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残念無念! 講談社から残酷なる「出版拒否宣告」!!

●講談社からの回答:「出版拒否」

 昨日、講談社児童局長から電話があり、その丁寧な言葉遣いと、真摯な対応とは裏腹に、その話の内容は残酷な物であった。

「講談社児童局で審査した結果、<この本を講談社から出すのは甚だ困難>と決定しました」

とのこと。

 <ガビーン!>ですよ。

 この児童文学作品は講談社用に作ったもんなんだってば! よりによって講談社から出版拒否に遭うとは! しかも講談社児童局では全員一致でこの児童文学作品を出版することを拒否することを決定したというのだ。みなさん、≪全員一致≫ですよ。全員一致。

 なんで、そこまで反対に遭ってしまったのかというと、

「児童文学なのにシモネタがあるのは拙いだろう~」

とのことなのである。

 やってしまいました。エロ賢い男<タマティー>は相手が女子小学生だとしても容赦はしない。考えてみれば児童文学で笑いのある作品って少ないものだし、況してやシモネタが入っているのはないからね。ここを指摘されて、

「そうか、そここそが今までの児童文学が面白くない所だったんだ~」

と妙に納得してしまった。

 子供たちって、シモネタが大好きなんだってば! どんな子であっても、シモネタを言うと笑うもんなんだよ、そしてそうやってシモネタで笑いを取ってしまうと、子供たちは難しい話を素直に聞くんだよね。行き成り難しい話をしてしまうと、子供たちは絶対に聞きはしないんだ。

 現在、我が家は父親の急死によって経済的にピンチな状態にあるのだが、この児童文学作品を講談社に採用されて売れてしまうことは実に有難い。しかしそうなった場合、<一抹の不安>があったのだ。それは

「そうやって講談社の社員たちが賛成してしまう作品は、逆に児童文学作品としては既存の枠組みから逸脱できない物なのではないか?」

ということなのである。

 講談社から出版拒否に遭うことは確かにつらい。我が家の経済状況は危機的なものだからだ。だが講談社の社員たちから拒否されたということは、この児童文学作品が既存の枠組みを超えた新しい児童文学作品だということが解ってしまったのである。

 俺は女子小学生が夢中になって読んで、心から楽しんでくれるよう、この児童文学作品を書いたのだが、この児童文学作品は今までの児童文学には全くない新しい物だったのだ。だったら尚更のこと、この児童文学作品は何がなんでもこの世に送り出さなければならないのだ。

●俺の作品は売れてしまうからこそ

 俺が本を出せば、売れるというのは既に解っている。俺はこのブログを長らくやってきたのである。『不妊症バトルロワイヤル』『幸せ色の出産ラブストーリー』『満開ブレインパラダイス』『「リッチなオシャレマダム」と「貧乏なグータラ妻』、そして『開運マルモリ面白書評倶楽部』である。

 最初は訪問者数が「3人」しかいなかったのに、今では「30万人」もの訪問者たちがいるのである。しかもなぜだか<子持ちの既婚女性たち>に好かれてしまい、その中でもコメントを寄せて来る人たちは

「その本、買いたい!」

と言ってくれるのである。

 また俺の個人的な女友達、その中でも俺と仲のいい元女優や元ファッションモデル(なぜだか<元>なんですけど~)に俺の児童文学作品の話を言うと、

「タマティーさんが児童文学の本を出すなら、それ読みたい!」

と言ってくれるのである。

 更には俺の父親が急死して生活が困窮しているために、我が家の葬式を手伝ってくれた宗教団体はいたく同情してくれて、

「息子さんが本を出すのなら、みんなでその本を買いましょうよ」

と言ってくれているのである。

 だから俺が本を出せば最低でも10万部は固いのである。この出版不況で10万部も売れば、それだけベストセラーランキングにランクインなのである。それに出版社が宣伝し、勢いがつけば、運さえ良ければ100万部に行ってしまうものなのである。

 俺の場合、作品が売れるのは当たり前なのである。質の高い物を出さなければならないのだ。質の高い物を作らないと、俺の≪信用問題≫に関わって来るのである。他の作家たちとはワケが違うのである。それゆえこの児童文学作品に拘っているのである。これは≪児童文学作品としては第一級の文学作品≫だからだ。

●やはり新人賞を取らないと話にならない

 講談社から出版拒否に遭って、つくづく思ったのは、

「作家たる者、新人賞を取らないと話にならない!」

ということなのである。俺が新人賞を取って作家デビューし、その作品がベストセラーになっていれば、俺が児童文学作品を出せば、たとえその中にシモネタが入っていようが、

「これは画期的な児童文学作品ですよ!」

と絶賛してくれた筈なのである。俺に新人賞がないばっかりにこんなひどい目に遭わなければならないのである。

 講談社で児童局がダメなら文芸局である。俺は現在、処女小説を講談社に送り、それで新人賞を取ろうとしているので、この処女小説で新人賞を取り、作家デビューし、その後、文芸局長にこの児童文学作品の話を持ち込み、文芸局から出版させるという手もあるのだ。

 当面はこの作戦を取る。このため年内の出版は実に怪しくなってしまった。当たり前の話だが、新人賞を取って処女小説が売れない限り、児童文学作品を出さして貰えることはないのだ。処女小説をベストセラーにすれば、文芸局だって動くのである。

 もう1つの方法としては、児童文学で新人賞を取り、その後にこの児童文学作品を出させるという遣り方だ。児童文学の世界でも新人賞は大事なのである。児童文学であっても、作家が新人賞を獲得していないと、出版社から相手にされないのだ。

 俺は今、対芥川賞用作品を制作中なのであるが、これによって児童文学新人賞用作品をも作らなければならなくなってしまった。2つの小説を同時制作の形で進めて行くので大忙しである。だけど、対芥川賞用作品は執筆スピードが物凄く遅いので、児童文学新人賞用作品のように執筆スピードが速い物があると大助かりなのである。

●ベストセラー作品をみすみす他の出版社に渡すわけにはいかない!

 この児童文学作品は必ずベストセラーになる! この作品を作った作者本人がそう直感しているのである。俺も様々な本を読んで来たから、どのような本がベストセラーになるかは解っている。この児童文学作品は充分にその条件を満たしているのである。

 ベストセラーになるからこそ、この児童文学作品をみすみす他の出版社に渡すわけにはいかないのだ。講談社は「面白くて為になる出版物」を出しているからこそ、この児童文学作品を出す資格があるのである。他の出版社ではその資格がないのだ。

 しかし講談社に問題がないとは言えないのだ。近年、講談社の出版物の質が低下し始めているのだ。俺が大学生の頃まで、「この本は面白くて為になる~」と感心できた本は殆どが講談社の物であったのだが、段々と講談社の出版物にそういう物がなくなり始めたのである。

 「この本は面白くて為になるな~」と思ったら、<徳間書店>の本だったり、<PHP>の本だったり、<現代書林>の本だったりするようになったのである。極めつけは<偕成社>であり、上橋菜穂子さんの『守り人シリーズ』はこの出版社から出たのである。あれなんかはまさに講談社から出すべき本なのにである。しかも偕成社は社員数たった四十数名の小さな会社であるのだ。

 講談社は「面白くて為になる出版物」を売ることによって大繁栄を遂げたのであるが、日本の出版業界のレベルが上がってしまい、講談社でなくても「面白くて為になる出版物」が作られるようになってしまったのである。講談社にとっては危機的な状況になりつつあるのだ。

 俺が講談社用に児童文学作品を作ったというのに、それを出版拒否するということも、この「病的な物の現れ」であるのだ。

 とは言っても、俺は講談社が大好きなのである。とにかくこの児童文学作品は講談社から出すべきだと思っている。もしもどうしても講談社でダメなら、偕成社にする。偕成社は小さな出版社と雖も、今村正樹社長が居て、編集局長に別府章子がいるのである。優秀な人材は充分に揃っているのである。しかも『守り人シリーズ」をベストセラーにした実績があるのだ。

 タマティーの悪戦苦闘はまだまだ続く。

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コメント

うーん。タマティーさま。
今回は残念でしたね。しかし、もう方針が決まっておられるので、本の出版、楽しみにしております。
それにしても、下ネタ系の話なんぞ、絵本には画像つきでいくらでもありますし、新美南吉の「屁」なんてのも、下ネタ系児童文学なんですけど、編集段階になると、いろいろと制約が出てきて、難しくなるんですね。

投稿: ゆきねこ | 2013年2月28日 (木) 15時21分

ゆきねこさん、シモネタって言っても、単なる「シモのネタ」じゃないんだ。
シモネタで爆笑を取る方の<シモネタ>ですよ。
講談社児童局の人々が全員一致で反対したほどの物ですからね。(笑)

まさかここを突かれるとは思いませんでした。(泣)
実はそこのシーン、宮崎駿監督が映画『魔女の宅急便』で使おうとして、スタッフの猛反対に遭ってお蔵入りになった物を、俺が面白可笑しく加工し直して、それに捻りを加えた物なんです。
だから子供たちがそのシーンを読むと誰でも笑えるし、大人が読んだから大爆笑です。
「えッ、そんなのありッ!?」ですよ。

このシーンを使うと本当に物語の流れが良くなるんですよ。
「さすがは宮崎駿監督だな~」って感心しました。
異才は常に凡人たちから抜きんでていますよ。

児童局長の話によると、20代の女性社員の方が猛反対したとのことなんですけど、20代じゃな~、まだまだ潔癖な部分があるから、受け入れて貰えないんでしょう。
児童文学って20代の女性は読まないし、読んでもきちんと理解できないですよ。
女性の場合、20代と30代じゃまるで違いますからね。

それにしてもゆきねこさんは良く本を読んでいるし、それに記憶力がいいな~。
凄いですよ。
俺はどうでもいい本なんて、読み終わった後にすぐ忘れてしまいますよ。(笑)

投稿: タマティー | 2013年2月28日 (木) 17時37分

タマティー様お返事ありがとうございます。
講談社の件、残念ですね……きっと、未来から振り返ればサクセスストーリーの序章の予感です。大丈夫ですよ!長女がもうすぐ七歳、十歳の女の子が主人公ってほんと興味津々です☆それくらいの歳の子ってほんと目がキラキラしてのびのびしてますよね!下ネタもきれいごと抜きでいいじゃないですか(笑) 楽しみです☆
私の運命も見ていただきありがとうございますm(__)m子沢山の星……☆とっても嬉しいです☆旦那からは打ち止め宣言ですがタマティー様のおかげで今回ほんとバラ色気分妊婦なのでできる限り欲しいです(欲張りですね)
おかげさまで母親のうつは絶対良くなってるんですが……恐らく芝居されていてこちらが身重で動きまくり、肉体的精神的に参ってしまい今日夕食時に号泣してしまいました……身重の一人娘相手に喝愛してくる還暦おばあちゃんの心境ってなんなんでしょう?ね
母親の為に買った焼き肉の栄養が今頃回ってきました(笑)私も欝状態かもしれませんね(笑)
天中殺不幸とありますがこれがそれだと幸いです(笑)どうかお腹の子は健康に産まれてきてほしいので……

長いことすみません

タマティー様もおつらいでしょうが前向きに楽しんでいきたいですね☆応援してます

投稿: ゆっちゃん | 2013年2月28日 (木) 22時51分

おひさしぶりです。

先日実家に戻って家族水入らずで過ごしました。以前、死んだ人の写真を飾るのは良くないとの事でしたので、母に相談したところ、姉の写真は今年7回忌なので、それがすんだらもうしまうと言ってくれました。嬉しかったです。

実家で過ごした後、兄と主人とで金毘羅さんに参詣に行ってきました。余計なお世話ですが、タマティーさんの本がベストセラーになるようにと祈りました(賽銭も出しました(笑))

で、今、タマティーさんのブログをみてショックでした。

でも、これは成功への布石のような気がします。つらい、しんどい事の後には絶対良い事ありますから。

出版されるの、楽しみにしています。友達にもプレゼント予定です。

実家に戻っている間に子供が3人いる人に3人も会いました。偶然といえば偶然なんですが、とても仲の良い人たちです。子宝のパワーをいっぱいいただきました。

突然質問ですが、

① プールの水は長時間入っていて大丈夫でしょうか?
   消毒のためにプールの水はかなり体にはよくないのではないでしょうか?ジムに通っているので、心配しています。

② 妊娠中、出産後など、どくだみ茶は飲んでいても大丈夫でしょうか?

③ タマティーさんに水晶を持つことを言われて買いましたが、なんかパワーがありすぎるような・・・

好転反応が出ているような気がします・・・勝手に好転って思っているのですが、心配しています。

いつも質問ばかりですみませんが、よろしくお願いします。

投稿: ちか | 2013年3月 1日 (金) 10時48分

ちかさん、金毘羅さんの霊験は強烈です!
早速出ました!
講談社児童局の人々が全員一致で反対で、敢え無く撃沈。
ということは、この児童文学作品は既存の児童文学の枠を超えているってことです!
この本はマジで大当たりするかも?

プールの塩素は消毒のためには必要なんだけど、長時間入っていると、肌とか髪の毛が傷みますよ。
しかし水泳して健康になるわけだから、そっちのメリットもあるわけで・・・・・・。
出来ることなら、水泳が終わった後にサウナに入って汗を流し、塩素の吸収量を減少させるようにすることですね。

どくだみ茶は出産後も飲んでいいけど、体内に毒素があんまりない時、飲んでも美味しくなくなるんです。
そういう現象が出たら、飲まないようにした方がいいですね。

水晶は確かにパワーがありますね。
タマティーが使っているのは、透明な水晶ではなく、少し白みがかった物です。
当初は値段が安かったからという理由だけだったんだけど、実際に使ってみると、こっちの方がいいですね。
好転反応が出過ぎている時は、置く場所を変えた方がいいですね。
多分、好転反応が出易い場所に置いているのだと思います。

投稿: タマティー | 2013年3月 1日 (金) 17時27分

タマティー様、こんばんは。らむです。
講談社の件は残念ですが、きっと違う所で出版出来るシナリオを神様が用意していると思います。
私事で恐縮ですが、37週で逆子が治りました帝王切開を回避できそうです。
タマティー様のおかげです。ありがとうございました。 
「カイロ大作戦」が効いたみたいです。
それとお墓参りに行き、熱田神宮に(名古屋住んでます)
お詣りに行きました。
安産に向けてがんばります。  
たくさんの女性を助けているタマティー様は、必ず成功しますよ。また報告しますね。

投稿: らむ | 2013年3月 1日 (金) 19時58分

おはようございます。
タマティさん、悩み相談に載って下さり有難うございます。
お菓子問題にしろ、夫があまり深刻な悩みと捉えてくれないので、姑に対しても甘いです。
いつも我慢するのは私です。
姑と元々相性が良くなくて、初めの頃に私からの遠く離れて暮らす案も、自転車で行き来出来る圏内に住む様に言われ夫も従ってしまいました。
遠く離れて暮らしていたら、もっと子育てやりやすかったんじゃないかと思います・・・。
本当に離れて暮らしたいと切に思います。
お忙しいと思いますが、体をお大事に過ごして下さい。

投稿: 静 | 2013年3月 2日 (土) 03時53分

タマティーさん、お返事ありがとうございました。

プールの水はナノ水100%をしようしているので、昔にいっていたジムと違って、水着の色は全然はげないし、しんどくないです。そのあとスチームサウナにも入ったり、ジャグジーにも入っているので、週1くらいで気分転換でしようと思います(普段は筋トレすることにしました)。

実は、金毘羅さんだけでなく、出雲大社の分社でもタマティーさんの事、お願いしました。
私も大ベストセラーになると思っています。どうしてかというと、クレヨンしんちゃんも元々は大人向けに書かれた漫画でお下品なところもいっぱいあるけど、子供に大人気だし、作者の方がなくなってもまだ続いているじゃないですか?

私はタマティーさんの文章には愛を感じるんです。ですから、熟読してしまうんだろうなぁと思います。

実家に行く前、色々質問ばかりしてすみませんでした。なのに毎日忙しい中丁寧にお返事をいただいて、本当に感謝しているんです。

あのころは流産したてで、自分のことで精いっぱいで、勝手だったと思います。ちょっとずつですが、タマティーさんのおかげで前進させていただいています。

卵酢も始めました。あと、流産防止運動も楽しくやらせてもらってます。

体も戻ってきました。この間流産後初めての生理がきました。もっと遅れるかと思ったのですが30日で来てくれました。また、どくだみ茶のお蔭でだと思うのですが、1日目の血液がレバーみたいな、油絵の具のようなどす黒い血が出てました。
解毒が上手くいったのかも?と勝手に喜んでいます。

タマティーさんの本が出版されること、毎日祈っていますから大丈夫ですよ(今は祈ることしかタマティーさんに恩返しできませんが・・・・)。愛のある素敵な作品だと思います。子供に絶対読ませたいので楽しみにしていますね!

投稿: ちか | 2013年3月 2日 (土) 11時47分

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