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小学校卒業生へ贈る読書のすすめ 『魔女の宅急便』

 けろりんさんから「小学校卒業生へ贈る読書のすすめ」はないかとリクエストがあったので、その後、小学校を卒業する生徒たちのために何かいい本はないかと探しまくりました。

 小学6年生の読解力で良さそうな本ってなかなかなんだよね。

 相手が子供だと思って作家たちは幼稚に書いて来るんだ。

 しかし!

 運のいいタマティーは遂に見つけました!

 小学校卒業生が読んでも読み応えのある本を!

 しかも、みんなが知っているのに、みんなが読んでいない本を!

 その本をこれから小学校を卒業する生徒たちのために贈ります!

●映画よりも原作の方が断然面白い

 これから小学校を卒業する者に薦める読書があるとするなら、俺は角野栄子著『魔女の宅急便』(福音館書店)を上げることだろう。題名から解ると思うが、この本を推薦するとなれば、その読者対象は「男の子」たちではなく「女の子」たちだ。『魔女の宅急便』は小学校を卒業した女の子たちがしなければならないことが沢山書かれているからだ。

 『魔女の宅急便』はスタジオジブリが映画化したために、既に『魔女の宅急便』の映画を見た人たちはいることだと思う。しかし映画より原作の方が断然に面白いのだ。大体、映画を小説化した物は面白くないが、映画化された小説という物は面白いものだ。なぜならその小説が面白いからこそ映画化されたのであり、その小説の作者は面白くなるように一生懸命書いたからなのである。

 映画『魔女の宅急便』は質の高い映画ではあっても、宮崎駿監督は製作の遅れから、物語を原作とは懸け離れた物にしてしまったのだ。このため宮崎駿監督は物語を余りにも変えてしまったために、原作者の角野栄子の所に謝りに行っているくらいなのだ。それほど原作と映画では内容が違っているのである。

 宮崎駿監督は世界的に有名になってしまったアニメ映画監督なのであるが、彼には大いなる欠点が存在するのだ。1つはその製作スピードが異様に遅く、いつも映画製作が遅れてしまうということだ。もう1つは彼が作った映画には「通過儀礼」というものが全くないのだ。確かに彼の作った映画は出来が良くても、よくよく見てみると疑問符を生じさせてしまう内容になっているのだ。

 なんで彼がそんなことをするのかというと、宮崎駿監督は幼い頃に東京大空襲に遭遇しており、その際に焼死していった女の子のためにアニメを作ることをしているからなのである。だから宮崎アニメは全て少年少女向けであって、少年少女が通過儀礼を経て大人になって行く内容にはなっていないのだ。通過儀礼がないからこそ、アニメの主人公たちは成長して大人になることができず、それが製作スピードの遅れとなって現れて来るのだ。

  魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

●主題は「魔女の自立」

 原作の『魔女の宅急便』の主題は「魔女の自立」である。主人公のキキは、民俗学者であある父親と魔女である母親の元に生まれた1人っ子で、13歳の時に両親の元を離れて修行の旅に出かけ、なんと1年で魔女としての自立を成功させるのである。現実にはそんなことありえないのだが、小説だからこそこういう短期間での自立が可能になるのだ。

 キキが魔女として自立していくために要求されている条件は以下の3つである。

①10歳で魔女になろうと決意し、13歳で修行の旅に出る

②現代にも魔女がいることを知って貰う

③もちつもたれつの関係を築き上げる

 魔女は誰でもなれるものではない。魔女になろうとする者は「魔女の血」を引いていなければならないのだ。だから母親は魔女であらねばならず、魔女は女系相続をしなければならないということが解る。魔女の掟では10歳で魔女になることを決意し、3年間母親から魔法の使い方を学び、13歳になったら魔女として修行に出なければならないのだ。キキはしっかりと魔女の掟を守っているのだ。

 魔女の修行というのは決して難しいものではない。魔女がいない町に行って、そこに住み、魔法を使って仕事をしながら、現代にも魔女がいることを人々に知って貰うのである。だから箒で空飛ぶ魔法を使えるキキは「魔女の宅急便」を遣り始めることになるのだ。当然に魔女が空を飛びながら宅急便事業を行えば、町の誰もがこの町に魔女がいることに気付くのである。

 「魔女の宅急便」は緊急な用事でも請け負ってくれるので、高額な料金を請求していいのではないかと思ってしまうが、それには制約があって「もちつもたれつの関係を築き上げなければならない」という魔女の掟があるのだ。このため魔女は魔法を使って億万長者になることはできないのである。

 人々ともちつもたれつの関係を築き上げることは簡単にできることではない。だからキキは仕事を請け負う度に悩み、それを解決することで「魔女の知恵」を身につけて行くことができるのである。特に時計台事件で町長さんの依頼が最も難問であったのであり、キキは魔女の知恵を使ってこの難問を解決したからこそ、町長さんがキキを一人前の魔女だと看做す役目を果たすのである。

 ところが映画には町長さんが出て来ないのだ。映画では時計台事件が違う形で出て来ており、キキはその事件を知恵を使って解決したのではなく、勇気を出して事件を解決したということになってしまうのだ。これではキキには「魔女の知恵」がないということになってしまい、魔女として自立することができなくなってしまうのだ。だからこそ映画には通過儀礼がないのだ。

●魔女とは一体何か?

 ところで魔女って一体なんなのかということになる。魔女というのはドルイド教の女性宗教家たちのことなのである。地母神崇拝を行い、中でも月の女神である「ディアナ」を奉じたのである。因みにイギリスの首都「ロンドン」は古代では「ロン・ディアナ」と呼ばれており、ディアナを祀った宗教都市であったのである。

 ドルイド教の女性宗教家が魔女になるためには最低でも3つの条件がある。

①魔女の血が魔法が生み出す

 まず魔女は誰にでもなれるものではなく、母親が魔女であり、魔女の血を引いた者でないと魔女になれないということなのだ。古代は血統が非常に重視された社会なのであって、魔女の家系に生まれた女性は魔女にならなければならなかったのである。この魔女の血こそが魔法を生みだして来るのだ。

②魔法の技術の習得者

 魔法は科学とは違う。科学は普遍性を持つが、魔法は普遍性など持っていない。魔女として秘儀参入儀礼を受けて、魔法を1つ1つ学んでいかなければならないのだ。『魔女の宅急便』に於けるキキのように空飛ぶ魔法しか使えない魔女では駄目なのである。キキは第二巻で母親から「くしゃみ薬」の魔法を学ぶのであり、これによって作者は魔女の掟を守ることになるのである。

③魔女の知恵を有すること

 魔女は魔女の家系に生まれ、魔法の技術を習得して来るので、当然に女性としては頭のいい女性になる。魔女は「魔女の知恵」というべきものを持つのであって、だから魔女というのは古代に於いて「賢い人」という意味で呼ばれていたのである。魔女が出て来る小説は沢山あるのだが、魔女が魔法を使うだけでは駄目なのである。魔女は魔法を使うことによって、「魔女の知恵」を身につけていかなければならないのだ。

 ドルイド教というのは「ガリア」「ゲルマン」「ケルト」などの諸民族の間ではしっかりと定着した民族宗教なのであって、だからこそキリスト教がヨーロッパを征服していくに当たって、徹底してドルイド教を叩き潰して行った。特に魔女は処刑の対象にして行くのである。中世では「魔女狩り」の嵐が吹き荒れるのだが、中世になってもまだ魔女たちは生きていたということなのである。

●なんで魔女でない女の子たちが魔女に惹かれるのか?

 魔女は魔女の家系に生まれない限り魔女になることはできない。それなのになんで魔女でない女の子たちが魔女に惹かれるのか? 女の子たちは魔女のように魔法を使えなくても、魔女から学ばなければならないものが沢山あるからこそ、魔女に惹かれるのである。女の子は魔女から学ぶべきことを学んでおかないと自立して行くことができないのである。

 魔女ではない女の子たちは魔法を使えない。しかし魔法と似たような物なら使えるのだ。

①脳のシナプスの減少

 人間の脳は6歳の段階で脳内のシナプスの量が最大化するのであるが、それ以降、16歳になるまで脳のシナプスは低下していくことになる。この間、子供達は通常の能力を遥かに上回る物を持てるのであって、これが魔法と同様の効果を引き起こすのである。事実、女の子たちが魔法に興味を見出すのは、小学生の時と中学生の時であろう。

 もしも女の子が魔法に興味を見出すことがなく、現実ばかり見ているようでは、急速に脳のシナプスが減少して行き、高い能力を持つことができなくなってしまうのだ。学校では科学教育を行うものだが、小学生や中学生が科学教育だけを受けてしまうと、幾ら優れた科学教育を受けたとしても大成していくことがなくなってしまうのである。

②女性ホルモンの増加

 もう1つが女性ホルモンの増加である。女の子は初潮を迎えて以降、徐々に女性ホルモンの量が増加し、それによって通常では得られない力を持つことになるのである。醜いアヒルの子が白鳥になっていくように、普通の女の子が美女へと成長して行くことになるのだ。女性ホルモンの分泌量を増加させたいからこそ、魔法に興味を持つのである。

 中学生の時期は脳のシナプスが減少する時期と、女性ホルモンが増加して行く時期が交差していくのである。このため小学生の時期とは違うし、かといって高校生の時期とも違う時期を過ごすのである。この時期はもう取り返しのつかない大事な時期なのであって、この時期にしか経験できないことが沢山あるのだ。

③蓄積した母性愛

 子供の頃から蓄積した母性愛は、自分が親から自立して行く時に自分に新たな行動を引き起こすのである。母性愛は絶対肯定の愛だからこそ、青春時代に突入すると、「根拠のない自信」を持つことができ、母親の関係ない所で自由に動いて行くことができるのである。魔法に興味を持つのは自分の母親から愛された女の子たちであろう。母性愛があるからこそ、魔法という現実に存在しない物に憧れるのである。

 勿論、女の子が成長していけば母性愛を消費して行くことになる。だから女の子は自分の母親以外の女性から母性愛を貰う必要性があるのだ。キキですら、グーチョキパン屋の「おソノさん」や、動物園のカバの飼育係の「ママさん」から母性愛を貰っているのだ。母性愛を貰うからこそ、心の中の母性愛が枯渇せず、成長して行くことができるのである。

●魔法を使うからこそ女性は自立できる!

 『魔女の宅急便』を読むことで、一体、小学校を卒業した女の子たちに何をして貰いたいのかというと、それは

 「魔法を使え」

 ってことなのである。女の子は魔法を使うからこそ成長して行くことができるのであり、結果的に女性として自立して行くことができるのである。逆に言えば魔法を使わないと自立できないということなのだ。

 魔女が出て来る物語を読んで、自分の想像力を逞しくし、目に見える物だけではなく、目に見えない物まで見えるようにならねばならないのだ。これは学校の勉強を軽んじるということではないのだ。学校の勉強は地道にやっておけばいい。しかし学校の勉強だけやっていては駄目なのである。魔法こそ真剣に学ばなければならない科目なのである。

 女の子が使う具体的な魔法は「洋服」であり、「バック」であり、「アクセサリー」であり、「化粧」であろう。ありのままの自分を見て欲しいなどと間違った要求をするのではなく、自分が見すぼらしくても、お洒落をすることで美しくしていく努力を必要なのである。こういう時にお洒落には高級ブランド品など要らない。お小遣いで買える範囲内の物でいいのだ。後は自分のセンスでレベルアップを図って行けばいいのである。

 もしもこの時期に魔法を使わず、学校の勉強ばかりしていては、自分の美しくしていくことができず、最終的には自立することができなくなってしまうのだ。冷静になって「女性の自自立!」を騒ぎ立てているフェミニストたちを見てみればいい。彼女たちは女性として最も大事な時にお洒落をせず、勉強ばかりしてしまったからこそ、女性として自立する機会を失ってしまったのである。

 この世を生き抜いて行くために現実を直視することは絶対に重要なことである。しかしそれと同時に現実を超越して想像力を働かすこともそれと同じく絶対に重要なのである。これをお堅く言えば、「少年よ、大志を抱け!」ということになる。砕けた言い方をするなら、「若者よ、ホラを吹け」ということなのである。

 『魔女の宅急便』でも10歳の子娘が魔女になろうと決意し、13歳になって修行の旅に出て、僅か1年で一人前の魔女になってしまったのである。これは飽くまでもフィクションだからこその話なのであるが、実際の女の子なら早くに自分の夢を明確にしておくべきなのである。自分の夢が設定されてしまえば、その時は不可能に思えたものでも、必ずその夢を実現することができてしまうものなのである。

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コメント

タマティーさま~。

正月の豪華な食事で、すっかり気を抜いてしまいました。
りんごの糠漬けですか。フルーツ系やったことないですが、やってみます。甘酸っぱくなるのかなぁ~。
そういえば、テレビで水抜きした豆腐を糠漬けにしたら、チーズみたいな味がして美味くなるとやってました。糠漬けもいろいろやってみたいですね。
今日の魔女宅ですが、一昨年くらいに六巻で話が完結して、感動しました。キキも母親になって、本当に本当に大人も楽しめる本です。
早く、風邪治します。アドバイス、ありがとうございました。

投稿: ゆきねこ | 2012年1月16日 (月) 14時56分

タマティーさま~。
私も追伸です。
子ども用の本なんですけど、ファンタジー系で文章がカッコよく、ストーリーも感動して泣ける 上橋菜穂子の獣の奏者 シリーズ読んでみてください。図書館に置いてあると思います。
絶対、感動されると思います。(もう読んでいたらゴメンナサイ!)

投稿: ゆきねこ | 2012年1月16日 (月) 15時04分

 ゆきねこさん、今週1週間は『魔女の宅急便』ネタで行きます。

 『魔女の宅急便』は非常に文章が巧いです。
 作者の角野栄子が童話作家上がりなために、言葉を慎重に選んで無駄のない文章になっているんですよ。
 逆に言うと、文章に問題点がないから、後は内容なんです。
 あれは読者の読解力が非常に試される本ですね。
 漠然と読んでいると、あの本の良さが全く解らなくなってしまいますからね。

 上橋菜穂子の『獣の奏者 シリーズ』ですね。
 読んでみます。

投稿: タマティー | 2012年1月16日 (月) 18時08分

タマティー様〜
魔女の宅急便に関係ないご相談でスミマセン

さっき、何だか左のおっぱいの内側が痛いな…と思い、目が覚めました。
触ってみると、まだそんなに硬くないのですがややしこりがある様な感触…

やっちゃった!すぐ頭をよぎったのが、土曜日の食事。実は友人が働いているレストランに招待され、普段食べない様なステーキをペロッと…はい。美味しく頂きました。
そして、その後またマク○ナルドへ行ってしまい…

普段和食の私がそんな酷いメニューを食べたもんだから、おっぱいもビックリしちゃいますよね。
娘もオッパイが不味いから残したんだと思います

こんな急なトラブルには、どう対処すれば 良いでしょうか?お忙しいのに申し訳ありません。何かアドバイス頂けたら有難いです…

投稿: ゆきりん | 2012年1月17日 (火) 05時07分

 ゆきりんさんに、「あなたの知らないお肉の世界」についての話をしておきましょう。
 
 マクドナルドのハンバーガーには大量の化学物質が使われており、だからこそ、どの店舗でも同じ味が出せるんですよ。
 その化学物質を食べてしまえば、乳房に不気味なしこりができてしまうんです。
 マクドナルドの店舗数の拡大と、女性たちの乳癌の大量発生は、正比例の関係にあります。

 ステーキはマクドナルドのハンバーガーよりも悪くはないのですが、日本のステーキって柔らかいでしょう?
 牛肉って本来堅い物なんですよ。
 それがなんで柔らかいか解ります?
 それは牛肉にホルモン剤が投入されているからなんです。
 このため乳房のようにホルモンに敏感な場所では、ステーキを食べた後にしこりができたりするんです。


 乳房にしこりができたなら、まずは「断食」をする!
 体内にある老廃物や毒素を排出してしまえば、自然としこりは小さくなって行きます。
 1日だけリンゴ人参ジュースと味噌汁だけで過ごせばいいです。

 それから果物や野菜を沢山食べるようにすることです。
 冬場はリンゴが美味しいですよ。
 それと野菜を沢山いれた鍋料理もいいですね。 

 トドメはセックスをする!
 ホルモンの関係上、乳房にしこりができているから、セックスしてホルモンを巧く解消していかないとね。
 育児中のためにそんなに乗り気じゃないと思うけど、夫婦でパッコンパッコンやっておいた方がいいですよ。

投稿: タマティー | 2012年1月17日 (火) 05時40分

タマティー様、早速お返事有難うございました

次女の時に乳腺炎になり、凄く痛かったので今回は早めに対処したいと思いまして…その時は、マッサージしてもらって膿みたいな黄色いおっぱいが出てきた覚えがあります…

昨日1日ウンちゃんが出なくて苦しかったですが、今朝臭〜いのが出ました。
断食も頑張ります!

マクドナルド、解っていながら食べちゃってダメな母親です。もっと意識して食事をします。
ステーキもやわらかかったです。やっぱりそうですよね…何かでホルモン注射見ました。怖いですね。

教えて頂き有難うございました。まずは言って頂いた事をやってみます。いつも本当に感謝しております。
PS.主人にも今晩の約束を 取り付けました(笑)。

投稿: ゆきりん | 2012年1月17日 (火) 13時41分

タマティー様、有難うございました!
しこりはもう殆ど無くなりました。アドバイスのお蔭です

お蔭で主人ともかなり久しぶりに盛り上がりました(笑)。
最近かなり母親モードだったので、女性になるのにかなり時間を 要しましたが・・・

今回の事で、食べ物がどれだけ身体に影響しているか痛いほどよく解りました。これからも気を付けていきたいと思います。

投稿: ゆきりん | 2012年1月18日 (水) 14時52分

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