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老後の行先

●都市部か農村部

 老後の生活で最も大事なのはどこに住むかである。

 老年になってしまえば、子供たちは巣立ってしまうのであって、必ずしもマイホームに住み続ける必要性はない。子供に譲っても構わないし、売り払っても構わないのだ。しかもマイホームは夫の仕事にとって都合のいいように建てられており、定年退職してしまえばそこに住み続ける理由はもうないのである。

 老後に突入したら、夫婦で引っ越しというのも、選択肢の1つのなのだ。

 結論から言うと、老夫婦が引っ越す先は、都市部か農村部の2つしかない。中途半端な行先はないのである。都市であれ、農村であれ、老人たちにとっては住み易いように出来ているのだ。寧ろ新興住宅地のような地域は、若い夫婦ならいいが、老人たちにとっては住みにくい地域なのである。

 老年になれば体力が落ちて来るのだが、その点、老人たちにとって都市は非常に便利に出来ているのだ。老人たちにとって欲しい物は全て揃っているのであって、お金がありさえすれば買うことができるのである。還暦前なら通勤に1時間半かけてもなんともなくても、還暦を過ぎたらそうはいかなくなって来るのだ。

 その一方で、農村は自給自足が可能なのであって、生活費が非常に安上がりになるのだ。特に税金、その中でも固定資産税はべら棒に安く、都市に住んでいて固定資産税の高さに悩まされていた夫婦にとっては極楽としか思えない状況なのである。税金が安くなった分、それを生活費に回せば非常に豊かな生活を送ることができるようになるのだ。

 地方であっても都市に住む選択は有り得る。

 例えば雪国などでは、老人が雪下ろしをするのは非常に危険なのだ。雪下ろし自体が難儀になってくるし、雪下ろしの最中に死んでしまったりするからだ。雪国でも都市に住んでしまえば、雪下ろしの作業から解放されるので、雪下ろしのために寿命を縮めなくても済むようになるのである。

●田舎に移住するなら定年前に引っ越すべし

 子供たちが大きくなってくると、夫婦で老後をどうやって過ごそうかという話になってくるものだが、もしも農村に移住するなら早目に決断してしまい、夫の定年前に引っ越すようにすることだ。というのは、農村に移住し、その農地を開墾し、きちんと収穫できるようになるまでは相当な時間を要するのであって、早くに行動を起こさないと農村に移住することなどできなくなってしまうのだ。

 都会に住んでいた人たちにとっては、農村は空気が美味しく、水は綺麗で、食べ物は美味いと思っていることであろう。しかし農業というのは自然との格闘なのであって、自然を巧く作り変えていかないと、とてもではないが住める所ではないのだ。自然を舐めてかかると、自然に逆襲されてしまうものなのである。

 農村生活の魅力はなんといっても「自給自足」なのだから、自給自足の体制を早目に築き上げておくことだ。はっきりと言っておくが、当面の間は失敗の連続なのであって、成功し始めるのはずっと後のことなのである。都会暮らしに慣れてしまった者が農村生活に適応するというのは大変なものなのである。

 引っ越しを急ぐのにはもう1つ理由がある。農村暮らしは周囲と仲良くしないと絶対に暮らせないのだ。予め知っておくべきことは、農村では濃密な婚姻関係が展開されており、都会からの移住者は喜ばれたとしても、余所者で有り続けてしまうのである。逆にいえば、婚姻関係を結ばずとも、仲良くできる方法を考え出していかなければならないのだ。

 農村生活をするなら、地元の人から教えて貰うことがあるなら素直に聞く。用事を頼まれたらすぐに応じる。夫婦が一緒に交友することも大切だが、夫は男同士の交友、妻は女同士の交友をし、様々なルートで友達作りをするというのが非常に大切になってくるのだ。農村暮らしなのに交友を怠っていると、農村暮らしが成り立たなくなってしまうものなのである。

●頭脳労働をしているのなら、絶対に田舎に引っ込むな

 老後は都市部で暮らそうとするなら、夫が定年退職を迎えてからでも決して遅くはない。どうせ都市部に住むならマンションになるので、いい物件があればそこに引っ越せばいいのである。都市部では農村部のように自給自足を成立させる必要性はなく、生活物資は全て売買によって調達すればいいのである。

 夫が頭脳労働者なら、絶対に農村部に引っ越すという選択肢を取るべきではない。田舎には知的な会話ができる相手がいないものなのである。田舎は飲酒の害が非常に激しいものなのである。飲酒こそ知的生活の敵であって、禁酒か節酒をする者たち同士で知的会話がなされるものなのである。

 都会で頭脳労働をしまくった男性ほど、田舎に憧れるものなのである。

 もしも夫がこういう妄想に取りつかれたら、妻は断固として反対しなければならない。田舎に行けば夫が廃人同様になるのは目に見えているからだ。都市だからこそ知的な刺激が非常に多いのであって、都会に住んでいれば幾らでも頭脳労働をすることができるのである。定年退職までに頭脳労働をしまくった男性が行き成りなんの刺激もない田舎に行けば、脳の血管がプッツンと切れてしまい、それであの世行きになってしまうものなのである。

 頭脳労働者は老年になっても様々な仕事が存在するものなのである。肉体は衰えるのが早いが、頭脳はそう簡単に衰えないものなのである。高収入を得られなくても、自分が好きな仕事をし、それ以外にも趣味のサークルに入って活動したりすればいいのである。逆に言うなら、自分が老人になってなんの仕事も趣味ないというのなら、その者の知能は高が知れているということなのである。

 都市部に住んでいれば、都会の自宅を拠点にし、あちこち旅行をすることが可能になる。夫婦で旅行する機会が断然多くなることであろう。その際に気をつけるべきことは、旅行先で美食をしたのなら、帰宅後は必ず断食をして、内臓を休ませてあげることだ。老夫婦がグルメ三昧になれば、食事過剰のために血液汚染が起こり、それが内臓疾患や脳疾患を引き起こしたりするのである。

●老人ホームは最後の手段

 もしも老後は引っ越さないというのなら、自分達夫婦の手許に置いておく子供を必ず用意しておくことだ。これは男女の別を問わない。家督相続とは別個に自分達夫婦の世話をしてくれる息子か娘が必ず必要なのである。夫婦のどちらかが寝たきりになれば、介護のためにもう一方も寝たきりになってしまうということもありえるのである。

 両親の世話をする子供は両親の世話のために充分過ぎるほどのエネルギーを使う以上、その子供にはきちんと相続させる資産を用意しておくことだ。生きている最中は散々世話をしたのに、死ねば遺産が平等に分配されれば、これほど腹立たしいことはないものなのである。

 家督相続者には早い段階で家督を相続させておくことだ。自分が定年退職したということは、息子に家督を譲るということなのである。父親にしてみれば息子は頼りないと思うが、そうやって家督相続を渋っていると、自分が先に死んでしまい、息子は家督相続者という自覚も実力も経験値もないまま遺産相続に巻き込まれてしまうものなのである。

 老人が老人ホームに行くというのは最後の選択肢なのである。老人ホームは老後の準備をしなかった者たちが入る施設なのである。幾ら老人だからといって、老人ホームで食っちゃ寝し、起きている時は遊んでいるようでは、生きている意味がないのだ。老人になってそういう生活をしていれば病気をするのは当然なのである。若者にそういう生活をやらしても病気になってしまうものなのである。

 「お金があれば豊かな老後を送れる」と言う者たちがいるものだが、そういう意見は完全に間違っているのだ。幾らお金があっても、老後のヴィジョンがなければあっという間に時間が過ぎ去り、死んでいくだけなのである。老人だからといって何もしなくていい訳ではないのだ。老人だからこそできるものがあるのであって、それを自分が死ぬまでにきっちりとやっておくべきなのである。

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