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秘策その2 「完全なる結婚を目指さない」 

●夫婦に多少問題がある程度で丁度いい

 「女神からの警告」は同じ女性である妻こそが本当なら聞き取り易いのである。「女の直感」で自分たちの家族に危険が迫った時、それに急ブレーキをするのは妻だからこそできることなのだ。しかし妻が豊かさの中で我を忘れてしまうと、女の直感が鈍り始め、よりによって自分の身に凄まじい悲劇が炸裂してくることになるのだ。

 妻が絶対にやってはならないことは「完全なる結婚」を目指すことなのである。

 「完全なる結婚:なんて、この世には存在しない。どの夫婦の結婚も何かしらの問題があるものなのである。不完全だからこそ今後も成長していけるのであって、完全なる結婚になってしまえば、それは理想的ではあっても、今後成長していくことができなくなってしまうのである。

 夫婦間でどちらかの意見が一方的に通るようになったら、それは非常に危険である。そんなことは夫婦間で起こり得ないことだからだ。特に妻は自宅にいる時間が夫よりも多いために、家庭内のことは自分が勝手に決めてしまい、夫には何も関与させようとはしないということをやってしまう。それが非常に危険なのである。

 女神からの警告が発せられる前に必ず前兆現象が起きているものなのだ。妻が豪華な服を着ているのに、更に新しい服を買い揃え、それなのに夫の紳士服はボロボロで、Yシャツも10年以上前の物を使っていたりするのだ。冷静に考えれば「これはおかしいな」と解るものなのに、「完全なる結婚」を目指そうとするとそれが解らなlくなってしまうのだ。

 夫婦の相性が良ければ、夫婦の性格は正反対になるものなのである。性格が違うからこそ愛し会えると同時に、性格が違うから相手を憎んでしまうのである。「うちの夫はどうして~」と愚痴を垂れるのではなく、「自分は夫に対して何をしてあげることができるのだろうか?」と考え、それを実行すれば、夫はビジネスに成功するし、我が身に凄まじい悲劇が炸裂してこなくなるのである。

●お買い得の買い物をしたのに玉子が割れていた

 これだけは覚えておこう!

 幸福だからこそ不幸が起こるのである。

 幸福は単独ではやってこない。必ず不幸をつれてきて、それでバランスを取ろうとするのである。例えば食料品のバーゲンセールに行き、お買い得の買い物をして大喜びなのに、自宅に帰ってみるとなぜだか玉子が割れていたということが起こる。お買い得の買い物をしたという幸福と、玉子が割れていた不幸が起こることで、丁度いい塩梅が保たれるのだ。

 他にも外出した先で手袋を落としてしまったとか、ハンカチを落としてしまったとか、そういう現象が起こる、事実、町を歩いていると、道端に手袋が落ちていたり、ハンカチが落ちていたりする。外出することで幸福を得た分、手袋やハンカチを落とすことで不幸が起こり、それ以上の不幸が起こらなくなるのである。

 これが育児になるとハイバー化する。乳幼児用の靴が片方だけ落ちていたり、乳幼児用のパンツが落ちていたりするのだ。その乳幼児は片方の靴だけで自宅に帰ったというのか? それ以上にパンツを脱いだ乳幼児の母親は、自分の子供がノーパンだってことに気付かなかったのか? 疑問に思うことは多々あれども、育児をしていれば有り得ない不幸を経験するものだ。

 妻が気をつけるべきは料理であろう。料理は如何なる妻がやっとしても完璧になることはない。自分が一生懸命作ったのに、出来がイマイチだったり、家族から不評が寄せられたり、そういうことが起こって来る。これは料理の不完全性から来るもので、下手に気にしないことだ。それよりもそこそこの出来で満足し、残りの部分は改善点としておけばいいのである。

 家計の運営でも、臨時収入を生活費に回していると、臨時収入が入ったのに緊急の出費が出てしまったということが起こってしまうものだ。臨時収入は生活費に回さず、貯金に回してしまうことだ。臨時収入はその夫婦にとって幸福な現象なのであって、それに浮かれているようでは危険なのである。

●子供たちに母親の意見だけを通し過ぎない

 母親としては育児に於いても100%自分の意見を通すことはしないことだ。子供は親の意見に素直ではあっても、子供だって親の理不尽な意見には反抗してくるものなのである。母親なのだから子供の反抗を捻じ伏せることだってできる。しかし子供の反抗を捻じ伏せると、子供は強烈なストレスを溜め込んでしまい、後で厄介なことになるものなのである。

 まず育児ではとにかく母親自身が育児を楽しむことだ。母親が育児にストレスを抱え込んでいるようでは、まともな親子関係にならないのだ。母親と雖も若ければその若さに焦り、年を取ればその年齢に焦ってしまうものだ。そうやって自分と周囲を比較しないことだ。誰かと競争している訳ではないのだ。それよりも育児に専念して濃厚な時間を作っていくべきなのである。

 子供は遊びをすることが仕事なのである。だから子供を遊ばせる。遊んだ子供だけが健全に育って来るものなのである。子供を自宅の中だけに置いておかない。外に追い出し、外で遊ばせる。特に泥んこ遊びは大歓迎で、子供が泥んこになって遊んでくれるからこそ、子供の免疫力は向上し、病気に罹りにくくなるのである。

 子供の進学には関しては夫婦で話し合って決めてしまうことだ。親が学費を出す以上、公立学校に行くのか私立学校に行くのかは親が決めるものなのである。その肝腎要の親が子供の教育を子供任せにしたり、学校任せにしていたりしていては、子供の成績は上がらないし、子供がその学校を卒業したとしても大した能力を身についていないのだ。

 母親であるなら「完璧な母親」を演じないことだ。如何なる母親でも欠点は存在するのだ。良妻賢母は理想形であるのだが、如何に良い妻だからこそドジをするものだし、賢い母親でも失敗をしたりしてしまうことは有り得るのだ。ドジや失敗したから駄目だと思うのではなく、何か優れたことをしようすれば、必ず何かしらのドジや失敗が起こると思って、気楽になるべきなのである。

●小さなことでクヨクヨするな

 自分たち夫婦が豊かになり始めた時、豪邸に引っ越し、食事は豪華になり、乗る車も高級車になり、リッチな気分を思う存分に味わうことだろう。しかしそうやって豊かな生活に慣れてしまうと、非常に些細なことが気になりだし、自分の気に食わないことが起こると激怒するようになってしまうのである。

 妻が他人に対して自分の怒りをぶつけていては、その他人は憎しみを抱くようになるし、かといって妻がその怒りを自分の心の中に溜め込んで行ってしまったら、いずれ自分自身の心が壊れてしまい、精神病を発症するようになることであろう。生活環境ががらりと変わった分、過剰なストレスを発生させていることに気付くべきなのである。

 こう言う場合、「小さなことでクヨクヨするな」ということなのである。その小さな不幸は厄払いなのであって、その不幸を除去してしまうと、今ある幸福も崩れ去ってしまうものなのである。自分が幸福になれたのだから多少の不幸は起こるのであって、そういう不幸が起こってくれたことに感謝すべきなのである。丁度いいガス抜きになるからだ。

 人間の精神を健全に保つためには、なんといっても食生活を整えることだ。裕福になったからといって肉食三昧をしていたら、栄養バランスは完全に崩れ、しかも体内が酸性化してしまい、それで精神が狂って行ってしまうものなのである。豪邸に住む貴婦人だからこそ精神病に罹り易いのであって、事実、有名なお金持ちであっても、その妻が精神病院通いしている例は幾らでも存在するのである。

 豊かな生活になっても妻が自分の精神を正常に保ちたいのなら、食事に関しては質素な食事を続けるようにすることだ。朝食を廃止し、リンゴ人参ジュースでも飲んでいればいいのだ。昼食は軽めに済ませ、夕食だけを正規の食事にすればいいのだ。普段から果物や生野菜を多めに取り、肉食は控えることだ。そうやって事実上「1日1食」にしていれば、そう簡単に自分の精神が狂うということはなくなるものなのである。

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コメント

タマティ様1日一食で大丈夫なのですね。子供達が食べこぼしたものやお皿に残したものを捨てるのがしのびなくて、日中はそんなものを食べて、夕食はちゃんと食べるようにしていますが充分そうですね。安心しました

投稿: smilelarch | 2011年12月27日 (火) 22時15分

タマティーさんご無沙汰しております。
今回の記事、悶々としていた私にピッタリな記事でした。
夏から義父と同居が始まったんですが、義父はかなりの曲者でして…。とにかく一日中余計なことをペラペラ喋ってます。そして飽きるから娘にいらぬちょっかいを出し…。そのうち脳梗塞で入院、大したこともなかったので良かったですが、それから私も料理や生活に関して完璧にしなくてはとやって来ましたが、かなり疲れて来ました。その上毎日義父の節操のない行動で、自分が精神的にかなり参ってしまいました。
でもこんな状態になってから、不思議なことに欲しいと思った物が驚くほど手に入るんです!タマティーさんの記事とは逆かもしれませんが、大変なことが重なると、ポッとご褒美のように欲しい物がいただけるんです。
それに勘も冴えて、思った通りに動いて良かったと思えることが続いてます。偶然かもしれませんが、不思議な毎日です。
同居はやはり大変ですが、小さなことにくよくよしない!これで行きたいと思います。

投稿: フラワー | 2011年12月27日 (火) 23時37分

 smilelarchさん、食事で気をつけるべきは、朝食とウンコですよ。

 朝食を大量にとってしまうと、排泄は阻害されるし、頭の動きも悪くなりますからね。
 タマティーが日頃言っているように、「朝の排便が終わらずに飯を食うな!」っていうのは非常に大事なんですよ。
 子供の場合、朝起きたら便意が起こるので、起床後に排便をするというのが最善の行動なんです。

 朝食はできることなら食べない方がいいんですよ。
 但し、体はそれで充分なんだけど、脳はそれでは不十分なので、朝に何かしらの物を食べる必要性が出て来るんです。
 ベストは「リンゴ人参ジュース」ですね。それとフルーツ朝食。これらは果糖なので、消化吸収にエネルギーが取られないし、すぐさま脳に栄養が行き届くんです。
 もしも正式に朝食を取るなら、和食の場合ならご飯とみそ汁と漬け物とオカズ1品程度で充分なんです。
 
 華僑の人たちは華南出身者なら「中華風のオカユ」だし、華北出身者なら「ラーメン」です。
 ドイツ人だと「黒パン」一切れってのが多いですね。
 イギリス系の人たちは「オートミール」です。
 これら全部、脳のために食べている食事なので、それ以上の量を食べると脳の動きが鈍ってしまうんです。

 朝食で子供達が食べ残すような多過ぎってことですよ。
 意外と子供達は正常な反応のしますので、朝食には改善の余地ありですよ。
 但し、子供達はお菓子に関してまともなことを言ってこないので、そこはsmilelarchさんが巧くセーブして下さい。

投稿: タマティー | 2011年12月28日 (水) 07時25分

 フラワーさん、結構、大変そうですね。
 舅は余計なことをベラベラと喋っているからこそ、脳梗塞になるんですよ。

 うちの父親も年を取ったのか、下らないことを多々言うようになって、そうしたらこの冬、寒さのために腰を痛めてしまったらくしく、ぎっくり腰ではないんですけど、ぎっくり腰とほぼ似たような症状を発症してしまい、歩行することすら困難になってしまいました。
 本当にね「天罰」ですよ。
 俺も毎日、父親の小言を聞かされて腹立たしいと思っていたのですが、腰を痛めてくれたお蔭で小言は言わなくなりました。
 しかし「いてぇ~よ!」と騒ぎ立てているので、違う意味でうるさいですよ。

投稿: タマティー | 2011年12月28日 (水) 07時27分

お返事ありがとうございます。
タマティーさんのお父様もよくお話するんですね(^_^;)
義父は糖尿病、ヘルニア、脳梗塞、そして初期ですが前立腺癌で手術もしています。病気のデパートですよ。
これだけ患っても人の言うことをまるで聞かないのは、ある意味お見事です。
ここまで来ても自分を省みることが全くないので、私もあまり考えず過ごしたいと思います。
義父のせいで私が病気になるなんて、アホらしいですもんね(^_^;)

投稿: フラワー | 2011年12月28日 (水) 16時04分

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