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児童虐待を非難する前に

●人間は育児や子育ての仕方を知らない危険な動物 

 人間は他の動物たちとは明らかに異なる点がある。それは「生まれがらにして育児や子育ての仕方を知らない」ということだ。他の動物たちなら誰に教わったわけでもなく、自分で生んだ子は自分で育てることができる。しかし人間はその当たり前の機能が欠落しているのである。

 それは人間が進化してしまったからなのである。

 そしてその進化は「完成形」ではないのである。まだまだ「進化の過程」にあるのである。

 人間は進化していく中で脳を大きくしてしまった。このため寝たきり状態で生まれてくるのだ。1人歩きができるまでには、なんと1年もの歳月がかかるのである。しかも肉体の成長がピークを迎えるのは、19歳になてからなのである。人間というのは自立していくために途方もない時間がかかる動物なのである。

 もしも母親が1人で子供を生んで育てて行けば、経済的にも精神的にも無理がありすぎる。19年という歳月は余りにも長すぎるからだ。だから先天的に育児や子育ての仕方を知っているという機能を後退させ、家族で子供を組織的に育てて行くという進化の道を辿ったのである。

 だから人類は家族が絶対的価値を有するものなのであり、家族の大切さは人種や民族や国籍を問わず、どこの国でも同じなのである。それゆえ家族制度を絶対に守らなければならないし、家族制度を破壊する勢力の出現を絶対に許してはならないのだ。

 家族の価値を否定し、自分勝手に生きる者が出て来るなら、必ずその人たちは児童虐待を行うことになる。育児や子育ての仕方は他人から教えて貰わないとできないものなので、自己流の育児や子育てではいずれギブアップしてしまい、我が子を虐待し、最終的には殺してしまうのである。

 児童虐待は刑事事件である以上、警察が介入することになるが、警察が介入しても児童虐待は減らない。それどころか余計に増えるものだ。なぜなら政府が家族制度を解体するようなことを平気でやっており、それが国民の中で児童虐待という形で出て来たにすぎないからだ。

●子供に自己肯定感を与えることの大切さ

 育児や子育てで悩んでいるのなら、この本をお勧めする。

  子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方・叱り方

明橋大二著『子育てハッピーアドバイス 大好き! が伝わるほめ方・叱り方』「1万年堂出版)

 この著者がこの本を通じて言いたいことは、「育児や子育ては子供に自己肯定感を与えることなのである」ということなのである。母親が子供に自己肯定感を与えることができるからこそ、子供は健全にスクスクと成長してくるのである。

 自己肯定感を与えるということは、俺が常々言っているように母性愛を出すということなのである。母性愛というのは「絶対肯定の愛」だから、母性愛を出せば子供に自己肯定感を与えることができるのである。いくら育児や子育てをしても、母性愛を出さなければそれは無意味なのである。

 愚かな母親によくありがちなのが、子供の能力だけを肯定してしまい、子供は母親の要求に応えようと躍起になるが、或る日突然に子供の方がギブアップしてしまうということなのである。学校の勉強だけを評価したり、お稽古事での成績をだけを評価していると、子供は自信を喪失してしまい、一気にヤル気をなくしてしまうのである。

 自己肯定感があるからこそ能力が伸びてくる。その逆は絶対に起こらないものなのである。子供が乳幼児から小学生の間はとにかく母親は母性愛を出して、子供に自己肯定感を持たせるようにすべきなのである。この作業に時間はかかる。なんせ12年間という物凄い長い時間なのである。

 ところが母性愛の凄さは、子供が母親から充分に母性愛を貰えれば、後は人生を踏み外すことがなくなるということなのである。子供の方が自分の意志で自分の進むべき道を歩んでいく。だからこそ母性愛は愛の中で最も偉大なのである。他の愛では小手先のことしかできないからだ。

●では、どうすればいいの?

 ではどうすれば具体的に自己肯定感を与えることができるのかというと、次の8つの方法がある。

①スキンシップ

 まずなんといってもスキンシップ! 母子でじゃれあうということは、母性愛を出していくためには必要な行為なのである。乳児をベビーベッドに寝かせたり、ベビーカーを頻繁に使用していると、このスキンシップの時間が大いに減少してしまい、それで母親は母性愛の量が大いに減少してしまうのである。やはり育児をする時は川の字になって寝たり、「負んぶ」に「抱っこ」を繰り返すべきなのである。

②ご飯を作る。一緒に食べる!

 母親がご飯を作るというのは母性愛の表れなのである。そして作ったご飯を一緒になって食べる。乳幼児がいるなら、外食を大いに減らし、加工食品とかもできるだけ食べないようにすることだ。食事をする時はテレビを消して、一緒に食べながら会話できるようにすることだ。

③一緒に遊ぶ

 母子が一緒になって遊ぶことも非常に大事なことなのである。子供の場合、遊ぶことで人間関係を深めていくので、幾ら母親と雖も子供と遊ばないと、それほど母子の間が縮まらないのである。1日30分でもいいから、母子で一緒になって遊べば、子供の不満は大いに減少するものなのである。

④泣いたらヨシヨシをする

 子供はとにかく泣く。しかも高い音域で大音量で泣く。そうやって自分の感情を爆発しているので、もしも子供が泣いている時はヨシヨシをやって慰めてあげるべきなのである。因みにヨシヨシをする際、子供の頭を撫でるのはやめておいた方がいい。これをやると子供の体内の気が滞ってしまい、それで後日病気をするようになるのだ。

⑤子供の気持を汲んで言葉で返す

 子供はまだまだ言語能力が低いので、常に舌足らずである。だから母親の方が積極的に子供の気持を汲み、そして言葉で返すということが必要になってくるのだ。こうやれば子供は自分の気持を解ってくれたと思うし、母子の遣り取りを通じて、豊富な語彙を持つようになるのだ。

⑥子供の話を良く聞く

 子供は母親のことが大好きである。だからベラベラと喋ってくるようになる、その際、子供の話を良く聞くように務めるべきなのである。子供の話を聞かないと、子供が何を考え、何をしているのか解らないものなのである。「今は忙しいから!」と言い訳にして子供の話を聞かないと、大きくなってから恐ろしいことが起こるものなのである。

⑦絵本を読む

 乳幼児の段階で文字が読めないから、とにかく母親が絵本を読み聞かせてあげることだ。この機会が多ければ多いほど、子供は母性愛を貰えたと思うのである。ここで気をつけるべきことは、子供は或る時期から絵本の好き嫌いが明確になり、自分の好きな絵本だけを毎晩読み聞かせて欲しいと願うようになるのだ。この時、母親が「え~また同じヤツ!?」などと言っていると子供は凄くショックするので、要注意なのである。

⑧子供をまるごと褒める

 子供を褒める際は子供をまるごと褒めるようにすべきなのである。例えば子供が学校でいい成績を取ったら、「お前は天才だ!」と大袈裟に言うべきなのである。逆に試験で悪い点数を取っても、「お前はここをきちんと理解しているんだな凄いな!」と褒めてあげるべきなのである。或る意味「ヨイショ」、別の言い方をすれば「親バカ」、こういうものが育児や子育てには絶対に必要なのである。

●なぜ叱ってばかりになってしまうのか?

 こういうことは母性愛があれば当たり前にできることなのに、母親たちの中にはこの当たり前のことができない女性たちが出て来るのだ。その量は想像以上に多いのだ。だから児童虐待が発覚する事件というのは氷山の一角にすぎないのだ。

①自分の母親の育児の仕方を相続してしまうから

 まず考えられるのは自分の母親の育児の仕方を相続してしまうからなのである。その既婚女性の母親の育児が下手糞なら、その下手糞な育児をそっくりそまま継承してしまうものなのである。だから女性は結婚する前に自立していくことが必要なのである。女性は自立しなければ結婚しないし、たとえ結婚してもその結婚が巧く行かないのだ。

②夫婦の関係に問題がある

 夫婦の関係に問題がある場合、母性愛を出すどころの話ではなくなってしまう。育児や子育てをまともに行うためには、なんといっても夫婦の関係を良好にすべきなのである。修復可能なら修復すべきだし、修復不能なら離婚を考えるべきなのである。

③新聞やテレビの悪影響

 育児や子育てをしている時は新聞やテレビは要らないものだ。恐ろしいのは新聞やテレビが育児や子育てに対してネガティブな情報を流し、母親たちがそれに洗脳されてしまうということだ。子供がいるのに、新聞やテレビを見て深刻になっている母親は、母親として非常に危険なので、こういう母親こそ児童虐待を仕出かしてくるのである。

 我が子に対して叱ってばかりいるのなら、それはその子供が悪いわけではないのだ。母親の方に問題があると見ていいのである。母性愛を出していけば、叱る回数は大いに減少し、母子が笑顔である時間の方が長くなるものなのである。そういう家庭環境で育つからこそ、立派な子供が育ってくるのである。

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コメント

タマティー様こんばんはhappy01いつも為になるブログを有難うございます。
今回のお話も耳が痛いです。虐待しないまでも、決して良い子育てをしてきたとは言えない私です。特に長女の時は酷かったです。
子育てって、ホントに自分の親がやってくれた事しか出来ないんですよねcoldsweats01
やり方がわからないんです。長女が10歳になってみて「あぁ、間違ってやってきちゃったなぁ…」とつくづく思いました。
次女、三女は同じ間違いをしないように勉強します。

投稿: ゆきりん | 2012年3月24日 (土) 22時47分

 ゆきりんさん、、長女を育てている時に一体何があったの!?

 まあ、新米ママは皆同じようなものだし。
 しかし、そこに母子手帳が加わると厄介なことになるんですよ。
 どの新米ママも母子手帳の内容を鵜呑みにするから、育児が滅茶苦茶な方向に走っていくんですよ。
 あれは典型的な「有難迷惑」!

 だから子供は3人以上生むべしなんです。
 子供を3人以上生めば、大体、育児の仕方は解ります。
 ゆきりんさんがこの本を読めば、非常に良く理解できるんじゃないかな?

投稿: タマティー | 2012年3月25日 (日) 07時34分

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