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なぜ顧客管理を行わないのか?

●キャバクラ嬢の明暗を分ける顧客管理

 素人の女性がキャバクラ嬢になった場合、行き成り顧客管理を行う者は絶対にいない。自分の記憶力だけを頼りにして仕事を進めていくという、とんでもないことをしてしまうのだ。しかし記憶力にが限界がある。だからその限界に達した時、能力的にギブアップし、キャバクラ嬢を辞めてしまうことになるのだ。

 キャバクラ嬢が仕事をし続けていくためには顧客管理を行わざるを得ない。自分の記憶力では顧客情報が追いつかなくなった時、顧客管理を始めることになるのだ。それなのに顧客管理の仕方を教えるキャバクラ嬢はいないのだ。これはキャバクラ嬢にとって「成功の秘訣」に属するものなので、そう簡単に教えるわけがないのだ。

 繁盛しているキャバクラは店長が必ず顧客管理表を配る。キャバクラ嬢たちが顧客管理の方法を教え合わないことを知っているからだ。顧客管理がきちんとできてしまうキャバクラ嬢は、キャバクラ嬢として優秀なだけではなく、他の仕事に転じて女社長として成功してしまうだけの力をも持ってしまうのである。

 キャバクラの店長が顧客管理表をくれない場合は、自分が自発的に顧客管理をしなければならない。しかしキャバクラの店長が顧客管理をしていないのに、そのお店のキャバクラ嬢が顧客管理をすることなどできないのだ。

 だからキャバクラ嬢を辞めていく女性たちが跡を絶たないのだ。

 キャバクラ嬢の明暗を分けるのは顧客管理だと思っておいた方がいい。大半のキャバクラ嬢たちはこれをしないのだから、いずれ消えていくのだ。キャバクラ嬢として顧客管理の仕方を知ってしまえば、生き残る確率が一気に高まるのだ。

●まずは名刺

 キャバクラ嬢がお客様から名刺を貰うのは、それこそが顧客管理の始まりなのである。人間は初対面の時こそ記憶力を最大化にさせる。このため初対面で得た情報をその名刺に情報を書き込んでしまうべきなのである。

 さすがに名刺に書き込むのは店内ではできないから、トイレに行って書き込んだり、仕事が終わってから書き込むのである。これをやらないとその日に得た記憶はいずれ忘れていってしまうものなのである。

 お客様からより多くの情報を引き出すためには、会話術が長けていることは勿論のこと、自分の差し出す名刺がセンスのいい物でなければならない。センスのいい名刺だと、お客様はそれに感動してベラバラと自分の情報を喋ってくれるのである。

 キャバクラ嬢の仕事をやっていれば、名刺は大量なものになる。名刺の整理は絶対に欠かせないのだ。名刺の整理を怠ると、お客様に対して再び名刺を頂戴する羽目になるのだ。お客様にしてみれば、名刺を渡したことは覚えているので、余程のことがない限り、そのキャバクラ嬢を大事にしなくなってしまうものなのである。

 名刺のモデルチェンジは絶対に欠かせない。給料が少ない時は簡素な物でもいいが、給料が高くなってくれば、より拘りをいれた方がいいのだ。名刺を渡した時、お客様がビックリするような名刺であるなら、そのお客様はリピート客になってくれる確率が非常に高くなるのである。

●情報収集と情報分析

 通常、キャバクラの店長から渡される顧客管理表はA4の紙である。その用紙にお客様の情報を書き込めば、簡単に顧客管理をすることができるのである。しかし、この用紙を使っていくと、いずれ追っつかなくなる。このやり方は実戦的なものではないのだ。このため多くのキャバクラ嬢が自己流の顧客管理を開始することになるのだ。

 最も古典的なのが「ノート」である。1人1頁を割り当て、来店の度に情報を書き込んでいくのである。このやり方の最大の利点は使い勝手がいいということだ。欠点は字が汚いと、何を書いたのか読めなくなってしまうということだ。

 お洒落に決め込むなら「クリアファイル」を使った顧客管理だ。このやり方だと綺麗に顧客管理をすることができる。しかし欠点としてはこのクリアファイルだと嵩張るのだ。自宅の一角を占めることを前提で始めるべきであろう。

 パソコンによる顧客管理というやり方もある。パソコンなら無制限に情報を取り込んでいくことができる。欠点としてはなんでも入力してしまい、どれが重要な情報か解らなくなってしまうということなのである。それとパソコンは起動させない限り使えないので、それが結構面倒なのである。

 顧客管理は100人を超えた時点で、圧倒的な威力を発揮してくる。普通、キャバクラ嬢が150人以上のお客様に接してしまうと、その時点からお客様の情報の記憶力が低下していく。一応、顔と名前は覚えているのだが、それ以外のことはウル覚えにしかならなくなってしまうのだ。

 しかし顧客管理をしっかりとしておけば、お客様の情報をしっかりと把握できるので、来店したと同時にその記憶が蘇ってくるのだ。情報収集と情報分析がなされているので、突っ込んだ話し合いがすぐにできるようになるのだ。

●仕事が断然に楽になる

 顧客管理というのは当初非常に面倒臭い。このため多くのキャバクラ嬢がやらないのだ。しかも若いから記憶力がいい。それで自分の記憶力に頼ってしまうのである。そここそが落とし穴なのである。記憶力というのはいずれ限界がやってくるものなのである。

 顧客管理をやっていれば、自分がどの客層に受けているのかが解るようになるのだ。年配の男性たちに受けているのなら、年配の男性たちが好きそうな情報を仕入れておけばいいのだ。逆に若い男性たちに受けているのなら、若い男性たちに受けるような情報を仕入れていけばいいのだ。

 ということは、どの客層に対してヒットさせていけばいいのかも解るようになるのだ。例えば自分に対して損害を出しているお客様から手を引き、自分に対して利益を発生させているお客様にサービスを集中するのである。こうすればヒットするのは間違いないのだ。

 顧客管理さえしっかりと出来てしまえば、キャバクラ嬢の仕事など遊び同然になってしまうのである。必要な情報をきちんと得ているからこそ、勤務中は遊びながら仕事をしているのである。そのくせ自宅に帰れば顧客管理だけはしっかりとしているのである。

 キャバクラ嬢の仕事は心のどこかにクールなものを持っていないと、とてもではないがやっていけないものなのである。お酒を飲んで騒いでいるだけでは、いずれ自滅していくものなのである。生き残っていくキャバクラ嬢ほど、自宅でコツコツと顧客管理に励んでいるものなのである。

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