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英語を話したければ、まずはこのイギリス人女性の本を読んで!

●大半の日本人が英語を話せない理由

 日本人は中学高校と6年間も英語の勉強をやって英語で英語を話す外国人と会話することが不可能のだが、文部科学省はこのことを問題視し、小学校から英語教育を開始するよう決定した。高校を卒業するまで、合計12年間も英語を勉強することになるのだが、恐らく結果は依然と大して変わらないことであろう。

①生活に於いて英語を必要ないから

 なんでそんなに長く教育を受けても英語を話すことができないのかといえば、日本人の大半は英語を使わなくても生活できるからなのである。必要ないからこそ学校で幾ら学んでも使わないのである。このことを日本政府は知らなさすぎるのだ。英語を使う必要性のある人たちに英語教育を施せばいいものを、英語を使う必要性のない人たちに必死になって英語教育をやっているからこそ、英語教育の効果が上がってこないのである。

②学校での英語教育が悪すぎる

 第二の理由は学校での英語教育が悪すぎるということだ。日本人は文化レベルの高い国民である。それなのに英語の教科書が余りにも酷過ぎるのだ。これでは生徒たちが英語に見向きもしなくなるのは当然のことなのである。英語の教科書は日本人用にもっとレベルを高くして作るべきなのである。

 学校での英語教育に於いて最大の問題点は、「英語をきちんと話せない人が英語教師になっている」ということなのである。日本人が英語教師になるなら、大学で英語を勉強しただけではなく、英語を母国語とする国に1年間以上留学して、きちんとした英語を話せるようになってから、学校で英語教師になるべきなのである。そういうことをせずに英語教師を雇ってしまうからこそ、英語教育の成果が上がって来ないのである。

③アメリカ英語が訛っていることを解っていない

 第三の理由は「英語教師たちは本物の英語と偽物の英語の区別が解っていない」ということなのである。英語はイングランドで生まれた物であり、イギリス国内でさえ、ウェールズ訛りやスコットランド訛りがあるのだ。これが国外ともなればより大きく訛り、アメリカ合衆国で使われている英語は英語といってもアメリカ訛りが非常に強いものなのであって、通常、「アメリカ英語」と読んで、本物の英語とは分けて考えているのである。

 もしも外国人が日本語を学ぶ際、日本語として訛りの強い沖縄弁を学んでも、日本全国でその言葉を使えないように、日本人が英語を学ぶ際に、訛りの強いアメリカ英語を学んでも、なかなか英語として使えないのである。日本人のように英語と無縁の生活を送っている者は、まずはイングランドで使用されている本物の英語を習得すべきであって、その後、訛りのあるアメリカ英語を習得すればいいのである。

●外国語の学習は聞くことから始まる

 今回紹介するのはこの本!

 アリスン・デバイン著『日本で一番親切な英語学習法』(光文社)

  日本でいちばん親切な英語学習法

 英語を勉強して英語を話せるようになりたいのなら、絶対にこの本を読んで欲しい。このアリスンはイギリス出身で、マンチェスター大学言語学科卒業。日本には英語教師として来日し、日本の学校で英語を教えた経験を持つ。こう言う経歴のある彼女だからこそ、英語教育について正しいことが言えるのである。

 アリスンは語学教育の基本を、

 <聞く>→<話す>→<読む>→<書く>

という順番にあるということを喝破する。これは人間の成長から見れば当然のことなのだが、語学教育は人間が母国語を習得すると同じ遣り方で外国語を習得させるのである。

 日本の英語l教育の一体何が根本的に間違っているのかといえば、英語を聞くこともできず、話すこともできないのに、行き成り英語の文章を読んで、英語の文章を書こうとするからなのである。これでは英語を習得することが不可能になってしまうのである。

 アリスンは英語を習得したいのなら、Background Noise(BGN)が流れる環境を作り、とにかく英語をいつでも何気なく聞ける状態にすることを勧めている。。BGNは英語の音楽やニュースを付けっ放し、別にそれを積極的に聞かなくても聞こえてしまうようにするのだ。

 これは非常に良く解るのだが、俺の場合、中高生の頃は英語のロックを聞きまくり、BBCのニュースを良く見ていたのだが、最初は勿論英語を聞き取れない。しかし或る日突然に英語を聞き取れるようになったのである。しかも英語を日本語に翻訳して理解したのでてはなく、英語を英語のまま理解することができてしまったのである。

 このBGNは最低でも三ヵ月間はやって欲しい。三ヵ月間も英語漬けにしてしまえば必ず英語を英語のまま聞き取れるようになるし、英語のまま理解できるようになるのだ。翻訳するという作業は後でいいのである。日本の英語教師たちは英語を日本語に翻訳しようとするからこそ、英語をいつまで経っても聞き取れないのである。

●英語を話したければネイティブに訊け

 英語を聞き取るだけなら、別に英語教師は要らないのである。英語教師が必要になってくるのは、英語を話す段階に入ってからなのである。英語は完璧な言語ではない。それどころか欠点の多い言語であって、特に英語の表記と英語の発音が違っているのである。だから英語を綴り通りに読んでも、英語を話したことにはならないのだ。その違いを英語教師に教えて貰わなければならないのである。

 英語の発音に於いて最も重要なのが「発音記号」(IPA)である。発音記号が解れば、その英単語をきちんと喋ることができるのである。ところがアメリカ合衆国ではこの発音記号を軽視しているのであって、このためアメリカ人たちは英語の発音が間違っているのである。

 日本が外国から英語教師を調達する場合、基本的に英語の母国であるイギリス人を採用すべきであって、その次にオーストラリアやニュージーランドやカナダといったイギリス連邦に属する人々であって、アメリカ人はできるだけ除外した方がいいのだ。 

 外国出身者を雇う場合、小中高の英語教師は全て女性にすることだ。これは男女の性差に基づくものである。というのは、人間はどこの国家でも、女性の方が生活言語は豊富なのであって、女性から言語を学んでしまった方がその言語の上達は速くなるのだ。男性は学術言語に関して高度な能力を持っているから、大学教員なら男女を問わず受けれ入れていいのである。

 イギリス人女性を英語教師として招いたのなら、出来ればその半数のイギリス人女性を日本人男性と結婚させてしまい、日英友好をより強固な物にするようにすればいいのだ。国際結婚をさせてしまえば、日本とイギリスの間に血縁関係が発生するので、外交で揉めることが少なくなり、それどころか共同歩調を取って、両国の国益を増進させることになるのだ。

 英語が世界共通語になっている現代に於いては、本物の英語を話すイギリス人女性は本当に貴重な存在なのである。アメリカ合衆国は現在覇権国家で圧倒的なパワーを持っているが、言語に関してはイギリスの方が圧倒的パワーを持っているのであり、日本がアメリカ合衆国との関係ばかり重視して、イギリスを軽視するのは、日本にとって得策ではないのだ。

●英語の文章を読む

 英語を話せる段階を過ぎたら、今度は英語の文章を読む段階に入るのだが、日本の英語教育では余りにも酷い英語教材を使っているからこそ、英語の文章を読むのが苦手になってしまうのだ。英語を喋れるようになっているということは、英語の教科書のような物ではダメなのである。

 子供が言葉を喋れるようになった時、まず何を遣り始めるかといえば、絵本を読むことを遣り始める。これは英語教育でも同じなのであって、まずは英語で書かれた絵本を読めばいいのだ。そこをすっ飛ばして「This is a pen],と遣り始めるからこそ、おかしな方向に進んでしまうのだ。

 その次が「文学」であろう。文学は物語が纏まっているので、読んで行けば話が解るようになっているのだ。イギリス文学ではシェイクスピアが最も有名なので、シェイクスピアの作品を読むことをお勧めする。そんなに長くないし、日本語訳の物も出ているので、勉強するには非常に便利なのである。

 文学を読めるようになったら「学術書」であろう。学術書は難解なように見えるけど、その特定された研究分野のことしか出て来ないのだ。例えば経済学なら出て来るのは経済のことだけであって、それ以外のことは出て来ないのだ。だから慣れてしまえば逆に簡単な物なのである。

 イギリスでもイングランドは未だに国教制で、イギリス国教会が宗教界を支配しているのだ。このため英語訳の『聖書」を読んだり、イギリス国教会の歴史や制度を知らないと、英語を本当に理解したことにならないのだ。日本では国教制がなかったために、イマイチ国教というものが解らないのだが、国教制があるということは、それだけキリスト教がしっかりと浸透したということなのである。

 文学や学術書や宗教書などは勉強すればやはり疲労が発生する。そこでリラックスしたいのなら英語の「雑誌」を読むようにすることだ。雑誌は自分の好きな物であればなんでもいい。自分の好きな雑誌を使って、そこに書かれてある英語の文章を読めば、遊びながら勉強できるのである。

 英語を勉強する際に、英語の「新聞」を読むのはお勧めしない。というのは新聞はどこ国でも情報の垂れ流しなのであって、自分が勉強で読んだ所で大したことは書かれていないのだ。英語の新聞は英語の文章が読めるようになれば自然と読めるようになるので、わざわざ勉強の時間を使って勉強することはないのだ。

●英語の文章を書く

 英語の文章を読めるようになったら英語の文章を書くという段階に入るのだが、その際に気をつけるべきは、英語の文章と日本語の文章では文法が違うために、文章の書き方がまるで違うということなのである。英語では重要な単語は必ず前方に来るので、日本語の文章のような書き方で英語の文章を書いても、相手には伝わらないのだ。

 英語の文章を書けるか否かは、英単語をどれだけ知っているかにかかっているのであって、ここで英単語を暗記する必要性が出て来るのだ。学校の英語教育で生徒たちが苦しくなってしまうのは、英語を聞くことも喋ることも読むこともできないのに、英単語を覚えることを強制されてしまうからなのである。これは教え方が間違っているのであって、生徒たちの頭が悪いのではないのだ。

 英単語を覚えて行く際、英語にはフレーズがあるのであって、このフレーズを暗記していかないとどうにもならないということなのである。フレーズというのは、会話していればなんとなく解るものなのであって、フレーズだけを取り出してしまうと、なんでこういう言い方をするのと疑問に思ってしまうものなのである。

 フレーズが解って来ると文法というものが非常に良く解るようになるのだ。文法は本当に魔法のような物で、どんなに難解な文章でも文法が解っていると読めてしまうし、自分が大して英語を喋ることができなくても、巧い英語の文章が書けてしまうのである。文法の勉強は時間がかかるので、時間をじっくりとかけてやった方がいい。

 英語の文章が或る程度書けるようになると、必ず「最後の関門」にぶつかることになる。それは文章には個人の癖というものがあるのであって、ネイティブの人に添削して貰っても、必ずしも良いのではないということだ。発音に関してはネイティブの人が言った通りのことを話すべきだが、文章に関してはそうではないということを絶対に覚えていた方がいい。ここで躓いていてしまうと、結局、英語を流暢に話せるだけで、英語の文章を巧く書けなくなってしまうからだ。

●いい加減に「英語」ではなく「イングランド語」にしない?

 日本人が英語を苦手としてしまう最大の要因が「英語」という言葉自体にあると俺は思っている。英語と聞けば、英語は「英明なる言語」だと勘違いしてしまうのだ。英語を英明なる言語だと思っているからこそ、英語を喋ることができなくなってしまうのは、

 英語は高度な思考を展開するのが不得手な言語である。英語はヨーロッパ言語の中で最も堕落した言語なのであって、言語として正確さを欠くのである。英語学者に言わせると、「英語を散々に勉強してきたが、英語で書かれた本で良い本は余りない」ということなのである。英語自体がポンコツだから、どうしてもこうなってしまうのである。

 日本は江戸時代に鎖国したために、西欧の発展から大いに遅れてしまたっためた。そのため当時の知識人たちはイギリスに「英吉利」と良い漢字を使って表現して、それでイギリスの言語に「英語」と名付けてしまったのである。これが失敗の大本なのである。

 英語はイギリスの言語であり、イギリスの中でもイングランド地方に言語なのである。だから「イングランド語」とすべきであって、英語という表記を廃止すべきなのである。「English」を「英語」と翻訳している限り、イングランドの言語に正しく向き合える事は決してないのだ。

 冷静に考えてみれば、日本とイギリスは同じ島国であり、両国との立憲君主制を頂いている国家なのである。共通する物が沢山あるのであって、無闇にイギリスを称賛すべきではないのだ。日本人がイギリスと正しく向き合わない限り、日本人が他の英語を母国語とする国々とも正しく向き合えないのである。

●外国語の勉強に遅すぎることはない

 外国語の勉強に遅すぎることはないということだ。日本政府は英語教育を早くにやった方がいいとして、小学一年生から英語教育を始めたが、こういうことをやってしまうと、母国語がきちんとできなくなってしまうという危険性が生じて来るのだ。

 このアリスンにしても、高校生までは母国語である英語をしっかりと学んできたのであって、外国語はそれ以降に学んだのである。イギリス人が他の国民と比べて比較的に正しい外国語を喋るのは、母国語である英語を大事にしているからなのである。

 日本だって母国語である日本語を大事にしていかないと、外国語を正しく喋ることができなくなってしまうのだ。日本で外国語を喋れる人たちを増やしたいのなら、高校までは日本語オンリーにしてしまい、大学から外国語を学べるようにすればいいのだ。寧ろ、日本政府が無理矢理に英語教育を推進しているからこそ、「英語恐怖症」になってしまった日本人の方が割合としては圧倒的に多いのである。

 外国語の勉強は脳を活性化する。普段使っていない脳の部分を使うことになるからだ。だから年を取って物忘れが出て来たのなら、ボケ防止のために外国語を勉強すると言うのは実に効果があることなのである。さすがに若い時よりは外国語の習得に時間がかかるが、それでも最終的に喋ることができてしまうのである。

 但し、外国語の筆頭はどう考えても英語なのであって、英語を勉強する前に、他の外国語の勉強をするなということなのである。韓国のドラマがブームになったかといって韓国語を勉強したり、中国との貿易が盛んになったからといって中国語を勉強することは本当にバカげたことなのである。韓国も中国も英語さえ喋ることができれば、意思疎通ができてしまうものなのである。

 もう一つ付け加えておくが、外国語でジョークが言えるようになったら一人前なのであるということなのだ。英語を喋る日本人で気になるのが、英語を流暢に喋ることができても、冗談一つ言わないことだ。これではネイティブの人たちと友情を温めて行くことはできないのであって、どうしても表面的な付き合いしかできなくなってしまうのだ。外国語というのは飽くまでも手段なのであって、喋ること自体を目的にしてしまわないことだ。

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