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2012年2月

似た者夫婦の落とし穴

●そこそこ幸福、そこそこ不幸が一番危険

 母性愛は愛の中で最高のものであっても、万能のものではない。母性愛だって使い方を誤れば危険なことになってしまうものなのである。

 母性愛は絶対肯定の愛であるがゆえに、自分が悲惨な状況に置かれているのに、その悲惨な状況を絶対肯定してしまうのである。例えば自分の夫が暴力を振るうのになぜだから別れなかったり、夫がアル中や麻薬中毒になっているのに別れなかったりするのだ。獄中結婚をしてしまう女性も母性愛が悪用されてしまったのである。

 これは医学的には「ストックホルム症候群」という立派な精神病であるのだ。このヘンテコな病名を持つ病気は、ストックホルムの銀行に銀行強盗が押し入り、そこで人質になった女性がよりによってその銀行強盗犯に恋をしてしまったという所から、この病気の存在が発見されたのである。

 女性は母性愛を持っているがゆえに、それが特殊な状況下に置かれれば、とんでもない間違った行動を平気で取ってしまうのである。これは何も結婚だけには限らない。凶悪犯罪が起こるとなぜだかその凶悪犯罪を引き起こした犯人を擁護する女性たちが現れてくるし、男性アイドルたちはどう考えても男性としては頼りない優男なのに、なぜだか若い女性たちは熱狂してしまうのである。

 結婚であるなら、夫が暴力を振るったり、アル中や麻薬中毒になれば、自分の母性愛は悪用されているなということがいずれ解ることであろう。問題はそこまで事態が悪化していないのに、そこそこ幸福、そこそこ不幸の状態に対して母性愛を出してしまい、そこから抜け出せなくなるということなのである。

 平凡な家庭ではこの現象に陥っているのが非常に多いのだ。この手の平凡な家庭になると夫婦は似た者同士で、夫婦仲はいいのだが、かといってそれが凄く幸せというものではないのだ。逆に滅茶苦茶不幸というわけでもないのだ。だからその状態から抜け出せないのである。

●似た者夫婦の一体何がいけないのか?

 普通、大方の夫婦は凸凹コンビである。身長の高い男性に身長の低い女性がくっつくし、痩せている男性に肥満の女性がくっつくものだ。心優しい女性になぜだか過酷な男性がくっつくものだし、金の締りのいい女性に金遣いの荒い男性がくっつくものだ。そうやって夫婦はバランスを取るのである。

 しかし似た者夫婦は違う。最初から性格が似通っているし、結婚後暫くすると顔つきまで似てくるようになるのだ。夫婦にしては仲が良すぎるし、夫婦喧嘩をしないのだ。一見非常に仲がいいのではないかと思うが、こういう夫婦関係だと逆に夫婦の仲が深まっていかないのだ。

 似た者夫婦はきちんと働くし、性格に起因するトラブルなどまず起こさない。しかし夫婦間に於いて確固たる目標がないのだ。このため夫婦が持てるエネルギーを目標実現のために集中することができないのだ。だから日々の生活の糧を稼ぐだけで精一杯になってしまうのである。

 この似た者夫婦は育児に於いて致命的なミスをしでかしてしまう。それは子供たちに対して夫婦が同じ意見になってしまい、子供たちに必要以上のプレッシャーをかけてしまうということなのである。通常、育児に関して夫婦の意見が違って当たり前だ。しかし夫婦の意見が一致してしまうために、子供たちはどこにも逃げることができなくなってしまうのだ。

 こういう育て方をされると、「子供が跡を継がない」「子供が悪事に走る」「子供が結婚しない」「子供が結婚しても子供を生まない」「子供が同性愛者になる」という有り得ない事態が起こってくるのである。この現象は農村部に行けば当たり前のものだし、都市部に於いても核家族の中にはじわじわと出始めている現象なのである。

●足りないものは「貪欲さ」と「悪どさ」

 人類の歴史というのは、飢饉の歴史でもある。人類はその人口数に対して常に食糧が不足していたのである。日本ですら最後の飢饉は江戸時代後期に起こった「天保の大飢饉」なのであり、そんなに遠い昔の話ではないのだ。

 人間は飢饉に晒されてきたために、食糧が不足した状態なら幾らでも耐えられるのである。しかし食糧が過剰になってしまうと、その異常な状態に対応できなくなるのだ。似た者夫婦は食糧が足りている農村部から発生して来たという事実を忘れてはならない。食糧が足りた環境で育ってきたために、人間として大事なものが失われてしまったのである。

 では何を失ったのかといと、それは「貪欲さ」だ。人間は本来貪欲な生き物なのであって、貪欲であるからこそ豊かになっていくことができるし、幸せになっていくことができるのだ。確かに金銭欲は醜い。しかし自分が豊かになるまで金銭欲を持つべきであって、お金がそこそこある状態で金銭欲を捨て去ってはならないのだ。

 もう1つ失われたものは「悪どさ」だ。自分の目標を実現するためには手段を選ばないという気概で物事を進めていくからこそ、その目標は達成できるのであって、悪どさを持たないと、どうやっても目標を実現することができないのだ。だからそこそこ幸福、そこそこ不幸を肯定してしまうようになるのだ。

 似た者夫婦は仏教のいう「少欲知足」にすぐさま引っかかるし、その世俗バージョンである「清貧の思想」にすぐさま引っかかってしまうのだ。自分の悲惨な現状を否定せず、その悲惨な現状を肯定してしまう思想によって、益々自分の境遇を強固なものにしてしまうのである。

●現状維持を遣り続けるしかない

 結婚した場合、似た者夫婦になることは絶対に避けた方がいい。その結婚生活は平穏無事に過ごせるかもしれないが、その結婚は母性愛が悪用されている状態なのであって、いずれどこかで「悪魔のツケ」を支払うことになってしまうものなのである。

 夫婦は互いが違っていていいのである。外見が違っていて当たり前だし、性格が違っていて当たり前なのである。そうやって何もかも違う夫婦だからこそ惹かれあうのであって、夫婦がそれぞれの作業をすることで家族を豊かに幸せにしていけばいいのだ。

 もしも似た者夫婦になってしまったら、現状維持を心がけるようにすることだ。この手の夫婦は下手に高望みすると、結婚そのものが破壊されてしまうからだ。激しく不幸にならない代わりに、そこそこ幸福、そこそこ不幸の状態を保ち続けることができるのである。

 似た者夫婦は子供たちに必要以上のプレッシャーを加えてしまうので、夫婦で違う趣味を持つようにし、自分たちのエネルギーを家族外で発散するようにすることだ。似た者夫婦で趣味が一緒だと、もう子供たちは逃げる場所がなくなってしまうので、その点だけは要注意しておくことだ。

 母性愛の使い方を誤らないためには、子供の時はとにかく母親に対して素直になり、母親に命じられたことはきちんとこなすようにすることだ。その一方で思春期を迎えたら徐々に母親から離れていき、きちんと自立するよにすることだ。自分が結婚する前にきちんと自立していないからこそ、結婚後に自分の母性愛が悪用されてしまうのである。

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なんで悪妻が成功するのか?

●悪は凄いエネルギーを秘めている

 女性であるならば、結婚したのならきちんと母性愛を出し、それによって夫や子供たちを幸せにしていくというのが「既婚女性の王道」なのである。母性愛は愛の中で最高レベルの愛だから、この母性愛さえあれば如何なる夫婦でもなんとかやっていけるものなのである。

 しかし世の中には結婚しても母性愛を出さない女性たちがいる。その者たちは大方、貧乏になり不幸になっていくものだ。ところが母性愛を出さない既婚女性たちの中には想像とは裏腹に豊かな生活を送っている女性たちが存在するのだ。

 普通、この手の女性たちを「悪妻」という。

 悪妻は育児が下手糞。子供を虐待することなどなんとも思っていない。夫とは常に夫婦喧嘩をし、夫に暴力を振るうのも日常化しているのである。悪妻でない既婚女性たちから見れば、絶対に豊かになるわけがないし、絶対に幸せになれるわけがないと思ってしまうのだ。だが現実はこの悪妻たちの中でも裕福な暮らしをしている悪妻もいるのである。

 その理由は「悪の力」を巧く使ったからなのであfる。

 通常、我々が使うのは「善の力」だ。「善の力」だからこそ、正しい結果を生み出すことができるのである。しかし「善の力」には欠点も存在する。それはその「善の力」を習得するまでには時間がかかるということだ。一方、「悪の力」は習得のために時間を費やすことがなく、簡単に手に入れることができてしまうのだ。

 世の中は常に「善人は少なし、悪人は多し」なのである。どんなに学校教育を整備した所で、不良少年や不良少女は出てくるし、どんなに警察官の数を増やしても凶悪犯たちは発生してくるのだ。結婚に於いても、どんなに時代が変化したとしても確実に悪妻が出て来て、その率は余り変わらないのだ。

●「良い悪妻」と「悪い悪妻」

 善悪を峻別しすぎてしまうと、良妻は正しくて、悪妻は駄目だと思い込んでしまう。しかし世の中、そう簡単に割り切れるものではないのだ。悪妻たちの殆どは結婚を破綻させる。だが悪妻たちの中には結婚を成功させてしまうとんでもない悪妻たちだっているのだ。

①良い悪妻

 悪妻たちの中にも「良い悪妻」がいる。「良い悪妻」というのは日本語的におかしいが、悪妻であっても悪気はないという意味である。この「良い悪妻」には生まれ育った環境に問題があり、ただ単に自分の感情の制御ができないのである。自分の感情をすぐに爆発させてしまうからこそ、悪妻と認定されてしまうのである。

 解り易い例が「北斗晶」であろう。北斗晶は3姉妹の次女であり、長女は美人で頭が良かったために、常にこの長女と比較されて育った経歴を持つのだ。3姉妹の中で次女はとりわけ扱いにくいのだが、次女への育て方を間違えるとグレてしまうものなのである。

②悪い悪妻

 「良い悪妻」がいるなら、「悪い悪妻」だっている。「悪い悪妻」というのは自分が悪妻であることを充分に承知しており、やることなすこと悪意がありすぎるのである。この手の悪妻は自分のためなら陰険極まりないことを平気でやってくる非常に厄介な女性なのである。

 解り易い例でいうと、「野村佐知代」だ。若い頃から悪妻ぶりを発揮し、悪妻に関する本を書いているのだから、悪妻に関して筋金入りなのである。「悪い悪妻」の最大の特徴は、悪事を日々毎日やっているために、早い段階から顔が悪妻のような顔つきになってくるのである。

●本当の悪妻は離婚しないもの

 「妻が悪妻なら別れてしまえばいいじゃないの!」と思うのは了見が狭すぎるのである。悪妻と結婚した男性というのは、妻が悪妻だからこそ愛しているのであり、普通の女性たちでは不満足になってしまうのである。悪妻には悪妻なりの魅力があるのだ。

 夫を成功者にさせてしまう悪妻たちには或る1つの共通点がある。それは「毒舌が巧い」ということなのだ。毒舌が巧い悪妻はその毒舌によって夫の欲望に火をつけてしまい、夫を勇猛果敢にさせ、仕事を成功させてしまうのである。

 毒舌というのは普通その毒舌を聞けば誰だって怒る類のものだ。しかし毒舌の巧い悪妻は夫を怒らせるのではなく、巧く夫を誘導し、夫を仕事に駆り立てるのである。但し条件を付け加えておくが、夫の方に悪妻の毒舌に耐えられるだけの体力や精神力がないと、その結婚は絶対に持たないということなのである。

 本当の悪妻は絶対に離婚しない。本当の悪妻たちは良妻賢母たちと同じように「結婚は運命の出会いがなすもの」ということを朧げながら知っているのだ。離婚は誰がどうやっても勝率の少ないギャンブルになるので、今の禄でもない旦那と別れても、今の旦那以上の男性と巡りえる確率は非常に少ないと言うことが解っているのだ。

 既婚女性が不倫をして離婚してしまうというのは、本当の悪妻だったら絶対にやらないのだ。本当の悪妻なら不倫しても離婚しない。それどころか自分の愛人を夫に紹介し、夫公認の下で交際し、自分が飽きたら捨てるということを繰り返すのだ。

●悪妻も夫が成功している限りは文句を言われない

 普通、夫を駄目にさせ、他の男を作って離婚し、その再婚ですらも新しい夫が駄目になれば離婚するような女性を悪妻だと呼んでしまう。しかしそれは悪妻なのではなく、「悪女」なのだ。妻としての機能は何も果たしていないのだ。

 夫を駄目にしてしまうからこそ、悪妻は悪だと罵られるのである。

 幾ら悪妻だったとしても、夫が成功している限り文句を言われないのだ。大方の悪妻たちは悪妻ぶりによって夫を駄目にさせてしまうからこそ、自分が悪妻と罵られ、しかも貧乏で苦しむことになるのだ。本当の悪妻たちは「悪の力」の使い方を知っているのだ。知っているからこそ。その夫は仕事で成功してしまうのである。

 意外なことかもしれないが、本当の悪妻たちの口から非常に倫理的な言葉を聞けるものなのである。例えば野村佐知代などは有望な若い夫婦達に対しては「あなたたち絶対に離婚しちゃ駄目よ」と忠告しているのだ。離婚と言うものがどう考えても大損だということが解っているからこそ、この手の意見を言ってくるのである。

 既婚女性が悪妻ぶりを発揮すれば絶対に世間を敵に回してしまう。だから世間に叩きのめされないようにするためには、「お金」を大量に持つしかないのだ。お金を大量に持っていれば、世間の攻撃に充分耐えられるようになるものなのである。

 女性が結婚したのなら、とにかく良妻賢母を目指した方が無難なのだ。しかし自分がどうやっても良妻賢母になれないのなら悪妻になってしまってもいいのだ。だが悪妻になるなら「本当の悪妻」になるべきであって、悪妻を中途半端にやっていると必ず後日悲劇に襲われ、その短い生涯を閉じることになるものなのだ。

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母性愛を使った会話の仕方

●上から目線の大切さ

 夫婦であるなら夫婦が対等になって話すことは重要である。しかし時にはそういう話し方では巧く突っ込んで話せない時がある。そういう時は母性愛を使った話し方をするようにしよう。妻が母性愛を出すことで夫を絶対肯定し、それによって奥深い話をするようにするのである。

 その際、最も重要になってくるのが、「上から目線の大切さ」だ。母親と子供の会話を見てみれば解ることだが、必ず母親は上から目線で話をする。上から目線で話すからこそ、母性愛が出てくるし、優しい言葉も厳しい言葉も言うことができるのである。

 通常、夫よりも妻の方の身長が低いから、妻が母性愛を出そうとすれば、夫は椅子に座り、妻は立って話すしかない。もしも座って話すのなら姿勢を正しくして話すべきであろう。やってみれば解ることだが、妻が夫を見下せる立場に立つと、夫を守ってあげようという気持ちが沸々と湧いてくるのである。

 「ノミ夫婦は大金持ちになる」と言われているが、妻の方が夫よりも身長が高いと、妻は夫に対して母性愛を出し易くなるのだ。このため夫は仕事で成功するようになり、結果的に大金持ちになってしまうのである。しかし俺の経験則から言わせて頂くと、身長の高い女性は料理の下手な女性が多い傾向があるので、食事に関しては気をおつけた方がいい。

 「姉さん女房は金の草鞋を履いてでも探せ」と言われるのも、姉さん女房は身長に関わりなく、必ず上から目線で物を言ってくるからだ。男女にとって年齢差というのは想像以上に厳しいものがあるのである。特に第一子長女の女性で姉さん女房だと、これが最大化することになる。

 ホステスクラブでも必ずそこのママは立っており、上から目線で客と接するようにしている。そういうことをしてくれるからこそ、お客は母性愛を貰うことができるのである。意外なことかもしれないが、ホステスクラブのママで長身の女性は滅多にいない。大概は低身長の女性なのである。帰り際にはママが見送ってくれるのだが、その際、ママの身長が低いために、お客はこのママを守ってあげようと、今度は父性本能に火をつけてしまうのである。

●とにかく同感する

 さて肝腎の話の中身なのだが、まずは夫の話を聞くようにするべきなのである。男女では言語能力に差があって、男女が対等に喋ってしまうと、妻の方が一方的に喋り、夫は無口になってしまうのである。このため夫は自宅で会話ができないからこそ、ホステスクラブやキャバクラに行ったりするのである。

 話を聞く時はとにかく同感するように心がけることだ。夫の発言に対して「そうだよね~」といっておけば、夫は自分の意見を受け入れてくれたと思い、色んなことを話してくれるようになるのだ。この同感の仕方が巧いと、夫婦喧嘩の回数は激減してしまうものなのである。

 夫婦間で絶対にやってはならないのが、相手の意見を速攻で否定することなのである。関西出身のお笑い芸人のように「それ、ちゃう!」と言ってしまえば、夫は妻から否定されたと思ってしまうのである。これを夫婦間で積み重ねると、夫は或る日突然に怒りを爆発させ、妻を凹凹にするまで殴ってしまうのである。

 勿論、妻だって夫の意見には同意できない場合もある。そういう時は「そういう見方もあるよね~。でもこういう見方もできるんじゃない!」といって切り返せばいいのである。この切り返しが巧いと、形式的には夫の意見を否定していないのに、実質的には夫の意見を変更させることができるのである。

 夫の意見に同感するためには、妻自身が自分の許容量を大きくしていかなければならない。だから本を読んだり、雑誌を読んだり、ママ友同士で喋ったりするのである。既婚女性がテレビばっかり見ていては、妻としての許容量は絶対に大きくならないので、その点は要注意なのである。

●解決策を用意する

 夫が妻に話す内容は、基本的に仕事での報告なのである。このため定期的に夫婦がきちんとした会話をしていないと、自分の夫が一体なんの仕事をしているのか解らなくなってしまうのである。基本的に会社では2年おきに人事異動があるために、会話がなくなった場合、非常に危険なのである。

 夫婦間の会話がないと、夫が過労死する確率が非常に高くなってしまうのである。妻が夫と会話さえしていれば、夫のやっている仕事がまともなものなのか、そうでないものかぐらいは解るものなのである。残業時間が余りにも多すぎたのなら、妻としては夫に残業しないよう忠告するか、労働基準監督所に通報したりするべきなのである。

 夫が仕事をしていれば、必ず何かしらの問題を抱えるものだ。そういう時、妻が解決策を出してあげるか、夫の意見を誘導して夫に解決策を出させるかすればいいのである。解決策が出て来るからこそ、夫は妻と話をするようになるのであって、解決策を出してあげるということは夫婦の会話を維持するために非常に重要なことなのである。

 女性たちの中には「落ちなし会話」をする人達がいるので、そういう女性は自分の会話に気をつけておいた方がいい。その妻には悪気はなくても、この落ちなし会話をされると、夫にとって話すだけ時間の無駄だと思ってしまうようになるのだ。

 ではどうすれば会話に対する解決力を上げていけばいいのかといえば、それは育児を通じて上げていけばいいのだ。乳幼児や小学生は大人にとって有り得ない行動を取ってくるので、問題が起こる度に母親が解決していれば、自然と会話に対する解決力も上がっていくものなのである。

●会話をする環境

 夫婦が楽しい会話をするためには、会話をする環境も大事になってくる。

 夫婦が会話する機会が最も多いのは「居間」なので、とにかく居間だけは常に掃除をしておくことだ。居間が綺麗だと会話が弾むし、居間が汚いと喧嘩になるものなのである。居間を掃除するのは基本的に妻なので、妻がこの役割を怠ると、その代償は高くつくのだ。

 それと居間のテーブルの上には物を置かないようにすることだ。調味料だとかテレビのリモコンなどを置いていると、どうしても話が盛り上がっていかないのである。夫が仕事の書類を置くなどは言語道断で、そういう夫だと幾ら会話しても内容の濃い話にはならないのだ。相手は常に仕事モードなので、一時も休まることがないのだ。

 トドメは照明である。日本の住宅は照明を使いすぎており、このため居間の明るさを落としてムードよく会話することが不可能になってしまうのだ。照明が強すぎると人間は自律神経が交感神経にシフトしっ放しになり、それで些細なことで逆上するようになってしまうのである。

 「最近、夫婦の会話が少なくなってきな~」と思ったのなら、いっそのこと模様替えしてしまうことだ。模様替えをしてしまうと、家の中の雰囲気ががらりと変わり、夫婦の会話が弾むようになるのだ。引越してから10年以上も模様替えをしていないのなら、「その家の夫婦の会話は大丈夫なのか?」と疑いを入れたくなるものなのである。

 母性愛を出す会話が非常に効果があるのだが、これを遣りすぎると夫は妻を母親のように思ってしまい、逆に正常な夫婦関係を営むことができなくなってしまうのだ。だから普段は夫婦が対等になるような会話をし、時には母性を出す会話をするようにすることだ。こういうメリハリが夫婦の仲を活性化させるのである。

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母性愛と性欲

 ぽんちゃんから、「母性愛と性欲」についての質問があったので、今回はそれを取り上げます。

 題して「母性愛と性欲」!

 なんか非常にナマナマしい。

●母性愛と性欲は反比例の関係にある

 女性が恋愛をし、その男性を全て受け入れてしまうと、体は妊娠モードへと変わっていく。この時期でなら、排卵期にセックスしてしまえば簡単に妊娠してしまう。しかし多くの女性たちにとって悲劇なのは、避妊の方法を知っていても、妊娠の方法を知らないということなのだ。排卵日前日こそ女性の性欲が最も高まり、最善の形で妊娠できるものなのである。

 もう1つは結婚の前と後とで、その妊娠が全く違う評価を受けてしまうということなのである。結婚前の妊娠は「出来ちゃった結婚」として扱われ、はしたない物とされ、結婚後の妊娠は「お目出た」と言われるのである。結婚は人間が作りし制度なのだが、この制度を軽視すると、とんでもない目に遭ってしまうのだ。

 結婚&妊娠は女性の心身の大きな変化だし、女性にとっても通過儀礼であるのだ。これを経ないと女性は自立できないのだ。そして女性が赤ちゃんを出産してしまうと、その瞬間から母親になってしまい、母親特有の行動を取るようになるのだ。

 その最大の特徴は育児を最優先するということなのである。当たり前のことだが、赤ちゃんは寝たきり状態なので、母親は付きっ切りで面倒を見ることになる。これは同時に夫への愛情が急激に減少するということなのである。夫は妻が育児をするために守ってくれればそれでいいのであって、妻としては夫に構っている暇はないのだ。

 そもそも母性愛は育児をするために出されるものなのである。母性愛が大量に出始めると赤ちゃんにその母性愛が注がれるのは当たり前のことなのである。このため育児中には性欲がなくなり、次の妊娠を控えることで、今の育児に全力を投入しようとするのである。

●夫への愛情には「80対20の法則」を使うべし

 どんなにラブラブなカップルでも、結婚して妊娠し出産してしまえば、その愛は冷めていくものなのである。

 だからこそ初めての赤ちゃんが生まれるまでに、充分に愛し合い、夫婦の愛の形を築いておくべきなのである。統計では結婚してから3年以内に赤ちゃんを生む確率は90%以上に達しているので、その間は夫婦2人だけなのだから、会話の時間を多くし、セックスも数多くこなしておくべきなのである。

 育児をし始めたら夫への愛は減少するのだから、無理に多くの愛を出そうとはせず、少ない愛でもその効果を大きくしていくべきなのである。この時期こそ「80対20の法則」を使うべきであって、20%の入力で80%の効果を出せるようにすればいいのだ。少ない愛だからこそ、効果が大きくなるのだ。

 具体的には料理であろう。美味しい料理を作っておけば、夫が不満を抱くことは大いに減少するものだ。そして夫婦の会話だ。夫婦が会話できる時間は限られているのだから、その間は濃密な会話をするようにすることだ。トドメはセックスであり、幾ら育児中とはいえセックスを欠かさないようにすることだ。

 恋愛至上主義に憑り付かれていると、育児に付きっ切りになってしまうと、夫への愛情が冷めてしまった事実を知り、平気で離婚してしまうのだ。恋愛のことばかり考え、結婚のことを何も考えてこなかったから、既婚女性に起こる当然の現象を全く知らないまま、育児に突入し、そして結婚を破綻させてしまうのである。

 気をつけるべきは、産後欝や育児ノイローゼになったりすることだ。この病気が発症してしまうと、その既婚女性の精神が正常ではないために、感情を爆発させてしまい、夫婦喧嘩を延々とやることになるのだ。産後欝や育児ノイローゼは食事が悪すぎるのであり、妊娠中は妊婦専用の食事を取っておかないと、出産するとこの手の病気に襲われてしまうのである。

●夫の浮気

 妻の方は育児中に於いて性欲が大いに減少する。しかし夫の方はそんな現象など起こらない。育児中でも発情しまくっているのだ。このため妻がセックスを拒んでいると、夫の方には凄まじいストレスが発生することになる。こういう場合、夫は浮気をして性欲を解消するものなのである。

 妻にしてみれば自分が育児中に夫が浮気をするなんて許せないものだが、この浮気は悪意のある浮気なのではなく、妻がセックスを拒んだことに起因する浮気なのである。自分の性欲が減少したからといって、夫も減少するわけではないのだ。

 そもそも一夫一婦制の結婚には無理があるのだ。一夫多妻制の結婚なら、この間、他の妻がセックスの相手をするのだ。こうなると自分は育児に専念でき、夫から無理矢理セックスを強いられることがなくなるのだ。一夫一婦制の結婚をするなら、一夫一婦制の結婚の特有な危険性を見過ごしてはならないのだ。

①禁欲の習慣を持つ

 育児中の夫婦の性生活に於いて問題を発生させないためには、出産前から禁欲の習慣を持つようにすることだ。妻が生理中の時期と低温期の時期にはセックスをしないようにするのだ。セックスをする快感も確かに楽しいが、禁欲することの楽しみも覚えるようにすべきなのである。

②やる時はやる!

 妻は育児中に自分の性欲が下がることを事前に知っておき、セックスの解禁日に当たるのなら、その時はきちんとセックスをするようにすることだ。セックスをすれば育児の疲労など吹き飛んでしまうので、疲労回復のためのスポーツだと思ってやればいいのだ。

③できれば子供を預けてセックスをする

 妻としては子供がいると、どうしてもセックスに集中できない。こういう時は自分の両親や夫の両親に子供を預けてしまい、その間に夫婦でパッコンパッコンすればいいのだ。授乳間隔が短い時にはこの方法は使えないが、授乳間隔が長くなってくれば、非常に有効な手段として使えるのだ。

●子供が1歳になると

 妻は育児中に於いて性欲が減少するものであるが、その妻でも性欲が回復してくる時がある。それは自分の子供が満1歳になった辺りだ。満1歳前後で子供は1人歩きできるようになるので、そろそろ新たな赤ちゃんが欲しくなるのだ。

 どこの夫婦でもそうだが、子供の間隔が2歳おきというのは、非常に道理に適っていることなのである。母親自体がまさにその時期に性欲を回復させてきたのである。よく「年子は大変」というが、実際に育児が大変なこともあるが、そういう夫婦は夫に妻への配慮が足りなすぎたり、妻自身、育児を充分に楽しまなかったのである。

 2人目不妊に陥らないようにするためには、そういう自然な性欲の回復を大事にすることだ。その夫婦関係に無理があると、この性欲を感じられなくなってしまうのだ。もしも性欲が回復してこないのなら、他の女性が産んだ赤ちゃんを抱かせて貰うことだ。これをやると性欲が回復してきて、自分も赤ちゃんを生みたいと思うようになるのだ。

 気をつけるべきは、育児中にセックスの回数が減少するのだから、そのまま性生活が正常な状態に回復してこないと、いずれセックスレスになってしまうものなのである。夫婦の場合、セックスをしないと空中分解する可能性があるので、セックスだけはやり続けた方がいいのである。

 自分が母性愛をきちんと出せるようになると、そのセックスもまたレベルアップしていくものなのである。若い時はただ単に性欲のぶつけ合いだったものが、妊娠や出産や育児を経ると、奥深い愛に包まれながらセックスができるようになるものなのである。こういうセックスは本当に素晴らしいものだから、映画化されることもドラマ化されることもないのだ。そこに辿り着けた者たちだけが知っている秘密の物なのである。

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母性愛とはなんぞや!

 kahalaさんから「母性愛とはなんなんでしょう?」との質問があったために、この記事を書きました。

 題して「母性愛とはなんぞや!」

●母性愛は絶対肯定の愛

 母性愛とは結婚し子供を生んだ女性だけが出せる愛である。愛の中で最も尊いのがこの母性愛である。母性愛は単なる愛ではなく、「絶対肯定の愛」なのであって、その愛の対象物を絶対に肯定してしまう。凄まじいほどの強力で大量の愛なのである。

 なんでこんな母性愛が必要になってくるのか?

 それは「人間の赤ちゃんが寝たきり状態で生まれてくるから」なのである。人間は進化の過程で二足歩行という、動物ではありえない動きをすることになった。このため骨盤が変形し、胎児が未熟児の状態で生まれてくるようになってしまったのだ。

 だから赤ちゃんが二足歩行できるまでの1年間は、母親が付きっ切りで面倒を見なければならないのだ。しかも会話がきちんとできるまでには3年間の歳月を必要とするために、非常に長期に亘って育児をすることになるのである。この間、母性愛を出し続けなければ、とてもではないが育児をすることなどできないのだ。

 あなたは自分の赤ちゃんが身体障害者だったら、捨てたり、殺したりしてしまうだろうか?

 普通の母親ならそういうことはしない筈だ。健常者で生まれてきても、身体障害者で生まれてきても、自分の子供なら絶対肯定してあげて、育児に励むのである。母性愛があるために、自然界の動物たちが絶対にしない行動を取るのである。

 母親は育児をするために知識や技術だけを持つだけでは駄目なのである。肝腎なのは母性愛なのであって、母性愛を巧く出していけば、育児に関する知識や技術など簡単に習得していくことができるのである。母親が母性愛を出してこなければ、赤ちゃんは泣き叫ぶことになるので、育児をやっていれば徐々に母性愛を出していくことができるのである。

●母性愛は女性にとって最高の快感である

 実を言うと、この母性愛、女性にとっては最高の快感を引き起こすのである。

 一番解り易い例を挙げると、既婚女性が出産直後に赤ちゃんを抱くと、最高の感動を感じてしまうものだ。あれこそ母性愛が出まくり、自分自身が最高の快感に酔いしれている瞬間なのである。その後も赤ちゃんを見るだけで快感を感じてしまい、だからせっせと育児に励むようになるのだ。

 女性が母性愛を出すためには、「母性ホルモン」の分泌が必要になってくる。母性ホルモンが分泌されるからこそ、母性愛を出すことができ、自分の体が母親らしい体型に変わっていくし、母親らしい思考や行動を取れるようになるのだ。実は母親を母親たらしめているのは母性ホルモンなのである。

 しかも赤ちゃん自体が母親の母性ホルモンを引き出すことをやってくるのだ。それは赤ちゃんの体臭であり、特に頭の匂いが母性ホルモンの分泌を刺激するのである。だから赤ちゃんの頭をそう頻繁に洗ってはならないのである。この匂いを嗅ぐと、母親は最高の快感を覚えてしまうのである。

 女性は赤ちゃんを生むことで。母親からの独立を果たすことになる。少なくとも、自分が赤ちゃんを生んだ以上、自分も母親になったのであり、自分の母親から独立していくことができるようになるのだ。母性愛は何も赤ちゃんにだけではなく、自分自身に注がれるのである。

 妻は夫の方にも母性愛を注ぐようになる。夫は妻から絶対肯定された以上、夫の人生に後退がなくなるのである。このため前進に次ぐ前進を開始し、仕事で成功していくことになるのである。既婚男性にとって妻から母性愛を貰えないと、人生が上向いていかないのである。

●母性愛を出さないと、人生大損?

 若い時であるなら、確かに恋愛は楽しい。しかし女性は恋愛では満たされないのだ。恋愛を楽しんだのなら、次は結婚というふうになるものなのである。結婚に至らない恋愛はどう考えても、女性を完全に満たしてくれる恋ではなかったのである。

 女性は恋愛中に母性愛を出すことはないが、恋愛結婚であるなら結婚する前に母性愛を出してくるのだ。このため女性は結婚する直前には顔も体も変わってしまう。これは恋愛結婚特有の現象なので、これがないとその恋愛結婚は破綻することになるのだ。

 芸能界の例で示すと、「木下優樹菜」にはこの変化が起こっていたが、「黒木メイサ」にはこの変化が起こっていなかった。恐らく木下優樹菜は離婚することがないだろうが、黒木メイサの方は非常に高い確率で離婚することになるであろう。

 女性にとって母性愛は最高の快感なのだから、母性愛を出せないと女性の人生は大損なのである。若い時は独身でいてもいいが、結婚適齢期になれば結婚すべきであり、結婚することを否定し、無理に非婚を貫いていると、本来なら得られるであろう莫大な利益を得ることができなくなってしまうのだ。

 独身女性がフェニミズムに洗脳されてしまうと、誰がどうやっても恋愛を臨界点にまで持っていくことができなくなる。このため堕落的な交際を何度も繰り返すということをやってしまうのである。こうなると男女の交際がセックス限定の異常極まりないものになってしまうから、それで男嫌いを無制限に放出してくるのである。

●母性愛と自立

 この母性愛はいいこと尽くめではない。

 母親には母性愛があるからこそ、子供をいつまでも手許に置いておこうとするし、子供が大きくなっても子供扱いしてくるものなのである。このため子供の方としては自立を巡って母親と壮絶なバトルを繰り広げることになるのである。

 結論から言ってしまうと、母親から母性愛をきちんと貰えた女性は自立していくことができるし、母親から母性愛を貰えなかった女性や、母親から母性愛を貰いすぎた女性も自立することが不可能になってしまうのだ。母性愛は如何に凄いものであっても、適量で充分なのである。

 女性が自立するためには自分の母親から離れていかなければならない。だから母親と一緒に住んでいたり、母親から経済的支援を受けているようでは、絶対に母親から自立することはできない。母親から離れて住み、自分で働いてお金を稼ぐからこそ自立していくことができるのである。

 女性は19歳で肉体的成長のピークを迎えるために、女性が大学に進学することは、自分が高い教育を受けられるチャンスを得られるという利点がある一方で、自分の自立が大いに遅れると言うリスクを背負うことになるのだ。高卒の女性たちなら母親からの自立で苦しまないが、大卒の女性たちは母親からの自立で苦しんでしまうことになるのだ。

 独身の女性が母親の気持ちなど解らなくいいのである。若い時には若い時なりの考えや行動があるものなのである。しかしそれをいつまでもやっていては駄目なのである。自分が結婚し、赤ちゃんを生めば、母親の気持ちが解るようになるのだ。その瞬間こそ、青春が終わったということであり、母親からの自立を完全に果たしたことになるのである。

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お勧め本:『人生がときめく片付けの魔法』

●トキメキが基本

 去年、『人生がときめく片付けの魔法』(サンマーク出版)がベストセラーになり、その著者である近藤麻理恵がちょくちょくテレビに出演し、その片付けの魔法を惜しみもなく公開していた。俺は近藤麻理恵が出るテレビ番組は必ず見るようにしていた。

 彼女の凄い所は女性でありながら理路整然と喋り、確実に結果が出て来ることなのである。女性の場合、言葉数が多いのに論旨が鮮明ではないし、その意見を現実に於いて採用した場合、本当に結果が出るのか解らないような意見を平気で言うのだ。解り易い例では小宮山洋子であろう。机上の空論だけで生きてきたような女だから禄でもないことしか言わないのだ。

 『人生がときめく片付けの魔法』は女性であるなら、とにかく読むに値する。

①題名が非常に良い

 この本の一体何が凄いのか? 題名が良すぎるのだ。題名を見れば内容が解るし、ただ単に片付けをするのではなく、人生がときめくために片づけをするのであるということが解る。しかもそれが技術ではなく、魔法だから凄い。著者のセンスは絶賛されていいのだ。

②主題が明確である

 そして主題が明確であるということ。1ページ目に行き成り主題を公開し、「一度片付けたら、絶対に元に戻らない方法を書いた本」と書いてあるのだ。これなら読者は非常に読み易く、読み間違えることがないのだ。主題が曖昧な本というのは書いた著者を逮捕してもいいくらいなのだ。

③文章が巧い

 トドメは文章が巧いということ。男性と女性とでは文章を書いても、その書き方がまるで違ったものになる。男性は内容の塊を書いてくるのだが、女性は様々な出来事を数珠繋ぎにして書き、それでいて内容が纏まったものにしてくるのである。彼女の文章は女性らしく書けているし、それに文章の無駄がないのだ。

 序でに、著者が可愛いというのも高得点を得られる理由である。女性は美j人かブスかで性格が大いに変わるので、著者の顔が可愛いということは、家族から愛されて育ったし、他人を幸せにすることができるだけの力は持っているということなのである、本を読む場合、その著者の顔で判断していいのだ。女性の作家なら必ずしも美人である必要性はないが、いい仕事をしているなら必ずいい顔になってくるものなのである。

●本当の人生は片付けた後に始まる

 俺自身、片付けに関する本は結構読んでいるので、近藤麻理恵が影響を受けた本も全て読んでいる。彼女の手の内は全部知っているからこそ、彼女の凄さに気づけるのである。それは今までの片付けの歴史を根底から覆してしまうほどの凄さなのだ。

 それは「本当に人生は片付けた後に始まる」と言い切って所なのである。

 所謂「片付け本」は片付けることを研究する余りに、片付けることを目的化してしまうのである。このためその手の本に紹介されていることを実践しても、一時的な効果しかなく、逆にいつまで経っても片付かないという逆説に見舞われてしまうのだ。

 しかし近藤麻理恵はその片付けの最大の欠点を見つけ出した。だから片付けは飽くまでも手段だとし、その人の人生が変わることが目的としたのである。この結論に到達するまで、彼女の試行錯誤があったのであり、そのことが本にはしっかりと書かれているのだ。

 人生が巧く行っていない人は、必ずといっていほど、不要な物を持ちすぎているのである、自宅が不要品で囲まれているからこそ、それがお荷物になってしまい、人生が巧く行かないことに気づかないのである。大事なのは「捨てる」なのであって、何かを取り入れることではないのだ。

 じゃあ、どうやって必要品か不要品かを見極めるのかといえば、それは「トキメキ」というのである。ときめくか、ときめかないかで決めてしまえば、不要品をどんどん捨てていくことができるし、必要品は捨てなくて済むようになるのだ。そうやって物の選別作業をしていけば、自宅は綺麗さっぱりになるものなのである。

●女性のサガとしての溜め込む習性

 『人生がときめく片付けの魔法』はベストセラーになってしまったために、当然に賛否両論が出て来る。しかしこれほど凄い本を読んで、イチャモンをつける人は頭が狂っているとしか思えない。いい本はいいのである。それは読めば一発で解ることなのである。

 大体、この本にイチャモンをつける人は女性なら片づけが出来ない人、男性なら女性のことを全く理解していない人であろう。

 肥満で苦しんでいるのは大方女性たちだ。便秘で苦しんでいるののも大方女性たちだ。買い物が好きで商品を買いまくり、自宅を物で溢れ返らせるのも大方女性たちだ。なんで女性たちがこんな奇妙な行動をするのかといえば、それが女性のサガだからだ。

 女性は妊娠するために栄養を溜め込む習性がある。そのため肥満になるし、便秘にだってなるのだ。女性は育児をするために様々な物が欲しくなるから、それであれこれと商品を買ってくるのだ。そして本人はデブデブになるし、自宅はゴミ屋敷になってしまうのだ。

 だから片付けるということが必要になってくるのだ。大体、片付け本を書くのは女性たちが圧倒的に多い。それだけこの分野は女性が大いに関心を抱くテーマなのである。片付け本は定期的な周期で必ずヒットするジャンルだといいっていいのだ。

 もしもこの本にイチャモンをつけている知識人がいるなら、その知識人の家の中はゴミ屋敷に成っている筈だ。文章を書く仕事をしてば、大量に本を持たざるをえないし、書類だって大量に溜まって行くものなのである。この本は傾聴に値する本でこそあれ、否定する本ではないのである。

●必要な物しか買わない生活

 なんで年末ではなく、今になってこの本を紹介するのかといえば、この本は年末の大掃除では使えないからだ。年末の大掃除は飽くまでも大掃除が前提なのであって、物を捨てたりすることを前提とはしていないのだ。しかし春になれば物を選別していく掃除をすることができるのである。

 春だからこそ不要品を捨てることができる!

 実際に不要品を捨てて家の中をシンプルにしてしまうと、必要な物しか買わなくなり、それは同時に自然とお金が貯まる生活になっていくものなのである。自宅に不要品が一杯だから更に不要品を買っていただけのことであって、自宅から不要品が少なくなれば、不要品を買わなくなるのだ。

 気をつけるべきは、この本に忠実になりすぎて、物を余りにも多く捨ててしまうことだ。飽くまでも独身女性である近藤麻理恵が書いている本にすぎないのだ。結婚している人たちから見れば、使えない部分も出て来るのであって、それは融通を利かしておいた方がいい。

 裏技としては引越すという手段がある。引越しをすれば引越しの際に不要品を捨てることができるので、意外や意外、家の中が綺麗になるのだ。とはいっても、引越しをしてから10年も経てば、もう家の中は物で溢れ返っていることであろう。

 家の中が片付けば、自分が本当にしたいことが見つかるものなのである。逆に言えば自宅が汚いと、自分が本当にしたいことが解らず、この世を彷徨い続けることになるものなのである。片付けがきちんとできるか否かで、人生が大きく変わるものなのである。

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一番大事なのは「80対20の法則」

●自分が100%力を出すと、効果は0%!

 俺が今まで『「リッチなオシャレマダム」と「貧乏なグータラ妻」』を書いてきてつくづく思うのは、「お金に関しては≪80対20の法則≫こそが大事なのである」ということなのである。この法則さえ解っていれば、お金を儲けることは非常に容易いのだ。

 この「80対20の法則」はどのような法則かというと、

①出力が20%だと効果は80%にねる。、

②出力が50%になると効果が95%に達する。

③出力が100%だと効果はゼロ%になるというものである。

 この「80対20の法則」が一番解り易いのが独身時代の頃である。独身時代はなぜか金欠かである。その理由は独身であるために、自分のためにお金を全て使ってしまうからなのである。だから「80対20の法則」を適用すると、効果は0%になってしまうのだ。

 ところが結婚すると自分が100%の力を出す必要性はなくなり、夫婦がそれぞれ50%の力を出し合えばいいので、効果が行き成り190%に達するのである。独身時代では不可能であったものが、結婚すると簡単に可能になってくるのだ。

 その後、子供が生まれてくると、結婚の効果も大きくなっていく。理想形は夫婦2人に子供が3人の場合、これだと家族の構成員達はそれぞれ20%という少ない出力を出しながらも、その効果は400%に達してしまうのである。子供が多いと結婚の効果は非常に高くなるのだ。

 だから男女共に結婚を否定して「非婚」を唱えるのは大損なのである。1人で生きていれば、自分がどんなに頑張ってもその効果は0%になってしまうので、婚期が訪れたら早めに結婚してしまった方がいいのだ。結婚してしまえば人生などガラリと変わるものなのである。

●所得収入と資産収入

 家計に関しても「80対20の法則」は効果的に使用していくことができる。

 家計では所得収入の全てを使い切ってはならないということだ、出力を100%にしてしまえば、効果は0%になるのだから、散財した上に非常に不満足になってしまうのだ。収入の金額がどのようなものであれ、必ず貯金をするようにすべきなのである。

 天引き貯金が凄いのは、収入の20%を貯金するだけで、その効果は80%に達するからなのである。無闇に貯金をする必要性はないのだ。せっせとごく僅かであっても貯金していくと、あっという間にしっかりとした貯金が出来上がってくることになるのだ。

 その貯金を資産運用に使う場合、株式投資と不動産投資と債券投資の三方面に投資していかなければならない。どこか1つの分野に投資していると、その投資が駄目になれば全滅になってしまうのである。例えば株式投資だけをしていれば、株式市場が暴落すればもう終わりなのである。

 結婚当初は資産収入などゼロでも、地道に投資をしていけば、資産収入が全収入の20%を占めるようになる。投資が面白くなるのはその時期なのであって、投資の効果が80%に達してしまうからだ。この時期には投資の勉強をしまくればいいのだ。

 その投資も資産収入が全収入の80%に達したら、もう潮時なのである。莫大な収入があっても、その効果は20%なのであって、もう投資を喜べなくなってしまうのだ。そういう場合は、投資会社を立ち上げ、家計とは別個に投資をするようにすべきなのである。

●お得意様とクレームをつける客

 ビジネスをしていく上でも「80対20の法則」は非常に役に立つ。というかこの法則を知らないと、まともにビジネスなどできないのだ。ビジネスをしていれば段々と「80対20の法則」が解ってくるものだが、意外や意外、多くの人たちはこの法則を全く理解していないのだ。

 まずお客様の内、全てのお客様が重要ではないということだ、重要なお客様はごく僅かなのであって、その数はたった20%しかいないのである。ビジネスではお得意様を見つけるのが大事なのであって、そのお得意様に対して徹底的なサービスを展開すれば、大方のビジネスは成功するものなのである。

 逆にクレームをつける客というもの大事になってくる。クレームをつけてくれるからこそ、自分のビジネスの欠点を改善できるのであって、クレームというのはつらいものであっても、自分にとっては必要なものなのである。クレームをつける客を排除していると、結局、ビジネスが駄目になってしまうものなのである。

 儲けを齎してくれるお客様は上位20%のお客様だけであり、それ以外のお客様たちは大して儲からない。しかし最低限のサービスを高くしておくということも必要になってくる。八百屋では「大根1本を買うお客を大事にしろ」と言われるが、商品をごく僅かしか買ってくれないお客様は常連客になる可能性があるのだ。だから今は購入金額が少ないからといって、そのお客様を排除していると、結局、ビジネスが成長していかないのだ。

 ビジネスでは儲からないと愚痴る者たちが大勢いるのだが、儲けていくためには、既存のお客様に対して新たなサービスを展開するか、新たなお客様を開拓していくしかないのだ。要は自分が間違っているからこそ儲からないのであって、その事実に気づかないといずれ淘汰されていくことになるのだ。

●会社という組織

 会社でもモロに「80対20の法則」が作動してくることになる。

 会社には大きく分けて「男の組織」と「女の組織」の2種類がある。男性社員が多い方が「男の組織」で、女性社員が多い方が「女の組織」である。これらの組織は全く別個の動きをするのであって、この違いが解っていないと、出世していくことができなくなるのだ。

 まず男の組織では、必ず組織化されることになる。男性は組織化しないと能力を発揮できないので、女性と雖もその組織化を受け入れなければならないのだ。男の組織では女性社員の比率は10%から30%の間にあり、しかも女性専用の仕事が沢山あるので、能力を伸ばそうと思えば幾らでも伸ばしていけるのだ。

 次に女の組織だと組織化されず、ネットワークになってしまう。女性は対等な立場を好むので、トップが女性であっても全社員に対して対等に接しようとするのだ。女の組織には男の組織のように競争は激しくないが、かといって能力を思いっきり伸ばせる機会もないのだ。

 だから女性が会社に対して男女平等を唱えても絶対に巧く行かない。増してや政府が勧めている男女共同参画社会も巧く行かない。それを無理矢理に会社に押し付ければ、会社は機能しなくなるのだ。男女はどうやっても不平等なのであり、逆に不平等だからこそ、男女双方が莫大な利益を得ることができるのである。

 会社で働く場合、「80対20の法則」が解っていれば、出世していくのも簡単だし、会社を利用して能力をアップさせることも簡単なのである。会社の問題点をあれこれと指摘しているようでは、出世もできないし、能力も上がってこないものなのである。

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おまけ その3 「成功は≪有難う≫の積み重ね」

●真面目に考えるより、「有難うゲーム」と考えよう!

 国内の教育制度が整ってしまうと、学校の成績のよって国民を選別していくことになる。政府は学校の成績が優秀だった者を公務員として雇いたいし、しかも高級官僚に成るのでは全て大卒の人々であって、しかも東大卒であることはエリートの中のエリートの絶対条件になる。

 このような学歴社会というか学歴差別は、近代国家を成立させ機能させるためには絶対に必要なことなのである。学校や大学で充分な教育を受けた者を政府の重要な役職に置くことで政府は政府として機能できるからだ。小学校卒の者が首相になることがあれば、それは近代国家にとって有り得ないことだし、もしもそうなったら国家の危機になってしまうのだ。

 しかし学歴差別は国民に対して深刻な問題を発生させていることもまた事実なのだ。まず高卒や中卒の者たちに「自分は馬鹿だからさ~」と終生に亘って続く劣等感を植え付けてしまうことになるのだ。次に大卒の者であっても、一流大学の出身者以外の者たちに学歴コンプレックスを植えつけてしまうことになるのだ。

 このためビジネスの世界では当たり前の真実に気づけなくなってしまうのである。

 それは「ビジネスに学歴は関係ない」ということだ。

 ビジネスというものは、潜在的なニーズがあり、そこに希少価値のある商品やサービスを投入し、しかも組織化できるなら、必ずビジネスとして大成功する。そして新しい事業を起こす者はは往々にして一流大学の出身者ではなく、一流大学出身者以外の者たちなのである。

 恐らく今現在貧乏で苦しんでいる人たちは学校の勉強のように真面目に考えながら仕事をしているから成功しないのである。ビジネスというのは学校の勉強とは全く違うものなのである。真面目に考えすぎるからこそ成功しないのであって、それよりもビジネスを「有難うゲーム」だと思って、ゲーム感覚で楽しめばいいのである。

●ルールは簡単!

 この「有難うゲーム」のルールは非常に簡単である。しかもビジネスの最中。常に適用し続けることができるのだ。ビジネスをやっている自分が「有難うゲーム」のルールが解ってさえいれば、ビジネスが自然と成功していくことになるのだ。

①お客様に「有難う」って言わせれば得点!

②お客様が何も言わないと改善勧告を受ける!

③お客様からクレームが来たらチャンス!

 ルールはたったこれだけ。

 ビジネスでは自分がいいと思える商品やサービスを提供することは当たり前のことだ。しかし所詮対人の商売だから、自分がいいと思っても必ずしもお客様がいいと思うことはないのである。お客様が感動してくれるためには何かしなければならないのである。

 例えば食料品なら大量生産大量仕入れをすることで商品の値段を下げ、お客様に喜ばれるのも1つの手だ。その一方で品質が保証された自然食品を少し高めの値段で売るというのも1つの手なのだ。どっちが正しくて、どちらかが間違っているものではないのだ。学校の勉強のように答えが1つしかないということは決してないのだ。

 自分のビジネスが巧く行かないことを、「経済が不況だから」とか「政府の経済政策がなっていない」とか言ってしまう人たちが必ずいる。しかしビジネスマンなら如何なる状況下でも商品やサービスを売り、確実に儲けていかなければならないのである。

 お客様からクレームが来ようものならチャンスなのだ。お客様が無料で経営コンサルタントになってくれて、自分のビジネスの欠点を指摘してくれるからだ。こういう時は素直になって聞けばいいのである。それをせず、クレームをつけるお客様に対して「ブラックリスト」を作るからこそ、逆に自分の会社が倒産してしまうのである。

●自己中心だからこそ確実に失敗する

 ビジネスで成功したいのなら、天動説から地動説への転換は絶対に必要だ。お客様が買ってくれるであろう商品やサービスを提供し続けている限り、絶対にそのビジネスは成り立つし、成功していくことになるのだ。自分のために仕事をするのではなく、お客様のために仕事をするから、簡単に成功していくのである。

 ところが人間は非常に自己中心的な生き物なのだ。人間は自己中心だから天動説を採用し、お客様のために尽くすことをしないのだ。それどころかお客様に対して罵詈雑言を浴びせ、自分は常に正しく、お客様の方が常に間違っていると言い出してくるのだ。

 ビジネスを始める時は自己中心でもいい。殆どの人たちは「お金が欲しい」ということでビジネスを始めるものだし、男性はこれに「女が欲しい」が加わるだけだ。しかしビジネスを成功させたいのなら自己中心ではダメなのである、ビジネスをやっていく過程でその自己中心を捨てなければ成らないのだ。

 世の中には実に不思議な連中がいるものだ。粗悪な商品やサービスを用意し、それが売れないことを嘆いたり、商品やサービスが売れたのにそれをあっという間に散財してしまったりするのだ。挙句の果てには莫大な借金で首が回らなくなり、夜に引越しをしたりするのだ。こういう夜の引越しを専門用語では「夜逃げ」というのだ。

 自己中心だからこそ確実に失敗する。ビジネスに於ける失敗は自分が自己中心だからこそ引き起こされているのである。失敗を引き起こした行動ならすぐさま改めることができる。だが自分が自己中心である限り、似たような失敗を何度も繰り返すことになるのだ。

●ビジネスに於ける宗教の凄さ

 だからビジネスを成功させるためには宗教心が必要なのである。自分に宗教心があると凄いことが起こる。まず自分の宗教心によって自分の自己中心が破壊されてしまうのだ。何事も神中心で物事を考えるので、どうやっても自己中心にならないのだ。

 次にお客様に奉仕し、お客様に喜びを与えてしまうことに喜びを見出せるようになるのだ。だから自分に宗教心があるとせっせと優れた商品やサービスを開発し、それを販売することで、お客様に「有難う」って言わしてしまうのである。

 更には自分に宗教心があると、自分の身に起こる艱難辛苦の全てを感謝できるようになるのだ。如何に悲惨な出来事が起こっても、「これは神様が与えた試練である!」と思ってしまうので、悲劇から逃げ出すことなく、その悲劇を真正面から取り組み、最終的にその悲劇を克服してしまうのである。

 成功は有難うの積み重ねなのである。しかしその有難うを自分の力だけでするのには限界があるのだ。だからまずは結婚して配偶者の力を借りるべきなのである。もう1つは自分が宗教に目覚めて、神様から聖なるエネルギーを貰ってビジネスに取り組むべきなのである。

 別に宗教心がなくても成功することはできる。しかしその成功は或る程度までなのだ。それどころか成功の中で凄まじい悲劇が炸裂し、自分の成功を破壊して行ってしまうのである。自分が利己的に振舞えば、相手だって利己的に振舞うものなのである。

 ビジネスで本当の成功を得たいのなら、宗教心抜きで成功しようと思うべきではないのである。かといって自分はビジネスマンである以上、宗教にのめり込んではならないのである。自分の宗教心が有効に成るのは、その宗教によって自分が日々成長していくと言う条件つきの範囲内に於いてでなのである。成功は自分が成長したからこそ得られるものなのであって、それゆえ宗教によって日々成長していかなければならないのだ。

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おまけ その2 「人との出会いの大切さ」

●自分の努力では限界がある

 世の中には一生懸命に頑張っているのになぜだか成功しないひとたちというものは必ず存在するものだ。普通の人々がする以上の努力をしているのだから、成功しない訳がないと思ってしまう。しかし実際にはその人は失敗し続け、貧乏しまくっているのである。

 成功するためには努力は必要だ。しかし努力だけでは成功できないのだ。

 成功に関して必ず努力に関する議論というものが存在する。曰く「努力しなければ成功できない」。曰く「成功するために努力は必要ない」。と両極端の意見が存在し対立しあっているのだ。なぜ努力に関する意見が噛み合わないのかといえば努力には思わぬ逆説が潜んでいるからなのである。

 自分が実力をつけていくためには努力するしかない。しかも地道な努力なのであって、日々せっせと努力していくしかないのだ。しかし努力するだけでは成功できないのだ。努力しすぎている人ほど自分を過信し、全てのことを自分でやってしまおうとするからこそ失敗してしまうのだ。

 自分が成功していくためには必ず「人との出会い」が必要で、他人の力を借りるからこそ、成功していくことができるのである。自分1人の能力には限界があっても、他人を使えば協業と分業が働き、実に多くのことを成し遂げることができるようになるからだ。

 成功したいのなら「努力不要論」の意見は絶対に聞かない方がいい。世の中には成功者と雖も努力を否定する意見を言ってくる人たちもいるので要注意なのだ。成功したいのなら、努力をして実力を上げつつも、その努力には限界があって、努力以外の重要な要素、即ち「人との出会い」が努力と共に重要になってくるのだ。

●心の壁を打ち破る

 なんで人との出会いがそんなに重要なのか?

 それは「自分の心の壁を打ち破ってくれるから」なのである。

 人間は自分がどんなに努力しても、思考に於いても行動に於いても必ず限界が出てくる。その限界こそが「心の壁」なのである。しかも心の壁が現れると、今までの努力を全てフイにしてしまい、失敗が決定的になってしまうのである。

 結婚した人たちなら解ると思うが、結婚したことによって自分の人生がガラリと変わった筈だ。なんで自分の人生がそんなに変わったのかといえば、配偶者によって自分の心の壁が打ち破られたからなのである。確かに恋愛でも多少は心の壁が壊れる。しかし結婚と恋愛を比較した場合、結婚は恋愛とは比べ物にならないほど、その破壊力が大きいのだ。

 どんなビジネスであっても、1人で成功するということは絶対にない。必ずいい上司やいい同僚やいい部下に恵まれたとか、いい取引先に恵まれたとか、贔屓にしてくれるお客様がついてくれたとか、そういう人との出会いが必ずあるのだ。

 本当の成功者たちほど「自分は運が良かったから成功した」というものだ。ではその「運」とはなんぞやと言えば、「人との出会いが沢山あったということ」なのである。ただ単に人と出会った訳ではないのだ。自分がピンチな時にそれを救ってくれた人であったとか、自分が好運気の時に急成長を可能にさせてくれた人と出会ったとかなのである。

 成功していくに当って無闇に友人を増やしていくのは逆に危険だ。異業種交流会に出ている人たちに限ってなかなか成功できないものだ。友人の数が多いことが有利なら社交家が断トツで成功している筈だ。大事なのは自分にとって本当に必要とする人達との出会いなのだ。その出会いは偶然に起こるものであり、しかし振り返ってみると必然性を持って出会ってしまうのである。

●なぜ人との出会いが起きないのか?

 人との出会いは自分が努力をしない限り絶対に起こらない。自分が努力しているからこそ人との出会いが起こってくるのだ。こういうと必ず反論が出てくる。「自分はちゃんと努力している。でも人との出会いが起こらない」というのだ。

①自分がすべきことをやっていない

 筆頭の理由は自分がすべきことをやっていないということだ。確かにその人は努力している。しかしその努力は非効率的で生産性の高い努力ではないのだ。自分がもうやらなくていい努力をしまくり、結果に繋がる努力をしてこないのだ。

②誰かのために働くということがない

 人との出会いが起こらない人たちには或る種の共通項がある。それは誰かのために働くということがないということだ。言わば余りにも利己的であるために他人が寄ってこないのだ。人との出会いはその後「共存共栄」を齎すものなので、利己心の強い人では人との出会いが起こらないのだ。

③遊びがない

 極め付けが「遊びがない」ということだ。努力しすぎて自分に余裕がないために、他人の付け入る隙がないのだ。「趣味は仕事」だなんて言っていると、完全に人との出会いが起こらなくなってしまうのだ。成功していく過程に於いて無趣味で仕事に没頭することは必要だ。しかし或る時期に差し掛かったのなら「人生のギアチェンジ」を行い、趣味の1つや2つ持つべきなのである。

 人との出会いを持続的に起こすためには、なんと言っても結婚が大事だ。独身時代には禄でもない連中としか出会わないものだ。それが結婚すると自分の人生を変えてくれるような素晴らしい人たちとの出会いが連発してくるものなのである。

●だからこそ人との縁を大事にする

 だから結婚は大事なのだ。結婚するに当って結婚相手を間違えない。結婚する時期を間違えないということは非常に重要なのだ。結婚も人との出会いだから、結婚自身で躓いていては仕様がないのだ。結婚する時は結婚に全力を投入して、その結婚自体を成功させるべきなのである。

 結婚すればガラリと人間関係が変わっていくものだ。具体的にいうと独身者の友人が減少していき、既婚者の友人達が増えていくものだ。この変化は妻の方が先に起こるものだ。妊娠や出産や育児を通じて、今までの友達とは違った友達が出てくることになるのだ。

 夫の方は妻よりも遅く変化が出てくる。しかしそれでも子供の数が多くなってくると、徐々に今までとは明らかに違った人たちとの出会いが多くなってくるのだ。結婚しても子供がいなかったり、子供が居たとしても1人とかでは人間関係が広がっていかないのだ。

 1人の人間が持てる友人は300名が限界であると言われている。実際は250名程度が限界となるのだ。友達といってもたったそれだけの数しか作れないのだ。自分が仕事をしているのに、友達が全く変わらないというのでは、成功することなどできないのだ。友達を徐々に変えていくからこそ、その中から自分に富を齎してくれる人との出会いが起こるのである。

 成功したいのなら人との縁を大事にすることだ。定期的に友人と会ってお茶をするというのも人間関係を保つためには必要なことなのである。それ以外にも年賀状を書いたり、お中元やお歳暮を贈ったり、誕生日プレゼントを贈ったりすべきなのである。

 「どんなにお金に困っても友人に借金を頼み込んではならない」と言われるものだが、友人から借金をすれば友情が破壊されてしまうからなのである。これは逆の立場になっても同じことがいえて、友人から借金を頼み込まれたのなら絶対にその依頼は断るべきなのである。

 この世で生きていれば出会いと別れを繰り返すものだ。出会うべく人とは必ず出会うものだし、別れていく人とは必ず別れていくものだ。だからできる限り、自分にとって善友となるような友人たちを多くしていくべきなのである。腐れ縁になっているような友人とは疎遠になっていくべきなのである。そういう選別をしていないと成功は起こらないし、成功してもその成功を維持出来ないのだ。

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おまけ その1 「自己啓発本の落とし穴」

●自己啓発本は早目にクリアする

 よく「一生懸命に働いても成功できない」という人たちが大勢いるんだけど、この手の人達には或る1つの共通項があって、自己啓発本を大量に読みまくっているのだ。確かに成功していくために自己啓発本は必要なのだけれども、そんなに成功に急いでも成功するわけがないのだ。

 自己啓発本は言わば成功のための入門書だ。成功したいのならその入門書はしっかりと読んでおくべきであろう。自己啓発本には様々な物があるが、その中から自分に合った物だけを選び、そしてその本を愛読書にしていけばいいのだ。

 しかし自己啓発本ばかり読むことは絶対に勧めない。確かに自己啓発本は読み易く、自分のモチベーションを高めてくれるが、ビジネスで成功するためにはその手の本だけを読んでいればいいというわけではないからだ。成功していくためにはビジネス書を読まねばならないし、古典を読まなければならないし、より技術的な本だって読まなければならないのだ。

 自分が夢を持つ過程で自己啓発本に勇気付けられることは絶対に必要だ。しかし自己啓発本は早めにクリアしてしまうことだ。大概、質のいい自己啓発本を読んでしまえばお腹が一杯になるものなのである。自己啓発本を読みまくっているということは、自分の夢が本気ではないということだ。

 成功したいのであるなら。たった1冊の自己啓発j本を愛読書にし、それを何度も何度も読み返すようにすることだ。重要な箇所は暗記してしまうくらいの覚悟でやっていけば、その自己啓発本が血肉化し、自分の仕事に於いて大いに役立つことになるのだ。

●言っていることと遣ったことが違う

 自己啓発本には大きな落とし穴がある。それは「本自体が嘘である」ということなのである。その成功者は確かに成功するために必要なことを言っているのだが、その成功者自身、言っていることと遣ったことが違うのである。自己啓発本に書かれていることを実施して成功したわけではないのだ。

 誰だって若い時は欲望まみれなものなのである。

 若い男性なら、金と女に対する欲望は半端なものではないのだ。金と女を得るために仕事をしているのであって、その金銭欲や性欲を剥き出しにしたからこそ、自分が必要とするお金を得ることができ、女を得ることができたのである。

 しかし自己啓発本にそんな金銭欲や性欲を剥き出しにした内容が書かれているわけがないのだ。曰く「成功したければお金のことは忘れろ」「成功するためには女性が邪魔だ」とかいうことを言ってくるのである。ではその意見を鵜呑みにした若者達が実際にそれらをやってみると、確実に失敗してしまうのである。

 成功していくパターンには様々なものがあれど、ビジネスで成功した男性達には或る1つの出来事が成功の引金になったのである。それは「結婚」である。結婚したことによって自分の性欲が満たされ、しかもその性欲を無駄遣いすることなく、新たな生命を生み出すことに結びつけたからこそ、成功し始めたのである。

 もう1つは成功していく過程で自分の金銭欲を満たすだけの金銭を手にすることができ、それによって金銭欲が消滅してしまったのである。金銭欲がなくなったからこそ、ビジネスに全力を集中することができるようになったのだ。しかしそれを貧乏で苦しんでいる若者達が真似たってできるわけがないのだ。

●飛躍する切っ掛け

 成功していくためには結婚こそが最重要の要素なのだということを決して忘れべきではないのだ。自分の結婚を成功に結びつけるためには、なんといっても結婚相手を間違えないこと、そして結婚する時期を間違えないことだ。これを教えてくれるのは自己啓発本ではなく、運命学の本なのである。

①閃き

 成功者たちが結婚以外で飛躍する切っ掛けになったものには「閃き」がある。或る日偶然に何かの情報を得てしまい、それをビジネスチャンスとして捕らえ、事業化し成功して行ったのである。自己啓発本を読みまくって頭でっかちになってしまうと。この閃きが起こらなくなってしまうのである。

②行動

 行動もビジネスチャンスを齎してくれるものだ。様々な仕事をこなしていくと、或る日突然にビジネスチャンスを掴んでしまうのである。若い時の転職は許されるものなのであって、職を転々とするからこそビジネスチャンスを掴むことができるのである。

③依頼

 意外なことかもしれないが、ビジネスチャンスは自分が積極的に成って掴むものではない場合もある。他人から仕事を依頼され、その仕事をこなしている内に成功者になってしまうこともあるのだ。会社員になったら上司の言うことは素直に聞くべきであって、そうやって上司からの命令をこなしていると、あっという間に成功者になってしまうものなのである。

 自己啓発本では自分が理性的になって、合理的に行動すれば成功できるというように書かれているものだ。しかし実際は違うのである。不思議としか思えない出来事が自分を成功に導いてくれるのである。確かに理性は大事だ。だが理性的になりすぎてしまうと、その不思議な現象が起こらなくなってしまうのである。

●変わる時に変わる!

 成功者は成功することで変わったのである。より正確に言うなら「変わるべき時に変わった」のである。自分がビジネスの成功を通じて精神レベルを上げたからこそ、若者達に自己啓発本を書こうと思い立ったのである。しかしその本は「嘘半分、真半分」という危険な本なのである。

 自己啓発本で金銭欲の重要性や性欲の重要性を説いたものなどないものだ。そういう自己啓発本は著者の精神レベルが低いに決まっているのだ。でも或る程度の収入を得ないと金銭欲など満たされないものだし、結婚しない限り性欲だって満たされないのだ。

 じゃあ、若者達が自己啓発本を読まなければいいのかというとそうではないのだ。自己啓発本を読む時は気をつけて読めということなのである。金銭欲や性欲は若い時には強烈なものだから、それは自己啓発本どおりには絶対に進まないのである。

 成功者たちは「厄年」に於いても変わって行っているのだ。女性なら19歳と33歳、男性なら25歳と42歳と60歳、成功者たちの年譜を見てみれば、この時期に大きな変化が起こっているのだ。成功に関して男女平等ではなく、女性は明らかに早熟で、男性よりも早くに成功していくのだ。ここでも性欲が思いっきり出て来るのだ。

 青春時代は人生の中でもインパクトのある時期なのであるが、いつまで若者気分でいたら駄目なのである。若いのならギャンブルを仕掛けまくるべきなのである。そうやって滅茶苦茶にチャレンジしまくっていれば、いずれ成功していくものなのである。

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メイキング秘話

●東日本大震災で被災しました

 今回、『「リッチなオシャレマダム」と「貧乏なグータラ妻」』を書いている際に、実は新しい仕事に着手していたんです。このブログにコメントを寄せてくれている「ゆうさん」、改名して「ころころローラー」さんの影響を受けて、今までとは違った新しい仕事に着手していたので、今回のシリーズはそれほど調べることもなく、自分の今までの知識を披露することになってしまった。

 仕事が忙しい余りに俺は思いっきり油断していた。

 そこに起こったのが東日本大震災! 外出先で被災してしまい、液状化した町の中をどうにかこうにか帰ることができた。しかし自宅はメチャクチャ。電気と水道は使えたのだが、ガスが駄目。そのため被災した当日は冷蔵庫の中にあった冷たい食事を食べて飢えを凌いだ。

 ところが翌日、コンビニの店員に教えられ、ガスは回復できることを知り、見事回復! 大地震で被災した時はガスは止まるらしく、リセットボタンを押せば良かったのだ。だけどうちの周囲で電気も水道もガスも止まってしまい、こうなると自宅は単なる箱になってしまうというのだ。

 東日本大震災ではテレビに釘付け。そして菅直人首相への激しい怒り! というのは俺自身、被災者になったしまったのだが、被災者の立場になってみると、菅直人首相が如何にメチャクチャなことをやっていたかが手に取るように解ったのだ。感情的になって物事を進めているから、災害救助も復旧も復興もまともなことをしていなかったのだ。

 極めつけは福島第一原発に視察に行き、それが水素爆発を起こしたし、メルトダウンが発生したのを解っていたのに、1ヶ月もの間、その情報を隠し通したのだ。最初からきちんと情報を流してくれれば、あれほどの大混乱にはならなかったのだ。

●転倒事故とパソコンの故障

 震災直後から千葉県のボランティアたちが続々と「岩手県」「宮城県」「福島県」に行ったらしく、このために千葉県でボランティア活動をする人達がすくなくなり、それで千葉県の街並みが物凄く汚れてしまったんだ。そこで俺がボランティアで街の掃除をしていたら、なんと転倒事故を引き起こしてしまったのだ!

 全治1ヶ月の打撲。

 しかも1ヶ月間、右手に激痛が走り続け、何をやっても痛いのだ。そのくせ自宅の復興作業をやらねばならないので、激痛を感じまくりながら復興作業を行っていたのだ。打撲がまさかこんなに痛いものだとは露知らず、プロスポーツ選手が打撲で長期欠場する理由が良く解ったね。

 被災と打撲で仕事が大いに遅れ、なんと6ヶ月間休みなし。「最近、どうも疲れるな~」と思っていたら、休みを取っていなかったことが判明。そのため秋になってから体調不良。仕事先のソファで横になることもシバシバ。絶対に不眠不休で仕事をしない方がいいね。巧く休みを取りながら仕事をしないと、後で疲労が一気に出てくるもんだよ。

 そこに追い討ちをかけたのが、パソコンの故障!

 パソコンの電源は入るのだけど、画面が真っ暗。そこで修理に出したらなんと1ヶ月も修理にかかったのだ。仕方なく中古のパソコンを買う羽目に。中古のパソコンを使ってみると、執筆速度が異様に遅くなってしまい、いつもの1.5倍もの時間がかかるようになってしまった。

 平成23年度は踏んだり蹴ったりだったのだが、そこで我が家で大ブレイクしたのが「マルモリダンス」! もうこうなると踊るしかないね。但しマルモリダンスは6歳の男女がやるから可愛いのであって、大人がやると結構ハードなダンスになってしまい、ゼ~ゼ~と息切れしてました。

●誤字脱字のオンパレード

 今まできちんと推敲してから記事を公開していたのだが、東日本大震災以降、推敲せずに記事を公開するようになった。このため誤字脱字のオンパレードになってしまった。一応、朝食後に推敲して記事を修正するのだが、その間、このブログを見た人は誤字脱字がありまくりの記事を読む羽目になってしまったのだ。

 要は朝寝坊。

 仕事をやりながら自宅では復旧復興作業を行い、しかも転倒事故で打撲していると、疲労が溜まって睡眠時間が長くなるわけですな。そんで朝寝坊。しかも中古のパソコンを使うようになってから、執筆速度が遅いので、余計に誤字脱字が多くなってしまった。

 自分が記事を書いている時は誤字脱字なんかしていないと思うのだが、推敲してみると必ず誤字脱字があるからね。できるだけ気をつけて丁寧に書いても誤字脱字があるから嫌になっちゃうね。推敲ってのは執筆と同じくらい大事なんだね。

 そうやって寝不足になっているのに、なぜだか読書欲が湧いてくるんだな。今回のシリーズで一番良かったのが角野栄子の『魔女の宅急便』! 映画よりも断然に面白い。角野栄子の愛情がたっぷりと詰まっている文章なので、読んでいると心が温かくなったね。

 その後、ゆきねこさんに勧められて、上橋菜穂子の『獣の奏者』を読む羽目に。「神憑り」ならぬ「精霊憑り」で書く彼女に嵌ってしまった。『獣の奏者』はアニメ化されているのだが、アニメの方はイマイチ。監督が弄くりまくりすぎで、原作の良さが大いに損なわれているのだ。映画にしろ、アニメにしろ、原作の方がいいもんだね。

●新年早々、父親の大不調

 実をいいますと、去年の大掃除は中途半端に終わってしまった。原因は仕事の遅れと、父親による妨害。俺は仕事が忙しくても大掃除をやっていたのだが、うちの父親は事あるごとに大掃除に反対し、妨害工作をしまくってきたのだ。

 このため生まれて初めて、大掃除が未完成になってしまった。

 するとどうであろう。正月になってから父親に天罰が炸裂! 正月の中旬になってから「痛い!」「「痛い!」と騒ぎ出し、歩行することすら困難になってしまったのだ。そこで母親が病院に連れて行くと、「リンパ腺肥大」だということが判明。

 俺に言わせれば大掃除を全くしなかったし、そのくせ正月になれば御節料理を食いまくり、箱根駅伝を見て外出しないんだから、リンパ腺が肥大するって! 要は飯を食ったのに、体を動かしてエネルギーを消費していなから、それでリンパ腺がギブアップしてしまったのだ。

 リンパ腺肥大になると食欲が湧かないらしいし、ウンコも出ないのだ。そのくせ食事時になるとなぜだか椅子に座っているのだ。「食欲がないなら飯食うな!」「ウンコも出ないのに飯食うな!」と俺の口撃。それでも父親は食事が食べられないのになぜか飯を食うのだ。

 そのためリンパ腺肥大が余計に悪化。

 当たり前じゃ!

 そこで俺が父親に「犬でさえウンコをしてから餌にありつくのに、ウンコをしないで食事を取るなんて犬以下だ!」と大激怒! 俺が浣腸を勧めても拒否。仕方ないのでセンナを飲ませることに。それでやっとウンコが出るようになり、リンパ腺肥大は急速に治っていった。

 今回のシリーズでは東本題震災で被災してしまったけど、それよりも厄介なのがウンコをしない父親の方なのだ。歳を取ってからの御節料理は結構危険かも。御節料理は高カロリーなために、御節料理を食った後に体を動かさないと、様々な病気を発症してしまうのであろう。

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タマティーへのロングインタビュー 女神からの警告編

●幸福の中で凄まじい悲劇が襲う

ーー夫婦にとってお金持ちになることだけがゴールではない。お金持ちになると恐ろしい出来事が起こると。

タマティー:それが「女神からの警告」! 幸福である筈なのに、凄まじい悲劇が起こってくるんだ。特に家族に半端じゃない悲劇が炸裂してくる。お金持ちとして生き残りたければ、この凄まじい悲劇を耐え、乗り切っていかないとね。

ーーなんで幸福なのに、そんな激しい悲劇が起こるんですか?

タマティー:まず一番大きな原因は「成長の歪み」だ。成長していく過程でどうしても自分自身が歪んでしまい、その歪みが成功後に修正しようとするんだ。意外なことかもしれないが、成功している人ほど、自分の歪みに気づかない。会社でセクハラやパワハラが問題になるのも、会社の上層部にいる人たちだからこそ、出世していく過程で歪んでしまったんだよ。

ーー成功者に人格を求めるのは、ただ単に成功するだけでは、凄まじい悲劇が起こってしまうからですね。

タマティー:もう1つは成功していく過程で他人の恨みつらみを買ってしまうということ。例えば会社を大きくしていく時、どうしてもライバル企業を倒産に追い込まなければならない。となればなその会社の社員は全員失業してしまうんであって、それが巡り巡って自分の所に帰ってきてしまうんだ。

ーービジネスは敵を潰さねば成功しないのに、その過程で罪を作ってしまうわけだ。

タマティー:そして神様自体が「富の循環」を求めているということだ。この神は「天神」ではなく、「地母神」だよ。地母神は人類が生きてけるだけの食糧を与えてくれるのに、人間達がおかしなことをやって食糧を行き渡らせないようにしている。だから地母神は怒り、富を溜め込みすぎている人に警告を発して来るんだ。

ーー人工宗教のように地母神を否定してしまうと、地母神の姿が全く見えなくなりますね。

タマティー:冷静に考えれば財運を司る神様は殆どが女神様だ。男神じゃないんだ。幾ら宗教だからといって男神だけを祀っていたら、人々は逆に貧しくなってしまうんだよ。女神の警告が聞こえてこないからだ。お金持ちたちが利己的なことだけにお金を使っていては、世の中は豊かにならないんだよ。

●家族を大事にする

ーー幸福の中で起こる悲劇はどのようなものなんですか?

タマティー:その悲劇は基本的に家族に起こる。自分自身が事故に遭ったり、大病したり。過労死したりする。妻が欝病になったり、癌になったり、脳疾患で全身不随になったりする。子供達も小児癌や小児性白血病になったり、学校でイジメに遭ったり、不登校になったりする。

ーーお金持ちなら誰でも経験する出来事ですね。

タマティー:なんで自分達家族がそんな悲劇に見舞われるかといえば、それは夫と妻が成長の歪みを持ち、他人の恨みつらみを買い、富を循環させていく考えを持たないからだ。責任は自分達にあるのであって、他にあるわけではないんだ。だから「なんで俺だけが!」「なんで私だけが!」といっても無駄なんだ。

ーーお金持ちが家族を大事にする理由も解りますね。

タマティー:お金持ちが家族を大事にしないと、もしも悲劇が起こり始めたら、その悲劇は徹底的に起こり続け、当分の間、やむことはない。本当のお金持ちたちはこの悲劇の怖さを知っている。だから家族を大事にし、道徳的に生きようとするんだ。

ーー具体的には何をすればいいんですか?

タマティー:まずは家族といる時間を多くすることだ。仕事で家に居なさすぎにならないようにすることだ。妻としては食事を正していくことだ。果物や野菜を多くし、美食に走らないようにすることだ。また月に1度は断食し、体内の老廃物や毒素を出してしまった方がいい。

ーーそしてまたお金持ちたちほど教育熱心ですね。

タマティー:お金持ちたちほど教育の大切さを知っている。必ず何かしらのお稽古事を習わしてるよ。子供を大学に進学させるのは当たり前だし、その行き先も国立大学なら東京大学だ。意外なことかもしれないが、東京大学の学生はお金持ちの子弟が断トツに多い大学なんだ。

●宗教の大切さ

ーー幸福の中で起こる凄まじい悲劇を起こさないようにする方法ないんですか?

タマティー:その方法はある。それは宗教活動を行うことだ。自分が宗教活動をするこで自分の精神レベルを上げ。この世に神の栄光を樹立させていくんだ。宗教がないと人間の精神レベルは上がらないから、どうしても凄まじい悲劇を防ぎきれないんだ。

ーー考えてみればお金持ちたちに無宗教なんて殆どいませんからね。

タマティー:日本では宗教否定の風潮が強い。だから多くの人々は「自分は無宗教です」なんてことを平気で言ってしまう。しかし本当のお金持ちたちが無宗教なわけないんだよ。自宅にはビックリするほどの大きな神棚があったり、豪華絢爛な仏壇があったり、宗教書だって大量に読んでいるんだよ。

ーー日本人なのに日本の宗教が解らないから無宗教を唱えてしまう。

タマティー:日本の宗教はキリスト教のように何かを信仰すれば救われるというものではないんだ。寧ろ信仰否定の要素が非常に強い。日本の宗教は神を崇敬し、自分が宗教について思考し、行動するものなんだ。何を信じたかではなく、何をしたかを問うているんだ。

ーー歴史的には「神仏習合」だし、宗教学的には「宗教混淆」ですからね。

タマティー:江戸時代には石田梅岩が「石門心学」を成立させている。今の日本人の平均的な考え方この石門心学に近いんだ。本当のお金持は神道であれ、仏教であれ、キリスト教であれ、色んな宗教を修めているよ。だから日本のお金持ちが信仰を強調する宗教団体に入ってしまうと、逆に非常に危険なんだ。

ーー宗教は我が身を救うこともあるが、宗教で滅ぼされることもありえるわけですね。

タマティー:宗教団体の真贋の見分け方として、「信仰を強調しすぎていない」「信者たちが最高宗教指導者を選ぶことができる」「「会計報告がしっかりとなされている」の3つを上げていいね。この3つの条件を満たさない教団は信者になっても無意味だよ。

●人生を楽しむからこそ成功する

ーー自己啓発本の危険性は宗教抜きで自己啓発を行うってことなんですね。

タマティー:そう! 自分にまともな宗教心があれば、自分の精神レベルなんて勝手に上がっていくもんだよ。自己啓発本に頼るからこそ、本当に自分の精神レベルが上がらないんだ。そのツケは必ず成功後に支払うことになるんだ。

ーー自分の精神レベルが上がっていないのに、慈善活動をしたって無意味なんですね。

タマティー:自分の精神レベルが上がれば自然と慈善活動をしだすもんだよ。お金持ちたちほど慈善活動の重要性を理解している。どんなにビジネスを成功させても、富の恩恵に授かれない人たちが必ず出てくる。そういう人たちには慈善活動で対応しなければならないんだ。

ーー会社で成功し、その後、財団法人でも成功する。これがお金持ちたちの自然な成り行きですからね。

タマティー:金儲けすることだけを喜びにしてはならない。この世には「陰陽バランスの法則」があるから、お金を得て幸せになれば、その分、不幸の種が存在しているということなんだ。ビジネスだけをやるのではなく、慈善活動をするからこそ、その不幸の種を除去できるわけなんだ。

ーーお金持ちになることだけが幸せじゃないってことですね。

タマティー:大事なことは自分の人生を楽しむってこと! 確かに生きていれば嫌なことだって沢山ある。しかしその嫌なことは自分を成長させてくれるために必要だからこそ起こっているんだ。「何があっても自分の人生は楽しいんだ!」と解れば、歩き出せるでしょ。

ーー貧乏を苦にしちゃいけなんですね。

タマティー:貧乏の時だからこそ学べることは沢山ある。自分の貧乏は世の中が間違っているから起こっているもんじゃないんだ。自分が間違っているからこそ起こっているもんなんだ。貧乏の中でも人生を楽しんでいれば、いずれお金持ちになっていけるよ。

ーーどうやら結論が出たようです。本日は長々とロングインタビューに応じて下さって、本当に有難うございました!(合掌)

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タマティーへのロングインタビュー お金を守る努力編

●税金こそ最も恐ろし

ーー夫婦達にとって最大の難関となるのが税金ですね。

タマティー:税金というのは本来、国民の収入の10%しかかけてはならないんだよ。この税率なら誰でも払えるんだ。脱税者だっていなくなるよ。しかし税金の限界を無視して、高率の税金を課してしまうと、国民達の中には税金を払えなくなる者たちが出てきて、それで脱税が始まるんだ。

ーー昭和憲法体制下ではまともな収入税ではなく、累進課税式所得税であるということを忘れてはいけませんね。

タマティー:累進課税式所得税では、所得の高い人たちからゴッソリと税金を持っていく略奪的な税制なんだ。政府が国民から公平に税金を徴収するというものではなく、税制を使って富の再分配を行おうというとんでもない税金なんだよ。

ーーそのため貧乏な夫婦が伸し上がっていこうとすると、必ず税金の壁にぶち当たることになりますね。

タマティー:だから「節税」というものが大事になってくる。税金のことを勉強して少しでも税金を減らさないと、とてもではないが伸し上がっていくことはできないよ。通常、こういう勉強は生産性がないものだから、夫がやるより妻がやった方がいいんだ。

ーーそれにしても税金は複雑ですよね。

タマティー:俺に言わせれば複雑な法律は全て悪法だよ。収入の10%に税金をかければシンプルに成るものを、累進課税式所得税にするからこそ複雑になってしまうんだ。だから税理士を雇って対抗していかなければならないんだ。税理士の腕次第で結構結果が違ってくるよ。

ーー税金ってのは安ければ安いほどいいですもんね、

タマティー:選挙の際は減税を主張している政治家を支持するようにすることだ。増税を主張する政治家なんて官僚に洗脳されているだけだよ。税金が安くなればそれだけ国民の手にお金が行き渡るから、国民がそのお金を使ってくれれば経済は発展していくもんなんだよ。

●社会保険料による貧困化

ーー税金以上に恐ろしいのが社会保険料ですね。

タマティー:社会保険料は国民を確実に貧困化させるものなんだ。国民は政治家達に「社会保障の充実」という言葉で騙されてしまっているけど、社会保障が充実すれば充実するほど、国民は貧困化していっているんだ。日本では介護保険制度が導入されてからこれが決定的になった。

ーーなんでそんな現象が起こるんですか?

タマティー:まず社会保険料は全ての国民に対して「同額」であるということだ。このためお金持ちはなんともビクともしないが、貧乏人たちは家計を更に悪化させるものなんだ。社会保障は貧乏人たちが成り上がってくるのを阻止できるからこそ、お金持ちの政治家達に限って社会保障の充実を訴えて来るんだ。

ーー考えてみれば、民主党にしろ自民党にしろ、お金持ちの政治家ほど社会保障の充実を訴えていますね。

タマティー:それとなまじ社会保障があるために、夫婦達はお尻に火がつかないということがある。例えば「子供手当て」だ。夫婦というのは子供が2人になった時が一番キツイ。その時は家計を徹底的に引き締めるもんなんだよ。それなのに政府から子供手当てを貰ってしまえばそれができなくなり、家計に対して変化が起こらなくなるんだ。

ーー育児をしている夫婦にとっては一見有難いものに見える子供手当てでも、自分たち家族の貧乏を固定してしまう恐ろしいものなんですね。

タマティー:大体、子供を社会で育てようという考え自体が間違っている。育児っては基本的に母親がすべきものだから、その母親達が経済的に困ることなく育児ができる環境にしてあげればいいだけのことだよ。そのためにはなんといっても減税なのであって、収入の10%以上の税金を課してはならないんだ。

ーー政治家たちが完全に間違ったことをしているわけだ。

タマティー:社会保障というのは社会主義の産物だ。社会主義の統制経済は誰がどうやってもダメだったように、社会保障も誰がどうやってもダメなものだよ。この真実に国民が気づくまで、政治家達による国民への合法的な略奪は延々と続くkとだろうよ。

●共済プラス保険

ーー保険というのは政府が整備するものではなく、民間にやらせればいいんですね。

タマティー:その通り。政府がやるからこそ非合理的な保険を作ってくるし、折角、国民から徴収した保険料も無駄遣いしてしまうんだ。日本政府の中で厚生労働省が最も腐敗した組織であるということを忘れてはならないよ。厚生労働省を廃止すれば、日本政府の赤字財政はピタリと止まるもんだよ。

ーーまあ、夫婦にしてみれば社会保険には期待しない方がいいってことですね。

タマティー:そうだね。保険は自分達でかけるからこそ意味があるんだ。忘れてならないのは、夫婦にとってまずかけるべきものは「共済」であるということだ。共済は非常に便利で、これ1つで大概の物をカバーすることができるんだ。

ーー共済は基本であって、その上にオプションとして保険をかければいいと?

タマティー:保険ってのは基本的に特化なんだよ。生命保険にしろ、火災保険しろ、そうやって特化しているからこそ価値があるんだ。保険なのに総合保障ってのは実に怪しい。それは共済でやるべきものであって、保険でやるべきものではないんだよ。

ーー妻たちにとっては保険の勉強は絶対に必要ですね。

タマティー:保険料は毎月出て行くものだから、固定費になってしまう。厳しい家計にとってはキツイもんだよ。保険に関する本を買ってきて読むとかしておくべきだね。ネットで調べてもいいけど、ネットじゃ嘘が混じることがあるから余りお勧めできないね。

ーー素人感覚で保険に手を出すのは非常に危険なんですね。

タマティー:お勧めすべきは、保険の外交員と仲よくなっておくことだ。保険の外交員は非常に優秀な女性たちが多いので、自分が質問すればきちんと答えてくれるよ。女性同士であれこれ話している内に、保険のことがなんとなく解ってくるもんだよ。

●家族支援会

ーー家計の収支は常に一定するものではなく、必ず変動するものだから、それに備えておかないと、黒字破産もありえますからね。

タマティー:だから家計では繰越金が大事になってくる。家計をキツキツでやっちゃいかんのだよ。最低でも収入の3ヶ月分貯め込んでおくと、家計に何があってもビクともしないよ。妻としてはこの繰越金の蓄積こそ技の見せ所になるね。

ーー繰越金を上回るような出費があった場合どうするんですか?

タマティー:そのためには銀行預金にある一定の資金を残しておく。幾ら貯金があるからといって全ての資金を投資に回してはならないんだ。そういうことをやっていると、回転資金がなくなり、それでオジャンだ。銀行預金に手持ちの資金を残して於くのは想像以上に大事なことなんだよ。

ーー投資が巧くいっている人ほど、全ての資金を注ぎ込んでしまいますからね。

タマティー:裏技としては「家族支援会」を作るのもいい。家族支援会というのは、普段の収入から僅かずつ家族支援会に資金を回しておき、緊急時に家族支援会から資金を拠出するものだ。家計というのはお金があれば全部使ってしまうので、家族支援会があるとお金を全部使うということがなくなるんだ。

ーー家計に対して変動に対応するシステムがなければ駄目ってことですね。

タマティー:貧乏な時は急にお金が必要になっても、それは僅かな金額だ。しかし自分たちの夫婦の収入が増えていけば、緊急にお金が必要になった時、その金額は高くなってくるんだ。しかしその準備を何もしていないと、その時点で破産してしまうんだ。

ーーお金を持ち始めたのに貧乏人の感覚でいると、その時点でゲームオーバーってことになるんですね。

タマティー:お金を守る努力といっても、貧乏人たちにはなんのことかさっぱり解らない。しかしお金を持ち始めると、このお金を守る努力こそ大事なことだ解ってくるんだ。お金が欲しいからといってただ単に稼げばいいってもんではないんだ。そのお金を如何に守っていくかなんだ。

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タマティーへのロングインタビュー 投資編

●必殺の天引き貯金

ーーさて資産の話に移りますが、タマティーさんは貯金こそ資産形成の王道だと説かれますよね。

タマティー:資産形成の話には色々あれども、「勤倹貯蓄」こそが資産形成の王道なんだ。これ以外は全部邪道と見ていい。実際、借金しながら資産を形成することはできるよ。しかしそれは借金の上に築いた危険な繁栄なのであって、非常に脆いんだよ。資産運用が巧く行っている時はいいが、市場が変動すればもうお陀仏だよ。

ーー確かに金儲けの本には貯金を馬鹿にする本てのが沢山ありますからね。

タマティー:勤倹貯蓄を解り易い言葉に言い換えるなら、「地道に働き、地道に貯金していく」ということだ。特に若い夫婦にとってはこれこそが大事で、早い内にこの習慣を身につけることだよ。幾ら貧しくても生活保護に頼るべきではないし、所得の全額を全て消費に回してはならんのだ。

ーーその勤倹貯蓄を実施するために重要になってくるのが「天引き貯金」ですね。

タマティー:天引き貯金というのは必殺技だよ。収入の2割を収入が発生した時点で強制的に貯金していく。貯金というのは収入から支出を引いた金額を貯金しようと思っても絶対に出来ない。最初から強制的に貯金してしまうからこそ、貯金は可能に成るんだ。

ーーなぜ2割なんですか?

タマティー:それは経験則上から導き出されたものなんだ。収入の2割なら貯金可能なのだ。しかし収入の3割だときつい。収入の1割ではなかなか貯金が貯まっていかない。収入の2割が丁度いいんだ。「80対20の法則」を使えば、僅か20%の貯金でも、その効果は80%に達するんだ。

ーー所得が低ければ天引き貯金と雖もキツイですね。

タマティー:収入が低いからこそやる価値があるんだ。所得が低いと逆に「貧乏人たちの無駄買い」をやってしまうので、余計に生活が苦しくなるんだ。そこで天引き貯金を行うと、無駄遣いが消滅して、貯金は確実に溜め込まれていくんだ。まあ、3年間、天引き貯金をすればもう貧乏脱出だよ。

●資産を保持するために投資を行う

ーー現在、日本政府はゼロ金利政策を取っていて、銀行に貯金しても利子が殆どつきませんよね。それで積極的に投資していかなければならないのですが・・・

タマティー:ゼロ金利政策の場合、銀行に預けても金利がつかないからという考えを持つのではなく、銀行を無料で使える金庫だと思うことだね。箪笥預金をしている方がもっと危険で、泥棒に入られた時はその貯金丸々持っていかれますよ。

ーー確かに銀行のもう1つの業務は貸し金庫業務だから、銀行預金という形で無料で使わして戴けるのは有難いですよね。

タマティー:資産運用を考える時、最も重要なのは「資産保全」という考え方だ。資産を保全するために資産運用を行うのであって、資産運用は儲けるのが優先ではないんだ。資産運用は飽くまでも資産を保全することを最優先し、その結果儲けていけるようにすればいいんだ。

ーーということは資産運用で「儲けた!」「損した!」というのは間違いなんですね。

タマティー:そういうのは資産運用を根本から間違えているんだ。資産保全ということが解っていないからこそ、自分の大事な貯金をパーにしてしまうんだ。勤倹貯蓄をして貯金を作ったのなら、その貯金を危険な投資には回せないって!

ーーではどうすればいいんですか?

タマティー:まずは銀行員と仲良くなることだね。銀行が勧める金融商品は大儲けすることはできないけど、安全に資産運用できる商品であることは確かだからね。そうやって安全な金融商品を見ていけば、投資で何が安全で何が危険かってのが解ってくるようになるよ。

ーー多くの人たちが間違えてしまうのはそこなんですね!

タマティー:俺に言わせば銀行を充分に使っていないのに、他の投資に走るなってこと。銀行員たちは専門的に投資の仕事をしているんだから、そこから情報を得ないでどうするよ。実はありふれた銀行こそ、投資を成功させる登龍門なんだよ。

●三分割投資法

ーー実際の資産運用では三分割投資法によって投資していくことになりますね。

タマティー:三分割投資法は投資の基本中の基本なので、これをしっかりと学んで欲しいよ、自分の資産を三分割し、「株式投資」「不動産投資」「債権投資」に振り向けるわけ。投資が三分割されているから、どこかダメになってもすぐにカバーできるようになるんだ。だから安全に資産運用を行うことができるようになるんだ。

ーーどれか1つの投資だけじゃダメなんですね。

タマティー:特に株式投資なんて誰もが遣り易い投資だから、全額を株式投資に突っ込んじゃうんだよ。確かにそれは株式市場が好況の時はいいよ。しかし株式市場が不況になったら一気に赤字ですよ。そういう夫婦達が非常に多いので、気をつけることだよ。

ーータマティーさんは「株式投資は長期投資である」といわれますが

タマティー:夫婦が株式投資する際、短期投資なんてまずできないよ。デイトレーダーを遣っている夫婦もいるけど、そういう才能があればやっても別に構わない。しかし普通の夫婦が仕事をして、家事や育児をこなしながら、デイトレーダーの仕事をやるのは無理だよ。それよりも自分が気に入った会社で、経営状態がよく、将来性のある会社に投資した方がいいね。

ーー不動産投資は株式投資で成功している人達には鬼門になるみたいですね。

タマティー:はっきりといってしまうと、株式投資が巧い人は不動産投資が不得手だよ。でも不動産投資をしないと資産運用が危険になってくるんだ。お勧めとしては自宅周辺で物件を買い、地道に不動産投資を繰り返していくことだね。大掛かりにやりたいのなら、会社を設立してアパートやマンションを経営してしまった方がいいね。

ーー意外と見落とされてしまうのは債権投資の大切さですね。

タマティー:夫婦がやるんだったら、国債に投資することだろうね。しかしこの国債も政府の財政が悪化してくれば危険になるから、政府が無闇に増税すると非常に危険な金融商品になってしまう。政府が債務不履行を引き起こすと、通貨価値が急激に下がるから,、必ず金塊を持っておかなければならないよ。金塊の所有こそ、投資家のゴールだろうね。

●情報の共有化

ーー投資をする際、情報が非常に重要になってきますね。

タマティー:投資では情報こそが≪命≫だよ。投資で失敗している人たちは情報収集能力が余りにもひどすぎるんだ。まず新聞は絶対に『日本経済新聞』を読むようにすることだ。間違っても一般紙を定期購読してはならない。特に『朝日新聞』を定期購読していれば、反日的な社説に影響されて、それで完全に投資の感覚が狂ってしまうんだ。市場は反日とか親日とかでは動かないよ。もっとドライに物理的法則が作動しているもんだよ。

ーーそれと雑誌ですね。雑誌は想像以上に威力を発揮してきますもんね。

タマティー:投資で成功している人たちは統計上毎月10冊以上の雑誌を読んでいるというデータがあるんだ。雑誌といっても週刊誌ではなく、月刊誌のことだ。その編集部が1ヶ月かけて雑誌を編集するからこそ、結構、濃い情報の宝庫になるんだ。既婚女性の場合、ファッション雑誌では投資に役立たないから、夫が読んでいるビジネス雑誌を読まないと危険ですよ。

ーー情報は何もマスメディアだけに流れてくるものではないので、そこで紳士クラブや宗教団体が必要になってきますね。

タマティー:投資をする既婚男性なら紳士クラブに入るべきだろうね。紳士クラブはお金持ちの集まりだから、そこで情報が遣り取りされるんだ。特に株式市場が大暴落する時は必ず事前に紳士クラブに情報が流れてくる。それと宗教団体にもなぜだか情報が流れてくる。宗教団体の方は霊感とかで事前に情報を掴んでしまうんだろうね。

ーー投資しているのに、テレビを見て時間の浪費をしていてはどうにもならんのですな。

タマティー:資産運用をすると、テレビの視聴時間が激減するものだよ。テレビを見て時間を潰すより、夫婦で話し合いの場を設けるkとだね。投資は情報量が多ければ多いほど良いから、夫婦がそれぞれ情報を収集し、それを互いに教えあえばいいんだよ。

ーー投資しているのに、夫婦の会話がなければダメなんですね。

タマティー:セックスレスも会話レスから始まるもんだよ。会話は習慣性のあるものだから、普段から夫婦で話しかけ、話し合うことだよ。もしも投資で失敗しても、それを隠し通すのではなく、はっきりということが大事だよ。嘘は厳禁だね。早くに応急処置を打てばダメージを少なくすることができるけど、嘘をつき続ければ破産することだってありえるよ。

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タマティーへのロングインタビュー 所得編

●妻は夫の応援団長たるべし

ーーさて所得の話に入るのですが、夫婦はどうすれば豊かな所得を得ることができるのでしょうか?

タマティー:夫婦がすべきことはなんといっても夫を稼ぎ頭にすること! 夫婦は「夫が稼いで妻が使う」というのが人間の遺伝子に組み込まれているので、この遺伝子に忠実になることだよ。妻が外に出て働きに出て稼いでくるのは、どうやったとしても次善の策でしかないのだ。

ーー事実、夫の収入の高さと夫婦の収入の高さは正比例していますからね。

タマティー:妻は夫の応援団長たるべしなんだよ。まあ、女性だからチアリーダーたるべしかな? 夫というのは妻が応援してくれるからこそ、勇猛果敢に働くのであって、収入が大きくなってくるんだ。幾ら優秀な男性であっても、妻がいなかったり、妻がいたとしても応援してくれなければ大した働きはできないよ。

ーー優秀な男性の背後には必ず良妻賢母ありですね。

タマティー:男性が仕事で成功したいのなら、下手に家事や育児を手伝わないことだよ。妻から頼まれたことだけすればいいのであって、後は妻に任しておくべきなんだ。それよりも肝腎の仕事に全力を投入し、仕事で成功するように仕向けていくべきだよ。

ーーはっきりと言って悪いかもしれませんが、マイホームパパじゃ仕事は成功できませんもんね。

タマティー:人間は持てるエネルギーも時間も限られているから、家庭にエネルギーや時間を注ぎすぎてはならないんだ。エネルギーや時間の大半は仕事に向けるべきなんだよ。マイホームパパにしろ、イクメンにしろ、男として自分が何をすべきか解っていなんだよ。主婦ならぬ主夫はもう男ではないよ。男としてそんな生き方をすべきではないんだ。

--妻が夫に家事や育児を余り多く頼みすぎれば、それで自分の要求は叶うかもしれないが、それに反比例してその夫の所得は下がっていきますもんね。

タマティー:家事や育児は妻に任してしまった方が巧く行くし、妻の方も上達していくことになる。夫に頼んでいいのは、本当に自分ではできないことだけにしておいた方がいい。それよりも夫には仕事をして欲しいもんだよ。妻が夫に心地よく仕事をして欲しければ。自宅で夫の話を聞くようにすることだよ。多くの男性たちは妻と話ができないからこそ、キャバクラに行ったり、ホステスクラブに行ったりするわけだからね。

●働くべきか、働かざるべきか?

ーー妻としては結婚後、働くのか働かないのは大きな選択になりますね。

タマティー:妻tたちにはたった2種類の妻たちしかいない。それは専業主婦と兼業主婦だ。どちらを選ぶのかというのは、最終的には妻の決断になるし、その夫の収入やら、その家庭の事情やら、色々なものが絡んでくるから一概には言えない。

ーーどっちを選択しようとも、利点もあるし、欠点もあるってことですね、

タマティー:そうだね。専業主婦は働かない分、収入は夫の収入が頼りだ。だから夫の収入が高ければ巧く行くんだ。逆に夫の収入が絶たれればそれで終わりだ。専業主婦は専業で主婦業をやっているから、当然に家事や育児が上達してくる。その反面、専業主婦特有の「主婦ボケ」が始まり、夫婦の会話に支障を来たすようになるよ。

ーー専業主婦ってのは非常に恵まれた状況にあるからこそできるわけなんだ。

タマティー:意外なことかもしれないが、兼業主婦は夫に充分な収入がある人か、夫の収入では生活が成り立たない人かの2パターンなんだ。夫に十分な収入があれば妻は趣味のような感覚で仕事ができ、その収入はそっくりそのまま貯金していけばいい。夫に充分な収入がない場合、妻は生活費を稼ぐために働きに出ることになる。だから兼業主婦は皆同じではないのだ。ここの点を間違えると、とんでもないことになってしまうよ。

ーー「女性の社会進出!」のスローガンを信じ込んでいると、働くママたちは本当に悲惨な現象に見舞われてしまうってことですか?

タマティー:既婚女性たちの中にはそもそも専業主婦に向いている女性たちが必ずいるからね。そういう女性が外に働きに出ても、自分の本当の能力を活かせないんだ。兼業主婦にしても、夫に充分な所得があれば、仕事が趣味のようなものだから、わざわざ気負って働くことはないんだよ。一番悲惨なのは夫の所得が少ないからこそ働きに出る母親たちで、こういう母親たちほど「女性の社会進出」を鵜呑みにしてしまう。女性が社会進出するのは勝手だけど、自分が低賃金労働を強いられて余計に貧乏になっているだけってことに気づいていないんだよ。

ーー女性が外に働きに出る理由は社会にあるのではなく、家庭の中にあるってことですね。

タマティー:既婚女性が仕事に成功したいのなら、男性のように仕事に全力を投入する必要性はないんだ。家庭に大半のエネルギーを注ぎこんで、片手間で仕事をすればいいんだ。家事や育児はオールマイティーの仕事だから、それがきちんとできればどこに行っても通用するよ。家事や育児をまともにやっていないから、仕事だってきちんとできないんだよ。家庭と仕事の両立なんて絶対に有り得ないよ。既婚女性なら家庭が一番大事なんだよ。

●会社には組織の法則が作動する

ーー今回のシリーズではタマティーさんが指摘した日本企業の雇用システムの実態は多くの既婚女性たちに衝撃を与えましたね。

タマティー:日本企業はどの企業も「年功序列」「終身雇用」「男女雇用比率不均衡」を原理原則として動いている。日本企業はこの原理原則があればこそ正常に機能するし、収益率も高くなってくる。もしもこの原理原則を否定すれば動かなくなるし、経営は確実に赤字になってしまう。経営の手法というのはその国独自のものなので、外国jから輸入してはならないのだ。

ーー既婚女性たちにとって最大の試練となるのは結婚ですよね。

タマティー:企業はどんな企業であっても優秀な女性を結婚で手放すようなことをしない。優秀な女性であれば結婚後も採用し続けるんだよ。結婚後に退職させられたり、出産後に退職させられたりするのは、その女性の能力が会社の要求するレベルに到達しなかったからなんだよ。

ーー飽くまでも年功序列なんですよね。結婚する時期まで或る一定の成果をきちんと出しておかねければならない。年功序列を年齢序列と勘違いしているからこそ、その大事なことが見えなくなってしまう。

タマティー:日本企業は飽くまでも年齢に応じて功績を立てている者たちだけを終身雇用し続けているだけなんだ。全ての社員に終身雇用を保障しているんではないのだ。だから結婚後も雇用され続ける女性は30代後半辺りから一気に給料が高くなる。一方、結婚を機に解雇された女性たちは原則パートで低賃金ですよ。自分が入社した時から結婚時まで真面目に働かなかったからこそ、結婚後にこういう激しい格差が出てきてしまうんだ。

ーーとするなら政府が企業に対して無理矢理に女性社員の解雇を禁じるのではなく、解雇された女性たちには再教育が必要ってことですね。

タマティー:結婚退職させられてしまった女性たちは「仕事の基本」ができていない。仕事の基本ってのは「報告」「連絡」「相談」の報連相だ。これすらきちんとできないんだ。その女性たちが涙を流すまで再教育を行い続けないと、育児終了後に再就職してもパートしかないよ。

ーーそれと女性が出世していきたのなら、絶対に男女雇用比率不均衡を知っておかねければなりませんね。

タマティー:会社の組織は大きく分けて、男の組織と女の組織の2種類がある。男の組織は男性の比率が70%から90%で、女の組織は逆に女性の比率が70%から90%になる。どんな会社でも男女が半々の割合で雇われる所はないんだ。そういう会社は社長が人為的にやっているだけであって、企業として正常に機能していないよ。

ーー出世の仕方は違うってことですね。

タマティー:男の組織なら女性は10%から30%の割合で雇用され、数は少なくても女性専用の役職が幾らでもあるから、男性達と争わなければ順調に出世していけるんだよ。女の組織は組織化されておらずネットワークになっているものだ。だから働き易いが、その反面、自分の実力を上げていくこともできないし、何が出世になっているのかも解らなくなってしまうんだ。

●収入源を複数確保する

ーー年功序列である以上、給料が伸びてくるのは30代後半以降となります。このため若くして結婚してしまうと、家計的にキツイですよね。

タマティー:そういう時は副業をやる。専業主婦なら外に働きに行けないが、内職することぐらいできる筈だ。内職ってのは給料が異様に安いのだが、それでもそのお金が入ると家計が随分と助かるもんだよ。それに家事や育児で得た成果をお金に換えていいんだ。専業主婦も極めると働くママに早変わりだよ。

ーー兼業主婦が副業をするってのはキツイですね。

タマティー:やろうと思えばできないことはないけど、家事や育児をし、その上働いているのなら、副業には手を出さない方が無難だね。こういう場合は夫が副業をやるべきであって、僅かでもいいから副業で稼ぐべきだよ。副業をやっていると本業も上達してくるもんだよ。

ーー年齢的に収入が増え始めたら、いつまでも副業を続けていくのは問題がありますね。

タマティー:副業の方が巧く行っているのなら、本業を辞めて副業を本業にした方がいいね。何が自分に適しているのか色んな仕事をやってみないと解らないもんだよ。しかし男性なら40歳前後からは1つの仕事に絞った方がいいね。働き盛りの時期を迎えるので、その間に仕事をしまくらないとね。

ーータマティーさんが推奨している夫婦でプライベート会社を設立するのもいい手ですね。

タマティー:副業が軌道に乗ったのなら会社を作ってしまい、夫婦でその会社を経営すればいいんだよ。こうすれば夫婦で所得が得られるし、それに会社経営をすることで会話のネタが尽きなくなる。しかも必要経費を使えるから、そこで合法的に節税ができるんだよ。

ーー家計の安全を保障するためにはなんといっても複数の収入源を持つことなんですね。

タマティー:収入源は1つなら、その収入源が大きければ別に問題ないよ。しかし普通は1つの収入源ではやっていけないものだ。だからどうにかして複数の収入源を確保し、家計を安全にするんだ。お金を稼ぐことに囚われるよりも、家計を安全にするにはどうすればいいのかを考えることの方が大事なんだよ。

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タマティーへのロングインタビュー 消費編

ーー本日はタマティーさんにお越し戴きまして本当に有難うございます。『「リッチなオシャレマダム」と「貧乏なグータラ妻」』を書き終えて、率直な所、感想は如何ですか?

タマティー:全然書き足らないね。経済的なことに関しては一応のことは言えたけど、どうすればお洒落なマダムになれるとか、どうして貧乏なのにグータラ妻になってしまうのか、そういう所は書いていないしね。でも、それらを書いてしまえば、半端じゃない量になってしまうから、ここで打ち止めにしておかないとね。

ーー今回のシリーズは今までのシリーズの中で一番長いのに未完成品ということですか?

タマティー:未完成といわれればそうかもしれないけど、夫婦にとってお金というのは、実際にやってみなければ解らないことがあるので、全てを教えることはやっちゃダメなんだよ。或る程度理解したのなら、そのままスタートを切って、実践の中で学んでいくしかないのよ。

●消費こそが所得と投資を作り出す

ーータマティーさんは常識外れのことを主張していますよね。その中でも既婚女性たちにとって最大級の驚きは、「消費こそが所得と投資を作り出す」ということですね。

タマティー:既婚女性たちの殆ど全ては所得こそが消費や投資を作り出すと思っているんだ。だから所得に応じて子供の数を減らしてしまい、中には子供を生まないことを選択してしまう夫婦も出てくるんだ。しかしこれは致命的な大間違いであって、この考えに取り付かれてしまうと、貧乏に固定されてしまうんだよ。

ーー事実、DINKSで億万長者になる夫婦は殆どいませんもんね。

タマティー:俺に言わせれば子供を作らすに億万長者になっても、自分たちが死んだら一体誰がその遺産を相続するのだ?」といいたくなるね、芸能界や水商売のような特殊な世界では、子供を作らない方が成功し易いということはあるけど、そういうのは例外なのであって、ちゃんと子供を沢山生めよといいたいよ。

ーータマティーさんはそのことを一体どこで気づかれたのですか?

タマティー:それは実際にお金持ちの夫婦を見てだよ。お金持ちたちの中で子供が3人以上いる夫婦はお金持ちとしてすべきことをきちんとやっている。しかしお金持ちであっても子供の数が2人以下だと、お金持ちとしてすべきことをきちんとやっていなんだ。

ーー子供が1人や2人じゃ危険ってことですか?

タマティー:子供がいないよりは少なくてもいた方がいいよ。しかし子供の数が少ないとどうしても消費の規模が小さいから、所得も投資も伸びてこないんだ。子供の数が少ないなら、子供の教育費に対して莫大な資金を注ぐとか、夫婦たち自身が趣味を持ってその趣味で散財していくしかないね。

ーー若い夫婦にとっては所得が少ないから、子供を1人や2人で打ち止めにしていまうこともありますね。

タマティー:それが落とし穴なんだ。事実、日本が少子化になって、その後、日本経済は低迷しっぱなしだよ。子供の数が少ないから消費が伸びてこないんだ。消費が伸びないってことは、所得も投資も伸びないってことだ。じゃあ、なんで多くの夫婦たちが少子化を選択したのかというと、夫の給料が少ないから。じゃあ、なんで夫の給料が少ないかというと、男女共同参画社会のために男女の賃金を人為的に平等化しているために夫の給料が少なくなってしまうんだ。、

●子供は多い方がいい

ーーとするなら少子化の原因は政府の悪政ってことですか?

タマティー:国家というのはその国民が豊かに成ってしまうと自然と少子化になっていくんだ。その少子化はなだからかなもので、急激にはやってこない。なんで少子化になるのかというと食糧生産が追いつかないからだ。食糧生産に対して人口が飽和状態になっているからこそ、人口は或る一定の規模になればそこで停止するんだ。

ーー少子化は人口の現状維持であって、人口減少は起きないということですね。

タマティー:そう、だから少子化で人口減少が起こったのなら、天変地異による飢饉が発生したとか、政府による悪政以外に起こりえないんだ。現実問題として、男女平等を理由に夫の給料が上がってこなければ、妻としては子供を多く生んでしまえば家計を遣り繰り出来ない。経済の真実は消費が所得と投資を作り出すだけなんだけど、実際の生活感覚では所得によって消費が制限されてしまうからね。ここをどうやって突破していくかだよ。

ーー既婚女性たちの中には堕胎する女性たちまでいますからね。

タマティー:俺が子供を3人以上産めっていうのは、子供が1人や2人だとどうしても所得によって消費が制限される考えに囚われてしまうからなんだ。事実、堕胎をする既婚女性は子供が1人か2人の女性たちだよ。赤ちゃんを産めばお金なんて幾らでも湧いてくるのに、それが解らないんだよ。

ーー「貧乏の子沢山」なんて諺がありますからね。

タマティー:人類学的に統計を取ってみると、女性が一生の内に健康な形で赤ちゃんを産み育てることができるのは「10人」なんだ。1人の赤ちゃんにつき3年を要するから、10人で30年。20歳で結婚すれば50歳になっているから、その辺で打ち止めでしょ、まあ、子供の数が10人を超えたら、貧乏の子沢山になるよ。ということは3人以上10人以内なら、幾ら赤ちゃんを産んでも貧乏にはなりはしないものだよ。

ーー母親にとって子供を多く生むメリットは?

タマティー:一応、子供を3人以上生めば、母親として一人前だろうね。子供が1人や2人では母親として未熟なんだよ。それと子供達が家事や育児を手伝ってくれることによって家事や育児が物凄く楽になるんだ。家事や育児が大変とっている女性たちは絶対といっていいほど、子供を3人以上生んでいない女性たちだよ。

●主婦専用の最高のアイテム:「家計簿」

ーータマティーさんが言うには子供の数はそれぞれ意味があるということですね。

タマティー:子供が1人目の時は夫婦と合わして家族の構成員が3人だから「三位一体の結界」が張られることになる。この時期は家族として安定しているのに夫も妻も激しく動き回ることになる。そして第二子が生まれると家族構成は4人になるので、この時期に「死の結界」ができあがる。家族全員が内側に向かってエネルギーを注ぐと同時に、死者が出てくることになるんだ。

ーー「死の結界」とは恐ろしい言葉ですね。

タマティー:「死の結界」が張られるからこそ、家族として団結していくことができるともいえる。この時期は家計的に物凄いピンチで非常に苦しい経済状況が続くんだ。だからこの時期にその家族が抱えている無駄な物をごっそりと削ぎ落とさないと、次のステージに上がれないんだ。

ーーその時に最重要の武器になってくるのが「家計簿」ですね。

タマティー:家計簿の重要性を新婚当初から気づいている妻は非常に優秀な既婚女性だよ。大概は初めての赤ちゃんが生まれて家計がピンチになった時に遣り始めるじゃないかな? まあ、第一子の時をのほほんと過ごしてしまった人は第二子が生まれた以降、家計簿の重要性に気づき始めるよ。

ーー家計簿のない家族なんて、複式簿記のない会社みたいなもんで、幾らでも乱脈経営が可能ですよ。

タマティー:しかも夫の給料が上がり出すのは30代後半から40歳前後なんだ。年功序列だとそういうような給料体系になってしまう。このため夫が若い夫婦は給料が上がり始めるまで貧乏を強いられるということなのだ。夫は妻子を養えるだけの給料を取ってきているのだから、それを妻が巧く遣り繰りしないと家計は破綻だよ。

ーー夫の給料が少ないからといって、妻は働きに出るのは間違い?

タマティー:妻にとっての最大の仕事は家計簿をつけて家計を統制することなんだ。この仕事をやっていないのに、外に働きに出ても意味がないよ。夫婦共働きで収入を増やしても、家計は滅茶苦茶なんだから、増えた収入はそのまま増えた支出で消化されてしまい、いつまで経っても家計は火の車なんだ。

●生活の合理化

ーー家計簿をつけるのは妻であって、夫ではないということですね。

タマティー:夫が簿記の資格を持ってるのなら、夫が家計簿をつけても別に構わない。しかし俺に言わせてみれば、そういう仕事は妻に任してしまい、夫はビジネスに専念すべきであろうね。家計簿なんて生活に密着しているものだから、妻がやった方が現実的な対応を取ることができるもんだよ。

ーー家計簿はダイエットと同じで、ただ単に数字をつけているだけでも、無駄な支出を削減していくことができますからね。

タマティー:家計簿の最大の効果は「支出の無駄を削ぎ落とす」ことですよ。無駄が削ぎ落とされることによって、必要な支出だけが生き残り、どんな収入であってもなんとかやっていけるようになるわけ。そしてその後、家計の最大の難関に気づいてしまうんだ。

ーー家賃問題ですね。

タマティー:家計を赤字たらしめているのはなんといっても家賃なんだ。家賃は固定費で、食費は変動費。変動費は人為的に抑えることができるけど、固定費は確実に毎月出て行く。だから持ち家から出発した夫婦は断然に有利なんだ。

ーー借家住まいから出発した夫婦はとにかくマイホームを持たなければならないと?

タマティー:夫婦にとってマイホームを持つか否かは最大の決断になるよ。なんせ購入金額がズバ抜けて高いんだから。とはいっても職業柄、マイホームを持てない夫婦もいる。そういう夫婦はマイホームを持たない分、投資をしていかないとね。これは凄い事実なんだけど、夫婦がマイホームを購入しようとすると、5年以内にもうマイホームを手に入れているんだ。大事なのはお金じゃないんだよ。≪夫婦の決断≫なんだよ。

ーーそういうことをやっていけば、子供なんて3人以上できてしまいますよ。

タマティー:子供が3人になると、その家族は「死の結界」を脱して、家族自体に吸引力が働くようになり、収入を拡大させていくんだ。しかもその現象が起こる前に生活の合理化がなされているから、収入が増えても支出は余り増えず、今度は一転して資産が増大し始めるようになるんだ。

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うちの母親がNHKの「のど自慢」に行ってきました!

●老後の趣味がカラオケ

 あなたは或る日突然に自宅内から悲鳴が聞こえてきたという経験があるだろうか?

 我が家ではあった。或る日突然に自宅内から悲鳴が聞こえてきたので、何かと思って居間に行ってみたら、なんとうちの母親がカラオケの練習をやっていたのだ。本人としては歌を歌っているつもりだろうが、俺に言わせれば悲鳴にしか聞こえないのだ。

 この趣味も本格的で「カラオケ教室」に通って歌を練習しているのだ。先生の指導がつくために「老いらくの趣味」であっても、メキメキと上達し始め、最初の頃は音痴丸出しだったのに、今では年2回のコンクールにまで出られるようになったのである。

 そして今年、カラオケフリークにとっては憧れの番組である「NHKののど自慢」を観覧することになったのだ。俺は「そこまでカラオケが好きなのか?」と聞いてしまったほどなのである。NHKから葉書が来た日からルンルン気分で、何か知らないが気分上々なのである。

 そのくせNHKから来た葉書をなくしてしまい、大騒ぎになってしまったのだ、「物をきちんと管理しないからこうなるんだ!」と俺が叱責し、俺まで手伝わされる羽目になり、やっとのことで行方不明の葉書を見つけ出したのである。

 それだけ待ちに待ったのに、いざ当日になるとなかなか出かけないので、「早く行ったらどうか?」と促すと、「だって寒いんだもん」と有り得ない回答。確かに寒いけど早く行けよと思うのだが、爬虫類のように太陽光で温まってから、ゆっくりと家を出たのである。

●のど自慢大会の実情

 NHKののど自慢は会場に於いて9時から整理券が配り始めるのだ。さすがに現在は冬なので、母親が9時までに行かなった理由も良く解る。とにかく寒いのだ。うちの母親は10時半頃に現地につき、体を冷やすことなく会場に入ることができたのである。

 番組は日曜日の午後0時15分から午後1時までの生放送なのだが、放送前に前説があって、司会のアナウンサーがあれこれと説明してくれるのだ。民放の番組のように放送前にわざとらしい拍手の訓練がないために、いざ放送を開始すると非常にスムーズな流れで番組が始まるのだ。

 45分間の生中継となると、アナウンサーの実力が如実に表されることになる。まず冒頭の喋りで巧く観客の心を掴んで、その後、次から次へと出てくる素人たちを捌いていくのだ。生中継ゆえに編集が効かないために、この徳田章というアナウンサーの腕は非常に高いのだ。

 これは民放のアナウンサーでは絶対にできない芸当なのだ。NHKのアナウンサーがNHKを退職後にフリーのアナウンサーとして活躍できるのも良く解る。アナウンサーなのにお笑い芸人みたいにボケとツッコミをやっていたら、アナウンサーとしての実力は上がっていかないものなのである。

 番組は素人たちが歌って、その後、ゲストの歌手が歌い、そして審査発表となって番組が終了するのだが、実は放送終了後、ゲストが2曲ずつ曲を披露するのだ。まあ、そのゲストが好きであるなら。非常に儲けもんの番組なのである。

●芸能界に生き残れる歌手たち

 うちの母親が見に行った回のゲストは「川中美幸」と「キム・ヨンジャ」。

 うちの母親に言わせると川中美幸は1人だけオーラを放っていて、明らかに別格だったそうなのである。彼女が出てくるだけで会場がパーッと明るくなってしまうのだ。しかも喋りが巧く、素人の出演者たちに対する遣り取りが面白く、常に爆笑を誘っていたのだ。

 俺は川中美幸の歌を聴いて巧いと思ったことは一度もない。まあ、プロとしてはそこそこの実力の持ち主だろうなという程度しかないのだ。しかしその彼女がなんで芸能界で生き残って行けるのかというと、歌以外の能力が抜群に高いからなのである。

 キム・ヨンジャの方は、歌はともかくとして、真冬だというのに肩丸出しのドレスはやめてくれといいたい。ファッションセンスがダサダサなのだ。しかも日本語の発音がイマイチで、「全国」を「ゼンコク」とはっきりといえず、「ジェンコク」と発音してくるのだ。

 キム・ヨンジャは現在、日本と韓国で半々で活動をしているという。こういう遣り方は結局どっちつかずになってしまい、日本語の歌も韓国語の歌も上達しないという結果になってしまうのだ。但し、日本と韓国の両方で活躍しているためにファンの数が多くなり、それで歌が巧くなくても芸能界を生き残ってくことができるのである。

 俺自身、演歌など余り聴かないが、それでも日本の演歌歌手を見て、「この人歌巧いな」と思うのは、「天童よしみ」と「夏川りみ」の2人しかいない。2人ともチビデブの寸胴体型なのだが、演歌歌手ならこういう体型の方がいいんだろうと思う。その彼女たちがヒット曲に恵まれたいのなら、川中美幸のように喋りを巧くするとか、キム・ヨンジャのように外国で活躍の場を持つとかした方がいいのだ。

●250組から20組が厳選

 千葉市で行われた回では、予選に250組が出場し、前日の午前9時から午後6時までかかって出場者を決定したのだ。このため出場確率は10%以下なのであって、本番で出場した人たちは本当に歌が巧く、ハイレベルの戦いになったのだ。

 実際にチャンピオンになった女性はプロ顔負けの歌声で、スポーツジムのインストラクターをやっているより、歌手になった方が巧く行くという歌声だったのだ。結局、人間は自分の夢こそが大事なのであって、自分に夢がないと実力があっても歌手にはなれないのであろう。

 NHKののど自慢は事前に出場者が決まっているわけではないので、本番で一体何が起こるか解らないのだ。そこが面白いのだ。民放だと視聴率を気にして必ず「ヤラセ」をやってくるものなのだが、それをやってしまうと一発本番の面白さが消えてしまうものなのである。

 NHkののど自慢では放送ごとに当たり外れがあるものだが、恐らくそれは予選の出場者の数で決まると思う。予選に200組以上の人たちが集まれば、大体歌の巧い人たちを揃えることができるのだ。しかし200組以下だと歌の下手な人でも出場させなければならず、それでレベルが下がってしまうのであろう。

 テレビ番組っていうのは、自宅でテレビを見るのと、会場に行って見るのとでは大違いなのである。のど自慢のように長寿番組になっている番組は会場で見ると本当に楽しいし、ゲストの実力も一発で解ってしまうという恐ろしい番組なのである。

 うちの母親はNHKののど自慢を大いに楽しんだらしく、その日の夕食の話題は殆どのこの話。しかも翌日からはカラオケ熱に一層力が入り、朝っぱらから悲鳴のような歌声が聞こえてくるのだ。頼むから歌を歌うなら家の外でやってくれ。

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未来の常識は非常識の扉からやってくる!

非常識だからこそ成功していく

 日常生活を幸せにしたいのなら、とにかく「常識」を尊重することだ。夫として当たり前のこと、妻として当たり前のことは必ずやっておくべきなのである。常識は経験則に裏付けられているので、実際に常識どおりのことをやっておけば、或る程度までなら確実に幸せになれるものなのである。

 しかし成功というものは常識の延長線上にはないのだ。成功は非常識から生まれてくるものなのである。独身生活を謳歌している女性にしてみれば、結婚後、夫婦でマイホームを建て、子供達に沢山恵まれて幸せな人生を送ることなど想像できないものだ。しがないサラリーマンが会社を辞めて起業家になり、そのベンチャー企業が大ブレイクして、世界的に有名になるのだと想像できないものだ。

 未来の常識は非常識の扉からやってくるものなのである。だから常識ばかり尊重していては、成功していくことなど、とてもではないができないのだ。常識を尊重しつつも、経済のことに関しては非常識を重んじた方がいいのである。

 不思議な事に、結婚していると非常識なことを言い出すのは、夫婦のどちらかであって、夫婦が一緒になって非常識なことを唱えることはまずないのだ。だから非常識なことを思いついたら、一応、自分の配偶者に言ってみるべきなのである。そうすると配偶者は反論してくるので、この意見は非常識な意見だということが解るのえである。

 運命の分かれ道はまさにここにあるのだ。

 例えば夫が非常識なことを言い出し、それに対して妻が反対しても、夫は敢えてその非常識なことを遣りだし、妻は渋々ながらもついていき、押さえるべき所はしっかりと押さえてると、その非常識な意見は成功していくのだ。幾ら非常識な意見であっても、夫だけが暴走し、妻がついてこないようであるなら、その非常識な意見は成功していかないのだ。

●恒常性が前進を阻む

 非常識な意見は夫が言うとは限らない。妻だって言ってくるかもしれない。その夫婦の力関係でどのよなバージョンもありえるのだ。その際に大事なことは、「夫婦の愛の形」をしっかりと形成していないと、非常識な意見を実行していくに当って、結婚そのものが破壊されてしまうことなのである。

 平凡な夫婦の落とし穴は、実はこれなのである。平凡な夫婦に限って常識を重んじすぎてしまい、肝腎の「夫婦の愛の形」を形成していないのだ。要は世間体ばかり気にする生き方をしているのだが、そのために外から自分たちの結婚を規定できても、内部から自己規定していくことができないのだ。

 結婚してから「夫婦の愛の形」が出来上がるまで少なくとも3年間はかかる、その間、夫は夜遊びなどせず自宅に直行するものだし、妻は自宅が楽しくなるように様々な工夫を施すものだ。そうやって労力と時間を費やさないと、夫婦の愛の形は出来上がってこないものなのである。

 勿論、夫婦たちの中には「夫婦の愛の形」を築き上げず、ただ漠然と結婚生活を送る者たちだっている。しかしそういう夫婦では人生のギャンブルを仕掛けることができないのだ。人生のギャンブルをやれば結婚が壊れてしまうし、かといてtやらなければ平凡な日常の繰り返しだけになるのだ。

 恒常性こそが前進を阻むのである。貧乏に慣れてしまうと、お金持ちの生活に違和感を覚え、お金持ちに嫉妬するようになるのだ。夫婦喧嘩が当たり前になってしまうと、夫婦仲睦まじくすることに虫唾が走り、敢えて結婚を否定的な物の見方で見るようになってしまうのだ。

●だから夢が大事!

 だから夢が大事なのである。夢さえあれば恒常性を撃破していけるのである。夢を見るのは無料だから、幾ら見ても構わないのである。結婚しているからこそ法螺を吹け。その法螺の全ては実現しないかもしれないが、その内の幾つかは本当に実現してしまうものなのである。

 通常、新たなビジネスを遣りたいと言い出すのは、大抵が夫の方だ。もしも夫がビジネスを遣りたいと言ってきたのなら、妻はそれに応じた方がいいのである。その一方で生活をきちんと維持できるように家計をしっかりと統制しなければならないのだ。

 ところが逆転夫婦になってしまうと、新たなビジネスをしたいと言い出してくるのは大抵が妻の方だ。この手の妻には気弱な夫がついているので、妻が言い出しさえすれば、夫は応じてくるものなのである。妻の方は思いっきり前進していけばいいし、夫の方は頼りなさそうでも、家庭内のことはきちんと切り盛りしているものなのである。

 結婚に於いて一番危険なのは、男女平等を唱え、夫婦が家庭内で男女平等が実現することに全力を注いでしまうことなのだ。こんなことをやっていれば、夫婦が持っているエネルギーは平等実現のために全部浪費されてしまい、気づいて見れば非常に貧乏で不幸な結婚生活になってしまっているのである。

 やっぱり男は男らしく、女は女らしくしておいた方がいいのだ。そういう男女であるなら、下手に邪悪なイデオロギーに騙されず、本当に自分がやりたい夢を持つことができるのである。本物の夢であればこそ、その夢は「夢の力」を放出してくるものなのである。

●とにかく行動を起こしてみる!

 結婚を成功させ豊かに幸せに暮らしている夫婦と、結婚が失敗し貧しく不幸に暮らしている夫婦と、一体何が違うのかといえば、それは「行動した」か「行動しなかった」かの違いなのである。人間が働けるのはせいぜい70代までだ。80代になればどうやっても体力が落ちてしまうものなのである。人生の中で働けるのは、実は非常に短い期間なのである。

 しかし若くして成功してしまうのは逆に危険だ。若いのに大量のお金を持てしまうと金銭感覚が狂ってしまうからだ。かといって還暦を過ぎて成功しても余り面白くない。自分たち夫婦の気力体力が充実している時期に成功して貰わないとダメなのである。

 例えばサラリーマンが新しく会社を起こそうと考えてるのなら、早くに起業してしまった方がいいのだ。起業は大変な作業の連続だけど、会社の経営が軌道に乗れば、あっという間に成功していってしまうものなのである。悩んでいるだけ時間の無駄なのである。

 既婚女性にしても、育児に専念して悶々としているのなら、外に働きに出てみればいいのである。その仕事でヒットすることもあるし、逆に仕事が嫌になって専業主婦の方が向いていると気づくこともあるのだ。自宅で悩んでいることこそが時間の無駄遣いなのであって、とにかくチャレンジしてみればいいのである。

 行動を起こす人は意外と少ないのである。日常生活の繰り返しをしまくり、更にはテレビを見て時間を浪費しまくっているのだ。そういう人たちは夢を持たないし、行動を起こしてこないのである。だからチャンス! 自分たち夫婦が動き出してしまえば、「夢の扉」は必ず開くものなのである。

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微差力が絶対的な差を生む

●結婚時のスタートの差は余り関係ない

 結婚時はどの夫婦も平等な状態でスタートするのではないのだ。結婚には大きく分けて、「恋愛結婚」と「お見合い結婚」の2つがある。恋愛結婚では結婚前に充分恋愛を楽しんでいるし、お見合い結婚では結婚を前提として付き合い、結婚してから本当にスタートになる。恋愛結婚が良くて、お見合い結婚が駄目ということではないのだ。

 よりリアルな格差になると、「所得の格差」がある。夫が高額所得者なら新婚当初からリッチな生活ができるし、夫が低額所得者なら新婚当初は貧乏を強いられる。持ち家住まいと借家住まいも大きな格差で、持ち家からスタートするなら家賃がないし、借家住まいから家賃に負担が重く圧し掛かってくるようになるのだ。

 しかしそういう結婚初期の差は大して問題ではないのだ。事実、恋愛結婚で成功していく夫婦もあれば、お見合い結婚で成功する夫婦もいる。新婚当初は高額所得者だったのに後に破産してしまったり、逆に新婚当初は低額所得者だったのにその後、億万長者になってしまう夫婦もいるのだ。

 結婚に於いて最も大事なのは「運命の出会い」をしたか否かなのである。その夫婦が互いに運命の相手であるなら、必ず成功していくのだ。具体的には「夫婦の相性」であり、「結婚の時期」なのである。。相性がいいからこそ巧くいくし。結婚の時期を間違えなかったからこそ成功していくのだ。

 運命の出会いをした結婚ほど、トントン拍子で進んでしまい、そのくせ第三者から見れば破れかぶれの新婚生活なのである。明らかに独身生活をバサッと切り捨て、新たな結婚生活が始まっているのである。いわばそれはゼロの状態なのであって、新婚当初はゼロから始めてしまった方がいいのである。

●それよりも結婚して10年以内の差の方が大きい

 結婚式を盛大に行ったり、新婚旅行を豪華にしてしまう夫婦に限って伸し上がっていくことができない理由はまさにここにこそある。最初から高下駄を履いてスタートしているので、ゼロの段階に引き落とすことができないのだ。だからこそ「独身の頃の方が良かった」と言い出し、結婚生活を真剣になっ取り組まないのである。

 結婚したらゼロになる。独身時代のことを綺麗サッパリ忘れてしまうべきなのである。そうやって結婚生活を真剣になって取り組むからこそ、前進に次ぐ前進が起こり、猛スピードで突き進んでいくことになるのだ。一旦速度が出てしまえば後は加速度原理が働き、有り得ない速さで突き進んでいくものなのである。

 統計では90%以上の夫婦が3年以内に第一子を産んでいるのである。この時期は夫婦にとって貧乏な時期である筈だ。しかも妻が妊娠や出産で仕事を辞めてしまい、余計に家計がピンチになるのである。しかしそこで家計簿を付け始めたり、家計を切り詰めたりして、家計の基礎を築き上げるのである。

 結婚後、5年で結婚に対する集中力が低下するものだ。夫婦にとって新婚ムードは終わり、夫婦にとって共通の目標がないと夫婦仲は深まっていかないのだ。借家住まいならマイホームを得ようという目標を持つことができるので、マイホーム獲得に走り出すべきなのである。 

 結婚後10年ともなると、夫婦が今までの路線を取ることができなくなる。どうしても路線変更して、新たな生き方を模索しなければならないのだ。夫が将来を見越して大きな事業に着手したり、妻は教育ママになって子供の勉強を重視するようになったり、夫婦揃って宗教に熱心になるのもこの時期であろう。

●他の夫婦と比べている限り、絶対に幸せになれない

 結婚してから10年も経てば、その夫婦の結婚の結果が既に出ているのである。その後はそれを土台に更に発展していくということをやるのである。夫婦にとってみれば、結婚してからの10年間というのは、非常に濃厚な時間の連続であるのだ。

 結婚して10年経っても子供が出来なかったり、貧乏を克服できなかったり、精神レベルが低すぎたりすれば、当然にトラブルが連発してくるものなのである。そういう夫婦に限って責任転嫁を繰り返し、自分で責任を取ろうとしないのだ。この手の夫婦は大事なことが解っていないのだ。

 「結婚は競争じゃないんだ!」

 「結婚は夫婦が協力するからこそ成功するものなのだ!」ということなのである。

 不幸な夫婦に限って、貧乏な夫婦に限って、他の夫婦達と比較し、競争しようとするのだ。はっきりと言っておくが、他の夫婦と比べている限り、絶対に幸せになれないし、豊かになることもできないのだ。競争しようとするからこそ、夫婦が結婚を通じて成長していくことに十分なエネルギーを注ぎ込むことができないのである。

 結婚するまでは他人と競争することは確かに大事なことだ。競争した方がより成長していくことができるからだ。しかし結婚では夫婦が協力するからこそ、夫婦が互いに成長していくことができるのである。結婚するためには愛が必要に成る。だが幾ら愛があっても、夫婦が成長してこなければ無意味なのだ。

 結婚に成功している夫婦ほど、「お金」だの「愛」だのを余り言わなくなる。お金持ちなのにお金を強調していればまだまだ貧乏なのだろうし、お金持ちなのに愛を殊更強調していれば、その人の心は貧しいのだろう。本当のお金持ちたちというのは人生を楽しんでいるのである。「人生を楽しむ」ためにお金を使うし、愛を使っていくのである。

●「我武者羅」と「生活の知恵」の大切さ

 「結婚を幸せなものにしたい!」と願っている夫婦とか、「お金が欲しい!」と願う人や、「愛こそ全て!」と言ってくる人は、大事なものが欠けているのである。それは「自分の人生を楽しむ」ということなのである。自分の人生を楽しんでいないからこそ、幸せを願ったり、お金を欲しがったり、愛を叫んだりするのである。

 ねんで結婚する事が楽しいのか?

 それは誰でも我武者羅になれることができるからなのである!

 結婚した人なら解ると思うが、結婚するまでが大変だし、結婚式の手配も大変だし、新婚生活を整えていかなければならないし、赤ちゃんができれば育児で大忙しになるのだ。その間、ずっと我武者羅になっているのであり、その時期には必ずお金が追いついてくるし、愛はたっぷりとあるし、そして何よりその時期こそが幸せな時期なのである。

 しかし我武者羅の時期が過ぎ去った時、新たな幸せを掴もうとすると幸せは逃げていってしまうのだ。お金だって愛だって、それだけを掴もうとすると消えてなくなってしまうものなのである。夫婦にとって本当の危機とは、金欠とか、破産とか、浮気とか、不倫とかではないのである。我武者羅の時期が過ぎ去った時なのである。

 そこで必要になってくるのが「生活の知恵」なのである。子供を3人以上生むとか、家計簿をつけるとか、最低でも月に2回はセックスするようにするとか、そういう知恵を持っていないと、自分たちの幸せや豊かさを維持し続けることができなくなってしまうのだ。

 結婚を機能させるためには、結婚に関する知識や技術は確かに必要だ。しかし本当に必要に成るのは、その知識や技術の奥にある知恵なのである。知識が豊富な既婚女性と、知恵ある既婚女性を比べれば、一見、知識の豊富な既婚女性を賞賛してしまうものだ。だが結果的には必ず知恵ある既婚女性の方が勝つのだ。

 知恵ある既婚女性は必ず「微差力」を使ってくる。例えば家計簿を地道につけ続けたり、レシピ集をコツコツを書き続けていく。その初期に於いては大して差はつかない。ところが時間の経過と共に大きな差となってしまい、他の既婚女性たちでは追いつけない差になってしまうものなのである。

 「我武者羅」も「生活の知恵」も表面上は違うが、実は微差力を巧く使っていることでは全く同じなのだ。微差力こそが絶対的な差を生んでしまうのである。「貧富の格差」など結果的なものに過ぎないのだ。無理矢理「貧富の格差」を解消しようとするよりも、この微差力の凄さに気づくことの方が余程人生を豊かにし幸せにするものなのである。

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結婚のサイクルによる激変

●夫婦の絆は3年で出来上がる

 結婚というものは、最初の3年間で夫婦の関係は決定的になるということなのである。結婚前にその夫婦がどのような関係をしていたかは余り関係ないのだ。それよりも結婚後の夫婦関係の方が遥かに大事なのだ。新婚生活のラブラブムードの中で、思わぬ夫婦関係が築かれていくものなのである。

例えば結婚前は男性の方が女性をリードしていたのに、結婚後はカカア天下になるとか、結婚前は男女対等の付き合いだったのが、結婚後は亭主関白になったりするのだ。それはそれでいいのである。第三者から見れば変わった夫婦に映るかもしれないが、その夫婦にとっては最善の関係になっているのだ。

 しかもここに夫婦双方の両親が加わってきたり、兄弟姉妹たちが加わってくることになる。当然に夫婦2人きりで関係を築き上げることができず、様々な影響を受けて関係が出来上がってくるのだ。家庭外の外交で失敗しているようでは、幸せな家族を作り上げていくことはできないのだ。

 もしも結婚後に不幸があったのなら、結婚後最初の3年間を振り返ってみることだ。そこに何かしらの過ちがあった可能性が高いのだ。赤ちゃんが生まれたのに夫が育児を手伝わなかったとか、妻の手料理が不味かったとか、そういう些細なことが夫婦関係を歪めてしまうことがあるのだ。それがビジネスの成功後に大爆発を起こすこともありえるのだ。

 結婚関係に歪みがあるなら、謝れるものは謝っておいた方がいい。そして謝られた方は許すことだ。幸福の中で凄まじい悲劇が起こっている時、まさかその凄まじい悲劇が自分たち夫婦によって原因が作られたとは決して思わないのだ。しかしそれが原因となって憎しみが蓄積され、よりによって一番幸せな時にその幸せを全て破壊するようなことを仕出かしてくるのだ。

●夫婦の運気は7年~10年で変化する

 多くの夫婦たちは自分たちの結婚記念日を祝うのに、その夫婦に独自の運命周期があるということを知らないのだ。殆どの場合、結婚していても「夫は夫」「妻は妻」という考えを持ってしまい、夫婦それ自体、運命周期を持って、夫婦双方に変化を引き起こしていることが解っていないのだ。

 独身なら個人の運命周期しかないが、既婚者たちは個人の運命周期とは別に夫婦の運命周期が発生してくる。一番解り易い例では、既婚者達の天中殺の威力は非常に和らいでしまうということなのだ。既婚者は自分が天中殺であっても、配偶者の影響を受けるし、夫婦それ自体の運気をも受けるから、天中殺であっても不幸が起こりにくいし、不幸が起こっても規模が小さくなるのだ。

 結婚すれば、7年から10年の周期で必ず大きな変化が起こっている。結婚したのなら必ず記録を取って、自分達夫婦の独特の周期を掴むようにすることだ。具体的に言うと、第一子が小学校に入学すると育児がひと段落つくし、第一子が中学生か高校生になると、反抗期という厄介な時期を迎える。

 母親として絶対にやってはならないことは、幾ら赤ちゃんの時が可愛かったからといって、「赤ちゃんの時が一番可愛かった」と子供達の前で平気で言ってしまうことだ。こういうことを言われると子供達はカチンと来てしまい、母親に凄まじい反抗を仕掛けてくるのだ。要は母親が成長していないから、子供達が凶暴化することで母親の間違いを正そうとしているのである。

 父親が絶対にやってはならないのは、仕事ばかりして家庭のことを妻に任せっきりにしてしまうことだ。育児は母親が中心になってするものだが、それで女の子は3歳辺りに「将来、パパと結婚する~!」って言い出してくるものだし、男の子なら幼稚園児辺りで父親の真似をしだし、父親みたいに強く成ろうとするのだ。この大事な時期に家にいなければ、子供達は父性愛を貰えないので、駄目になってしまうものなのである。

●どんな不幸でも3年間は耐えろ

 夫婦に如何なる不幸が襲い掛かってきたとしても、3年以上続く不幸はないものなのである。だからどんな不幸が襲ってきたとしても、3年間はじっと我慢することだ。3年間耐え抜けば、必ず何かしらの解決策が見つかるものなのである。

 不幸に遭遇した時、不幸に慣れていないと、その不幸から逃げ出すことばかり考えてしまうのである。それがいけないのである。その不幸は単なる不幸ではないのだ。今までの成長の歪みを解消するためのものであるし、新たな人生を歩ませるためのものなのである。

 中高年になった時に発生してくるのが「癌」という病気である。この癌は今までの乱れた生活が生み出したものなのであって、すぐさま治るものではない。それなのに癌が見つかったら、癌治療の三大治療をやってしまうと、確かに一時的には癌に効果があるのだが、その副作用のために呆気なく死んでしまうことになるのだ。

 忍耐力がないからこそ、癌が見つかった場合、食生活を正すとか、腸内洗浄を行うとか、温泉療法をしてみようとかいうアイデアが浮かんでこないのである。自分に忍耐力がないばっかりに、病気で死ぬのではなく、医者に殺される羽目になってしまうのだ。

 3年間耐え続けると、不幸がやみ、必ず新しい生き方をするようになるのだ。要は人生の路線変更を行うために不幸が炸裂してきたのであって、不幸から逃げ出さなければ、新しい人生を歩むことができるのである。お金があるからといって楽なことばかりしていると、いざ不幸が起こった時に耐えられなくなるのだ。

●成功したのなら絶対に離婚するな

 成功後の離婚は絶対に禁じ手なのである。多くのお金持ちたちが成功後に離婚し、その後、破滅していくという現象を引き起こしているのだ。夫婦は独自の運命周期を持っているから、離婚によってその運命周期を破壊してしまうと、今まで自分を守っていたものが失われ、最早、防ぎようのない不幸が大爆発してくることになるのだ。

 よくあるパターンが、お金持ちの男性が若い女性に入れあげてしまい、それで糟糠の妻と別れて、その若い女性と再婚してしまうことなのである。この手の若い女性はキャバクラ嬢とかホステスとかをやっていた女性なので、内助の功を発揮することはまずないのだ。

 お金持ちの妻がやってしまう愚かな行為が、夫が相手をしてくれないからといってホストクラブに行ってしまい、そこでホストに入れあげるということなのである。不思議なことにホストと交際して、晩年を全うした女性というものはいないのだ。ホストに運気を吸い取られてしまい、没落していってしまうのである。

 幸福の中で夫婦関係が悪化しないためにも、夫婦の会話を絶やさないようにすることだ。女性は会話をすることで人間関係を構築していくので、夫と会話ができないと夫婦関係が破綻してしまうのである。もう1つはセックスレスにならないことだ。男性はセックスをした女性を大切にするので、セックスレスに陥れば、幾らでも妻に対して残虐なことをしてくるようになるものなのである。

 結婚というものは、一度結婚してしまえば、もう絶対に離婚しない方がいいのだ。離婚する場合は、余程重大な理由がない限りやるべきではないのあ。多くの人々はまさか結婚それ自体が自分達を守ってくれていることに気づいていないのだ。結婚に対して否定的なことを言っている人がいるなら距離を置くことだ。その人物は結婚の有り難味を何も解っていないのである。

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最悪の体験をしたからこそ、生まれ変わることができる1

●最悪の体験は受け止めるしかない。

 もしも幸福の中で凄まじい不幸が炸裂してきた場合、その凄まじい不幸を受け止めるしかない。下手にその不幸から逃げ出すと余計に新たなる不幸が湧き起こってくるのだ。幾らその不幸が凄まじくても、その不幸をしっかりと受け止めるからこそ、その不幸は収束していくのである。

 はっきりといっておくが、成功者たちが経験する凄まじい不幸というのは半端な物ではないのである。会社kら追い出されたり、会社が倒産したり、詐欺に遭ったり、破産してしまったり、大病したり、事故に遭ったり、身内の者が死んでしまったりするのである。、

 この最悪の事態に遭遇すると誰もがビビリまくる。だからこそ安易に逃げ出そうとしてしまう。しかし違うのだ。これは成長の歪が引き起こしている不幸なのであって、不幸が出尽くすまで逃げなければ、いずれその不幸は止まるのである。

 自分の身に最悪の事態が起こった時、自分自身が「これは女神からの警告なのだ」と気づくだけの知恵を持つか、自分の配偶者がその知恵を持ってくれるかすれば、随分とその後の対処法は違ってくるのだ。結婚の真価が問われるのは、まさにこの時なのである。

 それ以外では、占い師や宗教家を友人に持っておき、こういう状況下での対処法を謙虚に聞くべきなのである。「お金持ちは占いを信じないが、占い師を利用する」と言われるものだが、占いで物事を決めてしまうのではなく、占いを利用して不幸を乗り切っていくのである。

●不幸が炸裂したからこそ「生まれ変わり」が起こる

 凄まじい不幸は起こるべくして起こるのである。今までビジネスに成功し、その果実を充分に堪能したからこそ、凄まじい不幸が起こってくるのである。最悪の事態を体験してしまうと、もう2度と過去には戻れないのだ。不幸が炸裂したからこそ、「生まれ変わり」というものが起こるのである。

 人間というのは同じ生き方を10年以上続けて取ることはできない。誰がどうやっても10年で破綻してしまうのである。自分が成長していた頃にはそれに気づけていた筈なのである。例えば就職した時は生き方を変えた筈だ。結婚した時も生き方を変えた筈だ。しかし成功してしまったばっかりに生き方を変えるということをしなくなってしまったのである。

 だからこそ凄まじい不幸が発生してくる。

 そしてその不幸を体験することで生まれ変わってしまうのである。

 成功者たちにとって宗教が大事になってくるのは、宗教ではその生まれ変わりの手助けをしてくれるからなのである。修行だとか称して宗教施設や山奥で修行させられ、それを通して生き方を変えさせてしまうのである。するとどうだろう。凄まじい不幸が収束してしまうのである。

 逆に言うと、生まれ変わらない限り、不幸はやまないのだ。「なんで俺だけが!」とか「世の中は間違っている!」とか言っていると、凄まじい不幸が余計に悪化し、更なる不幸を引き起こしてくるのである。そして自分の人生が転落していくのである。

 不思議な話かもしれないが、自分が生まれ変わってしまうと、凄まじい不幸が呆気なく終わってしまうものなのである。だからこそこの手の不幸は「女神からの警告」なのである。単なる不幸ではないのだ。それが解ってしまえば、凄まじい不幸で大打撃を受けたとしても、再成長を引き起こすことが可能に成ってくるのだ。

●「自殺しよう!」と思って生まれてきた赤ちゃんは1人もいない!

 ところが今まで幸せな生活に慣れきってしまったから、いざ凄まじい不幸が起こってくると、それに耐え切れなくなり、逃げ出してしまうのである。資産は充分ある筈なのに夜逃げしたり、自己破産したりしてしまうのである。

 中には自殺する者たちまで出てくるのだ。その自殺の仕方も山の中でひっそりと自殺してくれればいいものを、走ってくる電車に対して飛び込み自殺を図ったり、一家心中したりするのだ。自分で死ねばいいものを敢えて他人を巻き込んでいく卑劣な自殺をしてくるのである。

 「自殺しよう!」と思って忌まれてくる赤ちゃんは1人もいないのである。それなのになぜだか大人たちは自殺したがるのである。自殺したって何の解決にもならない。それどころか自分の問題をあの世にまで持ち越してしまうのである。

 人間が自分1人で生きてはいけない理由はまさにここにこそある。人間は普段冷静でいたとしても、最悪の状況下では有り得ない行動を取ってしまうのである。もしも結婚していたのなら、配偶者から意見を言われるので、自分が有り得ない行動を取ることはなくなるのだ。

 かといって家族だけでは心許ないのだ。家族が正常に機能していないと、余計に不幸が起こってきて、一家離散や一家心中を引き起こしてしまうのである。だから家族を超えた繋がりもひつようなのである。しかしそれは家族を否定するものではないのだ。

●凄まじい不幸も過ぎ去れば勲章に成る

 人間は他人の不幸を見るとそれを喜んでしまうという非常に悪質な機能を持っている。誰かが不幸になることで、自分のささやかな幸福を守ろうとするのである。幸福を維持したいのなら、幸福だらけでは駄目なのである。或る程度の不幸を経験し、それによって世間の嫉妬を回避することもまた必要なのだ。

 自分が成功の自慢話をするだけではなく、自分の不幸話をして、人々の涙を頂戴するべきなのである。自慢話だけでは面白くないのだ。人々は不幸話を聞くからこそ、同情してくれるようになり、応援してくれるようになるのだ。

 そういった意味では、凄まじい不幸も過ぎ去れば勲章になるのだ。この勲章は多すぎては駄目なのである。少ない方がいいのだ。しかし成功者なら絶対に持っておかなければならない勲章なのである。この勲章がないと自分の成功を維持することができなくなってしまうのだ。

 結局、生き残れる成功者たちは無傷の者たちではないのだ。何かしらの傷がある者たちなのである。勿論、凄まじい不幸は避けることができるのなら避けた方がいい。しかし何も起こらないというのでは、それもまた問題なのである。

 物事は必ずバランスを取るから、幸福が訪れたのなら、それなりの不幸も発生させるのである。だから慈善活動や宗教活動といった利他的な活動が必要なのである。こういうことをやっていると不幸を最小限度に抑えることができるのである。かといって慈善活動や宗教活動は不幸を何も発生させないというものではないのだ。絶対にそこを勘違いしてはならないのだ。 

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