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出産だから特別の笑いあり!

●妊娠や出産は面白いものなのに

 男性にはできないけど、女性にしかできないものって「妊娠」と「出産」だろう。

 妊娠や出産は女性にしかできないからこそ、それを大切に扱い、楽しみ、その面白さを若い女性たちに伝えていけばいいのである。しかし現実はそうではなく、「妊娠は大変だ~」「出産は生みの苦しみ」とか言い触らし、妊娠や出産を堪能しようと言う気は更々ないのである。

 その原因は学校で受けた性教育にあるのだ。

 学校の性教育は或る意味異常な教育である。この手の物は本来、公の場所で教えず、隠れて教えるものだ。しかも妊娠を勧めるのではなく避妊を勧め、異性愛の素晴らしさを教えるのではなく、同性愛の素晴らしさを教えているのだから、こういう教育を小学生や中学生という幼い時に受ければ、その後になって異常が出てくるようになるのは当たり前である。

 学校で性教育が行われる世の中だと、学校の成績が良くて、学校の洗脳を解除できる女性か、学校の成績が悪く、学校が洗脳しても洗脳されるだけの知能がなかった頭の悪い女性か、その両極端の女性たちしか妊娠や出産を楽しめないことであろう。

 「非婚」を唱えて結婚を避けてしまったり、結婚したけど妊娠や出産で大きな苦労を背負い込むのは、学校時代に於いてそこそこ勉強できたか、平均的な成績だったら、そこそこ頭の悪かった女性たちであろう。まあ、この手の女性たちの方が数は多いから、どうしても妊娠や出産で大変な目に遭ってしまうのだろう。

 「女性の自立」が叫ばれるのも、学校の洗脳力が強いことに起因しているといっていいのだ。教育というのは子供たちが世の中に出て行くために必要な知識や技術を与え、その本人が持っている能力を引き伸ばすものなのに、その教育を教師たちが悪用すれば世の中がどんどん歪んでくるのは当たり前のことなのだ。

●笑い飛ばせば既に母親

 「妊娠や出産は大変だ~」と思っているあなた!

 そうやって妊娠や出産をネガティブに考えているなら、

 松本ぷりっつ著『松本ぷりっつの子育てバッチコイ! ぶっとび出産体験編』(竹書房)

を読みなさい!

  松本ぷりっつの子育てバッチコイ!(ぶっとび出産体験編)

 この本は実に笑える。非常に笑える。特に妊娠や出産を経験した既婚女性たちなら笑いの壷に入ってしまうくらいに笑える。只今妊娠中なら、この本を読んで妊娠や出産に対する力を強化することができる優れ物なのだ。今から妊娠しようと思っている女性なら、この本を読んで洗脳を解除すべし

 どうやら出産体験は夫婦を異常な状態へと持っていくらしい。出産の主人公は妻なのだから、妻が異常な行動を取るならまだ解る。それなのに夫までもが異常な行動を取ってくるのである。妻も馬鹿なら夫も馬鹿なので、この馬鹿らしさを思う存分笑って欲しい。

 そして親も馬鹿なら子供たちも馬鹿なのである。人間の脳は5歳から6歳の間に臨界期を迎えるので、とにかく6歳以下の子供は有り得ない行動を取ってくるのだ。これまた笑えるので、他の夫婦の育児の仕方を見て、我が振りを治した方がいい。

 育児で危険なのは、育児を頑張りすぎて、一人で深刻になってしまうことなのである。育児に於いて笑いがないからこそ、育児に力が入りすぎ、それで駄目になっていくのである。だから育児で笑う。笑い飛ばせば既に自分が母親であることに気づけるものなのである。

 人間は成功談も好むけど、それ以上に失敗談も好むので、自分が何か失敗をしてしまったのなら、他人に話すようにすべきなのである。その失敗談を聞いて友人たちは笑ってくれるし、自分もストレスを溜め込まなくなるのだ。育児に於いて理想は大事だけど、理想だけでは現実離れしていくからね。

●育児の中で感動あり

 この本で感動したのは、小児癌の女の子が小児癌のために歩くことが大いに遅れたのに、幼稚園児の時にリレーに出ることになり、そのリレーで優勝してしまうというお話。涙腺が緩くなっている母親だと号泣物なので思いっきり泣いた方がいい。

 わが子を小児癌に罹らせないようにするのは母親としての義務であるといっていい。自分の生活習慣の悪さが我が子を小児癌にしてしまうのである。ただ小児癌は癌の中でも完治率が高いので、治療が巧く行けばこういう感動話が生まれてくるのだ。

 そして最も良かった話はラストの「雲の上のお話」を語る息子のお話。子供はこの世に生まれてくる前の記憶を持っているので、ふとした瞬間にその大事なお話をしてくれるのだ。雲の上では母子が一緒にいたのに、母親が子供と別れて、「ババの所に行った」と息子が言うのは非常にリアル。

 自分の子供から雲の上のお話を聞けるのは、必ずしもではないようである。子供からその話を聞ける母親は心が穏やかな女性が多いと思う。そうやって母親が育児を楽しんでいるからこそ、子供の方も雲の上のお話を話せる状態になるのだと思う。

 育児の中では必ず感動があるものなのである。そういう感動はしておくべきであって、感動したのならわが子のことを大事に扱うようにすることだ。育児をしていも感動がないというのは、非常に問題があると思う。多分、形式的に育児をやってしまい、子供を急かすだけの育児をやってしまったのだろう。

●自分たちの物語を作ることの大切さ

 子供というのは何もかも覚えてるわけではないのだ。恐ろしいほどに忘れていくものなのだ。まず4歳の辺りで記憶の消去が起こり、出生してから今までの記憶を忘れてしまう。その後、小学生のどこかで物心がつくと、これまたそれまでの記憶を殆ど忘れてしまう。

 だから育児の記憶というのは、その夫婦だけが持てる宝物なのである。それゆえ妊娠や出産や育児を通じて自分たちの物語を作ることが大切なのである。この間、テレビを見まくっていたら非常に勿体ないので、絶対にテレビの視聴時間は減少させた方がいい。

 育児を楽しんでいれば幾らでも面白出来事が起こってくるから、それを記録していくべきなのである。この手の記憶は時間の経過と共に色あせていき、そして忘れ去っていってしまうものだ。この記録は子供たちのためにするのではない。自分たちのためにするのだ。

 人生の中で嫌なことがあっても、その記録を見ればニヤニヤすることができるものだから、そうやってストレスを吹き飛ばしていけばいいのだ。そして子供たちが大きくなった時、結婚すべきかしまいか悩んでいるのなら、その記録を見せてあげればいいのだ。恐らく感動で号泣することだろう。

 育児や子育ては長いように見えて、20数年の出来事しかないのだ。その間の半分だけが親子ヘベッタリであり、後の半分は親元にいながら、親から離れていこうとするものなのである。そう考えれば限られた時間の中で育児や子育てを楽しまなければならないってのが解る筈だ。

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コメント

タマティー様
新しいシリーズ、楽しみにしています。

生まれてくる時の話、2歳後半の娘がよく話してくれます。
出てくる時に頭が痛かった、足を曲げてお腹の中にいたなど。
一番聞いて涙がでたのが、弟が生まれて退院して実家に里帰りし、バタバタしてた時に、旦那が結納の写真を見ていたら‥
この時に上から見てて、パパとママとおじいちゃん、おばあちゃんを見て(結納なので両家が揃ってる)ここに生まれてこようと決めたと言ったこと。涙が出ました。2歳後半だから本当のことを言ってるかわからないけど、2人目を出産後退院して一番バタバタしていて、誰もが生まれた赤ちゃんに気がいってる時。
命にかえても、この子は大切にしなあかんなと思いました。今はまだ話せない赤ちゃんももしかしたらお姉ちゃん同様に上から見ててくれたのかもしれません。この言葉を励みに、子育て頑張ります

投稿: みん | 2012年3月 7日 (水) 11時52分

 みんさん、これは真実でしょう。
 大体、この手の話はそういう話なんです。
 霊界が存在する以上、謙虚にならなければなりませんな。

投稿: タマティー | 2012年3月 7日 (水) 17時27分

タマティさま

おはようございます♪

書評も妊娠本でありがとうございます。
昨日は、散歩がてら書店で探してみましたが、なかったので、今日は図書館へ行ってみます!!

夫婦で働いてOKとのこと!
ホッとしました。
リードは私ですね。。。わかりました。

子育ても、仕事もうまくいくようにがんばります。

kahala

投稿: kahala | 2012年3月 8日 (木) 09時20分

タマティーさん、またまたすみません。
私、もう主人と一緒に暮らしていく自信がなくなってしまいました。
主人は天中殺だから仕方がないとのことですが、一年間とても辛かったので、互いにあと2年も耐えられる自信がないです。

説明するとなると、いろいろありすぎてうまく伝えられませんが、1人で考えるのがしんどくて、思わずタマティーさんに話しました。


皆さんに比べたら、たいしたことない悩みで、申し訳ないのですが、いつも聞いて頂いて本当にありがとうございます。

投稿: ぴぃこ | 2012年3月 8日 (木) 16時33分

 ゆきりんさん、それでは運命鑑定を開始します!

①夫婦の仲について
 夫婦の運命星が同じだと、その運命星が強力に作動してくることになります。
 このため常に何かの目標に取り組んでいない限り、夫婦の仲は維持されなくなってしまうんです。
 逆にいえば平和になる時が最も危険なんです。
 
 そして子供がカスガイの役割を果たすことになります。
 この長女は両親を安定させえるために生まれてきたようなものです。

 ゆきりんさんが姉さん女房になるのですが、この旦那さんは意外と大物です。
 職を転々としているから本来の能力を発揮できないのですが、ちゃんと1つの職に落ち着けば、想像以上の力を発揮していくことになります。
 ゆきりんさんは女王様タイプなので、余り傲慢にならないように。
 女性の敵を作ってしまい、その女性と延々と戦い続けることになってしまいます。

②財運について
 婿養子に行った場合、旦那さんが真面目に働けば大きな財産を作り出します。
 但し、旦那さんは旧姓の方が財運は強いので、仕事をする時は旧姓でやった方がいいかも。
 
③天中殺について
 今年と来年は天中殺なので、とにかく現状維持ですよ。
 天中殺の時は人間関係でトラブルが出て来るので、整理すべき人間関係はこの時期に清算してしまった方がいいです。

④娘達について
 長女と三女の相性はいいです。
 次女はゆきりんさんとの相性がいいです。
 婿を取っている以上、今の段階で家督を継ぐのは次女でしょうね。
 でもこれだと長女が大いに不満を抱くので、また妊娠して男の子を生んだ方がいいですね。


 まあ、こんなもんでどうでしょうか?
 ゆきりんさんの夫婦は非常に複雑なので(特に職歴が)、あんまり巧く答えることができません。
 必ず質問を入れておいて下さい。

投稿: タマティー | 2012年3月 8日 (木) 16時49分

おひさしぶりです、タマティーさま

とってもご無沙汰してしまいました

おかげさまで無事女の子を出産いたしました。いろいろアドバイスをどうもありがとうございました。

結局、おなかの張りがおさまらず一時提携の病院に入院したものの、最終的には無事また助産院で出産することができました

3才の長女立会いのもと、最後には夫と抱き合う形で立って出産しましたヨ

新しいシリーズを始められたのですね。なかなかネットにつなげる時間が持てないのですが、ゆっくり読める日を楽しみにしています

投稿: るう | 2012年3月17日 (土) 00時31分

 るうさん、出産おめでとうございます!

 この一度病院に送られて、また助産院に戻ってくるのって、鮭じゃあるまいし、助産婦さん、もっとしっかりせい!
 
 家族総出で出産なら、結構感動したんじゃないのかな?
 特に娘さんに出産シーンを見せておくのって、非常に大事ですよ。
 こうやって命の大切さを教えていけば、まっとうな女の子に育つもんですよ。

投稿: タマティー | 2012年3月17日 (土) 07時25分

はじめまして。

いま妊娠9か月の者です

はじめはおむつなし育児やってみようと思っていたのですが
はやくにトイレに連れて行って、オマルやトイレで排泄が成功しても、
膀胱におしっこを溜めることができなくなってしまい、おしっこを溜めることを教える事は困難になると聞き、
おむつなし育児をするとトイレが近い人間になってしまうのか、インドやアフリカの方はみんなトイレが近く不便なのか、気になっています。
最終的に自分で判断することでしょうが
タマティーさんはどう思われますか

投稿: NK | 2012年4月19日 (木) 10時19分

 NKさん、コメント有難うございます!
 
 妊娠9ヶ月ということで、出産していないみたいですけど、おむつなし育児って、母親の負担を激減させるものですよ。
 大抵の新米ママたちは、オムツ交換でギブアップしてしまうんですね。
 正確に言うと、それプラス「夜泣き」ですな。

 インドやアフリカの人たちが小便に近いというのは、動物性蛋白質の摂取量が少ないからです。
 鳥皮とか軟骨を食べていれば、しっかりとした膀胱を作ることができます。

 それはそうと、NKさん、妊娠9ヶ月なのだが、もっと体を鍛えましょう!
 とにかく毎日歩く!
 それにスクワット!
 トドメは安産で生まれてくるように胎児に話しかける!
 こういうことをやっていれば、、安産で生まれてくることでしょう。 

投稿: タマティー | 2012年4月19日 (木) 17時08分

ありがとうございました。
『おむつなし育児 あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラル・コミュニケーション』(クリスティン・グロスロー著)の本を読み、おむつなしって素晴らしいと思ったのですが、
経験者の方が「膀胱の容量が小さくなってしまって長男(おそらく30代)はトイレが近い」と書かれているのを見て、躊躇していたところです。

妊娠前からも歩いていて10年間は運動部でも鍛え、体力に自信もあったのですが、妊娠中は毎日歩いていたら、2月末に診察で「子宮頚管が短いので安静にしてください」と言われ、早産になるのがおそろしくなり、歩くのを途中でやめてしまいました。病院からは36週からスクワット、散歩1〜2時間、三陰交にお灸するように言われています。

投稿: NK | 2012年4月19日 (木) 19時25分

妊婦10ヶ月の者です。いつも楽しく読ませて学ばせて頂いています。
さっそく本屋まで往復6キロ歩いて(笑)、この本をゲットしました。帰り道、喫茶店で読まなければ良かったと後悔しています。思い切り笑えなかったので…家に帰り、思い切り笑って読み直しました。明るい出産になるよう最後まで頑張ります!!

投稿: ヤマヨ | 2012年4月22日 (日) 20時53分

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