「愛」より「仕組み」
●愛の危険性を知らない人々
この世には「愛こそ全て」と言い出す輩は跡を絶えない。口で言っているならまだしも、それを歌や詩、小説やドラマや映画にしてくるから、この間違った考えが益々世に蔓延り、人生経験の少ない若者たちが簡単に洗脳されてしまうのだ。
愛は理性の産物ではない。愛は感情の産物である。だから一旦「愛こそ全て」と思ってしまったら、延々とそう言い続けることになるのだ。もしも愛を否定する意見に遭遇したら、それこそ感情的になってその意見を否定してくるのだ。
この世で生きて行くのに愛は大事である。かといって愛は全てではない。生きて行くためには愛以外にも様々な物を必要とする。これこそが愛に対する真実なのである。しかし「愛こそ全て」という考えに洗脳されてしまうと、この真実が全く見えてなくなってしまうのである。
愛は必ず憎しみを生む。人間は愛を注ぎ込むと、その対象に執着するようになり、その対象が自分の思い通りにならないと、憎しみという感情が湧き始め、そしてその憎しみの感情が大爆発してしまうのである。愛が大きくなればなるほど、その憎しみも大きくなってしまうのである。
愛のために幸福になっている人々よりも、愛のために不幸になっている人たちのほうが断然に多いのである。愛を使用する時は、愛の危険性を巧く回避しながら使わないとならないのである。愛の危険性を知らない人々は確実に不幸になってしまうのである。
●結婚は仕組みの最たる物
愛は自分が努力して出してくるものである。逆に言えば自分が努力しなければ愛は出てこなくなってしまうのだ。だから「愛」よりも「仕組み」が大事なのである。仕組みを作ってしまえば、愛は自然に出て来るし、多少問題があってもすぐさま解決できてしまうのである。
男女の場合、仕組みというのは「結婚」である。結婚は仕組みの最たる物で、結婚するから男女は無理をすることなく、愛し続けることができるのである。結婚は大した努力をしなくても、簡単に幸せに成れる物だということが解っていないと、結婚を巧く活かして行くことができないのだ。
恋愛至上主義に立脚して恋愛をしまくっても、それはその恋愛に対して仕組みが存在しないために、その恋愛を巧く活かせなくなってしまうのだ。幾ら恋愛で盛り上がっても、愛の仕組み作りに失敗すれば、その恋愛は崩壊してしまうものなのである。
恋愛にウツツを抜かしていると、あっという間に時間は過ぎ去ってしまい、慌てて婚活をする羽目になるし、たとえ結婚したとしても不妊症に罹るリスクを大いに高めてしまうのである。それどころか結局、結婚する機会それ自体逃してしまったという人たちが出て来るのである。
「これは運命の出会いなんだ」と思ったら、とっとと結婚してしまうべきなのである。直感でそれを悟ったのなら、本当に運命の出会いである確率が高いからだ。万が一、その結婚が運命の出会いに基づいたものでなかったとしても、年齢が若い内であるなら、すぐさま離婚して、次の結婚をするということも可能になるのだ。
●家族内でのルール作り
男女が愛し合っているからこそ結婚したわけであるが、だからといって結婚を放置しておいてはならない。家族内でルール作りをして、夫婦双方が無理なく結婚を楽しめるようにしなければならないのだ。結婚したのにルールを作らないのは、結婚を無法状態に置いているようなものなのであって、絶対にすべきことではないのだ。
①家事や育児の分担
まず家事と育児の分担をどうすべきか、きちんと話し合っておくことだ。家事にしても育児にしても、妻が独裁的にやってしまった方が効率的である。しかしそれは夫が何もしなくていいということではないのだ。妻と雖も夫の手助けが必要なのである。
理想的な分担は、「妻が夫に手伝って欲しいと言った時は、素直に応じて欲しい」というものであろう。こういう決まり事を作っておけば、妻は必要な時に夫の手助けを借りることができるし、夫は普段何も負担しなくていいので、それで夫婦双方が楽チンでいられることになるのだ。
絶対にやってはならないのは、夫を「主夫」にしたり、「イクメン」にしてしまうことだ。夫が家事や育児で時間を取られていれば、仕事ができなくなるのは当然であって、それは収入の減少を引き起こしてしまい、結婚生活それ自体やっていけなくなってしまうのだ。
②躾
家族を平穏無事に過ごしたいのなら、とにかく子供たちに躾をしておくことだ。躾というのは最低限の礼儀作法だ。だから子供たちでもできるものなのである。礼儀作法は相手との衝突を回避するために強力な威力を発揮するものなのである。
躾の基本は「挨拶」である。朝起きたら「おはよう」と言い、ご飯を食べる時は「頂きます」と言い、食べ終われば「ご馳走様でした」と言い、寝る時は「お休みなさい」と言う。たったこれだけのことをするだけで、家族は和気藹々なムードになるものなのである。
気をつけるべきは、躾は夫婦が率先してやっていないと、子供たちは何もしなくなるのだ。夫婦同士で挨拶をすべきだし、子供たちが見ていなくてもきちんと挨拶するべきなのである。子供たちにしてみれば、自分の親の躾がなっていないのなら、躾を受け入れることを拒否してくるものなのである。
③教育
意外なことかもしれないが、教育に関しては夫婦が意外と揉めることになる。高学歴の人は当然に子供にも高学歴になって欲しいし、自分が学校や大学に対して不満を抱いているのなら、理想の教育を求めようとしてくるからだ。
お稽古事をするのかしないのか、公立に行くか私立に行くか、高卒か大卒か大学院卒か、子供たちが夫婦で幼い内から話し合っておくべきことであろう。夫が一方的に決めたり、妻が一方的に決めたりすれば、夫婦喧嘩の原因になるのだ。
それと子供たちの学力を上げたいのなら、夫婦それ自体が「勉強する習慣」を持つようにすることだ。自宅で親たちが読書をしていれば、自然と子供たちも読書をし出すようになるのだ。子供たちに「勉強しなさい!」と怒っても、子供たちは勉強をしないものなのである。
④家計
結婚は収入があるからこそ維持できるのであって、収入が途絶えてしまえば、その結婚は破壊されてしまう。だから夫たる者、とにかく収入を確保することだ。妻たる者は家計簿を持ち、しっかりと家計をコントロールすることだ。夫婦共働きになってしまうと、妻は家計簿をつけなくなり、それで収入は多いのに貧乏になってしまうのだ。
家計を安全にするためには、なんといっても地道に貯金をすることだ。収入の多寡に拘らず毎月貯金していけば、確実に資産は形成されることになるのだ。資産が多くなればなるほど、その家計は安全になるのだ。
家計はキツキツにしないことだ。やはり出る物は出るのである。家計に余裕を持たすためには、毎月の繰越金を多くしていくことだ。月収の3倍の金額があれば、日々の生活が異様に豊かになっていくものなのである。非常時には繰越金から資金を出せば、家計はリズムを狂わさなくても済むようになるのだ。
●褒め言葉を多くする
家族内での会話に関しても、しっかりとルール作りをしておくことだ。家族内の言葉が汚いと、喧嘩の発生する確率が非常に高く成るのだ。そして喧嘩の多い夫婦は離婚する確率も高くなってしまうのである。
まず夫婦間の会話では、会話する時間を確保するようにすることだ。夫婦だから会話しなくても理解できるだろうとなどと間違った考えを持ってはならないのだ。夫婦だからこそ、結婚生活に関して様々な情報の遣り取りを必要とするのである。
夫婦の関係をいつまでもラブラブなものにしたいのなら、褒め言葉を多くすることだ。褒め言葉を使う比率が高いと、夫婦の関係は良好になるものなのである。逆に相手の責任を追及するような言い方をしていると、夫婦の関係は険悪なものになってしまうのである。
親子間の会話では、とにかく母親が子供の話を聞くようにすることだ。子供に一番多く接しているのは母親であって、父親ではないのだ。母親として絶対にやってはいけないのは、自分の意見を一方的に子供に押し付けることになるのである。これをやってしまうと、子供は心を閉ざしてしまい、親の言うことは絶対に聞かなくなるのだ。
子供は知能が低いのだから、失敗ばかりやらかすものである。しかし子供に「バカ」だの「アホ」だの言ってはならないのだ。バカだのアホだの言われれば、余計に厄介なことを仕出かしてくるものなのである。
子供に対しては褒め言葉を多くすることだ。些細なことであっても、子供にとっては大変なことがあるものなのである。特に家事手伝いをしてくれたのなら褒めるようにすることだ。こうすれば必ず家事を手伝ってくれるようになるのだ。
●勝手気儘が愛を破壊する
自由というものは「法の支配」が確立されるからこそ存在できるものなのである。法の支配のない自由は自由ではなく、ただ単に勝手気儘に生きているだけなのである。結婚したのに、夫婦が勝手気儘に生きていれば、その結婚が破綻してしまうのは当然のことなのである。
勝手気儘に生きることは、その人は理性の使用を否定し、感情だけで生きているということだ。愛もまた感情の産物だから、「愛こそ全て」と思い込んでいる人ほど、勝手気儘に生きようとするのである。しかし勝手気儘に生きれば愛は破壊されてしまうものなのである。
愛は何か対象があるからこそ放出されるものなのである。だから愛の対象物は固定してくれた方がいいのである。結婚すれば配偶者が固定されるし、子供を生めばその子供に愛を注ぐようになるのだ。固定してしまえば、持続的に愛が出て行くものなのである。
だから結婚は早めにしてしまった方がいいのだ。早くに結婚してしまえば、それだけ愛の対象が早くに固定されたのだから、愛が大量に出て来るのである。しかも結婚生活できちんとルール作りをしておけば、愛が憎しみに変わる危険性をも防ぐことができるのである。
もしも婚期が遅れてしまったのなら、今までの自分の間違った生き方を大いに反省し、結婚生活に対してきちんとルール作りを行い、結婚生活を大いに楽しめるようにすることだ。今まで自分は愛の無駄遣いをしてきたと言う事実に気づかない限り、幸せになることはできないものなのである。
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コメント
こんにちは!
つい、結婚の記事には反応してしまいます。
早く結婚したいです!
運命のひとって、どうやって悟るんでしょう?
私は31なのに、この人が結婚相手!ってまだ思ったことがなくて。。
ずっと五年片思いしてたひとも、
彼に優しくされた事が嬉しくて、それで想い続けていたことに
気付きました∑(゚Д゚)本物って、どういう風に感じるのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。
投稿: みゆき | 2012年10月29日 (月) 10時29分
みゆきさん、運命の人が解ったのなら、もう既に結婚しているって!
恐らくみゆきさんの本能が鈍っているんだと思います。
本能を回復させるためには、「冷水シャワー」を浴びることです。
そのままでは冷たいので、お風呂で体を温め、その後、冷水シャワーを浴びるのが良いです。
あの「冷たい!」っていう感覚が本能を呼び覚ますんです。
それと旬の食材を食べることです。
今は季節が秋ゆえに、秋に取れる食べ物を沢山食べることですよ。
自然のリズムを全然感じない「ファストフード」を食べていたら、本能が弱っていくのは当然ですよ。
投稿: タマティー | 2012年10月30日 (火) 07時09分
タマティさん、ありがとうございます。
運命のひと分かってたら、とっくに結婚してますよね!笑。
今夜から感覚を取り戻すべく
冷水シャワーと旬の食材たべまくります。
ちなみに、冷水ってのは、
30度くらい?
投稿: みゆき | 2012年10月30日 (火) 14時11分
みゆきさん、何、その甘ったれた考えは?
那智の滝で滝行でもする?
それとも北極海で寒中水泳でもする?
冷水シャワーをやると、体が引き締まって、自然と3キログラム以上は落ちますよ。
しかも顔が引き締まるので、美人に見えるようになります。
投稿: タマティー | 2012年10月31日 (水) 07時24分