平成24年度のタマティーの大予言
●壬辰の意義
平成24年度は「辰年」であるが、それだけを認識しているだけでは不充分である。今年は干支でいうのなら「壬辰」の年なのである。「壬辰」と書いて「みずのえたつ」と読む。辰年は12年周期で巡って来るが、壬辰の年は60年周期で巡って来るので、この2つが重なり合うことで、今年独特の変化が起こって来るのだ。
そのためにはまず「壬辰」の言葉の意味を知っておかなければならない。
①「壬」の意味
「壬」は字義的には「機糸を巻き付けた形」を現わす。核の内在するものが増大していく形を意味するのであり、激変が起こるのではなく、前年に起こった出来事を引き継いで、徐々に変化が始まって行く年ということなのである。今年は後退することは許されないし、かといって急ぎ過ぎることも許されないのだ。
②「辰」の意味
「辰」は字義的には「二枚貝が殻から足を出している形」である。理想に向かって辛抱強く且つ慎重に抵抗と妨害に遭いながら進めて行くという意味である。辰年を象徴する動物は「龍」であるが、龍が水の中に潜むこともあれば、水から出て天まで登って行くこともある。大事なことは理想を持ち前進することであって、それが時と場合によっては大飛躍を引き起こすこともありえるのだ。
③「壬辰」の意味
壬辰の年では、激しい変化こそ起こらないが、今までとは違う新しい形が徐々に形成されて行くという年なのである。より具体的に言うのなら、「昭和憲法体制からの脱却」「昭和憲法に洗脳された民主党政権からの脱却」である。日本国民の自由を完全に奪っている昭和憲法から脱却するのは難しいが、新たな憲法思想を作り、いずれ新たな憲法をつくれるようにすべきなのである。民主党政権からの脱却は意外と早く来ることであろう。
「妊娠」に「壬」の字も「辰」の字も使われているが、今年はまさに「妊娠」の年なのである。女性が妊娠すれば激しい運動なんてできない。お腹の中の赤ちゃんを守ることに重点を置くようになる筈だ。妊婦であるなら、今までの生き方を捨て、妊婦らしい生活をすることが大事なってくるのだ。それと同様のことが今年に於いて取るべき行動なのである。
●壬辰の年に起こった出来事
過去、壬辰の年に起こった出来事を調べてみると、実に興味深い情報を得ることができる。
1952年 電電公社設立
電電公社は現在の「NTT」の前身の会社である。会社といっても国有化されていたのである。電話事業が国有化されたことでサービスの低下を招いたことは事実であるが、電電公社があればこそ、日本全国に電話網が完備されたことも忘れてはならない。しかも電電公社は国鉄とは違い莫大な赤字を作らず、黒字の状態を維持し続けたのである。電電公社の時には振わなかったが、NTTになると世界的に有名な企業に育っていったので、1952年に電電公社を設立したのは日本経済にとって大きな意義があったのである。
1892年 『万朝報』創刊
日本は明治維新以降、政府が改革に次ぐ改革をやってのけて近代化を成功させたのだが、日本の新聞の方はそれを正しく報道せず、過激に非難するような姿勢が見られるようになってしまった。そして『万朝報』が創刊されるに及んで、日本の新聞は政府を非難すればそれで人気が出るということを繰り返すようになってしまったのだ。
日本の国家存亡を救った日露戦争の勝利に対して悪意ある記事を書きまくったのが『万朝報』なのである。『万朝報』こそ、日本の言論の方向を完全に歪めた新聞であるといっていいのだ。その後、この邪悪な姿勢は『朝日新聞』にしっかりと受け継がれることになり、『朝日新聞』の扇動によって日本は支那事変や大東亜戦争に突入していくことになるのである。
1832年 人情本流行
天保年間に人情本が流行するのだが、1832年に最も流行を博した。ところが1842年に水野忠邦は「天保の改革」でこれを弾圧。それ以降、文学の方にエネルギーが向かわず、尊王攘夷運動が起こって来るのである。幕府が良かれと思ってやったことが、結果的に幕府を滅ぼす結果になってしまうのである。
1772年 田沼意次老中に就任
1772年に田沼意次が就任するのだが、実を言うと「田沼の改革」は江戸幕府が行った改革で最も成功した改革なのである。経済学的に言うと「重商主義政策」で、貿易を振興して、貿易を黒字に導き、その一方で印旛沼や手賀沼を干拓して、米の生産量を拡大させたのだ。
しかし、田沼意次が老中の時期は日本各地に天変地異が勃発。特に冷害のために「天明の大飢饉」が発生し、その最中に浅間山が大噴火を起こしたのである。このために田沼意次は失脚したのである。田沼の改革はその後、評価されていないし、未だに評価されていないのだ。政治家には運不運が付き物だが、田沼意次ほど不運に見舞われた政治家はいないのだ。
1652年 下総佐倉惣五郎一騎
1652年には下総の佐倉惣五郎の一揆が起こっている。この一揆は天領で起こった百姓一揆であることに重大な歴史的意味がある。これ以降、幕府は農民への締め付けを強化し、農業に対して充分な配慮をしなくなるのである。日本の農業の問題は享保の改革で露出することになるのだが、その遠因が佐倉惣五郎の一揆にあるのである。
●死に体の民主党、変革を迫られる自民党
今年の日本の政界は死に体の民主党が「政治漂流」をし続けることで、日本政府はまともな統治能力を発揮することができなくなることであろう。東日本大震災後の震災処理で民主党はチェックメイトになったのであり、しかもマニフェスト違反をしまくることで完全に国民からの信用を失ってしまったのだ。
野田首相は選挙公約にはない「消費税増税」を強引に推し進めようとしているのであるが、この消費税増税が行われれば、日本経済は完全に減速することになる。震災後の増税は禁じ手なのであって、これをやれば一時的に政府は増収になるが、そのために国民は貧しくなってしまうのである。
しかし、忘れてならないのは自民党も前の選挙公約で消費税増税を掲げているということだ。消費税増税の言い出しっぺは自民党なのである。これを言い出したのは谷垣総裁なのであって、谷垣総裁では政権交代は無理なのである。自民党は次の衆議院議員選挙では絶好のチャンスを迎えるのであり、この選挙戦を谷垣総裁で戦うべきではないのだ。
では一体誰が最適かというと、それは「小池百合子」であろう。大きな改革をする時は派閥のボスでは無理なのである。小池百合子のように政界を巧く泳いできたような人物こそ必要なのである。しかも小池百合子は女性なのにフェミニズムに汚染されていないし、まともな政治的感覚を持ち合わせているのだ。欠点といえば結婚していないことであろう。自民党は小池百合子総裁を誕生させれば、次の衆議院議員選挙で圧勝することができることであろう。
民主党はもう何をやっても駄目である。マニフェストが余りにも粗悪すぎたのである。自民党が政権を取りたいのなら、今の内に選挙公約をしっかりと作り上げておくことだ。特に政府に対するリストラ策を総選挙前に立案しておき、政権獲得後、すぐさまリストラを実行できるようにしなければならない。
●復興特需と円高利益
①復興特需
日本経済は今年、復興特需がじわじわと効いて来ることになる。マスコミではなかなか報道されないのだが、民主党政権下で公共事業が削減されたために建設業者たちは倒産が続出したのだが、この震災特需で息を吹き返したのである。建設業者たちの給料は増額されているので、その資金が消費に回ると経済が活性化していくものなのである。
②円高景気
日本経済の円高傾向は今年も続くことになる。欧州連合のユ―ロが危険な状況にあるので、そのために円が買われているのだ。大企業は円高によって莫大な利益が入って来ることになる。なんせ円高のために海外から易い商品を購入できるので、経費が一気に低下することになるのだ。
円高は日本企業にとって追い風だということが解っていないと、会社そのものが淘汰されることになる。マスコミは円高不況ということしか報道してこないのだが、今や円高は日本経済全体を潤す効果を持つようになっているのだ。円高で倒産する企業などごく一部なのであって、大半の企業にとっては「これはチャンス!」なのである。
但し、大企業の突発的な事故には気をつけることだ。地道に改革をしていない企業だと、今年は大事故に遭遇してしまう可能性があるのだ。去年の東日本大震災で多くの国民は疲労しているので、その疲労と現状維持が重なると、大事故という形で噴き出して来てしまうのである。
③ベンチャー企業の続出
壬辰の年はベンチャー企業が続々と誕生して来る年でもある。大企業では対応しきれない分野をベンチャー企業が埋めて行くのだ。起業しても当分の間は有名にならないが、いずれ大発展を遂げ、巨大な企業になってくる会社も出て来るのだ。大事なことは今この時期だからこそ起業することなのである。
海外ではユーロ危機が東アジア経済に波及してくる。特に中国経済に危険信号が出ている。先進国は日本もアメリカも西ヨーロッパも全てデフレ不況になっているし、しかも金融危機が起こっているので、これ以上、中国経済が発展する可能性はないのだ。中国政府としては貿易ではなく国内需要を大きくして行く経済政策を取るべきなのであるが、この発想の転換がなかなかできないのだ。
●家族として何をすべきか?
壬辰の年の家族として何をすればいいのであろうか?
それは政治の動きにエネルギーを取られないようにすることだ。民主党政権は腹立たしいが、いずれ衆議院議員選挙でボロ負けするものなのである。民主党の政治漂流が続くが、それに怒っていては家族のエネルギーが政治に取られてしまうものなのである。政治のことは政治家に任して、自分たちは家族としてすべきことを全部やっておくことだ。
壬辰の年は何か新たなことを始めるには相応しい年なのである。年の初めに自分たち家族が今年すべきことを定め、それをきちんとやるようにすることだ。着実に前進していくことが大事なのであって、そういうことを繰り返していると大飛躍も起こる可能性が出て来るのだ。
壬辰の年はそれこそ妊娠や出産の好機である。冬の内に夫婦でパッコンパッコンしていれば、今年中に出産することができてしまうことだろう。辰年生まれの子供は、大人になると組織のリーダーになり易いので、できることなら辰年の間に産んでおくことだ。子供の内はスポーツを思いっきりやらして、スポーツを通じて友情を育くんでおけば、いずれ組織のリーダーになっていくものなのである。
マイホームを購入したいのなら、今年は好機である。震災特需は恐らく来年に表に出て来るので、今なら不動産価格も安いのだ。来年になれば徐々に不動産価格が上昇していくことになるのだ。東日本大震災の打撃で、誰もが不動産の購入を手控えているので、今年は価値の高い不動産を手頃な価格で買うことができるのである。
壬辰の年では変化がなかなか表に出て来ない。このためテレビや新聞を見ているだけでは、今年の変化を掴めないのだ。今年は大きな変化が起こるのではなく、小さな変化が起こると解っていれば、情報収集して行く中で小さな情報にこそ目を向けておくことだ。その小さな変化が後日大きな変化を引き起こして来るのである。
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コメント
タマティー様、2012年の大予言有難うございます
龍の置物も昨日早速ゲットしました。残念ながら、目は黒ですが(探し回ったのですが赤はありませんでした)。その後夫婦それぞれ33個夢を書き出しました。意外とあるものですね。主人と叶う事を祈って就寝しました。
けろりんさん、頑張ってください。賢い長女さんがいらっしゃって羨ましいです。うちの長女は何事にも自信が無く、手伝いも勉強も運動も人間関係も不得手。ヤル気がなく、低体温です。性格も寂しがり屋でひねくれています。対照的に次女は天使爛漫で子供らしく、好かれるものを持っています。
長女は私が押さえつけたり、イライラして育てたせいだと思います。優しい母親じゃなかったせいだと思います。当時仕事が忙しすぎて、不器用な私は子供や主人に迷惑をかけて来ました。そのツケが今来ているのだと思います。
主人とも長女の事は悩んでいますがタマティー様に教えて頂いたように、長所を伸ばしてあげられるように頑張りたいと思います。
投稿: ゆきりん | 2012年1月 4日 (水) 09時26分