出産時に於ける体外離脱
●難産プラス薬物で体外離脱が起こる?
俺は女性が妊娠したのなら妊婦生活に充分気を使って安産になるための準備をし、いざ出産の時は確実に安産に持ち込むべきだと思っている。できることなら病院で出産するのではなく、助産院で出産するよう勧告し続けている。母子双方の身の安全を考えたら、医者が男性である病院よりも、助産師が女性である助産院の方が断然いいからだ。
だから病院で超早期の早産をして未熟児の赤ちゃんを産んでしまったとか、妊婦が難産を悪化させ、出産後に産褥熱で死んでしまったとかいうニュースを聞く度に心を痛めている。「病院で産まなきゃ、そんな悲劇は起こらなかったのに~」と予め解っているからだ。妊婦生活を無為無策で過ごすのではなく、妊婦生活で妊婦としてすべきことは全部やって、出産の時は妊婦中心になって産ませるべきなのである。母子共に健康な形で出産できなければ、医者はその母親に謝罪し、多額の損害賠償金を支払うことをすべきなのである。
病院での出産を勧めていないために、病院で出産した母親たちから助産院では有り得ない話も聞くことになる。それは「出産時に於ける体外離脱」だ。助産院では安産に持ち込むために、安産では体外離脱は起こらないのだ。ところが病院で難産になってしまい、しかも難産の最中に何かしらの薬物が投与され、脳の機能が掻き乱されると、妊婦たちの中には体外離脱が起こってしまうのだ。
俺は今、「幽体離脱」ではなく「体外離脱」という言葉を使った。幽体離脱だと肉体から幽体が離脱したことになってしまい、実際に起こったこととは違う言葉になってしまうからだ。霊魂が肉体から離脱してしまう以上、幽体離脱ではなく体外離脱なのである。自分の霊魂が自分の肉体から飛び出してしまったからこそ、実際にそれを経験した妊産婦たちは大いに驚いてしまうのだ。
経産婦たちにとって非常に厄介なのは、自分が体外離脱を経験したのに、病院の医者たちは「そんなの非科学的だ!」とまともに受け取ってくれないということなのである。医者たちは唯物論的な傾向が非常に強いために、霊魂やら体外離脱やらといったものに関しては白痴と言っていいくらいに無知なのである。だからこそ病院で体外離脱が起こったのに、これに関してきちんと調査するということすらして来ないのだ。
●霊界に突入
出産時に体外離脱を経験した経産婦たちの意見を集めてみると、圧倒的に多いのが「白く光り輝く世界を見てしまい、そこで自分と宇宙は繋がっているのだということを一瞬にして理解してしまった」という意見なのである。個々の経産婦たちの表現方法には多少の違いがあろうが、大体、この現象が起こったと集約することができるのだ。
この現象は一体何かというと、霊魂が体外離脱して一気に霊界に突入してしまったのである。普通、霊魂が体外離脱すると、自分が病院で出産しているシーンを宙に浮いた形で見ることになるのだが、妊産婦の場合、状況が状況だし、しかも薬物投与もされて脳に異常が生じているので、一気に霊界に突入してしまったのである。
そのため霊魂自体が何も準備をしていないために、いざ霊界に突入してしまうと、霊界の光が眩しく見えてしまい、「白く光り輝く世界を見た」と言い出して来るのである。霊界に入ってしまった以上、現実世界にいる自分と、霊界にいる自分とがいるわけで、当然に自分と宇宙は繋がってしまったという経験をして来るのである。
一時的にせよ霊界に入ってしまった以上、霊界から帰って来ても自分の霊能力は暫くの間「覚醒状態」にあるのであって、普段の自分では絶対言わないことを言い出したり、妙に勘が良くなってしまって、相手の行動を全て見切ってしまうことができるようになるのである。病院であんまり下手なことを言い出すと精神病院送りにされるので気をつけておいた方がいい。実際に出産直後に精神病院に送られていた経産婦もいたので、出産直後に母子が切り離されるとその後の育児が大変になってしまうのだ。医者たちは霊界のことに関しては理解できないんだと最初から諦めておくことだ。
「霊魂が存在する」とか「霊魂は不滅である」とかいうことは、言葉で言われてもそう簡単に理解できることはない筈だ。しかし自分が実際に体外離脱をし、霊界に行ってしまったのなら、霊魂の存在や霊魂の不滅などは「自明の理」と思えるほど当たり前のことになってしまうし、そうやって自分の身に偉大な変化が起こると、普段の生活では何があっても落ち込まなくなるし、死を恐れることもなくなってしまうのだ。
●守護霊との会話
霊界への突入以外で起こる現象は、「守護霊と会話をしてしまった」という現象である。基本的に守護霊は自分の家系で死んだご先祖の誰かがつくものである。意識が朦朧とする中で死んだ祖父や祖母が出て来て、その祖父や祖母と何かしらの会話をし、その後に意識を回復するパターンが基本形であろう。
墓所を持ち、しっかりと墓参りをしている家族で育ったのなら、こういう現象は起こり易い。守護霊がしっかりとついているし、守護霊の霊力も強いので、自分の子孫が危機になると出て来て、その妊産婦を安全な状態へと導いた上で去って行くのだ。事実、守護霊と会話できた経産婦は難産であっても無事出産できたし、出産後も順調な回復ぶりを示すのだ。
日本人なら守護霊との会話が殆どなのだが、外国に行くと夢の中でイエスやマリアに出会って会話をしたという事例が矢鱈多いことに気付く。「なんでその男性がイエスだって解った?」「なんでその女性がマリアだって解った?」と突っ込みを入れたくなるのであるが、キリスト教国では日本のように墓参りをしないので、守護霊の霊力が弱かったりして、違う霊がついてしまったりするのだ。
この現象で考えられることは守護霊ではなく指導霊が出て来て、それがイエスやマリアの姿に変えて何かしらの会話をしたであろうということなのである。もう1つ考えられることはキリスト教徒は洗礼の際に洗礼名を貰うために、その洗礼名が新たな霊を呼び込んでしまい、それがイエスやマリアの姿に変えて何かしらの会話をしたであろうということなのである。
可能性としては洗礼名が新たな霊を招き寄せたという確率が高い。というのは日本だと仏教徒たちが釈迦如来に会ったとか、阿弥陀如来に会ったとか言わないからだ。日本の仏教徒たちは仏教徒と名乗っても戒名を死後に貰うので、こういう現象が起こらないのかもしれない。となると洗礼というのはローマカトリック教会が「秘跡」に設定するほど何かしらの意味があったということなのである。事実、イエスやマリアを見たというのはカトリック教徒たちだけであるので、プロテスタントたちには起こってはいないのだ。プロテスタントでも洗礼をするが、その洗礼は飽くまでも聖書の記述に基づくもので、原始キリスト教会より連綿と伝えられてきたものではないのだ。
●過去世への帰還
守護霊との会話と同様に数は少ないのであるが、「過去世への帰還」というのも妊産婦たちの中には経験者がいるのである。過去世への帰還というのは自分の霊魂が体外離脱して一気に自分の前世に行ってしまい、その前世での出来事を一瞬にして経験してしまうのである。
この一瞬というのがミソで、確かに前世に行ったのだが、猛スピードでその経験を追体験してしまったために、自分が前世に行っても、その内容を巧く言葉で言い現わせなくなってしまうのだ。このため「確かに前世に行ったのに、一体何が起こったんだ?」と自分で自問自答してしまうのである。
どうせこういう場合、覚えていないのだから、過去世に帰還しても、そのことは忘れてしまった方がいい。無理に思い出そうとしても思い出せないし、それに拘っていたら育児が大変になってしまうからだ。この過去世への帰還は実例が少ないし、たとえ実例があったとしてもそれをきちんと記録に残す経産婦もいないので、統計的には物凄く少ないのだ。
しかし前世で何かしらのことがあり、それため現世に生きる自分に対して何かメッセージがあるとするなら別である。例えば前世では自分の夫と死に別れてしまい、現世ではそういうことが起こらないようにメッセージを伝えて来ているのなら、それを無視する訳には行かないのだ。
過去世への帰還に何かしらの意味があるなら、出産時でそれが終わってしまうのではなく、その後も睡眠中の夢の中で前世の夢を見ることが度々ある筈だ。こういう場合、枕元にノートとペンを置いておき、夢から覚めたらすぐさま夢の内容を書き出してみることだ。こういうことを繰り返すと、前世での出来事が朧げながら見えて来るので、それでメッセージを受け取ることができるようになるのだ。
●経産婦たちの神秘体験
普通の夫婦では妻が出産を経験すると「生命の神秘が~」と言い出し、夫は非常に迷惑をするものなのである。妻にとっては自分が新たな命を産み落としたというのはまさに≪生命の神秘≫なのであって、その感動を夫にも解って欲しいのである。しかし夫は男性である以上、出産を経験することはできないのであって、≪生命の神秘≫に関する話は噛み合うことなく、いずれ育児の忙しさの中で掻き消されて行くことになるのである。
だが、出産時に体外離脱をしてしまった経産婦にとっては、≪生命の神秘≫どころではなく、自分自身がまさに≪神秘体験≫をしてしまったのである。だからこそ神秘体験をすれば人生観が一変してしまうし、その神秘体験の凄さを誰かに解って欲しいのである。この神秘体験で自分が経験したことは自分が他人に言わなければならないほど大事な内容を持つものだからだ。
ところが医者たちは絶対に神秘体験を否定して来る。ガチガチの唯物論に凝り固まっているので、実際に自分が神秘体験をしたとしても、それを無碍に否定して来るのだ。だからまず医者とは全く話が合わないのだ。かといって夫だって出産を経験していないから≪生命の神秘≫が解らないし、それ以上に≪神秘体験≫をしていないから霊界やら霊魂やら前世やらというのが解らないのだ。
結論から言ってしまうと、神秘体験をきちんと説明できるのは宗教だけなのである。宗教というのは神秘体験抜きには悟りきれないものなのであって、宗教であるなら本来は説明がつくのだ。しかしそれなのに殆どの宗教団体は神秘体験を説明できないのである。なぜなら宗教家たち自身が神秘体験をしていないからなのである。
冷静に考えてもみて欲しい。神道であろうが仏教であろうが、激しい修行があり、その修行を受けるのは基本的に男性たちだけだ。なぜ男性たちにそんな苦行を強いるのかといえば、男性は女性と違って出産を体験することができないために、苦行をすることで自分を限界状況に追いこみ、そこで神秘体験をするということをしてくるのである。
そのため宗教家の中でも修行をきちんとしていなかったり、苦行を否定するような言動を吐いていると、神秘体験ができず、信者たちの中で神秘体験をしたとしても、それをきちんと説明してあげることができなくなってしまうのである。「宗教とは人間らしく生きる教えである」などと間違ったことを言っていると、神秘体験をしてしまった信者たちはその宗教に幻滅して去って行ってしまうのである。宗教に対するそのような定義では宗教が宗教ではなくなり、哲学や道徳になってしまうのである。インチキ宗教家が普通の人たちを騙すことはできても、神秘体験をしてしまった人たちを騙すことはできないものなのである。
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コメント
またまた過去記事にコメントします事をお許し下さい。
今月タマティさんのブログの存在を知り、それ以降夢中で読んでいるピンちゃんこと36歳の主婦です。
この記事を読んで何を驚いたかというと、
私が2005年に出産して以来、知りたくて知りたくてたまらなかった事実が惜しげもなく書かれてあったからです。
結論から申し上げると、難産、薬の流れで
体外離脱経験者です。
それまでは超現実主義、唯物論者で無宗教的な考えの持ち主で、この体験後に私はまず仏教聖典を買いました。
というのも菩提樹の下で瞑想する小さな仏陀を足元に見ました。私は上へ昇って行く最中の事で一瞬です。
イエスにも会っていまして、えええーーー‼実在する人達だったんだー‼これが感想です。お話はしていないと思いますが、こちらに戻る際に急激に記憶を抜かれましたので正確な事は覚えていません。
他には
①こちらのブログではじめてその名を知りましたが「算命学」のようなものは本当らしいです。それで管理してると言ってました。
②私はこんなこと信じない‼これを科学で証明できるのか。数式で表してみろ‼と強く申し上げましたところ、とてつもなく莫大な数式が、ズラズラズラーーーーーっと即座にというか質問とほぼ同時にダウンロードされまして、しかもその証明は合っていました。この世界は数式に出来ました。
ちなみにこのピンちゃんという女性はめっちゃアホです。金利とか投資とか難し過ぎて理解できません。小学生レベルの頭脳です。しかしその数式を私は合っていると感心していました。
その感心している私はピンちゃんではなく、アインシュタインでした。
・・・・・こんな具合で見た世界は果てしなくカオスもいいとこでした。私はみんなに、特に主人にこの話をし、めでたく精神病院に連れて行かれました。薬を飲まされ、断乳を余儀なくされました。母乳で子育てするのが夢だった私は、本格的に病みました。
今でこそ普通の主婦ですが、戻ってきた当時は混乱しっぱなしでした。見てはいけない輩も沢山見ました。悩みが無くなるほどの体験ではなかったのでしょうが、悩んでいる自分を「それを体験しているなぁー」と客観的に観る自分も居ます。
二人目を作らなかったのは、またこんな体験が起こったら自分を制御できるか自信が無かったからです。しかし今月タマティさんのブログに出会い、出産育児とは私が経験した出産育児とはもっと別の、本当は楽しいものなのではないかと思い始めました。
つまり、はじめての出産で得たショックと混乱と心の傷が癒されたのです。
タマティさんにはこのことを本当に感謝していますし、その情報の豊富さと限りの無さに驚嘆しています。
長い上ぶっ飛んでる内容ですので削除して下さい。
投稿: ピンちゃん | 2014年12月20日 (土) 08時35分
ピンちゃん、このコメントは凄いですな~。今年、最も出来のいいコメントですよ。
取り敢えず、ピンちゃんに「コメント大賞」を贈呈すると共に、旦那さんには「浣腸の刑」でも執行しておきましょう。
それは実際に起こったことだろうと思います。
イエスは意外と簡単に見られるけど、それに対して釈迦の方はなかなか見られないみたいです。
イエスは早死にし、釈迦は長生きしたので、それで精神レベルにかなりの差が出たんだと思います。
本当にこの世界は数学的に証明しうるものです。
できればその数式、記憶して帰ってきた欲しかったです。
人類にとって非常に役立つ物ですよ。
『仏教聖典』があるなら、法句経辺りを読んでしまえば、釈迦が言いたかったことが大体解ります。
これは頭の良し悪しではなく、解る人には解るというものなので。
日本は神仏習合の国といっても、仏教は大乗仏教のために法華経とか浄土三部経を引っ張り出す輩もいるので、注意が必要です。
ピンちゃんはもしかすると、宗教家の素質があるのかもしれない。
出産を機に神秘体験が起こったということは、神様が選んだということだから、何か重大なお役目がある人だってことです。
投稿: タマティー | 2014年12月21日 (日) 05時46分
返信に感激しています。
こんなにすんなり受け入れられたのは初めてです。
タマティさん、さては只者ではないですね?
法句経はメモしました。「名著で読む日本史」と共に購入すべく、今日本屋に行って来ます。
主人には浣腸にてそのおケツに結界を張らせて頂く事にしますが、当時は主人も本当に不安だったことだろうと今なら思えるんです。何せ戻ってきたと思いきや、育児書ではなく仏教聖典を求め出し、「あのねぇ、この世界って感謝でできてるって知ってた?すごいシナリオ作るよねぇ。人間って楽しいシステムだわー」とか言い出したんですもの。
生きるにはお金が要ること、人は本音だけでは関係を築けない事、トイレットペーパーは使ったらなくなること。これらの当たり前のシステムを思い出すのに時間がかかったことも主人の不安に拍車をかけたんだろうと思います。
まず二人目を正式に望み、来て下さいと呼びかけ部屋掃除。食事水分過剰を改善し、ワンダーコアを購入。腹筋を鍛え始めたピンちゃんです。
主人も二人目は欲しかったようで、私の気の変わりように驚き、感謝してくれています。あとは薔薇色の出産ラブストーリーを体験するのみです
タマティさんは我が家の救世主です。
弟子にしてください。
投稿: ピンちゃん | 2014年12月21日 (日) 09時40分