をせざるをえないのだ。

 勉強会は通常、勤務時間が終わってから行われるものだ。勉強会が終わればみんなで夕飯を食べようということになり、どんなに早く終わっても午後9時だろう。これは総合職の社員なら仕方がないことなのである。確かに小室淑恵は残業の削減に対してかなりいいことを言っている。しかし彼女の著作物の全てを読んでみても、この勉強会に言及している箇所はないのだ。これでは机上空論だと言っていいのだ。

 「自分は総合職になりた」「しかし残業はしません」では話にならないのだ。総合職は残業して当たり前なのである。ただ多くの人たちは残業を通常業務の処理に使ってしまうからこそ、勉強会の重要性が全然解っていないのだ。勤務時間内しか働かないのは一般職なのであって、総合職が残業全廃をしてしまうべきではないのだ。

 既婚女性なら産休開始から時短労働終了まで勉強会に出席できないのだから、この間の出世ペースはどうしても遅くなるのである。これは既婚女性なら避けることはできないのだ。矢張り子供が幼い頃は手間がかかるので、そちらの方に重点を置くしかないのだ。勉強会はそれ以降でいいのである。

 勉強会に出席できない期間は、勉強会が無理なら「情報交換会」や「講演会」にしてしまうことだ。この手のものなら昼食の時間を効果的に使えば簡単にできるものだ。情報交換会は事実上の「お喋り会」だし、講演会はスピーカーに手短に講演をして貰えばいいのだ。そうやっていれば勉強会に出席しなくても、仕事に落ち度が出て来ることがなくなるのだ。

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