豆乳バナナジュース
●足りてしまえばもう要らない
俺はこのブログを通じて、「リンゴ人参ジュース」や「野菜ジュース」を広めて、これによって不妊症を克服しただの、健康になっただの、痩せることができただの、本当に素晴らしい報告を頂いたりした。しかしそれを広めた本人にとんでもない事態が発生してしまった。
去年の冬、リンゴの入手困難になってしまい、自宅でリンゴ人参ジュースを飲むことができなくなってしまったのである。なんでリンゴが出回る時期にリンゴがなくなってしまったのかというと、日本のリンゴがアメリカ合衆国の方に輸出され、国内では品薄になってしまったのである。
なんでも日本のリンゴを一度でも食べたアメリカ人は、「自国のリンゴは不味くて食えない」という感想を持ってしまうらしく、日本のリンゴが高値であるにも拘わらず、これを買うアメリカ人たちが大量に存在するのである。リンゴ農家にとっては収入の増大に繋がったのだろyが、日本国内でリンゴをせっせと食い、消費拡大を進めて来た俺にとっては大打撃であった。
野菜ジュースに関してはかなり早い段階で脱落してしまった。というのは、我が家では小松菜を炒め物や味噌汁の具で結構使うので、この上に小松菜を使った野菜ジュースを飲む必要性はないからだ。野菜の栄養分が足りている以上、体が求めなくなってしまったのである。
自分の体内に於いて、その栄養分が不足しているからこそ、その栄養分が入ったジュースを飲めば美味しいと感じるのである。美味しいと思えなくなってきたら、栄養分が足りて来たのであって、当分の間はお休みして、次のジュースを考えた方が良いのである。
●豆乳バナナジュースの作り方
そこで今回登場してきたのが、「豆乳バナナジュース」である。この豆乳バナナジュースはショッピングセンターで販売員の方が実演販売していた物で、買い物の際に飲んでみたら、これが美味しいこと、美味しいこと。そこで自宅で作ってみたら、更に美味しい物が作れてしまった。
豆乳バナナジュースの材料は「豆乳」と「バナナ」のみである。豆乳は絶対に「成分無調整」の物を購入すること。成分が調整されている物には食品添加物が入っているので、体に有害なのである。豆乳は成分無調整と成分調整の物が一緒に売られているので、買い間違えることがないようにしなければならない。
バナナはなんでもいいのだが、ドール社製のバナナは美味しくないので、豆乳バナナジュースには不適格なのである。少し値段は張るかもしれないが、甘味の強いバナナを買うと、豆乳バナナジュースには最適となる。豆乳自体、なんとも美味しくないものなのであって、美味になるかどうかはバナナにかかっているのである。
豆乳バナナジュースの作り方はミキサーにバナナを丸ごと入れて、そこに豆乳を注ぎ込む。それを掻き回せば出来上がりである。実に簡単である。豆乳バナナジュースに砂糖などの甘味料は要らない。バナナで甘味がつくので、その自然な甘みを味わって欲しい。
バナナが1本だとあっさり、バナナが2本だとトロトロ、バナナが3本だとドロドロになるので、自分の好みに合わせた物を作ればいい。豆乳バナナジュースはとにかくバナナが決め手なので、絶対に安いバナナを使用しないようにすることだ。
●豆乳バナナジュースの効能
①大豆イソフラボン
豆乳バナナジュースの効能は大豆イソフラボンによって「乳癌の予防」「骨粗鬆症の予防」という女性にとって非常に有難いことを引き起こしてくれる。女性は33歳で女性ホルモンの分泌量のピークを迎えるのだが、その後に女性ホルモンがきちんと分泌されないと、乳癌になったり、骨粗鬆症になったりしてしまうのである。大豆イソフラボンは女性ホルモンと同様の効果を果たすために、女性ホルモンの分泌に乱れがあったとしてもそれを補ってくれるのである。
大豆イソフラボンはお肌を綺麗にしてくれる。紫外線に当たらざるを得ない夏は、帽子を被って紫外線を防ぐべきなのだが、それと同時に豆乳バナナジュースを飲んでいれば、紫外線によって破壊された皮膚を綺麗に修復してくれるようになるのだ。
②マグネシウム
バナナにはマグネシウムが含まれているのだが、マグネシウムは「疲労の除去」という効果を持つ。このためバナナを食べると美味しいと感じてしまうのである。それだけ人間は生きている限り疲労するということなのである。豆乳自体、大して味はないので、豆乳バナナジュースで美味いと感じるのは、このバナナの味なのである。
マグネシウムは「流産の防止」という凄い効果を発揮してくれる。マグネシウムはお酒を飲むと体外に排出されてしまうために、それで女性たちが飲酒すると流産の確率を高めてしまうのである。飲酒はできるだけ控えるようにすると同時に、バナナを食べてマグネシウムを蓄積していくことが必要なのである。
③カリウム
バナナにはカリウムが含まれているのだが、カリウムは不要な塩分の除去してくれる。塩分の多い食事ばかりとっていると、神経や筋肉の機能が損なわれる。だから外食の回数が多いと、感情的になったり、ちょっとしたことで病気になったりするのである。
カリウムは脳の機能を高める効果もあるので、豆乳バナナジュースを飲むと、頭の回転が良くなる。子供の成績を上げたいのなら豆乳バナナジュースを飲ませればいいのであって、子供は自然と勉強するようになり、成績が上昇していくことになるのである。
●豆乳バナナジュースの注意点
豆乳バナナジュースの効能には素晴らしい物があるのだが、豆乳バナナジュースには多少注意点が存在する。まず豆乳は開封後、3日間しか持たないということだ。このため豆乳を開封したら、3日の内に全部飲まねばならないということなのである。
それとバナナは新鮮な物より、腐りかけの方が美味しいので、バナナの見た目がいいからといって、新鮮なバナナを買ってきて豆乳バナナジュースを作ってもそんなに美味しくはないのだ。豆乳バナナジュースの甘味はバナナ頼りなので、とにかく美味しいバナナを使うことだ。美味しいバナナというのは、見た目が悪い物なのである。
豆乳バナナジュースも野菜ジュースやフルーツジュースと同じく、足りてしまえばもう要らなくなってしまう。特に大豆イソフラボンを必要としている人は豆乳バナナジュースを美味しいと思うが、大豆イソフラボンが足りてしまうと、そんなに美味しいとは思わなくなるのだ。
健康にいいからといって、1つのジュースだけ飲んでも、そんなに健康にならないものなのである。大事なことは自分の体の声を感じ取ることであって、自分の体が本当に必要としているジュースを用意し、それを飲むようにすることなのである。
ただ気を付けるべきは、清涼飲料水やお酒を飲んでいると、この体の小さな声が聞こえなくなってしまい、清涼飲料水やお酒を延々と飲み続けるようになってしまうということなのである。だから清涼飲料水やお酒は飲まない方がいいのである。
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