女の会話術と男の交渉術
●男女共々、人間関係を作るのは苦労するもの
人間が関係する人間の数は300名が限界であると言われている。実際にはそこまで行かず、240名程度が限界になってしまう。大概の人たちは150名の人たちと関係を持つのが標準である。人間の脳は文明以前よりそうなっているのであって、このことに関してはなんら進化していないのだ。
このため人間は男女共々人間関係で苦労することになる。人間関係の数が150名に達しないと、家族や友達との距離が近くなりすぎ、それで問題を起こしてしまうし、人間関係の数が300名を超えてしまうと脳がパンクしてしまい、家族内の関係が希薄になったり、友人ときちんとした友情を育むことができなくなってしまうからだ。
だから人間は文明の中で生きるために、人間関係を巧く処理する方法を学ばねばならないのだ。
しかしこのことに関して男女に於いて性差が存在するのだ。
人間関係での苦労を解消するために、女は「会話術」を取り上げ、男性は「交渉術」を取り上げてくるのだ。なぜ女性が会話術を重視するのかといえば、女性は会話ができてしまえば、その者ときちんとして人間関係を構築することができ、その後の交渉も巧く行くと考えるからなのである。一方、なぜ男性が交渉術を重視するのかといえば、最初からビジネスマンとして相手と接しているのであって、ビジネス上の人間関係は成立しており、交渉に於いて如何に有利な契約を締結し、利益を最大化させるかに関心が行ってしまうのである。
それゆえ女性は会話術の本を書いてくるし、男性は交渉術の本を書いてくるのだ。どちらかが良いというわけではなく、男女両方が書いた本を読むようにすべきなのである。片方の異性の本しか読んでないと、片手落ちになってしまい、それで人間関係が改善していかないのである。
但し条件がある。女性が会話術の本を書くなら、その著者は美人であることが絶対条件なのである。美人が書いた会話術の本ならまず内容は真っ当な物なのである。美人は男性に対して屈折していないのだ。ブスだと男性に対して屈折してしまうので、それで内容が偏向して行くのである。
●会話を成立させるための心構え
今回紹介するのはこの本。
美月あきこ著『たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方』(ダイヤモンド社)
美月あきこは日系及び外資系の航空会社で、国際線キャビンアテンダントをやった経歴を持ち、主にファーストクラスのお客様の接客に当たった人物である。普通のスチュワーデスではないので、この時点で会話術を語る資格を持った人物だと解る。
さすがにファーストクラスを担当するキャビンアテンダントは考え方が違うのであって、彼女がこの時期に或る優れた考えを持てたからこそ、その後の人間関係が良好になっていったのである。優れた考えは優れた職場でしか生まれないものなのだ。
①私は凡人
②みんなリスペクト
③笑ってくれて有難う
④緊張している事を正直に話す
スチュワーデスになる女性たちはなぜだか「自分は特別な存在だ」と考えている。しかしこの考えほど有害なものはなく、このために多くのお客様から苦情が発生し、中には暴力を振るわれるという事件まで発生してしまったのである。接客業である以上、自分を凡人と考え、他人と対等の立場に立たないと、何をやっても巧くいかないものなのである。
しかし人間は対等のままでは相手の意見を素直に聞けなくなる。対等だからこそ反論したくなってしまうのである。だからみんなリスペクトすることによって自分を戒め、他人の忠告を素直に聞けるようにしたのである。この本を読めば解るが、この著者の考えには全く無理がないのだ。
人間関係を構築していくためには相手を笑わすというのが欠かせない。相手が笑ってくれたらもうこっちのものなのであって、それゆえ有難うなのである。笑いに着目しない会話術は机上の空論であるといっていいのだ。
人間は初対面の相手には緊張するものだ。普通、緊張していることを口に出さないものだが、そうすると緊張が解けるまで長い時間を要してしまう。それよりも自分は緊張しているということを話せば、相手は許してくれ、より早い時間で人間関係を構築していくことができるのである。
●「ちょいアホの法則」と「ちょいインテリの法則」
人間関係を構築して行くためには、初対面の1分間が勝負である。人間は初対面の相手を敵か味方かにすぐに判別してしまうのである。だから「身嗜み」が大事なのである。著者は美人であり身嗜みもきちんとできるというので、この身嗜みには触れていない。身嗜みは出来て当たり前のものなのである。
美人で身嗜みがいいなら、初対面の相手に印象が良くなるのは当然のことだ。しかしそれでも人間関係に苦労したのである。ということは美人や身嗜みは人間関係を構築するための絶対条件ではないということだ。
そこで気づいたのが「ちょいアホの法則」なのである。初対面でちょこっとしたアホな場面を見せたり、嘗ての失敗談を聞かせることで、相手のガードを一気に引き下げ、仲良くなってしまうというものなのである。
これは実に理に適っており、美人である女性たちは自分の欠点を見せないからこそ、初対面の人と仲良くなれないという事態を引き起こしてしまうのである。自分は美人なのに周囲の人々が敬遠してくるというのであるなら、その女性は「ちょいアホの法則」が全然解っていないといっていいのだ。
しかし「ちょいアホの法則」は万能ではないのだ。時にはそれと正反対の「ちょいインテリの法則」をも使うべきなのである。相手が自分の欠点を見て油断している状態で、自分が少しは賢い所を見せるのである。
これは特に男性に対しては非常に有効で、今までバカな女だと思っていた女性が、実は賢いと解った時点で、その女性を大事に扱うようになるのだ。自分の一方的な側面しか見せないからこそ、相手は自分のことを大事にしてくれないのである。
「ちょいアホの法則」と「ちょいインテリの法則」こそ万能なのである。この両方の法則を使えば、話の内容に幅を持たせることができるので、なんでも話すことができるようになるのだ。こうなればしっかりとした人間関係が構築されていくのである。
●話し方が変わると人生が変わる
女性は男性よりも言語能力が達者である。それなら会話を使って人間関係が良好になる筈である。しかし現実はまるで逆で、話し方で損をする女性たちが大量に出てくるのだ。会話というものは自然に放置していてはダメだということなのである。会話術を学んで、会話の仕方をしっかりと学んでいかなければならないのだ。
「なぜ友人ができない?」
「なぜ恋愛が巧くいかない?」
「なぜ仕事で出世できない?」
「なぜ夫婦喧嘩を引き起こしてしまう?」
「なぜ親子で喧嘩してしまう?」
「なぜ嫁姑問題で揉めるのか?」
これら全部、全て会話の仕方に起因しているのである。話し方が下手糞だから、相手を怒らせ敵に回してしまい、自分がどんなに努力しても成功できないようにしてしまっているのである。問題があるのは自分なのであって、そのことに気づかない限り、問題は解決していかないのだ。
乱暴な話し方をしていれば、性格だって乱暴な性格になっていくものなのである。女性も子供の頃なら、自分が汚い言葉を使えば親から怒られたものだ。しかし自分が大人になってしまえば、自分を叱ってくれる人がいなくなるのだ。だから口の悪い女性はそのままにしてしまい、まさか自分の人生の悲劇が話し方の悪さにあることに気づけないのだ。
穏やかな話し方をしていれば、性格だって穏やかになっていくものなのである。感性豊かな言葉遣いをしていれば、感性がより豊かになるものなのである。論理的な言葉遣いをすれば思考がより論理的になるものなのである。
話し方が変わると人生が変わるものなのである。逆に言えば話し方を変えないからこそ人生が変わらないのである。女性がファッション誌を見て自分のファッションを磨くのもいいが、それと同時に会話術の本を読んで自分の会話術を磨くべきなのである。この両者が揃うからこそ、人間関係でのトラブルが激減し、人生が好転して行くことになるのである。
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コメント
タマティーさん、おはようございます
ちょいアホな法則とインテリの法則、
私も普段よく使っています!
基本的にお喋りな私なので、色々と
コロコロしゃべり方を変えます(笑)
彼氏の前でも、その法則を
使っていますが(自然になのですが)
どうやら楽しんでくれているみたいです。
スチュワーデスさんみたいに
レベルは高くないですが、
一応接客業なのでポイントは
押さえておきたいですね
ちなみに彼氏のお母様のいとこが
スチュワーデスさんで、
お母様は身長制限でなれなかった
みたいですが、目指していたそうです。
なんだか恐縮ですね(>_<)
最近、お店のカラオケがある個室で
場内指名もらいまくりな私です。
元々カラオケが大好きなので、
リクエストされればノリノリで
歌っちゃいます
歌唱力にも自信があるので、
お客さんも評価してくれるし楽しいです。
勿論盛り上げるのも好きなので、
騒ぎつつ盛り上げてます。
コンパニオン時代に覚えた
デュエットや昔の歌も活躍しており、
芸は身を助けるなあ〜と思います。
場内指名を本指名に繋げるように
頑張りたいと思います!
投稿: りあ | 2012年7月23日 (月) 08時24分
以前相談させていただいたあじゃです。運命鑑定をしていただきたくてコメント送りました。
タマティ様のブログのお陰で安産ですくすく育っております三女はもうすぐ10ヶ月です。ありがとうございます。
わたしたち夫婦ですが、大出費が重なって結婚してから1番の極貧です。来春から私も働くか主人の転職か、はたまた妊娠か迷っています。
理想は主人を支えて子どもを4人産んで、わたしは1人っ子で親と同居してますので、10年以内に二世帯住宅を建て子どもたちを全寮制か中高一貫校に入れて国立大に行ってもらいたいんです。
でも今は月収21万円です。このままでは話にならないのですが、来春1歳半の三女を入園させるのに踏ん切りがつきません。
でもこんな収入なら働かないといけないですよね。最近は主人とお金のことで喧嘩ばかりしています。
主人は双子で弟が跡をとり、2年ほど離婚調停で揉めましたがこの春2人の男児の親権をもらい、祖父の遺産で新築します。片親でも新築かーと羨ましくて余計喧嘩ばかりになっています。わたしが悪いのはわかっているのですがイライラばかりして八方塞がりな感じです。
お時間がありましたらご相談に乗っていただけると嬉しいです。
主人
1984年3月10日生
わたし
1986年4月29日生
投稿: あじゃ | 2012年7月26日 (木) 01時53分
まぁ、あじゃさんの意見の方が正しいですよ。
子供をもう1人生んで欲しいのなら、収入を増やせって!
現在、夫婦共々、天中殺の真っ最中です。
しかも今年は八方塞りの年なので、生活が苦しくなるのは当たり前です。
1つ問題点を指摘しますと、家の中、汚くない?
子供が3人以上になると、その家族に吸引力が働くので、お金には困らなくなるんですよ。
もしもお金に困っているのなら、家の中が汚いからだと思います。
所得には便所が、資産には仏間が関係していますので、まずはそこを掃除しておくことですよ。
それと現在の収入であっても、しっかりと締める所は締めて、毎月、2万円でもいいか貯金していくことですよ。
収入よりも低い支出で生活すると物欲が抑えられ、裕福な暮らしができるようになるもんなんですよ。
投稿: タマティー | 2012年7月26日 (木) 17時25分
タマティ様お返事ありがとうございます!!
早速ですが我が家…いまあかずの間というか物置化してる部屋が幾つもあります。祖母が日用品店をボケ防止にしていますが在庫管理が全くなっていないので物で溢れかえっています。これからは主人の休みのたびに捨てようと思います!!
トイレは先週リフォームが済み、仏間は障子の張替をしました。いつも清潔を保ちたいと思います。
保育園のことですが最低もう1年は主婦でいてOKとなりました。八方塞がりは今年までなのかな…なかなか一難去ってまた一難な毎日です。主人の実家に義姉が離婚して居候していたのですが市営住宅の入居が決まり、あぁ安心と思ったらその連帯保証人になれと言われました。わたしは断固拒否していますが、薄情でしょうか…。わがまま放題な方なので信用できなくて、わたしはとても連帯保証人なんてつとめたくありません。このまま拒否していいものか、それでは主人の立場を悪くしてしまうのかと悩みます。主人は実の姉ですし、やる気満々で恐ろしいです…。
投稿: あじゃ | 2012年7月26日 (木) 23時55分
あじゃさん、連帯保証人だけはやめておきましょう!
義姉が潰れた場合、あじゃさんの家族まで共倒れですよ。
連帯保証人になったために、夜逃げした人は多いですよ。
投稿: タマティー | 2012年7月27日 (金) 06時55分
タマティ様たびたびありがとうございます!!
夫の姉ということで、薄情だの所詮他人だの2、3日揉めて今日は離婚話に飛びましたが落ち着きました。
夫の実家はなぜか私たち夫婦に面倒なことばかり吹っ掛けます。(甥姪の子守り、弟夫婦の仲裁、出戻って居候の姉の説得と保証人※4人兄弟で長女と夫の双子の弟が離婚しています)そうゆうもんなんですかね。
婿入りを実はよく思っていないんじゃ…なんて悪く考えてしまいます。夫は自分たち夫婦ばかりあてにしないでくれと言ってきてくれたようでひと安心です。
天誅殺と八方塞がりをひしひし感じるので(T-T)年末まで、お金や仕事の勉強に勤しみます。夫が28なのですが、資格を増やして転職か地道に昇給かで迷うようです。もうあんまり動かないほうがいい気もしますがいかがなものでしょうか。
投稿: あじゃ | 2012年7月29日 (日) 22時02分
あじゃさん、良かったですね。
まさに妻の手柄ですよ。
天中殺の時期は何が起こるか解らないので、天職も充分有り得ますからね。
天中殺に膿が出ない場合、天中殺明けに変化が起こる事もありますよ。
投稿: タマティー | 2012年7月31日 (火) 17時57分
タマティ−様、ご無沙汰しております。
お腹の赤ちゃんは、今日から13週に入りました。タマティ−様のアドバイスのお陰で、順調に育っております。朝はコルチゾ−ルを合言葉に5時起きです。
今回ご紹介して下さった本を読んでみました。
美月さんは、本当に美しい方ですね!(現在は、突発性難聴で入院されているらしく、心配ですが…。)
私は初対面で冷たい印象を持たれることが多いので、「ちょいアホの法則」が役に立ちそうです。仕事中に意識してみたところ、早速、職場で誉められました。即効性に驚いております。
それから、「置かれた場所で咲きなさい」の方は、先月購入して読んでいたのですが、素敵な言葉だなと感じるものとイマイチ腑に落ちないものがあったので、タマティ−の解説を読んでその理由が分かりました。
妊娠してからは、幸せ色の出産ラブスト−リ−を毎日読んでいます。目から鱗が落ちまくる素晴らしい内容ですね!まだ総てを実践できてはいないのですが、今は温冷浴が気に入っています。
昨日、「あたたかいお産」の本を注文しました。タマティ−様のおかげで、本を読むことが自然になってきました。ありがとうございます。(まだ月に2、3冊のペ−スですが…。)
最近話題の「戦後史の正体」も読んでみようと思っています。
これからも宜しくお願いします。
暑い日が続きますので、ご自愛下さいませ。
投稿: saya | 2012年8月 3日 (金) 09時47分