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内職は薄給であっても、生活に思いっきり貢献する

●人間関係が苦手なら自宅で内職をすればいい

 既婚女性の中には「育児中は働けない!」と嘆く女性たちがいるものだ。だからこそ政府に保育園を設置するよう要望するという愚挙に出てしまうのだ。もっと自分の頭を使って育児中でも仕事をすることを考えればいいのに、なぜだか最も動きの悪い政府を動かそうと躍起になってしまうのだ。

 育児中で外に出れないのなら、「内職」という手があるのだ。

 内職こそ主婦たちの昔からの仕事であったのだ。育児中はどうしても子供から目を離すことができない。それなら自宅で子供の面倒を見ながら、自分は内職をこなしてしまえば、育児も仕事もでき、更には給料まで貰えるようになるのだ。主婦の立場に立てば、なんで内職がこれほど大事に扱われるかが解る筈だ。

 内職の凄さは自分が自由に勤務時間を組むことができるということだ。人間は他人から勤務時間を設定されて、その時間内で働かなければならないということに多大なストレスを感じてしまうのだ。内職なら自分の生活に合わせて、自由に勤務時間を設定できるので、非常にストレスが少なくなるのである。

 しかも内職は手間暇がかかるが単純作業であることには変わりはない。内職でやっている作業を工場でやれば大掛かりな仕事になってしまうが、主婦が自宅でやる分にはこじんまりとした仕事になり、逆に非常に丁寧な仕事をができるようになるのだ。仕事を丁寧にやっているということは、家事や育児も丁寧にやれるようになるのだ。

 内職というのは教育上非常に効果の高い仕事なのだ。母親が自宅で内職をしていてくれれば、子供は常に母親が仕事をしている姿を見るので、自分も将来仕事をしなければならないと思うものだ。もしも母親が自宅で仕事をせず、テレビを見ているようであるなら、幾ら母親が子供に「勉強しなさい!」と言ってもしないものだ。しかし母親が内職をしているのなら、勉強するにせよ、スポーツをするにせよ、将来、確実にお金になるようなことをし始め、早くから親から自立し、大金を稼ぐようになっていくのだ。

●僅かであっても給料が貰える

 内職で支払われる給料は絶対に高額ではない。恐ろしいほどまでに薄給なのである。普通、この金額を女性たちが見てしまうと、「なんでそんな安い給料で働かなければならないの?」と思ってしまうものだ。こういう疑問を呈する女性たちは、税金のことを何も解っていないのだ。

 もしも妻が内職で高給を稼いでしまうと、夫婦合算で高額所得になってしまうので、そこにごっそりと重税がかかってくるようになるのだ。累進課税式所得税の恐ろしさを何もご存じないのだ。薄給であるなら、夫婦の所得を合算しても所得自体が低いので、重税がかかって来ないのである。

 しかもこの薄給、「80対20の法則」を使うと、家計に劇的な効果をもたらしてくれるのである。夫の収入を生活費に使い、妻の収入を貯金に回せば、生活は潤い、それなのに貯金が猛スピードで貯まって行くことになるのだ。だからこそ内職をしている妻に限って、念願のマイホームを手に入れることができてしまうのである。

 もしも本格的に妻が外に働きに出てしまうと、確かに夫婦の収入は増えるかもしれないが、妻が外に出ているためにどうしても家事や育児が疎かになり、逆に家事や育児で出費が多くなってしまうのだ。しかし内職ならそういうことが起こらないので、家事や育児にかかる経費を抑えながら、貯金を増やして行くことが可能になるのだ。

 内職は「専業主婦ボケ」を起こさないことでも効果を発揮する。専業主婦になってしまうと、自分が働いていないために、お金の有難味を忘れる女性たちが出て来るものなのである。だからこそ夫がヨレヨレのスーツを着ながら、妻は高級ブランド品の豪華な服を着るという馬鹿げたことをやってしまうのだ。でも内職をしているのなら、少なかろうが給料を得ているので、専業主婦ボケが起こらず、それどこか非常に質素倹約に徹して、家計を巧く管理することができるようになるのだ。

●自分だけの時間を持つことができる

 意外なことかもしれいないが、内職をする既婚女性たちはお金が目当てで仕事をしているのではないのだ。多くの主婦たちが言うには、「内職をすると自分だけの時間を持てる」ということなのである。お金ではなく時間に着目している所に、内職をする主婦たちが豊かな生活を送っている理由があるのだ。

 主婦だからこそ自分の時間がなくなる。

 主婦だから家事や育児をこなして行かなければならなくなる。夫が帰宅してくれば、夫の世話に追われる。就寝時には夫と同じベッドで寝る。確かにそれはそれで幸せなのだが、自分の時間が無いといえば無いのだ。普通の主婦ならトイレに入った時だけが自分の時間であろう。家事も育児もエンドレスで続くものなので、どこかで意図的に自分の時間を作って行かなければならなくなるのだ。

 手っ取り早く自分の時間を持つためには、読書やスポーツをすることだろう。ガーデニングという手もある。趣味に手を出してもいいが、最初は自分1人でやっていても、結局はグループでやるようになってしまうものだ。しかも意図的に自分の時間を持とうとすると、お金がかかるということも出て来るのだ。

 しかし内職ならその仕事をやっている時は自分の時間であるのだ。家事や育児を忘れ、妻や母親の立場を忘れ、自分が仕事に打ち込むことで自分だけの時間を手にすることができるのである。これが「有料」なのではなく、逆に「有給」なのであって、お金を貰いながら自分の時間を堪能することができるのである。

 内職をやっている母親の子供たちに優秀な人物が出て来易いのは、母親が「成功の秘密」を知っているからなのである。仕事で成功したいのなら、ランダムに働くのではなく、愚痴を言いながら働くのでもなく、或る一定の時間を捧げ、日々機械的に仕事をこなして行くべきなのである。これができれば確実に仕事ができるようになるので、後は勢いをつけてしまえば、一気に成功して行ってしまうのである。

●「成功の秘訣」は仕事に没頭すること!

 なぜ江戸時代に江戸や大坂や京都が発展してきたのかといえば、これらの都市に住む既婚女性たちは内職を行い、生活を潤して来ただけでなく、子供たちに知らず知らずの内に「仕事の仕方」を教え込んでいたからなのである。昔からこれらの三都市生まれの人たちは利発であり、成功者も多数生み出して来たのである。

 農村は確かに自然が豊かだし、食べ物だった美味しい。しかしそこでの労働はどう考えても仕事の合理化がされていないのだ。朝早くから夫婦で農作業を行うけど、長時間に亘って仕事をしてしまい、夕方になればヘトヘトになっているものなのだ。しかも夜になれば体の疲労を除去するためにお酒を飲み始めるので、飲酒の害が家計を直撃して来るのである。更には村の寄合と称して集まって、そこでもお酒を飲みながら、どうでもいい話を延々とするようになるのである。

 農村では経済が発展しないとか、文化レベルが向上しないとかいう苦情は昔から存在するが、それは田舎の人たちほど、自分だけの時間を持つということをしないからなのである。いつもみんなと群れて話をするのは楽しいかもしれないが、それでは経済も文化も発展して行く訳がないのだ。経済も文化も「孤独の価値」に気付いた時に発展して行くものなのである。

 例えば発明家が発明品を生み出すためには研究室に閉じ籠って研究し続けるしかないのだ。小説家が小説を書き上げて行くためには書斎に閉じ籠って執筆し続けなければならないのだ。しかもそれはランダムに行うのはなく、毎日決まった時間に行い、機械的に仕事をするからこそ、新たな物を生み出して行くことができるのである。

 都会の人たちだって田舎の人たちだって働き者といえば働き者だ。しかし一体何が違うのかといえば、「仕事に没頭しているか否か」なのである。都会の人間でも田舎の人間でも仕事に没頭できない者は大した働きをしないものなのである。仕事を終えて「お酒を飲もう!」などと言っている連中はまともな仕事すらしていないのだ。内職をしている主婦が仕事を終えてお酒を飲む光景なんて見たことがないものだ。それこそが仕事に没頭できた証拠なのである。

 内職を決して馬鹿にしてはならない。人間が功利的になれば内職なんて薄給なのだからしなくなるものだ。だが内職をすることでその家の妻は仕事に没頭することができ、その姿で以て子供たちに「成功の秘訣」を教えて行くことができるのである。経済も文化もその「成功の秘訣」さえあれば、自動的に発展して行くものなのである。

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コメント

タマティーさん、今回の内職のブログですが、内職の薄給には本当に同感です。
実は、失業中(失業手当申請中)にこそっと内職したんです。でもでも、内容は厳しく条件も最悪でした。それに懲りて二度と内職なんて割に合わないことはしない!って思ったんです。
だって、私の場合、1日中休む間もなくこなして2000円にもならない。実質「真剣モード全開で」6時間はかけないと終わらないのに!バカらしくて即効で辞めました。
それでも、小さな子供がいたら内職はやはりポイント高いんでしょうね!

実は、昨日やっぱりダメになりました。ついでにもともと相性・価値観・趣味など全てに合わない旦那とも劣悪ムード再燃です。
子供を持てなくても、夫婦二人でも幸せだな~ってしみじみと思えるような人と再婚したいです。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
あんな人と子供も授からず、笑い声がいっぱいの幸せ家族の住民ばかりの環境の中での生活は生き地獄…
本当に絶望的で死ぬことしか考えられないです、ちっとも子供を授かる気配もないし どうしたらいいんでしょう?
自分の辛い気持ちとか愚痴を日記に書くとスッキリするなんて聞いたこともあり、ブログにも色々吐き出してますが(←結構エグイです)、今は死にたい気分が全開で何も考えられないです…。

絶対に可愛い女の子(できれば二人)欲しいって切望してるけど、男の子でもいい。子供欲しいです!!憎らしい変な女には子供がいるのに、、、性格のいい先輩を始め、周りには何人もの素敵な人たちが子供を授かれずに苦みました。何故でしょうね?私と違ってどこも夫婦仲に恵まれてるから羨ましいけど(^-^;

投稿: はぐまろ | 2011年7月24日 (日) 09時58分

 はぐまろさん、内職ってのは、育児中の母親がするもんじゃ~!
 子供がいないのに内職をするなんて、逆に凄いですよ。
 意外と貴重な経験をしたかもしれませんよ。
 
 あの~、今回の1件で、「グロッキーはぐまろ」から「ボヤッキーはぐまろ」にバージョンアップしたらしいですな。
 そんなに離婚したいのなら、離婚すればいいじゃん!
 とはいいつつも、結婚っていうのは、自分と正反対の男性と結婚することになるので、意外と今の旦那さんははぐまろさんにぴったりなんじゃないかな?

 まあね、旦那さんを肯定してあげないから、雲の上から赤ちゃんが下りて来ないんですよ。
 相手の欠点を見つけ出すより、相手のことを好きになり、相手に尽くすことを考えることですよ。
 そうやっていると、或る日突然に旦那さんが変わるか、檀さんとの縁が切れます。
 そんで、赤ちゃんが生まれれば、夫婦双方思いっきり変わります。
 人生なんてそんなもんです。

 夏は妊娠する確率が高くなので、とにかく汗をかくようにしよう!
 1日1回は必ず外でに出て、ウォーキングをするなり、ジョギングをすることですよ。
 夏はこれらをするだけで汗をかきまくりですからね。
 自宅の中ではできる限りウチワでパタパタし、冷房は控えることです。
 幾ら猛暑だろうが、長ズボンと腹巻は絶対に着用ですよ。
 漢方薬は即効性がないのだけれども、徐々に効果を発揮し始めるので、焦らず体を温める努力をし続けることです。

投稿: タマティー | 2011年7月25日 (月) 06時38分

 はぐまろさん、はぐまろさんのブログを早速見さして頂きました!
 こんなにネガティブモード全開のブログを見たのは初めてですよ。
 あのだな、もっと人生を楽しめ。
 それに夫婦の会話をもっと工夫せい!

 確かに夕張メロンは美味しいですよ。
 因みにメロンも不妊症の克服には効果ありですよ。
 結構、知らず知らずの内に、自分にとっていいことをしているじゃん!

投稿: タマティー | 2011年7月25日 (月) 07時08分

タマティーさん、そうなんです…。漢方のカウンセリングでも『食事指導』に加え、『旦那の良いところ・してもらって嬉しかったこと』を書き出すことも指導されてます。

今朝、旦那が『薬飲みんよ』『また1から始めればいいじゃん』と和解してきたので今回も離婚に至らず。私の気持ちも『死にたい死んでやる』モードから少しラクになってきつつあるような

けれど、敷地内の駐車場で行うラジオ体操のせいで、朝っぱらから隣やその隣など、嫌いな近所のガキどもに騒がれる苦しさったら(T_T) 勘弁して欲しい。5階まで聞こえる←すぐ横でやってる感じ

ブログ、かなりひっそり書いてますが、よくぞ見つけて下さいました恥ずかしすぎますっ
何だかリセット後、2日くらいは絶望感でいっぱいになるみたい…生理の終わる頃には前向きになれるよう自分を祈ってます(^^ゞ
不妊はガンよりタチ悪い病です…

明日は腹巻して山に登ります

投稿: はぐまろ | 2011年7月25日 (月) 08時31分

 はぐまろさんの不妊症の原因が解りました!

 「夫婦の会話の仕方に問題が大ありであす!」

 まるでうちの姉を思い出しますよ。
 うちの姉なんて、はぐまろさんの旦那さんの100倍以上会話の仕方が下手糞なんですよ。
 俺がどうやって話しても、俺が激怒するような会話の誘導をするんです。
 或る意味、他人を激怒させることに関しては特殊な能力を持っているといえるんです、
 タマティーなんかそのために慢性疲労章句軍に罹り、その後、肺炎に罹って死にそうになりましたからね。
 はぐまろさん、それに比べれば不妊症なんて屁のツッパリ
程度のちょろいもんですよ。

 夫婦の会話の仕方を思いっきり工夫した方がいいですよ。
 はぐまろさんの体がどうのこうの問題じゃないですよ。
 まず会話の掴みを変えることですよ。
 こういう男性に行き成りネガティブな話題を振ると、ネガティブな回答が返ってきますよ。
 それと自分の感情をそのまま発言するのではなく、とにかく旦那さんの自己重要感を刺激するような意見を言うようにすることですよ。
 例えば旦那さんが何かを自慢して来たら、それがどんなに下らないものであったとしても、「凄いね~」とか言って褒めるんですよ。

 気をつけるべきは、無意味枕詞を無意識に言ってしまうことなんです。
 会話の途中で、「え~」とか、「ウッソ~」とか言うのは非常に危険なんです。
 これを言われると相手は無意識レベルで否定されたと思ってしまうので、その後、相手は自分を罵倒するような発言をして来るようになるんです。


 はぐまろさんの46歳の友人の方が自然妊娠したのだから、はぐまろさんだってちゃんと妊娠できますよ。
 下手に焦らないことです。
 リラックスすることです。

投稿: タマティー | 2011年7月25日 (月) 17時43分

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