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おまけ その2 「人との出会いの大切さ」

●自分の努力では限界がある

 世の中には一生懸命に頑張っているのになぜだか成功しないひとたちというものは必ず存在するものだ。普通の人々がする以上の努力をしているのだから、成功しない訳がないと思ってしまう。しかし実際にはその人は失敗し続け、貧乏しまくっているのである。

 成功するためには努力は必要だ。しかし努力だけでは成功できないのだ。

 成功に関して必ず努力に関する議論というものが存在する。曰く「努力しなければ成功できない」。曰く「成功するために努力は必要ない」。と両極端の意見が存在し対立しあっているのだ。なぜ努力に関する意見が噛み合わないのかといえば努力には思わぬ逆説が潜んでいるからなのである。

 自分が実力をつけていくためには努力するしかない。しかも地道な努力なのであって、日々せっせと努力していくしかないのだ。しかし努力するだけでは成功できないのだ。努力しすぎている人ほど自分を過信し、全てのことを自分でやってしまおうとするからこそ失敗してしまうのだ。

 自分が成功していくためには必ず「人との出会い」が必要で、他人の力を借りるからこそ、成功していくことができるのである。自分1人の能力には限界があっても、他人を使えば協業と分業が働き、実に多くのことを成し遂げることができるようになるからだ。

 成功したいのなら「努力不要論」の意見は絶対に聞かない方がいい。世の中には成功者と雖も努力を否定する意見を言ってくる人たちもいるので要注意なのだ。成功したいのなら、努力をして実力を上げつつも、その努力には限界があって、努力以外の重要な要素、即ち「人との出会い」が努力と共に重要になってくるのだ。

●心の壁を打ち破る

 なんで人との出会いがそんなに重要なのか?

 それは「自分の心の壁を打ち破ってくれるから」なのである。

 人間は自分がどんなに努力しても、思考に於いても行動に於いても必ず限界が出てくる。その限界こそが「心の壁」なのである。しかも心の壁が現れると、今までの努力を全てフイにしてしまい、失敗が決定的になってしまうのである。

 結婚した人たちなら解ると思うが、結婚したことによって自分の人生がガラリと変わった筈だ。なんで自分の人生がそんなに変わったのかといえば、配偶者によって自分の心の壁が打ち破られたからなのである。確かに恋愛でも多少は心の壁が壊れる。しかし結婚と恋愛を比較した場合、結婚は恋愛とは比べ物にならないほど、その破壊力が大きいのだ。

 どんなビジネスであっても、1人で成功するということは絶対にない。必ずいい上司やいい同僚やいい部下に恵まれたとか、いい取引先に恵まれたとか、贔屓にしてくれるお客様がついてくれたとか、そういう人との出会いが必ずあるのだ。

 本当の成功者たちほど「自分は運が良かったから成功した」というものだ。ではその「運」とはなんぞやと言えば、「人との出会いが沢山あったということ」なのである。ただ単に人と出会った訳ではないのだ。自分がピンチな時にそれを救ってくれた人であったとか、自分が好運気の時に急成長を可能にさせてくれた人と出会ったとかなのである。

 成功していくに当って無闇に友人を増やしていくのは逆に危険だ。異業種交流会に出ている人たちに限ってなかなか成功できないものだ。友人の数が多いことが有利なら社交家が断トツで成功している筈だ。大事なのは自分にとって本当に必要とする人達との出会いなのだ。その出会いは偶然に起こるものであり、しかし振り返ってみると必然性を持って出会ってしまうのである。

●なぜ人との出会いが起きないのか?

 人との出会いは自分が努力をしない限り絶対に起こらない。自分が努力しているからこそ人との出会いが起こってくるのだ。こういうと必ず反論が出てくる。「自分はちゃんと努力している。でも人との出会いが起こらない」というのだ。

①自分がすべきことをやっていない

 筆頭の理由は自分がすべきことをやっていないということだ。確かにその人は努力している。しかしその努力は非効率的で生産性の高い努力ではないのだ。自分がもうやらなくていい努力をしまくり、結果に繋がる努力をしてこないのだ。

②誰かのために働くということがない

 人との出会いが起こらない人たちには或る種の共通項がある。それは誰かのために働くということがないということだ。言わば余りにも利己的であるために他人が寄ってこないのだ。人との出会いはその後「共存共栄」を齎すものなので、利己心の強い人では人との出会いが起こらないのだ。

③遊びがない

 極め付けが「遊びがない」ということだ。努力しすぎて自分に余裕がないために、他人の付け入る隙がないのだ。「趣味は仕事」だなんて言っていると、完全に人との出会いが起こらなくなってしまうのだ。成功していく過程に於いて無趣味で仕事に没頭することは必要だ。しかし或る時期に差し掛かったのなら「人生のギアチェンジ」を行い、趣味の1つや2つ持つべきなのである。

 人との出会いを持続的に起こすためには、なんと言っても結婚が大事だ。独身時代には禄でもない連中としか出会わないものだ。それが結婚すると自分の人生を変えてくれるような素晴らしい人たちとの出会いが連発してくるものなのである。

●だからこそ人との縁を大事にする

 だから結婚は大事なのだ。結婚するに当って結婚相手を間違えない。結婚する時期を間違えないということは非常に重要なのだ。結婚も人との出会いだから、結婚自身で躓いていては仕様がないのだ。結婚する時は結婚に全力を投入して、その結婚自体を成功させるべきなのである。

 結婚すればガラリと人間関係が変わっていくものだ。具体的にいうと独身者の友人が減少していき、既婚者の友人達が増えていくものだ。この変化は妻の方が先に起こるものだ。妊娠や出産や育児を通じて、今までの友達とは違った友達が出てくることになるのだ。

 夫の方は妻よりも遅く変化が出てくる。しかしそれでも子供の数が多くなってくると、徐々に今までとは明らかに違った人たちとの出会いが多くなってくるのだ。結婚しても子供がいなかったり、子供が居たとしても1人とかでは人間関係が広がっていかないのだ。

 1人の人間が持てる友人は300名が限界であると言われている。実際は250名程度が限界となるのだ。友達といってもたったそれだけの数しか作れないのだ。自分が仕事をしているのに、友達が全く変わらないというのでは、成功することなどできないのだ。友達を徐々に変えていくからこそ、その中から自分に富を齎してくれる人との出会いが起こるのである。

 成功したいのなら人との縁を大事にすることだ。定期的に友人と会ってお茶をするというのも人間関係を保つためには必要なことなのである。それ以外にも年賀状を書いたり、お中元やお歳暮を贈ったり、誕生日プレゼントを贈ったりすべきなのである。

 「どんなにお金に困っても友人に借金を頼み込んではならない」と言われるものだが、友人から借金をすれば友情が破壊されてしまうからなのである。これは逆の立場になっても同じことがいえて、友人から借金を頼み込まれたのなら絶対にその依頼は断るべきなのである。

 この世で生きていれば出会いと別れを繰り返すものだ。出会うべく人とは必ず出会うものだし、別れていく人とは必ず別れていくものだ。だからできる限り、自分にとって善友となるような友人たちを多くしていくべきなのである。腐れ縁になっているような友人とは疎遠になっていくべきなのである。そういう選別をしていないと成功は起こらないし、成功してもその成功を維持出来ないのだ。

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コメント

タマティさま

おはようございます!!
今、主人を送り出しホッと一息ついたところです。

昨日は、私のコメントにお返事をくださいりありがとう
ございました。とても嬉しくなりました。

主人と私は、10歳年が離れていて(私が年上)入籍・結婚を終えて3年半~4年ぐらいで赤ちゃんを授かりました。その間も、決して平たんではなく主人は、幼い頃より強迫神経症という病気を持っていて、ときどき鬱症状なども併発して2年前は休職したり、その後も徐々に状態は良くなっているものの、時々気持ちが落ちて会社に行けなくなったりします。
私も、妻としてどんな風に働きかけたらいいのか悩んでいます。
タマティさんもどんなに悪い状況も3年は続かないと
書いてくださっているので、どんな時でも気持ちは前向きにと思っています。

5月に生まれてくる赤ちゃんは宗之(むねゆき)と
名づけたいと話しています。いかがでしょうか。
赤ちゃんが、健やかに生まれてこれるように不安な事を解決していければと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


投稿: kahala | 2012年2月17日 (金) 07時43分

 kahalaさん、ホッとしたはいいけど、苗字が解らないって!
 苗字を教えて下さいね。

 何?
 10歳も年上?
 「姉さん女房」を通り越して、「ママさん女房」ですよ。
 旦那さん羨ましいな~。
 

投稿: タマティー | 2012年2月17日 (金) 17時33分

タマティさま

ホッとして肝心なことが抜けていました。
失礼しました。
苗字だけでいいでしょうか。
山根(ヤマネ)といいます。
予定日は、2012年5月11日です。

それから、よろしければぜひ運命鑑定もお願いできますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

kahala

投稿: kahala | 2012年2月17日 (金) 18時18分

 kahalaさん、なぬ! 運命鑑定ですと!?

 じゃあ、家族全員の名前と生年月日、それに結婚した年月日を教えて下さい。

投稿: タマティー | 2012年2月18日 (土) 17時23分

タマティさま♪

おはようございます。

運命鑑定の項目は、メールで送らせていただくことはできますか?

アドレスを教えてくださいませ。

kahala


投稿: kahala | 2012年2月19日 (日) 07時49分

 kahalaさん、忘れておりました。
 送って貰う情報は個人情報になるので、このブログでは公開しません。
 そのためいきなり運命鑑定が出ますので、ちゃんと見ておいて下さい。

 今まで全部この方式でやってきたので、kahalaさんだけ特別扱いするのは如何なものかと・・・。
 運命鑑定で何か問題があったことは一度もないので、そこまで警戒しなくても大丈夫ですよ。

投稿: タマティー | 2012年2月19日 (日) 17時11分

初めまして。
妊娠中にこのブログを知り、毎日少しずつ読んできました!
タマティーさんの言葉が、なぜかすんなりと体に入ってくるのです。
それと同時に、タマティーさんが言われることは、母が自然としていることで、いつも驚いています。

運命鑑定をしてみえるようですが、とても興味があります。

自分、夫、息子のこと、そして互いの家族のこと…。
気になることが沢山あります。

私のような、ただ閲覧していただけのものでも、運命鑑定していただけるのでしょうか?

投稿: ぴいこ | 2012年2月19日 (日) 21時14分

 ぴいこさん、コメント有難うございます!

 で、出産はどうだったの?

 運命鑑定するかしないかは、それで決めます。

投稿: タマティー | 2012年2月20日 (月) 07時24分

気が焦ってしまいすみません!

出産は超安産で、予定日より9日早く、元気な男の子が生まれました!

破水をしてからだったのですが、陣痛が筋肉痛くらいの痛みしかなく(笑)

激しい痛みの陣痛からは二時間ほどで生まれました。

笑いながらの出産で余裕でしたが、その後の生活が酷かったです。
いま、一年たってやっと落ち着いてきました。

投稿: ぴいこ | 2012年2月20日 (月) 14時35分

ぴいこさん、合格です! 
パンパカパ~ン!
超安産おめでとうございます!

それにしても、その後の生活が酷かったって何?

家族の名前と生年月日
結婚した年月日
ぴいこさんの旧姓と、旦那さんのお仕事を教えて下さい。

投稿: タマティー | 2012年2月20日 (月) 17時06分

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