自己決定権のパラドックス 夫婦編
●夫婦の会話こそ結婚生活の決め手
「自己決定権のパラドックス」は結婚生活に於いて想像以上に使える。というか「自己決定権のパラドックス」を知っていると、結婚生活が非常に幸せにして行くことができるのだ。多くの夫婦たちは「自己決定権のパラドックス」を知らないからこそ、夫婦生活に於ける禁忌を犯してしまうのである。
まず「自己決定権のパラドックス」の第一法則であるが、下手に自分が決定を下すのではなく、自分が優位な立場に立つことこそが大事なのだということを教えてくれるのだ。特に気をつけるべきは夫婦生活での会話である。妻がベラベラと喋り過ぎてしまうと、逆に妻は自分の発言に拘束されて行ってしまい、妻の地位が低下してしまうことになるのだ。
大抵、どの夫婦でも妻が喋り過ぎると、夫は黙るものだ。そのくせ夫は妻の意見には従わなくなり始めるのだ。その内、夫は妻の話すら聞こうとしなくなり、夫婦の会話は途絶えてしまい、夫は家の外で愛人を作るということを仕出かして来るのだ。女性脳は会話をすることで他人と関係を築こうとするので、女性脳をフル稼働させてしまうと、結婚生活が破壊されてしまうのである。
そこでまずは夫の話を聞くようにすることだ。夫が帰宅して来たら、自分の話をベラベラと話すのではなく、まずは夫の話を聞き、その会話で盛り上がるようにすべきなのである。その後、自分が今日あったことを話すればいいのである。こうなると夫は妻の話をちゃんと聞くようになるし、自分だって話したいことを話すことができるようになるのだ。
多くの女性たちはテレビの見過ぎなのか、喋りまくれば優位に立てると思い込んでいるのだ。実際、テレビのトーク番組でも司会者が喋りまくっている番組などは、冷静になって見てみれば面白くないものだ。出来のいい番組というのは、どの番組の司会者も一歩引き、あんまり喋らないものなのである。
●家事と育児は独裁でやった方が生産性が高い
「自己決定権のパラドックス」の第二法則は夫婦生活であっても妻が決定しなければならないことは非常に少ないのだということを教えてくれる。妻があれこれと決定してしまうと、表面的には自分の思い通りに進んでいながら、結果的には結婚生活を不幸にしてしまうことになるのである。妻がやるべきことは少ないからこそ、やるべきことがあるなら、しっかりとやってしまった方がいいのである。
①家事
まず家事はなるべく夫に任せず、自分でやってしまうことだ。夫が外に出て仕事をしている以上、家事は妻の仕事だというのは当たり前のことなのだ。夫婦共働きの場合であっても、家事の負担は妻の方が多くなるものなのである。家事をきちんとこなしていないと、妻としての立場、母親としての立場を危うくさせてしまうのである。
②育児
育児に関しても妻が自分でやってしまった方がいいのだ。哺乳動物はその殆どが、母親が独裁で育児をするものなのである。父親が必要になり始めるのは、育児が終わり子育てが始まるようになってからなのであり、それまでは夫には育児に手を出して貰わないようにし、仕事に専念して貰うべきなのである。
③自分がどうしてもできないことだけを夫に頼む
しかし家事や育児をやっていれば、どうしても妻だけですることができないものが出て来る。その際は夫に頼むようにすることだ。ありとあらゆるものを夫に任してしまうからこそ、夫婦生活は破綻してしまうのである。夫に任していいのはごく僅かなのである。そして夫に用事を任したのなら、夫を褒めることを決して忘れてはならないのだ。
④夫から頼まれたことは必ずやる
結婚生活をしていれば、夫から頼まれることが出て来るものだ。その際、素直に夫の要望を聞き入れることだ。これをやらず、何もかも拒否していると、妻の立場は非常に危険になってくるのだ。妻が結婚生活の全てを自分の思い通りに行かせようとしてしまうと、結婚生活は破綻してしまうことになるのだ。
●結婚していれば不測の事態が必ず起こるもの
「自己決定権のパラドックス」の第三法則は結婚生活には不測の事態が起こるものなのであって、その不測の事態をどう処理していくかでその幸不幸が決定されてしてしまうのである。妻が望まない不測の事態が起こったからといって、それを拒絶しているだけでは話にならないのだ。増してやその不測の事態を嘆いているだけでも駄目なのである。
不測の事態が起こったのなら、妻が直感で動くべきと思ったことは先に動いてしまった方がいいのだ。こういう時、女の直感は良く当たるものなので、妻の速い動きが不測の事態が引き起こす被害を最小限に食い止めることができ、不測の事態を幸運に持ち込むことが出来易いのだ。
不測の事態に夫婦が直面した時、夫婦でとことん話し合って、解決策を導き出すことだ。これが大事だからこそ、普段からの夫婦の会話が大事になってくるのだ。普段から夫婦の会話が巧く行っていないと、こういう非常事態でも余計に夫婦の会話が噛み合わなくなってしまい、貴重な時間を無駄にしてしまい、より被害を拡大させてしまうのである。
夫婦が力を合わせて不測の事態を乗り切ると、夫婦の絆が非常に強くなるのだ。だから不測の事態を拒否してはならないし、不測の事態が起こった時に最善の判断をして、その不測の事態を幸運に持ち込まねばならないのである。その夫婦が不測の事態から抜け出すまでは大変だろうが、抜け出してしまえば夫婦の力が想像以上にパワーアップしていることになるのである。
不測の事態に陥って逃げ出してしまうと、自分の実力が長期間に亘って向上しなくなるのだ。夫婦はいいことばかり続く訳がない。悪いことだって起こりうるのだ。それなのに悪いことが起こったからといって逃げ出してしまえば、自分の精神レベルがそこで止まってしまい、そしてそこからなかなか発展していかなくなってしまうのである。
●人間は非常に怠け者の動物なのである
夫婦で問題が起こってしまうと、相手をケチョンケチョンに批判してしまうものだ。しかし人間は基本的に非常に「怠け者」の動物なのである。人間は放置しておくと怠けてしまうのである。だから自助努力が大事だし、習慣が大事になってくるのだ。自分が自助努力をせず、習慣を大切にしなければ、怠けに怠けて行くのは当たり前のことなのだ。
人間は怠け者だからこそ、あれこれ勝手に決定してしまい、自分を有利にしようとするのである。しかし決定権を多く行使し過ぎると逆に不幸になるものなのである。自分が決定権を行使していいのはごく僅かなのである。どれが自分のしていい決定かを解るためには、妻なら家事や育児をきちんとこなし、夫なら仕事をきちんとこなしていくべきなのである。
大事なことは選択肢を多く持つ立場に立つことなのである。結婚しているのなら、大きな問題に関しては夫婦で話し合いながらも、最終的な決断は夫にして貰うようにすればいいのだ。こうなると表面的には夫の意見が通っているように見えて、実は妻の意見の方が通ってしまうことになるのだ。
夫であろうが、妻であろうが、自分が決定していることが多くなってしまうと、逆に自分の立場を危うくさせるものなのである。だから配偶者が反発して来たのなら、「これはやりすぎなんだな」と思い、その後、態度を改めるべきなのである。配偶者の意見だからこそ聞き入れ、ストレスを巧く発散させなければならないのだ。
結婚しているのなら不幸過ぎるのは御免被るが、かといって幸せすぎるのも危険なのだ。結婚しているのなら、多少は問題が発生するのが丁度いいのだ。子供が多くいると、子供たちは常に問題を起こして来るので、それによって結婚生活が完成することを防いでくれるのである。何事も完成すれば崩壊して行くものなのである。未完成だからこそ永遠に発展し続けることができるものなのである。
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コメント
祝!!復活!!
…て、私ってば遅すぎですね(⌒∇⌒)ノ"
ただいま、保育士の資格取得を目指して勉強をはじめました。3年以内の習得を目指しています。
勉強は面白いし、子どものことや生活も充実させたいしで、日々過ぎ去るのが早くて。そんなこともあり、更新されなくなってからはブログを覗かなくなってしまいました。でも、久々に見てみて良かった♪
これからも楽しみに拝読いたします。
投稿: ころころローラー | 2011年11月29日 (火) 11時46分
ころころローラーさん、遅すぎですけど、有難うございます!
保育士の資格取得を目指すのは非常にいいですね。
今、自分がやっていることをそっくりそのまま応用できるので、非常に解り易いんじゃないかな?
それと3年という期限を切っているのがこれまたいいです。
人間が高い集中力を維持できるのはその期間が限度ですので、下手に肩肘を張らず、気楽に勉強すると短期間で受かってしまうことでしょう。
投稿: タマティー天使 | 2011年11月29日 (火) 17時03分
タマティーさん
おはようごさいます。
結局、彼氏とは仲直りしました(´・_・`)
アドバイスありがとうございます。
今回の問題とタマティーさんの記事を
照らし合わせて、とても納得しました。
私は問題が起きたら、とことん
話し合って解決したいタイプなので
まず、彼氏を落ち着かせてから
解決策を提案したり話し合います。
彼氏は頑固なので、落ち着かせるまでが
大変だったりしますが(笑)
最近は彼もすぐ大人しくなるように
なりました。
相手の要望を受け入れるのは
大事な事ですよね。
やはり受け入れると相手も丸くなります。
あれから節約を始めて、
大量のカレーを作ったり
彼氏の実家から頂いた野菜で
食費をやりくりしています。
彼氏の機嫌はよくなり、
とても仲良しになりました。
保育園に預けて働くまでは
この節約生活を徹底していきます。
彼氏は贅沢病なので
私がしっかり管理しないとです(笑)
まだ夫婦ではないですが
これから起こる問題も一つ一つ
解決し、仲良くやっていきたいです。
実は私も将来は、雇われるよりは
雇う仕事をしたいと思ってました。
やはり美容関係でしょうか。
相談なのですが、息子の
オムツをはずしたいのですが
トイレに興味を持ってくれません。
無理矢理オマルに座らせるのは
トイレが嫌いになってしまいそうで、
なかなか出来ません。
良い方法がありましたら
教えて頂けたら嬉しいです。
投稿: りあ | 2011年11月30日 (水) 06時32分
りあさん、彼氏と仲直りできて良かったですね。
会話の仕方にはくれぐれも気をつけた方がいいです。
「自己決定権のパラドックス」みたいに、自分がベラベラと喋っていると、逆に窮地になっていくんです。
恐ろしや~。
りあさんは絶対に人の下で働かない方がいいです。
余程の大物でないと、りあさんを使いこなせないですからね。
人を雇う側に回った方がいいです。
美容関係もいいですね。
今は色んなアイデアを見つけて行けばいいんです。
オムツを取るのは簡単です。
普段からノーパンにさせればいいんです。
さすがにウンチをしたくなったら、母親に泣きついて来ることでしょう。
それ以外の方法は、,同い年の子と一緒に遊んで、オマルでウンチをしている姿を見せるんです。
子供にとっては競争心を煽られるので、これでオマルでするようになります。
投稿: タマティー | 2011年11月30日 (水) 18時15分
こんにちは、タマティーさん。
タマティーさんのブログの更新があると、気持ちがピリリと引き締まっていいですね。更新再開とても嬉しいです。
タイムリーなことに私達夫婦にも不測の事態が…というか主人の会社の経営状態が危うく、失業の危機に陥っております。ですが、タマティーさんの今回の記事のおかげで、あまり動揺せずに済んでいます。ブログでのアドバイスを心に留めて、なんとか夫婦二人でがんばりたいと思います。
投稿: えいみぃ | 2011年11月30日 (水) 23時02分