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なぜ夫婦で100万円を貯めることが大事なのか?

●若奥様向け雑誌の特集記事の定番

 投資をするためには、なんといっても貯金が必要になってくる。借金をして投資を訳には行かないのだ。投資は自分が地道に貯金し、その現金を元に投資を展開して行くことになるのである。そのためには常に収入以下の支出で生活することだ。この当たり前すぎることができてこそ、着実に貯金が貯まって行くことになるのだ。

 このため若奥様向けの雑誌では必ずといっていいほど100万円を貯金する特集記事が定番となっている。これは何も今現在、若奥様の間で流行しているからそういう特集記事が組まれるのではななく、昔も今もこの100万円を貯金するというのは若奥様向け雑誌の定番中の定番なのである。それほどどの若夫婦もこの問題が非常に大きな問題なのである。

 独身時代に高給を貰っていた人なら100万円を貯めるなんて簡単なことだと思うことだろう。その人は結婚前にこの問題をクリアしただけのことなのである。しかし殆どの人たちは独身時代この問題をクリアできなかったのである。理由は簡単で、安い給料なのに贅沢な暮らしをしていたからなのである。

 余程の人物でない限り、独身時代に家計簿をつけていたなんてことはないであろう。新婚生活が家計に大いに貢献するのは、新婚の夫婦は新婚でラブラブのために、金のかかる遊びをしなくなり、しかも妊娠や出産や育児を体験してしまうと、赤ちゃんを育てることに全力を投入して来るので、無駄な出費が出て行かなくなるからなのである。

 新婚の夫婦というのはどこの夫婦も似たようなことをしているのだから、この若奥様向け雑誌の特集記事は非常に参考になるのだ。勿論、中には「遣り過ぎ!」と思える記事もあるが、そういう極端な遣り方を見て、逆に自分に最適な遣り方を考えて行くのである。「そんなに貯金したいのなら、その雑誌を買わなければいいじゃないか?」という反論もあるだろうが、それは言いっこなしである。その雑誌の値段とその雑誌の情報量の多さを比較すれば、断然お買い得商品なのである。

●1:3:5の法則

 貯金というのはランダムで動いて来ることはない。貯金だって法則性があり、その法則性の下で動いているのである。貯金に関して作動して来る法則は「1:3:5の法則」である。この法則が解って貯金をして行くと、貯金は事実その通りに動くのであって、非常に簡単に貯金を成し遂げて行くことができるようになるのだ。

 まず100万円貯めようとした場合、最初の「10万円」を貯めるまでが一番難しい。しかし10万円貯めると少し成長が鈍り、その後加速して「30万円」に到達する。そして30万円貯めると少し成長が鈍り、その後加速して「50万円」に到達する。50万円の貯金が貯まってしまうと、一気に「100万円」の大台に乗ってしまうのである。

 貯金というのは「L字曲線」を描くのである。長らく低成長をし続けて、最後に一気に急上昇してしまうのである。

 だから100万円貯金できてしまえば、後はどんな金額であっても同じ現象が起こるのである。例えば1000万円貯金しようとした場合、その100万円を土台に低成長で「300万円」に持って行けばいい。その300万円を更に低成長で「500万円」に持って行けばいい。しかしその後は一気に加速して「1000万円」に持って行ってしまえばいいのだ。

 「1:3:5の法則」が解っていたら、1000万円を1億円にするのも簡単だし、1億円を10億円にするのも簡単だし、10億円を100億円にするもの簡単なのである。誰がどうやっても同じパターンで動いて来るのであって、法則が解りさえすれば貯金は自分が欲しい金額を確実に貯めることができるようになるのである。

 これをやらないで纏まったお金を得ようとすれば、それは借金をするしかない。勿論、世の中には借金をして成功して行くこともできる。そういう人物に限って地道に貯金する遣り方を馬鹿にするものだ。だが借金の上に成功を築いたとしても、その成功はいずれ必ず崩壊して行くのである。投資をする際、地道に借金をすることを否定している意見があるなら、絶対に耳を貸さないことだ。そういう意見は一時的な繁栄しか築けない考え方なのである。

●100万円を貯金して行く過程で生活が合理化される

 100万円を貯金して行くと、お金自体が大切ではないのである。100万円を貯金しようとすれば、その過程で「生活の合理化」を成し遂げばならず、生活から無駄が切り落とされてしまい、非常にシンプルな生活になってしまうのである。それは当然に収入よりも遥かに少ない支出で暮らすことになるので、後は自動的に貯金が増えて行くようになるのである。

 逆に言えば、今まで無駄な物を買い込みすぎていたし、無駄な物が家の中に溢れていたということなのである。独身女性なら1年に1度も着ない服がクローゼットの中に大量に溜まっている筈だ。それにバッグやアクセ、帽子や香水など、実に不要な物を大量に抱え込んで暮らしていたのである。それが結婚によって生活が一変してしまい、生活を合理化して、シンプルな生活を営むことができるようになったのである。

 貧乏な夫婦なら100万円を貯めることに急ぎ過ぎてしまい、夫婦双方が大いにストレスを抱え込むような生活の合理化をしてしまうことだろう。その遣り方は間違っているのだ。大事なのは100万円を貯めて行くプロセスにあるのであって、目標金額が定まっているのなら、後は焦ることなく地道にやっていけばいいのである。

 逆にお金持ちの家庭で育った夫婦なら、100万円を貯金して行くことをどこかで馬鹿にしている心がある筈だ。このため生活の合理化ができず、非常に支出の多い生活をし続けてしまうことになるのである。そうやって支出の多い生活をし続けていると、一向に貯金が貯まらないという事態が起こってしまうのである。

 生活の合理化は非常に簡単なものだ。要は収入以下の支出で生活するということなのである。その基本を守って、後は無駄な支出を抑えて行けばいいのである。その浮いたお金を貯金に回して行けば、多少の時間はかかっても確実に目標の貯金額に辿り着くものなのである。

●最初が肝腎

 何事も最初が肝腎なのである。新婚の夫婦が早い段階で独身生活に別れを告げ、貯金の目標金額を定め、地道に貯金して行けば、必ずその目標金額の貯金を貯めて行くことができるようになるのである。大事なことはスタートを切ることであって、スタートせずに議論することではないのだ。

 夫婦の中には自分たち夫婦は無一文だから、とてもではないがそんな大金を貯金することはできないと思ってしまうものだ。しかし無一文だからこそ有難いのである。無一文なら如何なる夫婦よりも100万円を貯金した時の喜びが大きいのだ。如何なる夫婦もスタートは平等にはなっていない。だが不平等だからこそ、もっと低い地位にある人たちは目標金額を貯金できた時に大感動することができるのである。

 貯金の前には、身分の格差とか、貧富の格差とか、男女の性差は全く関係ないのである。

 早くに遣り始めた夫婦が早くに成功しているのである。夫婦の中には自分たち夫婦と同じような収入しかないと思っていたのに、その夫婦には100万円どころか1000万円の貯金があって、その金額を見せられた時に驚いてしまった経験があるものである。その理由は簡単で、その夫婦は結婚してから早くに貯金し始めただけのことなのである。

 マスコミで「貧富の格差は日本社会に何か構造的な問題があって~」というような論調で述べて来るものだ。しかし貧富の格差は、要は貯金をした者が豊かな資産を持ち、貯金をしなければ資産がないだけのことなのである。貯金の絶対的重要が解っていないからこそ、自分が貧乏になっているだけのことなのである。

 所得の格差は能力の格差であり、自分の能力は自分の努力でしか向上していかないのである。しかし資産の格差はシステムの有無なのであって、自分たち夫婦が家庭の中にシステムを築き上げない限り、資産を作り出して行くことはできないのだ。そしてシステムを一旦築き上げてしまえば、後は自動的に資産が増加し続けて行くことができるようになるのだ。

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コメント

タマティーさん、昨日の返信、耳が痛いですcoldsweats01
冬~春にかけてがんばっていたウォーキングを
夏に入ってサボっていたこと、お見通しですねrun
しかもアイスも口にしてましたし、寝るときに扇風機を足元に置いていたので、頭寒足熱ではなくなっていました。

ところで投資の話、興味があります。
今後、家の購入を考えていて、できることなら現金一括購入したくて独身時代からコツコツ貯金してきましたが、ただ貯めるだけで殖やすという意識がありませんでした。
会社員時代に財形をやらなかったのは今でも後悔しています。

投稿: mito | 2011年8月19日 (金) 09時48分

タマティーさん毎日楽しみにしています。有難う御座います。
投資について始まり、最初に家族資産力の方程式が出てきたのですが、良く理解できないのですが、具体的に、「一年間で○○円貯金できて、再投資に○○円しそれに○年(月?)が○○だからつまり家族資産力がいくつとなりどういうことなのかっと知りたいのですが、計算するための文章ではなく、資産の作り方を説明するための方程式でしたでしょうかsign02
よろしくお願い致します!

投稿: せもたれ | 2011年8月19日 (金) 22時20分

 mitoさん、若い時に貯金以外のことをやるのは、事実上、無理だって!happy01

 mitoさんが独身時代にやってた仕事は結構忙しい仕事ですからね。
 仕事が終わればクタクタだったと思いますよ。
 うちの近くにもドラッグストアがあるのですが、ひっきりなしにお客さんが遣って来て繁盛していますよ。
 しかも薬剤師として生まれと育ちがいいから、真面目だし、礼儀正しいし、仕事が丁寧なんですよ。
 給料は高かったと思うけど、あの仕事ぶりじゃ、仕事が終わってから何もできないですよ。

 それからもしかしてmitoさんは肌が白いかな?
 それに脂肪の割合が多いかな?
 女性ホルモンが普通の女性よりも多く分泌される女性は、体が芯から冷えてしまい、それで黄体化未破裂卵胞症候群を発症してしまうようになるんです。
 黄体化未破裂卵胞症候群は不妊症といっても不妊症ではなく、ただ単に体が芯から冷えているだけのことなんですよ。
 味噌汁を多めに飲むとか、牛肉を食べる時は少し多めに食べることです。
 それから昆布や干しシイタケをできる限り多く使うようにすることです。
 それと健康ランドにでも行って、体を芯から温めておくことです。夏だからこそお風呂で汗を流しておくと、体がポカポカになって妊娠し易くなりますよ。

投稿: タマティー | 2011年8月20日 (土) 06時57分

 せもたれさん、この数式はもっと抽象度が高いものです。happy01

 せもたれさんの考え方は具体的なもので、実際に家計を取り仕切っているからこそ、そう考えてしまうのでしょう。
 家族資産力というのは、そうやって貯めた資産だけではなく、資産運用で得た利益をそっくりそのまま再投資に振り向けて仕舞い、それに速度の二乗をかけたものなんです。
 この中で速度の二乗が最も大事で、資産力というのは、時間をかけないと絶対に大きくなっていかないということです。
 だから貯金をしてもすぐさま大金にならないけど、時間をかければ最後に猛スピードで貯まって行くことになるんです。

 どれくらいの金額を貯金すればいいのかという話は、今後の記事で出て来ますので、お楽しみに!

投稿: タマティー | 2011年8月20日 (土) 06時58分

タマティーさん初めまして。いつもブログを読んで勉強しています。   
私は今年30才で2才5カ月の娘がいるのですが、その子は完全母乳で2才まで離乳食を与えず育てました。 たまたまタマティーさんのブログに辿り着き「お~!私のやってたことは正しい!!」と感動したものです。。。 これをやるにあたって周りから色々言われたり、保健センターに連絡されたり・・・。とっても大変でしたが 娘は風邪など病気に全く無縁!肌もつるつる☆(私はアレルギー持ちでアトピーです) 野菜大好きなおちゃめな子に成長しています^^ 回りにこのやり方は理解できない人ばかりだったのでタマティーさんのブログがとても心強かったです!ありがとうございます。

10月第2子を出産予定ですので、改めて色々と勉強していきたいと思ってます。 またコメントや質問させて下さいね。

投稿: まい | 2011年8月20日 (土) 21時18分

タマティーさん、こんにちは。
ドラッグストア勤務の薬剤師への理解を示してくださり、嬉しいですhappy02

ところで、タマティーさんの予想どおり、私は肌は白い方です。
あと上半身がガリガリで下半身がぽっちゃりの体型なので、体脂肪率が高めです。
真夏になってから身体を冷やすことばかりしていたので芯から冷えてしまったのですね。
食事と運動で温めて、秋までには妊娠しやすい身体に整えたいです。

投稿: mito | 2011年8月22日 (月) 11時40分

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