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「脱原発」を選挙の争点にする勿れ。

●原発をどうするかは国政レベルで決めることである!

 今回の東京都知事選は東京オリンピック開催決定を受けての選挙なので、次の都知事は誰がなったとしても、東京オリンピックの準備に全力を投入しなければならない。それと東京大震災が東日本大震災後10年以内に起こることが解っているので、その対策にも充分なエネルギーを注いでおかなければならないのだ。

 それなのに細川護熙元首相なる人物が立候補してきて「脱原発」を唱え始めたのである。もうこの時点で勘違いをしているのだが、彼の出現は、政界引退後静かにしていた小泉純一郎元首相が突如「脱原発」を唱え始め、その推薦を受けた上での立候補だったからかなり厄介な出来事なのである。 

 小泉純一郎は首相の際に「郵便局の民営化」という大きな手柄を立てたのだが、政界引退後、フリーメーソン団に入会したという情報が流れた。とするなら、今回の政治ごっこはフリーメーソン団の指示によるものだろうと見ていいだろう。

 日本の場合、電力の供給は国家レベルで計画がなされている。原発をどうするかは国政レベルで決めることなのである。幾ら東京都が脱原発をやっても、原発を廃棄することなどできない。東京都にそんな権限はないのである。東京都にできないことを都知事選で争点にするのだから、これほどピント外れなこともないのだ。

 なぜ細川護熙のような政治家としての能力のなかった人物が都知事選に立候補してきたかといえば、自由民主党と公明党が推した舛添要一には人望がないからである。彼は今回の都知事選で「福祉の充実」を唱えているので、都知事として何をすべきかが解っていなのだ。彼が都知事になったとしても大したことができない。だからそこに付け込まれたのである。

●福島第一原発が発電していた電力は東京に送られ消費されていた

 福島第一原発の事故は決して東京都民と無縁な物ではない。福島第一原発が発電した電気は東北地方で消費されていたのではなく、関東地方に送られ、そこで消費されていたのである。東京都は関東地方の中でも最も多くの電力を大量消費している以上、今回の原発事故でなんの責任もないとは言いきれないのだ。

 だったら最初から東京都に原発を作れば良かったのである。「地産地消」という言葉があるが、東京都で必要な電気は東京都内で作るべきであって、わざわざ福島県に原発を作るべきではなかったのである。原発というのは確かに効率のいい発電ができるが、事故を起こせばとんでもない事態になるので、それなら原発はよそうということになった筈なのである。

 石原慎太郎都知事も猪瀬直樹都知事も原発事故を受けて、自動販売機の数を制限しようとしたり、東京都内に火力発電所を作ろうとしたが、あれこそが正しい政策であるのだ。彼等は脱原発を唱えたのではない。東京都が必要な電力は東京都内で確保するという当たり前のことをやったのである。

 こういう意見を言うと「石原慎太郎都知事も猪瀬直樹都知事も事実上は脱原発をやったのではないか?」という反論が出て来る。脱原発を唱えた時点で空理空論なのである。脱原発をやった場合、原発が供給していた電力を一体どうするのかということが全くなされていないのである。

 国政レベルに於いては、原発というものはまだまだ必要であるのだ。原子力産業は巨万の富を生み出すものだし、原発で使用されるウランはいざという時には核兵器に転用が可能なのである。日本のように、ロシアや中国や北朝鮮といった核兵器の保有国に取り囲まれた国家に於いては、原子力産業も核兵器も必要だということなのである。

●脱原発をして儲かるのは誰か?

 もしも東京都が脱原発を行った場合、一体誰が儲かるのかということになる。脱原発をやった場合、石油や天然ガスを外国から多く輸入しなければならない以上、当然に産油国であるアメリカ合衆国が一番大儲けできるということになる。

 しかも現在のアメリカ合衆国で「シェール革命」が起こっており、石油の生産量が大幅に増加しているのである。その石油はアメリカ合衆国国内だけでは消費できず、外国に輸出することになる。当然に経済力では世界第三位の日本に石油を輸出しようと考えるようになる。

 このことを裏付けるかの如くに、今、アメリカの有力紙などでは反日報道のラッシュが行われているのである。日本が脱原発を行ってくれれば、石油を日本に大量に輸出できるのであって、アメリカ合衆国のロックフェラー財閥は巨万の富を手にすることができるのである。アメリカの有力紙の殆ど全てがロックフェラー財閥の配下にあることを考えれば、今回の脱原発騒動はロックフェラー財閥の指示で行われていると見るべきであろう。

 細川護熙が都知事になった場合、東京都は脱原発を強行するから、そうなると東京電力は電気料金を上げるということになる。原発よりも火力発電所の方がコストはかかるものなのである。だから脱原発では、東京都民は電気料金の値上げというデメリットしかないのである。

 それだけではなく、東京電力の電気料金の値上げは、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県にも一斉値上げとなり、東京都知事選に対して選挙権を持っていないのに、東京都の政策変更の影響を受けて損害を発生させてしまうのである。

●選挙で争わなくても、新型のエネルギーが出来れば自然と脱原発ができる

 原発は危険な物である。しかし日本が独立を保つためには持っておいた方がいい代物なのだ。もしも日本が脱原発をやっても、日本の近隣諸国は全部原発を持っているのである。これほど怖いことはないのだ。日本が原発を持ち、原発の技術を持っているからこそ、日本は近隣諸国に対抗することができているのである。

 しかし原発は未来永劫に亘って使うべき物ではないということも解っている。原発を超える新型のエネルギーシステムが開発されれば、自然と原発は廃棄され、その新型エネルギーシステムによって電力が供給されることになるのである。

 要は科学者の働き如何なのである。

 都知事選に立候補しているドクター中松はこのことを充分に解っており、だから無闇に脱原発を唱えず、新型のエネルギーシステムに移行すべきだと主張しているのである。尤も彼は飽くまでも天才的な発明家なのであって政治家ではないゆえに都知事選で勝つことはないだろうが、それでも傾聴に値する意見を言っているのである。

 政治の力を使って脱原発を強行しなくても、新型のエネルギーシステムが開発されれば自然と原発を廃棄して行くようになると解っていれば、脱原発を選挙の争点にせず、それどころか脱原発を主張する者たちの背後には脱原発で大儲けする連中がいるということを見破ることができるのである。

 新型のエネルギーシステムの登場は更なる経済発展を引き起こすと同時に、その巨大なエネルギーは必ず核兵器を上回る強力な兵器を生み出すということを知っておかなければならない。この兵器は世界の多くの国々を焼き尽くす以上、日本はこの兵器を開発し装備して、しっかりと独立を守らなければならないのである。

●バカ殿は引っ込んでろ!

 細川護熙はもう76歳である、任期満了時には80歳である。こんな人物が東京都知事になってしまえば、東京都は老害を発生させてしまうことになる。政治家であるなら70歳辺りから引退し始め、80歳になっても政治家をやっているような人物を存在させてはならないのである。

 しかも細川護熙は首相でいた時、首相としてちゃんとした仕事をできなかった人物なのである。そのような人物が東京都知事になっても、ちゃんとした仕事をできるわけがないのだ。政治の世界に於いて実績というものは非常に大事なことなのである。実績のない人物が出て来ても、政界は混乱するだけなのである。

 細川護熙の本籍地は未だに「熊本県熊本市」なのである。彼は東京で生まれ育ったかもしれないが、未だに心は東京都民ではないのだ。飽くまでも熊本県民で有り続けているのだ。だから今回の都知事選で無責任な態度を取ることができるのである。

 細川護熙の祖父は近衛文麿なのであるが、近衛文麿は筋金入りの社会主義者として支那事変を引き起こし、国家総力戦体制を築き上げ、日米関係を修復不能まで悪化させ、日本を大東亜戦争へと追いやった人物なのである。「亡国の宰相」近衛文麿の血を引いた者は如何なる者であっても政界から排除しなければならない。

 東京都のように人口が多くなってしまうと、無党派層の動きで選挙結果が大いに変わってしまうものだ。無党派層というのは政治に対して詳しくない人々のことを言うのである。だから脱原発の背後でロックフェラー財閥が陰謀を企んでいることは何も知らないのだ。

 それゆえ無党派層が間違った判断をしてしまえば、東京都民は大損をすることになるのである。

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コメント

タマティー様
課題、雪降る月曜にカラオケ行きましたが、店はガラガラ、私の声もガラガラで、なんか変だな〜と思っていたら、昨日病院行ったらインフルでした(涙)

高音出ずで、First Loveは結局86点まででした…
アニソンのタッチなら94点出せました。
なんとか鑑定をお願い出来ないでしょうか。

選挙の件ですが、本当いい人いませんね〜!細川さんも汚職で退陣したのによく出てこれるな〜って。


投稿: りんりん | 2014年2月 7日 (金) 07時38分

りんりん さん、おめでとうございます!
しかしまずはインフルエンザを治しましょう。

それでは家族の名前と生年月日、それに結婚した年月日、そして質問事項を書いて送って下さいね。

投稿: タマティー | 2014年2月 7日 (金) 07時54分

タマティー様
タマティー様のおっしゃった事、本当でした。三人目が生まれてから、家族がみんな協力的になり、私はゆっくり育児ができてます。私が中心でみんなを巻き込んでる感じです。今まで怒ってばりの育児でしたが、上の子も落ち着いていて、本当にビックリです。二人目が生まれた時の壮絶な日々はなんだったのか…。産んで良かったと心から思いました。タマティー様には感謝です! これから大変な事もあるかと思いますが、協力してくれる家族に感謝を忘れずにいたいです。

投稿: なす | 2014年2月 9日 (日) 17時04分

なすさん、母親というものは赤ちゃんを3人産んでやっと一人前になるものなんです。

なすさん自身が成長したからこそ、みんなも協力的になってくれるんです。

それに子供が2人の時は「四の結界」が張られていたので、どうしてもエネルギーが内側に向かってしまいます。
それが新たに赤ちゃんが誕生したことで、「四の結界」が崩れ、家族に吸引力が働くようになったというわけなんです。

投稿: タマティー | 2014年2月10日 (月) 06時45分

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