« 狩野恵里と三村マサカズの因縁の対決 | トップページ | こういう芸能人には覚醒剤が必要だ! »

101回目のシャブ中毒

●タマティー、作詞家デビュー!

 現在、タマティーは作家デビューするのに悪戦苦闘中なのであり、日々せっせと小説を書きまくっている。四百字詰め原稿用紙で三千枚近くに達する特大長編小説は今月以内に完成を見ると思う。『源氏物語』が四百字詰め原稿用紙で二千枚程度なので、その量の多さが解ると思う。

 しかし、まだ作家デビューしていないので、作家業としては無収入である。そこで今回、お金を得るために作詞家デビューをし、作家デビューするまでの生活費を調達することにした。小説を書きまくっている俺としては、作詞などお茶の子サイサイである。

 新しく作った歌の題名は、

『101回目のシャブ中毒』

である。この歌は一度は大ブレイクしたアーティストがシャブ中毒になって警察に逮捕されるという内容である。サビの部分はこんな感じ。

♪シャブにはシャブで感じ合おうよ

 ヤクの手触りが消えぬように

 何度も言うよ僕は確かに君を,愛している

 迷わずに、シャブ中~。

 迷わずに、シャブ中~。

 う~ん。実にいい歌である。歌詞の中に「僕は死にましぇん!」ならぬ「僕はやってましぇん!」を入れようとしたが、どうも入りにくいのでやめた。ただこの歌を作った後、チャゲ&飛鳥の『SAY YES』になんか似ているなと思ってしまったが、この歌の主人公が愛しているのは女性ではなく、覚醒剤なので、そこの所が決定的に違う。

 冷静に考えると、恋愛中毒と麻薬中毒は中毒に関して全く同じなのである。恋愛を正しく行って結婚したのなら麻薬に手を出したりはしないだろうが、恋愛を正しく行わず恋愛中毒になってしまうような人は、その後、麻薬中毒に罹る可能性もあるということなのである。

●なぜ芸能人は麻薬に手を出すのか?

 自分自身、麻薬などやっていない。このブログは時折ブッ飛んだ記事が出て来るが、その記事すらも素面で描いている。勿論、周囲の人たちに麻薬をやっている人などいない。だから芸能人が麻薬に手を出したという事件が報道される度に、「なんで芸能人は麻薬に手を出すのか?」ということを疑問に思ってしまう。

①過労

 日本では麻薬の中でも覚醒剤に人気がある。覚醒剤はこれを使用すればそれこそ覚醒してしまうので、幾らでも働けるようになってしまう。尤もこれは脳の錯覚なのであって、筋肉をエネルギーに変えて長時間労働をするために、覚醒剤中毒になると体がボロボロになってしまうのである。

 芸能界のような仕事が不定期で、仕事がくれば殺到するような形で仕事がやってくる職種は、疲れたからといって休むわけにはいかない。多少、体に無理がかかっても働かなければならないので、それで過労を防止するために覚醒剤を使ってしまうのである。

②体力の衰えから来る感性の低下

 人間の成長のピークは19歳なのだが、男性なら30代で体力の衰えを実感し、その体力の衰えから来る感性の低下を経験することになる。これは普通の男性であっても恐怖なのだが、アーティストのような鋭い感性が要求される職業では本当に深刻な事態を生み出してしまうのである。

 10代や20代の時には名曲をバンバン書けたのに、30代の或る時期から名曲を作れなくなってしまうのである。これが40代や50代となればもっと衰えて来るのだから、それで麻薬に手を出してしまうのである。麻薬に手を出せば、ハイになることができるから、それでいい作品を作れるのではないかと思ってしまうのである。

③薬物を使ったセックス

 芸能人のように忙しい仕事に就いた場合、セックスのように時間のかかるものは不得手となってしまう。性愛術を習得するためにはそれなりに時間がかかるものなのだが、芸能人は性愛術を高めて行くだけの時間がないのだ。しかし芸能人として異性から持て、しかもお金もある以上、「セックスで満足を得たい!」と思い出すようになるのである。

 性愛術を真摯になって学ぼうとしない者がやるセックスは麻薬を使ったセックスである。「麻薬を使ったセックスは邪道」と言われるものなのだが、この邪悪なセックスに嵌ってしまうと、確実に麻薬中毒になってしまうのである。それだけ満足行くセックスをしていないということなのだが、本人はそのことが解らず、公私の全てをボロボロになっているのに、警察に逮捕されるまでそれに気付かないのである。

●アーティストたちの不安の原因

 芸能人の中でもアーティストと呼ばれる人たちは収入が大きい分、そのストレスも大きくなる。アーティストたちはヒット曲を出せば売れまくるが、ヒット曲を出せなければ悲しいほどまでに売れなくなってしまうのである。アーティストが売れる売れないという表面上のことだけに囚われていたのなら、精神がおかしくなってしまい、麻薬に手を出してしまうのは必至になってしまうのである。

 音楽の世界でも「80対20の法則」は作動して来る。例えば12曲入りのアルバムを出した場合、売れるような良い曲は2曲か3曲しかない。だからアルバムを出して、2曲か3曲をシングルカットできたのなら、それは大成功と見るべきなのである。

 これが長期的に見るともっと恐ろしく、1年に1枚アルバムを出し、10年で10枚出した場合、その10枚の内、本当に売れるのは2枚か3枚で、それ以外のアルガムはそんなに売れないのである。それゆえアルバムを出してミリオンセラーになったからといって、それが永続すると考えるのは非常に危険なのである。

 どんなアーティストでもヒット率は最大3割である。ヒット率3割を目指して努力すべきであって、それ以上を狙ってはならないのである。ヒット率が10%を切ったら、アーティストとしては危険であり、アルバム1枚出したのに、そこから1曲もシングルヒットを飛ばせないのなら、その時点でそのアーティストはアウトなのである。

 アーティストたちの不安の原因は全てここにあると言っていい。80対20の法則が解っていないと、自分の作品が売れなく成り出した時、凄まじいほどのストレスを感じてしまうようになるのである。「自分の作品は今までは売れた筈なのに、なんで売れないのか?」と。そしてそのストレスに負けてしまうと、麻薬に手を出してしまうのである。

●解決策

 音楽業界は競争の激しい所であるが、アーティストが売れることばかり考えているのは非常に危険なのである。ヒット率が最大3割なのだから、どんな者であっても7割は負けてしまうのである。だからアーティストが考えなければならないのはどうやって音楽業界で生き残っていくかなのである。

①第一線でしぶとく活躍し続ける

 アーティストとして生き残っていくためには、なんといっても第一線で活躍し続けなければならない。音楽ではヒット率が3割なのだから、バラエティやドラマや舞台にも進出して、他の分野でも活躍し、相乗効果を使って芸能界で生き残っていくようにするのである。

②大ヒットを飛ばし、過去の遺産で食う

 アーティストとしてはなんと言っても大ヒットを飛ばさなければならない。そうしないと生き残ることができないのである。大ヒット曲があればその後、「過去の遺産」で食うことができるので、取り敢えず安泰なのである。別に一発屋でも構わないのだ。ヒット曲を出せないために死んでいったアーティストの方が圧倒的に多いものなのである。

③有名にならず細々と活動を続ける

 有名にならず細々と活動を続けるという手もある。有名にならない方が利点は大きいこともあるからだ。テレビに出ないというのは、非常に悧巧な選択なのであって、無料でその曲を聞けないために、人々はお金を出してその曲を買うようになるのだ。

④宗教活動や慈善活動に力を入れる

 ヒットすれば当然に次は売れないという事態が発生する。そこで毒消しとして宗教活動や慈善活動を行い、次もヒットが出せるように仕向けて行くのである。引退することなく長らく活動しているアーティストは必ずどこかの宗教団体に所属している。「あのアーティストさん、実はどこそこの宗教団体の信者さんで~」というのは音楽業界では当たり前の話なのである。

⑤転職

 アーティストだからといってアーティストを続ける必要はどこにもない、転職して他の職業に就いたっていいのである。作詞作曲をし、それを他のアーティストに提供したり、プロデューサーになって歌手やアイドルグループを生み出して行く。こういうことは自分が裏方に下がって、自分のアーティストとしての才能を違う形で活かすのである。

●勝ちっ放しは絶対に有り得ない

 勝ちっ放しというのは絶対に有り得ない。人生というのは負けて当然なのであって、負けがあるからこそ勝利が存在するものなのである。しかしアーティストとして大ブレイクしてしまうと、遂々その大事なことを忘れてしまうのである。自分が大ブレイクしたお蔭で、自分の人生に歪みが生じているというのに。

 栄華を享受している時はまさに極楽状態かもしれないが、栄華はそんなに長く続くことはない。そして栄華が消えていった時、不思議なことに本来なら絶対に付き合わないような人と巡り会い、付き合ってしまうことになるのである。まさに魔が差し込んだという現象が起こるのである。

 男性アーティストの場合、一般の女性と交際することは極力控えなければならない。というのは一般の女性で深い音楽的才能を持っている者などまずいないからだ。況してや看護婦をやっている女性は仕事で病死した者たちの恨みを買ってしまうので、それで看護婦と交際すると、途端に奈落の底に落ちて行ったりするのである。

 女性問題で足を踏み外さないためにも、早くに結婚してしまい、子供たちを作って、家族を形成してしまうことだ。家族がいれば家族のために頑張ろうという意欲が起こってきて、独身の頃では作ることのできなかったレベルの高い作品を作ったりすることができるようになるものなのである。

 自分が大ヒットを飛ばしても、「その分、自分の人生に影が増えたんだな」と冷静に思っていれば、自分が売れている間に毒消しをやることができるものなのである。だから宗教心というのが非常に大事なのであって、自分を神の支配の下に置けばこそ、そういう冷静な行動を取ることができるようになるのである。

Portrait.Of.Pirates ワンピース STRONG EDITION トニートニー・チョッパーVer.2 Toy Portrait.Of.Pirates ワンピース STRONG EDITION トニートニー・チョッパーVer.2 

販売元:メガハウス
発売日:2010/0

8/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 狩野恵里と三村マサカズの因縁の対決 | トップページ | こういう芸能人には覚醒剤が必要だ! »

おすすめサイト」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

恋愛」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

育児」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

子育て」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

結婚」カテゴリの記事

家計」カテゴリの記事

妊娠 妊婦 子育て 育児」カテゴリの記事

キャリア」カテゴリの記事

コメント

タマティー様お久しぶりです。
突然で申し訳ないのですがお聞きしたいことがあります。
夫と私は私が天中殺の時期に知り合いました。
入籍をした時期は天中殺ではない時期ですが、出会った時期が天中殺という事に・・・私たちもいずれ別れる運命なのでは?どうしても気になっているのです。
以前に天中殺の事を書かれた記事があったので、何かご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。

投稿: ひろこ | 2014年5月22日 (木) 14時48分

ひろこ さん、お久しぶりです。

天中殺の時期に付き合い、そのまま交際し続ければ破局するけど、天中殺の時期に知り合い、その後、結婚となると天中殺の魔力から逃れ、結婚した時点から再スタートになります。

投稿: タマティー | 2014年5月23日 (金) 06時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 101回目のシャブ中毒:

« 狩野恵里と三村マサカズの因縁の対決 | トップページ | こういう芸能人には覚醒剤が必要だ! »