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タマティーへのロングインタビュー お金を守る努力編

●税金こそ最も恐ろし

ーー夫婦達にとって最大の難関となるのが税金ですね。

タマティー:税金というのは本来、国民の収入の10%しかかけてはならないんだよ。この税率なら誰でも払えるんだ。脱税者だっていなくなるよ。しかし税金の限界を無視して、高率の税金を課してしまうと、国民達の中には税金を払えなくなる者たちが出てきて、それで脱税が始まるんだ。

ーー昭和憲法体制下ではまともな収入税ではなく、累進課税式所得税であるということを忘れてはいけませんね。

タマティー:累進課税式所得税では、所得の高い人たちからゴッソリと税金を持っていく略奪的な税制なんだ。政府が国民から公平に税金を徴収するというものではなく、税制を使って富の再分配を行おうというとんでもない税金なんだよ。

ーーそのため貧乏な夫婦が伸し上がっていこうとすると、必ず税金の壁にぶち当たることになりますね。

タマティー:だから「節税」というものが大事になってくる。税金のことを勉強して少しでも税金を減らさないと、とてもではないが伸し上がっていくことはできないよ。通常、こういう勉強は生産性がないものだから、夫がやるより妻がやった方がいいんだ。

ーーそれにしても税金は複雑ですよね。

タマティー:俺に言わせれば複雑な法律は全て悪法だよ。収入の10%に税金をかければシンプルに成るものを、累進課税式所得税にするからこそ複雑になってしまうんだ。だから税理士を雇って対抗していかなければならないんだ。税理士の腕次第で結構結果が違ってくるよ。

ーー税金ってのは安ければ安いほどいいですもんね、

タマティー:選挙の際は減税を主張している政治家を支持するようにすることだ。増税を主張する政治家なんて官僚に洗脳されているだけだよ。税金が安くなればそれだけ国民の手にお金が行き渡るから、国民がそのお金を使ってくれれば経済は発展していくもんなんだよ。

●社会保険料による貧困化

ーー税金以上に恐ろしいのが社会保険料ですね。

タマティー:社会保険料は国民を確実に貧困化させるものなんだ。国民は政治家達に「社会保障の充実」という言葉で騙されてしまっているけど、社会保障が充実すれば充実するほど、国民は貧困化していっているんだ。日本では介護保険制度が導入されてからこれが決定的になった。

ーーなんでそんな現象が起こるんですか?

タマティー:まず社会保険料は全ての国民に対して「同額」であるということだ。このためお金持ちはなんともビクともしないが、貧乏人たちは家計を更に悪化させるものなんだ。社会保障は貧乏人たちが成り上がってくるのを阻止できるからこそ、お金持ちの政治家達に限って社会保障の充実を訴えて来るんだ。

ーー考えてみれば、民主党にしろ自民党にしろ、お金持ちの政治家ほど社会保障の充実を訴えていますね。

タマティー:それとなまじ社会保障があるために、夫婦達はお尻に火がつかないということがある。例えば「子供手当て」だ。夫婦というのは子供が2人になった時が一番キツイ。その時は家計を徹底的に引き締めるもんなんだよ。それなのに政府から子供手当てを貰ってしまえばそれができなくなり、家計に対して変化が起こらなくなるんだ。

ーー育児をしている夫婦にとっては一見有難いものに見える子供手当てでも、自分たち家族の貧乏を固定してしまう恐ろしいものなんですね。

タマティー:大体、子供を社会で育てようという考え自体が間違っている。育児っては基本的に母親がすべきものだから、その母親達が経済的に困ることなく育児ができる環境にしてあげればいいだけのことだよ。そのためにはなんといっても減税なのであって、収入の10%以上の税金を課してはならないんだ。

ーー政治家たちが完全に間違ったことをしているわけだ。

タマティー:社会保障というのは社会主義の産物だ。社会主義の統制経済は誰がどうやってもダメだったように、社会保障も誰がどうやってもダメなものだよ。この真実に国民が気づくまで、政治家達による国民への合法的な略奪は延々と続くkとだろうよ。

●共済プラス保険

ーー保険というのは政府が整備するものではなく、民間にやらせればいいんですね。

タマティー:その通り。政府がやるからこそ非合理的な保険を作ってくるし、折角、国民から徴収した保険料も無駄遣いしてしまうんだ。日本政府の中で厚生労働省が最も腐敗した組織であるということを忘れてはならないよ。厚生労働省を廃止すれば、日本政府の赤字財政はピタリと止まるもんだよ。

ーーまあ、夫婦にしてみれば社会保険には期待しない方がいいってことですね。

タマティー:そうだね。保険は自分達でかけるからこそ意味があるんだ。忘れてならないのは、夫婦にとってまずかけるべきものは「共済」であるということだ。共済は非常に便利で、これ1つで大概の物をカバーすることができるんだ。

ーー共済は基本であって、その上にオプションとして保険をかければいいと?

タマティー:保険ってのは基本的に特化なんだよ。生命保険にしろ、火災保険しろ、そうやって特化しているからこそ価値があるんだ。保険なのに総合保障ってのは実に怪しい。それは共済でやるべきものであって、保険でやるべきものではないんだよ。

ーー妻たちにとっては保険の勉強は絶対に必要ですね。

タマティー:保険料は毎月出て行くものだから、固定費になってしまう。厳しい家計にとってはキツイもんだよ。保険に関する本を買ってきて読むとかしておくべきだね。ネットで調べてもいいけど、ネットじゃ嘘が混じることがあるから余りお勧めできないね。

ーー素人感覚で保険に手を出すのは非常に危険なんですね。

タマティー:お勧めすべきは、保険の外交員と仲よくなっておくことだ。保険の外交員は非常に優秀な女性たちが多いので、自分が質問すればきちんと答えてくれるよ。女性同士であれこれ話している内に、保険のことがなんとなく解ってくるもんだよ。

●家族支援会

ーー家計の収支は常に一定するものではなく、必ず変動するものだから、それに備えておかないと、黒字破産もありえますからね。

タマティー:だから家計では繰越金が大事になってくる。家計をキツキツでやっちゃいかんのだよ。最低でも収入の3ヶ月分貯め込んでおくと、家計に何があってもビクともしないよ。妻としてはこの繰越金の蓄積こそ技の見せ所になるね。

ーー繰越金を上回るような出費があった場合どうするんですか?

タマティー:そのためには銀行預金にある一定の資金を残しておく。幾ら貯金があるからといって全ての資金を投資に回してはならないんだ。そういうことをやっていると、回転資金がなくなり、それでオジャンだ。銀行預金に手持ちの資金を残して於くのは想像以上に大事なことなんだよ。

ーー投資が巧くいっている人ほど、全ての資金を注ぎ込んでしまいますからね。

タマティー:裏技としては「家族支援会」を作るのもいい。家族支援会というのは、普段の収入から僅かずつ家族支援会に資金を回しておき、緊急時に家族支援会から資金を拠出するものだ。家計というのはお金があれば全部使ってしまうので、家族支援会があるとお金を全部使うということがなくなるんだ。

ーー家計に対して変動に対応するシステムがなければ駄目ってことですね。

タマティー:貧乏な時は急にお金が必要になっても、それは僅かな金額だ。しかし自分たちの夫婦の収入が増えていけば、緊急にお金が必要になった時、その金額は高くなってくるんだ。しかしその準備を何もしていないと、その時点で破産してしまうんだ。

ーーお金を持ち始めたのに貧乏人の感覚でいると、その時点でゲームオーバーってことになるんですね。

タマティー:お金を守る努力といっても、貧乏人たちにはなんのことかさっぱり解らない。しかしお金を持ち始めると、このお金を守る努力こそ大事なことだ解ってくるんだ。お金が欲しいからといってただ単に稼げばいいってもんではないんだ。そのお金を如何に守っていくかなんだ。

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