う~ん、重厚な『世界宗教大図鑑』
●百科事典の功罪
俺は物を書く際に、国語辞典や漢和辞典などを頻繁に使用するが、百科事典の類は使用していない。実際に物を書いていれば、言語辞典は必要であっても、百科事典の方は必要でないのだ。それなのになぜだか百科事典の方に高い評価が与えられているのである。
なんでこんなヘンテコなことが起こるのかといえば、出版社は百科事典を出して初めて一流の出版社と看做されるからなのである。出版社はただ単に雑誌や書籍を出し、ベストセラーを出しても、そのままでは一流の出版社とは看做されないのだ。だからどこの出版社も大きくなると百科事典を出版して来るのである。
百科事典には高い評価が与えられるが、実際に使ってみれば質の低い物であるということが解る。その最大の理由は「共著」だからだ。共著の本は常に質が低いのだ。百科事典となると実に様々な人たちが参加してくるので、誰がどうやったとしても質が上がらなくなってしまうのである。
しかし世の中にはこの巧く行かない百科事典を巧く作っている国家があるのだ。それがフランスなのである。フランスはブルボン王朝の頃に百科事典派という勢力が出て来たので、百科事典を作ることに歴史と伝統があるし、百科事典をどう作れば出来の良い物が出来上がるのかということに関して、知識と技術を持っているのである。
質の高い百科事典を作るためには、とにかく執筆者の数を絞ることだ。執筆者自体が一流の学者であり、その少ない学者たちによって百科事典の各部分を分担して作らせれば、どうにかして出来の良い百科事典が出来上がっていくのである。
百科事典ではフランスの物が一番良いと解っていると、百科事典で失敗しなくて済むようになるのだ。
今回紹介する本はこの本!
『ラスース 世界宗教大図鑑』(原書房)
アンリ・タンク編
蔵持不三也訳
この本の定価は1万8千円とかなり高価だけど、この本はそれを遥かに上回る価値がある。
●世界の大半は一神教で占められている
この『世界宗教大図鑑』の半分は一神教のことが占められており、前半はその一神教の各宗教の説明に充てられている。世界の大半は一神教で占められているのだ。この事実をしっかりと受け止めなければならない。「一神教と多神教」という言い方をしてしまうが、その関係は対等なものではなく、一神教徒たちの方が圧倒的に多いのである。
一神教はユダヤ教によって発明されたものではない。古代エジプトのイクナートンの宗教改革によって生み出されたものである。この宗教改革が失敗に終わり、その後、ユダヤ教徒たちがこれ引き継いでエジプトを脱出して、イスラエルの地にやってきたのである。
ユダヤ教は決して過去の宗教ではない、今でもちゃんと生き続けているのである。なぜなら律法が存在するためにユダヤ教徒たちの生活をきちんと規定しているからなのである。ユダヤ教徒たちは律法を守ることでユダヤ教を守り、そして自由でいられるのだ。
このユダヤ教に対して反抗したのがイエスであり、イエスに続いてパウロが出たことで、「律法から信仰へ」という変革が起こったのである。信仰は人間の心の問題なので、それでユダヤ教徒たちを超えて他の民族にも広がっていったのである。
キリスト教はその勢力順に言えば、「カトリック」「正教会」「プロテスタンティズム」の順番である。キリスト教は新しい宗派ほど宣教が活発なのであるが、実は古い宗派ほど大量の信者を持っており、その組織も強固になっているのである。
キリスト教の後に出て来たのがイスラム教で、キリスト教が抱えていた教義上の矛盾を悉く解消してしまった超優れた宗教なのである。一神教はイスラム教によって完成したといっていい。中世まではイスラム教こそ最も繁栄していた宗教なのである。
ではなんでイスラム教が近代になって転落して行ったのかといえば、それはキリスト教系の教団のような優れた教団組織を持たなかったからなのである。イスラム教徒個々人はキリスト教徒に比べれば遥かに敬虔なのだが、だからといって組織戦になると非常に弱いのである。
●仏教は宗教に非ず
一神教の歴史を辿った後に、仏教のことを論ずるとなると、「仏教は果たして宗教なのか?」という疑問を持たざるを得ない。一神教ではどの宗教も1つの神を奉じているのに、一神教の各宗教は互いに喧嘩をし、それだけでなく、同じ宗教の中でも宗派対立が存在しているのである。それだけ神と人間の関係を巡って、延々と闘争しまくっているのである。
結論から言ってしまうと、
「仏教は宗教ではない」
ということになる。
宗教というのは「神に基づく生活規範」である以上、仏教のように釈迦の哲学だけでけでは宗教たりえないのである。だた仏教には戒律が存在していて、それで多少は生活に対して規制をかけることができるので、宗教もどきとして存在しているのである。
仏教は哲学なんだということが解ると、釈迦の教えは非常に合理的だということが解る。釈迦の合理的な教えを理解せず、仏像を拝んだりするからこそ、この仏教の凄さが解らないのである。偶像崇拝はどこでも堕落を引き起こすものだが、このことは仏教でも例外ではないのだ。
日本の仏教が他の国の仏教と決定的に違うのは、仏教戒律を順守していないということなのである。それどころか浄土真宗の親鸞が出ることによって、戒律破壊が教義として成立してしまい、よりによってこの浄土真宗こそ日本で仏教の最大の宗派になっているということなのである。
日本国内では親鸞の教えはいとも正しいように教えられているのだが、国際基準からしてみれば、親鸞の教えこそ仏教の異端中の異端なのである。仏教というのは飽くまでも釈迦の教えを中心とするものなのであって、釈迦が定めた戒律を否定してはならないのである。
●儒教と道教
儒教や道教は中国生まれの宗教ではあるが、一神教の基準から見ると、どうも弱い。宗教は政府に対抗しうる教義を持たないと、宗教として一人前になることができないのだ。その点、儒教は政府にベッタリであり、道教は政府の秩序を仙人たちの秩序にしてしまって、話にならないのだ。
宗教を突き詰めた場合、「神か政府か?」という問題が必ず出て来る。キリスト教では、「政教分離」を唱えて、神を優先させた。だから民族や国家の枠組みを超えて世界中に広まっていったのである。逆に言えば、この問題に辿り着いて来ない宗教は未熟であるのだ。
中国はアジア的停滞の代表格なのだが、なぜこんなことになってしまったのかというと、政府が国民を収奪したからなのである。政府は国家権力という絶対権力を持っているがゆえに、国民を収奪しようと思えば幾らでもできるのである。しかしそんなことをやってしまえば国民が貧乏になってしまうのである。
国家権力に対抗するためには宗教というものが絶対に欠かせないのだ。但しその宗教は儒教や道教のように政府に迎合する宗教ではなく、政府に対抗しうる教義を持った宗教でなければならない。政府に対抗する宗教がなかったことこそが、中国を停滞させてしまったのである。
日本では儒教も道教も宗教としてカウントされることはなかった。日本は神仏習合をやってきたので、運良く儒教や道教が入り込む余地がなかったのだが、それでも江戸時代には儒教を御用学問にしてしまい、そのために江戸幕府は国民に重税を課し、貧乏にさせてしまった。
確かに儒教や道教は教義的に優れた物が沢山ある。道徳や処世術では学ぶべき所が多い。しかし儒教も道教も政府に対抗する教義を持たなかったために、もしも儒教や道教を採用してしまうと、とんでもないことになってしまうのである。
●神仏習合という宗教混淆
日本は神仏習合の国であっても、仏教の方が圧倒的に強い。明治維新の際に廃仏毀釈を行っても、仏教は物の見事に再生してきたのである。神道はこの仏教の前に、教義を作るということができず、それどころか無教義を標榜して生き残ってきたのである。
宗教の歴史は、要は教義を巡る争いなのであって、同じ宗教内でも争いがあるし、宗教が違ってしまえば更に激しい争いになるのだ。だったら教義をなくしてしまい、祭祀を中心にして宗教を組み立てていけば、争いは起こらなくなるのである。
しかしこの奇跡のような離れ業は、キリスト教世界で育ってしまったフランス人学者たちには到底理解できないのだ。どうしてもキリスト教の視点から宗教を見てしまうのである。日本は宗教的に非常に特別なことをやっているので、やはり日本人がそのことを解明していかなければならないのである。
尤も神仏習合が今後も維持できるかは不明である。日本の仏教の僧侶たちは仏教戒律を守っていないのであって、現在のように国際化していけば、日本の仏教の異常さが目立ってしまい、日本の仏教は支持者たちを失っていくことは火を見るよりも明らかだからだ。
オウム真理教の事件は何も偶然に起こったことなのではなく、日本の仏教界が腐敗してしまっているからこそ、若者たちが本物の仏教を追い求める形で起こってきたものなのである。僧侶の結婚が当たり前のように行われている現状では、いずれ再び本物の仏教を追い求める新興宗教団体が出て来てしまうのである。
●新興宗教の問題
既成宗教はこの世界を埋め尽くしているのだが、当然に既成宗教に対して反発が出て来る。この反発を利用して新興宗教が誕生して来るわけだが、新興宗教には或る特徴があって、「新興宗教の大半はキリスト教圏内から出て来ている」ということだ。
現在、キリスト教は世界最大の宗教になっているのだが、そうやってキリスト教が世界中に広まっているのに、キリスト教に満たされない人たちが出て来てしまうのである。キリスト教は教義上、女性差別を平然と行うのだが、それをそのままやれば女性信者たちの反発を買ってしまい、かといって妥協すれば今度は一転して真面目な信者たちから反発を買ってしまうのである。
忘れてはならないのは、キリスト教圏から出て来た新興宗教では、その信者たちは既成のキリスト教系宗教団体に属しており、言わば「保険」を掛けているということなのである。新興宗教がキリスト教を排除して成立しているわけではないのである。
この点こそ、日本の宗教事情と異なる。日本の新興宗教は既成宗教を排除する傾向が非常に強いのである。なんでこんなことになっているのかといえば、日本は明治維新で廃仏毀釈をやったのであり、神道と仏教は別々の道を歩むことを強いられてしまったからなのである。
当然に宗教市場は競争が激化しており、新興宗教は日々切磋琢磨しているのである。既成宗教の方がそのことを良く理解していないからボサ~としているのだが、日本は長らく神仏習合でやってきたのに、それが徐々に崩れ始めているということに気付いていないと、後でとんでない目に遭ってしまうことになるのだ。
●大局的に見ることの大切さ
宗教を理解していくためには、大局的に見ることが非常に大事なのである。宗教を局地だけで見ていては、一見正しく見ているようで、実は正しく見ていないのだ。その宗教が世界に於いてどのようになっているかが解っていないと、その宗教を正しく理解できないのだ。
例えば、日本ではキリスト教はカトリックとプロテスタントだけど、世界的にはカトリックが断トツの巨大勢力なのである。この『世界宗教大図鑑』もカトリックが強いフランスで出版されたことを忘れてはならない。世界の宗教を論ずる本が出版されても、この事実をちゃんと理解していないと、確実に間違った方向に行ってしまうのである。
プロテスタント諸国が発展していったのは、以前ならキリスト教の信者たちが教会に献金していたのに、プロテスタンティズムの登場で教会を質素にすることで、その浮いた資金が経済活動に流れたからなのである。その反面、教会は大きく後退してしまったので、だからプロテスタント諸国では精神を病む人たちが大量発生しているのである。
日本はキリスト教国ではないが、西ヨーロッパで起こった宗教改革と同様なことが廃仏毀釈で起こったのである。江戸時代までは日本国民の富は仏教寺院に流れていたのであって、だから仏教寺院は豪華な宗教施設を作ることができた。それを明治維新でぶち壊したのであって、それで日本国民の富が経済活動に流れ出し、そして経済発展が可能になったのである。
しかしそれはプロテスタント諸国と同様に宗教を後退させたために精神を病む人たちを大量に作ってしまったのである。この問題に対して医者たちが手出ししているのだが、悉く失敗している。やはりこういうことは宗教家が扱う問題なのであって、人々に正しい宗教心を取り戻す活動をしていかないと、精神を病む人たちはなくならないのだ。
Portrait.Of.Pirates ワンピース STRONG EDITION トニートニー・チョッパーVer.2 販売元:メガハウス |
| 固定リンク
「おすすめサイト」カテゴリの記事
- 今年の日本はどうなる?(2025.01.06)
- 2025年度、タマティーの大予言(2025.01.05)
- 2024年度、超マイナー流行語大賞(2024.12.03)
- 文学フリマ東京39に出ます。(2024.11.29)
- 文学フリマに出店します。(2024.07.03)
「学問・資格」カテゴリの記事
- 文学フリマ東京39に出ます。(2024.11.29)
- 片岡信和を占ってみました。(2023.06.09)
- 影山優佳を占ってみました。(2023.05.31)
- すずらんさん、初産記念運命鑑定スペシャル!(2020.07.28)
- せもたれさんへの運命鑑定2(2017.11.09)
「心と体」カテゴリの記事
- 文学フリマ東京39に出ます。(2024.11.29)
- 影山優佳を占ってみました。(2023.05.31)
- 「由良ゆら」を占ってみました。(2022.12.18)
- 石川真佑を占ってみました。(2022.10.15)
- 高市早苗を占ってみました。(2022.09.06)
「恋愛」カテゴリの記事
- 文学フリマ東京39に出ます。(2024.11.29)
- 梅澤愛優香を占ってみました。(2023.10.26)
- SUZUKAを占ってみました。(2023.10.08)
- 広末涼子を占ってみました。(2023.07.07)
- 「ゆめぽて」を占ってみました。(2023.06.14)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 文学フリマに出店します。(2024.07.03)
- 「ラブコメ」ではなく「嫐り萌え」(2022.08.13)
- 「高木さん」のフルネームは何?(2022.08.12)
- ウパルーパーさんへの運命鑑定2(2019.05.11)
- 平成30年度のタマティーのお年玉プレゼント(2018.01.03)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025年度、タマティーの大予言(2025.01.05)
- 2024年度、超マイナー流行語大賞(2024.12.03)
- 香音を占ってみました。(2023.04.05)
- 第1回 真夏のアイスクリームチャンピオン大会(2022.08.15)
- 神田沙也加の自殺の謎(2021.12.25)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 2024年度、超マイナー流行語大賞(2024.12.03)
- 文学フリマ東京39に出ます。(2024.11.29)
- 村重杏奈を占ってみました。(2023.06.11)
- 「SUPER BEAVER」を占ってみました。(2023.04.22)
- 香音を占ってみました。(2023.04.05)
「育児」カテゴリの記事
- 高橋茂雄と清水みさとの結婚を占ってみました。(2023.01.20)
- 指原莉乃を占ってみました。(2023.01.07)
- 橋本環奈を占ってみました。(2023.01.02)
- ウェストランドを占ってみました。(2022.12.31)
- 「ゼロイチファミリア」を占ってみました(2022.12.22)
「趣味」カテゴリの記事
- ここがヘンだよ、オスカル!(2016.03.07)
- 茨城県の水戸光圀と納豆の意外な関係(2015.09.21)
- 恐怖の茨城県観光バスツアー 後編(2015.09.18)
「音楽」カテゴリの記事
- SUZUKAを占ってみました。(2023.10.08)
- 影山優佳を占ってみました。(2023.05.31)
- 「ゲイル」を占ってみました(2023.01.09)
- 「ゼロイチファミリア」を占ってみました(2022.12.22)
- 「由良ゆら」を占ってみました。(2022.12.18)
「子育て」カテゴリの記事
- 新井恵理那を占ってみました(2023.07.01)
- 高橋茂雄と清水みさとの結婚を占ってみました。(2023.01.20)
- 指原莉乃を占ってみました。(2023.01.07)
- 橋本環奈を占ってみました。(2023.01.02)
- ウェストランドを占ってみました。(2022.12.31)
「教育」カテゴリの記事
- 佐藤淑乃を占ってみました。(2023.01.05)
- 『鎌倉殿の13人』を占ってみました。(2022.12.29)
- れいちぇるさんへの運命鑑定(2019.02.09)
- 角野栄子さんに会ってきました!(2017.12.15)
- ゆうこさんの妹さんへの運命鑑定(2017.06.29)
「結婚」カテゴリの記事
- 梅澤愛優香を占ってみました。(2023.10.26)
- SUZUKAを占ってみました。(2023.10.08)
- 広末涼子を占ってみました。(2023.07.07)
- 新井恵理那を占ってみました(2023.07.01)
- 樺澤まどかを占ってみました。(2023.07.06)
「家計」カテゴリの記事
- 「高木さん」のフルネームは何?(2022.08.12)
- TKOを占ってみました。(2022.08.07)
- 藤田ニコルに対して勝手に運命鑑定(2022.08.02)
- なぜ狩野英孝推しは失敗するのか?(2022.07.26)
- 統一教会と家庭連合(2022.07.15)
「妊娠 妊婦 子育て 育児」カテゴリの記事
- 新井恵理那を占ってみました(2023.07.01)
- 高橋茂雄と清水みさとの結婚を占ってみました。(2023.01.20)
- 橋本環奈を占ってみました。(2023.01.02)
- 「由良ゆら」を占ってみました。(2022.12.18)
- 樋口日奈を占ってみました。(2022.12.13)
「キャリア」カテゴリの記事
- 福山雅治と吹石一恵の結婚のついて(2015.09.30)
- 次期大統領はヒラリー・クリントン(2015.06.23)
- 女優「有村架純」を勝手に運命鑑定しちゃいました。(2015.05.05)
- 宗教リテラシー(2015.05.21)
- ウーマノミクス(2015.03.26)
コメント
タマティさま
先日は姓名鑑定をしていただき、ありがとうございました。
驚いたことに、トントン拍子にアドバイスしていただいた通りになり、若干流れについていけないくらいです(笑)。
九州に今月末、引っ越します。会社も今月末で退職し、息子も保育園をやめ、一緒にいられるようになります。
ありがたいことに、生活サイクルが落ち着いたらいまの会社から仕事を頂けるようになりました。本を書いたり情報をまとめたりと、在宅中心ですが、起業も目指してリスタートしたいと思っています。
本当にありがとうございました。
九州へは行かれたことありますか?それぞれの県で、女性の県民性が豊かだと聞いております。刺激を受けられると良いな、なんて思っています。
投稿: ヤマヨ | 2014年2月12日 (水) 08時20分
タマティー様
おはようございます。
土曜日の雪やら祝日の地震やらで、お疲れではないですか?
こちらは44センチの積雪でした。雪かきで筋肉痛になってしまいました。
お正月には神社へ初詣に行き、彼岸と盆はお寺へお参り。確かに日本は独特なのですね。
昨年アカデミー賞で4部門受賞した『ライフ・オブ・パイ』を先日見ました。
台湾人の監督が撮ったものなのですが、アメリカ人原作の小説でインド人の少年を主人公にした映画で、宗教感が盛り込まれています。
最後に、あぁーそういうことだったのか…と納得する映画でした。
昨年は遷宮で出雲も伊勢も盛り上がりましたね。
この10年は経済は豊かになるが、事件事故はそれなりにおこるようですね。
自分の信じるものや目標をもって生活していかないといけませんね。
投稿: 明子 | 2014年2月12日 (水) 08時46分
ヤマヨさんは能力も運勢も充分あるから、トントン拍子で物事が進むことでしょう。
俺がその会社の社長なら、ヤマヨさんを取締役に抜擢して、5年くらい経ったら子会社の社長にでもするんだけどな~。
九州には行ったことありますよ。
今度、福岡県をネタにした記事が出るので楽しみにしておいて下さい。
福岡県民のことを知っていると大爆笑物なんです。
投稿: タマティー | 2014年2月12日 (水) 16時57分
明子さん、よくぞ心配してくれました。
大雪が降っているというのに、その日に味噌作りですよ。
腰が痛いです。
それに夜中の地震で目が覚めて眠れないし。
ただこっちは明け方に粉雪が降ったのですが、それが綺麗なこと!
桜の木が粉雪で真っ白になって、幻想的な景色に感動しました。
投稿: タマティー | 2014年2月12日 (水) 17時00分
りんりんさん、ちょいと質問があります。
1、実家の跡継ぎはどうなっているの?
2、母親の名前の読みは?
3、妹さんには子供いるの?
投稿: タマティー | 2014年2月12日 (水) 17時04分
タマティーさま
本日の本、よさそう!読んでみたいです。
タマティーさまは、エリアーデの世界宗教史読まれましたか?
あれ、いいですよ。
私、最終的には、中村元とか、安岡正篤みたいになりたいなぁ〜。
あと、土曜日の雪って、都知事選妨害するために、
わざと降らせたそうなんですけど、どうなんですかね?
投稿: ゆきねこ | 2014年2月12日 (水) 19時00分
ゆきねこさん、でかい所に出たな~。
中村元さんは、要は「日本の仏教は釈迦が唱えた仏教とはまるで違う」ということを文献学的にはっきりと解明してしまったとんでもない学者ですからね。
日本の場合、仏教といっても、浄土宗や浄土真宗の方が受けてしまったんです。
これらの宗派は仏教から生まれたかもしれないけど、本尊を阿弥陀如来にしている時点で、もう仏教じゃないんです。
このことが解らないから、仏教の本当のことが解らないんです。
俺がこのブログで言っているように、仏教は宗教と考えるより、「釈迦哲学」なんだと考えた方が、釈迦の言っていることは非常に良く解るようになります。
ゆきねこさんなら、中村元さん向きでしょ。
本当に東京都知事選挙は大変でした。
我が家では「この寒さで立候補者たちの中で死者が出るよ」
と言い合ってました。
だって、余りにも寒いんで、我が家ですら誰も家から出なかったんですよ。
あの中を街頭演説し、しかもみんな高齢なんだから。
特に共産党が推した立候補者は最も体力がなさそうだから、選挙の後で死ぬんじゃないかな?
舛添要一は人徳がまるでない人だから、余程注意して押し切っていかないとね、
ただ、運勢的にはいい時期に都知事に就任しているんですよ。
ま、勝ちは勝ちだから、今後4年間、やらせてみればいいんですよ。
投稿: タマティー | 2014年2月13日 (木) 07時19分
りんりんさん、それでは運命鑑定行きますね!
りんりんさん、仕事がどうのこうの前に、りんりんさんの結婚は本当に奇跡的なバランスで成り立っているということを指摘しておきます。
りんりんさんと旦那さんは、名前に関しては相性がいいのですが、結婚した年が旦那さんの方は天中殺ですよ。
だから離婚確率50%なんです。
しかし、りんりんさんの両親が旦那さんの悪い運気を吸い取り、りんりんさん自体、自分の両親の悪い運気を吸い取って、この四者では絶妙な均衡が取れているんです。
この関係が維持されている限り、離婚はしません。
ただ、息子さんも娘さんも、将来、父親から離れる暗示が出ているんです。
それでりんりんさんの名前を旧姓に戻すと、これは「絶家」の名前で、りんりんさんは嫁に行ったけど、事実上、実家の跡取りで、りんりんさんの代で一応、実家の命脈は終わります。
それなのに、りんりんさんの両親の「夫婦の相性」が実に素晴らしく、かなり人徳やら資産があるんです。
「これは一体なんなんじゃ?」ということなんですよ。
りんりんさんの役目としては、もう1人男の子を作って、それを実家の跡取にしなければならない。
今の息子さんは旦那さんの家を継がせた方がいいです。
先に妹さんのことを言っておくと、妹さんは「死の結界」の犠牲者で、りんりんさんも今「死の結界」を張っているので、これでは中に入って来ることはできないですよ。
実家には用がない限り、来させちゃならないですよ。
「心の病」の治し方は、このブログで取り上げたから、それを参考にして治して下さい。
そして早く子供を生んだ方がいい。
りんりんさんは営業の仕事が向いている筈です。
パワハラ云々と言わないで、その上司と良く話し合ってみることです。
りんりんさんに何か落ち度があるか、そこの所は解らないけど、パワハラと思い込んでいるからこそ、その問題をクリアできないんです。
ただ今、りんりんさんが天中殺なので、転職するという選択肢もありです。
転職するなら、就職先があるかですよ。
今の職場を追い出されない限り、出来る限り辞めないことです。
旦那さんが転勤になって、今の家を出て場合、りんりんさんの夫婦は非常に危険です。
離婚するか、旦那さんが「事故死」「過労死」「病死」するか、ということになってしまいます。
出来ることなら、りんりんさんの両親をも連れて行った方がいい。
とにかくこの奇跡的なバランスを崩さないことですよ。
投稿: タマティー | 2014年2月13日 (木) 17時59分