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主婦の特技を活かしてビジネスを始めてしまう

●主婦の仕事はそれ自体が職業教育である

 主婦業というのは、社会に出て働く職業とはまるで違う。家事や育児はオールマイティーの仕事なので、通常の職業のように何か1つに特化されたものではないのだ。家事や育児に関するものなら全部をやらねばならない。だから真面目にやれば相当に実力がつく訳だし、サボれば途端に問題が噴出することになるのだ。

 専業主婦たちが結婚もしないで働く女性たちを見て、取るに足らない人物だと思ってしまうのは、その仕事を幾らやっても何か1つの作業に特化したものであり、到底、専業主婦のやっている仕事に及びもしないからだ。赤ちゃんを産んでしまえば、その赤ちゃんはどんどん成長して行くのであり、それに対して自分自身も変化し続け、様々なことをやらねばならなぬというのは、当然に自分を大いに成長させることになるのだ。

 主婦の仕事はそれ自体が職業教育のようなものなのであって、専業主婦の仕事がきちんとできれば他の仕事もできてしまうものなのである。専業主婦が生活苦を理由に働きに出るからこそ自分が圧倒的優位の立場に立っていることを利用できないのであって、生活に余裕を持って暮らしていれば、自分の圧倒的優位が解るようになるものなのである。

 専業主婦がパートに働きに出るのは決して悪いことではない。遣りたければ遣ればいいのだ。しかし専業主婦として成功を収めて来たのなら、家事や育児のことを利用して、その分野で仕事を見つけ出してしまうべきなのである。パートなら幾らでも自分の代わりはいるものだ。しかし家事や育児の分野だと、自分の代わりはそう簡単にはいないし、競争相手だっていないのだ。

 家事や育児を遣り続ければ、その中で様々なアイデアが浮かんでくるものだ。それをビジネス化してしまえばいいのだ。少なくとも女性の半分は既婚者で家事や育児をしている以上、これほど広い市場は他にないのである。自分が専業主婦だったからこそ、自分が思いついたアイデアに共感してくれる既婚女性たちが大量に出て来ることになるのだ。

●育児関連

①育児の手助け

 育児関連の筆頭は「ベビーサイン」であろう。赤ちゃんは言葉を話せないために、ベビーサインを掴み取って翻訳できるようになれば、それが立派なビジネスになるのだ。例えば泣き叫んでいる赤ちゃんにホトホト困り果てた母親に、「赤ちゃんはウンチをしたいって言っているのよ」と翻訳してあげれば、「そうなのか!」と感嘆して問題の解決が図れるようになるのだ。その母親が非常に驚くからこそ、有料でも利用してくれるようになるのだ。

②育児グッズを発明する

 育児をしていれば、こんな育児グッズがあれば便利なのにと思うことは多々ある筈だ。だったらそれを具現化してしまえばいいのだ。例えば子供に普通の陶器を使わすと壊す可能性があるので、プラスチック製の食器を使ってしまうものだ。でもそうなると殺風景になってしまう。そこで絶対に壊れない食器を作って、売り出せばいいのだ。それをお洒落な物にしてしまえば、母親たちが食いついて来ることになるのだ。

③本を書いてしまう

 育児は母親の遣り方次第で大いに結果が違ってしまうものだ。賢い母親が育てれば、その子供は健康に育って、大人になれば出世して行き、愚かな母親が育てれば、その子供は問題ばかり起こし、学校に行けば不良に走り、大人になれば刑務所に走るようにな人物になってしまうものだ。

 なんでこんな差が出て来るのかというと、「胎児教育」と「乳幼児教育」をきちんとしたかしなかったかの差なのである。人間の胎内にいる時に脳として成長して来るものだし、6歳の時にシナプスの量が最大化するのだ。だから妊娠時には胎児教育を、出産後からは乳幼児教育を施せば、非常に頭のいい子ができるようになるのだ。

 育児のことを学術的に書いて行くのもいいし、自分の体験談をメインに書いて行くのもいいし、漫画で書いて行くのもいい。自分が最も表現し易い遣り方で表現してしまえば、必ず母親たちに伝わって行くことができるようになるのである。但し、育児で真っ当な意見を言いたいのなら、子供を3人以上産むことは絶対に必要だ。子供が1人や2人だと、母親として未熟だから、真っ当なことが言えないのだ。

●家事関連

①家事の手助け

 家事をビジネス化していくなら、是非とも「肥満解消」を踏まえて考えて行くことだ。家電が大量に導入されたことで主婦たちの労働量が減り、それで家事は便利になったかもしれないが、誰もが肥満に苦しむようになってしまったのだ。家事をこれ以上便利にしようという発想を捨てて、家事をしながら肥満を解消できるものを考え出せばいいのだ。

 例えば「踵なしスリッパ」なんて言うのは、非常に優れた商品なのだ。このスリッパを履けば、常に踵を上げた状態になるので、足は引き締まり、体重だって落ちて行くのだ。スリッパは足の裏全体を覆う物という制約から解除できれば、一転してスリッパがダイエットグッズに早変わりするようになるのだ。

②生活グッズの発明

 主婦の中で脱落率が多いのが家計簿をつけることなのである。毎日の統計を取るのが面倒なために、多くの主婦たちが脱落して行くのだ。そこでそういう主婦たちに向けて開発されたのが、「レシート付き家計簿」なのである。ただレシートを家計簿に貼り付けて行けば、簡単に家計の管理ができてしまう超優れ物なのだ。

③本を書くいてしまう

 家事関連の本は必ず売れるものだ。どの主婦たちもより良い家事をしたいと思っているので、良いアイデアのある本なら、お金を出して買うものなのである。自分が家事をやっていて、ボサ~と家事をするのではなく、アイデアが浮かんだらノートに書き留めながら遣って行くようにすればいいのだ。

 そのアイデアの中で優れた物があるのなら、そのアイデアを膨らまして本を書き綴って行けばいいのだ。ちょっとした料理の本や、ちょっとした掃除の本や、ちょっとした洗濯の本が売れるのである。常識的な内容でも売れるものだし、奇抜なアイデアの物でも売れるのだ。それほど需要がある分野なのである。

●不平不満不便不快のある所、必ずビジネスチャンスがある!

 はっきりと言ってしまうと、自分が不平不満不便不快と感じているなら、それがビジネスチャンスなのである。余りにも真面目すぎる主婦だと、その不平不満不便不快な物を当たり前のこととして受け止めてしまい、なんの改善も図ろうとしないのだ。一応真面目に遣りはするが、問題があるならなんとか改善したいという意欲のある主婦だけが、偉大な発明をして来るものなのである。

 しかも一旦自分のアイデアがヒットしてしまうと、それが自分の脳に最大級の快感を引き起こし、次から次へとアイデアが出て来るようになるのだ。主婦業はオールマイティーの仕事ゆえに、主婦業が広範囲に及ぶ分野で、実に様々なアイデアを生み出して来るようになるのである。

 今やっている家事や育児が不変な物だと決して思わないようにすることだ。

 例えば戦後の赤ちゃんは紙オムツを使用しているために、3歳児になっても未だにオムツを卒業できないという事態に陥ってしまったのである。3歳を超えてまで紙オムツを穿き続けるために、家計を大いに圧迫してしまっているのである。そこで布オムツの重要性を教えてあげて、しかもお洒落な布オムツを販売してしまえばいいのである。相手に利益に与えるからこそ、儲けることができるのである。

 ベビーカーなんて今まではプラスチック製だったから、いつもギスギスして、赤ちゃんだって乗り心地は悪かったのだ。そこでステンレス製のベビーカーが出て来たのだ。これなら安定感が増し、荷物を大量に載せることができるし、しかも機動性が高まるので、母親はベビーカーを押しながら、ジョギングだってすることができるようになったのである。

 便利さを追求すると逆に不便になるものなのである。人間が作りし物には何かしらの欠点があるものなのである。紙オムツだって当初は便利な物として発明されたものだ。しかし時間が経てばそれが最も不便を引き起こす物になっているのである。ベビーカーにしても、今までプラスチック製の物を使って不便をしていたのに、ステンレス製の物を使うようになれば、「なんて便利なの!」と思ってしまうものなのである。

 家事や育児をやっている時は、漠然とやらないことだ。一体どこにビジネスチャンスが潜んでいるか解らないものなのだ。家事や育児でビジネスチャンスを見つけ出し、大成功して行った主婦たちは殆どが普通の主婦たちなのである。本当に些細な「微差力」がその主婦たちを億万長者に伸し上げて行ってしまったのである。

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コメント

おはようございます、タマティーさん。
私が不便に思って欲しい物は靴です。
先日、軽い登山用の靴を買いました底はゴムで形もしっかりし、足を包み込む感じでとても歩き易く疲れにくく尚かつ、デザインがカラフルで気に入りました。
ですが、靴ひもがほどけやすいのです
子供を抱っこしていると靴ひもを結ぶのが大変で、それを考えると一人の時は履くのが億劫になってしまうのです。

そこで私が思いついたのが、マジックテープの靴です!
マジックテープだと、調節も簡単で緩めたりきつくするのも片手で出来ますし。
そして決め手は、デザインです。可愛いの、格好良いの、派手目、シンプルなの。とバリエーションを揃えると選ぶ事が出来るかと…。
レイン用もあっても良いかもしれません。
妊婦、子育ての女性向けにいかがでしょうか?
歩きやすい靴だと歩く事が負担にならず、体にはとても良い事なので…。
タマティーさん、いかが思われましたか?
失礼します。

投稿: ぽんちゃん | 2011年8月 2日 (火) 04時39分

 ぽんちゃん、それはいいアイデアです
 マジで、靴紐がほどけるほど、面倒なことはないですよ。

 但し、マジックテープを使った靴の問題点は、そのデザイン性ですよ。
 お洒落な靴が全然ないですからね。
 しかも育児中の母親たちに合うようなデザインにしないと。
 せっせといいデザインを書き溜めて行った方がいいですね。

投稿: タマティー | 2011年8月 2日 (火) 06時50分

おはようございます、タマティーさん。
早速のご返答有り難うございました!
そうなんですよ、マジックテープの靴でお洒落なのがないのが盲点ではないのかと思いまして、閃めいたのです。
マジックテープの靴って、ボーリングの靴を連想しますよね
って事はダサい(当時ボーリングシューズは盗まれた為にダサくした訳)ですから。
あとあるのは介護用で、デザイン性は全くないですからね

それと、妊婦服も余りお洒落なのがないのでこちらもお洒落で安い服があればと思います。
そうすれば楽しい妊婦生活をおくれるかなって思いました

投稿: ぽんちゃん | 2011年8月 2日 (火) 07時57分

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 履歴書の特技 | 2011年10月10日 (月) 12時52分

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