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アクティブ投資で管理できる会社は20社まで

●成功している投資家ほど狭く深く投資している

 株の初心者だと、株式投資というのは手広く投資するものであると思ってしまう。しかしそういうことをやるのは機関投資家たちだけであって、素人の投資家たちはそんな芸当をすることができないのだ。素人の投資家たちは資金も時間も限られているために、その少ない資源を有効に使わなければならないのである。

 アクティブ投資の場合、広く浅く投資して行くのではなく、狭く深く投資して行くものなのである。広く浅くでは大儲けに繋がらないのだ。狭く深く投資するからこそ、株価が値上がりした時、大儲けに直結するのである。少ない資金で株式投資をする以上、狭く深くの遣り方以外取ることはできないのだ。

 株式投資に成功している投資家ほど、狭く深く投資している。少しで株のことを知っている者なら「えっ! そんなに少ないの?!」とビックリするくらいに銘柄を絞って投資しているのだ。投資する銘柄が少なければ、その会社のことについてより多く知ることができるので、情報判断に迷わなくなるのだ。

 それに対して下手糞な投資家ほど、広く浅く投資しているのだ。確かにこの遣り方でも株式市場が右肩上がりで進むのなら、多少は儲けることができるのだ。事実、金融関連の雑誌にはこの手の投資家たちが頻繁に登場したりするのだ。しかしこの手の投資家たちは株式市場が変動した時に、アッという間に資産を失ってしまう人たちなのであって、決して真似てはならないのだ。

 素人の投資家たちは株式投資を専門的にやっているのではないのだ。夫は仕事の片手間で株式投資を行うものだし、妻は家事や育児の合間に株式投資をするものだ。株式投資にかけることがエネルギーは限られているのであって、それを前提に株式投資の仕方を変えて行くべきなのである。間違っても機関投資家がやっているとうな株式投資の仕方をしてはならないのだ。

●最大20社、その理由

 素人の投資家たちの場合、株式投資できる会社は20社までであると言われている。人間の能力は20社までなら完全に管理できるので、株式投資を20社までに限定しているのなら、それらの会社の情報を正確に知ることができ、決して情勢判断に迷うことはなくなるのだ。

 20社を超えてしまうと、情報が不足してしまい、肝腎な物が見えなくなってしまうのだ。それで情勢判断を誤り、株式投資で損をしてしまうのである。株式投資をする会社を絞るということは、株式投資を成功させるためには非常に重要なことなのである。株式投資の成功はその情報量に比例するものなのであり、情報量が少なくなれば失敗してしまうものなのである。

 但し、これは必ずしも20社以内にしなければならないということではないのだ。遊びで他の会社に手を出しても別に構わないのだ。大方は株主優待欲しさに手を出す場合が圧倒的に多い。しかし自分がしっかりと管理できるのは20社までなのであって、自分にとってどの会社が重要なのか早い段階で決めてしまうことだ。

 株式投資を20社以内に絞っていると、景気の動向など殆ど関係なくなり、その会社の経営計画書によってその会社の業績が左右されることが解るようになるのだ。株式投資をしているのに景気がどのこうの言っている人たちは株式投資をする会社を絞っていないからこそ、そういう馬鹿げたことを言って来るのだ。

 さすがにその会社の経営計画書は通常の遣り方では得ることができない。自分自身が突っ込んで情報を収集しないと、経営計画書を得ることができないのだ。会社に経営計画書が存在すれば、景気に左右されることなく、経常利益をアップし続けるのであって、株価は着実に上がって行くことになるのだ。

●20社の内、大儲けを生み出すのは4社から5社

 株式投資を20社に限定して投資しても、その全てが大儲けに繋がるのではない。大儲けに繋がるのは、「4社」から「5社」なのである。なんでこんなに少ないのかというと、それは「80対20の法則」が作動して来るからなのであって、20社に株式投資しても、大儲けできるのは4社から5社と数が少ないのだ。

 「なんだ全部成功しないのか?」と思う勿れ。この4社から5社が半端じゃない稼ぎを叩き出すのだ。それらの会社の儲けが株式投資の儲けの内、80%もの儲けを産み出すことになるのだ。これは驚異的な数値なのであって、だからこそ20社の内、その4社から5社に関しては徹底して株式投資をして行って行った方がいいのだ。

 株式投資で大成功している投資家というのは、4社から5社の内、その中の1社に突っ込んで大量に投資して行き、それで成功を収めるという遣り方を取っている。自分が大量に投資することで有力株主になってしまえば、自分の意見を会社経営に反映させることもできるようになるので、会社の経営をより安全にすることができるようにするのだ。

 20社の内、60%の銘柄はそこそこにしか儲からないのだ。「80対20の法則」からすればそれでいいのである。そこが儲かり過ぎてしまうとバランスを崩してしまい、いずれ大損する羽目になるのだ。株式投資で成功したいのなら、そこそこ儲かる銘柄を確保することが絶対に必要になって来るのだ。

 損出を生み出すのも、20社の内、4社から5社なのである。これらの会社は放置しておくと損出を出してしまうので、早目にこれらの会社の株券を売り払って行くべきなのである。幾ら20社に限定して投資するとはいえ、それを常に保持し続けるのではなく、儲からない会社の株券を売り払って、新たな会社の株券を購入して行くべきなのである。

●株式投資とは確率と統計のゲームなのである

 株式投資は全てが成功するものなのではない。逆に全てが失敗するものなのではないのだ。よく「株式投資に失敗した!}と騒ぎ立てている人たちは株式投資のことをきちんと勉強していないからこそ、そんな馬鹿げたことを言って来るのだ。どんなに株式投資で成功した人であったとしても、必ず株式投資で失敗している部分はあるのである。全ての成功しようとするからこそ、全てに失敗してしまうのである。

 実をいうと、株式投資というのは「確率と統計のゲーム」なのである。株式投資をするために必要な学問は高校3年生で習う「確率」と「統計」であるのだ。しかしこの確率と統計、大学入試では出て来ないため、誰もがすっかり忘れてしまうのである。というか高校の授業ですら、まともにやってはいないであろう。だから株式投資で失敗してしまうのである。

 確率と統計が解っていれば、株式投資で全ての銘柄に於いて成功しようとは思わなくなるものだ。失敗しても別に構わないのである。その失敗があるからこそ、成功できるという考えを持つことができるようになるのだ。株式投資の或る部分が成功を収めて大儲けを叩き出せば、多少の損出なら確実にカバーできるものなのである。

 気をつけるべきは、マスコミで活躍するジャーナリストたちも確率と統計をすっ飛ばして来ているということなのである。このため日本のマスコミでは極端なニュースが流れて来るので、それを鵜呑みするのは非常に危険なのである。例えば円高になれば、「日本経済はもう駄目だ!」というニュースが流れて来るか、円高になって苦しくなるのは、付加価値の低い工業製品を作って輸出して会社たちなのであって、付加価値の高い工業製品を作って輸出している会社はビクともしないし、金融産業に至っては円高のために外貨を安く買うことができ、ウハウハになっているのである。

 株式投資で成功したいと思うなら、多少遠回りになるかもしれないが、数学の参考書を買って来て、確率と統計の勉強でもしてみることだ。数学のように抽象度の高い理論が解ってしまうと、株式投資のような具体的なものは簡単に理解することができるようになるものなのである。確率と統計が解った上で株式投資をするなら、最早、恐いものは何もなくなるのだ。

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