石原慎太郎と握手してしまいました!
●石原慎太郎の演説は非常に解り易い!
今回の衆議院議員選挙は民主党が散々悪政を展開し、政権が完全に行き詰まった状態で行なうので、民主党の大敗はほぼ確実視されている。このため新政党が乱立し、民主党の議員たちが失うであろう議席を獲得しようと躍起になっているのだ。
この中で一番酷いのは「日本未来の党」で、要は小沢一郎が率いる「国民の生活が第一」が選挙で勝てないからこそ設立した政党なのである。これは「候補者ロンドリング」というべき悪質な手口で、もしもこの政党が選挙で勝ってしまえば、また民主党政権がやった悪政が展開されてしまのである。
新政党の中でも本命なのが、「日本維新の会」である。今回は政権交代を目指すのではなく、第三局を目指しているので、自民党と公明党の連合が勝つ中、どこまで議席数を増やせるかが焦点であるのだ。
「日本維新の会」の代表は石原慎太郎なのであるが、タマティーはその街頭演説を聞きに行ってきました。
石原慎太郎の演説は巧い! 演説の内容が理路整然としているので、演説を聞いていて思わず納得してしまった。俺が今までの政治家たちの演説の中で一番解り易い。選挙で勝ちたいのなら、ああいう説得力ある演説をすべきなのである。
この石原慎太郎、演説が終わるとそのまま車に乗って帰ると思いきや、観客たちの方へ近づいてきて、なんと握手をし始めたのである。それで観客たちが殺到し、俺もチャッカリ入り込んで、なんと石原慎太郎と握手してしまったのだ。
間近で見るとメチャクチャ格好いい老人である。身長は俺と然して変わらないのに、頭が小さいため身長が大きく見えるのだ。服装もセンスが良かったし、あれは絶対に特注品である。間違っても紳士服の「コナカ」で購入したものではないのであろう。
●底力ある国の低迷
石原慎太郎のキーワードは「怒り」。
この男、昔からなぜだか怒っているのだ。自分が子供の頃に日本が大東亜戦争で大敗北を喫し、アメリカ軍の将兵たちの横暴を目の当たりにしたために、まずはその怒りを小説にぶつけて、『太陽の季節』で芥川賞を受賞し、作家として活躍しまくり、その後、政治家へと転身していったのである。
石原慎太郎にとって歯痒いのは、日本が現在「底力ある国の低迷」というものを経験してからなのである。日本人個々人には充分力があるのである。しかしそれを国民自身が気づかず、政治が国内の力を結集しないからこそ、日本は延々と低迷を続けているのである。
日本の政治が腐敗しているとかそういう問題ではなく、日本の政治は政治として機能していないのである。そこを官僚たちが突いて勝手気儘なことをしているのである。この状況を打開するためには強い指導力のある政治家が必要なのであって、実行力のない政治家が政権を取ってしまえば、また低迷を繰り返すことになるのだ。
日本の学校教育がおかしいのは、要は日教組がいるからなのである。彼らは生徒たちに教育をするのではなく、洗脳をしているのである。なぜ彼らが勝手気儘なことをできるのかといえば、それは政治家が教育に対して指導力を発揮してこないからなのである。
経済にしても、日本には優秀な企業が沢山存在するのである。しかし朝日新聞とテレビ朝日による反日報道が延々と繰り返されているために、日本国民の多くが経済的にも自信を喪失し、日本の景気はいつまでたっても回復しないのである。
●要は複式簿記を導入せよってこと
石原慎太郎は遂最近まで東京都知事だったために、行政のことに関しては非常に詳しい。石原慎太郎が東京都知事に就任した時、東京都にはなんと200億円しか資金がなかったのである。石原慎太郎は「とんでもない所に来てしまったな」と嘆いたという。
そこで公認会計士をやっている友人に「一体どうすればいいのか?」と訊いた所、「複式簿記を導入しなさい」と言われたので、即座に複式簿記の導入を決めたのである。すると東京都知事を辞める頃にはなんと「2兆円」もの余分な資金を確保することができたというのである。
どこの政治家たちも「行政の無駄遣いをなくせ!」っていうけど、そういうことは複式簿記を導入すれば一発で解消するものなのである。無駄をなくす努力は政治家がするものではないのだ。そういう努力はエンドレスだし、やった所で大した効果は出ないものなのである。
政治家というのは国家の未来のために投資すべきことを決定することが本来の仕事なのである。
日本政府だって複式簿記を導入すればいいのである。そうすれば行政の無駄は立ち所に解消して、増税それ自体をする必要性がなくなるのである。現在の日本政府は国民に対して充分重税を課しているのであって、もうこれ以上増税すべきではないのだ。
政治改革を巡る争いは、要は行政に複式簿記を導入する戦いなのである。これが出来てしまえば、政治改革はなされたと言っていいのだ。自民党だって、民主党だって、公明党だって、社民党だって、共産党だって、複式簿記の導入を唱えていないし、複式簿記を導入しようとする政治勢力には反対しているのである。
既成政党がダメだからこそ、新政党が出て来ているだけのことなのである。
●国民を守るための憲法改正
日本が戦後体制を脱却するためには「昭和憲法」の否定は絶対に欠かせない。昭和憲法がある限り、日本は国家として独立できないし、国内には常に大量の社会主義勢力を抱え込むことになるのだ。日本国民がどんに働いても貧乏になってしまうのは、昭和憲法があるからなのである。
当然に石原慎太郎も憲法改正を主張している。何も戦争をするために憲法を改正するのではない。国民を守るために憲法を改正するのである。昭和憲法によって戦争放棄がなされているからこそ、日本はロシアや韓国に領土を奪われ、北朝鮮には拉致事件を起こされ、中国は着々と海軍力を増強し、日本への侵略を準備しているのである。
しかし俺に言わせれば、憲法改正は甘い。憲法を改正するということは、昭和憲法の存在を肯定してしまうからだ。昭和憲法に対しては「憲法爆破」あるのみであって、昭和憲法それ自体の無効を宣言し、歴史的に存在しなかったとするべきなのである。
こうすれば昭和憲法体制下で制定した全ての法律や条約を無効とすることができ、新憲法体制では新たな国づくりを急ピッチで進めることができるようになるのだ。昭和憲法体制下に存在する無数の法律が消滅してしまえば、現在日本が抱えている問題は全て解決するのである。
今まで多くの政治家たちが憲法改正を主張してきたのに、それを実現することができなかったのは、「昭和憲法はそもそも不正な手続きによって制定されたのであり、法的には無効である」ということが解っていないからなのである。
●一身の独立なくして、一国の独立はならず!
石原慎太郎がなんであそこまで格好いいのかといえば、それは彼が独立しているからなのである。自分に「独立不羈の精神」があるからこそ、政府やマスコミを敵に回してでも言うべきことは言うし、行動すべきことは行動してくるのである。
石原慎太郎は演説の最後に福沢諭吉の言葉、「一身の独立なくして、一国の独立はならず」を引用し、「俺の演説の内容を全部忘れてもいいが、これだけは覚えて帰ってくれ」と言ったのである。まさにそうなのである。国民が独立していないらこそ、国家の独立まで怪しくなるのである。
民主主義に毒された政治家たちは選挙の度に社会保障の充実を訴えてくるものなのである。国民が手厚い社会保障に頼れば、国民の心の中から「独立心」は消えていくものなのである。政府に頼りきった人生がそんなに楽しいかと問い糺したいよ。
今度の選挙では自民党が勝つであろう。しかしそれは戦後体制の延命措置に過ぎないのだ。今回は民主党が余りにも無様なことをやったからこそ、たまたまラッキーなだけなのである。既得権益を持っている人たちでは日本を根本から再生することは出来ないものなのである。
「日本維新の会」は出来立てホヤホヤだし、「日本維新の会」に所属する政治家たちはまだまだ未熟である。こういう連中に政権を与えても維新など出来ないものだ。しかし維新の芽は確実に芽生えているのであって、いずれ日本で維新が起こり、昭和憲法体制からの脱却を図ることになるであろう。
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コメント
タマティーさん、こんにちは。
最近書評がないなぁと思っていたら、石原慎太郎氏の演説を聞いて、握手もして頂いていたのですね。
羨ましいなぁ。
近くで見たら、興奮して鼻息荒くなりそうです。そして、鼻血を出して
石原氏に「鼻血が出てる!この女性にハンケチあげなさい」と言われるんだろうなぁ。ハンケチってあたりが石原氏らしい。あ、妄想してしまいました。
歩け〜!と顔を見るたび言っていたので、歩くようになった父親は病気をしたとは思えない程、元気で長生きしそうです。
投稿: みっち | 2012年12月14日 (金) 17時12分
みっちさん、とお父さんが歩けるようになって良かったですね。
とにかくお父さんを歩かせることですよ。
歩いていれば脳は健康になっていくもんですよ。
逆に言えば歩かないからこそ、脳に病気が発生してくるわけですよ。
バレてしまいました~?
書き終わった小説を推敲するのも大変なのに、新しい小説を書き始めたので、その小説に関する文献は大量に読んでいるのですが、それ以外の本は余り読んでいないんですよ。
そんな中、知的障害者たちのいる施設でボランティア活動することになったんですけど、そこでいつも風邪をひいている女性職員、通称「鼻水女」がいまして、その鼻水女から風邪をうつされてしまってんですよ。
この鼻水女、インfルエンザの予防接種を受けて風邪をひき、その風邪を治すために風邪薬を飲んだらしいんです。
このため、この鼻水女の体内で、自然界には存在しないウィルスが作り出されて、殊もあろうことか、俺がそれに観戦してしまったんです。
この風邪は強烈で、マジで寝込みました。
2度もダウンですよ。
高熱は出ないんですけど、とにかく鼻水が出まくりで、鼻水の出しすぎで、鼻の調子が元に戻らないんです。
11月の時は騙し騙しやっていたのですが、12月になって気温が下がると、ダメでしたね。
風邪が完治してから、読書をして、書評を出していくつもりです。
もしもニュースで新手の治りにくい風邪がはやっているという情報が流れたのなら、感染源はこの鼻水女です。
投稿: タマティー | 2012年12月15日 (土) 06時59分
はじめまして。タマティーさん。
かなり前から読ませて頂いております。お陰様で、第二子の出産は安産で夜中始まり夜明け前に生まれました。色々なお教えありがとうございます☆
鼻風邪は大丈夫でしょうか。
本当に自民党が勝ちましたね。どこがいいか分からずにいましたが、石原さんはそんなに素晴らしい方なのですね。著書も読んでみたくなりました。また、社長令嬢の書かれた本も読みたくなりました。探してみます。いつも女性の成功とはなんだろう、と思いつつ、自己啓発の本や成功者の著書を見ても男性の成功しか書かれていないので困っていましたが、タマティーさんのブログを見つけ、更新を楽しみにしておりました。今回紹介されていた本もかなり役に立ちそうです。ありがとうございます。
また、誕生日から運気などもおわかりになるのでしょうか。
旦那との相性を見て頂けないでしょうか。
投稿: めろん | 2012年12月18日 (火) 01時11分
めろんさん、第二子出産おめでとうございます!
女性の場合、「成功」ってのはとにかく結婚ですよ。
そして妊娠し出産し育児をしていく。
その過程で学ぶべきことが沢山あるんですよ。
その片手間に仕事でしょうね。
だから男性なら仕事に全力を投入していいけど、女性がそれをやってはならないんですy。
森光子の遺産騒動のように、とんでもない醜態を死後に晒すことになるわけです。
女性は良い人間関係おを作っていけば、簡単に成功すると思います。
運命鑑定?
年末で忙しいんだって!
時期が時期だけに本当に時間がかかりますと。
それでも良いのでしたら、家族全員の名前と生年月日、結婚した時期、それに職歴を書いて送って下さい。
投稿: タマティー | 2012年12月18日 (火) 06時42分
タマティーさん
早速のお返事ありがとうございます☆
育児と人間関係ですね。
周りが余り結婚しておらず、また産後も仕事を辞めない方が多いのに比べ、自分は結婚のタイミングで仕事を辞めてしまったので(主人の希望で)なんかもやもやしてました。
コメントしてみたかったのですが、石原さんと社長令嬢の件ですごく共感し初投稿できました。
忙しいのにごめんなさい!!!
鑑定は今度でいいです。ありがとうございます☆
またブログを読ませていただきつつ、来年またお願いさせていただくと思います。
投稿: めろん | 2012年12月18日 (火) 11時40分