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秘策その1 「家族を大事にする」 

●幸福の中での悲劇は最も弱い所から発生して来る

 「女神からの警告」は最も弱い所から聞こえて来る。そのため、夫よりも妻子に悲劇が訪れる確率の方が高いのだ。夫に比べ、妻も子も弱い存在だから、自分の生き方にストレスが溜まり過ぎた時、必ず妻や子がやられるのだ。やっとのことでビジネスで成功したのに、妻や子が病気になったり、死亡したりするようでは、なんのために成功したか解らなくなってしまうのだ。

 もしも妻子に事故や病気や死亡が発生したのなら、それらをそのまま受け止めるな。例えば相手方の不注意で妻が交通事故に遭ったとしよう。法的にはその相手方の責任を追及すべきだが、自分の生き方に問題が有り過ぎたからこそ妻が身代りになってくれたということなのである。

 これが子供だともっと冷静さを失ってしまう。子供が病気に罹り、しかも医者の医療過誤で死んでしまった場合、その両親は病院を相手取って損害賠償請求をしたりするものだ。確かにそれをやることは大事なことだ。しかしその死んだ子供は両親の身代わりになって死んでくれたということに気付かなければ、なんにも変わらないのだ。

 罪があるのは夫であり、妻であるのだ!

 普通、その夫婦が運命の出会いを果たして結婚し、正しい生き方をしていれば、女神の警告が発せられることなどないのだ。だが貧乏人からお金持ちになって行く過程で、その夫婦は生き方を変えて行かなければならないので、今までの生き方を貫いていると、或る日突然に凄まじい不幸が起こって来るのだ。

 凄まじい悲劇は尋常な悲劇ではないので、どうしても我を忘れてしまい、怒りの感情に身を任せてしまうものだ。それでは駄目なのである。余計に悲劇を悪化させるだけなのである。「これは女神からの警告なんだ!」と悟り、今までの生き方を反省し、新たな生き方を変えて行かなければならないのだ。

●子供を3人以上産む

 妻子に対して凄まじい悲劇が発生しないためにも、子供を3人以上産んでおくことだ。妻というのは子供を3人産んで、初めて一人前の母親になることができるので、子供が1人や2人では一人前の母親になることができないのである。子供が1人や2人では、どうしても肩肘を張った生き方をしてくるので、そのストレスのために夫が生き方を変えるということができなくなってしまうのだ。

 第一子が生まれたら、夫は下手に育児に手出ししないことだ。母親というものは我が子に手を出して来る人間を夫であろうがなんであろうが警戒するものなのである。育児は母親の独裁でやるべきであって、その原則を犯してはならないのだ。妻が育児を手伝って言って来たのなら手伝う程度でいいのだ。

 妻の方は第一子を産めば母性本能に火がつくが、夫の方で父性本能に火がつくことはないのだ。しかし第二子、第三子と産んで行くと、夫の父性本能にも火がついてしまい、それで育児を自発的に手伝うようになるのだ。だからこそ夫は下手に育児に手出ししてはならないのだ。妻の方は毎日育児をやっている以上、その育児の手伝いは嫌々か自発的なのかくらい、見抜いているものなのである。

 夫婦として気をつけるべきは、子供が2人になった時である。子供が2人になると「死の結界」が発生するので、それでこの時期こそ最も悲劇が起こり易くなるのだ。そのくせこの時期は経済的に苦しい時期なので、第三子を産むことに躊躇してしまうのである。第二子が1人歩きできるようになれば、第一子が面倒をみてくれるようになるので、早目に第三子を妊娠してしまい、「死の結界」を突破するようにすることだ。

 子供を3人以上産むと家族構成が5人となり、その家族に吸引力が発生し、所得や資産を増大させて行くことが可能になるのだ。お金があるからこそ生き方を変えて行くことができるのであって、金欠ではなかなか生き方を変えて行くことはできないのだ。夫は仕事だけを考えるのではなく、家族を充実させて、家族からエネルギーを発生させるようにしなければならないのだ。

●先祖祭祀をきちんと行う

 毎年1度は墓参りに行っておいた方がいい。特にビジネスが成功し始めている時は必ず墓参りに行った方がいい。墓参りに行けばご先祖様が守ってくれるので、凄まじい悲劇が非常に起こりにくくなるのだ。ビジネスをしていればお墓がどうのこうのなんて話をしないものだ。だからビジネスだけをやっていると非常に危険なのである。

 分家の場合、自分がお墓を建てることになる。このため結婚してから暫くの間は本家の墓参りをさせて貰うが、子供が出来始めたら、ぼちぼち墓地を買うようにすることだ。その墓地に墓石を建てるのではなく、五輪の塔でも建てておいて、先祖の霊魂を慰めるようにすることだ。墓石を建ててしまうと、「生前墓」といって絶家になる確率を高めてしまうので、気をつけることだ。

 漠然と墓参りに行くだけではなく、「家系図」を作って、家系の流れをきちんと把握するようにすることだ。日本の家族では大体3代目に危機が訪れ、7代目辺りで家運が一旦尽きる。その後、8代目がお家を再興するというパターンを取るのが一番多い。家系図を作ると、家系の運気の流れが明確になるので、今、自分が何をすべきかが解り、子供達も自分のルーツが解るので、父親の意見に素直に従うことになるのだ。

 閑がある時は、子供達にご先祖の話を聞かせることだ。ご先祖の話というのは、偉人伝に書かれることはない、「平凡な人たちによる平凡な人生のお話」なのである。これが子供達にとっては非常に有益なのだ。子供達はその話を聞くと「俺でもできるんだ!」と思うようになり、子供達の人生の成功する確率が急激に高まるのである。

 子供達をあれこれ叱るより、「お家の名誉を汚すな」ということを解らせた方が、立派な生き方をしてくるものなのである。先祖の話をしなければ、「自分たちの家族は他の家族と平等ですよ」ということになってしまい、それで子供達の精神に歯止めがなくなり、破廉恥な生き方をするようになってしまうのだ。

●子供たちを自立させ、きちんと結婚させる

 ビジネスの成功者たちに凄まじい悲劇が起こって来るのは、要は仕事を遣り過ぎているからなのである。ビジネスが成功した以上、全てのエネルギーを仕事に投入する必要性はもうないのだ。子供達に対して教育を行うことも必要になってくるので、少しは教育にエネルギーを向けるべきなのである。

 子供の教育は8割以上、親が決めるものなのである。幾ら学校があるからといって、学校が全てを教育するのではないのだ。意外なことかもしれないが、子供の進学は親が教育熱心であればあるほど、子供にとって最善の進学先に行けるというデータがあるのである。勉強は子供がするからといって、勉強を子供任せにしてはならないのだ。

 人間は19歳まで肉体的に成長していくので、子供の内からスポーツをさせ、体を鍛えさしておくことだ。体が丈夫ならその後の人生で病気にならないので、どれだけ得をするか解らないのだ。若い内は勉強しすぎるよりも、スポーツで汗を流させた方が健全に育って来るものなのである。

 親としては教育が終わった時点で、親の責任が終わった訳ではないのだ。子供達を結婚させるまで親の責任は続くのである。子供達にはできるだけ早くに結婚させてしまうことだ。結婚が遅くなれば不妊症のリスクも高まって来るし、それに体力が落ちて来て、育児や子育てに支障が出て来るようになるものなのである。

 子供達が結婚する際には、娘には「結婚持参金」を持たせて、結婚生活をきちんと行えるようにすると同時に、相続権を放棄させてしまうことだ。これで相続争いを未然に防ぐことができるようになるのである。息子には息子達の中で最も優秀な者に家督相続をさせ、それ以外の息子達には分家の手配をすべきなのである。父親が家督相続や分家の手配をしないからこそ、息子達はいつまで経っても結婚しないのである。

 子供達は凄まじい悲劇を防止するために機能するが、子供達が大きくなっても結婚しないというのは、今度はその者たちが両親にとって爆弾になりかねないのだ。ビジネスの成功者たちは大概が子供達の結婚によって更なる飛躍を遂げている。子供達が結婚しないようでは今よりも上に行くことができず。子供達のために自分の成功が破壊されてしまうことになるものなのである。

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コメント

タマティー様
無事に赤ちゃん、生まれました。ご指導ありがとうございました。
子宮口の開き、はやくてよかったです。タマティー様の言うとおり、食べ物など相当気をつけました。
3時間で生まれてきてくれました。男の子です。
ありがとうございました。

投稿: みん | 2011年12月22日 (木) 20時45分

 みんさん、出産おめでとうございます!

 酵素水分が充分にあれば、子宮口の動きも良くなるので、それで早く行ったのでしょう。
 妊娠中に食べ物に気をつけた甲斐がありましたね!

 それに出産時間が「3時間」ってのが丁度いい時間ですよ。
 長すぎもせず、短かすぎもせず。
 長すぎると難産になってしまうし、短すぎると出産した感動が少なくなってしまうので。
 
 後、くれぐれも忘れないように。
 今回の出産の影の立役者の存在を!
 妊娠中に厄払いをしてくれた娘さんには退院後、何かしらの御褒美を与えておいた方がいいですよ。
 あれがあったから妊娠に問題があったのに、安産に持ち込むことができたんだと思います。

投稿: タマティー | 2011年12月23日 (金) 06時51分

タマティー様
お返事ありがとうございます。
へその緒が首に巻き付いていたやつは、破水した時に取れて肩にひっかかり、出る時にへその緒を自分で圧迫してしまったようです。それで心音が落ちたので、吸引分娩になりました。
ちょうど主治医が30分だけ入れる時だったので、早い処置で助かりました。
顔色もよく元気に生まれてきてくれました。
赤ちゃんにへその緒のことがあるから、平日の昼間か夕方に人手が沢山ある時に生まれてきてね、
年末調整があるから年内に生まれてきてね、処置は主治医がよかったのですが、すべてかなえてくれました。賢い子だと今から親ばかです。

落ち着いたら娘にはご褒美ですね。弟が欲しいと言い出したのは娘ですから。
しようとしてた時に熱を出して時期がずれたんです。時期がずれなければ、妊娠しなかったかもしれないし、女の子だったかもしれません。娘が自分で弟を選んだんでしょうね。
タマティー様も色々、ありがとうございました。
後陣痛とおまたの痛み、痛いですが耐えます。

投稿: みん | 2011年12月23日 (金) 08時41分

タマティ様、数々の相談に乗っていただいておりましたsmilelarchです。ご無沙汰をお許しくださいその後タマティ様のアドバイスを実践し、中でも戦わずして勝つを念仏のように唱えておりましたら長男の小学校受験で全ての学校から合格を頂きましたタマティ様のお陰です。心から感謝しています。これから子供をしっかり育てるために、謙虚であると同時に、黒い感情を賢く受け流す強さを養うことが必要と痛感しています。心のレベルを上げなければ潰れてしまいそうです。またこれからタマティ様のブログで色々と学ばせていただきます。よろしくお願いいたします。取り急ぎお礼まで

投稿: smile-larch | 2011年12月24日 (土) 22時21分

 smile-larchさん、おめでとうございます!
 全部ってのは凄いですね。

 小学校入試は親の力が9割以上ですので、smile-larchさんの決断や思考や行動が良かったんじゃないかな?
 タマティーは中学校から私立に行きましたが、なんせ親が教育に無関心で、それで俺は本当に両親に泣きついて私立に行かせて貰うように頼み込みましたからね。
 あれで俺の人生は物凄く変わりましたからね。

 男の子の場合、小学生の時はとにかく遊ばせること!
 どこの小学校に行ったとしても、学校の勉強より、子供同士の遊びの方が大事ですからね。
 小学生の時に充分遊んでいないと、大王製紙の社長のように大人になってからカジノで遊ぶようになり、100億円以上の借金を作ってしまうようになるんです。
 以外とあのような男性は多いので、気をつけることですよ。

 母親にしてみれば、遊んでいる子供を叱りたくなってしまうけど、そこは我慢してニコニコしていた方がいいです。
 大人になってから伸びて来る男性たちに共通するのは、母親から「勉強しなさい!」と言わなかったことなんですよ。
 そういう母親だからこそ伸び伸びと育ち、自分がすべきことをきちんとこなせる男性になれるんですよ。

投稿: タマティー | 2011年12月25日 (日) 06時52分

タマティー様
相談なのですが、聞いていただけますか?
出産してから、授乳と授乳の合間にうまく寝れません。かぁ〜と神経が高ぶってしまい、授乳間隔何時間だなとか余計なことばかり気になってしまいます。
短い間に寝なければ寝れなくなると焦れば焦るほど目が冴えます。
泣いたらお乳をあげればいいのに、授乳間隔がどうしても気になり、神経が高ぶりうまく眠れません。
どうすれば神経の高ぶりを抑えて授乳と授乳の合間に質のいい睡眠を取ることができますか?
ちなみに1人目の時もうまく眠れませんでした。しかし1人目だったので、お乳が終われば母にみてもらい、自分は違う部屋で寝させてもらったりできました。しかし、今は2人目なので娘の相手を両親にしてもらっているので、違う部屋で1人で寝るのは不可能です。里帰り中です。
2人目なのに、経験を活かせてません。よきアドバイスを!抱っこやお乳をあげることに心配はなく、余裕はあります。睡眠と精神の高ぶりだけが問題です。

投稿: みん | 2011年12月30日 (金) 16時09分

 みんさん、そんな授乳の仕方をやっているこそ寝不足になるんですよ。

 赤ちゃんは母乳が欲しければ手足をバタバタさせたり、泣いて知らせたりするので、定時に授乳しようだなんて思わないことですよ。
 それよりも赤ちゃんが寝たら、自分も寝る!
 人間は1日3時間の睡眠を取れば生きていけますから、赤ちゃんが寝ている内に、短時間でもいいから熟睡できるようにすることです。

 寝つかれないのなら、とにかく日中の内に散歩すること!
 太陽光に当たっていないとメラトニンが分泌されなくなるので、それで寝つかれないような状況が続いてしまうんです。
 後、夕食を多目に食べて、食後に睡魔に襲われるようにしたらいいです。
 夕寝は短時間であっても、疲労が取れるので、この時期の睡眠の取り方としては使えますよ。
 お風呂に入って体を温めることも必要ですな。
 入浴する時は、両親に赤ちゃんを預かって貰い、その間だけ1人になれる時間を確保してみたらどう?
 いつも赤ちゃんと一緒に居るから精神が高ぶってしまうのであり、1人になれる時間を少しでも持てれば、随分とリラックスできると思います。

投稿: タマティー | 2011年12月31日 (土) 07時37分

タマティー様
早速のお返事ありがとうございます。
授乳間隔、どうしても気になるんですよね。お乳が足りてるか気になって。
赤ちゃんが手足バタバタや泣いたりでいいですよね。
1人赤ちゃんをお乳で育てたのに、全然自信のない私です。
1ヶ月検診までは、ママはお風呂に入れないのでシャワーと足湯で温まっています。
昼間に散歩も産じょく期間なので厳しそうです。
でもちょっとしたら、やってみますね。
お乳について気にしすぎですよね。
今年は色々相談にのってもらい、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

投稿: みん | 2011年12月31日 (土) 16時11分

 みんさん、産褥期の「べからず集」を信用し過ぎ!

 医者とか保健師とか母子手帳とかは余り信用しないように。
 今は冬なんだから、多分、みんさんは体が冷えているんですよ。
 それで脳に血液が集中してしまい、どうでもいいことを考え過ぎているんです。
 
 産褥期だろうがお風呂に入る。
 産褥期だろうが散歩して太陽光に当たる。
 産褥期だろうがウンコをする!
 紅白歌合戦を見ながらマルモリダンスを踊る!

 体を温めるためにな味噌を使った鍋料理を食べてみたらどう?
 それからニンニクや生姜を使った炒め物とかも食べてみたら?
 脳に栄養を行かすためにはお米と味噌汁の組み合わせが大事ですよ。

 赤ちゃんは母乳を飲めばウンチをするので、それで母乳を飲んだか判断した方がいいです。

投稿: タマティー | 2011年12月31日 (土) 17時39分

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