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必殺の天引き貯金

●貯金は消費の後でできるものではない

 ではどうすれば100万円を貯金して行けばいいのかというと、多くの主婦たちはそれなら生活費を使った後の残りを貯金して行けばいいと考えてしまうものだ。しかしこれは実際にやってみると無理なのである。主婦というのは、生活費に回されれば全額使い切ってしまう動物なのである。

 なんでこんな現象が起こるのかというと、生活自体にお金がかかるということ、それにお金を使うことになんの制約をかかっていないから、あればあるだけ使ってしまうのである。日本の伝統的な夫婦なように、旦那がお金を稼いで来て、妻にポンと手渡ししてしまうのは、非常に危険なことをやっているということなのである。

 家計を火の車にしてしまう夫婦が絶えないのは、自分の欲望を制御していないからといっても過言ではないのだ。例えば日々美味しい物を食べていては経済的も健康にも悪いのである。だからたまには粗食を食べたり、断食をして、自分の食欲を制御して行けばいいのである。

 欲望というのは、その欲望を大きくし、それを満たすことで満足することも有り得る。逆にその欲望を小さくして、それを満たすことで満足することも有り得るのだ。所得収入が限られているのなら、生活に関する欲望を少なくして、それを満たすことで満足する方法を求めるべきことなのである。その一方で貯金額を増やして行くという欲望を持ち、それを満たすことで満足するようにして行くべきなのである。

 多くの人々は自由に憧れを抱き過ぎてしまい、なんの制約もないことが自由だと勘違いしているのだ。法の下にない自由は、それは自由ではなく、勝手気儘に生きているというだけのことなのである。自由というのは何かしらの制約があるからこそ、その制約下で産まれるものなのであって、その自由を徐々に大きくして行くことで、自分の自由の領域を広げて行くことができるようになるのである。

●天引き貯金の威力

 家計に最大級の制約を与え、家計を運営する主婦に最大級の自由を与え、貯金を確実に行わせるものが「天引き貯金」である。天引き貯金とは、所得収入の2割を所得の発生時に強制的に貯金してしまうのである。これなら確実に貯金が貯まって行くし、主婦としては所得収入の8割で家計を運営することになり、知恵と工夫を最大限凝らさなければならなくなるのである。

 天引き貯金の凄さは家計の変動の影響を受けず、常に貯金が出来てしまうということだ。毎月確実に貯金されて行くのだから、貯金通帳を見るのが楽しくなってしまうのである。無理して貯金したのではないのだ。自動的に貯金をしているからこそ、毎月、確実に貯金が成長して行ってしまうのである。

 天引き貯金は生活費そのものを抑制することに最強の威力を発揮する。今まで自分の物欲を全て満たしていた主婦であっても、天引き貯金を導入してしまえば、不必要な物を買うのをやめて、必要な物しか買わなくなる。このため家計の贅肉がどんどん削ぎ落されて行き、非常に合理的な家計に成長して行くことになるのだ。

 天引き貯金は生活それ自体を楽しくさせるものなのである。主婦としては生活費に回せる金額が制限されているので、自分の知恵と工夫を使いまくることができるのである。確かにお金があればそのお金を使って便利に暮らすことはできる。しかしお金がなければ自分が手間暇をかけて何をしなければならず、それが自分の生活を充実させ、生活を楽しくさせてしまうことになるのである。

 経験則から言うと、天引き貯金は所得収入の2割にしておいた方がいい。貯金額を増やしたいといって、2割以上にしてしまうと、どうしても家計が苦しくなってしまうのである。家計を楽しくしながら貯金をして行くためには、所得収入の2割が限界であるのだ。妻が過度の節約に走ってしまうと、夫や子供たちから苦情が寄せられるようになるものなのである。

●80対20の法則から分析すると

 なんで天引き貯金がそんなに威力を発揮をするのかというと、「80対20の法則」を使うときちんと説明できるようになる。80対20の法則というのは、入力の20%が出力の80%を生み出し、入力の80%が出力の20%しか作り出さないという法則のことだ。この法則を使うと、天引き貯金は所得収入の2割を貯金に回すからこそ、貯金をする8割の効果を得ることができるのである。

 もしも所得収入の1割しか貯金に回さないと、その成果は貯金をする5割の効果しか生み出さないのだ。逆に貯金の割合を増やし、所得収入の5割を貯金に回しても、その成果は貯金をする96%の効果にしか上昇しないのだ。だったら、所得収入の20%を貯金に回し、その貯金の効果を80%にし、地道に貯金をして行くのが最も無難であるということなのである。

 因みに貧乏人が益々貧乏になって行くのは、ただ単に「貯金をする習慣」がないからなのである。せめて所得収入の1割を貯金に回さないと、貯金の効果の50%を生み出せないので、それを下回ってしまうと、いつまで経っても貯金額が増えて行かないということになるのだ。貯金をする習慣こそ、確実に貧乏退治をしていく最強の武器なのである。

 逆に金持ちが益々金持ちになって行くのは、所得収入の5割を貯金を回してしまい、貯金の効果を95%にまで引き上げることができるので、貯金額が猛スピードで増えて行くことになるからなのである。たとえお金持ちになっても贅沢三昧をしてしまえば、そこまでなのである。お金持ちになっても多少の贅沢はしたとしても、質素倹約をし続けるからこそ、お金持ちは更にお金を増やして行くことができるようになるのである。

 「80対20の法則」を使って100万円の貯金を分析すると、貯金額が20万円に達してしまえば、その効果は既に80%に達しているので、20万円さえ貯金してしまえば、残りの80万円は実に簡単に貯金して行くことができるようになるのである。何事も重要な部分はごく僅かであって、そこを押さえてしまえば後は簡単に処理して行くことができるものなのである。

●所得の80%以下で生活していると暮らしが楽になる

 貧乏から脱出して行くためには、なんといっても貯金をする習慣が大事なのである。これは誰がどうやっても同じ結果になるのであって、これ以外の方法を探そうとしないことだ。貯金をした夫婦は確実に貧乏退治に成功し、貯金をしない夫婦はいつまでも貧乏し続けるというだけのことなのである。

 どうせ貯金をするならできる限り大きな目標を持ってしまうことだ。貯金額の目標を「1億円」に設定し、それを実現して行く過程でまずは「100万」を貯金するということにしてしまうことだ。こうすると100万円を貯金することが相対化され、100万円を難なく貯金して行くことに成功してしまうのである。

 欲望を持つなら「少欲知足」ではなく、「大欲知足」こそが必要なのである。欲望は大きければ大きいほどいいのだ。小さな欲望では小さな満足しか得られないものなのである。大きな欲望を持つからこそ大きな満足を得てしまうのである。安月給だからといって現実に拘泥されず、どんどん法螺を吹きまくることだ。法螺を吹いても無料なので、法螺を吹けば吹くほど、大きな欲望が生まれて来るのだ。

 その一方でその大きな欲望を満たすためには、「少欲知足」も必要となってくること忘れるべきではないのだ。生活費に関しては小さな欲望で満足してしまい、「あれも欲しい!」「これも欲しい!」という生活からオサラバするべきなのである。自分たち夫婦に大きな欲望があれば、そんな小さな欲望はどんどん切り捨てて行くべきなのである。

 所得収入御の80%以下で暮らしていると、生活が非常に楽になるのである。物欲に振り回されず、自分たち家族にとって必要な物しか買わなくなるので、生活が合理化され、生活をして行く上で莫大な利益を得てしまうものなのである。しかも貯金が確実に貯まって行くのだから、預金通帳を見ながら笑顔になってしまうものなのである。そういう生活を繰り返していれば、簡単に目標金額を達成してしまうものなのである。

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