もしも難病になったら、絶対にやってはいけないこと!
●死ぬか生きるかの闘病記
難病に罹ったら闘病記を書くのは患者にとって義務である。
難病はまだ医学的によく解っていないのだから、医者たちだけが研究するのではなく、患者たちも闘病記を残すことで、その難病の解明に努めるべきなのである。患者たちがこの義務を果たさないと、その難病で死んでいく者たちが跡を絶たないからだ。
通常、その患者が難病で死ねば、患者本人ではなく、遺族によって闘病記が纏められることになる。患者本人は医者たちの治療を受けつつも、最終的には死ぬことになるので、絶望としかいいようのないものなのであって、その闘病記を読めば読者たちに「憐憫の情」を誘い、涙を流させるものだ。
逆に難病を克服したのなら、患者本人が闘病記を書くことになる。その患者はいい医者に恵まれたし、自分自身も患者とすべきことをきちんとこなし、更に幸運ともいえることが連発し、本来なら死ぬ筈だったのに、無事生還することができたのである。そういう闘病記は読めば読者たちに「生きる勇気」を与え、大いに感動させるものだ。
実を言えば、闘病記にはこのたった2種類の物しかない。
ところが今回、新たな闘病記のジャンルが生まれました。
名づけて、「オマエ舐めとんのか闘病記ジャンル」!
その記念すべき第一号がこちら。
大野更紗著『困っているひと』(ポプラ社)
題名からして闘病記としては「もう駄目だ!」というのが解るし、表紙もダサダサである、ところがこの著者はなんと上智大学の大学院生! 普通、大学院生が難病に罹ったら、すぐに大学院を辞める筈だ。授業料が自分の家計を破壊してしまうからだ。しかしこの著者は大学院生であり続けているのだ。この時点でこの本は既に異常だというのが判明してくる。
俺自身、闘病記を数多く読んでいるので、闘病記ってのはこんなものだろうというのくらい解っている。ところがこの闘病記は患者自身が「真剣に自分の病気と向き合っていない!」のである。読めば読むほど怒りを覚えた闘病記だったのである。
因みにこの本は絶対に買うな。読みたければ図書館で借りて読めばいい。「買うだけお金の無駄!」の典型例の本である。
●難病は優秀な医者たちでも治せないってこと
この著者は或る日突然に皮膚に赤い斑点ができてしまう。そこで直ちに病院に行って診察を受けたが、医者の方もこの病気の名を特定できない。普通ならこれ以降、安静にしているものだが、この著者はなんと海外旅行に出かけてしまい、外国の地に於いてこの病気を悪化させてしまうのである。
それで帰国後、体が動かなくなってしまい、そして病院に入院することになるのだ。
難病というのは、癌や白血病のような有名な病気ならすぐに病名を特定できる。しかし難病には有名でないものの方が断然に多いのであって、このためこの著者は病院を盥回しにされ、延々と検査を繰り返され続けることになるのである。
そしてやっとのことで判明したのがこの病名!
「皮膚筋炎」
「筋膜炎脂肪織炎症候群」
俺自身、こんな病名は知らないのだが、皮膚が炎症を起こしているだけでなく、その皮膚の下に深刻な病が隠されているということぐらいは解る。通常、皮膚病というものは原因不明のものが多い。文明人は服を着る生活をしているために、皮膚の機能が衰えているので、それで皮膚が病気を起こしてしまうのである。
皮膚病の場合、皮膚に問題があるというよりも、本当の原因は皮膚以外の所にあることの方が多いのだ。
この闘病記を読めば解ることなのだが、医者たちは散々治療した挙句、この難病を治していない。それどころか医者たちが無闇に治療したために、逆に患者の症状が悪化しているのだ。これは非常に大事なことを教えてくれる。
難病は優秀な医者たちでも治せないってことなのである。
難病に罹った患者は医者ならこの難病を治してくれるだろうという甘い考えが抜けないと、逆に医者のために殺されることになるのだ。難病に罹ったらズバリ医者に「あなたはこの病気を治せますか?」と訊くべきであろう。そしてその実績があれば見せて貰うことだ。もしもこの条件をクリアしないのなら、他の医者を捜すなり、民間療法を探すなりすべきなのである。
●社会保障制度に嵌るバカ
この闘病記でビックリさせられたのが、この著者が「高額医療費助成制度」に頼ったり、「身体障害者認定」まで受け、それらを自分でやっているということなのである。通常、難病になったら金銭のことは自分でやらない。家族任せである。自分が難病で苦しんでいるなら、それどころはではないものなのである。
難病に罹った場合、高額医療費助成制度に頼ることは非常に危険である。安易に医療費を税金で負担してくれるために、効果のない治療をダラダラと続けてしまい、それで死んでしまう患者たちが多いのだ。勿論、この高額医療費助成制度の適用を受けることで救われた患者もいるだろうが、自分の病気なのに税金を投入すれば、退院後、自分の金銭感覚が狂ってしまうという副産物を生んでしまうものなのである。
俺がこの著者に対して「お前アホか!?」と言いたくなってしまったのたのが、この著者が身体障害者認定を申請し、晴れて身体障害者になり、障害者年金が交付されたことなのである。俺は様々な闘病記を読んでいるが、身体障害者認定を申請した患者など1人も知らない。それだけこの患者は異常極まりないことをやっているのである。
この著者は女性であっても大学院生だから頭はいい。このため高額医療費助成制度を受けたり、身体障害者認定を貰ったりする過程で、日本の社会保障制度には様々な問題点があることに気づいてしまい、その問題を解決することに躍起になってしまうのである。呆れて開いた口が塞がらないとはこのことで、自分が政府や地方自治体から無料で自分の治療費や生活費を援助して貰ったのに、なんの感謝もないのである。
この著者の担当医は入院中、この異常な有様を見続けてきたために、この著者を退院させる時に、この著者の両親に対して、
「社会の制度や福祉の制度や他人を無闇に頼ってはなりません。そういった精神が治療の妨げになります。」
と釘を刺しているのだ。
ところがこの著者はこの担当医の貴重なアドバイスを否定し、バカにしているのである。患者には見えなくても、医者は見えているのである。難病を克服した患者は社会保障制度に頼らず、自分の病気に真剣に向き合ったからこそ、その難病を克服したのである。だから患者が社会保障制度に頼り、他人に頼っているようでは、治る筈の病気ですら治らなくなってしまうのである。
●離乳食病の恐ろしさ
この著者が罹った難病は俺にしてみれば絶対に難病ではない。この闘病記を読んでいると、この難病を引き起こした原因が朧げながらに解ったのである。
①乳児期に於けるミルクの飲ませすぎ
この難病は自己免疫疾患系の病気である。自己免疫疾患系の病気はまず離乳食病が引き起こしたと思うべきなのである。するとこの著者は赤ちゃんの頃に母親からミルクを大量に飲まされた経験があるので、それが大人になってから難病として噴出してきたのである。離乳食病は本当に恐ろしい病気なので、赤ちゃんにミルクを与えると、大人になってから難病として現れてくるのである。
②白砂糖の過剰摂取
この著者は子供の頃から白砂糖を食べていた形跡があり、しかも海外旅行で東南アジアに行ったという記述が出て来る。東南アジアでは白砂糖をふんだんに使った飲み物を出してきたりするのだが、これは現地の人にはなんの問題がなくても、日本人だと白砂糖のために健康を害してしまうのである。
白砂糖は合法的な覚醒剤というべきものであって、脳の機能を狂わせるのだ。しかも白砂糖は体内のビタミンやミネラルを大いに奪うために、体の機能がおかしくなってしまうのである。この著者は難病を東南アジアで悪化させているのであり、白砂糖の餌食になったと考えるべきなのである。
③過剰なストレス
この著者が送ってきた異常な人生も見逃せない。子供の頃から優等生で、高校は福島県でもトップの県立女子高に通い、しかも合唱部に所属し、朝早くから夜遅くまで部活動に従事したのである。大学は上智大学に進学し、そこでフランス語を専攻するのだが、大学では授業が厳しく、過剰なストレスに晒され続けたのである。
しかも本人はビルマ問題に手を出してしまい、それで日本に亡命しているビルマ人たちと接触したり、自分自身ビルマに行って調査活動をしているのである。この著者がビルマ問題に手を出している最中に難病を発症させたことは絶対に見逃せない。過剰なストレスのために自分の心身がオーバーヒートしただけなのである。
④異常すぎる考え方
トドメがこの著者の異常な考え方なのである。彼女は憲法学者の樋口陽一のファンらしく、樋口陽一の意見を鵜呑みしているのである。彼女は自分の頭を使って思考していないのである。だからこそ難病の餌食になってしまうのである。因みに樋口陽一は隠れ共産主義者であり、その著作物を読んでいけば、自分の頭が狂って行くのは当然のことである。
この闘病記は「笑える闘病記」であるとして、多くの読者たちを笑わせたが、俺には笑えない。寧ろ激しい怒りを覚える。俺は難病で死んでいった患者たちを数多く見ているので、たとえ難病であったとしても、こういうふざけた患者が洒落にならない闘病記を出すに対して殴り殺してやりたいという感情を持ってしまう。
大野更紗は自分の人生を真剣になって生きていないのだ。浮わっつらいた考えで生きているからこそ、得体の知れない難病に罹ってしまっただけのことなのである。
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コメント
お久しぶりです。お元気でしょうか?
この本、以前に話題になっていたので見たいと思っていました。
こういう内容だったとは…。確かに笑える奮闘記って変わってますよね。母が病気になった時、もっと生きること、生きていくことに必死でしたね。今も病気と向き合っています。
母は、その後とても謙虚になりました。生かされてることを大切にしています。私達、周りの家族も改めて母の存在の大きさを感じ、より一層仲が深まりました。
病気が教えてくれることもありますよね。
この作者の方とは、私も感じ方が違うみたいです。タマティーさんのお怒り、ごもっとも!です。
ちなみに、あの小学六年生のピアニスト、牛田くんも玄米が好きな食べ物らしいですよ。タマティーさんのおっしゃる通り、天才は違いますよね
投稿: ちぃ | 2012年3月25日 (日) 10時42分
ちぃさんのお母さんは偉い!
謙虚になるってことは、本当に大事ですよ。
それさえ解れば、病気しても大儲けですよ。
因みにタマティーの場合、肺炎で死にかけた後は非常に頭が良くなりました。
肺炎で飯が食えなくなり、偶然にも断食の状態になってしまったので、それで頭に充分な血液が行くようになり、その後、なぜだか頭の回転が良くなったみたいです。
病気を治したいのなら、俺が口癖のように言うように、「朝の排便をせずに朝食を食うな!」ですよ。
体内に老廃物と毒素があると、それを餌に病原菌が発生してくるので、それで病気が治らなくなってしまうんです。
玄米がいいのは、排泄力が白米よりも遥かにいいからなんです。
投稿: タマティー | 2012年3月26日 (月) 07時16分
タマティー様、母がメニエール病になってしまい、
本でいろいろ調べたのですが、何か良い方法は
ありますでしょうか。
投稿: ココ | 2016年10月 4日 (火) 00時56分
ココさん、大変ですな~。
メニエール病は水分過剰が原因で起こる物で、そこにストレスが加わると発症します。
まずは「断食」をお勧めします。
断食道場に行かせて断食させるのが手っ取り早いかな。
次は「ストレスの除去」で、病気を引き起こす事に成ったストレスを探し当て、そのストレスを除去する事です。
第三に年齢的に更年期に当たっているだろうから、「大豆」とかを沢山食べて、更年期障害にならないようにした方がいい。
投稿: タマティー | 2016年10月 4日 (火) 06時50分