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「死の十字架」について

●突如元気になったら逆に危険

 人間というのは病気になったら、病気で衰弱し、死んでいくことになる。若い時は体力があるからこそ、その病気を跳ね返せることができるのであって、年を取ってくればそうは行かなくなる。病気によって徐々に体力が失われていき、そして死んでしまうのである。

 病気で病院に入院したら、体力が衰弱してしまえば、後は死ぬしかないと思うべきなのである。病人だからこそ「歩く」べきなのであって、病院内を歩き回って、足腰の筋肉が衰えないようにすべきなのである。足が細くなってしまったら、最終的は寝たきり状態になり、散々治療を施された挙句に死んでしまうことになるのだ。

 老年になれば免疫力も低下してくるのだから、治療を受けてすぐに元気になるということはない。しかし病気が進行すると、突如元気になるという現象が起こってくる。これが「死の十字架」なのである。「死の十字架」という現象が起こると、一時的に元気になるが、その後、病状が悪化してすぐに死んでしまうことになるのだ。

 突如元気になるというのは、「病魔が人体の最終防衛ラインを突破した」ということなのである。このため防衛に向けていた体力が解放されてしまい、体温が上昇し、脈拍が増加するために、一時的に元気になってしまうのである。勿論、この元気は「空元気」であり、そんなに長くは続かないのだ。

 病人に向って「頑張れ!」「早く治ってね」とか言うのは、治療にとって有害であるのだ。病人が焦ってしまうと、まだ完治していないのに退院しようとし、それで一時的には元気になるが、しかしそのために体力を使いきってしまい、死んでしまうことになるのだ。これも事実上「死の十字架」と言っていいのだ。

●仕事復帰後発熱

 癌などの深刻な病気を患い、病院で治療を受け、急いで仕事復帰してくるというのは非常に危険なのである。癌で体力を奪われ、治療で体力を奪われているのに、仕事復帰で体力を奪われば、最早、生命を維持できるだけの体力が残らなくなってしまうのである。

 こういう場合、良くあるパターンが、仕事復帰後、風邪をひいたり、体調不良で寝込むなりにして、体が「発熱」してしまい、その発熱が引かないという奇妙な現象が起こってくる。jこの現象が起きると、呆気なく死んでしまうことになる。仕事復帰ができるのだから、見た目はまだまだ健康そうに見えるのだが、早死にしてしまうのである。

 これは自分が引き起こしてしまった「死の十字架」だと言っていい。

 「発病でストレス」「治療でストレス」「仕事復帰でストレス」という、「ストレスのジェットストリームアタック」を受けてしまったのであり、自律神経が完全に参っていたのである。仕事復帰を急がなければ、治った筈なのにである。それなのに仕事復帰を急いだために、自律神経が完全に狂ってしまい、それで治るものも治らなくなってしまったのである。

 時折、癌に罹った有名人が、病院で治療を受け、その後、仕事復帰してきて、ファンの人たちから拍手喝采を浴びるということが報道されたりする。その報道は感動的なものではあっても、そういうことをやった有名人はまたすぐに病気を再発してしまい、帰らぬ人となってしまうのである。

 還暦以降で癌に罹ったのなら、もう今までやっていた仕事は引退した方がいいのである。自分ではまだまだ遣り残したことがあると思っていても、その不完全さが丁度いいのであって、無理に自分の仕事を完成させることはないのだ。仕事を完成させようとするからこそ、無理をしてしまい、寿命を縮めてしまうことになるのである。

●性格が穏かになる

 深刻な病気を患い、入院が長期化しているのに、性格が穏かになるのも危険なのである。人間の性格はそう簡単には変わらないので、性格が変わったら、「これは<死の十字架>だな」と思うべきなのである。事実、その患者はその後死ぬことになる。

 普通、病気になったら人間はもがくものなのである。必死になってこの世に生き残りたいという態度を示すのである。そうやって抵抗を見せるからこそ、自分の体の免疫力も上がり、病気を治していくことができるのである。病気をして性格が穏かになるというのは、良いように見えて、実はバカげたことをやっているのである。

 病人が無闇に「有難う」というのは、「この世でのお別れの言葉を言っているんだな」と思っておいた方がいい。病気に罹って入院するような人物は感謝の言葉が足りないものだ。たとえ「有難う」と言っても、心の籠っていないものであるものなのである。

 それが突如、心の籠った「有難う」を言い出してくるのである。

 癌に罹るような人物は大抵が頑固である。頑固だからこそ癌に罹ったのだが、そうは言っても頑固が治るのは癌が治ってからでいいのだ。癌に罹っている最中に性格が変わる必要性はないのだ。癌治療では様々なトラブルを発生させるのだから、そのトラブルを通じて自分の性格に間違いがあることに気付けばいいのである。

 この世の中には人格の完成を目指そうとして躍起なる宗教やイデオロギーがあるものだ。そういう宗教やイデオロギーは邪悪なものだと断定すべきなのである。人格が完成することなど絶対にないのだ。人格というのは、今あるものでいいのである。もしも自分の人格に問題があるなら、その部分だけ治していけばいいのである。

 この世で生きていれば解ることだが、どんなに善人であっても、死ぬ時は死ぬのである。悪人と罵られようが、生きなければならない時は生き続けるのである。「善か悪か」に囚われすぎてしまえば、自分がまだまだこの世に生きられるのに、自らの手であの世に行ってしまうことになるのだ。

●治療後は養生することに努めること!

 では、「死の十字架」を迎えないようにするためには、一体何をすればいいのかというと、それは「養生」することに努めることなのである。病気をしたのなら、仕事復帰に焦らない。というか病気を機に、その仕事を引退してもいいのである。

 病気が治り、病院から退院したといっても、自宅で体力の回復を行うようにすることだ。入院生活のために相当体力が落ちているし、更に治療のために体力がより低下しているのである。その状態で張り切って何かをするというのは非常に危険なのだ。

 まずは「ウォーキング」をして足腰を鍛えていくことだ。最低でも1時間歩くべきだし、出来ることなら3時間は歩いた方がいいのだ。お勧めは階段上りであって、階段を休み休み上がっていくのである。これをやると足腰にしっかりとした筋肉がつくようになるのだ。

 それから「筋肉トレーニング」をし、より重点的に筋肉をつけていくようにすることだ。筋肉量が増えれば体温も上がるので、体力の回復がスムーズに行くのである。筋肉がついてきたのなら「柔軟体操」をやって体を柔らかくしておくことだ。体が柔らかいと、体内の老廃物や毒素を回収し易くなるのだ。

 退院後、養生をしないと入退院を繰り返すこよになる。入退院を繰り返すというのは、体力を大いに消耗させてしまうのであって、治る筈の病気ですら治らなくなってしまうのである。養生を怠ったツケが入退院の繰り返しを引き起こしてしまい、そして亡くなってしまうのである。

 自分が自分の死期を悟ったのなら、無闇に治療を受けないことだ。生きていれば自分の寿命というものは解るものだ。それなのに無理して治療を受けてしまえば、その僅かな残り時間さえも縮めてしまうのである。病院に入院しなければ、自分の身辺整理はきちんとできるのであって、自分の死を見苦しいものにしないで、あの世に行くことができるのである。

 結局、「死の十字架」が現れるような生き方は間違っていたということなのである。間違った生き方をしているからこそ、死ぬ間際になって後悔してしまうのである。養生することに努めていれば、ちゃんと生き長らえることができたのにである。養生をしないからこそ、無様な目に遭ってしまうのである。

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コメント

お忙しい中お返事をありがとうございました。

ううう、仏典!
読み通せるかなあ、字面で寝てしまいそう(笑)。
まずはチャレンジしてみます。

40に手の届く年ですので、
もう一人産みたいなあ、でも今二人いるし、
どうしようか迷っていたのですが、
こちらのプログと出会って
頑張ってみようかなという気持ちになれました。
こちらもありがとうございます。

遅くなりましたがお礼まで。

投稿: アクアブルー | 2012年7月19日 (木) 17時22分

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