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秘策その3 「仕事で無理をしすぎない」 

●労働時間は変動する

 もしもビジネスで成功したいのなら、若い時に「労働時間の最大化」を図ればいい。具体的には「必殺の12時間労働」を繰り返すべきなのである。人間は1日最大で12時間働けるので、来る日も来る日も1日12時間労働をしまくればいいのだ。若い時は体力が有り余っているので、1日12時間労働を難なくできるのである。

 しかしビジネスに成功して安定期に入ったのなら「労働時間の減少」を図らなければならない。それこそ「1日8時間労働」に落として行かなければならないのだ。若い時のように長時間労働をし続けていたら、必ず体にガタが来て、病気になってしまうものなのだ。それ以上に、家族に回せる時間が少なくなってしまうので、夫婦間や親子間で深刻な問題を発生させることになるのである。

 男性なら40代前半で、女性なら30代で必ず労働時間の変更が発生する。この時期は「体力が落ちた!」と自分でも解る年齢なので、昔のように無茶して労働し続けていると「これはヤバイな」と思うようになるものなのである。それに自分が労働時間を増やしても、仕事が巧く行っていないし、それどころか自分が長時間労働をすることで様々なトラブルが発生して来てしまうのである。

 人間は1日の内、創造的な作業ができる時間はせいぜい「1日3時間程度」しかないのである。1日8時間労働をしようが、1日12時間労働をしようが、創造的な時間は1日3時間程度しかないのだ。だったらその創造的な時間を効果的に使って行くこそが大事なのであって、労働時間の長さは大事ではないのだ。

 人間の体は本来1日12時間労働や1日8時間労働をするようにはできていないのだ。人間が本来定められている労働時間は1日につき「6時間」なのである。これは文明以前の狩猟採集経済の時に決まった時間なのであって、朝早く起きて狩猟に行き、もう午前11時までには狩猟は終わっていたのである。それ以降は食事であり、遊びの時間であったのだ。だから1日8時間労働でも多いくらいなのである。

●「仕事の仕方」こそ大事

 ビジネスに成功するためには無闇に仕事をしないことだ。無闇に仕事をして、残業を繰り返し、毎日午前様になっていては、家族にストレスが溜まるのは当たり前のことなのである。そのストレスが妻子を不幸に追いやって行くのである。無闇に仕事をするのではなく、「仕事の仕方」を確立すべきなのである。

 「仕事の仕方」で最も大事なことは朝早くから働くことだ。人間の脳は午前中こそ集中力の高い時間帯なので、この時間帯でその日のやるべき仕事をこなしてしまうべきなのである。午後は更に仕事をこなして行くべきなのである。こうすると最低でも普通の人たちの2倍以上の働きができるようになるものなのである。

 始業時間の直前に出社してきたり、始業後に新聞を読んだりすべきではないのだ。そんなことをしていればアッという間に昼食の時間になってしまうものなのである。少なくとも始業時間の1時間前以上に来ていれば、その間、誰にも邪魔されずに仕事ができるので、始業時間を迎えた時はアクセル全開で仕事を進めて行くことができるようになるものなのである。

 それと仕事をし続けていれば、自分にとって無用な仕事を抱えてしまうことがある。自分は一生懸命にやっていても、その無用な仕事のために時間を大量に食われてしまうのである。だから定期的に「仕事の再編成」をして、無用な仕事を減らし、必要な仕事だけを残すようにすべきなのである。

 仕事の再編成を行うと、仕事の生産性が格段に上がることになるのである。仕事の再編成は5年に1度必ずしておくようにすることだ。5年も働き続ければ、誰がどうやっても無駄な仕事を抱え込んでしまうのである。成果が出て来ない仕事に長時間奪われることは、どう考えても大損害なのである。

●部下たちを育てて、部下たちに仕事をさせる

 自分が労働時間を減少させつつも、高い生産性を発揮して行くためには、自分自身が仕事の仕方を身につけ、高い生産性を発揮できるようにならなければならない。それと同時に部下たちを育て、部下たちに仕事をさせることで協業と分業を行わせ、組織的に高い生産性を発揮できるようにしなければならないのだ。

 自分で仕事をしすぎない。部下に仕事をさせる!

 この発想の転換をするだけで、自分は他の仕事に着手できるし、組織全体としては高い生産力を発揮して来るようになるのだ。20代では自分のことで精いっぱいだ。しかし30代になれば自分のことは出来て当たり前になるのであって、徐々に組織的に物事を見れるようにしなければならないのだ。

 意外なことかもしれないが、多くの人々はこの発想の転換ができないのだ。

 解り易い例を挙げるなら、自己啓発本は自分の能力の啓発だけを説いたものであり、この部下たちを育て、部下たちに仕事を任すことなど説いてはいないのだ。それどこかビジネス書ですら、個人レベルの作業方法とか礼儀作法とか人脈の作り方などを説くだけであって、肝腎の組織戦について何も説いてはいないのだ。

 如何に多くのビジネスマンたちが発想の転換ができていないということなのである。

 なんでこんな簡単なことが難しいのか?

 まずこの発想の転換は自分が多く仕事をするという今までの考え方ではなく、自分の労働時間を減少させ、それを他人にやらせるという虫のいい考え方だからだ。それとたとえ発想の転換が出来ても、部下を育て、部下に仕事を任して行くために、相当の時間や試行錯誤を繰り返すことになるからだ。

 行き成り多数の部下を作ろうとはしないことだ。必ず1人の部下を作ることに集中し、その者を育てて行くことで自分の部下にしてしまえばいいのだ。部下が1人できてしまえば、後は簡単なのであって、次から次へと部下たちを作って行くことができ、その者たちに仕事を任せることで、自分はよりレベルの高い仕事をすればいいのである。

●労働時間を減らすことが生産量の拡大に繋がる

 最も重要なことは「労働量」ではなく「労働質」を上げるということなのである。誰もが労働時間説に縛られているのだ。若い時にアルバイトなどしてしまうと、「時給幾ら」という考えが身についてしまうために、会社員になっても、それどころか社長になっても労働時間説で行動してしまうのである。

 労働時間説が如何に危険な考え方はソ連や東欧の社会主義国が滅亡していったことでも証明されているというのに!

 労働価値説の洗脳を解除していないと、無闇に労働時間を増やしてしまい、それでビジネスに成功した筈なのに凄まじい悲劇に見舞われることになるのだ。労働時間を減らすことが生産量の拡大に繋がるのである。実際にやってみると本当にこの現象が起こり、そうなれば早くに帰宅することができ、家族団欒の時間を過ごすことができるのである。

 汗水垂らして働いている人たちほど、「では、俺たちが汗水垂らして働いてのは一体なんなんだ!?」と質問をぶつけたくなる。

 「それは若い時には必要だった」ということなのである。若い時は必殺の1日12時間労働で行くべきだし、汗水を垂らしまくるのは当然のことなのである。しかしそれは若い時だからすべきことであって、自分が或る年齢に達したら、もう必要ないのである。年を取ってくれば、「発想の転換こそが必要!」なのである。

 「名工に悲劇なし」と言っていい。優れた職人ほど、仕事の仕方がしっかりと出来ているし、部下たちを巧く使って非常に生産性の高い仕事をしている。そして結婚して子供を作り、その子供たちも健全に育って来ている。職人なのに家族に不幸が噴出しているようでは、その職人の結婚がどうのこうなのではなく、職人として仕事の仕方がなっていないのである。

 これと同時に「名物社長に悲劇なし」と言っていい。社長になるまでに仕事の仕方を身につけなければならないし、社長として部下たちを使って行けるのだから、生産量が多くなるのは当然なのである。朝早くから働く分、夕方頃には仕事が終わるものなのである。そういう仕事の仕方をしているからこそ、家族に対して充分にエネルギーを回すことができ、妻子に不幸が起こらなくなるのだ。

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コメント

タマティ様のブログは主人との対話の糸口になっています。一人の部下を作ると良いのですね、さりげなく伝えてみます。多分聞き流されるとは思いますがsweat01わたしは我が子達とは気が合うし幸せに楽しくできるのですが、主人とは駄目です。認められたくて色々頑張ってきましたけれど、もういいかな、とも思い始めています。でも完全なる結婚はないとのこと、もう少し気楽に考えてみますね

投稿: smilelarch | 2011年12月28日 (水) 14時17分

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